JP4558818B2 - 半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置 - Google Patents

半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置 Download PDF

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Description

本発明は、半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置に関する。
従来、スクロール圧縮機の固定スクロールまたは可動スクロール等、渦巻き状の部分を有するスクロール部材を半溶融あるいは半凝固成形法により型成形している。例えば、特許文献1記載のスクロール鋳造装置を用いてスクロール部材の鋳造が行われている。
このようなスクロール鋳造装置では、成形型内部の鋳造空間であるキャビティに溶融金属を充填、すなわち給湯する場合に、スクロール部材の平板部分である鏡板の周縁から充填している(図14参照)。
特開平8−155626号公報
しかし、鋳鉄の半溶融あるいは半凝固金属を充填する半溶融あるいは半凝固成形法において、半溶融あるいは半凝固金属を鏡板の周縁から充填する、いわゆる横入れをした場合、スクロール部材の渦巻き状の部分のスクロール形状に関して充填に必要な湯口の断面積を確保することにより、湯口形状が幅広となり、このため断面長(または、湯口断面の周長)が大きくなる。その結果、成形時に充填される半溶融あるいは半凝固金属が冷却され易くなるので、スクロール部材の成形不良、たとえば、歯厚の薄い渦巻き先端部の充填不良、空気の巻き込み、湯境の発生等の不具合が生じやすくなる。
本発明の課題は、成形時の充填不良、空気の巻込み、あるいは湯境の発生を防止することできる半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置を提供することにある。
第1発明の半溶融あるいは半凝固成形法は、平板部分と、平板部分の一方の表面から突出した突出部分と、第1面に突出した柱状のボスとを有する成形品を半溶融あるいは半凝固金属で鋳造するための半溶融あるいは半凝固成形法である。第1面は、平板部分における突出部分が突出した一方の表面とは反対側の他方の表面である。この成形法では、成形型の内部には、成形品の鋳造空間であるキャビティが形成される。また、ランナーを、平板部分に対して突出部分が突出した側とは反対側に形成するために、ランナーとキャビティにおける平板部分に対応する部分との間に、成形型とは別のインサートまたはスライド型が、ランナーが第1面に沿った方向に延びる方向と異なる方向から挿入されるランナーは、キャビティに半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であって、第1面に沿った方向にキャビティの中心まで延びる部分を有する。その後、キャビティの一部であるボスの鋳造空間から半溶融あるいは半凝固金属を充填することで、キャビティに、第1面から、平板部分の板厚方向に、半溶融あるいは半凝固金属を充填する。
ここでは、キャビティの一部であるボスの鋳造空間から半溶融あるいは半凝固金属を充填することで、平板部分における突出部分が突出した一方の表面とは反対側の他方の表面である第1面から、平板部分の板厚方向に、半溶融あるいは半凝固金属をキャビティに充填するので、キャビティ全体に半溶融あるいは半凝固金属を円滑に充填することが可能である。その結果、充填不良、空気の巻込み、あるいは湯境の発生を防止することが可能である。
しかも、ランナーとキャビティにおける平板部分に対応する部分との間に、成形型とは別のインサートまたはスライド型が、ランナーが第1面に沿った方向に延びる方向と異なる方向から挿入され、その後、成形型に半溶融あるいは半凝固金属を充填するので、ランナーをキャビティの中心まで延ばすことができるうえ、ランナーの途中にスケールトラップ構造を設けることができ、脱炭層や酸化スケールの巻き込みを効果的に、防止できる。しかも、成型後は、インサートまたはスライド型を、ランナーと干渉しないで成形型から容易に離脱することが可能である。
