JP5206038B2 - 音響信号処理システム及びプログラム - Google Patents
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Description
また、DAWアプリを起動したPCと、音響信号を複数のポートから送信して外部装置に入力する信号入力装置とを接続して、DAWアプリが実現するトラックにより、外部装置から供給される音響信号を録音することも行われている。
この機能は、データ入力時について言えば、入力端子(周辺機器の端子の場合もある)から入力されたオーディオ波形データをいずれかのポートで受け取る場合、まずバス(仮想バス)を作成してそのポートに接続し、録音に用いるトラックには、波形データ入力元としてそのバスを指定する、というものである。
このようなDAWアプリについては、例えば非特許文献1に記載されている。
「Cubase(登録商標)4 オペレーションマニュアル」、[online]、2007年、Steinberg Media Technologies GmbH.、[2008年3月11日検索]、インターネット<URL:http://www.steinberg.net/1172_0.html>
このような問題は、専用のハードウェアを用いて構成される音響信号処理装置においても、同様に起こり得るものである。
さらに、上記第2の設定手段が、上記隣接する送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートが上記バスのいずれかに接続されていた場合、上記信号入力装置に上記操作された操作子と対応する送信ポート及びその送信ポートと隣接する送信ポートを上記ステレオモードに設定させる動作及び、上記ステレオバスをそのステレオモードに設定させた2つのポートから送信される音響信号を受信する2つの受信ポートに接続するよう自機を設定する動作を行わないようにするとよい。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータを上記のような音響信号処理システムを構成し得る音響信号処理装置として機能させ、同様な効果を得ることができる。
まず、図1に、この発明の音響信号処理システムの実施形態である音響信号処理システムを構成するPC及び信号入力装置の機能構成を示す。なお、図1には、音響信号処理に関連する部分の機能のみを示している。
図1に示す通り、この実施形態においては、汎用コンピュータであるPC10と、信号入力装置30とを、音楽LAN50を介してデータ送受信が可能なように接続して音響信号処理システム1を構成している。
そして、GUI制御部21は、ディスプレイにGUIを表示させ、ユーザの操作を受け付けたり、DAWアプリ20における各種の設定内容や、動作状態、処理対象のデータの内容等を表示したりする機能を有する。
オーディオ処理部23は、オーディオ形式の波形データに関する録音,再生,信号処理等の処理を行う機能を有する。
なお、バスにおいて、API13から受け取った波形データに対してレベル、周波数特性、音像定位位置等を調整できるようにしてもよい。
なお、制御データの転送は、シリアル通信ドライバ12bを用いてシリアル通信で行ってもよい。しかしここでは、制御データをMIDIデータとして記載し、各種MIDIドライバ12aが用意した制御データ通信用ポートを介して転送するようにしている。
まず図2に、上述したPC10のハードウェア構成を示す。
PC10は、ハードウェアとしては公知のPCを用いて構成することができる。例えば、CPU61,ROM62,RAM63,HDD(ハードディスクドライブ)64,UI(ユーザインタフェース)65,通信インタフェース(I/F)66を備え、これらがシステムバス67により接続された構成とすることができる。
また、通信I/F66は、図1に示した各種音楽I/O11を含む。
信号入力装置30は、少なくとも、信号入出力端子40に接続されたケーブルから入力される音響信号に対し、レベル調整等の簡単な信号処理を行って複数のポートから送信し、これをPC10等の外部装置に入力する機能を有する装置である。
AD/DA変換部38は、信号入出力端子40から入力するアナログ音響信号をデジタルの波形データに変換したり、逆に、通信I/F39を介して外部装置から受信した波形データをアナログ音響信号に変換して信号入出力端子40に供給する機能を有する。
