JP2019095166A - 熱交換器のチューブ及び熱交換器 - Google Patents

熱交換器のチューブ及び熱交換器 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造で耐久性を向上させることの可能な熱交換器のチューブを提供する。【解決手段】熱交換器1のチューブ20は、熱媒体の流れる流路205が内部に形成され、熱媒体の流れ方向に直交する断面形状が扁平筒状に形成されたチューブ本体200と、チューブ本体200の内部に設けられ、熱媒体の流れ方向に直交する断面形状が波状に形成されたインナーフィン210と、を備える。熱媒体の流れ方向に直交する方向におけるインナーフィン210の先端部212は、チューブ本体200の先端部203の内面203aから離間するとともに、固定されていない自由端となっている。【選択図】図3

Description

本開示は、熱交換器のチューブ及び熱交換器に関する。
車両に搭載された熱交換器には、例えば車両の走行中に飛び石が衝突することがある。飛び石が熱交換器のチューブに衝突すると、チューブの外壁部が変形する可能性がある。これに起因してチューブが破断すると、チューブの内部を流れる熱媒体が外部に漏れるという問題が生じる。このようなチューブの破断を防ぐためにも、チューブの耐久性を向上させる必要がある。従来、耐久性を向上させることが可能なチューブとしては、例えば下記特許文献1に記載のチューブがある。特許文献1に記載のチューブは扁平状に形成されている。特許文献1に記載のチューブでは、その外壁部がチューブの内部に折り曲げられている。チューブの内部に折り曲げられた部分は、チューブの先端の内壁面に沿って折り曲げられて密着している。これにより、チューブの先端部が肉厚化されるため、チューブの耐久性を向上させることができる。
特開2014−149137号公報
ところで、特許文献1に記載のチューブでは、その製造の際に、外壁部を内部に折り曲げる加工が必要になる。また、チューブの内部に折り曲げられた部分を、チューブの先端の内壁面に密着するように更に折り曲げる加工が必要となる。このような折り曲げ加工が必要であることが、チューブの構造の複雑化を招き、ひいてはコストの悪化を招いていた。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構造で耐久性を向上させることの可能な熱交換器のチューブ及び熱交換器を提供することにある。
上記課題を解決する熱交換器(1)のチューブ(20)は、熱媒体の流れる流路(205)が内部に形成され、熱媒体の流れ方向に直交する断面形状が扁平筒状に形成されたチューブ本体(200)と、チューブ本体の内部に設けられ、熱媒体の流れ方向に直交する断面形状が波状に形成されたインナーフィン(210)と、を備え、熱媒体の流れ方向に直交する方向におけるインナーフィンの先端部(212)が、チューブ本体の先端部(203)の内面(203a)から離間するとともに、固定されていない自由端となっている。
また、上記課題を解決する熱交換器(1)は、上記チューブを複数備え、インナーフィンの先端部とチューブ本体の先端部の内面との間の離間距離が、複数のチューブの間で異なっている。
これらの構成によれば、チューブ本体の先端部が衝撃により変形した際に、チューブ本体の先端部の内面がインナーフィンの先端部に接触する。この際、インナーフィンが変形することにより、チューブ本体に加わる衝撃力をインナーフィンが吸収するため、チューブ本体の先端部の変形を抑制することができる。また、インナーフィンの先端部をチューブ本体の先端部の内面から離間させるとともに自由端とするだけでよいため、簡易な構造で耐久性を向上させることができる。
なお、上記手段、特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本開示によれば、簡易な構造で耐久性を向上させることの可能な熱交換器のチューブ及び熱交換器を提供できる。
図1は、第1実施形態の熱交換器の概略構成を示す正面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面構造を示す断面図である。 図3は、第1実施形態のチューブの先端部の拡大断面構造を示す断面図である。 図4は、第1実施形態のチューブの動作例を示す断面図である。 図5は、第1実施形態の第1変形例のチューブの断面構造を示す断面図である。 図6は、第1実施形態の第2変形例のチューブの断面構造を示す断面図である。 図7は、第1実施形態の第2変形例のチューブの断面構造を示す断面図である。 図8は、第2実施形態のチューブの先端部の断面構造を示す断面図である。 図9は、第3実施形態のチューブの先端部の断面構造を示す断面図である。 図10は、第3実施形態の第1変形例のチューブの先端部の拡大断面構造を示す断面図である。 図11は、第3実施形態の第2変形例のチューブの先端部の拡大断面構造を示す断面図である。 図12は、第4実施形態の熱交換器の断面構造を示す断面図である。
以下、熱交換器のチューブ及び熱交換器の実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り 同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
はじめに、熱交換器の第1実施形態について説明する。図1に示される本実施形態の熱交換器1は、例えば内燃機関の冷却水を熱媒体として当該冷却水と空気との間で熱交換を行うことにより冷却水を冷却するラジエータとして用いられるものである。なお、熱交換器1は、ラジエータに限らず、例えば車両の空調装置の冷凍サイクルを構成するコンデンサ等として用いてもよい。
