JP2019104334A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤにおいて突起が形成されている領域を有する装飾部の表現の幅を広げる。【解決手段】タイヤ10は、タイヤサイド部12(タイヤ外面)に形成され、ベース面を有する装飾部14と、装飾部14のベース面から0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の突出高さで突出する突起が、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の間隔で複数形成された第一のパターン領域1及び第二のパターン領域22と、を有し、第一のパターン領域21と第二のパターン領域22において、ベース面40に対して直交する方向から見た突起の形状が、互いに異なる。【選択図】図1

Description

本発明は、外面に微細な突起が形成されたタイヤに関する。
従来、タイヤのサイド部に微細な突起を形成して、コントラストを有するパターン領域を形成することが行われている。例えば特許文献1には、パターン領域の全体にわたって形成された複数の突起によって、タイヤのサイド部に大きなコントラストを呈する技術が開示されている。
国際公開第2012/131089号
タイヤのサイド部の装飾部は、突起が形成された一の領域を有する。この一の領域の明度は、突起によって光の反射をコントロールすることにより、光をそのまま反射させる他の領域の明度と比して低くなる。しかしながら、突起が形成されている一の領域が、全体的に同様の明度で低くなっているだけでは、タイヤにおいて突起が形成されている装飾部の表現の幅が限られてしまう。
本発明の課題は、タイヤにおいて突起が形成されている領域を有する装飾部の表現の幅を広げることである。
第1の態様に係るタイヤは、タイヤ外面に形成され、ベース面を有する装飾部と、前記装飾部の前記ベース面から0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の突出高さで突出する突起が、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の間隔で複数形成され、第一のパターン領域及び第二のパターン領域と、を有し、前記第一のパターン領域と前記第二のパターン領域において、前記ベース面に対して直交する方向から見た前記突起の形状が、互いに異なる。
上記構成によれば、タイヤ外面の装飾部には、第一のパターン領域と第二のパターン領域とが形成されている。そして、第一のパターン領域及び第二のパターン領域には、ベース面から0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の突出高さで突出する突起が、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の間隔で複数形成されている。これにより、第一のパターン領域や第二のパターン領域に入射した光は、第一突起の向かい合う側面で反射を繰り返しながら減衰して、外側に反射される。
したがって、第一のパターン領域及び第二のパターン領域は、突起が形成されていない他の領域と比して明度が低くなっている。また、第一のパターン領域と第二のパターン領域において、ベース面に対して直交する方向から見た突起の形状が互いに異なっているので、明度が同等であったとしても、光の入射角度が変化することによって、第一のパターン領域又は第二のパターン領域をあたかも浮かび上がるように見せることが可能になる。このため、タイヤにおいて突起が形成されている領域を有する装飾部の表現の幅を広げることができる。
第2の態様は、第1の態様に係るタイヤにおいて、前記突起が、互いに連結されている。
上記構成では、第一突起同士及び第二突起同士の少なくとも一方が互いに連結されているので、連結部を介して各突起同士が互いに支え合い、各突起の倒れ込みが抑制され、耐久性を向上させることができる。
第3の態様は、第2の態様に係るタイヤにおいて、前記第一のパターン領域において、前記突起が、前記ベース面に対して直交する方向から見て、基点から複数方向に延びている延出部を含んで形成されている。
上記構成によれば、突起は、ベース面に対して直交する方向から見て、基点から複数方向に延びている延出部を含んで形成されている。このため、突起の側面で反射される光の反射角度を異ならせることができ、反射光の集中が抑制される。これにより、第一のパターン領域に対して視認する角度を変えて第一のパターン領域を見た場合でも、見え方が異なるのを抑制することができる。
第4の態様は、第2の態様に係るタイヤにおいて、前記突起が、前記ベース面に対して直交する方向から見てジグザグ状のリブ状突起を構成し、前記リブ状突起が、前記間隔で複数形成されている。
上記構成によれば、ジグザグ状の複数のリブ状突起によりヘリンボーン形状が構成され、光の入射角に対して直交する面と平行する面とが交互に形成される。これにより、装飾部にストライプ状の明暗を表現できる。
第一のパターン領域の突起をリブ状突起と異なる構成とし、リブ状突起を有する第二のパターン領域と組み合わせることで、反射率の違いによるグラフィック表現が可能になる。
本発明によれば、タイヤにおいて突起が形成されている領域を有する装飾部の表現の幅を広げることができる。
