JP2019085673A - 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法 - Google Patents

発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019085673A
JP2019085673A JP2017214964A JP2017214964A JP2019085673A JP 2019085673 A JP2019085673 A JP 2019085673A JP 2017214964 A JP2017214964 A JP 2017214964A JP 2017214964 A JP2017214964 A JP 2017214964A JP 2019085673 A JP2019085673 A JP 2019085673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin
wallpaper
surface protective
protective layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017214964A
Other languages
English (en)
Inventor
菜月 宮井
Natsuki Miyai
菜月 宮井
武志 由良
Takeshi Yura
武志 由良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2017214964A priority Critical patent/JP2019085673A/ja
Publication of JP2019085673A publication Critical patent/JP2019085673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】表面強度を向上させることで耐傷性を向上させることが可能な、発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法を提供する。【解決手段】発泡壁紙1が、基材2と、基材2に積層した発泡樹脂層4と、発泡樹脂層4に積層した絵柄印刷層6と、絵柄印刷層6に積層し、且つオキサゾリン系の硬化剤が添加された撥水性を有するアクリル樹脂を用いて形成されている表面保護層8を備えており、撥水性を有するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加して、表面保護層8を形成する表面保護層形成工程を備える発泡壁紙の製造方法で製造されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の壁面装飾等に用いる、発泡壁紙と、発泡壁紙の製造方法に関する。
従来、発泡壁紙としては、紙基材に塩化ビニル樹脂の発泡樹脂層を形成したものが知られている。
近年、環境に配慮し、発泡樹脂層にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のような、ハロゲンを含有しない樹脂が用いられてきている(たとえば、特許文献1、2を参照)。
その中で、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂やポリエチレン樹脂を、Tダイ押出機で、発泡剤の分解温度以下で押出製膜した後、紙基材に貼り合わせて壁紙用原反を作製する方法が、生産性の高さから好適に用いられている(たとえば、特許文献3を参照)。
特許第3625069号公報 特開2000−255011号公報 特許第4629188号公報
しかしながら、上述した各特許文献に開示されている技術では、ブリードアウトが発生して、壁紙としての耐久性を低下させてしまうため、施工時や施工後における耐傷性の向上が困難であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表面強度を向上させることで耐傷性を向上させることが可能な、発泡壁紙と、発泡壁紙の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、基材と、前記基材に積層した発泡樹脂層と、前記発泡樹脂層に積層した絵柄印刷層と、前記絵柄印刷層に積層した表面保護層を備える発泡壁紙である。そして、表面保護層は、オキサゾリン系の硬化剤が添加された撥水性を有するアクリル樹脂を用いて形成されている。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様は、基材と、基材に積層した発泡樹脂層と、発泡樹脂層に積層した絵柄印刷層と、絵柄印刷層に積層した表面保護層と、を備える発泡壁紙の製造方法であり、表面保護層を形成する表面保護層形成工程を備える。そして、表面保護層形成工程では、撥水性を有するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加して、表面保護層を形成する。