図1に示されるように、熱交換器1は、コア部2と、一対のタンク3,4とを備えている。
コア部2は、チューブ20とアウターフィン21とにより構成されている。チューブ20は、図中の矢印Zで示される方向に隙間を有して複数積層されている。チューブ20は、図中の矢印Xで示される方向、すなわち矢印Zで示される方向と直交する方向に長手方向を有している。チューブ20の内部には、矢印Xで示される方向に熱媒体が流れる。隣接するチューブ20,20の間には、図中の矢印Yで示される方向に空気が流れる。
以下では、便宜上、矢印Xで示される方向を「チューブ長手方向X」又は「熱媒体の流れ方向X」とも称する。また、矢印Yで示される方向を「空気流れ方向Y」とも称する。さらに、矢印Zで示される方向を「チューブ積層方向Z」とも称する。なお、空気流れ方向Yの上流側に向かう方向は車両前方に相当し、空気流れ方向Yの下流側に向かう方向は車両後方に相当する。
アウターフィン21は、チューブ積層方向Zに隣接するチューブ20,20の隙間に配置されている。アウターフィン21は、薄い金属板を波状に屈曲させることにより形成される、いわゆるコルゲートフィンである。アウターフィン21は、チューブ積層方向Zに隣接するチューブ20,20のそれぞれの側面にろう付けにより接合されている。アウターフィン21は、チューブ20,20の間を流れる空気との接触面積を増やすことにより、チューブ20の内部を流れる熱媒体と空気との間の熱交換を促進させる機能を有している。
一対のタンク3,4は、コア部2のチューブ長手方向Xの両端にそれぞれ設けられている。一対のタンク3,4は、チューブ積層方向Zに延びるように形成されており、各チューブ20の両端部にそれぞれ接続されている。一方のタンク3には流入口30が設けられている。流入口30は、タンク3の内部流路に熱媒体を流入させる部分である。他方のタンク4には流出口40が設けられている。流出口40は、タンク4の内部流路から熱媒体を流出させる部分である。
熱交換器1では、タンク3の流入口30から当該タンク3の内部流路に熱媒体が流入することにより、各チューブ20に熱媒体が分配される。チューブ20の内部を流れる熱媒体と、チューブ20の外部を流れる空気との間で熱交換が行われることにより熱媒体が冷却される。チューブ20の内部を通過することで冷却された熱媒体は、タンク4の内部流路に集められた後、流出口40から排出される。
次に、チューブ20の構造について詳しく説明する。
図2に示されるように、チューブ20は、チューブ本体200と、インナーフィン210とを備えている。なお、図2において、矢印Y1で示される方向は車両前方を示し、矢印Y2で示される方向は車両後方を示す。
チューブ本体200は、チューブ長手方向Xに直交する断面形状が扁平筒状に形成されている。チューブ本体200の内部には、熱媒体が流れる流路205が形成されている。チューブ本体200の両側壁部201,202は、空気流れ方向Yに対して平行に配置されている。チューブ本体200の一方の先端部203は車両前方Y1を向いている。チューブ本体200の他方の先端部204は車両後方Y2を向いている。
インナーフィン210は、チューブ本体200の内部に収容されている。インナーフィン210は、チューブ長手方向Xに直交する断面形状が波状に形成されている。インナーフィン210は、チューブ本体200の内部を流れる熱媒体との接触面積を増やすことにより、チューブ20の内部流路205を流れる熱媒体とチューブ20の外部を流れる空気との熱交換を促進させる機能を有している。
図3に示されるように、インナーフィン210の湾曲部211は、チューブ本体200の側壁部201,202の内面201a,202aにろう付けされている。これにより、インナーフィン210はチューブ本体200に固定されている。インナーフィン210の一方の先端部212は、チューブ本体200の先端部203の内面203aから離間するとともに、固定されていない自由端となっている。インナーフィン210の先端部212は、チューブ本体200の側壁部202の内面202aから、当該内面202aに対して直交する方向に延びるように形成されている。
なお、図2に示されるように、インナーフィン210の他方の先端部213に関しても、一方の先端部212と同様に形成されている。
次に、本実施形態の熱交換器1のチューブ20の動作例について説明する。
図4に示されるように、車両前方Y1から車両後方Y2に向かって熱交換器1に石Lが飛んできたような場合、この石Lがチューブ本体200の先端部203に衝突する可能性がある。これによりチューブ本体200の先端部203が図中に示されるように変形した際に、チューブ本体200の先端部203の内面203aがインナーフィン210の先端部212に接触する。この際、インナーフィン210が図中に示されるように変形することにより、チューブ本体200に加わる衝撃力をインナーフィン210が吸収するため、チューブ本体200の先端部203の変形が抑制される。
なお、チューブ本体200の先端部203の内面203aとインナーフィン210の先端部212との間の離間距離は、チューブ20に要求される耐力によって最適設計を行う。耐力とは、どの程度の衝突エネルギに耐える必要があるかを示す。例えば、発明者らの実験やシミュレーション等によれば、図3に示されるように、チューブ本体の幅Hが「1.75[mm]」であって、且つ衝突エネルギが「0.42[J]」であるような場合、離間距離LEは「0.3[mm]〜0.9[mm]」の範囲に設定されていることが好ましい。
