JP2002310074A - 圧縮機用スクロールの鋳造装置及びスクロール - Google Patents

圧縮機用スクロールの鋳造装置及びスクロール

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JP2002310074A JP2001117587A JP2001117587A JP2002310074A JP 2002310074 A JP2002310074 A JP 2002310074A JP 2001117587 A JP2001117587 A JP 2001117587A JP 2001117587 A JP2001117587 A JP 2001117587A JP 2002310074 A JP2002310074 A JP 2002310074A
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達志 森
Masao Iguchi
雅夫 井口
Yoshio Fujita
義夫 冨士田
Yoshiharu Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクロールの渦巻き部の先端部の平面加工を
簡易又は不要とし、加工工数の削減が可能なスクロー
ル、及び鋳造装置。 【解決手段】 基盤部21の型である上型13には、基
盤部21に対応する第一成形面31a及びボス部32に
対応する第二成形面32aが設けられている。第一成形
面31aは円盤状のキャビティを形成している。該キャ
ビティ外周部には、台形状の凹部37aが、等間隔で複
数箇所設けられている。さらに、第二成形面32aは円
筒状のキャビティを形成している。該キャビティの外周
部には、台形状の凹部38aが同様に設けられている。
凹部37aと38a内に凸部であるアンダーカット部3
7、38が形成される。上型13は、前記凹部37a、
38aを含まず金型の接離方向Aへ移動する主型13a
と、前記凹部37a、38aを含み接離方向Aに対して
垂直方向Bに、かつ放射方向に移動する複数の横型13
bとに分割されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、圧縮機用スクロー
ルの鋳造装置及びそれにより製造されるスクロールに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車両空調用の冷媒回路に用いられる圧縮
機の一種に、スクロール型圧縮機がある。一般にスクロ
ール型圧縮機においては、ハウジング内に、基盤部及び
渦巻き部を有する固定スクロールと、同じく基盤部及び
渦巻き部を有する可動スクロールとが、それらの渦巻き
部において互いに噛み合わされた状態で配設されてい
る。
【0003】そして、両スクロールの渦巻き部間には圧
縮室が形成され、可動スクロールが固定スクロールの軸
心の周りで公転されることにより、この圧縮室が渦巻き
部の外周側から中心側に移動されつつ、外周側から吸入
されたガスが次第に圧縮されるようになっている。
【0004】前述のような構成においては、圧縮室が移
動されて容積が変化することによって冷媒ガスを圧縮す
るため、圧縮室の密閉性を確保することが重要とされて
いる。
【0005】ところで、可動スクロール及び固定スクロ
ールは、鋳造の一種であるダイカスト鋳造法によって製
造される。図3(a)、(b)に示すように可動側のス
クロールを鋳造する例においては、鋳造装置55の中央
部にはスクロール50の渦巻き部側の型である上型43
と、基盤部側の型である下型33が設置されている。こ
の上型43及び下型33が型合わせされて形成された鋳
造用空間としてのキャビティ36内に溶融金属が注湯さ
れ、両金型33、43内で冷却、固化後に鋳造成形品で
あるスクロール50が型抜きされる。尚、図3において
は、便宜上スクロール50のみハッチングで表示してい
る。
【0006】しかし、従来、型抜きの際には、上下の金
型43、33の分離動作と同期して、上型43内に備え
られた棒状の押出しピン45により渦巻き部の先端部5
0aが押出されるように構成されている。さらに、下型
33においても押出しピン35により可動側スクロール
50の基盤部が押出されるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の押出
しピン35、45を用いた型抜きでは、金型33、43
に設けられた押出しピン孔34、44に該ピン35、4
5が可動状態で挿入されたままダイカストされる。この
ため、押出しピン35、45の位置決め不良、磨耗及び
歪みを原因として各押出しピン35、45の間に先端形
状のばらつき及び高さの不揃い等が生じる。これが成形
後、スクロール50の渦巻き部の先端部50aにピン跡
の凹凸となって現れた。すなわち押出しピン45が上型
43の成形面より僅かに突出した状態では渦巻き部の先
