JP2019106585A - プログラム、情報処理方法、情報処理装置、および音響機器 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、情報処理装置、および音響機器 Download PDF

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    • H04R3/12Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for distributing signals to two or more loudspeakers

Abstract

【課題】個々のトラックとIO機器との関係を容易に把握することができるプログラム、情報処理方法、情報処理装置、および音響機器を提供する。【解決手段】プログラムは、マルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面を情報処理装置の表示器に表示し、前記トラック編集画面に表示するトラックから、1のトラックの選択を受け付けて、前記編集画面上に、選択されたトラックの信号処理用の管理画面を表示し、前記信号処理用の管理画面に、外部音響機器の管理画面を表示する、処理を情報処理装置に実行させる。【選択図】図4

Description

この発明は、オーディオインタフェース機器の設定等を行なうためのプログラム、情報処理方法、情報処理装置、および音響機器に関する。
非特許文献1には、Digital Audio Workstation(以下、DAWと称する。)のミキサ画面において、オーディオインタフェース機器(以下、IO機器と称する。)の設定画面を表示する構成が記載されている。
http://www.apogeedigital.com/blog/ensemble-element-integrate-logic-pro-easily-eliminate-latency?group2
しかし、DAWの利用者は、ミキサ画面を用いたマスタリングを行なうだけでなく、作曲段階において個々のトラックで作業を行なうための画面を用いることも多い。
個々のトラックを操作する場合に、ユーザは、操作中のトラックとIO機器との関係が分かりにくくなる、という問題があった。例えば、操作中のトラックに入力されるオーディオ信号が、IO機器でエフェクト処理が行なわれた後のオーディオ信号であるか否か、把握することが難しい。
そこで、この発明は、個々のトラックとIO機器との関係を容易に把握することができるプログラム、情報処理方法、情報処理装置、および音響機器を提供することを目的とする。
プログラムは、マルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面を情報処理装置の表示器に表示し、前記トラック編集画面に表示するトラックから、1のトラックの選択を受け付けて、前記編集画面上に、選択されたトラックの信号処理用の管理画面を表示し、前記信号処理用の管理画面に、外部音響機器の管理画面を表示する、処理を情報処理装置に実行させる。
この発明は、個々のトラックとIO機器との関係を容易に把握することができる。
音響システム1の構成を示すブロック図である。 PC11の構成を示すブロック図である。 IO機器12の構成を示すブロック図である。 PC11の表示器101に表示されるGUIの一例である。 管理画面70の詳細を示す図である。 管理画面70の詳細を示す図である。 管理画面70の詳細を示す図である。 図8(A)および図8(B)は、管理画面70の詳細を示す図である。 図9(A)および図9(B)は、ポート一覧画面の一例を示す図である。 DAWの動作を示すフローチャートである。 ハードウェアモニタリングのオン/オフ時の動作を示すフローチャートである。 IO機器12におけるエフェクト処理のオン/オフ時の動作を示すフローチャートである。 IO機器12において、ユーザが設定を変更し、状態が変化した場合の各装置の動作を示すフローチャートである。 DAWにおいて、ユーザが設定を変更し、状態が変化した場合の各装置の動作を示すフローチャートである。 Editorの動作を示すフローチャートである。 ポート一覧画面の一例を示す図である。
図1は、音響システムの構成を示すブロック図である。音響システム1は、情報処理装置の一例であるPC11と、音響機器の一例であるIO機器12と、を備えている。PC11およびIO機器12は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、LAN(Local Area Network)、またはMIDI(Musical Instrument Digital Interface)等の通信インタフェースを介して接続される。
図2は、PC11の構成を示すブロック図である。PC11は、表示器101、ユーザインタフェース(I/F)102、CPU103、フラッシュメモリ104、RAM105、および通信インタフェース(I/F)106を備えている。これら構成は、バス151に接続されている。