またここでは、この入出力端子とポートとを1対1対応させており、例えば、信号入力端子1つに対し、信号送信用のポートを1つ設け、その端子から入力したアナログ音響信号に係る波形データは、その対応するポートから出力するようにしている。
まず、図5を用いて、信号入力装置30の信号入力端子から入力した音響信号が、録音に使用するDAWアプリ20のトラックに入力されるまでの伝送経路について説明する。なお、PC10中のDAWアプリ20は、図5に示したもの以外の伝送経路も備えるが、ここでは、この実施形態の特徴に関連する部分を抜き出して示した。
そして、その波形データは、PC10側では、WAVEドライバ12cが信号入力装置30側の送信ポートと対応付けて用意した受信ポートで受信する。
このうち入力バス25は、後述するプロジェクトデータによって指定される特定の受信ポートで受信した波形データを入力する。図5でAPI13のボックス中に示した矢印が、バスと入力元受信ポートとの対応関係を示す。
なお、どのバスとも接続されない受信ポートがあってもよいし、どの受信ポートとも接続されないバスがあってもよい。また、これらの規則は、後に変形例で述べるように、必須のものではない。
ユーザは、各オーディオトラック27について、どの入力バスからの波形データを入力するかを設定することにより、オーディオトラック27にその入力バスから波形データが供給される状態とすることができる。このような設定を行うことを、トラックとバスとを「接続する」と言うことにする。
これらのカスケードバス51及び加算器53が、カスケードミックス手段である。
また、オーディオトラック27にもモノラルトラック(Tr_Mox)とステレオトラック(Tr_STx)がある。このうち、モノラルトラックは、1chのモノラル波形データを入力して録音するトラックであり、ステレオトラックはLR2chのステレオ波形データを入力してch毎に録音するトラックである。
図6に示すオーディオバス登録画面200は、PC10のディスプレイに表示されるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)であり、図5に示した入力バス25の作成、消去、受信ポートへの接続の設定等の指示を行うための画面である。
そして、オーディオバス登録画面200には、入出力選択タブ201,バス追加ボタン202,プリセット読込ボタン203,バス一覧表示部210を有する。
バス追加ボタン202は、バスの追加を指示するためのボタンである。このボタンの押下により追加可能なバスは、入出力選択タブ201で選択されている種類のバス(図の例では入力バス)である。
バスタイプ表示部212は、バスのタイプ(モノラル/ステレオ)を表示する表示部である。このタイプは、バスの作成時に決定され、その後変更することはできない。
図7に示す入力バス追加画面300も、PC10のディスプレイに表示されるGUIであり、入力バス25の追加を指示するための画面である。
この画面は、オーディオバス登録画面200において、入出力選択タブ201で入力バスが選択されている状態でバス追加ボタン202が押下された場合に表示される画面である。そして、バスタイプ指定部301,バス数指定部302,OKボタン303,キャンセルボタン304を備えている。
ただし、この時点では接続先のポートは設定されないので、作成したバスに波形データを入力するためには、オーディオバス登録画面200において接続先を設定する必要がある。
キャンセルボタン304を押下した場合には、バスの追加を行わずに入力バス追加画面300を閉じてオーディオバス登録画面200に戻る。
図8に示すトラック制御画面400も、PC10のディスプレイに表示されるGUIであり、上述のトラックに関する設定を行うための画面である。そして、このトラック制御画面400には、トラック設定ウィンドウ410と、録再操作ウィンドウ430とが含まれる。
録音待機ボタン411は、各トラックの録音待機/解除をトグルで切り換えるためのボタンである。ミュートボタン412は、各トラックのミュートオン/オフをトグルで切り換えるためのボタンである。
名称設定部414は、トラックの名称を入力して設定するための領域である。
MIDIトラックについては、ここでは詳細な説明は省略する。
トラック内容表示部420は、各トラックにおけるデータの記憶状況及び録音や再生の進行状況を表示する部分である。横軸は時間を示す、バー421がデータの記録されている時間帯を示す。また、カーソル422が、録音又は再生を開始する位置又は実行中の位置を示す。また、スライダ423及びその上下のスクロールボタンにより、画面をスクロールさせ、トラック設定ウィンドウ410に表示させるトラックを変更することができる。