端部50aに凹部が形成され、前記成形面よりも僅かに
没入した状態では凸部が形成される。また、スクロール
50の型抜きの際に、押出しピン45が渦巻き部の細い
先端部50aを押圧するため、渦巻き部壁面が微妙に変
形する。
【0008】このような凹凸や変形があると、固定スク
ロールと可動スクロールとを組合わせて圧縮室を形成し
た際に、渦巻き部の先端部50aではその対向面との間
で凹凸に基づく許容量以上の隙間ができ、また渦巻き部
壁面同士の間にも隙間ができて冷媒ガスが漏れてしまい
不具合であった。従って、圧縮室の密閉性を確保するた
めに、スクロール50の渦巻き部の先端部50aや渦巻
き部の壁面を切削加工により均一な平面にする必要が生
じ、工数を増加させる原因となった。
【0009】本発明の目的は、スクロールの渦巻き部の
先端部や壁面の平面加工を簡易又は不要とし、加工工数
の削減が可能な鋳造装置、及びこれにより製造されるス
クロール型圧縮機に用いるスクロールの提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、基盤部側の型と渦巻き部側の
型とからなる鋳造用金型を備えた圧縮機のスクロール鋳
造装置であって、前記基盤部側の型の成形面には、前記
鋳造用金型の接離方向に対して垂直方向に延びる複数個
の凹部が設けられており、該凹部によって前記基盤部側
に鋳造形成される凸部と基盤部側の型との係合により前
記渦巻き部が前記接離方向へ型抜き可能とされ、さらに
前記基盤部側の型が、前記凹部を含まず前記接離方向に
移動する型と、前記凹部を含み前記垂直方向に移動する
型とに分割される構造を有していることを要旨とする。
【0011】前記発明によると、前記渦巻き部の型抜き
に際しては、両金型の接離方向への相対移動により、前
記基盤部側に鋳造形成された前記凸部の係合作用で型抜
きが行われるため、従来の押出しピンのように渦巻き部
の先端部に直接力が加わることがない。これにより、渦
巻き部の先端部には従来の複数の押出しピン跡による表
面の凹凸や、押出すことによる変形が生じず、金型の成
形面に合致した平面形状となって現われる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の鋳造装置
により鋳造されることを特徴とする圧縮機のスクロール
であることを要旨とする。
【0013】前記発明によると、渦巻き部の先端部が平
面形状であるスクロールが実現する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した圧縮機
用スクロールの鋳造装置を図1及び図2を参照して説明
する。図1(a)に示す鋳造装置25は、スクロール型
圧縮機に使用されるスクロール20の鋳造装置である。
この実施形態におけるスクロール20は可動側のスクロ
ールである。
【0015】鋳造装置25の下側には固定側取付座1が
設けられ、この取付座1にはスクロール20における渦
巻き部側の型としての下型3が設けられている。一方、
鋳造装置25の上側には可動側取付座11が設けられ、
該取付座11には、図示しない昇降駆動装置である昇降
用ピストンシリンダ等が連結している。さらに、可動側
取付座11には棒材であるステイ12を介して基盤部側
の型としての金型である上型13が設けられている。
【0016】これにより、取付座11は昇降駆動装置に
より上下方向に移動可能であり、上型13と下型3とが
接離可能となっている。さらに、上型13には押出し孔
14が複数設けられており、押出し孔14の下端は上型
13と下型3とで形成される鋳造空間であるキャビティ
6に開口する。押出し孔14には各々棒状の押出しピン
15が貫通されている。この押出しピン15の基端は取
付座11と上型13との間に位置する押出し板16に取
付けられており、この押出し板16の昇降により押出し
ピン15の先端がキャビティ6に対し出没する。押出し
ピン15の昇降は駆動装置としてのピストンシリンダ1
9の作動により行われる。
【0017】次に、図2(a)は鋳造装置25の上型1
3を取付座11の側から見た平面図であり、図2(b)
は図2(a)のX―X線における上型13と下型3の断
面図である。これに示すように、鋳造装置25により製
造されるスクロール20は基盤部21と渦巻き部22と
からなる。基盤部21の渦巻き部22と反対側にはボス
部32を形成している。尚、上型13に開けられている
押出し孔14と、これに貫通されている押出しピン15
の表示を、この図では省いている。
【0018】基盤部21の型である上型13には、基板
部21に対応する第一成形面31aが設けられている。
第一成形面31aは円盤状のキャビティを形成してい
る。該キャビティ外周部には、台形状の凹部37aが、
等間隔で複数箇所、本実施例においては3箇所設けられ
ている。凹部37aの窪み方向は金型13、3の接離方
向A、すなわち上下の型13、3の開閉方向に対して垂
直方向Bである。
