JP7229532B2 - 遊技機 - Google Patents
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以下、本発明にかかる遊技機(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。なお、以下の説明において画像というときは、静止画および動画の両方を含むものとする。
本実施形態にかかる遊技機1では、当否判定結果を報知する報知演出(図3参照)が実行される。遊技者は、当該報知演出を見ながら当否判定結果を予測等しつつ楽しむことになる。報知演出(報知演出が実行される期間)は、変動期間および当該変動期間に続く確定期間を含む。変動期間は、対象の当否判定結果を報知するための識別図柄80(識別図柄群80g)が変動している期間である。ここで、識別図柄80(識別図柄群80g)が変動している期間とは、一部の識別図柄80(識別図柄群80g)の変動は停止しているものの、他の識別図柄80(識別図柄群80g)の変動が停止していない期間を含むものとする。つまり、全ての識別図柄80(識別図柄群80g)の変動が停止していない期間は変動期間に該当するものとする。本実施形態では、左識別図柄群80gL、中識別図柄群80gC、右識別図柄群80gRのうち、少なくともいずれかの変動が停止していない期間は変動期間に相当するものとする。なお、ここでいう「停止」には、遊技者には変動が停止しているように見えるものの、完全には停止していない状態(いわゆる「擬似停止」状態)は含まれないものとする(完全に停止していることが「停止」の概念に含まれるものとする)。例えば、いわゆる擬似連続演出の発生を示すため、各識別図柄群80gが擬似停止してチャンス目が構築されたような状態は、変動期間に含まれるものとする。
特定演出は、報知演出の一部として発生する場合がある演出である。特定演出は、確定期間中に発生する(図3(b)参照)。特定演出が発生する場合、当該特定演出は確定期間の途中から開始される。特定演出は、遊技者に有利な事象が発生することを示す演出である。本実施形態における特定演出は、当否判定結果が大当たりであることを示す演出である。したがって、特定演出は、当否判定結果が大当たりとなる場合(大当たり変動)にしか発生しない。なお、後述するように、確定期間にて特定演出が発生する場合の報知演出においては、変動期間にて当否判定結果がはずれであるかのように見せかけられる。特定演出は、その状況(遊技者が当否判定結果をはずれであると思っている状況)を覆すような態様とされる。このような演出であれば、特定演出の具体的態様はどのようなものであってもよい。
特定演出の作用について説明する。比較のため、まず、特定演出が発生しないケース(特定演出が発生しない報知演出;以下、通常報知演出と称することもある)(図3(a)、図4参照)について説明する。通常報知演出は、変動期間中に対象の当否判定結果を踏まえた種々の演出が実行される(図4(b)参照)。対象の当否判定結果が大当たりとなる場合には、「大当たり用の演出」(大当たり用変動パターン)が、はずれである場合には「はずれ用の演出」(はずれ用変動パターン)が実行されるということである。変動期間中に実行される演出の決定手法はどのようなものであってもよいため説明を省略する。
上述した通り、当否判定結果が大当たりとなる場合には、識別図柄80の組み合わせ(結果態様)が当たり態様となる。当該当たり態様として、確定期間にて特定演出が発生しない場合に表示される(すなわち、通常報知演出における通常確定期間にて表示される)通常当たり態様と、確定期間にて特定演出が発生する場合(すなわち、特定報知演出における特定確定期間にて表示される)に表示される特定当たり態様とが設定された構成とする。
上記第一具体例にて説明した特定当たり態様として、特殊図柄80sではない図柄を用いた設定とする。例えば、リーチを構成する識別図柄80(左の識別図柄80および右の識別図柄80)よりも一つ後の識別図柄80が中の識別図柄80とされた組み合わせははずれ態様である(図9(a)参照)ものの、リーチを構成する識別図柄80よりも一つ前の識別図柄80が中の識別図柄80とされた組み合わせは特定当たり態様である(図9(b)参照)設定とする(リーチを構成する識別図柄80と中の識別図柄80が同じであるのが通常当たり態様である)。つまり、識別図柄80には「所定の順」(例えば、識別図柄80が含む「数字」の順)が設定されたものとし、当該順に基づいて中の識別図柄80が「一つ後」にずれた場合は「はずれ」であるものの、「一つ前」にずれた場合は(特定演出が発生するような特殊なケースの)「当たり」である設定とする。
特定演出が実行される場合の方が、特定演出が実行されない場合よりも確定期間が長い設定とする。すなわち、特定確定期間の方が通常確定期間よりも長い設定とする(図10参照)。特定確定期間は、特定演出(はずれではなく大当たりであることを示すための演出)が実行される期間であるため、当該特定演出を実行するための時間を確保する必要があるから、通常確定期間よりも長くすればよい。
第三具体例にて説明した通り、特定確定期間の方が通常確定期間よりも長い設定とする。仮に、通常確定期間の長さをT時間と、特定確定期間の長さをT+α時間とする。すなわち、「α」の分、通常確定期間よりも特定確定期間が長いものとする(図10参照)。例えば、通常確定期間T=600ms、特定確定期間T+α=50000ms(α=49400ms)とする。