第2発明の半溶融あるいは半凝固成形法は、第1発明の成形法であって、ランナーの流路断面の縦横比は、1:3未満である。
ここでは、ランナーの流路断面の縦横比が1:3未満であるので、ランナーの流路断面の断面長が小さくなる。これにより、ランナーの部分における半溶融あるいは半凝固金属の冷却を抑えることが可能になり、溶湯の流動性が良くなる。このため、湯が冷えにくく、充填不良の発生を抑えることができるので、歩留まりが向上する。
第3発明の半溶融あるいは半凝固成形装置は、平板部分と、平板部分の一方の表面から突出した突出部分と、第1面に突出した柱状のボスとを有する成形品を半溶融あるいは半凝固金属で鋳造するための半溶融あるいは半凝固成形装置である。第1面は、平板部分における突出部分が突出した一方の表面とは反対側の他方の表面である。この成形装置は、その内部に成形品の鋳造空間であるキャビティが形成された成形型と、インサートまたはスライド型とを備えている。インサートまたはスライド型は、ランナーを形成するために、キャビティにおける平板部分に対応する部分とランナーとの間に配置される。ランナーは、キャビティの一部であるボスの鋳造空間から半溶融あるいは半凝固金属を充填することで、第1面から、平板部分の板厚方向に、キャビティに半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路である。ランナーは、平板部分に対して突出部分が突出した側とは反対側に形成され、第1面に沿った方向にキャビティの中心まで延びる部分を有するインサートまたはスライド型は、成形型とは別の部材である。インサートまたはスライド型は、ランナーが第1面に沿った方向に延びる方向と異なる方向から挿入される。
ここでは、成形装置が、キャビティの一部であるボスの鋳造空間から半溶融あるいは半凝固金属を充填することで、平板部分における突出部分が突出した一方の表面とは反対側の他方の表面である第1面から、平板部分の板厚方向に、キャビティに半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であって、平板部分に対して突出部分が突出した側とは反対側に形成され、第1面に沿った方向にキャビティの中心まで延びる部分を有するランナーを形成するために、キャビティにおける平板部分に対応する部分とランナーとの間に配置される、成形型とは別のインサートまたはスライド型を備えており、インサートまたはスライド型が、ランナーが第1面に沿った方向に延びる方向と異なる方向から挿入されるので、ランナーをキャビティの中心まで延ばすことができ、脱炭層や酸化スケールの巻き込みを効果的に防止できる。
第1発明によれば、キャビティ全体に半溶融あるいは半凝固金属を円滑に充填することができる。その結果、充填不良、空気の巻込み、あるいは湯境の発生を防止することができる。
しかも、ランナーをキャビティの中心まで延ばすことができ、スケールトラップ構造を設けることができるので、脱炭層や酸化スケールの巻き込みを効果的に防止できる。しかも、成型後は、インサートまたはスライド型を、ランナーと干渉しないで成形型から容易に離脱することができる。
第2発明によれば、ランナーの部分における半溶融あるいは半凝固金属の冷却を抑えることにより、溶湯の流動性が良くなる。このため、湯が冷えにくく充填不良の発生を抑えることができ、歩留まりが向上する。
第3発明によれば、ランナーをキャビティの中心まで延ばすことができ、スケールトラップ構造を設けることができるので、脱炭層や酸化スクロールの巻き込みを効果的に防止できる。
つぎに本発明の半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。
<半溶融あるいは半凝固成形装置1の構成>
図1に示される半溶融あるいは半凝固成形装置1(以下、成形装置1という)は、スクロール圧縮機の可動スクロール、すなわち、渦巻き状の部分51、渦巻き状の部分51の根元側に形成された板状の鏡板52、および鏡板52における渦巻き状の部分51の反対側に形成された円柱状のボス53を有するスクロール部材50を成形するための成形装置である。
成形装置1は、スクロール部材用成形型2(以下、成形型2という)と、渦巻き用押出ピン3と、インサートまたはスライド型5と、材料充填機構6と、押出ピン駆動機構7と、ベースフレーム8とを備えている。
