JP2019111101A - 遊技機 - Google Patents

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智宣 牧
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覚 中山
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Abstract

【課題】表示装置に表示される画像を用いて遊技の趣向性向上を図ることが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】種々の画像が表示される表示領域911を有する表示手段91と、前記表示領域911の一部に重なるように設けられた装飾部材20と、当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度を信頼度示唆画像10により示唆する特定演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記特定演出は、前記信頼度示唆画像10の一部が、前記表示領域911における前記装飾部材20が重なる部分に表示される状況を含む演出である遊技機1とする。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機に関する。
一般的な遊技機では、表示装置に表示される種々の画像により、当否判定結果が大当たりとなる信頼度が示唆される(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2008−246019号公報
本発明が解決しようとする課題は、表示装置に表示される画像を用いて遊技の趣向性向上を図ることが可能な遊技機を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、種々の画像が表示される表示領域を有する表示手段と、前記表示領域の一部に重なるように設けられた装飾部材と、当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度を信頼度示唆画像により示唆する特定演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記特定演出は、前記信頼度示唆画像の一部が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、表示装置に表示される画像を用いて遊技の趣向性向上を図ることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置の表示領域に表示される識別図柄と保留画像を示した図である。 特定演出を説明するための図であって、(a)は一部隠蔽状態を、(b)は完全露出状態を示した図である。 特定演出における状態推移の例を示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 第三具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。各種演出を実行する表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(以下、当否判定情報と称することもある)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄80(図2参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態では、上記当否判定のための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(識別図柄80の変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知(識別図柄80の変動)が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものが「保留(情報)」である。保留(情報)は当否判定情報の下位概念であるといえる)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留画像70が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留画像70が表示装置91の表示領域911に表示される(図2参照)。本実施形態では、数値が取得されたタイミングが早いものから(いわゆる保留消化が早いものから)順に左から並ぶよう表示される。当否判定結果の報知は完了していないが、既に当否判定結果を報知する演出(識別図柄80の変動)が開始されているもの(いわゆる当該変動)に対応する保留画像70が表示されるようにしてもよい。保留画像70は、静止画であってもよいし動画であってもよい。図3以降の図面においては、保留画像70の図示を省略する。なお、本明細書における画像(図柄)は、特に説明する場合を除き、静止画および動画の両方を含むものとする。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否判定結果を報知する報知演出として種々の演出を実行することが可能である。以下、当該演出の一種として設定された特定演出について詳細に説明する。
特定演出は、表示装置91の表示領域911に信頼度示唆画像10を表示する演出である。本実施形態における特定演出は、信頼度示唆画像10として、第一図柄11および第二図柄12を含む画像を表示する(図3(a)参照)。第一図柄11や第二図柄12として表示されうる図柄(以下、候補図柄と称することもある)は予め決まっている。このような候補図柄の具体的態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、キャラクタA〜Dが候補図柄として設定されており、これらのうちのいずれかが第一図柄11または第二図柄12として表示される。つまり、キャラクタA〜Dは、いずれも、第一図柄11として表示されうるものであるとともに、第二図柄12としても表示されうるものである。ただし、第一図柄11または第二図柄12としてのみ表示されうる候補図柄が設定されていてもよい。