このプロジェクトデータは、オーディオトラックおよびMIDIトラックを管理するデータであり、DAWアプリ20におけるデータの伝送経路の設定内容及び、DAWアプリ20との間で通信を行う各装置の情報を示すデータである。そして、特定の時点のプロジェクトデータを、PC10のHDD64や、USBメモリあるいはメモリカードのような着脱可能な記録媒体、またはPC10から通信可能な外部装置の記録媒体等にプロジェクトファイルとして記憶させておくことができる。また、ユーザの指示に応じてこのプロジェクトファイルからプロジェクトデータ読み出して、DAWアプリ20の動作にデータ保存時の設定内容を反映させることもできる。
より具体的には、各オーディオトラックにつき、トラックID,トラック名,トラックタイプ,入力元バスID(及びch),出力先バスID,レベル,パン,リージョンリスト及びその他データが含まれる。
入力元バスID及び出力先バスIDはそれぞれ、該当トラックに波形データを入力する入力バス及び該当トラックから波形データを出力する出力バスのIDである。これらのIDは、後述のバスIDを用いて規定する。また、ステレオの入力バスをモノラルトラックに接続する場合には、LとRのどちらのchの信号をトラックに入力するかも入力元バスIDと共に規定する。
リージョンリストは、該当トラックにおいて波形データが記録されている各時間領域(リージョン)の情報として、トラックの時間軸における各リージョンの再生開始時刻、波形ファイル名、ファイル内の再生範囲等の情報を規定したものである。
より具体的には、各入力バスにつき、バスID,バス名,ch数,信号入力元ポートID,レベル,パン及びその他データが含まれる。
ch数は、該当バスで伝送する波形データのch数(Ncとする)を示し、実質的にバスのタイプを示すデータである。ch数が1の場合にはそのバスはモノラルバスであり、ch数が2の場合にはそのバスはステレオバスであるためである。ここではNcは1又は2であるが、Ncが3以上のバスを作成できるようにすることも、もちろん考えられる。
レベル及びパンは、バスからの波形データ出力時に出力データに対して行うレベル調整及びパンニング(ステレオバスの場合のみ)の内容を示すパラメータである。
より具体的には、各装置につき、デバイスID,デバイス名,タイプ,制御ポートID,オーディオポート情報,MIDIポート情報及びその他データが含まれる。
オーディオポート情報は、該当装置との間の波形データの送受信に使用するポートの情報である。より具体的には、波形データの受信に使用するポート数Npr及び送信に使用するポート数Npt及び、その各ポートのポートIDである。送信と受信の一方しかしない場合には、NprやNptが0になる場合もある。
MIDIポート情報は、該当装置との間のMIDIデータ(制御データとして送受信するものを除く)の送受信に使用するポートの情報である。形式としては、オーディオポート情報と同様である。
音楽LAN50に接続される装置の中には、図9に示される接続先デバイスのデータの内容を、DAWアプリ20とその接続先装置との通信により自動設定できる機種(自動設定タイプ)と、自動設定できない機種(手動設定タイプ)とがある。
さらに、接続先装置から、その接続先装置の備える各送信ポートや各受信ポートが、それぞれ音楽LAN50上のどの仮想通信路に接続されているかを示す情報を取得し、その情報に基づいて各種I/Oドライバ12の各受信ポートや各送信ポートの何れと接続されているかを判定し、判定されたポートを示す情報を登録する。
PC10のCPU61は、プロジェクトファイルの読み込みが指示された場合、図10の左側のフローチャートの処理を開始する。
そして、まず読み込みを指定されたプロジェクトファイル中のプロジェクトデータを読み出す(S11)と共に、ドライバあるいはOSに問い合わせ、現在存在する受信ポートを確認する(S12)。
ここまでの処理により、信号入力装置30等の外部装置からPC10に入力される波形データを、その波形データを録音すべきオーディオトラックに供給するための論理的な伝送路を形成することができる。なお、プロジェクトファイルを読み込む際には、それまでに作成されていたバスやトラックは全て削除され、プロジェクトファイルのデータに従ったバスやトラックが存在するようになる。