この成形装置1では、材料充填機構6によって鉄系の半溶融あるいは半凝固金属材料である半溶融・半凝固金属材料Cを成形型2内部に圧力をかけて充填することにより、スクロール部材50を型成形することが可能である。
スクロール部材50を成形した後には、成形型2を構成する一方の可動型11は、ベースフレーム8に沿って、図示しない駆動手段によって他方の固定型12から引き離される(図11参照)。その後、渦巻き用押出ピン3および追加押出ピン9が可動型11内部に押出ピン駆動機構7によって押し込まれることにより、可動型11内部からスクロール部材50を取り出すことができる(図12参照)。
以下、成形型2、渦巻き用押出ピン3、およびインサートまたはスライド型5について、別項目でさらに詳細に説明する。
<スクロール部材用成形型2、およびインサートまたはスライド型5の構成>
成形型2は、図1に示されるように、ベースフレーム8に沿って往復移動する可動型11と、ベースフレーム8上に固定された固定型12とを有している。
また、成形装置1は、可動型11と固定型12とが結合したときに形成されるスクロール部材50の形状をした鋳造空間、すなわちキャビティ13に半溶融あるいは半凝固金属材料を充填するための流路であるランナー54を形成するために、インサートまたはスライド型5をさらに備えている。
インサートまたはスライド型5は、キャビティ13とランナー54との間に配置され、成形型2の可動型11および固定型12とは別の部材であり、固定型12に着脱自在に取り付けられる。
インサートまたはスライド型5は、平板部分である鏡板52における突出部分である渦巻き状の部分51が突出した第1表面52aとは反対側の第2表面52bから鏡板52の板厚方向に半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であるランナー54を形成するために、キャビティ13とランナー54との間に配置される。
例えば、スライド型5の場合、ランナー54の延びる方向と異なる方向、本実施形態では、ランナー54の延びる方向と直交する図1の紙面垂直方向に沿って往復移動可能であり、これにより、固定型12内部に挿入および離脱される。また、インサート5の場合には、固定型12に対して、ランナー54の延びる方向と直交する図1の紙面垂直方向に沿って挿入するか、または図1の左方向から挿入するかいずれでもよい。
また、ランナー54の屈曲部には、脱炭層や酸化スケールを除去するために、スケールトラップを設けることができる。例えば、図1に示されるように、スケールトラップSは、材料残部55から線状または円弧状に突出して設けられるが、本発明はこれに限定されるものではなく、スケールトラップの位置および形状を種々変更してもよい。
可動型11は、図1に示されるように、スクロール部材50を形成するためのキャビティ13のうち、渦巻き状の部分51を形成するための渦巻き状溝13aと、鏡板52を形成するための平板状溝13bとを有している。
固定型12は、図1に示されるように、スクロール部材50を形成するためのキャビティ13のうち、円柱状のボス53を形成するための円柱状溝13cを有している。さらに固定型12は、ランナー54を形成するためのランナー溝13dを有している。
可動型11は、可動プラテン21に固定されており、可動プラテン21とともにベースフレーム8上を往復移動する。固定型12は、固定プラテン22に固定されており、ステージ8上で静止している。
<渦巻き用押出ピン3の構成>
図1に示される渦巻き用押出ピン3は、可動型11に形成された貫通孔15を通って、キャビティ13の渦巻き状溝13aの先端に出没できるように押出ピン駆動機構7に取り付けられている。
渦巻き用押出ピン3は、スクロール部材50の成形後にスクロール部材50の渦巻き状の部分51の先端51aを押して、スクロール部材50を可動型11から押し出すことが可能である。
<半溶融あるいは半凝固成形法の概要>