以上説明した本実施形態の熱交換器1のチューブ20によれば、以下の(1)及び(2)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)熱媒体の流れ方向Xに直交する方向Yにおけるインナーフィン210の先端部212が、チューブ本体200の先端部203の内面203aから離間するとともに、固定されていない自由端となっている。これにより、チューブ本体200の先端部203が衝撃により変形した際に、その衝撃力をインナーフィン210により吸収することができるため、チューブ本体200の先端部203の変形を抑制することができる。また、インナーフィン210の先端部212をチューブ本体200の先端部203の内面203aから離間させるとともに自由端とするだけでよいため、簡易な構造で耐久性を向上させることができる。
(2)インナーフィン210の先端部212は、チューブ本体200の側壁部202の内面202aから、当該内面202aに対して直交する方向に延びるように形成されている。これにより、チューブ本体200の先端部203の内面203aがインナーフィン210の先端部212に接触した際に、その衝撃力をインナーフィン210がより効果的に吸収することができるため、チューブ本体200の先端部203の変形を更に抑制することができる。
(第1変形例)
次に、第1実施形態の熱交換器1及びチューブ20の第1変形例について説明する。
図5に示されるように、本変形例のチューブ20では、インナーフィン210が、チューブ本体200の先端部203のみに設けられている。
このような構成であっても、チューブ本体200の先端部203が衝撃により変形した際に、その衝撃力をインナーフィン210により吸収することができるため、チューブ本体200の先端部203の変形を抑制することができる。
(第2変形例)
次に、第1実施形態の熱交換器1及びチューブ20の第2変形例について説明する。
図6に示されるように、本変形例のチューブ20では、インナーフィン210のフィンピッチが、その先端部212に向かうほど短くなっている。具体的には、インナーフィン210の先端部212付近のフィンピッチが「P1」に設定されるとともに、それ以外の部分のフィンピッチが、「P1」よりも長い「P2」に設定されている。
このような構成によれば、インナーフィン210の先端部212付近が変形し難くなるため、インナーフィン210による衝撃吸収効果を高めることができる。よって、チューブ本体200の先端部203の変形を更に抑制することができる。
なお、図7に示されるように、このようにフィンピッチの異なるインナーフィン210がチューブ本体200の先端部203にのみ配置されていてもよい。
<第2実施形態>
次に、熱交換器1及びチューブ20の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図8に示されるように、本実施形態のチューブ本体200では、その側壁部201,202のそれぞれの端部が曲げられてかしめられる、いわゆる巻かしめにより接合されている。これにより、チューブ本体200の先端部203の厚さが側壁部201,202の厚さよりも厚くなっている。
以上説明した本実施形態の熱交換器1のチューブ20によれば、以下の(3)に示される作用及び効果を更に得ることができる。
(3)チューブ本体200の先端部203の厚さを側壁部201,202の厚さよりも厚くすることにより、チューブ本体200の先端部203の剛性を高めることができる。よって、チューブ本体200の先端部203の変形を更に抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、熱交換器1及びそのチューブ20の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図9に示されるように、本実施形態のチューブ本体200の先端部203の内部には、内柱206が形成されている。内柱206は、チューブ本体200の一方の側壁部201から他方の側壁部202に向かってチューブ本体200の内部を横断するように形成されている。インナーフィン210の先端部212は、内柱206から離間するように配置されている。
以上説明した本実施形態の熱交換器1のチューブ20によれば、以下の(4)に示される作用及び効果を更に得ることができる。
(4)内柱206によりチューブ本体200の先端部203の剛性を高めることができるため、チューブ本体200の先端部203の変形を更に抑制することができる。
(第1変形例)
次に、第3実施形態の熱交換器1及びそのチューブ20の第1変形例について説明する。
図10に示されるように、本変形例のチューブ20では、チューブ本体200の先端部203のみにインナーフィン210が設けられている。また、チューブ本体200においてインナーフィン210が配置されている部分を除く部分には、内柱206が形成されている。
このような構成であれば、第1実施形態の第1変形例のチューブ20の構成と比較すると、すなわちチューブ本体200の先端部203にインナーフィン210が設けられていて、且つ内柱206が設けられていない構成と比較すると、チューブ本体200の剛性を高めることができる。よって、チューブ本体200の先端部203の変形を更に抑制することができる。
(第2変形例)
次に、第3実施形態の熱交換器1及びそのチューブ20の第2変形例について説明する。