また、このステップS15までの処理において、CPU61は設定読込手段として機能する。
その後、PC10と接続されている信号入力装置の中に、DAWアプリ20の表示制御機能に対応した装置があるか否か判断する(S17)。この判断は、接続先装置の機種情報を、予め記憶している、表示制御機能に対応した機種のリストと比較したり、接続先装置に問い合わせをしたりすることにより、行うことができる。また、ここでいう表示制御機能とは、相手装置が有する、ポートと対応させて設けた表示器(ここではランプ35)の表示内容を制御する機能である。この点は、特に断らない限り以下も同様である。
そして、表示制御機能に対応する信号入力装置30がこの制御データを受信すると、CPU31が図10の右側のフローチャートの処理を開始し、全ポートのランプ35を消灯する(S31)。図中の矢印は、根元側のステップで送信されるデータを受信したことをトリガに、その受信した装置において、先端側の処理が開始されることを示す。以下の図においても同様である。
そして、ステップS19で自機の表示制御機能に対応した装置のポートを発見した場合には(S20のYES)、その発見した各装置に、発見した各ポートのランプ点灯を指示する制御データ(第2の制御データ)を送信して(S21)、処理を終了する。
また、CPU61は、ステップS17でNOの場合又はステップS20でNOの場合には、制御データを送信しても接続先装置における表示を制御できず、意味がないため、そのまま処理を終了する。
そして、以上の処理を実行することにより、DAWアプリ20がプロジェクトファイルを読み込んでそのデータに従ってトラックやバスの構成を変更した場合、PC10に接続される各信号入力装置(のうち表示制御機能に対応している装置)について、少なくとも1つのトラックに対する波形データの供給元となっているポートと対応する表示器に、その旨の表示(ここではランプの点灯)を行わせることができる。
PC10のCPU61は、図7に示した入力バス追加画面300において入力バスの追加指示がなされた場合、図11のフローチャートの処理を開始する。そして、指定された種類の入力バスを指定された本数作成し(S41)、処理を終了する。ここでは、バスと受信ポートとの接続は特に行う必要はない。
PC10のCPU61は、図6に示したオーディオバス登録画面200において入力バスに対する受信ポートの接続指示がなされた場合、図12のフローチャートの処理を開始する。そして、指定された入力バスの指定されたchを、指定された受信ポートと接続すし(S51)、処理を終了する。この処理により、指定された入力バスは、接続先の受信ポートに信号を供給する装置とも間接的に接続されることになる。
PC10のCPU61は、図8に示したトラック制御画面400において、オーディオトラックの選択指示がなされた場合、図13の左側のフローチャートに示す処理を開始する。なお、トラックの選択については、トラックの表示をクリックして1つのみ選択することも、範囲指定により複数のトラックを同時に選択することもできる。
そして、DAWアプリ20の表示制御機能に対応した装置のポートを発見した場合(S63のYES)、その発見した各装置に、発見した各ポートのランプ点滅を指示する制御データ(第1の制御データ)を送信して(S64)、処理を終了する。
また、CPU61は、ステップS63でNOの場合には、接続先装置における表示を制御できないため、そのまま処理を終了する。
そしてユーザは、以上の表示により、所望のトラックと信号入力装置との間の接続状態を、その間の信号伝送経路の構成に関わらず、容易に認識することができる。
PC10のCPU61は、図8に示したトラック制御画面400において、オーディオトラックの入力元バス変更指示がなされた場合、図14の左側のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、DAWアプリ20の表示制御機能に対応した装置のポートを発見した場合(S83のYES)、変更前のバスがもうどのオーディオトラックにも接続されていなければ(S84のNO)、その発見した装置に、発見したポートのランプ消灯を指示する制御データ(第3の制御データ)を送信する(S85)。
ステップS84でYESの場合には、まだ該当ポートからの波形データが少なくとも1つのトラックに供給されていることを表示させておくので、ステップS85の処理は行わない。ステップS83でNOの場合には、接続先装置における表示を制御できないため、やはりステップS85の処理は行わない。