本実施形態における半溶融あるいは半凝固成形法では、成形型2の内部に形成された成形品であるスクロール部材50の鋳造空間であるキャビティ13に、鏡板52における渦巻き状の部分51が突出した第1表面52aとは反対側の第2表面52bから鏡板52の板厚方向に半溶融あるいは半凝固金属を充填する。このため、鏡板52の周縁でなく渦巻き状の部分51が形成されていない裏側の表面、すなわち第2表面52bから給湯するので、キャビティ13全体に半溶融あるいは半凝固金属を円滑に充填することが可能であり、その結果、充填不良、空気の巻込み、あるいは湯境の発生を防止することが可能である。
また、本実施形態において成形されるスクロール部材50は、可動スクロールであり、鏡板52における渦巻き状の部分51が突出した第1表面52aと反対側の第2表面52bに突出した柱状のボス53を有している。したがって、キャビティ13に半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であるランナー54を通して、スクロール部材50の成形型2のキャビティ13へ、鏡板52の中心に位置するボス53の部分から半溶融あるいは半凝固金属を充填する。
このように、スクロール部材50のボス53から充填するので、キャビティ13全体(とくに鏡板52を形成する平板状溝13b全体)に半溶融あるいは半凝固金属を円滑に充填することが可能である。
なお、成形後のランナー54の一端は、ボス53とつながっており、一方、その他端は、材料充填機構6側の材料残部55につながっている。したがって、成形後のスクロール部材50は、図13に示されるように成形型2から取り出された後に、ランナー54および材料残部55が切除される。
なお、材料充填機構6から出た直後の半溶融・半凝固金属材料C表面の脱炭層や酸化スケールを除去するため、材料充填機構6は、ボス53の真後ろに配置せずにランナー54の分だけ離間して配置されている。これにより、半溶融・半凝固金属材料C表面から除去されたスケールは、主に材料残部55やランナー54の途中に構成したスケールトラップ(図示しない)にたまるので、スクロール部材50への不純物の混入が少なくなる。
また、図1〜3に示されるように、キャビティ13に半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であるランナー54の流路断面の縦横比(図3に示されるランナー54の流路断面の縦の長さt1と横の長さt2の比)は、t1:t2=1:3未満(具体的には、例えばt1:t2=1:2.99〜1:1)である。なお、ランナー54の流路断面における縦の長さt1と横の長さt2については、説明の便宜上、縦横を定義しているだけであり、半溶融あるいは半凝固金属の充填において縦横を入れ替えてもとくに影響はない。
ランナー54の流路断面の縦横比が1:3未満であるので、ランナー54の流路断面は、平たくなく、例えば、ある程度正方形か円形に近い断面形状になっている。これにより、ランナー54の流路断面の断面長(または、湯口断面の周長)が小さくなることによって、ランナー54の部分における半溶融あるいは半凝固金属の冷却を抑えることにより、溶湯の流動性が良くなる。
なお、流路断面積をA、断面長(または、湯口断面の周長)をLとした場合、等価水力直径=4A/Lの関係がある。ここで、等価水力直径とは、ある流路の断面と等価な円管の直径のことである。
例えば、ランナー54の流路断面の縦横比が1:3未満の具体例として、ランナー54の流路断面が30×30mmの正方形断面(縦横比は1:1)の場合には、等価水力直径D1は、D1=(4A/L)=(4×30×30)/(4×30)=30mmとなり、直径30mmの円形断面の流路と等価の流路を確保できる。
一方、後述する比較例(図16参照)に示されるようなランナー154の流路断面の縦横比が1:10〜1:7の具体例として、ランナー154の流路断面が10×90mmの偏平な矩形断面(縦横比は1:9)の場合には、上記の30×30mmの正方形断面と同じ断面積(900mm2)であるにもかかわらず、等価水力直径D2は、D2=(4A/L)=(4×10×90)/(2×(10+90))=18mmとなり、流路が非常に狭くなる。
ランナー54の流路断面の縦横比は、1:3未満であればよく、代表的には設計容易な図3に示される矩形断面のランナー54が形成される。また、縦横比が1:3未満であれば種々の断面形状を採用することができ、本発明の変形例として、図4のような半円ドーム型断面、図5のような円形断面、あるいは図示しないが楕円形断面などを採用してもよい。この場合も、ランナー54の流路断面の断面長を短くできるので、湯が冷えにくく、歩留まりが向上する。
