JP2019088250A - 釣り用リールのローラクラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】安定してローラを付勢する。【解決手段】釣り用リールのローラクラッチ10は、外輪2と、内輪と、ローラ4と、トーションばね6とを備えている。ローラ4は、外輪2と内輪との間で動力を伝達する伝達位置と、動力の伝達を解除する非伝達位置と、の間で移動可能である。トーションばね6は、ローラ4を伝達位置側に付勢する。トーションばね6は、コイル部と、コイル部から延びる第1アーム部62と、を有する。第1アーム部62は、押圧部623を有する。押圧部623は、ローラ4の軸方向と直交する方向に延びてローラ4と接触する。【選択図】図7

Description

本発明は、釣り用リールのローラクラッチに関するものである。
釣り用リールのローラクラッチは、外輪、内輪、及びローラを有しており、回転を一方向にのみ伝達可能である。一般的に、釣り用リールに用いられるローラクラッチは、外輪が釣り用リール本体に相対回転不能に取り付けられている。このため、例えば、内輪が外輪に対して、一方向に回転すると、ローラが伝達位置に移動し、その回転が外輪に伝達されると、内輪はその一方向への回転が阻止される。一方、内輪が外輪に対して逆方向に回転すると、ローラが非伝達位置に移動し、内輪の回転は外輪に伝達されないので、その逆方向への回転が可能となるよう構成されている。
一般的に、ローラは、付勢部材によって伝達位置に付勢されている。例えば、特許文献1に示されるローラクラッチでは、トーションばねがローラを伝達位置に付勢している。トーションばねは、コイル部と、コイル部から延びるアーム部を有している。アーム部は、ローラを押圧している。このアーム部は、ローラの軸方向に沿って延びるとともに、ローラの軸方向に傾斜するように延びている。
特開平9−289850号公報
このように、ローラの軸方向、つまりは、ローラの転がり軸方向に対して、アーム部が傾斜し、その状態でアーム部はローラと接触し押圧している。このため、ローラの転がり位置によって、ローラとアーム部との接触・押圧位置が、ローラの軸方向に変化する。この結果、ローラを傾けるモーメントが発生するという問題がある。そこで、本発明の課題は、安定してローラを付勢することにある。
本発明のある側面に係る釣り用リールのローラクラッチは、外輪と、内輪と、ローラと、トーションばねとを備えている。内輪は、外輪の半径方向内側に配置されている。ローラは、内輪と外輪との間に配置されている。ローラは、外輪と内輪との間で動力を伝達する伝達位置と、動力の伝達を解除する非伝達位置と、の間で移動可能である。トーションばねは、ローラを伝達位置側又は非伝達位置側に付勢する。トーションばねは、コイル部と、コイル部から延びるアーム部と、を有する。アーム部は、押圧部を有する。押圧部は、ローラの軸方向と直交する方向に延びてローラと接触する。
この構成によれば、ローラと接触する押圧部は、ローラの軸方向と直交する方向に延びている。このため、ローラが周方向に移動しても、押圧部とローラとの接触位置は、ローラの軸方向において実質的に変化しない。したがって、ローラを傾けるモーメントも発生せず、ローラを安定して付勢することができる。
好ましくは、コイル部は、前記外輪または内輪と軸方向において隣接する。
好ましくは、コイル部は、半径方向視において、前記ローラと重複しないように配置される。この構成によれば、半径方向にコイル部とローラ部が重複しないので、径方向の小型化が図られ、ひいては、釣り用リールを小型化することができる。
好ましくは、アーム部は、前記ローラの軸方向に沿って延びる中間部をさらに有し、
前記押圧部は、前記中間部の先端部から延びる。
好ましくは、押圧部は、前記ローラの軸方向における中央部と接触する。
好ましくは、コイル部の自然高さは、前記コイル部の密着高さよりも長い。
好ましくは、コイル部は、隣り合うコイルが互いに非接触である。
好ましくは、釣り用リールのローラクラッチは、トーションばねを収容する収容穴を有する収容部材をさらに備える。
本発明によれば、ローラを安定して付勢することができる。
スピニングリールの断面図。 ローラクラッチの正面図。 ローラクラッチの側面断面図。 外輪を取り外した状態におけるローラクラッチの正面図。 外輪を取り外した状態におけるローラクラッチの拡大斜視図。 トーションばねの側面図。 トーションばねとローラとの接触位置を示すローラクラッチの斜視図。
以下、本発明に係るローラクラッチの実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、軸方向とはロータ15の回転軸Oが延びる方向を示し、半径方向とは回転軸Oを中心とした円の半径方向を示し、周方向とは回転軸Oを中心とした円の周方向を示す。
[スピニングリール]