そして、DAWアプリ20の表示制御機能に対応した装置のポートを発見した場合(S87のYES)、その発見した装置に、発見したポートのランプ点滅を指示する制御データ(第4の制御データ)を送信して(S88)、処理を終了する。
ステップS87でNOの場合には、接続先装置における表示を制御できないため、そのまま処理を終了する。
そして、以上の処理を実行することにより、接続先変更によりどのオーディオトラックの波形データ供給元でもなくなったポートと対応する表示器に、その旨の表示(ここではランプの消灯)を行わせることができる。
なお、図12の処理によりバスと受信ポートとを接続した際にも、この接続により新たにいずれかのオーディオトラックの波形データ供給元になったり、どのオーディオトラックの波形データ供給元でもなくなったりしたポートがある場合には、上記の図14の場合と同様な処理により、ランプにそれらの情報を表示させるようにしてもよい。
信号入力装置30のCPU31は、ポート選択スイッチ34の操作を検出すると、図15の左側のフローチャートに示す処理を開始する。そして、PC10のDAWアプリ20に対し、スイッチが操作された旨及び操作されたスイッチと対応するポート番号を示す制御データを送信する。
この制御データは、DAWアプリ20において、このフローチャートを用いて説明する信号伝送路の設定機能である簡易設定機能で規定されたプロトコルに従う。また、この制御データを送信できるということは、この装置は、DAWアプリ20の簡易設定機能に対応した装置ということになる。
この処理は、ポート選択スイッチ34の操作されたポートから出力される波形データを、選択状態(図13のステップS61参照)となっているオーディオトラックに供給するための信号伝送経路の設定を行う処理である。そこで、まずいずれかのオーディオトラックが選択状態になっているか否か判断し(S111)、選択状態のトラックがなければ、そのまま処理を終了する。
その後、図9の入力バスのデータと接続先デバイスのデータとに基づいて、制御データ送信元の装置のスイッチが操作されたポートが、PC10の受信ポートを介してDAWアプリ20のいずれかの入力バスに接続されているか否か判断する(S113)。もし接続されていなければ、まずポートとバスの間の接続を行うべく、図16に示すポート接続処理を行う(S114)。
その後、作成したバスがモノラルバスであれば(S132)、制御データ送信元の装置に対し、スイッチの操作されたポートをバスの種類に合わせてモノラルモードに設定するよう指示する(S133)。
ここまでの処理で、スイッチの操作されたポートから出力される波形データを、DAWアプリ20のバスに入力する信号伝送経路を形成することができる。
そして、強行の指示を受けた場合(S137のYES)、CPU61は、スイッチが操作されたポートと組になるポートと入力バスとの間の接続を解除する(S138)。その後、制御データ送信元の装置に対し、スイッチの操作されたポートと、そのポートと組になるポートとを、バスの種類に合わせてステレオモードに設定するよう指示する(S139)。
また、CPU61は、設定結果の返答を受け取ると、ステップS131で作成したバスを、ステレオモードに設定したポートと対応する受信ポートに接続し(S140)、図15の処理に戻る。
ステレオバスを作成した場合も、ここまでの処理で、スイッチの操作されたポートから出力される波形データを、DAWアプリ20のバスに入力する信号伝送経路を形成することができる。
また、ステップS135でNOの場合には、ユーザの指示を受ける必要はないため、そのままステップS139に進む。
ステップS113でスイッチが操作されたポートとバスとの接続を確認できるか、ステップS114で接続を行うことができた場合、処理はステップS115に進む。以下は、スイッチが操作されたポートと接続されているバス(接続先バス)を、選択状態のトラックに接続する処理である。
この画面においては、接続又はスキップの指示を受け付ける。そして、この画面において接続の指示がなされた場合、ステップS118からS119に進み、処理対象のオーディオトラックを接続先バスに接続する。なお、ステレオトラックにモノラルバスを接続した場合でも、トラックの両方のchに同じ信号が録音されるのみで、特に不具合は起こらない。スキップの指示がなされた場合、今回の処理対象トラックについてはバスとの接続は行わず、ステップS120に進む。