本発明の一態様によれば、表面保護層を形成するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加することで、アクリル樹脂中のカルボキシル基と、硬化剤中のオキサゾリン基がアミドエステル結合を形成して、表面保護層の強度を向上させることが可能となる。
これにより、表面強度を向上させることで耐傷性を向上させることが可能な、発泡壁紙と、発泡壁紙の製造方法を提供することが可能となる。
本発明の第一実施形態における発泡壁紙の構成を表す断面図である。
図面を参照して、本発明の第一実施形態を以下において説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚さと平面寸法との関係や、各層の厚さの比率等は、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚さや寸法は、以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
さらに、以下に示す第一実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質や、それらの形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。また、以下の説明における「左右」や「上下」の方向は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。よって、例えば、紙面を90度回転すれば「左右」と「上下」とは交換して読まれ、紙面を180度回転すれば「左」が「右」になり、「右」が「左」になることは勿論である。
(発泡壁紙)
図1を参照して、発泡壁紙1の構成について説明する。
発泡壁紙1は、図1中に表すように、基材2と、発泡樹脂層4と、絵柄印刷層6と、表面保護層8を、この順で備える。
(基材)
基材2は、壁紙用裏打紙(繊維質シート)である。
基材2形成する紙材としては、例えば、壁紙用一般紙、難燃紙、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機添加剤を含む無機質紙、上質紙、薄用紙、繊維混抄紙等を用いることが可能である。
壁紙用一般紙は、パルプ主体のシートを既知のサイズ剤でサイズ処理したものである。難燃紙は、パルプ主体のシートを、スルファミン酸グアニジン、リン酸グアジニン等の難燃剤で処理したものである。混抄紙(繊維混抄紙)は、パルプと合成繊維とを混合して抄紙したものである。
第一実施形態では、一例として、基材2の材料を混抄紙とし、坪量を50[g/m]以上100[g/m]以下の範囲内とし、厚さを80[μm]以上150[μm]以下の範囲内とした場合について説明する。これにより、壁装材として要求される剛性を確保することが可能となる。
(発泡樹脂層)
発泡樹脂層4は、基材2に積層されている。具体的には、発泡樹脂層4は、図1中において、基材2の上側の面に積層されている。
また、発泡樹脂層4は、基材2に発泡剤含有樹脂層(図示せず)を塗工した後、発泡剤含有樹脂層に含まれる発泡剤を加熱発泡させることで形成される。なお、上述した発泡剤を加熱発泡させる際には、基材2と発泡剤含有樹脂層とを少なくとも備えた積層体を、エンボスヒーター内に通過させてもよい。
発泡剤含有樹脂層は、基材2の表面に発泡剤を含有した樹脂(ペースト、樹脂組成物)を塗工することで形成される。第一実施形態では、樹脂に対して、発泡剤、可塑剤、安定剤、減粘剤、その他の有機系添加剤、及び充填剤として無機粉体(無機フィラー)を用途に応じて適宜混合し、基材2の表面にシート状もしくは絵柄模様状に塗工することで、発泡剤含有樹脂層を設ける。
樹脂の塗工方法としては、例えば、ナイフコート法、ノズルコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、グラビアコート法、ロータリースクリーンコート法、リバースロールコート法等の塗工方法を用いることが可能である。
発泡樹脂層4に含有する樹脂としては、水性エマルジョンの形態で使用可能な樹脂、例えば、ポリオレフィン系樹脂が使用可能であり、特に、エチレンとエチレン以外の成分とをモノマーとするエチレン共重合体の少なくとも一種がより好ましい。
また、防火性能を付与する観点から、発泡壁紙1の合計坪量は200[g/m]以下であることが望ましい。このため、第一実施形態では、発泡樹脂層4の坪量を、50[g/m]以上150[g/m]以下の範囲内に設定する。
エチレン共重合体は、融点及びMFRの観点で、押出し製膜に適している。
エチレン共重合体としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)等を用いることが可能である。また、エチレン共重合体としては、例えば、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−αオレフィン共重合体等を用いることが可能である。
