JP2000301312A - 筒状成形品のダイカスト製法及び装置と円筒状フレーム - Google Patents

筒状成形品のダイカスト製法及び装置と円筒状フレーム

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JP2000301312A
JP2000301312A JP11112269A JP11226999A JP2000301312A JP 2000301312 A JP2000301312 A JP 2000301312A JP 11112269 A JP11112269 A JP 11112269A JP 11226999 A JP11226999 A JP 11226999A JP 2000301312 A JP2000301312 A JP 2000301312A
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cylindrical
mandrel
cooling
mold
die
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Naoki Toyoda
直樹 豊田
Nobutake Aikura
伸建 相倉
Koji Amano
幸治 天野
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状成形品の内周面に付された抜きテーパを
解消する。 【解決手段】 抜きテーパを付与したマンドレル部12
aを有する固定型12内に、前記マンドレル部12aの
基端部側及び先端部側の二箇所に冷却部16a,17a
を配置し、このうち前記マンドレル部12a基端部側の
冷却部16aの設定温度を先端部側の冷却部17aの設
定温度より高く設定して、可動型13との間で円筒状フ
レーム14(筒状成形品)を鋳造するダイカスト製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機のフレー
ム等の製作に好適する筒状成形品のダイカスト製法及び
装置と円筒状フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筒状成形品をダイカストにより製
作する場合につき、例えば図8に示す一例に基づき説明
すると、図8は横形のダイカスト装置1の概略構成を示
したもので、2はマンドレル部2aを有する固定型で、
図示しない湯口及び湯道を備えている。そして、この固
定型2のマンドレル部2aに嵌合するように進退動作す
る可動型3を設けることによって、これら固定型2と可
動型3との間にキャビティーが形成され、例えばアルミ
ニウム合金を溶融金属として鋳造し筒状成形品たる回転
電機の外殻を構成する円筒状フレーム4を成形するよう
にしている。因みに、この円筒状フレーム4は、円筒部
4aと、一端を閉塞するように形成された軸受ブラケッ
ト部4bとからなる一体構成にある。
【0003】そして、固定型2及び可動型3内には冷却
部5a,5b及び5cが配設され、これは循環路5dを
介して冷却液制御装置5に連通接続されていて、該制御
装置5により一定の温度に調整された冷却液が各型2,
3内の冷却部5a,5b及び5cに循環供給され、以っ
てダイカスト装置1の稼動中、型2,3を一定温度に保
つようにしている。尚、図中6は、固定型2側に設けら
れたノックアウトピンである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のダイカスト
装置1によれば、可動型3を前進させ型締めされた固定
型2と可動型3との間の筒状のキャビティー内に溶融金
属を加圧注入することで、円筒状フレーム4が鋳造さ
れ、その後、可動型3が後退しノックアウトピン6が作
動して該フレーム4を押し出すことによって固定型2か
ら離型し、外部に取り出されることによりダイカスト工
程の1サイクルを終える。しかるに、回転電機のフレー
ム4にあっては、その内面には周知のように円筒形の積
層鉄心が挿入されるため内径寸法には相当の精度が要求
され、特には例えば寸法公差が小さくなったり、或いは
鉄心とフレーム4の円筒部4aとの嵌合部分が長くなっ
たりした場合、該フレーム4の内周面は軸方向に断面平
行なストレート形状、所謂円筒部4aの内周面を直筒状
にすることが求められる。
【0005】ところが、このような内面形状を形成する
固定型2のマンドレル部2aは、鋳造後のフレーム4の
型抜き性を考慮して、通常その押し出し方向たる軸方向
に径小となる1〜2度のテーパ面2bを形成した外径形
状としており、しかも、該テーパ度合は一般にフレーム
4の円筒部4aの長さが長尺となるに伴い大きくしなけ