本実施形態における表示領域911は、その少なくとも一部が装飾部材20に覆われている。つまり、表示領域911に対して正対した遊技者からみて、装飾部材20に覆われた領域(以下、被覆領域911bと称することもある)と、装飾部材20に覆われずに露出した領域(以下、露出領域911aと称することもある)が存在することになる。ただし、被覆領域911bに表示される画像は、視認不可能であるということではない。遊技者は、横から除くように被覆領域911bを見ることで、当該領域に表示された画像がどのようなものであるか把握することが可能である。また、装飾部材20は、動かないように遊技機1の本体側に固定されたものであってもよいし、所定の範囲を移動可能に設けられた可動体(いわゆる可動役物)であってもよい。可動体である場合には、当該可動体を用いた演出が実行されていないとき、すなわち原位置に位置する可動体を基準として、上記被覆領域911bおよび露出領域911aが設定されているものとする(特定演出発生時には可動体が原位置に位置しているものとする)。また、表示領域911の前方に透過型表示装置を設け、当該透過型表示装置に画像が表示されている領域に重なる部分が被覆領域911bとなるような構成としてもよい。本実施形態では、表示領域911の右側縁の少なくとも一部を含む一部の領域が被覆領域911bとなっている。
特定演出中には、第一図柄11と第二図柄12を含む信頼度示唆画像10が表示される(図3(a)参照)。本実施形態では、第一図柄11と第二図柄12の組み合わせにより特定演出が実行される報知演出の対象の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、(大当たり)信頼度と称することもある)を示唆する。当該組み合わせによる信頼度示唆態様はどのようなものであってもよい。例えば、第一図柄11としてキャラクタA、第二図柄12としてキャラクタAが表示されるといったように、表示される両図柄が同じ図柄となった場合には、異なる場合よりも信頼度が高いというような設定とすることが考えられる。また、第一図柄11と第二図柄12によりその後発生する演出を示唆する構成としてもよい。例えば、第一図柄11としてキャラクタA、第二図柄12としてキャラクタAが表示されるといったように、表示される両図柄が同じ図柄となった場合には、その後キャラクタAのスーパーリーチ演出(その演出の結末により当否判定結果を報知する演出)に移行するといったように「事後演出」の示唆がなされるような構成としてもよい。このような構成とする場合であっても、特定演出は、事後演出を介して間接的に当否判定結果の信頼度を示唆しているといえる。
このような特定演出中に、第一図柄11と第二図柄12の一方が露出領域911aに表示され、他方が被覆領域911bに表示される状況(以下、当該状況を一部隠蔽状態と称することもある)(図3(a)参照)が発生しうるように構成されている。以下の説明では、特に明示した場合を除き、第一図柄11が露出領域911aに表示され、第二図柄12が被覆領域911bに表示されるとする(ただし、逆の設定であってもよい)。このような構成であるため、一部隠蔽状態においては、第一図柄11については視認容易であるが、第二図柄12については視認困難な状態にあるといえる。特定演出は、第一図柄11と第二図柄12の組み合わせにより信頼度が示唆される演出であるところ、一部隠蔽状態にあるときには、単純に表示領域911を見ただけでは、第一図柄11のみしか把握できないということになる。装飾部材20の横から覗き見るようにして被覆領域911bに表示される第二図柄12を把握する必要がある。
このように、本実施形態にかかる特定演出は、第一図柄11と第二図柄12を含む信頼度示唆画像10が表示され、当該第一図柄11と第二図柄12の組み合わせにより信頼度が示唆されるが、一部隠蔽状態にあるときには、単純には両方の図柄の態様を把握することができない。つまり、被覆領域911bに図柄が隠れているということに気付いた(知っている)遊技者が、信頼度示唆画像10による信頼度示唆作用を享受することができるという面白みのある演出となる(いわゆる「隠れ演出」のような作用を発現する演出であるといえる)。
特定演出の開始時点(第一図柄11と第二図柄12の両方が表示された時点)においては、一部隠蔽状態にあるとよい(図4(a)(b)参照)。つまり、少なくとも、特定演出の開始時点から所定時点までの期間は、一部隠蔽状態にして、第二図柄12視認困難な状況となるようにする。演出の当初から第一図柄11と第二図柄12の両方が表示されてしまうと、その時点で第一図柄11と第二図柄12の組み合わせによる信頼度示唆作用を享受することができるため、第二図柄12を被覆領域911bに表示して見えにくくする意味が薄れてしまうからである。
また、特定演出を通じて、第一図柄11と第二図柄12の両方共が露出領域911aに表示された状況(以下、当該状況を完全露出状態と称することもある)(図3(b)参照)が発生しうるようにするとよい。上述したように、特定演出の開始時点を含む所定期間中を一部隠蔽状態とするのであれば、その後、完全露出状態が発生するようにする。本実施形態では、一部隠蔽状態においては被覆領域911bに表示されていた第二図柄12が移動して、露出領域911aに表示された状態に遷移する。一部隠蔽状態から完全露出状態に推移して特定演出が終了するような構成(図4(a)参照)としてもよいし、一部隠蔽状態から完全露出状態に推移して、再び一部隠蔽状態に戻るような構成(図4(b)参照)としてもよい。