また、本実施形態では、ランナー54とキャビティ13との間に、成形型2とは別のインサートまたはスライド型5を、ランナー54の延びる方向と異なる方向から挿入し、その後、成形型2に半溶融あるいは半凝固金属を充填する。このように成形型2とは別のインサートまたはスライド型5を固定型12に挿入することにより、ランナー54をキャビティ13(とくに鏡板52の部分)の中心まで延ばすことができ、充填不良、空気の巻込み、あるいは湯境の発生を効果的に防止できる。
<半溶融あるいは半凝固成形法の手順>
つぎに、実施形態の成形装置1を用いた半溶融あるいは半凝固成形法について、図6〜13を参照しながら説明する。
まず、図6に示される初期状態から、図7に示されるように、ベースフレーム8に沿って可動型11を移動させて、可動型11と固定型12と連結させてキャビティ13を形成する(型締め過程)。
ついで、図8に示されるように、材料充填機構6に半溶融・半凝固金属材料Cを投入する(材料注入過程)。
ついで、図9に示されるように、材料充填機構6のプランジャー6aを油圧または空気圧によって移動させて半溶融・半凝固金属材料Cを成形型2内部に圧力をかけて充填する(充填過程)。このとき、充填される途中の半溶融・半凝固金属Mは、ランナー溝13dを通ってキャビティ13に充填される。ランナー溝13dは上記のように正方形に近い矩形の流路断面なので、半溶融・半凝固金属Mはランナー溝13d内部で冷えにくい状態で、キャビティ13まで到達することが可能である。
ついで、図10に示されるように、半溶融・半凝固金属Mがキャビティ13の全体に充填が完了し、その後、半溶融・半凝固金属Mが冷却して固化したとき、キャビティ13内部には成形後のスクロール部材50が成形される(充填完了)。成形後のスクロール部材50は、ランナー溝13d内部に形成されたランナー54および材料残部55につながっている。
ついで、図11に示されるように、ベースフレーム8に沿って可動型11を移動させて、可動型11を固定型12から離して、成形型2を開く(型開き過程)。このとき、インサートまたはスライド型5は、スクロール部材50とランナー54との間に挟まった状態になっている。
ついで、図12に示されるように、インサートまたはスライド型5としてインサートを用いる場合は、押出ピン駆動機構7を駆動させて渦巻き用押出ピン3を可動型11の渦巻き状溝13a内部に突出させることにより、渦巻き用押出ピン3はスクロール部材50の渦巻き状の部分51を押す。また、追加押出ピン9も、押出ピン駆動機構7の駆動により、可動型11から突出して材料残部55を押す。これにより、可動型11から、成形されたスクロール部材50、ランナー54、材料残部55、およびインサート5の一体になったものを可動型11内部から押し出すことが可能である(押出し過程)。また、押出しと同時に、プランジャー6aは、初期位置に戻される。
一方、インサートまたはスライド型5としてスライド型を用いる場合は、押出ピン駆動機構7を駆動させる前に、スライド型5を可動型11などに設けられたスライド型駆動機構(図示せず)などを用いて、図12の紙面垂直方向に沿って、スライド型5を2分割して互いに離れる方向へ移動させてスライド型5を開く。この後、押出ピン駆動機構7を駆動させて、成形されたスクロール部材50、ランナー54、および材料残部55の一体になったものだけを可動型11内部から押し出すことが可能である。
ついで、図13に示されるように、成形されたスクロール部材50、ランナー54、材料残部55、およびインサート5の一体になったものを、成形型2内部から取り出す(成形品取出し過程)。このとき、渦巻き用押出ピン3および追加押出ピン9は、図6の初期状態まで戻される。
成形されたスクロール部材50は、ランナー54とボス53との境界部分で切断され、ランナー54および材料残部55から分離される。それとともに、スクロール部材50とランナー54との間に挟まっているインサート5も分離される。
スクロール部材50の最後の仕上げは、エンドミル、軸付き砥石、エアロラップ等によって表面仕上げを施すことにより、スクロール部材50の完成品に要求される寸法および表面粗さに仕上げることができる。
