JP2019081310A - 円筒成形品製造装置 - Google Patents

円筒成形品製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019081310A
JP2019081310A JP2017210148A JP2017210148A JP2019081310A JP 2019081310 A JP2019081310 A JP 2019081310A JP 2017210148 A JP2017210148 A JP 2017210148A JP 2017210148 A JP2017210148 A JP 2017210148A JP 2019081310 A JP2019081310 A JP 2019081310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
molded article
mold
gate
center post
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017210148A
Other languages
English (en)
Inventor
慎平 藤原
Shimpei Fujiwara
慎平 藤原
祐輔 原田
Yusuke Harada
祐輔 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017210148A priority Critical patent/JP2019081310A/ja
Publication of JP2019081310A publication Critical patent/JP2019081310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】成形品の品質不良を抑制すること。【解決手段】円筒成形品製造装置は、固定型と可動型とを備える。可動型には、中心に軸方向へ延在する円柱状のセンターポストが形成されており、センターポストの外周に前記キャビティが形成されている。円筒成形品製造装置は、固定型に設けられ、円筒状に形成され固定型の軸方向に移動可能な切断部を有し、樹脂がキャビティ内に充填されてから硬化するまでの間に、センターポストの固定型側の側端縁に対し、切断部の先端を押圧することで、成形品のディスクゲートを切断するゲート切断部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、円筒形の成形品を成形する円筒成形品製造装置に関する。
樹脂が注入されるディスクゲート部が形成された固定型と、固定型に取付けられる可動型と、を備え、ディスクゲート部を介して固定型と可動型との間の円筒状のキャビティ内に充填された樹脂を硬化させることで円筒形の成形品を成形する円筒成形品製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−129859号公報
上記円筒成形品製造装置においては、成形品のディスクゲート部を切断する際に、切断部が成形品の内周面を摺動する。このため、成形品の内周面に傷が付き、品質不良となる虞がある。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、成形品の品質不良を抑制できる円筒成形品製造装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
樹脂が注入されるディスクゲートが形成された固定型と、
該固定型に取付けられる可動型と、を備え、
前記ディスクゲートを介して前記固定型及び可動型内に形成された円筒状のキャビティに充填された前記樹脂を硬化させることで、円筒形の成形品を成形する円筒成形品製造装置であって、
前記可動型には、中心に軸方向へ延在する円柱状のセンターポストが形成されており、該センターポストの外周に前記キャビティが形成されており、
前記固定型に設けられ、円筒状に形成され前記固定型の軸方向に移動可能な切断部を有し、前記樹脂が前記キャビティ内に充填されてから硬化するまでの間に、前記センターポストの固定型側の側端縁に対し、前記切断部の先端を押圧することで、前記成形品のディスクゲートを切断するゲート切断部を備える、
ことを特徴とする円筒成形品製造装置
である。
本発明によれば、成形品の品質不良を抑制できる円筒成形品製造装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る円筒成形品製造装置の概略的な構成を示す概略図である。 図1に示すA部分を拡大した拡大図でありゲート切断部の構成を示す図である。 (a)図2に示すB部分を拡大した拡大図である。(b)図2に示すB部分を拡大した拡大図である。 本発明の実施形態2における切断部とセンターポストとの関係を示す図である。 センターポストの外径rA>切断部の先端の外径rCとした場合の樹脂の飛出しを示す図である。
実施形態1
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る円筒成形品製造装置の概略的な構成を示す概略図である。図2は、図1に示すA部分を拡大した拡大図であり、ゲート切断部の構成を示す図である。なお、図1に示す円筒成形品製造装置1において、金型全体を見易くするために、図2に示すゲート切断部4を省略し図全体を簡略化している。
本実施形態1に係る円筒成形品製造装置1は、固定された固定型2と、固定型2に取付けられる可動型3と、成形品Xのディスクゲート部X1を切断するゲート切断部4と、を備えている。成形品Xは、例えば、モータなどの円筒状成形品である。
可動型3は、例えば、固定型2に対して図1の左右方向に相対移動する。固定型2には、溶融した樹脂が注入されるディスク状のディスクゲート22が形成されている。樹脂は、例えば、ナイロンをPPE(ポリフェニルエーテル)にブレンドしたナイロン変性PPEである。固定型2及び可動型3は、一体となって射出成型用の金型を構成し、内部に円筒状の空間であるキャビティ5を形成する。
円筒成形品製造装置1は、ディスクゲート22を介して固定型2及び可動型3内に形成された円筒状のキャビティ5に充填された樹脂を硬化させることで、円筒形の成形品Xを成形する。可動型3には、中心に軸方向へ延在する円柱状のセンターポスト31が形成されている。センターポスト31の固定型2側端に側端面が形成されている。センターポスト31の外周にキャビティ5が形成されている。