特定演出を通じて一部隠蔽状態が維持される構成とすると、第二図柄12は、特定演出を通じて視認困難な状態となり、一部の遊技者は遊技を継続していても(複数回の特定演出に接しても)、第二図柄12の存在に全く気付かないというおそれがある。このような状況の発生を防止するため、特定演出中に完全露出状態が発生するようにすることで、第二図柄12の存在を気付かせるようにすることが考えられる。完全露出状態の時間を短くすればするほど、遊技者は第二図柄12の存在に気付きにくい。また、一部隠蔽状態から完全露出状態に推移して、再び一部隠蔽状態に戻るような構成とした方が、遊技者は第二図柄12の存在に気付きにくい。
ただし、特定演出を通じて(最初から最後まで)一部隠蔽状態とすることを否定するわけではない。このような構成とすれば、「隠れ演出」のような作用が確実に担保されることになる。
また、特定演出の態様として、演出を通じて一部隠蔽状態が維持されるような態様(第一態様)と、演出の一部として完全露出状態が発生する態様(第二態様)とが設定された構成とすることが考えられる。このようにすれば、第二態様が発生することによって第二図柄12の存在を遊技者に気付かせるようにすることができるとともに、第一態様が発生した場合には被覆領域911bを覗き見るようにしないと第二図柄12を把握することができないため、「隠れ演出」のような作用も奏されることになる。つまり、第一態様と第二態様のいずれが発生するかは遊技者に知らされないため、信頼度示唆画像10による信頼度示唆作用を享受することを望む遊技者は、第一態様が発生しているかもしれないということを踏まえて、被覆領域911bを覗き見るような行動をとらなければならないことになる。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の各具体例を用いて説明する事項を複数適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、信頼度示唆画像10として、第一図柄11と第二図柄12を含む信頼度示唆画像10が表示されることを説明したが、信頼度示唆画像10はこのような態様に限られるわけではない。信頼度示唆画像10の全体を把握しないと、当該画像による信頼度示唆作用を享受することができないようなものを信頼度示唆画像10としてもよい。
例えば、対応する当否判定結果の信頼度が高まったことを示唆する信頼度示唆画像10として「チャンス!」の文字を含む画像が表示されるとする。そして、当該画像の一部(例えば「チャン」の部分)が露出領域911aに表示され、他の一部(例えば「ス!」の部分)が被覆領域911bに表示されるようにする(図5(a)参照)。このようにすれば、遊技者は、被覆領域911bを覗き見て、信頼度示唆画像10の他の一部の態様を把握しないと、信頼度示唆画像10の全体の態様を正確に把握することができないことになる。つまり、上記実施形態と同様に「隠れ演出」のような作用が奏されることとなる。
この場合、「チャンス!」の文字を含む信頼度示唆画像10が表示される特定演出(図5(a)参照)が発生することもあれば、当該特定演出よりも信頼度が低い「チャンス?」の文字を含む信頼度示唆画像10が表示される特定演出(図5(b)参照)が発生することもあるようにするとよい。つまり、発生したときの信頼度が異なる複数種の特定演出が発生しうるように設定するとともに、各特定演出で表示される信頼度示唆画像10は、互いに態様が共通する部分(共通部分;上記例で言えば「チャンス」の文字部分)と相違する部分(相違部分;上記例で言えば「!」/「?」の部分)を有するものとする。そして、被覆領域911bには相違部分を含む部分が表示され、露出領域911aにはそれ以外の部分が表示されるようにする。例えば、「チャン」の部分が露出領域911aに表示され、「ス!」または「ス?」の部分が被覆領域911bに表示されるようにする。このようにすれば、遊技者が被覆領域911bに表示される部分を把握しないと、いずれの信頼度示唆画像10が表示されたのか把握することができなくなる。つまり、信頼度示唆画像10による信頼度示唆作用を享受するためには、被覆領域911bに表示される画像の態様を把握することが必須となる。
○第二具体例
上記実施形態における特定演出は、当該特定演出が含まれる報知演出に対応する当否判定結果の大当たり信頼度を示唆する演出であることを説明したが、先読み演出として機能させることも可能である。先読み演出それ自体は公知であるため詳細な説明を省略するが、先読み演出は、ある当否判定結果が大当たりとなる蓋然性を、それよりも前に報知が完了する当否判定結果を報知する報知演出(先の報知演出)を利用して示唆するものである。つまり、先の報知演出の一部として特定演出が発生し、当該特定演出により、上記ある当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が示唆されるようにしてもよい。
○第三具体例
特定演出の内容を説明または暗示するような演出(以下、説明演出)が発生するようにする。上述したように、特定演出は、信頼度示唆画像10の一部が被覆領域911bに表示される状況が発生しうる演出であるため、当該被覆領域911bに表示される画像の存在に遊技者が気付かないおそれがある。これを踏まえて、例えば、遊技中に、「○○(装飾部材20を指す名称)の裏に何か隠れていることも?」といった表示がなされる説明演出が発生するようにする(図6参照)。このようにすれば、遊技者は、装飾部材20の裏、すなわち被覆領域911bに何か表示されるのではないかと気に掛けることになるから、特定演出発生時に被覆領域911bに表示される画像(上記実施形態では第二図柄12)の存在に気付く蓋然性が高まる。
なお、上記説明演出が発生する条件は適宜設定することができる。例えば、ある時点にて保留情報として記憶されているものに対応する当否判定結果を報知する報知演出中に特定演出を実行することが決定されたとする。この場合、当該保留情報よりも先に当否判定結果を報知する報知演出中に説明演出が実行されるようにする。このようにすれば、説明演出の発生が、その後の特定演出の発生を示唆するものとして機能することになる。