<比較例>
ここで、比較例として、図14に示されるように、従来より用いられる上記の特許文献1に記載のスクロール鋳造装置101では、成形型102内部の鋳造空間であるキャビティ113に溶融金属を充填、すなわち給湯する場合に、スクロール部材150の平板部分である鏡板152の周縁から充填している(図14参照)。
この比較例のスクロール鋳造装置101における鋳鉄の半溶融あるいは半凝固金属を充填する成形法では、給湯を鏡板152の周縁から充填する、いわゆる横入れをする。
なお、この比較例のスクロール鋳造装置101も、図1の成形装置1と同様に、渦巻き用押出ピン3と、材料充填機構6およびベースフレーム8も備えている。
この比較例の場合、スクロール部材150の渦巻き状の部分151のスクロール形状に関して、充填に必要な湯口の断面積を確保すると、図15〜16に示されるように、ランナー154の流路断面の湯口形状は、幅広となる。なお、155は、材料充填機構6側の材料残部155である。このため、ランナー154の流路断面の断面長(または、湯口断面の周長)が大きくなる。いいかえれば、図16に示されるように、ランナー154の流路断面の縦横比は、t3:t4=1:10〜1:7になる。
その結果、このような断面長が大きい平坦なランナー154の内部では、成形時に充填される半溶融あるいは半凝固金属が冷却され易くなる。このため、スクロール部材150の成形不良、たとえば、図17に示されるように、歯厚の薄い渦巻き状の部分151の先端部の充填不良が生じるおそれがある。
しかも、図17に示されるように、溶融金属がキャビティ113内部(とくに鏡板52の部分)への充填が不十分なことにより、キャビティ113内部における部分Dにおいて空気の巻き込みが生じるおそれがある。また、溶融金属が、鏡板52の部分において、2方向から巻き込むことによって溶融金属の流れの先端部分Eが重なり合うことによる継ぎ目、すなわち、湯境が発生しやすくなり、不良品が生じるおそれがある。
しかも、ランナー154の形状も幅広になるため、成形後のスクロール部材150からランナー154を切断した後には、旋盤による仕上げ加工ができないので、さらに円板状の鏡板152の外周に沿ってエンドミル等の切削工具を用いた機械加工が必要となり、製造コストが高くなる。
<特徴>
(1)
本実施形態では、成形型2の内部に形成された成形品であるスクロール部材50の鋳造空間であるキャビティ13に、鏡板52における渦巻き状の部分51が突出した第1表面52aとは反対側の第2表面52bから鏡板52の板厚方向に半溶融・半凝固金属を充填する。このため、鏡板52の周縁でなく渦巻き状の部分51が形成されていない裏側の表面、すなわち第2表面52bから給湯するので、キャビティ13全体に半溶融・半凝固金属を円滑に充填することが可能であり、その結果、充填不良、空気の巻込み、あるいは湯境の発生を防止することが可能である。
(2)
また、本実施形態では、キャビティ13に半溶融・半凝固金属を充填するための流路であるランナー54の流路断面の縦横比は、t1:t2=1:3未満である。したがって、ランナー54の流路断面は、平たくなく、ある程度正方形か円形に近い断面形状になっている。これにより、ランナー54の流路断面の断面長(または、湯口断面の周長)が小さくなることによって、ランナー54の部分における半溶融・半凝固金属の冷却を抑えることにより、溶湯の流動性が良くなる。このため、湯が冷えにくく充填不良を抑えることができ、歩留まりが向上する。
また、ランナー54の断面形状が、平たくなく、ある程度正方形か円形に近い形状になるため、成形後のスクロール部材50からランナー54を切断した後に、その切断部分を旋盤によって仕上げ加工することが可能になり、製造コストを抑えることが可能である。
(3)
本実施形態では、キャビティ13に半溶融・半凝固金属を充填するための流路であるランナー54とキャビティ13との間に、成形型2とは別のインサートまたはスライド型5を、ランナー54の延びる方向と異なる方向から挿入し、その後、成形型2に半溶融・半凝固金属を充填する。