図1に示すように、スピニングリール100は、釣糸を前方(図1の左方向)に繰り出す。スピニングリール100は、リール本体11、スプール軸12、スプール13、ピニオンギア14、ロータ15、ハンドル16、及びローラクラッチ10を備えている。
[リール本体]
リール本体11は、内部空間を有しており、内部空間内に種々の機構を収容している。例えば、駆動ギア17、及びオシレーティング機構18がリール本体11内に収容されている。また、リール本体11の側面には、ハンドル16が回転可能に取り付けられている。
ハンドル16を回転させることによって、駆動ギア17が回転する。駆動ギア17は、フェースギアであり、ピニオンギア14のギア部141と噛み合っている。オシレーティング機構18は、スプール軸12を軸方向に往復動させる機構である。
[スプール軸]
スプール軸12は、リール本体11に設けられている。詳細には、スプール軸12は、リール本体11内から前方に延びている。スプール軸12は、ハンドル16を回転させることによって、前後方向に往復動する。詳細には、ハンドル16の回転が、駆動ギア17及びオシレーティング機構18を介して、スプール軸12を前後方向に往復動させる。
[スプール]
スプール13は、釣糸が巻きつけられる部材である。スプール13は、スプール軸12の先端部にドラグ機構19を介して装着されている。スプール13は、スプール軸12と一体的に前後方向に往復動する。
[ピニオンギア]
ピニオンギア14は、リール本体11に設けられている。詳細には、ピニオンギア14は、リール本体11内から前方に延びている。ピニオンギア14は、スプール軸12周りに回転可能に配置されている。ピニオンギア14は筒状に形成されており、ピニオンギア14の内部をスプール軸12が延びている。なお、ピニオンギア14の内周面とスプール軸12の外周面とが接触しないよう、ピニオンギア14は複数の軸受を介してリール本体11に支持されていることが好ましい。
ピニオンギア14は、ギア部141と取付部142とを有している。ギア部141は、ピニオンギア14の後部に位置しており、駆動ギア17と噛み合っている。取付部142は、ピニオンギア14の前部に位置している。取付部142は、種々の部材が取り付けられている。ピニオンギア14の取付部142は、円筒状に形成されており、外周面に一対の平坦面を有している。各平坦面は軸方向に延びており、互いに平行である。
[ロータ]
ロータ15は、スプール13に釣糸を巻きつけるための部材である。ロータ15は、ピニオンギア14に固定されており、ピニオンギア14と一体的に回転する。すなわち、ロータ15はピニオンギア14と相対回転不能である。なお、ロータ15は、ピニオンギア14の取付部142に取り付けられている。
[ローラクラッチ]
ローラクラッチ10は、動力を一方向のみに伝達可能に構成されている。すなわち、ローラクラッチ10は、ワンウェイクラッチとして構成されている。
図2及び図3に示すように、ローラクラッチ10は、外輪2、内輪3、複数のローラ4、収容部材5、及び複数のトーションばね6を有している。
[収容部材]
収容部材5は、リール本体11に固定されている。具体的には、収容部材5は、リール本体11にボルトなどで固定されている。このため、収容部材5は、回転軸O周りに回転しない。
図3から図5に示すように、収容部材5は、複数の収容穴51を有している。各収容穴51は、トーションばね6を収容している。各収容穴51は、周方向において、互いに間隔をあけて配置されている。各収容穴51は、軸方向に貫通していない。すなわち、各収容穴51は、凹部である。
各収容穴51は、内壁面52及び底面53によって画定されている。図4に示すように、内壁面52は、無端状に連結している。すなわち、正面視において、内壁面52は、全周にわたって繋がっており、環状に形成されている。このため、収容穴51は、開口端面を除いて、閉じられている。
図3に示すように、底面53は、収容穴51の軸方向の一方の端面を画定している。この底面53は、平坦面である。すなわち、底面53に凸部などは形成されていない。なお、各収容穴51の軸方向の他方の端面は、開口している。
図4に示すように、各収容穴51は、円筒部511と延在部512とを有している。延在部512は、円筒部511から周方向に延びている。円筒部511と延在部512とは一体的に形成されている。なお、円筒部511は、後述するコイル部61を収容する部分であり、延在部512は、後述する第2アーム部63を収容する部分である。
また、図3及び図4に示すように、収容部材5は、外周壁部54、複数の係合凸部55、及び貫通孔56を有している。外周壁部54は、回転軸Oを中心とした環状に形成されている。各係合凸部55は、この外周壁部54から半径方向内側に突出している。また、各係合凸部55は、軸方向に延びている。各係合凸部55は、周方向において互いに間隔をあけて配置されている。貫通孔56は、収容部材5の中央部に形成されており、軸方向に延びている。