【0019】さらに、上型13には、ボス部32に対応
する第二成形面32aが設けられている。第二成形面3
2aは円筒状のキャビティを形成し、該キャビティ外周
部にも台形状の凹部38aが、前記凹部37a同様に等
間隔で複数箇所、本実施例においては3箇所設けられて
いる。凹部37a、38a内にそれぞれ凸部としてのア
ンダーカット部37、38が形成されることになる。
【0020】ここにおいて上型13は、前記凹部37
a、38aを含まず上型13と下型3との接離方向Aへ
移動する主型13aと、前記凹部37a、38aを含み
前記接離方向Aに対して垂直方向Bに、かつスクロール
20中心に対して放射方向に移動可能な複数の横型13
bとに分割されている。本実施例において横型13bは
3つとなっている。
【0021】一方、下型3はスクロール20の渦巻き部
22の型となっており、渦巻き部22に対応した渦巻き
形状のキャビティを形成する第三成形面22aが設けら
れている。上型13と下型3が合わされてスクロール形
状のキャビティ6が形成される。
【0022】以上の構成の鋳造装置25において、型抜
きを円滑に行うべく、キャビティ6の各所に抜き勾配θ
を形成している。すなわち図2に示すように、まず上型
13の第二成形面32aにはボス部32の内周及び外周
に対応する面に抜き勾配θが形成されている。また、下
型3の第三成形面22aには渦巻き部22の内周及び外
周に対応する面に抜き勾配θが形成されている。さら
に、前記横型13bの凹部37a、38aについては、
その上下面及び両側面に抜き勾配θが形成されている。
もちろん、抜き勾配箇所の増減は型抜きの難易度、成形
後の加工量等を考慮してなされる。
【0023】なお、横型13bは、図1において、取付
座11側に設置された横型移動用ピストンシリンダ(図
示せず)と連結している。そして、該ピストンの進退に
より、横型13bは主型13aに対する接離方向である
垂直方向Bへ移動できる。すなわち前記横型移動用ピス
トンシリンダは、上型13と下型3との接離方向Aに対
して垂直方向Bに進退するように配置されている。
【0024】前述のように構成された鋳造装置25は、
次のように作動する。まず、図1(a)に示すように、
前もって主型13aと横型13bとが組み合わされて上
型13を構成する。
【0025】昇降駆動装置の動作により取付座11と共
に前記上型13が下方に移動し、上型13と下型3が型
合わせされて閉じられ、これによりキャビティ6が形成
される。高熱の溶融金属が下型3内に設けられた図示し
ない注湯口を経由して図示しない注湯用プランジャの動
作により、凹部37a、38aも含めてキャビティ6内
に圧入される。この時、押出しピン15の先端は、押出
し穴14の下端にあってキャビティ6を塞いでいる。
【0026】ここで両金型13、3は、該金型13、3
内に張り巡らされた図示しない冷却パイプを流れる冷却
水により冷却されているため、キャビティ6内に圧入さ
れた溶融金属は効果的に冷却、固化される。実際の製造
工程では1分程で冷却、固化する。
【0027】そして、図1(b)に示すように溶融金属
の固化を待って、取付座11が上昇し、上型13が下型
3から離れて型抜きを開始する。この時、取付座11側
に設置された、図示しない横型移動用ピストンシリンダ
と横型13bとが連結しているため、横型13bも取付
座11と一体的に上昇する。そして横型13bは凹部3
7a、38aに形成されたアンダーカット部37、38
と係合しているため、横型13bを含む上型13の上昇
に伴い基盤部21が下型3から引き上げられる。この
時、渦巻き部22の抜き勾配θにより下型3から容易に
離型する。
【0028】その後、図1(c)に示すように、横型1
3bが上型13と下型3の接離方向Aに対しての垂直方
向B、かつスクロール20中心に対して放射方向に移動
し、アンダーカット部37、38と離型する。
【0029】それとともに、ピストンシリンダ19が作
動し、押出しピン15が下がって、基盤部21が背面か
ら押出されて主型13aから離型する。
【0030】それに先立ちロボットアーム39が上型1
3及び下型3の間に進出しているので、スクロール20
はそれに受け取られ、ロボットアーム39が次の工程に
移動して型抜きは終了する。
【0031】前述のようにして製造されたスクロール2
0では渦巻き部22の先端部20aには、従来のような
複数の押出しピン跡による表面の凹凸が生じない。押出
しピン跡は基盤部21背面に生ずるが、この箇所は別目
的で加工されて消えるか、そのまま残ったとしても圧縮
機として組付けられた状態では表面状態によって機能上
影響を受けるところではない。加えて、型抜きの際に、
押出しピン15は厚い平坦な基盤部21を押圧すること
になるので、変形する虞れはない。アンダーカット部3
7、38は、組付け及びスクロール20の機能上利用で
きるものであればそのまま使用され得るが、基本的には
切削加工等により取り去られる。