この画面においては、L接続、R接続又はスキップの指示を受け付ける。モノラルトラックにステレオバスを接続する場合、LとRの何れかのchの信号のみをトラックに入力するため、接続するのであればどちらのchの信号を入力するのかをユーザに選択させるためである。
また、ステップS115乃至S121の処理を繰り返し、全ての選択状態のオーディオトラックについて処理が完了すると、ステップS120でNOとなり、図15の処理は終了する。
そして、以上の処理をCPUに実行させることにより、ユーザは、録音に使用したいトラックを選択し、信号入力装置30側でそのトラックに信号を供給したいポートと対応するボタンを押下するだけで、それらのポートとトラックとの間で信号を伝送する伝送経路を自動的に設定することができる。従って、仮想バスを利用し、途中の伝送経路が複雑になる場合でも、伝送経路の設定を簡単な操作で行うことができる。
例えば、図15のステップS114において、図16に示したポート接続処理に代えて、図20に示すポート接続処理を行うようにしてもよい。
なお、図16に示した処理で、信号入力装置30側のポートのモードを変更することは、必須ではない。バス側とポート側でモードを整合させないまま接続することもできる。
さらに、この場合において、ポートとバスの接続関係を固定化してしまうと、信号伝送経路の管理が容易になる。例えば、ある装置からの波形データを受信する1〜8番目の受信ポートを、それぞれ1〜8番目のモノラルバスに接続すると共に、番号の若い方から順に2つずつ組にして1〜4番目のステレオバスに接続する等である。
また、ポートとバスの接続関係を固定化する場合、信号入力装置においてポート選択スイッチの操作があった場合の処理として、図15に示した処理に代えて、図21に示す処理を行うようにしてもよい。
以上の処理によっても、少なくとも図15に示した処理の場合と同様な効果を得ることができる。
また、操作子やランプは、それ単独の物理的実体を備えるものでなく、タッチパネルやディスプレイを利用し、画面上に表示したものでもよい。
また、信号入力装置30が、レコーダ、エフェクタ、シンセサイザ、音源装置等の音響信号処理装置に波形データ送出機能を設けた装置であってもよい。
また、DAWアプリを実行するPCに代えて、音響信号処理装置として、専用のハードウェアを用いて構成されたデジタルミキサ等の装置に、上述したランプの制御や信号伝送経路の設定を行う機能を設けてもよい。
また、複数の異なる機種の信号入力装置をPC10に接続してもよい。信号入力装置と音響信号処理装置との間の通信方式も、波形データのリアルタイム伝送が可能であれば、有線、無線を問わずに、任意の方式を利用可能である。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
従って、この発明を適用することにより、操作性のよい音響信号処理システムを提供することができる。
Claims (8)
- 外部から入力する複数の各音響信号を、複数の送信ポートから音響信号処理装置に送信する信号入力装置と、
それぞれ前記信号入力装置が送信した音響信号を受信する複数の受信ポートと、それぞれ該複数の受信ポートのいずれかに接続され、該受信ポートで受信された音響信号を入力する複数のバスと、それぞれ該バスのいずれかから供給される音響信号の録音を行う複数のトラックとを有する音響信号処理装置と、
を備えた音響信号処理システムであって、
前記信号入力装置に、
前記複数の送信ポートの各々と対応する操作子と、
該操作子が操作された場合にその内容を前記音響信号処理装置に送信する操作内容送信手段とを設け、
前記音響信号処理装置に、
ユーザの操作に応じて前記複数のトラックのいずれかを選択する選択手段と、
該選択手段がいずれかのトラックを選択している状態で、前記信号入力装置からいずれかの送信ポートと対応する前記操作子が操作された旨の情報を受信した場合に、該送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートと接続されているバスを検索する検索手段と、
該検索手段が条件に合うバスを発見した場合に、前記選択手段が選択しているトラックに、前記検索手段が発見したバスに入力した音響信号を供給するよう自機の設定を行う第1の設定手段と、