[内輪]
図2及び図3に示すように、内輪3は、外輪2の半径方向内側に配置されている。詳細には、内輪3は、収容部材5の貫通孔56内を延びている。内輪3は、円筒状であり、ピニオンギア14の取付部142に取り付けられる。内輪3の内周面には、一対の係合面31が形成されている。内輪3の各係合面31は、ピニオンギア14の取付部142の各平坦面と係合する。このため、内輪3はピニオンギア14と一体的に回転する。
[外輪]
図2に示すように、外輪2は、略円筒状に形成されており、外周面に複数の係合凹部21を有している。外輪2の各係合凹部21は、収容部材5の係合凸部55と係合する。これにより、外輪2は、収容部材5と相対回転不能となる。収容部材5は、回転軸O周りに回転不能であるため、外輪2も同様に回転軸O周りに回転不能となる。
外輪2は、各収容穴51の開口端面を封鎖するように配置されている。このため、各収容穴51に収容されたトーションばね6が収容穴51から抜け落ちることを外輪2によって防止されている。また、外輪2は、収容部材5の外周壁部54によって半径方向に支持されている。
外輪2は、複数のカム面22を有している。各カム面22は、外輪2の内周面に形成されている。各カム面22は、周方向に沿って回転軸Oとの距離が変化する。具体的には、各カム面22は、図2の時計周りの方向に向かって回転軸Oに近付くように傾斜している。
[ローラ]
ローラ4は、内輪3と外輪2との間に配置されている。詳細には、ローラ4は、内輪3の外周面と、外輪2のカム面22との間に配置されている。各ローラ4は、周方向に互いに間隔をあけて配置されている。ローラ4は、円柱状であって、回転軸Oに沿って延びている。すなわち、ローラ4の軸方向は、回転軸Oの延びる方向と同じである。ローラ4は、伝達位置と非伝達位置との間で移動可能である。なお、ローラ4は、トーションばね6によって、伝達位置側に付勢されている。
伝達位置における外輪2のカム面22と内輪3の外周面との距離は、ローラ4の直径よりも小さい。このため、ローラ4が伝達位置に移動すると、ローラ4は外輪2のカム面22と内輪3の外周面との間にくい込む。この結果、ローラ4は内輪3と外輪2との間で動力を伝達する。
なお、本実施形態では、外輪2は回転軸O周りに回転不能であるため、ローラ4が伝達位置に移動すると、内輪3も回転軸O周りに回転不能となる。具体的には、糸繰り出し方向にハンドル16を回そうとすると、内輪3が図2の時計周りに回転して、ローラ4が伝達位置に移動する。このため、内輪3は回転不能となり、結果的に、ハンドル16も糸繰り出し方向に回すことができなくなる。
非伝達位置における外輪2のカム面22と内輪3の外周面との距離は、ローラ4の直径よりも大きい。このため、ローラ4が非伝達位置に移動すると、外輪2と内輪3との間で各ローラ4は自転可能となる。この結果、内輪3の動力は外輪2に伝達されない。すなわち、内輪3は回転可能となる。具体的には、糸巻き取り方向にハンドル16を回すと、内輪3が図2の反時計周りに回転し、ローラ4が非伝達位置に移動する。このため、ハンドル16、内輪3、ピニオンギア14及びロータ15が糸巻取方向に回転可能となる。
[トーションばね]
図4及び図5に示すように、トーションばね6は、ローラ4を伝達位置側に付勢するように構成されている。トーションばね6は、収容部材5の収容穴51に収容されている。トーションばね6は、収容穴51を画定する内壁面52によって支持されている。
図6に示すように、トーションばね6は、コイル部61と、第1アーム部62と、第2アーム部63と、を有している。コイル部61、第1アーム部62、及び第2アーム部63は、一本の素線から構成されている。なお、第1アーム部62は、本発明のアーム部に相当する。
コイル部61は、トーションばね6のうち、コイル状に巻かれた部分である、コイル部61は、収容穴51のうち、円筒部511に収容されている。コイル部61は、軸方向に延びている。図3に示すように、コイル部61は、外輪2と軸方向において隣接している。このため、コイル部61は、半径方向視において、実質的にローラ4と重複しないように配置されている。なお、コイル部61の端部は、ローラ4と重複していてもよい。
図6に示すように、コイル部61の自然高さHは、コイル部61の密着高さよりも長い。すなわち、コイル部61は、圧縮可能である。コイル部61は隣り合うコイル間に隙間Gを有しており、隣り合うコイルは互いに非接触である。なお、トーションばね6が取り付けられた状態においても、コイル部61は隣り合うコイル間に隙間Gを有しており、隣り合うコイルは互いに非接触である。
第1アーム部62は、コイル部61から階段状に延びている。第1アーム部62は、ローラ4を伝達位置に向かって付勢している。この第1アーム部62は、ローラ4の外周面と当接している。第1アーム部62は、第1中間部621と、第2中間部622と、押圧部623とを有している。なお、第2中間部622が、本発明の中間部に相当する。