表示器101は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、種々の情報を表示する。ユーザI/F102は、マウスまたはキーボード等からなり、ユーザの操作を受け付ける。ユーザI/F102は、表示器101とともに、GUI(Graphical User Interface)を構成する。
CPU103は、制御部に対応する。CPU103は、記憶媒体であるフラッシュメモリ104に記憶されているプログラムをRAM105に読み出して、所定の機能を実現する。例えば、CPU103は、表示器101にユーザの操作を受け付けるための操作部の画像を表示し、ユーザI/F102を介して、当該操作部の画像に対する選択操作等を受け付けることで、GUIを実現する。また、CPU103は、音楽編集用のプログラム(以下、DAWと言う。)と、IO機器12のハードウェアを管理するためのプログラム(以下、Editorと言う。)と、をフラッシュメモリ104から読み出して、これらプログラムに係るGUIを実現する。
IO機器12は、オーディオインタフェース(I/F)203、信号処理部204、通信インタフェース(I/F)205、CPU206、フラッシュメモリ207、およびRAM208を備えている。
これら構成は、バスを介して接続されている。また、オーディオI/F203および信号処理部204は、デジタルオーディオ信号を伝送するための波形バスにも接続されている。
CPU206は、IO機器12の動作を制御する制御部である。CPU206は、記憶媒体であるフラッシュメモリ207に記憶された所定のプログラムをRAM208に読み出して実行することにより各種の動作を行なう。例えば、CPU206は、通信I/F205を介してPC11から受信した種々のコマンドに基づいて、オーディオI/F203における音信号の入出力、信号処理部204におけるミキシング処理、エフェクト処理の制御、またはパラメータの設定値の変更、等を行う。
信号処理部204は、ミキシング処理またはエフェクト処理等の各種信号処理を行なうためのDSPから構成される。信号処理部204は、オーディオI/F203における入力端子を介して入力されるオーディオ信号に、コンプレッサによる音圧の圧縮処理、リバーブによる残響音・反射音の付与処理、またはイコライジング等のエフェクト処理を施す。信号処理部204は、信号処理後のオーディオ信号を、オーディオI/F203における出力端子を介して出力する。また、信号処理部204は、信号処理後のオーディオ信号を、通信I/F205を介してPC11に出力する。
図4は、PC11の表示器101に表示されるGUIの一例である。図4に示すGUIは、DAWにおいて、マルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面50の一例である。CPU103は、トラック編集画面50において、トラックリスト60、タイムライン61、および管理画面70を表示する。
トラックリスト60には、1または複数のトラックが表示される。ユーザは、トラックリスト60のうちいずれか1つのトラックを選択する。ユーザがトラックを選択すると、タイムライン61には、選択されたトラックの時間軸波形等が表示される。このようにして、ユーザは、選択したトラックの録音、編集作業が可能になる。
また、ユーザがトラックを選択すると、CPU103は、選択されたトラックの信号処理用の管理画面70を表示する。図5は、管理画面70の詳細を示す図である。
管理画面70は、選択トラック名表示欄71、対応IO機器名表示欄72、入力表示欄73、WET表示アイコン74、エフェクト表示欄75、出力表示欄76、インプットバス表示81、アウトプットバス表示82、およびアウトプットバス用メータ83を有する。
選択トラック名表示欄71には現在選択されているトラックの名称が表示される。対応IO機器名表示欄72には、接続されているIO機器12の名称が表示される。
入力表示欄73は、IO機器12における入力側の信号処理の管理画面に対応する。この例では、入力表示欄73には、ファンタム電源、減衰器、ローカットフィルタ、およびミュートに関するオン/オフボタンが含まれる。また、入力表示欄73には、信号レベルに対応するメータも含まれる。
WET表示アイコン74およびエフェクト表示欄75は、IO機器12における各種のエフェクト処理を行なうか否かを示す。この例では、エフェクト表示欄75には、リヴァーブ(REV)およびコンプレッサ(COMP)が表示されている。無論、この例で表示しているエフェクト処理は、一例であり、その他にも様々なエフェクト処理が可能である。
ユーザがIO機器12におけるエフェクト処理を有効に設定すると、図6に示す様に、WET表示アイコン74が強調表示される。また、エフェクト表示欄75の各エフェクト処理も強調表示される。ユーザは、例えば、WET表示アイコン74をクリックすると、IO機器12におけるエフェクト処理の有効/無効を切り替えることができる。これにより、ユーザは、IO機器12におけるエフェクト処理が行なわれている第1状態と、IO機器12におけるエフェクト処理が行なわれていない第2状態と、を容易に把握することができる。