ればならない事情下にある。従って、上記のようにフレ
ーム4の内周面に付された抜きテーパをストレート状の
直筒状に形成する場合には、後加工による機械加工にて
フレーム4の内面形状を仕上げねばならず、面倒でコス
トアップとなる問題を抱えていた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、筒状成形品の内周面に付さ
れる抜きテーパを解消し得る筒状成形品のダイカスト製
法及び装置と円筒状フレームを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の筒状成形品のダイカスト製法は、第1に、抜
きテーパを付与したマンドレル部を有する固定型と、こ
のマンドレル部との間に筒状のキャビティーを形成する
可動型と、前記固定型の内部に設けられ少なくとも前記
マンドレル部の基端部側及び先端部側の二箇所に配置し
た冷却部とを備え、このうち前記マンドレル部基端部側
の冷却部の設定温度を先端部側の冷却部の設定温度より
高く設定して鋳造することを特徴とする(請求項1の発
明)。
【0008】斯かる製法によれば、鋳造時における型内
の冷却部に温度差を持たせて、型抜き直後の筒状成形品
においてマンドレル部の基端部側に対応する径大な開口
端側が、他の開口端側より高温状態にあるため、その後
の常温冷却に伴い収縮量が大きくて抜きテーパが解消さ
れる方向に縮小変形し、従って内面形状が平行なストレ
ート状に整形されて、略直筒状の筒状成形品を面倒な後
加工を要することなく安価に得られる。
【0009】そして、請求項1記載の筒状成形品のダイ
カスト製法において、可動型内部には冷却部を設け、該
冷却部の設定温度を少なくともマンドレル部基端部側の
冷却部の設定温度より低く設定したことを特徴とする
(請求項2記載の発明)。
【0010】斯かる製法によれば、可動型の冷却部によ
り該可動型を所定温度に維持できることはもとより、マ
ンドレル部基端部側の冷却部に対し、先端部側ではキャ
ビティーを挟んで二つの冷却部によって、より効果的に
冷却され、従って各冷却部に温度差を設定するのが容易
となり、それだけ収縮差に基づく所望の収縮量を容易に
確保できて、略直筒状の成形品を得るのに一層有効とな
る。
【0011】更に、請求項1または2記載の筒状成形品
のダイカスト製法において、固定型内部のマンドレル部
基端部側の冷却部の設定温度は、常温より高く且つ溶融
金属の凝固温度より低く設定したことを特徴とする(請
求項3の発明)。
【0012】斯かる製法によれば、鋳造後の成形品を常
温にて冷却できると共に、斯かる冷却過程において抜き
テーパが解消される方向への収縮変形が行われるので、
何ら面倒な作業を伴うことなく略直筒状の成形品を容易
に提供できる。
【0013】また、上記目的を達成するために本発明の
筒状成形品のダイカスト装置は、第2に、抜きテーパを
付与したマンドレル部を有する固定型と、このマンドレ
ル部との間に筒状のキャビティーを形成する可動型と、
前記固定型の内部に設けられ少なくとも前記マンドレル
部の基端部側及び先端部側の二箇所に配置した冷却部
と、これら冷却部に所定温度に調整した冷却液を循環供
給する冷却液制御装置とを備え、この冷却液制御装置
は、前記マンドレル部基端部側の冷却部の設定温度を、
常温より高く且つ溶融金属の凝固温度より低くなるよう
に冷却液を温度制御することを特徴とする(請求項4の
発明)。
【0014】斯かるダイカスト装置によれば、各冷却部
の設定温度は冷却液制御装置により容易に温度設定がで
きると共に、成形品に求められる精度とか大きさに相応
した制御が可能であるなどの実用的効果を奏する。
【0015】更には、上記目的を達成するために本発明
の円筒状フレームは、第3に、抜きテーパを付与したマ
ンドレル部を有する固定型と、このマンドレル部との間
で一端を閉塞した円筒状フレームを鋳造により成形する
可動型と、前記固定型の内部に設けられ少なくとも前記
マンドレル部の基端部側及び先端部側二箇所に配置した
冷却部と、これら冷却部に所定温度に調整した冷却液を
循環供給する冷却液制御装置とを備え、前記マンドレル
部基端部側の冷却部の設定温度を先端部側の冷却部の設
定温度より高くして鋳造され、閉塞端側の肉厚を円筒部
分の肉厚より薄肉とした構成を特徴とする(請求項5の
発明)。
【0016】斯かる構成の円筒状フレームによれば、型
内に設けた冷却部により温度差を持たした状態で鋳造さ
れ、しかも円筒部分より閉塞端側の肉厚を薄くした円筒
状フレームとしたので、該フレームの閉塞端側は型内で
の冷却効果が促進される。従って、型抜き後におけるフ
レームの開口端側との温度差、即ち収縮差に基づく所望
の収縮量を確保できて、該開口端側の抜きテーパを効果