したがって、成形型2とは別のインサートまたはスライド型5を固定型12に挿入するので、ランナー54をキャビティ13(とくに鏡板52の部分)の中心まで延ばすことができ、脱炭層や酸化スケールの発生を効果的に防止できる。しかも、成型後は、インサートまたはスライド型5を、ランナー54と干渉しないで成形型2から容易に離脱することができる。
しかも、インサート金型またはスライド型5を用いてボス53側から給湯することにより、湯口の断面長を短くすることが可能となる。
(4)
本実施形態では、成形されるスクロール部材50は、可動スクロールであり、鏡板52における渦巻き状の部分51が突出した第1表面52aと反対側の第2表面52bに突出した柱状のボス53を有している。したがって、本実施形態の成形法では、ランナー54を通して、スクロール部材50の成形型2のキャビティ13へ、ボス53の部分から半溶融・半凝固金属を充填する。このように、スクロール部材50のボス53から充填するので、キャビティ13全体(とくに鏡板52を形成する平板状溝13b全体)に半溶融・半凝固金属を円滑に充填することが可能であり、充填不良をより効果的に防止でき、高品質のスクロール部材50を製造することが可能である。
(5)
上記のように本実施形態では、さらに、ランナー54の部分における半溶融・半凝固金属の冷却を抑えることにより、溶湯の流動性が良くなり、しかも、キャビティ13への充填方向を見た場合に、スクロール部材50の渦巻き状の部分51の中心部の裏面側から径外方向へ充填することができる。
これらの理由により、スクロール部材50の渦巻き状の部分51の先端部の充填不良を無くすことができる。また、空気の巻き込みを無くすこともでき、さらに、湯境の発生も防止することができる。
しかも、成形後のスクロール部材50からランナー54および材料残部55を切除した後は、スクロール部材50を旋盤による仕上げ加工で容易に製品形状にすることができるため、素材コストを抑えることも可能である。
<変形例>
なお、本実施形態では、スクロール部材50の一例として、渦巻き状の部分51、鏡板52およびボス53を有する可動スクロールを例に挙げて説明しているが、成形装置1のキャビティ13の形状を適宜変更して固定スクロールまたはその他の鋳造製品を成形してもよい。
<参考例>
なお、本実施形態では、材料充填機構6から出た直後の半溶融・半凝固金属材料C表面のスケールを除去するため、材料充填機構6が、ボス53の真後ろに配置せずにランナー54の分だけ離間して配置されているが、ランナー54を省略してボス53の真後ろからボス53へ半凝固金属材料等を直接充填させるようにしてもよい。例えば、半凝固成形もしくは、真空や窒素雰囲気で加熱する半溶融成形の場合、酸化スケールがほとんど発生しないため、成形品への混入防止処置をとる必要がない。そのため、材料残部55のようなスケールトラップが不要となり、ランナー54なしで成形できる。その結果、ランナー54が不要になることにより、スクロール部材50の歩留まりが向上する。また、金型構成の簡略化も可能になる。
本発明は、半溶融あるいは半凝固成形法および成形装置に適用することが可能である。また、固定スクロールやロータリーのフロントヘッドの成形にも適用することが可能である。
本発明の実施形態に係わる半溶融あるいは半凝固成形装置の構成図。 図1の成形されたスクロール部材、ランナーおよび半溶融・半凝固金属材料残部の平面図。 図2のランナーのIII−III線断面図。 本発明の実施形態の変形例であるランナーの半円形断面の断面図。 本発明の実施形態の他の変形例であるランナーの円形断面の断面図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、初期状態の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、型締め過程の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、材料注入過程の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、充填過程の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、充填完了の状態の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、型開き過程の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、押出し過程の図。 図1の成形装置を用いた半溶融あるいは半凝固成形方法の工程図であって、成形品取出し過程の図。 比較例のスクロール鋳造装置の構成図。 図14の成形されたスクロール部材、ランナーおよび半溶融・半凝固金属材料残部の平面図。 図15のランナーのXV−XV線断面図。 図14のスクロール鋳造装置で成形された充填不良の状態のスクロール部材、ランナーおよび半溶融・半凝固金属材料残部の斜視図。