本発明の第1実施形態に係るタイヤの装飾部の見え方の一例を示した拡大側面図である。 本発明の第1実施形態に係るタイヤの装飾部の見え方の他の例を示した拡大側面図である。 第一のパターン領域に形成された突起を示した平面図である。 第一のパターン領域に形成された突起を示した拡大平面図である。 突起を示した断面図である。 第二のパターン領域に形成されたリブ状突起を示した拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に係るタイヤにおいて、トレッドの溝に設けられた装飾部を示す斜視図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るタイヤ10の一例について図1〜図6にしたがって説明する。なお、図中に示す矢印Cは、タイヤ周方向を示し、矢印Rは、タイヤ径方向を示し、矢印Wは、タイヤ幅方向を示す。
図1、図2に示されるように、タイヤ10の外面の一例たるタイヤサイド部12には、装飾部14が形成されている。装飾部14は、タイヤ10の軸方向から見て例えば円弧状とされ、タイヤ周方向の任意の位置に配置されている。さらに、装飾部14は、ベース面40(図4)を有している。ベース面40は、タイヤサイド部12において装飾部14以外の領域で、突起等が形成されていない他の領域18に対して凹んでいる。このベース面40は、装飾部14の底面を構成すると共にタイヤ周方向から見て、タイヤ10の幅方向の外側に凸を成す湾曲面状とされている。本実施形態では、ベース面40は、他の領域18に対して0.4〔mm〕凹んでいる。
さらに、装飾部14には、他の領域18に比して明度が低く、黒色に見える第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22が形成されている。第一のパターン領域21と第二のパターン領域22の明度は、例えば互いに同等である。
そして、装飾部14に形成された第二のパターン領域22は、タイヤ周方向に延びている。装飾部14には、第一のパターン領域21により、アルファベットの例えばA〜Hの文字が表されている。この他、第一のパターン領域21には、任意の文字、図形、記号、模様等を表現することができる。第一のパターン領域21は、第二のパターン領域22の範囲内に配置されている。換言すれば、第一のパターン領域21は、第二のパターン領域22に隣接すると共に第二のパターン領域22に囲まれている。
なお、タイヤ10を成形するためのモールド(金型)において、第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22に対応する部分に凹凸を設けることによって、該第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22が形成される。また、第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22は、タイヤ最大幅部(タイヤサイド部間の直線距離の最大部分)よりもタイヤ径方向の外側に配置されることが、車両にタイヤ10を装着した状態での視認性の観点から好ましい。
第一のパターン領域21には、第二のパターン領域22には、突起の一例としてのリブ状突起52が形成されている(図5)。
(第一のパターン領域21)
第一のパターン領域21には、ベース面40から突出した複数突起の一例として、第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36が形成されている(図3、図4)。第一アスタリスク突起34と、第二アスタリスク突起36とは、タイヤ周方向、及びタイヤ径方向に交互に配置されている。
〔第一アスタリスク突起34〕
第一アスタリスク突起34は、図4に示されるように、ベース面40に対して直交する方向(タイヤ10(図1、図2)の回転軸方向)から見て、基点としての中心O1からそれぞれ異なる方向へ延出された第一延出部35A−1、35A−2、第二延出部35B−1、35B−2、及び第三延出部35C−1、35C−2で構成されている。以下、これらの6本の延出部を、まとめて「延出部34E」と称する。そして、一の延出部34Eと他の延出部34E(中心O1から互いに逆向きに延出されているもの同士を除く)とで、中心O1において屈曲された線形状が構成されている。
第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とで直線状に連続した形状が構成されている。第一延出部35A−1は、中心O1からタイヤ径方向の外側に延び、第一延出部35A−2は、中心O1からタイヤ径方向の内側に延びている。そして、第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とは同様の長さとされている。以下、第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とを、まとめて「第一延出部35A」と称する。
第二延出部35B−1と第二延出部35B−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第二延出部35B−1と第二延出部35B−2とで直線状に連続した形状が構成されている。第二延出部35B−1及び第二延出部35B−2は、タイヤ周方向の一方側(図中左側)の端部が他方側(図中右側)の端部と比して、タイヤ径方向の外側に位置するように、タイヤ周方向に対して傾斜している。