上述したエチレン共重合体は、単独または二種以上を混合して用いることが可能である。
これらのエチレン共重合体の中でも、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体及びエチレン−メタクリル酸共重合体の少なくとも1種が好ましい。また、これらのエチレン共重合体と他の樹脂とを併用する場合には、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体及びエチレン−メタクリル酸共重合体の少なくとも1種の含有量は、70質量%以上が好ましい。さらに、80質量%以上がより好ましい。
なお、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体及びエチレン−メタクリル酸共重合体の中でも、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好適に使用可能である。
また、エチレン共重合体に含有されるエチレン以外のモノマーの含有量としては、例えば、5質量[%]以上25質量[%]以下の範囲内が好ましく、9質量[%]以上20質量[%]以下の範囲内がより好ましい。このような共重合比率を採用することにより、押出し製膜性を向上させることが可能となる。具体例としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体は、酢酸ビニルの共重合比率(VA量)としては9質量[%]以上25質量[%]以下の範囲内が好ましく、9質量[%]以上20質量[%]以下の範囲内がより好ましい。また、エチレン−メチルメタクリレート共重合体は、メチルメタクリレートの共重合比率(MMA量)としては5質量[%]以上25質量[%]以下の範囲内が好ましく、5質量[%]以上15質量[%]以下の範囲内がより好ましい。また、エチレン−メタクリル酸共重合体は、アクリル酸の共重合比率(MAA量)としては2質量[%]以上15質量[%]以下の範囲内が好ましく、5質量[%]以上11質量[%]以下の範囲内がより好ましい。
ここで、発泡樹脂層4に含有される樹脂は、MFR(メルトフローレート)が、10分当たり10[g]以上100[g]以下(10[g/10分]以上100[g/10分]以下)であることが好ましい。なお、MFRは、例えば、JIS K 6922に規定されている、温度が190[℃]、荷重が21.18[N]の条件下で測定した値である。
MFRが上記範囲内の場合には、発泡剤含有樹脂層を押出し製膜により形成する際の温度上昇が少なく、非発泡状態で製膜することが可能となるため、後に絵柄印刷層6を形成する場合に、平滑な面に印刷処理をすることが可能となるため、柄抜け等が少ない。一方、MFRが大きすぎる場合は、樹脂が軟らかすぎることにより、形成される発泡剤含有樹脂層の耐傷性が不十分となるおそれがある。
また、発泡剤含有樹脂層に含有する発泡剤としては、通常公知の発泡壁紙に使用されている発泡剤の使用が可能であるが、特に、熱膨張性マイクロカプセル発泡剤が性能(発泡倍率、強度)の観点から好ましい。その他、発泡剤含有樹脂層に含有する発泡剤としては、アゾ系、ヒドラジッド系、ニトロソ系等が使用可能である。
発泡剤の添加量としては、発泡樹脂層4(発泡剤含有樹脂層)の厚さと発泡倍率(発泡前後での体積の膨張率)にもよるが、例えば、樹脂100質量部に対して1質量部以上20質量部以下の範囲内、好ましくは5質量部以上15質量部以下の範囲内程度がよい。
なお、発泡樹脂層4(発泡剤含有樹脂層)を、坪量50[g/m]以上150[g/m]以下の範囲内とし、発泡倍率を4倍以上とすることで、不陸隠蔽性を得るのに十分なボリューム感を有するとともに、優れた表面強度を有することが可能となる。これに加え、後述するエンボス加工による表面の凹凸形状を、シャープに再現することが可能となる。
発泡樹脂層4に含有する無機粉体としては、例えば、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、珪砂、タルク、シリカ類、ケイ酸マグネシウム、ホウ酸亜鉛、二酸化チタン等を用いることが可能である。無機粉体は、樹脂100質量部に対して50質量部以上150質量部以下の量を添加するものとする。
このように、第一実施形態の発泡樹脂層4(発泡剤含有樹脂層)は、水性エマルジョン系樹脂と発泡剤と無機フィラーとを含有する樹脂組成物により形成される。すなわち、発泡樹脂層4は、水性エマルジョン樹脂を主成分として形成され、且つ発泡剤及び無機フィラーを含有している。
(絵柄印刷層)
絵柄印刷層6は、発泡樹脂層4に積層されている。具体的には、絵柄印刷層6は、図1中において、発泡樹脂層4の上側の面に積層されている。
絵柄印刷層6の厚さは、絵柄模様の種類より異なるが、一般的には、0.1[μm]以上10[μm]以下の範囲内程度とすることが好ましい。
また、絵柄印刷層6は、発泡壁紙1へ、所望の絵柄による意匠性を付与するものであり、絵柄の種類等は、特に限定的されるものではない。