また、この例では、WET表示アイコン74およびエフェクト表示欄75の上側にインプットバス表示81が表示され、WET表示アイコン74およびエフェクト表示欄75の下側にアウトプットバス表示82が表示されている。
インプットバス表示81は、PC11へのオーディオ信号の入力位置を示す。アウトプットバス表示82は、PC11からのオーディオ信号の出力位置を示す。管理画面70に表示された各表示欄は、オーディオ信号の流れに沿って上から下に向かって配置されている。すなわち、入力表示欄73は、上段に表示され、エフェクト表示欄75が中段に表示され、WET表示アイコン74および出力表示欄76は、下段に表示されている。そして、インプットバス表示81は、入力表示欄73と、WET表示アイコン74および出力表示欄76と、の間に位置する。したがって、ユーザは、入力表示欄73で表示された内容の信号処理がなされた後のオーディオ信号がPC11における作業中のトラックに入力されていることを容易に把握することができる。また、アウトプットバス表示82は、WET表示アイコン74およびエフェクト表示欄75と、出力表示欄76と、の間に位置する。したがって、ユーザは、PC11における作業中のトラックで示されている信号処理がなされた後に、IO機器12の出力側にオーディオ信号が出力されていることを容易に把握することができる。
また、出力表示欄76の近傍には、アウトプットバス用メータ83が表示されている。アウトプットバス用メータ83は、オーディオ信号のレベルに応じて表示が変化する。したがって、ユーザは、PC11からIO機器12に、オーディオ信号が出力されているか否かを容易に把握することができる。
このようにして、ユーザは、作業中のトラックと、IO機器12との関係を容易に把握することができる。また、ユーザは、オーディオ信号の流れを直感的に把握することができる。
また、ユーザは、インプットバス表示81またはアウトプットバス表示82の位置が変わった場合に、PC11へ入出力されるオーディオ信号が変化していることを容易に把握することができる。例えば、オーディオ信号は、IO機器12においてエフェクト表示欄75で表示された内容の信号処理がなされた後に、PC11における作業中のトラックに入力されたと仮定する。この場合、図7に示す様に、インプットバス表示81の位置がWET表示アイコン74およびエフェクト表示欄75の下側に表示される。したがって、ユーザは、PC11へ入出力されるオーディオ信号がIO機器12でエフェクト処理がなされた後のオーディオ信号であると容易に把握することができる。
次に、図8(A)および図8(B)は、IO機器12に入力されたオーディオ信号がPC11に入力されずにIO機器12から出力される第3状態(以下、ハードウェアモニタリングと言う。)と、入力オーディオ信号がPC11を経て出力される第4状態(以下、ソフトウェアモニタリングと言う。)と、で表示を変更する例を示す図である。図8(A)は、ハードウェアモニタリングがオンされている場合の管理画面70であり、図8(B)は、ソフトウェアモニタリングがオン(すなわちハードウェアモニタリングがオフ)されている場合の管理画面70である。
ユーザは、IO機器12の入力端子にソース音源を接続し、かつ出力端子にヘッドフォン等を接続して、該ソース音源の音を聴きながら演奏を行ない、録音を行なうことがある。ここで、入力オーディオ信号がPC11を経て出力されるソフトウェアモニタリングでは、ある程度の遅延が生じる。そのため、ユーザは、IO機器12に入力されたオーディオ信号がPC11に入力されずにIO機器12から出力されるハードウェアモニタリングで録音を行なうことがある。
この例では、図8(A)および図8(B)に示す様に、ハードウェアモニタリングをオフした場合には、インプットバス表示81からアウトプットバス表示82までの部分がグレーアウトする。これにより、ユーザは、IO機器12において、オーディオ信号の流れが遮断されたように見える。そのため、ユーザは、直感的に、入力オーディオ信号がPC11を経て出力される状態であると認識することができる。
また、ハードウェアモニタリングをオフした場合には、アウトプットバス用メータ83の表示が、オーディオ信号のレベルに応じて変化する。そのため、ユーザは、入力オーディオ信号がPC11を経て出力される状態であると認識することができる。
次に、図9(A)および図9(B)は、ポート一覧画面の一例を示す図である。ポート一覧画面91は、IO機器12を管理するためのEditorで表示される画面である。
ポート一覧画面91には、IO機器12に搭載されている複数のハードウェアのポートに対応するチャンネルストリップが、横方向に並んで表示されている。ユーザは、ポート一覧画面91のチャンネルストリップを操作することで、IO機器12の各ポートの設定を管理することができる。
ここで、CPU103は、図9(A)に示す様に、PC11のDAWに割り当てられているポートと、それ以外のポートとで、表示態様を変更する。例えば図9(A)の例では、ポート1〜ポート8および出力側のポートL,RがDAWに割り当てられている。したがって、CPU103は、ポート1〜ポート8および出力側のポートL,Rを強調表示する。