前記検索手段が条件に合うバスを発見できなかった場合に、前記バスを新たに生成し、該バスを、前記操作された操作子と対応する送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートと接続し、前記選択手段が選択しているトラックに、該新たに生成したバスに入力した音響信号を供給するよう自機の設定を行う第2の設定手段とを設けたことを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項1に記載の音響信号処理システムであって、
前記信号入力装置が、前記各送信ポートにつき、モノラル音響信号を送信するモノラルモードと、2つのポートを組にしてステレオ音響信号を送信するステレオモードとを選択的に設定する手段を有し、
前記音響信号処理装置が備える複数のバスには、前記信号入力装置の1つの送信ポートから送信され、1つの前記受信ポートで受信される音響信号をモノラル音響信号として入力するモノラルバスと、前記信号入力装置の2つの送信ポートから送信され、2つの前記受信ポートで受信される音響信号をステレオ音響信号として入力するステレオバスとが含まれ、
前記音響信号処理装置が備える複数のトラックには、モノラル音響信号を録音するモノラルトラックと、ステレオ音響信号を録音するステレオトラックとが含まれ、
前記第2の設定手段が、前記バスを新たに生成する場合に、(a)前記選択手段が選択しているトラックが前記モノラルトラックの場合には、前記モノラルバスを生成すると共に、前記信号入力装置に前記操作された操作子と対応する送信ポートを前記モノラルモードに設定させ、(b)前記選択手段が選択しているトラックが前記ステレオトラックの場合には、前記ステレオバスを生成し、前記信号入力装置に前記操作された操作子と対応する送信ポート及び該送信ポートと隣接する送信ポートを前記ステレオモードに設定させると共に、新たに生成したステレオバスをそのステレオモードに設定させた2つのポートから送信される音響信号を受信する2つの受信ポートに接続するよう自機の設定を行う手段であることを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項2に記載の音響信号処理システムであって、
前記第2の設定手段は、前記隣接する送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートが前記バスのいずれかに接続されていた場合、前記信号入力装置に前記操作された操作子と対応する送信ポート及び該送信ポートと隣接する送信ポートを前記ステレオモードに設定させる動作及び、前記ステレオバスをそのステレオモードに設定させた2つのポートから送信される音響信号を受信する2つの受信ポートに接続するよう自機を設定する動作を行わないことを特徴とする音響信号処理システム。 - 請求項1に記載の音響信号処理システムであって、
前記信号入力装置が、前記各送信ポートにつき、モノラル音響信号を送信するモノラルモードと、2つの送信ポートを組にしてステレオ音響信号を送信するステレオモードとを選択的に設定する手段を有し、
前記信号入力装置が、操作された操作子と対応する送信ポートのモードを前記音響信号処理装置に通知する手段を有し、
前記音響信号処理装置が備える複数のバスには、前記信号入力装置の1つの送信ポートから送信され、1つの前記受信ポートで受信される音響信号をモノラル音響信号として入力するモノラルバスと、前記信号入力装置の2つの送信ポートから送信され、2つの前記受信ポートで受信される音響信号をステレオ音響信号として入力するステレオバスとが含まれ、
前記第2の設定手段が、前記バスを新たに生成する場合に、(a)前記操作された操作子と対応する送信ポートが前記モノラルモードであった場合には、前記モノラルバスを生成し、(b)前記操作された操作子と対応する送信ポートが前記ステレオモードであった場合には、前記ステレオバスを生成すると共に、該新たに生成したステレオバスを、前記操作された操作子と対応する送信ポートに加え該送信ポートと組になっている送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートに接続するよう自機の設定を行う手段であることを特徴とする音響信号処理システム。 - コンピュータに、複数の送信ポートの各々と対応する操作子を備えた外部の信号入力装置の該複数の送信ポートから送信されてくる複数の音響信号を、複数の受信ポートで受信する機能と、それぞれ前記複数の受信ポートのいずれかに接続され、該受信ポートで受信された音響信号を入力する複数のバスの機能と、それぞれ該バスのいずれかから供給される音響信号の録音を行う複数のトラックの機能とを実現させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザの操作に応じて前記複数のトラックのいずれかを選択する選択手段と、