図11に示されるように、本変形例のチューブ20には、その内柱206とチューブ本体200の先端部203の内面203aとにより仕切られる空間により収容室207が形成されている。収容室207は、熱媒体が流通しない閉空間となっている。収容室207には、衝撃吸収部材220が配置されている。衝撃吸収部材220は、金属よりも軽い材料、例えばエラストマを用いることができる。
このような構成であれば、チューブ本体200の先端部203が衝撃により変形した際に、その衝撃力を衝撃吸収部材220により更に吸収することができるため、チューブ本体200の先端部203の変形を更に抑制することができる。
<第4実施形態>
次に、熱交換器1及びそのチューブ20の第4実施形態について説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図12に示されるように、本実施形態の熱交換器1では、チューブ本体200の先端部203の内面203aとインナーフィン210の先端部212との間の離間距離がチューブ20aとチューブ20bとで異なっている。
具体的には、チューブ20aでは、離間距離が「La」に設定されている。これに対し、チューブ20bでは、離間距離が、「La」よりも長い「Lb」に設定されている。これにより、チューブ20aとチューブ20bとでは、離間距離に「ΔL」だけの差がある。
離間距離が短いほど、チューブ本体200の先端部203が変形した際に、チューブ本体200の先端部203の内面203aにインナーフィン210が接触し易くなるため、チューブ本体200の先端部203の変形に対する衝撃吸収効果を高めることができる。そのため、熱交換器1において飛び石が当たり易い部分、例えば熱交換器1の中央部付近に配置されるチューブ20では離間距離を「La」に設定し、それ以外のチューブ20では離間距離を「Lb」に設定すれば、飛び石に対するチューブ20の変形を効果的に抑制することができる。
以上説明した本実施形態の熱交換器1のチューブ20によれば、以下の(5)に示される作用及び効果を更に得ることができる。
(5)インナーフィン210の先端部212とチューブ本体200の先端部203の内面203aとの間の離間距離が、複数のチューブ20a,20bで異なっている。これにより、飛び石の大きさや各チューブ20の搭載位置に応じた衝撃の加わり方に応じて、チューブ20の耐久性を任意に変更することができる。
<他の実施形態>
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・チューブ本体200の先端部203の内面203aとインナーフィン210の先端部212との間の離間距離は、全てのチューブ20で同一の長さであってもよい。
・インナーフィン210の先端部212は、チューブ本体200の側壁部202の内面202aに対して直交以外の任意の角度で延びるように形成されていてもよい。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
1:熱交換器
20:チューブ
200:チューブ本体
201,202:側壁部
203:先端部
203a:内面
205:流路
206:内柱
210:インナーフィン
212:先端部
220:衝撃吸収部材

Claims (8)

  1. 熱媒体の流れる流路(205)が内部に形成され、前記熱媒体の流れ方向に直交する断面形状が扁平筒状に形成されたチューブ本体(200)と、
    前記チューブ本体の内部に設けられ、前記熱媒体の流れ方向に直交する断面形状が波状に形成されたインナーフィン(210)と、を備え、
    前記熱媒体の流れ方向に直交する方向における前記インナーフィンの先端部(212)が、前記チューブ本体の先端部(203)の内面(203a)から離間するとともに、固定されていない自由端となっている
    熱交換器のチューブ。
  2. 前記インナーフィンの先端部は、前記チューブ本体の側壁部の内面から、当該内面に対して直交する方向に延びるように形成されている
    請求項1に記載の熱交換器のチューブ。
  3. 前記インナーフィンのフィンピッチは、前記先端部に向かうほど短くなっている
    請求項1又は2に記載の熱交換器のチューブ。
  4. 前記インナーフィンは、前記チューブ本体の先端部のみに設けられている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱交換器のチューブ。
  5. 前記チューブ本体は、その先端部に前記チューブ本体の一方の側壁部(201)から他方の側壁部(202)に向かって前記チューブ本体の内部を横断するように形成される内柱(206)を有し、
    前記インナーフィンの先端部は、前記内柱から離間するように配置されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱交換器のチューブ。
  6. 前記内柱により仕切られる空間に配置される衝撃吸収部材(220)を更に備える
    請求項5に記載の熱交換器のチューブ。
  7. 前記チューブ本体の先端部の厚さは、前記チューブ本体の側壁部の厚さよりも厚い
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱交換器のチューブ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱交換器(1)のチューブ(20)を複数備え、
    前記インナーフィンの先端部と前記チューブ本体の先端部の内面との間の離間距離が、複数の前記チューブの間で異なっている
    熱交換器。
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