上記実施形態における特定演出は、当否判定結果が大当たりであることを示す演出(大当たり変動にしか発生しない演出)であることを説明したが、遊技者に有利な事象が発生することを示す演出であればよい。例えば、特定演出が発生する報知演出(特定報知演出)が完了した後に実行される報知演出(特定報知演出に対応する保留よりも後の保留に対応する報知演出)に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったこと(大当たり確定であってもよい)を示す演出であってもよい。すなわち、特定演出がいわゆる「先読み演出」として機能するような態様としてもよい。この場合には、特定演出が発生する報知演出それ自体は、「はずれ」を報知するもの(はずれ変動)ということになる。
特定演出が一種類のみである設定とする。すなわち、特定報知演出が実行されるときには、特定確定期間において必ず所定の態様の特定演出が実行されるものとする。換言すれば、特定報知演出における変動期間中に実行される演出に関係なく、特定演出の態様が決まっている(識別図柄80の組み合わせ態様や保留図柄70の状況等、その都度変化する画像以外の態様が決まっている)ものとする。このようにすることで、変動期間中に実行される演出(「はずれ」用の演出)がどのようなものであっても、確定期間にて特定演出が発生しうる遊技性を実演することができる。
変動状態を経て当否判定結果に応じた結果態様で停止する識別図柄が表示される表示装置と、前記識別図柄が変動する変動期間および前記識別図柄が前記結果態様にある確定期間を含む報知演出を実行する演出実行手段と、を備え、遊技者に有利な事象が発生することを示す特定演出が、前記確定期間の途中から開始される場合があることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、特定演出の発生の有無に関係なく、変動期間中に実行される演出を決定することができるから、演出決定の制御が容易になる。
前記特定演出が実行される前記確定期間である特定確定期間は、前記特定演出が実行されない前記確定期間である通常確定期間よりも長いことを特徴とする手段1に記載の遊技機。
特定演出を実行するために確定期間を長くする(特定確定期間よりも通常確定期間を長くする)ような制御を行っても、変動期間中に実行される演出の制御が複雑化することはない。
前記特定演出は、前記特定確定期間が開始されてからT時間経過以降に開始されることを特徴とする手段2に記載の遊技機。ただし、前記通常確定期間の長さがT時間であるとする。
このようにすることで、確定期間が終了しないこと(確定期間が長くなること)を遊技者が願う遊技性を実現することができる。
当否判定結果が当たりであるときの前記報知演出として、前記変動期間にて当否判定結果がはずれであるかのように見せかけた後、前記確定期間にて当否判定結果が当たりであることを示す前記特定演出が発生する場合があることを特徴とする手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機。
いわゆる逆転(復活)演出として特定演出が発生する構成とすることが可能である。
当否判定結果が当たりとなる場合の前記結果態様として、前記確定期間にて前記特定演出が発生しない場合に表示される通常当たり態様と、前記確定期間にて前記特定演出が発生する場合に表示される特定当たり態様と、が設定されていることを特徴とする手段4に記載の遊技機。
このようにすることで、特定演出が発生する場合において、特定演出が発生するよりも前に、結果態様(特定当たり態様)から当否判定結果が当たりであることに遊技者が気付いてしまうおそれを低減することが可能である。
80 識別図柄
80s 特殊図柄
91 表示装置
911 表示領域
Claims (1)
- 変動状態を経て当否判定結果に応じた結果態様で停止する識別図柄が表示される表示装置と、
前記識別図柄が変動する変動期間および前記識別図柄が前記結果態様にある確定期間を含む報知演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
遊技者に有利な事象が発生することを示す特定演出が、前記確定期間の途中から開始される場合があり、
当否判定結果が当たりであるときの前記報知演出として、
前記変動期間にて当否判定結果がはずれであるかのように見せかけた後、
前記確定期間にて当否判定結果が当たりであることを示す前記特定演出が発生する場合があり、
前記結果態様として、
当否判定結果が当たりとなる場合に表示され、はずれとなる場合には表示されない当たり結果態様と、
当該当たり結果態様とは異なる態様であって、当否判定結果がはずれとなる場合に表示され、当たりとなる場合には表示されないはずれ態様が設けられており、
前記当たり結果態様として、
前記確定期間にて前記特定演出が発生しない場合に表示される通常当たり態様と、
前記確定期間にて前記特定演出が発生する場合に表示される特定当たり態様と、
が設定されていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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