また、図9(B)に示す様に、CPU103は、DAWにおいて選択されたトラックに割り当てられるポートと、それ以外のポートと、の表示態様を変更する。図9(B)の例では、ポート1,2および出力側のポートL,Rが選択されたトラックに接続されたバスに割り当てられる。したがって、CPU103は、ポート1,2および出力側のポートL,Rを別の色(例えば赤色)で表示する。また、現在録音中のトラック、ソロ(他のトラックをミュートして該当トラックのみを出力する状態)に設定されているトラック、ソロディフィート(ソロに設定されている他のトラックがある場合でも出力する状態)に設定されているトラック、ミュートに設定されているトラック、ハードウェアモニタリング、またはソフトウェアモニタリングに設定されているトラック等も、それぞれ異なる表示態様で表示してもよい。
無論、表示態様は、これらの例に限るものではない。例えばフェーダの色だけを変更してもよいし、DAWで利用されていないポートは表示そのものを消してもよい。
なお、ポート一覧画面91では、ユーザは、ポートの設定を変更することができるが、仮にポートの設定を変更するとDAWの設定も変更される場合において、CPU103は、ポートの設定と、DAWの設定と、で1対1に対応しないパラメータまたはトラックがある場合には、ポートの設定操作を受け付けない(操作を無効とする)状態とするか、または図16に示すように、グレーアウトする等して、操作できないように見せることが好ましい。すなわち、CPU103は、あるポートに対して、複数のトラック、または複数の信号処理パラメータが対応する場合には、該ポートに対する操作を禁止する。
例えば、トラックAの音量パラメータ、トラックBの音量パラメータ、および出力側のポートL,Rの音量パラメータが存在する場合において、CPU103は、トラックAの音量パラメータまたはトラックBのいずれかの音量パラメータを変更した場合には、出力側のポートL,Rの音量パラメータも、トラックAまたはトラックBの音量パラメータから計算して変更することができる。しかし、逆に、出力側のポートL,Rの音量パラメータが変更された場合には、トラックAまたはトラックBのいずれの音量パラメータを変更すべきか、判断することができない。このように、ポートの設定と、DAWの設定と、で1対1に対応しないパラメータまたはトラックが存在する場合には、CPU103は、ポートの設定操作を受け付けない状態とするか、または操作できないように見せることが好ましい。
図10は、DAWの動作を示すフローチャートである。CPU103は、ユーザがDAWのプログラムを起動して、トラック編集画面の表示を指示すると、このフローチャートの動作を行なう。
まず、CPU103は、トラック編集画面50を表示器101に表示する(S11)。その後、CPU103は、特定のトラックが選択されたか否かを判断する(S12)。CPU103は、トラックが選択されない場合には(S12:No)、当該S12の判断を繰り返す。CPU103は、トラックが選択された場合には(S13:Yes)、選択されたトラックの管理画面70を表示する(S13)。そして、CPU103は、管理画面70において、IO機器12の管理画面を表示する。IO機器12の管理画面は、上記の入力表示欄73、WET表示アイコン74、エフェクト表示欄75、出力表示欄76、インプットバス表示81、アウトプットバス表示82、およびアウトプットバス用メータ83からなる。
図11は、ハードウェアモニタリングのオン/オフ時の動作を示すフローチャートである。CPU103は、ユーザがハードウェアモニタリングをオンしたかオフしたかを判断する(S21)。ユーザは、DAW上で、ハードウェアモニタリングのオン/オフを指示する。ユーザがハードウェアモニタリングのオフを指示すると、CPU103は、対応箇所をグレーアウトする(S22)。例えば、CPU103は、図8(B)に示した様に、インプットバス表示81からアウトプットバス表示82までの箇所をグレーアウトする。また、ユーザがハードウェアモニタリングのオンを指示すると、CPU103は、図8(A)に示した様に、グレーアウトした箇所を元に戻す。
図12は、IO機器12におけるエフェクト処理のオン/オフ時の動作を示すフローチャートである。CPU103は、ユーザがIO機器12におけるDSP204により、エフェクト処理を有効に設定したか否かを判断する(S31)。ユーザがエフェクト処理を有効にした場合(WETに設定した場合)、図6に示した様に、WET表示アイコン74を強調表示する(S32)。また、エフェクト表示欄75の各エフェクト処理も強調表示する。ユーザは、例えば、WET表示アイコン74をクリックすると、IO機器12におけるエフェクト処理の有効/無効を切り替えることができる。一方、ユーザがエフェクト処理を無効にした場合(DRYに設定した場合)、WET表示アイコン74の強調を解除する(S33)。
図13は、IO機器12において、ユーザが設定を変更し、状態が変化した場合の各装置の動作を示すフローチャートである。上述のように、PC11のCPU103は、DAWと、Editorと、をそれぞれフラッシュメモリ104から読み出し、実行する。この時、RAM105には、DAW用のワークメモリと、Editor用のワークメモリと、がそれぞれ別に確保される。
