JP2019120101A - 軒先側化粧面戸およびそれを備えたハゼ式折板屋根並びに軒先側化粧面戸の取付構造およびそれを用いたハゼ式折板屋根の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハゼ式折板屋根の化粧面戸において、タイトフレームの近接取付時に左右いずれの側に突出部が生じて干渉するとしても、その干渉を従来に無い方法で回避することにある。【解決手段】 軒先側化粧面戸10は、タイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体20の上部に、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応して面戸本体20の上部の形状を変形させる変形機構30を備える。この変形機構30は、面戸本体20の上部に逆T字形のスリット31を備えてなるものである。なお、変形機構30は、スリット31以外にも、溝33又は破線35或いはこれらスリット31、溝33、破線35の組み合わせであってもよい。【選択図】 図2

Description

本願発明は、ハゼ式折板屋根の軒先側に用いられる化粧面戸(軒先側化粧面戸)に関するものである。
折板屋根において、建物の軒先側に通常は化粧用の「面戸」と呼ばれる屋根や壁と同様な鋼板を加工した部材を用いる(特許文献1,2など)。
また、屋根下の室内においても、壁と屋根との接合部において、天井を使わない場合などは、山谷の山部を塞ぐため同じ化粧用の面戸を用いる。
このような面戸は、屋根を梁等に接合するタイトフレームに近接して取り付けることが多い(特許文献3〜6など)。
実開昭59−10413号公報 実開昭54−61421号公報 実開昭56−162736号公報 実開昭52−20022号公報 実開昭48−95424号公報 実開昭48−89519号公報
折板屋根には諸々の方式があり、最も普及しているとされるハゼ式折板屋根用のタイトフレームは、一般的にそのハゼの結合部の左右どちらかに接合部分が突出している。このため、このようなハゼ式折板屋根用タイトフレームに近接して面戸を取り付ける場合に、面戸を当該タイトフレームに密着させると、図1(1)に図示するように、面戸の一部が干渉してしまう。
図1(1)では、面戸の右側が干渉するので、図1(2)の左図に図示するような面戸の右側に切り欠きを入れて(カットし)、その干渉を回避する必要があった。もし、図1(1)のタイトフレームに対して図示する面戸とは反対側に面戸を取り付ける必要がある場合には、面戸の左側が干渉するので、図1(2)の右図に図示するような面戸の左側に切り欠きを入れて(カットし)、その干渉を回避する必要がある。
このように、ハゼ式折板屋根とタイトフレームの構造上、面戸に生じるタイトフレームとの突出部を避けるための切り欠きは左右別々に対応する必要があり、販売・在庫・施工管理の面で非常に煩雑になる問題があった。
そこで、ハゼ式折板屋根の化粧面戸において、タイトフレームの近接取付時に左右いずれの側に突出部が生じて干渉するとしても、その干渉を従来に無い方法で回避することを目的として、本願発明者は鋭意試験・研究を行い、本願発明を完成するに至った。
上記目的を達成するために、本願発明の第1の発明は、ハゼ式折板屋根の軒先側にタイトフレームを介して取り付けられる軒先側化粧面戸であって、タイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体の上部に、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応して面戸本体の上部の形状を変形させる変形機構を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明は、変形機構が、面戸本体の上部の一部を折曲又は切断によって変形させることを特徴とする同軒先側化粧面戸である。
第3の発明は、面戸本体の上部に折曲又は切断用のスリット、溝又は破線或いはこれらの組み合わせを設けたことを特徴とする同軒先側化粧面戸である。
第4の発明は、面戸本体の上部に逆T字形のスリットを備えたことを特徴とする同軒先側化粧面戸である。
第5の発明は、上記第1〜第4の発明に係る軒先側化粧面戸を備えたことを特徴とするハゼ式折板屋根である。
第6の発明は、ハゼ式折板屋根の軒先側にタイトフレームを介して軒先側化粧面戸を取り付ける軒先側化粧面戸の取付構造であって、タイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体の上部に面戸本体の上部の形状を変形させる変形機構を備えることにより、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応できることを特徴とするものである。
第7の発明は、上記第6の発明に係る軒先側化粧面戸の取付構造を用いたハゼ式折板屋根の取付構造である。
上記した本願発明によれば、軒先側化粧面戸がタイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体の上部に、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応して面戸本体の上部の形状を変形させる変形機構を備えたことで、タイトフレームとの干渉を避けるための切り欠きを左右別々に対応する必要が無く、左右共通の1の化粧面戸で対応できる。
従来技術を説明する説明図。 本願発明に係る軒先側化粧面戸を説明する説明図(1)。 本願発明に係る軒先側化粧面戸を説明する説明図(2)。 本願発明に係る軒先側化粧面戸を説明する説明図(3)。 本願発明に係る軒先側化粧面戸を説明する説明図(4)。
本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本願発明に係る軒先側化粧面戸の構造を図示した説明図である。
図示するように、軒先側化粧面戸10は、タイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体20の上部に、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応して面戸本体20の上部の形状を変形させる変形機構30を備える。
この変形機構30は、面戸本体20の上部に逆T字形のスリット31を備えてなるものである。但し、変形機構30は、図示する逆T字形スリット31に限られるものではない。
なお、面戸本体20の両側に有する爪21,21は、図示省略するタイトフレームの脚部に係止するように折曲され、同じくふち22,22もタイトフレームの脚部に当接するように折曲されている。
図3は、本願発明に係る軒先側化粧面戸の施工手順を図示した説明図である。
図3(A)は、ハゼ式折板屋根用のタイトフレーム50に軒先側化粧面戸10を取り付ける前の状態を図示したものである。図示するように、タイトフレーム50は、その頂部に段差51を有している。
まず、図3(B)に図示するように、タイトフレーム50の側面に軒先側化粧面戸10を差し込む。このとき、面戸本体20はタイトフレーム50の側面台形山形状に合致した形状となっているので、面戸本体20から折曲するふち22,22がタイトフレーム50の脚部52,52に当接し、位置決めがなされる。
次に、図3(C)に図示するように、面戸本体20から折曲する爪21,21をさらに折り曲げて、タイトフレーム50の脚部52,52に面戸本体20を係止する。
そして、図3(D)に図示するように、タイトフレーム50の頂部にある段差51から軒先側化粧面戸10の突出している突出部(干渉部)を無くしている(変形機構30)。すなわち、面戸本体20の上部に設けられた逆T字形のスリット31によって、突出部32を反タイトフレーム50側へ折り曲げることができ、段差51から突出している部分が無くなる。また、タイトフレーム50の段差51が図示とは逆側にあったとしても、軒先側化粧面戸10の突出している側の突出部32を折り曲げればよいので、1の軒先側化粧面戸10でどちらのタイトフレームについても問題無く対応できる。
なお、突出部32は、場合によってはタイトフレーム50側へ折り曲げてもよいし、折り曲げずに切断してもよい。
また、変形機構30は、上記した逆T字形のスリット31の形状に限定されるものではない。突出部32が折曲又は切断可能になるように、図示とは異なるスリット形状にしてもよい。
さらに、スリットではなく、図4に図示するような折曲又は切断可能な溝(凹み)33、又は、図5に図示するような折曲又は切断可能な破線(連続する穴)35のようなもの或いはこれらスリット31、溝33、破線35の組み合わせであってもよい。なお、形成する溝33や破線35或いはこれらの組み合わせが図示する逆T字形に限定されないのは、スリット31の場合と同様である。
こうして、図3(E)に図示するように、タイトフレーム50の頂部にある段差51に吊子60などの接続部材を取り付ける場合でも軒先側化粧面戸10が干渉すること無く、確実にハゼ式折板屋根の施工作業を進めることができる。
本願発明は、ハゼ式折板屋根の軒先側化粧面戸として幅広く利用できるものである。
10 軒先側化粧面戸
20 面戸本体
21 爪
22 ふち
30 変形機構
31 スリット
32 突出部
33 溝
35 破線
50 タイトフレーム
51 段差
52 脚部
60 吊子