図2に示す如く、ゲート切断部4は、固定型2に設けられている。ゲート切断部4は、成形品Xのディスクゲート部X1を切断し、円筒形の成形品Xを生成する。
ゲート切断部4は、円筒状に形成され固定型2の軸方向に移動可能な切断部41と、切断部41を固定型2の軸方向に押圧する押圧機構42と、を有している。切断部41は、円筒状の先端を、センターポスト31の固定型2側の側端縁の方向へ、移動させることで、成形品Xのディスクゲート部X1を切断する。
固定型2には、軸方向に沿って、円筒状の溝部21が形成されている。切断部41は、溝部21に挿入され、溝部21に沿って固定型2の軸方向に移動可能である。
押圧機構42は、固定型2に固定された取付部421と、取付部421に取付けられた駆動部422と、固定型2の軸方向へ伸縮する伸縮部423と、を有している。
駆動部422は、例えば、モータ、油圧機構、空気圧機構などで構成されている。伸縮部423は、駆動部422によって駆動され、固定型2の軸方向へ伸縮する伸縮機構を有している。伸縮部423の伸縮機構は、先端部を伸長させることで、切断部41の後端を固定型2の軸方向へ押圧する。これにより、切断部41は、固定型2の軸方向へ移動する。なお、上記押圧機構42の一例であり、これに限定されず任意の構成が適用可能である。
図3(a)及び(b)は、図2に示すB部分を拡大した拡大図である。図3(a)は、ディスクゲート22から樹脂が注入される場合の切断部41の位置を示す図である。図3(b)は、成形品のディスクゲートが切断される場合の切断部41の位置を示す図である。
図3(a)に示す如く、ディスクゲート22から樹脂が注入される場合、切断部41の先端と、センターポスト31の固定型2側の側端縁との間には、所定の間隔が設けられている。これにより、ディスクゲート22から注入された樹脂が通過するためのゲート断面積が確保されている。ディスクゲート22から注入された樹脂は、この間隔を通過して、速やかにキャビティ5内に充填される。
一方、図3(b)に示す如く、成形品Xのディスクゲート部X1が切断される場合、切断部41の先端は、センターポスト31の固定型2側の側端縁に対し、押圧される。これにより、成形品Xからディスクゲート部X1が切断される。なお、この切断は、樹脂がキャビティ5内に充填されてから硬化するまでの間に行われる。
次に、本実施形態1に係る円筒成形品製造方法について、詳細に説明する。
まず、図3(a)に示す如く、ディスクゲート22から溶融した樹脂が注入され、固定型2及び可動型3のキャビティ5内に樹脂が充填される(ステップS101)。このとき、溶融した流体状の樹脂は、キャビティ5内に、所定の射出速度及び射出圧力で充填される。
続いて、樹脂がキャビティ5内に充填されてから硬化するまでの間、図3(b)に示す如く、押圧機構42は、駆動部422により駆動され、切断部41を固定型2側に移動させる(ステップS102)。切断部41の先端は、センターポスト31の固定型2側の側端縁に対し、押圧される(ステップS104)。これにより、成形品Xからディスクゲート部X1が切断される(ステップS103)。
ところで、従来の円筒成形品製造装置においては、成形品のディスクゲート部を切断する際に、切断部が成形品の内周面を摺動する。このため、成形品の内周面に傷が付き、品質不良となる虞がある。
これに対し、本実施形態1に係る円筒成形品製造装置1は、上述の如く、固定型2に設けられ、円筒状に形成され固定型2の軸方向に移動可能な切断部41を有し、樹脂がキャビティ5内に充填されてから硬化するまでの間に、センターポスト31の固定型2側の側端縁に対し、切断部41の先端を押圧することで、成形品Xのディスクゲート部X1を切断するゲート切断部4を備えている。
これにより、ゲート切断部4の切断部41を成形品Xの内周面を移動させることなく、成形品Xのディスクゲート部X1を切断できる。したがって、成形品Xの内周面に傷を付けることがないため、成形品Xの品質不良を抑制できる。
また、本実施形態1に係る円筒成形品製造装置1は、例えば、軸方向に厚みのあるモータなどの成形品Xに対し、そのディスクゲート部X1を簡便手法により切断できるため、製造コスト低減を図ることができる。
さらに、円筒形成形品において、内径の寸法精度は、非常に重要であり、円筒形成形品が例えばモータである場合、その性能に大きく影響を与える。本実施形態1に係る円筒成形品製造装置1においては、上述の如く、簡易な金型構造にもかかわらず、高精度に切断部41を位置決めし、成形品Xのディスクゲート部X1を高精度に切断できる。従がって、円筒形成形品の内径の寸法精度を向上させ、そのモータ性能を向上させることができる。
実施形態2
図4は、本発明の実施形態2における切断部とセンターポストとの関係を示す図である。図4に示す如く、本実施形態2において、(センターポスト31の外径rA)、(切断部41の先端の内径rB)、及び(切断部41の先端の外径rC)は、以下の関係を有しているのが好ましい。
(切断部41の先端の内径rB)<(センターポスト31の外径rA)<(切断部41の先端の外径rC)
上述の如く、(切断部41の先端の内径rB)<(センターポスト31の外径rA)とすることで、センターポスト31と切断部41に押え代を持たせ、確実に切断できる。さらに、(センターポスト31の外径rA)<(切断部41の先端の外径rC)とすることで、樹脂の飛出しが無くなり、成形品Xの内径寸法を確実に出すことができる。
図5は、センターポストの外径rA>切断部の先端の外径rCとした場合の樹脂の飛出しを示す図である。例えば、図5に示す如く、(センターポストの外径rA>切断部の先端の外径rC)とした場合に、樹脂の飛出しCが生じる。このため、本実施形態2の図4に示す如く、(センターポストの外径rA)<(切断部41の先端の外径rC)とする必要がある。
本実施形態2において、他の構成は上記実施形態1と同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 円筒成形品製造装置、2 固定型、3 可動型、4 ゲート切断部、5 キャビティ、21 溝部、22 ディスクゲート、31 センターポスト、41 切断部、42 押圧機構、421 取付部、422 駆動部、423 伸縮部