的に僅少ならしめ、回転電機等に好適する円筒状フレー
ムを提供できる。
【0017】更にまた、上記目的を達成するために本発
明の円筒状フレームは、第4に、アルミニウム合金製の
円筒部と、該円筒部の一端を閉塞するように一体に鋳造
された軸受ブラケット部とを有するものにおいて、鋳造
時に前記軸受ブラケット部に鉄製の円盤状心金を埋め込
み一体化したことを特徴とする(請求項6の発明)。
【0018】斯かる構成の円筒状フレームによれば、心
金を埋め込んだことにより軸受ブラケット部の補強がで
きることはもとより、斯かる心金は鉄製であるのに対し
円筒部はアルミニウム合金製で熱膨張係数が大きく、従
って鋳造時に抜きテーパが付された内面形状をなす円筒
部は、冷却されるに伴い大きく収縮する一方、軸受ブラ
ケット部側の収縮は僅少であるため、円筒部の収縮変形
はその内周面のテーパを解消する方向へ整形され、略直
筒状のフレームを得ることができる。
【0019】そして、請求項6記載のものにおいて、軸
受ブラケット部は、中央部位に軸受ハウジング部を備
え、心金は該軸受ハウジング部を包含する構成としたこ
とを特徴とする(請求項7の発明)。
【0020】斯かる構成によれば、心金を軸受ハウジン
グ部を包含するよう延設したので、該ハウジング部にお
けるスラスト荷重及びラジアル荷重に対する補強ができ
て、回転電機のフレームに好適する円筒状フレームが得
られる。
【0021】また、上記目的を達成するために本発明の
筒状成形品のダイカスト製法は、第5に、抜きテーパを
付与したマンドレル部を有する固定型と、このマンドレ
ル部の先端面に分離可能に設けられた中子型と、この中
子型を有する前記固定型との間に筒状のキャビティーを
形成する可動型とを備え、鋳造後に筒状成形品を中子型
と共に取り出し、冷却した後に該中子型を成形品から分
離することを特徴とする(請求項8の発明)。
【0022】斯かる製法によれば、型内から取り出した
筒状成形品の径小側一端には未だ中子型が嵌合状態に取
着されているため、この状態で冷却され収縮が始まって
も中子型によりその収縮は阻止される。従って、中子型
が存在しない径大側他端においてのみ収縮変形すること
により、抜きテーパはストレート状に是正されて略直筒
状の成形品を得ることができ、因みに該中子型は成形品
が十分冷却された後に分離すれば良く且つ簡単に分離で
きる。
【0023】そして、上記目的を達成するために本発明
の筒状成形品のダイカスト装置は、第6に、抜きテーパ
を付与したマンドレル部を有する固定型と、このマンド
レル部の先端面に分離可能に設けられた中子型と、この
中子型を有する前記固定型との間に筒状のキャビティー
を形成する可動型と、鋳造後の筒状成形品を中子型と共
に固定型から型抜きするためのノックアウトピンとを備
えたことを特徴とする筒状成形品のダイカスト装置。
【0024】斯かるダイカスト装置によれば、本来成形
品の型抜き用に必要なノックアウトピンによる通常の作
動にて、成形品と中子型とを固定型から簡単に取り出し
得、斯かるダイカスト装置を格別複雑化することもな
い。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1実施例を示す図1乃至図3を参照して説明す
る。図1は、横形のダイカスト装置11の概略構成を示
し、図2は、後述する円筒状フレーム14を、鋳造後ダ
イカスト装置11から取り出した状態から十分に冷却さ
れるまでの間の熱収縮作用による整形過程を示し、そし
て図3は、上記フレーム14の鋳造開始から常温たる室
温まで冷却される間の温度変化を示す特性図である。
【0026】まず図1において、ダイカスト装置11が
備える固定型12は、マンドレル部12aを有し、その
外径形状は先端側を径小とする型抜き用のテーパを付し
たテーパ面12bとなしていて、これに嵌合する可動型
13との間で筒状成形品として後述するところの、一端
を閉塞した円筒状フレーム14を鋳造すべきキャビティ
ーAが形成される。また固定型12側には、ノックアウ
トピン15が出没可能に設けられると共に、前記キャビ
ティーA内に連通する図示しない湯口及び湯道を設けて
いる。
【0027】そして、これら固定型12及び可動型13
の内部には、型温度を所定温度に維持すべき冷却部16
a,17a及び18aを設けている。即ち、固定型12
内には少なくともマンドレル部12aの基端部及び先端
部側の二箇所に冷却部16a,17aを配設し、夫々循
環路16b,17bを介して冷却液制御装置16,17
と連通接続された構成にある。一方、可動型13内の基
端部側にも冷却部18aを配設し、循環路18bを介し
て冷却液制御装置18に連通接続された構成にある。こ
れら冷却液制御装置16,17及び18は、所定の温度