第二延出部35B−1は、中心O1からタイヤ周方向の一方側に延び、第二延出部35B−2は、中心O1からタイヤ周方向の他方側に延びている。そして、第二延出部35B−1は、第二延出部35B−2と比して長くされている。さらに、第二延出部35B−2の先端側の部分は、タイヤ径方向の内側に湾曲している。以下、第二延出部35B−1と第二延出部35B−2とを、まとめて「第二延出部35B」と称する。
第三延出部35C−1と第三延出部35C−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第三延出部35C−1と第三延出部35C−2とで直線状に連続した形状が構成されている。第三延出部35C−1及び第三延出部35C−2は、タイヤ周方向の一方側(図中左側)の端部が他方側(図中右側)の端部と比して、タイヤ径方向の内側に位置するように、タイヤ周方向に対して傾斜している。
第三延出部35C−1は、中心O1からタイヤ周方向の他方側に延び、第三延出部35C−2は、中心O1からタイヤ周方向の一方側に延びている。そして、第三延出部35C−1は、第三延出部35C−2と比して短くされている。以下、第三延出部35C−1と第三延出部35C−2とを、まとめて「第三延出部35C」と称する。
6本の延出部34Eは、隣り合う延出部34Eと、それぞれ60°の角度を成している。第一アスタリスク突起34は、換言すると、中心O1から6本の延出部34Eが放射状に延出された形状となっている。
図5に示されるように、第一アスタリスク突起34の延出部34Eにおいて、延出方向と直交する方向の断面は、平坦な頂面34Cを有する略二等辺三角形状とされている。つまり、第一アスタリスク突起34は、頂面34Cと、一対の側面34Dとを有している。本実施形態では、頂面34Cの幅(図中W1)は、0.02〔mm〕とされ、第一アスタリスク突起34の頂角(図中D)は、26〔度〕とされている。また、第一アスタリスク突起34の高さ(図中H)は、0.1〔mm〕以上、1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。突起の高さ(突出高さ)が0.1〔mm〕未満の場合は、突起の成形が困難になり、かつ、入射された光を減衰させて黒色に見える程度まで明度を低くできない虞がある。さらに、突起の高さを1.0〔mm〕以下とすることで、突起の部分の剛性と突起の周辺の部分の剛性との差を小さくし、局部的な応力集中を抑制させるようになっている。
なお、本実施形態における突起の高さ及び後述する突起の間隔(ピッチ)等の寸法については、一例として、株式会社キーエンスのワンショット3D形状測定機VR−3000シリーズを用いて測定することができる。
〔第二アスタリスク突起36〕
第二アスタリスク突起36は、図4に示されるように、第一アスタリスク突起34と同様の形状をしている。具体的には、第二アスタリスク突起36は、ベース面40に対して直交する方向から見て、中心O1を中心にして第一アスタリスク突起34を時計回り方向に90〔度〕回転させ、さらに、中心O1を中心に90〔度〕回転させた第一アスタリスク突起34の上下を反転させた形状である。
第二アスタリスク突起36において、第一アスタリスク突起34の第一延出部35A−1、35A−2、第二延出部35B−1、35B−2、第三延出部35C−1、35C−2、及び中心O1に対応する部分を、第一延出部37A−1、37A−2、第二延出部37B−1、37B−2、第三延出部37C−1、37C−2、及び中心O2と称する。以下、前述の6本の延出部を、まとめて「延出部36E」と称する。
また、第二アスタリスク突起36において、第一アスタリスク突起34の頂面34Cに対応する部分を、頂面36Cと称する。さらに、第二アスタリスク突起36において、第一アスタリスク突起34の側面34Dに対応する部分を、側面36Dと称する(図5参照)。
〔その他〕
図2(C)に示されるように、第一アスタリスク突起34と、第二アスタリスク突起36とは、タイヤ周方向、及びタイヤ径方向に交互に配置されており、第一のパターン領域21の全体を埋めている。
図4に示されるように、第一アスタリスク突起34の第一延出部35A−1、35A−2のそれぞれの先端は、タイヤ径方向で隣り合う第二アスタリスク突起36の第二延出部37B−2と第三延出部37C−1の間、第二延出部37B−1と第三延出部37C−2の間にそれぞれ挿入されている。また、第二アスタリスク突起36の第一延出部37A−1、37A−2のそれぞれの先端は、タイヤ周方向に隣り合う第一アスタリスク突起34の第二延出部35B−1と第三延出部35C−2の間、第二延出部35B−2と第三延出部35C−1の間に挿入されている。
さらに、第一アスタリスク突起34の第三延出部35C−1の先端と、第一アスタリスク突起34に対してタイヤ径方向の外側に配置された第二アスタリスク突起36の第二延出部37B−1の先端とは連結されている。これにより、連結部34Aが形成されている。さらに、第一アスタリスク突起34の第二延出部35B−1の先端と、第一アスタリスク突起34に対してタイヤ周方向の一方側に配置された第二アスタリスク突起36の第三延出部37C−1の先端とは連結されている。これにより、連結部34Bが形成されている。
この構成において、第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36とは、タイヤ径方向の内側から外側に向かって、連結部34A、34Bを介して階段状に互いに連結されている。