IO機器12で状態の変更があった場合(S41)、まずIO機器12のCPU206は、時装置のRAM208に確保されているワークメモリの内容を書き換える(S42)。状態の変更は、例えばポートの変更、ハードウェアモニタリングのオン/オフ、またはエフェクト処理のオン/オフ等である。CPU206は、ワークメモリの内容を書き換えた後、通信I/F205を介して、PC11に対して書き換えた内容を示す情報を送信する(S42)。これにより、IO機器12は、自装置の状態が変更されたことを通知する。
PC11のEditorは、通信インタフェース106を介して該通知を受信し、IO機器12の状態変更を受け付ける(S51)。また、Editorは、Editor用のワークメモリの内容を書き換える(S52)。そして、本実施形態のPC11は、Editorとは別に、DAWも、通信インタフェース106を介して該通知を受信し、IO機器12の状態変更を受け付ける(S61)。DAWは、DAW用のワークメモリの内容を書き換え(S62)、さらに管理画面70の表示を変更する(S63)。例えば、エフェクト処理のオン/オフが切り替えられた時、DAWは、WET表示アイコン74およびエフェクト表示欄75の該当エフェクト処理を強調表示する。
図14は、DAWにおいて、ユーザが設定を変更し、状態が変化した場合の各装置の動作を示すフローチャートである。ユーザがGUIを介してIO機器12の状態を変化させる指示を行なうと(S71)、DAWは、DAW用のワークメモリの内容を書き換え(S72)、通信インタフェース106を介して、IO機器12に対して書き換えた内容を示す情報を送信する(S73)。また、DAWは、管理画面70の表示を変更する(S74)。
IO機器12は、通信I/F205を介してDAWから状態変更を受け付け(S81)、自装置のワークメモリの内容を書き換える(S82)。これにより、IO機器12の状態が変化する。例えば、ユーザがDAWおいて、割り当てるポートの設定を変更した場合、IO機器12は、各ポートからDAWへの割り当てを変更する。
さらに、IO機器12は、PC11のEditorに対して書き換えた内容を示す情報を送信する(S83)。PC11のEditorは、通信インタフェース106を介して該通知を受信し、IO機器12の状態変更を受け付ける(S91)。また、Editorは、Editor用のワークメモリの内容を書き換える(S92)。
この様にして、DAWにおいてIO機器12の設定を変更した場合にも、その内容がIO機器12およびEditorにも通知され、全ての装置におけるメモリの内容が書き換えられる。
なお、S71において、ユーザがポートの変更、またはトラックの変更を指示した場合には、Editorは、図15に示す動作を行なう。
Editorは、ポート毎に図15のフローチャートに示す動作を行なう。まず、Editorは、現在のポートが、DAWに割り当てられているか否かを判断する(S101)。DAWに割り当てられていない場合(S101がNoの場合)、Editorは、該ポートの表示を通常表示にする(S102)。例えば、Editorは、DAWに割り当てられていないポートについては、図9(A)および図9(B)のポート9〜ポート16に示した様に、強調表示およびカラー表示をしない。
Editorは、現在のポートがDAWに割り当てられている場合(S101がYesの場合)、さらに、該ポートがDAWにおいて現在選択中のトラックで利用されているか否かを判断する(S103)。現在選択中のトラックで利用されていない場合(S103がNoの場合)、Editorは、該ポートの表示を強調表示にする(S104)。例えば、Editorは、図9(A)および図9(B)のポート1〜ポート8および出力側のポートL,Rで示した様に、強調表示する。
一方、Editorは、現在のポートが選択中のトラックで利用されている場合(S103がYesの場合)、該ポートの表示をさらに別の表示として、例えば赤色の表示にする(S105)。
これにより、S71において、ユーザがポートの変更、またはトラックの変更を指示した場合には、IO機器12が設定を変更するとともに、Editorがポート一覧画面91の表示も変更する。
1…音響システム
11…PC
12…IO機器
50…トラック編集画面
60…トラックリスト
61…タイムライン
70…管理画面
71…選択トラック名表示欄
72…IO機器名表示欄
73…入力表示欄
74…WET表示アイコン
75…エフェクト表示欄
76…出力表示欄
81…インプットバス表示
82…アウトプットバス表示
83…アウトプットバス用メータ
91…ポート一覧画面
101…表示器
103…CPU
104…フラッシュメモリ
105…RAM
106…通信I/F
151…バス
203…オーディオI/F
204…DSP
205…I/F
206…CPU
207…フラッシュメモリ
208…RAM

Claims (14)

  1. マルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面を情報処理装置の表示器に表示し、