絵柄としては、例えば、木目模様、石目模様、砂目模様、タイル貼模様、煉瓦積模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、抽象模様等、発泡壁紙1を用いる箇所に適した絵柄を選択することが可能である。
絵柄印刷層6を形成する印刷インキについては、壁紙として一般的に求められるような耐光性、発色性、使用される成分の安全性の用件(顔料や添加剤として、重金属や硫黄化合物を含まない等)を満たしていれば特に限定されるものではない。
したがって、絵柄印刷層6を形成する印刷インキとしては、非発泡性インキ、水性エマルジョン系樹脂を主成分とした発泡性インキ、塩化ビニルペースト樹脂を主成分とした発泡性インキ等を用いることが可能である。また、絵柄印刷層6を形成する印刷インキとしては、例えば、着色剤、結着材樹脂、溶剤を含む印刷インキを用いることが可能である。これらのインキは。公知、または、市販のものを使用してもよい。
絵柄の印刷方法としては、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷等、既知の印刷方法を用いることが可能である。
特に、全面を同一に着色する場合には、上述した印刷方法の他に、コーティングの手法や装置を用いてもよい。
また、インキには、着色料として、絵柄模様を構成する公知の顔料を含有してもよい。
また、絵柄印刷層6を形成する印刷インキに、顔料を組み合わせて配合することで、絵柄の表現を豊かにすることが可能となる。また、絵柄印刷層6を形成する印刷インキに、紫外線吸収剤や光安定剤等を添加することで、耐候性を良好にすることも可能となる。
着色剤として用いる顔料としては、例えば、無機顔料や有機顔料を用いることが可能である。
無機顔料としては、例えば、酸化チタン、亜鉛華、カーボンブラック、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、黄鉛、モリブデートオレンジ、カドミウムイエロー、ニッケルチタンイエロー、クロムチタンイエローを用いることが可能である。また、無機顔料としては、例えば、酸化鉄(弁柄)、カドミウムレッド、群青、紺青、コバルトブルー、酸化クロム、コバルトグリーン、アルミニウム粉、ブロンズ粉、雲母チタン、硫化亜鉛等を用いることが可能である。
有機顔料としては、例えば、アニリンブラック、ペリレンブラック、アゾ系(アゾレーキ、不溶性アゾ、縮合アゾ)、多環式(イソインドリノン、イソインドリン、キノフタロン、ペリノン、フラバントロン、アントラピリミジンを用いることが可能である。また、有機顔料としては、例えば、アントラキノン、キナクリドン、ペリレン、ジケトピロロピロール、ジブロムアンザントロン、ジオキサジン、チオインジゴ、フタロシアニン、インダントロン、ハロゲン化フタロシアニン)等を用いることが可能である。
着色剤の含有量は、樹脂100質量部に対して、10質量部以上50質量部以下の範囲内程度が好ましく、15質量部以上30質量部以下の範囲内程度がより好ましい。
また、発泡樹脂層4が絵柄印刷層6に対するベタ層の役割を果たす場合、または、発泡樹脂層4を絵柄模様状に塗工する場合には、発泡樹脂層4が着色剤を含有していてもよい。
結着材樹脂は、絵柄印刷層6を形成する下層の樹脂の種類に応じて設定することが可能である。結着材樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂を用いることが可能である。また、結着材樹脂としては、例えば、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等を用いることが可能である。
溶剤(または分散媒)としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の石油系有機溶剤を用いることが可能である。また、溶剤(分散媒)としては、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸−2−メトキシエチル、酢酸−2−エトキシエチル等のエステル系有機溶剤を用いることが可能である。さらに、溶剤(分散媒)としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール系有機溶剤を用いることが可能である。また、溶剤(分散媒)としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系有機溶剤を用いることが可能である。また、溶剤(分散媒)としては、例えば、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系有機溶剤を用いることが可能である。また、溶剤(分散媒)としては、例えば、ジクロロメタン、四塩化炭素、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等の塩素系有機溶剤や、水等を用いることが可能である。