また、タイヤ径方向及びタイヤ周方向で隣り合う第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36において、中心O1と中心O2との間隔(以下「間隔P」)は、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。間隔Pが0.1〔mm〕未満の場合は、突起の成形が困難となる。さらに、間隔Pが1.0〔mm〕より大きくなると、入射された光を減衰させて黒色に見える程度まで明度を低くできない虞がある。
ここで、本実施形態に記載する黒色に見える第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22とは、日本電色工業(株)のハンディ型分光色差計(NF333)を用いて測定した明度L*の値が、一例として10未満の領域である。明度L*の範囲は、0〜100であり、0に近いほど黒色に見え、100に近いほど白色に見える。タイヤサイド部12において装飾部14以外の他の領域18では、明度L*の値が、一例として20より大きい。
(第二のパターン領域22)
図1、図2に示される第二のパターン領域22は、図5に示されるように、突起の一例としての複数のリブ状突起52により構成されている。リブ状突起52は、装飾部14のベース面40に対して直交する方向から見て、例えばV字状に形成されると共に互いに連結されて、タイヤ周方向にジグザグ状に形成されている。また、ジグザグ状のリブ状突起52は、間隔Pでタイヤ径方向に複数形成されている。リブ状突起52の断面形状や、隣り合うリブ状突起52における一方のリブ状突起52の中心と他方のリブ状突起52の中心との間隔Pは、図5に示される第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36の断面形状及び間隔Pと同様である。
なお、リブ状突起52の断面形状を、第一アスタリスク突起34等の断面形状と異なるものにしてもよい。また、リブ状突起52はV字状に連結されている必要はなく、リブ状突起52の直線要素が互いに独立して配置されていてもよい。
更に、第一のパターン領域21における第一アスタリスク突起34について、各延出部の一部又は全部の延出方向は、第二のパターン領域22におけるリブ状突起52の直線要素の方向と異なる。
(作用、効果)
次に、本実施形態に係るタイヤの作用効果について説明する。
タイヤサイド部12の装飾部14では、第一のパターン領域21に形成された第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36へ入射する光が、図5に示す側面34D、36Dに当たる。そして、入射した光は、向かい合う側面34D、36D間で反射を繰り返しながら減衰して、外側に反射される。
また、タイヤサイド部12の装飾部14の第二のパターン領域22に形成されている。されたリブ状突起52へ入射する光も、同様に、向かい合う側面間(図示せず)で反射を繰り返しながら減衰して、外側に反射される。
さらに、タイヤサイド部12の突起が形成されていない他の領域18では、他の領域18に入射した光は、他の領域18を構成する外面によって外側に反射される。
ここで、第一のパターン領域21に形成されている第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36の間隔P、第二のパターン領域22に形成されているリブ状突起52の間隔Pは、それぞれ0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。これらの低明度領域では、突起が形成されていない他の領域18と比して明度が低くなっている。また、第1のパターン領域21と第二のパターン領域22において、ベース面40に対して直交する方向から見た突起の形状が互いに異なっているので、明度が同等であったとしても、光の入射角度が変化することによって、第一のパターン領域21又は第二のパターン領域22をあたかも浮かび上がるように見せることが可能になる。
本実施形態では、ジグザグ状の複数のリブ状突起52によりヘリンボーン形状が構成され、光の入射角に対して直交する面と平行する面とが交互に形成される。これにより、装飾部14にストライプ状の明暗を表現できる(図1、図2)。
第一のパターン領域21の第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36を、リブ状突起52と異なる構成とし、リブ状突起52を有する第二のパターン領域22と組み合わせることで、反射率の違いによるグラフィック表現が可能になる。本実施形態では、文字を表す第一のパターン領域21が、背景となる第二のパターン領域22から浮かび上がる。この見え方は、図1、図2に示されるように、タイヤ10の装飾部14を見る角度によって変化する。このようにして、タイヤ10において突起が形成されている領域を有する装飾部14の表現の幅を広げることができる。
また、図4において、第一アスタリスク突起34のそれぞれの延出部34Eは、異なる方向に延出されており、第二アスタリスク突起36のそれぞれの延出部36Eは、異なる方向に延出されている。これにより、視認する角度を変えて装飾部14を見た場合でも、見え方が異なるのを抑制することができる。