    前記トラック編集画面に表示するトラックのうち、1のトラックの選択を受け付けて、
    前記編集画面上に、選択されたトラックの信号処理用の管理画面を表示し、
    前記信号処理用の管理画面に、外部音響機器の管理画面を表示する、
    処理を前記情報処理装置に実行させるプログラム。
  2. 前記外部音響機器の管理画面は、入力から出力までのオーディオ信号の流れを表した画面である、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記外部音響機器の管理画面において、
    前記外部音響機器で信号処理を行なう第1状態と、
    前記外部音響機器で信号処理を行なわない第2状態と、
    で表示を変更する、
    請求項1または請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記外部音響機器の管理画面において、
    前記外部音響機器に入力された入力オーディオ信号が前記情報処理装置に入力されずに出力される第3状態と、
    前記入力オーディオ信号が前記情報処理装置を経て出力される第4状態と、
    で表示を変更する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 前記外部音響機器の管理画面において、
    前記外部音響機器に入力した入力オーディオ信号が、前記情報処理装置に入力される位置および前記情報処理装置から出力される位置を表示する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記外部音響機器で使用されるポートの一覧画面を表示し、
    前記ポートのうち、前記情報処理装置に割り当てられるポートと、それ以外のポートと、の表示態様を変更する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記一覧画面において、
    特定のポートと、該特定のポート以外のポートと、で表示態様を変更する、
    請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記特定のポートは、前記選択されたトラックに割り当てられるポートである
    請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記情報処理装置に割り当てられるポートのうち、複数のトラックまたは複数の信号処理のパラメータに割り当てられているポートに対して操作を受け付けない状態とする、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記一覧画面において、
    前記情報処理装置に割り当てられるポートのうち、複数の前記トラックまたは複数の前記信号処理のパラメータに割り当てられているポートの表示態様を変更する、
    請求項8または請求項9に記載のプログラム。
  11. マルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面を情報処理装置の表示器に表示し、
    前記トラック編集画面に表示するトラックから、1のトラックの選択を受け付けて、
    前記編集画面上に、選択されたトラックの信号処理用の管理画面を表示し、
    前記信号処理用の管理画面に、外部音響機器の管理画面を表示する、
    情報処理方法。
  12. 表示器と、
    マルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面を前記表示器に表示し、
    前記トラック編集画面に表示するトラックから、1のトラックの選択を受け付けて、
    前記編集画面上に、選択されたトラックの信号処理用の管理画面を表示し、
    前記信号処理用の管理画面に、外部音響機器の管理画面を表示する、
    処理を行なう制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  13. 請求項12に記載の情報処理装置に接続される通信インタフェースと、
    オーディオ信号の入出力インタフェースと、
    前記通信インタフェースを介して、前記外部音響機器の管理画面の表示必要な情報を送信する制御部と、
    を備えた音響機器。
  14. オーディオ信号の入出力インタフェースと、
    情報処理装置と接続される通信インタフェースと、
    自装置の状態を示す情報を記憶するメモリと、
    自装置の状態変更の指示を受け付けて、前記メモリの情報を書き換え、書き換えた内容を示す情報を、前記通信インタフェースを介して前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置のメモリの情報を書き換えさせ、前記情報処理装置におけるマルチトラックコンテンツを作成するためのトラック編集画面の表示の変更をさせる、制御部と、
    備えた音響機器。
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