Claims (1)

  1. 樹脂が注入されるディスクゲートが形成された固定型と、
    該固定型に取付けられる可動型と、を備え、
    前記ディスクゲートを介して、前記固定型及び可動型内に形成された円筒状のキャビティに充填された前記樹脂を硬化させることで、円筒形の成形品を成形する円筒成形品製造装置であって、
    前記可動型には、中心に軸方向へ延在する円柱状のセンターポストが形成されており、該センターポストの外周に前記キャビティが形成されており、
    前記固定型に設けられ、円筒状に形成され前記固定型の軸方向に移動可能な切断部を有し、前記樹脂が前記キャビティ内に充填されてから硬化するまでの間に、前記センターポストの固定型側の側端縁に対し、前記切断部の先端を押圧することで、前記成形品のディスクゲートを切断するゲート切断部を備える、
    ことを特徴とする円筒成形品製造装置。
JP2017210148A 2017-10-31 2017-10-31 円筒成形品製造装置 Pending JP2019081310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017210148A JP2019081310A (ja) 2017-10-31 2017-10-31 円筒成形品製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017210148A JP2019081310A (ja) 2017-10-31 2017-10-31 円筒成形品製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019081310A true JP2019081310A (ja) 2019-05-30

Family

ID=66669967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017210148A Pending JP2019081310A (ja) 2017-10-31 2017-10-31 円筒成形品製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019081310A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111113819A (zh) * 2019-12-04 2020-05-08 昆山新实达精密电子科技有限公司 一种模具内浇口剪切装置
DE102021101643A1 (de) 2020-03-25 2021-09-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Verfahren zur herstellung eines faserverstärkten harzformkörpers und herstellungsvorrichtung hierfür

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111113819A (zh) * 2019-12-04 2020-05-08 昆山新实达精密电子科技有限公司 一种模具内浇口剪切装置
DE102021101643A1 (de) 2020-03-25 2021-09-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Verfahren zur herstellung eines faserverstärkten harzformkörpers und herstellungsvorrichtung hierfür
US11440275B2 (en) 2020-03-25 2022-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for manufacturing fiber reinforced resin molded article, and manufacturing device thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101641444B1 (ko) 유압 클러치 작동 수단용 콘센트릭 슬레이브 실린더
JP4558818B2 (ja) 半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置
JP2019081310A (ja) 円筒成形品製造装置
JP4492703B2 (ja) 成形装置
JP4846631B2 (ja) 樹脂製ヘリカル歯車の成形金型及びこの成形金型を用いて成形された樹脂製ヘリカル歯車
JP6610413B2 (ja) インサート成形品の製造方法
JP2015108573A (ja) リング形状インサート成形品
KR100999546B1 (ko) 코어금형
JP4817180B2 (ja) 合成樹脂製成形品の射出成形方法
JP2016049757A (ja) 成形装置
JP2006289661A (ja) インサート樹脂成形品の製造方法、及び製造装置
JP4797544B2 (ja) 樹脂成形装置
JP5896971B2 (ja) 成型品の製造方法、および金型
JP4402617B2 (ja) 整流子の製造装置及び製造方法
CN108356207B (zh) 可塑化变形空心体壁尤其区段加厚方法设备制造方法机器
JP4095093B2 (ja) 射出成形用金型
KR20220014106A (ko) 발포 사출 성형용 금형장치
JP5369474B2 (ja) 成形金型
JP2010247385A (ja) 射出成形方法および射出成形装置
JP6679470B2 (ja) 金型装置、インサート成形品の製造方法、及びインサート成形品
JP2005324516A (ja) 射出成形金型装置および射出成形方法
JP2007083463A (ja) キャビティを真空吸引する金型装置とそれを含む成形装置
JP2016068098A (ja) シリンダブロックの鋳造装置
JP2020153463A (ja) 合成樹脂製フランジブッシュの製造方法
JP6354543B2 (ja) ダイカスト鋳造装置及びダイカスト鋳造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210518