また、第一アスタリスク突起34は、それぞれ異なる方向に延出されると共に6本が中心O1で連結された延出部34Eで構成されている。第二アスタリスク突起36は、それぞれ異なる方向に延出されると共に6本が中心O2で連結された延出部36Eで構成されている。したがって、第一アスタリスク突起34、第二アスタリスク突起36のそれぞれは倒れにくくなり、それぞれの第一アスタリスク突起34、第二アスタリスク突起36の耐久性を向上させることができる。
また、第一アスタリスク突起34と、第二アスタリスク突起36とが、連結部34A、34Bを介して階段状に連結されている。これにより、連結部34A、34Bを介して第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36が互いに支え合い、第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36の倒れ込みが抑制されるので、耐久性を向上させることができる。
<第2実施形態>
図7において、本発明の第2実施形態に係るタイヤ30は、装飾部14が、タイヤ30のトレッド32に形成されている。具体的には、タイヤ30のトレッド32には、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝42、44が、タイヤ幅方向(図中矢印W)に離間して形成されている。周方向溝42は、タイヤ幅方向中央部に設けられ、周方向溝44は周方向溝42のタイヤ幅方向両側にそれぞれ設けられている。装飾部14は、タイヤ外面の一例としてのタイヤ幅方向中央部の周方向溝42に形成されている。この装飾部14には、複数の第一のパターン領域の一例としての第一のパターン領域21と第二のパターン領域22とが、例えばタイヤ周方向に交互に配置されている。このように、周方向溝44に装飾部14を設けることにより、トレッド32における表現の幅を広げることができる。
なお、第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22に加えて、更なるパターン領域を設けてもよい(図示せず)。また、各パターン領域の配置については任意であり、各パターン領域を、例えばタイヤ幅方向や、タイヤ幅方向と交差する斜め方向に並べてもよい。
第一のパターン領域21及び第二のパターン領域22の細部構成は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
<他の実施形態>
なお、本発明は係る実施形態は上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記第1実施形態では、第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36とが互いに連結されていたが、互いに連結されない構成であってもよい。また、第一のパターン領域21に第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36を設け、第二のパターン領域22にリブ状突起52を設けるものとしたが、突起の種類を逆にしてもよい。また、突起は、第一アスタリスク突起34、第二アスタリスク突起36、リブ状突起52以外の形状であってもよい。
第一アスタリスク突起34や第二アスタリスク突起36等の突起の頂角(例えば図4のD)は、26〔度〕とされたが、他の角度であってもよい。頂角Dが大きくなると、側面34D、36Dで反射する反射光が、入射した方向に戻る割合が多くなり、相対的に明度L*が高くなる。
10…タイヤ、12…タイヤサイド部(タイヤ外面)、14…装飾部、20…タイヤ、21…第一のパターン領域、22…第二のパターン領域、34…第一アスタリスク突起(突起)、36…第二アスタリスク突起(突起)、40…ベース面、42…周方向溝(外面)、52…リブ状突起(突起)、H…突起の高さ、P…突起の間隔

Claims (4)

  1. タイヤ外面に形成され、ベース面を有する装飾部と、
    前記装飾部の前記ベース面から0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の突出高さで突出する突起が、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の間隔で複数形成された第一のパターン領域及び第二のパターン領域と、を有し、
    前記第一のパターン領域と前記第二のパターン領域において、前記ベース面に対して直交する方向から見た前記突起の形状が、互いに異なるタイヤ。
  2. 前記突起が、互いに連結されている請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記第一のパターン領域において、前記突起は、前記ベース面に対して直交する方向から見て、基点から複数方向に延びている延出部を含んで形成されている請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記第二のパターン領域において、前記突起は、前記ベース面に対して直交する方向から見てジグザグ状のリブ状突起を構成し、
    前記リブ状突起が、前記間隔で複数形成されている請求項2又は請求項3に記載のタイヤ。
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