また、上述した溶剤(または分散媒)は、単独、または、混合物の状態で用いることが可能である。
なお、発泡樹脂層4(発泡剤含有樹脂層)の上に絵柄印刷層6を形成しない場合は、絵柄印刷層6の代替として、アンダーコート層(プライマー層)を形成しても良い。アンダーコート層は、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等を含み、乾燥後の坪量を、1[g/m]以上3[g/m]以下の範囲内に設定することが望ましい。
(表面保護層)
表面保護層8は、絵柄印刷層6に積層されており、コート層(コーティング層)とも呼称される層である。具体的には、表面保護層8は、図1中において、絵柄印刷層6の上側の面に積層されている。
また、表面保護層8は、艶調整及び絵柄印刷層6のうち少なくとも一方の保護を意図して形成される。
また、表面保護層8は、撥水性を有するアクリル樹脂を用いて形成されている。
アクリル樹脂には、オキサゾリン系の硬化剤が添加されている。
表面保護層8の厚さは、特に限定するものではないが、0.1[μm]以上15[μm]以下の範囲内程度が好ましい。
また、表面保護層8の種類は、特に限定するものではなく、艶調整を目的とする表面保護層8であれば、例えば、シリカ等の既知フィラーを含む表面保護層8とすることが可能である。
表面保護層8を乾燥させた後の坪量は、10[g/m]以上40[g/m]以下の範囲内とし、可能であれば、15[g/m]以上30[g/m]以下の範囲内とすることが好ましい。
表面保護層8の形成方法としては、例えば、グラビア印刷等の公知の方法を用いることが可能である。なお、絵柄印刷層6と表面保護層8との密着性が十分に得られない場合には、絵柄印刷層6の表面を易接着処理(プライマー処理)した後に表面保護層8を設けることも可能である。
発泡壁紙1の表面強度(耐スクラッチ性等)、耐汚染性、絵柄印刷層6の保護等を目的として表面保護層8を形成する場合には、電離放射線硬化型樹脂を樹脂として含有する構成とすることが好適である。電離放射線硬化型樹脂としては、例えば、電子線照射によってラジカル重合(硬化)するものが好ましい。
また、表面保護層8に含有される樹脂には、艶消剤(艶調整剤)としてフィラーを添加する。艶消剤としては、例えば、シリカ粒子、アルミナ(α−アルミナ等)、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、カオリナイト、アルミノシリケート等の無機物の粒子、または、ポリカーボネート、ナイロン、ウレタン樹脂等の有機物の粒子を用いることが可能である。
このように、第一実施形態に係る表面保護層8は、アクリル系樹脂とフィラーとを含有する。すなわち、表面保護層8は、フィラーを含有する。
また、表面保護層8の絵柄印刷層6と対向する面と反対の面(図1中における、表面保護層8の上側の面)には、エンボス加工(エンボス版を用いた凹凸賦型)によって、凹凸形状10が形成されている。
凹凸形状10としては、例えば、布目、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチャー、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等を用いることが可能であり、適宜選択が可能である。
エンボス加工では、例えば、深度が15[μm]以上の凹部を有するエンボスロールと、硬度が50度以上90度未満の範囲内であるゴム製のバックロールとの間に、発泡壁紙1を通過させて、凹凸形状10を形成する。
硬度の計測方法としては、例えば、JIS K−6301 A型を用いることが可能である。
なお、表面保護層8に凹凸形状10を形成する方法としては、エンボス加工の他に、例えば、発泡抑制インキにより部分的に発泡させる方法、熱風や赤外線により部分的に加熱発泡させるケミカルエンボス方法等を用いることが可能である。しかしながら、エンボスロールを用いた圧接によるメカニカルエンボスが、発泡樹脂層4等に対してシャープな凹凸を得ることが可能となるため好ましい。
なお、第一実施形態では、表面保護層8のガス保持力を高めるため、エンボス加工時の圧力を、9800[N/m]以上24500[N/m]以下の範囲内とし、可能であれば、14700[N/m]以上19600[N/m]以下の範囲内とする。これは、表面強度をさらに向上させることが可能となるためである。
また、エンボス加工工程において、エンボス版が接触する直前では、発泡壁紙1の表面温度を、160[℃]以上200[℃]以下の範囲内とし、可能であれば、170[℃]以上180[℃]以下の範囲内に維持することが望ましい。
(発泡壁紙1の製造方法)
以下、図1を参照して、第一実施形態の発泡壁紙1の製造方法を説明する。
発泡壁紙1の製造方法は、基材2と、発泡樹脂層4と、絵柄印刷層6と、表面保護層8を備える発泡壁紙1の製造方法であり、表面保護層8を形成する表面保護層形成工程を備える。