【0032】本実施例においては以下の効果がある。 (1)前記鋳造装置によると、スクロール20の渦巻き
部22先端部20aには、従来のような複数の押出しピ
ンによる被押出し表面の凹凸や変形が生じず、平面形状
となる。このため、スクロール20の渦巻き部22先端
部20aや壁面の平面加工が僅かで済み、又は不要とな
る。これにより、従来に比べ工数を削減することができ
る。 (2)スクロール20の渦巻き部22先端部20aは抜
き勾配であることからも大きな力を受けることなく型抜
きされる。このため、凹凸や変形がなく、鋳造表面をそ
のまま残した状態、いわゆる黒皮(耐久性、耐磨耗性に
優れる)のままで使用することができる。
【0033】尚、前述した実施形態は、以下のように一
部変更して実施することも可能である。
【0034】○実施形態においては、渦巻き部22→ア
ンダーカット部37、38→基盤部21の順に離型され
る手順になっているが、これに限定されるものではな
い。例えば渦巻き部22→基盤部21→アンダーカット
部37、38の順でもよい。この場合には、横型13b
は取付座11と一体的に上昇しない場合があるので、横
型13bを垂直方向Bへ移動させる横型移動用ピストン
シリンダ等を独立して設ける以外に、横型13bを独自
に上昇させる装置を設ける必要がある。
【0035】○実施形態における上型13の分割数及び
形状は、これに限定されるものではなく上型13を構成
する主型13と横型13bとの分離に支障が生じない構
成であればよい。
【0036】○実施形態においては、金型は上型13と
下型3との上下配置となっているが、左右に配置する構
成としてもよい。
【0037】○実施形態においては、上型13の駆動装
置はピストンであるがこれに限定されるものではない。
例えばロボットアーム等で代用可能である。
【0038】○実施形態においては車両空調用の圧縮機
のスクロールであるが、スクロール型圧縮機であれば車
両用に限定されない。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、鋳造成形
品であるスクロールの渦巻き部の先端部が平面形状に成
形されるため、該先端面の平面加工が僅か、又は不要な
スクロールを製造する鋳造装置が実現される。
【0040】請求項2記載の発明によれば、渦巻き部の
先端部の平面加工が僅か又は不要な圧縮機用スクロール
が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)及び(c)は実施形態の鋳造装
置の構成及び作用を示す模式図である。
【図2】(a)は実施形態の鋳造装置の金型の平面図で
ある。(b)は実施形態の金型の断面図である。
【図3】(a)及び(b)は従来技術における、鋳造装
置の構成及び作用を示す模式図である。
【符号の説明】
13 基盤部の型としての上型 3 渦巻き部の型としての下型 20 スクロール 25 鋳造装置 31a、32a 基盤部の型の成形面としての第一成形
面、第二成形面 37a、38a 凹部 37、38 凸部としてのアンダーカット部 22 渦巻き部 13a 凹部を含まず接離方向に移動する型としての主
型 13b 凹部を含み接離方向に対して垂直方向に移動す
る型としての横型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 17/22 B22D 17/22 B L F04C 29/00 F04C 29/00 D (72)発明者 吉田 義治 愛知県大府市共和町茶屋8番地 豊田スル ザー株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA02 BB31 CC05 3H039 AA12 BB07 CC02 CC03 CC05 CC08 4E093 FB01 FB10 TA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤部側の型と渦巻き部側の型とからな
    る鋳造用金型を備えた圧縮機のスクロール鋳造装置であ
    って、前記基盤部側の型の成形面には、前記鋳造用金型
    の接離方向に対して垂直方向に延びる複数個の凹部が設
    けられており、該凹部によって前記基盤部に鋳造形成さ
    れる凸部と基盤部側の型との係合により前記渦巻き部が
    前記接離方向へ型抜き可能とされ、さらに前記基盤部側
    の型が、前記凹部を含まず前記接離方向に移動する型
    と、前記凹部を含み前記垂直方向に移動する型とに分割
    される構造を有していることを特徴とする圧縮機用スク
    ロールの鋳造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の鋳造装置により鋳造されるこ
    とを特徴とするスクロール。
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