1 半溶融あるいは半凝固成形装置(成形装置)
2 スクロール部材用成形型(成形型)
3 渦巻き用押出ピン
5 インサートまたはスライド型
6 材料充填機構
7 押出ピン駆動機構
8 ベースフレーム
9 追加押出ピン
11 可動型
12 固定型
13 キャビティ
50 スクロール部材
51 渦巻き状の部分
52 鏡板
52a 第1表面
52b 第2表面
53 ボス
54 ランナー
55 材料残部

Claims (3)

  1. 平板部分(52)と、前記平板部分(52)の一方の表面から突出した突出部分(51)と、前記平板部分(52)における前記突出部分(51)が突出した一方の表面とは反対側の他方の表面である第1面に突出した柱状のボス(53)とを有する成形品(50)を半溶融あるいは半凝固金属で鋳造するための半溶融あるいは半凝固成形法であって、
    成形型(2)の内部には、前記成形品(50)の鋳造空間であるキャビティ(13)が形成され、
    前記キャビティ(13)に前記半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であって、前記第1面に沿った方向に前記キャビティ(13)の中心まで延びる部分を有するランナー(54)を、前記平板部分(52)に対して前記突出部分(51)が突出した側とは反対側に形成するために、前記ランナー(54)と前記キャビティ(13)における前記平板部分(52)に対応する部分との間に、前記成形型(2)とは別のインサートまたはスライド型(5)が、前記ランナー(54)が前記第1面に沿った方向に延びる方向と異なる方向から挿入され、その後、
    前記キャビティ(13)の一部である前記ボス(53)の鋳造空間から半溶融あるいは半凝固金属を充填することで、前記キャビティ(13)に、前記第1面から、前記平板部分(52)の板厚方向に、半溶融あるいは半凝固金属を充填する、
    ことを特徴とした半溶融あるいは半凝固成形法。
  2. 前記ランナー(54)の流路断面の縦横比は、1:3未満である、
    請求項1に記載の半溶融あるいは半凝固成形法。
  3. 平板部分(52)と、前記平板部分(52)の一方の表面から突出した突出部分(51)と、前記平板部分(52)における前記突出部分(51)が突出した一方の表面とは反対側の他方の表面である第1面に突出した柱状のボス(53)とを有する成形品(50)を半溶融あるいは半凝固金属で鋳造するための半溶融あるいは半凝固成形装置であって、
    内部に前記成形品(50)の鋳造空間であるキャビティ(13)が形成された成形型(2)と、
    前記キャビティ(13)の一部である前記ボス(53)の鋳造空間から半溶融あるいは半凝固金属を充填することで、前記第1面から、前記平板部分(52)の板厚方向に、前記キャビティ(13)に半溶融あるいは半凝固金属を充填するための流路であって、前記平板部分(52)に対して前記突出部分(51)が突出した側とは反対側に形成され、前記第1面に沿った方向に前記キャビティ(13)の中心まで延びる部分を有するランナー(54)を形成するために、前記キャビティ(13)における前記平板部分(52)に対応する部分と前記ランナー(54)との間に配置される、前記成形型(2)とは別のインサートまたはスライド型(5)とを備えており、
    前記インサートまたはスライド型(5)は、前記ランナー(54)が前記第1面に沿った方向に延びる方向と異なる方向から挿入される、
    半溶融あるいは半凝固成形装置(1)。
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