Claims (7)

  1. ハゼ式折板屋根の軒先側にタイトフレームを介して取り付けられる軒先側化粧面戸であって、
    タイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体の上部に、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応して面戸本体の上部の形状を変形させる変形機構を備えたことを特徴とする軒先側化粧面戸。
  2. 変形機構は、面戸本体の上部の一部を折曲又は切断によって変形させることを特徴とする請求項1記載の軒先側化粧面戸。
  3. 面戸本体の上部に折曲又は切断用のスリット、溝又は破線或いはこれらの組み合わせを設けたことを特徴とする請求項2記載の軒先側化粧面戸。
  4. 面戸本体の上部に逆T字形のスリットを備えたことを特徴とする請求項3記載の軒先側化粧面戸。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載された軒先側化粧面戸を備えたことを特徴とするハゼ式折板屋根。
  6. ハゼ式折板屋根の軒先側にタイトフレームを介して軒先側化粧面戸を取り付ける軒先側化粧面戸の取付構造であって、
    タイトフレームの台形山形状に合致した面戸本体の上部に面戸本体の上部の形状を変形させる変形機構を備えることにより、タイトフレーム頂部に形成される段差に対応できることを特徴とする軒先側化粧面戸の取付構造。
  7. 請求項6記載の軒先側化粧面戸の取付構造を用いたハゼ式折板屋根の取付構造。
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