表面保護層形成工程では、撥水性を有するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加して、表面保護層8を形成する。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(第一実施形態の効果)
第一実施形態の発泡壁紙1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)基材2と、基材2に積層した発泡樹脂層4と、発泡樹脂層4に積層した絵柄印刷層6と、絵柄印刷層6に積層した表面保護層8を備える。これに加え、表面保護層8は、オキサゾリン系の硬化剤が添加された撥水性を有するアクリル樹脂を用いて形成されている。
このため、表面保護層8を形成するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加することで、アクリル樹脂中のカルボキシル基と、硬化剤中のオキサゾリン基がアミドエステル結合を形成して、表面保護層8の強度を向上させることが可能となる。
その結果、表面強度を向上させることで耐傷性を向上させることが可能な、発泡壁紙1を提供することが可能となる。
特に、SV規格において壁紙の表面強度に設定された基準である4級以上の等級を有する発泡壁紙1を提供することが可能となる。
(2)表面保護層8が、フィラーを含有する。
その結果、表面保護層8に、凹凸形状に対応する触感を付与することが可能となる。
(3)発泡樹脂層4の坪量が、50[g/m]以上150[g/m]以下の範囲内である
その結果、発泡樹脂層4の構成を、不陸隠蔽性を得るのに十分なボリューム感を有するとともに、優れた表面強度を有する構成とすることが可能となる。これに加え、凹凸形状10を、シャープに再現することが可能となる。
(4)基材2が、混抄紙を用いて形成されており、基材2の坪量が、50[g/m]以上100[g/m]以下の範囲内である。
その結果、壁装材として求められる剛性を確保することが可能となる。
(5)発泡樹脂層4が、水性エマルジョン樹脂を主成分として形成され、且つ発泡剤及び無機フィラーを含有している。
その結果、発泡壁紙1を、非塩化ビニル系の壁紙等、プラスチック系の壁紙への適用させることが可能となる。
(6)表面保護層8の絵柄印刷層6と対向する面と反対の面に、エンボス加工による凹凸形状10が形成されている。
その結果、絵柄印刷層6によって発泡壁紙1へ付与する意匠性を向上させることが可能となる。
また、第一実施形態の発泡壁紙1の製造方法であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(7)表面保護層8を形成する表面保護層形成工程を備え、表面保護層形成工程では、撥水性を有するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加して、表面保護層8を形成する。
このため、表面保護層8を形成するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加することで、アクリル樹脂中のカルボキシル基と、硬化剤中のオキサゾリン基がアミドエステル結合を形成して、表面保護層8の強度を向上させることが可能となる。
その結果、表面強度を向上させることで耐傷性を向上させることが可能な、発泡壁紙1の製造方法を提供することが可能となる。
特に、SV規格において壁紙の表面強度に設定された基準である4級以上の等級を有する発泡壁紙1を製造することが可能な、発泡壁紙1の製造方法を提供することが可能となる。
第一実施形態を参照しつつ、以下、実施例の発泡壁紙と、比較例の発泡壁紙について説明する。
(実施例1)
実施例1の発泡壁紙は、以下の構成とした。
なお、実施例1の発泡壁紙は、加熱発泡後、エンボスロール加圧によるエンボス形状の付与を行い、その後、冷却・乾燥させて形成した。
・基材
坪量が65[g/m]の壁紙用裏打紙(繊維質シート)を用いて形成した。
・発泡樹脂層
100質量部のエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA樹脂)を主成分とし、充填剤として90質量部の炭酸カルシウムと、10質量部のカプセル発泡剤を添加した。そして、発泡倍率を5倍に設定し、坪量が100[g/m]となるように形成した。
・絵柄印刷層
アクリル樹脂系インキを用いて、グラビア印刷法により、塗布量が2[g/m]となるように形成した。
・表面保護層
100質量部のアクリル系樹脂及びシリコン系樹脂であるコート剤(DIC株式会社:「ATC−4000」)を主成分とし、リップコーター法を用いて、乾燥後の坪量が5[g/m]となるように形成した。
さらに、表面保護層には、オキサゾリン系の硬化剤(DIC株式会社:「CR−70」)を、5質量部含有させた。
(比較例1)
比較例1の発泡壁紙は、表面保護層に硬化剤を含有させない構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例2)