該選択手段がいずれかのトラックを選択している状態で、前記信号入力装置からいずれかの送信ポートと対応する前記操作子が操作された旨の情報を受信した場合に、該送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートと接続されているバスを検索する検索手段と、
該検索手段が条件に合うバスを発見した場合に、前記選択手段が選択しているトラックに、前記検索手段が発見したバスに入力した音響信号を供給するよう自機の設定を行う第1の設定手段と、
前記検索手段が条件に合うバスを発見できなかった場合に、前記バスを新たに生成し、該バスを、前記操作された操作子と対応する送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートと接続し、前記選択手段が選択しているトラックに、該新たに生成したバスに入力した音響信号を供給するよう自機の設定を行う第2の設定手段として機能させるためのプログラム。 - 請求項5に記載のプログラムであって、
前記複数のバスには、前記信号入力装置の1つの送信ポートから送信され、1つの前記受信ポートで受信される音響信号をモノラル音響信号として入力するモノラルバスと、前記信号入力装置の2つの送信ポートから送信され、2つの前記受信ポートで受信される音響信号をステレオ音響信号として入力するステレオバスとが含まれ、
前記複数のトラックには、モノラル音響信号を録音するモノラルトラックと、ステレオ音響信号を録音するステレオトラックとが含まれ、
前記第2の設定手段が、前記バスを新たに生成する場合に、(a)前記選択手段が選択しているトラックが前記モノラルトラックの場合には、前記モノラルバスを生成すると共に、前記信号入力装置に前記操作された操作子と対応する送信ポートを前記モノラルモードに設定させ、(b)前記選択手段が選択しているトラックが前記ステレオトラックの場合には、前記ステレオバスを生成し、前記信号入力装置に前記操作された操作子と対応する送信ポート及び該送信ポートと隣接する送信ポートを前記ステレオモードに設定させると共に、新たに生成したステレオバスをそのステレオモードに設定させた2つのポートから送信される音響信号を受信する2つの受信ポートに接続するよう自機の設定を行う手段であることを特徴とするプログラム。 - 請求項6に記載のプログラムであって、
前記第2の設定手段は、前記隣接する送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートが前記バスのいずれかに接続されていた場合、前記信号入力装置に前記操作された操作子と対応する送信ポート及び該送信ポートと隣接する送信ポートを前記ステレオモードに設定させる動作及び、前記ステレオバスをそのステレオモードに設定させた2つのポートから送信される音響信号を受信する2つの受信ポートに接続するよう自機を設定する動作を行わないことを特徴とするプログラム。 - 請求項5に記載のプログラムであって、
前記複数のバスには、前記信号入力装置の1つの送信ポートから送信され、1つの前記受信ポートで受信される音響信号をモノラル音響信号として入力するモノラルバスと、前記信号入力装置の2つの送信ポートから送信され、2つの前記受信ポートで受信される音響信号をステレオ音響信号として入力するステレオバスとが含まれ、
前記第2の設定手段が、前記バスを新たに生成する場合に、(a)前記操作された操作子と対応する送信ポートが前記モノラルモードであった場合には、前記モノラルバスを生成し、(b)前記操作された操作子と対応する送信ポートが前記ステレオモードであった場合には、前記ステレオバスを生成すると共に、該新たに生成したステレオバスを、前記操作された操作子と対応する送信ポートに加え該送信ポートと組になっている送信ポートから送信される音響信号を受信する受信ポートに接続するよう自機の設定を行う手段であることを特徴とするプログラム。
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