また、遊技が行われているとき(当否判定結果を報知する演出の実行中)ではなく、遊技が行われずに移行した待機状態中に、上記のような特定演出の内容を説明または暗示するような表示がなされるようにしてもよい。
○第四具体例
上記実施形態では、特定演出中における一部隠蔽状態は、第一図柄11が露出領域911aに表示され、第二図柄12が被覆領域911bに表示されるものであることを説明したが、逆の構成、すなわち第二図柄12が露出領域911aに表示され、第一図柄11が被覆領域911bに表示されるという一部隠蔽状態が発生するようにしてもよい。第二図柄12が被覆領域911bに表示される一部隠蔽状態(図7(a)参照)から、第一図柄11が被覆領域911bに表示される一部隠蔽状態(図7(b)参照)に一または複数回切り替わる設定としてもよい。このような切替わりが発生するようにすれば、切り替わりが発生したとしても第一図柄11と第二図柄12の一方が視認困難な状態が維持されることには変わりはないものの、両図柄とも露出領域911aに表示される状況が発生することになるから、遊技者が一方の図柄の存在を把握することができないおそれを低減することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、ぱちんこ遊技機特有の構成を利用したものを除き、回動式遊技機等のその他の遊技機に対しても同様の技術思想が適用可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
種々の画像が表示される表示領域を有する表示手段と、
前記表示領域の一部に重なるように設けられた装飾部材と、
当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度を信頼度示唆画像により示唆する特定演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記特定演出は、前記信頼度示唆画像の一部が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、信頼度示唆画像の一部が表示領域における装飾部材が重なる見えにくい部分に表示される。つまり、信頼度示唆画像が明確に示されるというものではないから、従来とは違った面白みのある演出とすることが可能である。また、信頼度示唆画像の他の一部は表示領域における装飾部材が重ならない部分に表示されるから、当該画像により信頼度示唆が行われているということが全く把握できないといった状況が生じるおそれを低減することが可能である。
・手段2
前記信頼度示唆画像は、第一図柄および第二図柄を含む画像であり
前記特定演出は、前記第一図柄および前記第二図柄の組み合わせにより前記信頼度を示唆するものであって、前記第一図柄および前記第二図柄の一方が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このように、二つの図柄の組み合わせにより信頼度示唆が行われる構成において、一方の図柄を見えにくくすることで、演出を奥深いものとすることが可能となる。
・手段3
前記特定演出の開始時点において、前記第一図柄および前記第二図柄の一方が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示されることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
特定演出の開始時点から、第一図柄と第二図柄の両方が明確に表示されると、その後一方の図柄を見えにくい状態とする意味が薄れてしまうため、特定演出の開始時点においては一方の図柄が見えにくい状態となるようにするとよい。
・手段4
前記特定演出は、前記第一図柄および前記第二図柄の両方が、前記表示領域における前記装飾部材が重ならない部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする手段2または手段3に記載の遊技機。
このような構成とすれば、遊技者が一方の図柄の存在に気付かない状況が発生してしまうおそれを低減することが可能である。
1 遊技機
10 信頼度示唆画像
11 第一図柄
12 第二図柄
20 装飾部材
91 表示装置
911 表示領域
911a 露出領域
911b 被覆領域

Claims (4)

  1. 種々の画像が表示される表示領域を有する表示手段と、
    前記表示領域の一部に重なるように設けられた装飾部材と、
    当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度を信頼度示唆画像により示唆する特定演出を実行する演出実行手段と、
    を備え、
    前記特定演出は、前記信頼度示唆画像の一部が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記信頼度示唆画像は、第一図柄および第二図柄を含む画像であり
    前記特定演出は、前記第一図柄および前記第二図柄の組み合わせにより前記信頼度を示唆するものであって、前記第一図柄および前記第二図柄の一方が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記特定演出の開始時点において、前記第一図柄および前記第二図柄の一方が、前記表示領域における前記装飾部材が重なる部分に表示されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記特定演出は、前記第一図柄および前記第二図柄の両方が、前記表示領域における前記装飾部材が重ならない部分に表示される状況を含む演出であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遊技機。

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