第1中間部621は、コイル部61から軸方向と直交する方向に延びている。詳細には、第1中間部621は、コイル部61から接線方向に延びている。
図6及び図7に示すように、第2中間部622は、第1中間部621の先端部からローラ4の軸方向に沿って延びている。すなわち、第2中間部622は、第1中間部621と直交する方向に延びている。第2中間部622は、外輪2の内周面に沿って延びている。また、第2中間部622は、ローラ4の外周面に沿って延びている。第2中間部622は、軸方向において、ローラ4の中央部まで延びている。
押圧部623は、第2中間部622の先端部から、ローラ4の軸方向と直交する方向に延びている。なお、押圧部623が延びる方向は、ローラ4の軸方向と直交する方向と完全に一致している必要はない。ローラ4の径の大きさ、伝達位置と非伝達位置との距離(ローラの転がり移動距離)に左右されるが、例えば、押圧部623が延びる方向と、ローラ4の軸方向とがなす角度が90度±10度以内であれば、押圧部623はローラ4の軸方向と直交する方向に延びているとみなすことができる。
押圧部623は、ローラ4と接触し、ローラ4を押圧している。この結果、ローラ4は、トーションばね6によって、伝達位置側に向かって付勢されている。押圧部623は、ローラ4の軸方向における中央部を押圧している。
第2アーム部63は、コイル部61から延びており、軸方向と直交する方向に延びている。第2アーム部63は、第1アーム部62と異なり、直線状に延びている。
図4に示すように、第2アーム部63は、延在部512内に配置されている。この第2アーム部63は、延在部512内の内壁面52と当接している。第1及び第2アーム部62、63間の角度は、自由時角度よりも開いた状態で取り付けられている。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
(a)上記実施形態では、外輪2は回転軸O周りに回転不能に取り付けられているが、外輪2は回転軸O周りに回転可能であってもよい。この場合、ローラ4が伝達位置に移動すると、内輪3の動力が外輪2に伝達され、内輪3と外輪2とが一体的に回転する。
(b)上記実施形態では、トーションばね6は、収容部材5の収容穴51内に収容されており、内壁面52によって支持されているが、特にこれに限定されない。例えば、トーションばね6は、コイル部61を貫通するピンなどによって支持されていてもよい。
(c)上記実施形態では、トーションばね6は、ローラ4を伝達位置側に付勢しているが、特にこれに限定されない。例えば、トーションばね6は、ローラ4を非伝達位置側に付勢していてもよい。
2 外輪
3 内輪
4 ローラ
5 収容部材
6 トーションばね
61 コイル部
62 第1アーム部
622 第2中間部
623 押圧部
10 ローラクラッチ

Claims (8)

  1. 釣り用リールのローラクラッチであって、
    外輪と、
    前記外輪の半径方向内側に配置された内輪と、
    前記内輪と前記外輪との間に配置され、前記外輪と前記内輪との間で動力を伝達する伝達位置と前記動力の伝達を解除する非伝達位置との間で移動可能なローラと、
    前記ローラを前記伝達位置側又は前記非伝達位置側に付勢するトーションばねと、
    を備え、
    前記トーションばねは、コイル部と、前記コイル部から延びるアーム部と、を有し、
    前記アーム部は、前記ローラの軸方向と直交する方向に延びて前記ローラと接触する押圧部を有する、
    釣り用リールのローラクラッチ。
  2. 前記コイル部は、前記外輪または内輪と軸方向において隣接する、
    請求項1に記載の釣り用リールのローラクラッチ。
  3. 前記コイル部は、半径方向視において、前記ローラと重複しないように配置される、
    請求項1又は2に記載の釣り用リールのローラクラッチ。
  4. 前記アーム部は、前記ローラの軸方向に沿って延びる中間部をさらに有し、
    前記押圧部は、前記中間部の先端部から延びる、
    請求項1から3のいずれかに記載の釣り用リールのローラクラッチ。
  5. 前記押圧部は、前記ローラの軸方向における中央部と接触する、
    請求項1から4のいずれかに記載の釣り用リールのローラクラッチ。
  6. 前記コイル部の自然高さは、前記コイル部の密着高さよりも長い、
    請求項1から5のいずれかに記載の釣り用リールのローラクラッチ。
  7. 前記コイル部は、隣り合うコイルが互いに非接触である、
    請求項1から6のいずれかに記載の釣り用リールのローラクラッチ。
  8. 前記トーションばねを収容する収容穴を有する収容部材をさらに備える、
    請求項1から7のいずれかに記載の釣り用リールのローラクラッチ。
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