比較例2の発泡壁紙は、表面保護層に、グリシジルエーテル系の硬化剤(DIC株式会社:「CR−5L」)を、5質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例3)
比較例3の発泡壁紙は、表面保護層に、カルボジイミド系の硬化剤(日清紡ケミカル株式会社:「V−02」)を、水溶液の状態で1質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例4)
比較例4の発泡壁紙は、表面保護層に、カルボジイミド系の硬化剤(日清紡ケミカル株式会社:「V−02」)を、水溶液の状態で3質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例5)
比較例5の発泡壁紙は、表面保護層に、カルボジイミド系の硬化剤(日清紡ケミカル株式会社:「V−02」)を、水溶液の状態で5質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例6)
比較例6の発泡壁紙は、表面保護層に、カルボジイミド系の硬化剤(日清紡ケミカル株式会社:「E−02」)を、エマルジョンの状態で1質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例7)
比較例7の発泡壁紙は、表面保護層に、カルボジイミド系の硬化剤(日清紡ケミカル株式会社:「E−02」)を、エマルジョンの状態で3質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(比較例8)
比較例8の発泡壁紙は、表面保護層に、カルボジイミド系の硬化剤(日清紡ケミカル株式会社:「E−02」)を、エマルジョンの状態で5質量部含有させた構成を除き、実施例1の発泡壁紙と同様に製造した。
(性能評価)
実施例の発泡壁紙と、比較例の発泡壁紙に対し、それぞれ、SV規格に準拠する表面強化性能試験を行った。
表面強化性能は、まず、発泡壁紙の試験片を用意し、次に、学振型磨耗試験機を用いて、5往復の引っ掻き試験を実施する。そして、3回の引っ掻き試験を実施し、最低の等級を表面強度として評価する。なお、判定基準は表1中に表し、評価結果及び組成は表2中に表す。
Figure 2019085673
Figure 2019085673
(評価結果)
表2中に表されるように、実施例1の発泡壁紙は、表面保護層へ硬化剤を添加していない比較例1の発泡壁紙(2級)と比較して、高い表面強化壁紙(4級)を達成していることが確認された。
また、表2中に表されるように、実施例1の発泡壁紙は、表面保護層へ添加した硬化剤の物性が異なる比較例2から8発泡壁紙(2級、3級)と比較して、高い表面強化壁紙(4級)を達成していることが確認された。
1…発泡壁紙、2…基材、4…発泡樹脂層、6…絵柄印刷層、8…表面保護層、10…凹凸形状

Claims (7)

  1. 基材と、前記基材に積層した発泡樹脂層と、前記発泡樹脂層に積層した絵柄印刷層と、前記絵柄印刷層に積層した表面保護層と、を備え、
    前記表面保護層は、オキサゾリン系の硬化剤が添加された撥水性を有するアクリル樹脂を用いて形成されていることを特徴とする発泡壁紙。
  2. 前記表面保護層は、フィラーを含有することを特徴とする請求項1に記載した発泡壁紙。
  3. 前記発泡樹脂層の坪量は、50g/m以上150g/m以下の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した発泡壁紙。
  4. 前記基材は、混抄紙を用いて形成され、
    前記基材の坪量は、50g/m以上100g/m以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載した発泡壁紙。
  5. 前記発泡樹脂層は、水性エマルジョン樹脂を主成分として形成され、且つ発泡剤及び無機フィラーを含有していることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載した発泡壁紙。
  6. 前記表面保護層の前記絵柄印刷層と対向する面と反対の面には、エンボス加工による凹凸形状が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載した発泡壁紙。
  7. 基材と、前記基材に積層した発泡樹脂層と、前記発泡樹脂層に積層した絵柄印刷層と、前記絵柄印刷層に積層した表面保護層と、を備える発泡壁紙の製造方法であって、
    前記表面保護層を形成する表面保護層形成工程を備え、
    前記表面保護層形成工程では、撥水性を有するアクリル樹脂にオキサゾリン系の硬化剤を添加して前記表面保護層を形成することを特徴とする発泡壁紙の製造方法。
JP2017214964A 2017-11-07 2017-11-07 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法 Pending JP2019085673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017214964A JP2019085673A (ja) 2017-11-07 2017-11-07 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017214964A JP2019085673A (ja) 2017-11-07 2017-11-07 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019085673A true JP2019085673A (ja) 2019-06-06

Family

ID=66764052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017214964A Pending JP2019085673A (ja) 2017-11-07 2017-11-07 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019085673A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299017A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Toppan Printing Co Ltd 壁紙
JP2008081890A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dainippon Printing Co Ltd 発泡壁紙
JP2009084446A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 The Inctec Inc 化粧シート製造用樹脂組成物
JP2017166081A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 凸版印刷株式会社 発泡壁紙、及び発泡壁紙の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299017A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Toppan Printing Co Ltd 壁紙
JP2008081890A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dainippon Printing Co Ltd 発泡壁紙
JP2009084446A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 The Inctec Inc 化粧シート製造用樹脂組成物
JP2017166081A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 凸版印刷株式会社 発泡壁紙、及び発泡壁紙の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6930067B2 (ja) 発泡壁紙、及び発泡壁紙の製造方法
JP6866568B2 (ja) 発泡壁紙、及び発泡壁紙の製造方法
JP6221570B2 (ja) 積層シート及び発泡積層シート
JP6930066B2 (ja) 発泡壁紙、及び発泡壁紙の製造方法
JP2002067068A (ja) 化粧材の製造方法
JP5672864B2 (ja) 発泡化粧シート
JP4009873B2 (ja) 発泡壁紙
JP7043725B2 (ja) 発泡壁紙及び発泡壁紙の製造方法
JP6075159B2 (ja) 積層シート及び発泡積層シート
JP2007046207A (ja) 発泡壁紙
JP2019085673A (ja) 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法
JP2019142202A (ja) 発泡積層シート
JP7336827B2 (ja) 壁紙
JP5938996B2 (ja) 積層シート及び発泡積層シート
JP6801360B2 (ja) 発泡壁紙
JP4765469B2 (ja) 発泡壁紙
JP6609963B2 (ja) エンボス版の製造方法、及び化粧シートの製造方法
JP6944235B2 (ja) エンボス版の製造方法、及び化粧シートの製造方法
JP2019085674A (ja) 発泡壁紙、発泡壁紙の製造方法
JP2018069714A (ja) 発泡壁紙原反
JP5617820B2 (ja) 発泡壁紙
JP4793051B2 (ja) 壁装用化粧シート原反及び壁装用化粧シート
JP5476893B2 (ja) 発泡化粧シート
JP4905217B2 (ja) 発泡壁紙
JP2017052283A (ja) 積層シート及び発泡積層シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221101