に調整された冷却液を各型12,13内の冷却部16
a,17a及び18aに循環供給し、以ってダイカスト
装置11の稼動中、型12,13を冷却して所定温度に
維持するようにしている。尚、各型12,13内の冷却
部16a,17a,18aは、冷却液を集中的に循環流
通するようにパイプ等を曲成した管路により構成されて
いる。
【0028】因みに、本実施例における各冷却液制御装
置16,17,18による温度制御は、固定型12のマ
ンドレル部12aの基端部側に配置した冷却部16aの
設定温度を、他の冷却部17a及び18aの設定温度よ
り高く設定すると共に、図3に示した常温たる例えばダ
イカスト装置1を設置した室温T0 より高く、且つアル
ミニウム合金(フレーム14)の凝固温度T1 より低い
温度に設定してある。
【0029】しかして、前記した筒状成形品たる円筒状
フレーム14は、本実施例では回転電機の外殻を形成す
るところの図示しない積層鉄心を挿入する円筒部14a
と、閉塞端側を軸受ブラケット部14bとして使用する
軸受ハウジング部14cを有し、これらを一体に成形し
た構成にあって、図2(a)に示すように特に軸受ブラ
ケット部14bの肉厚t2 は、円筒部14aの肉厚t1
より薄肉に構成してある。
【0030】このように構成された本実施例のダイカス
ト装置11にて、円筒状フレーム14を製作する場合に
つき述べると、図1に示すように可動型13を前進させ
固定型12と型締めした状態にて、固定型12の図示し
ない湯口及び湯道を介してキャビティーA内にアルミニ
ウム合金の溶融金属を加圧注入する。そして、各冷却液
制御装置16,17及び18により夫々所定温度に調整
された冷却部16a,17a及び18aにより固定型1
2及び可動型13が常に冷却される中、円筒状フレーム
14が鋳造される。しかる後、可動型13が後退して固
定型12から離反し、次いでノックアウトピン15が作
動してフレーム14を固定型12から押し出すようにし
て型抜きし、該フレーム14を取り出す。この間、各型
12,13は、各冷却部16a,17a及び18aを介
して所定温度に維持される。
【0031】このようにして型抜きされ取り出された直
後のフレーム14は、図2(a)に示すように円筒部1
4aの内周面は、マンドレル部12aの外周面に型抜き
用に付したテーパ面12bが転写された如き同一形状の
テーパ面14dを形成している。そして、この状態にお
いては未だフレーム14は相当の高温状態にあって、そ
の温度分布は冷却部16a,17a及び18aの各設定
温度に比例して、即ち、マンドレル部12aの基端部側
の冷却部16aの設定温度が他の冷却部17a,18a
より高温度であるため、鋳造された筒状成形品からみれ
ばフレーム14における円筒部14aの開口端側ほど高
温状態にあり、これに対し閉塞端側である軸受ブラケッ
ト部14b側に行くほど低温で所謂冷却効果が進んでい
る状態にあり、しかも軸受ブラケット部14bは円筒部
14aより薄肉であるため冷却効果が早く、一層低温化
が促進されている。
【0032】しかして、図2(a)に示す上記状態にあ
るフレーム14を、例えば室温にて所定時間放置し冷却
すると、これに合わせてフレーム14の収縮が始まる。
ところが、円筒部14aの開口端側ほど高温状態にある
から冷却時における収縮量は軸受ブラケット部14b側
に比して大きくなり、結果として、図2(b)に示す矢
印方向に開口端側ほど大きく収縮しテーパ状の内周面が
縮小することにより、テーパ面14dの抜きテーパは徐
々にストレート状に近づき微小なテーパ角度となり、従
って略直筒状に整形される。この場合、閉塞端側は鋳造
時に冷却作用により早期凝固が進んでおり、且つその軸
受ブラケット部14bの肉厚t2 は薄肉であることも相
俟って、一層冷却化が進んでいるから型抜き後の収縮量
は小さく、以ってフレーム14の特に内面形状は所期の
設計寸法に応じた精度を容易に確保できる。
【0033】このように本実施例によれば、円筒状フレ
ーム14をダイカストにて製作する場合、円筒部14a
の内周面を型抜き上必要なテーパ形状となることは避け
られないが、その鋳造時から室温冷却にかけての熱収縮
作用を巧みに利用した整形過程を経て、特に重要な内面
形状を極力直筒状に近づけた微小なテーパ角度に抑制で
きる。その結果、後加工たる機械加工を要することな
く、或いは一層高い精度の要求に対しても軽微な仕上げ
加工程度で済むなど容易に対処できる。従って、小さな
寸法公差が要求されたり、円筒部14aに挿入する図示
しない回転電機の鉄心との嵌合部分が長くて大きくなり
易いテーパ角度に対応するにも、本来のダイカスト生産
の利点を失うことなくこれらの要求に応えた円筒状フレ
ーム14を安価に提供できる。
【0034】上記の構成に対し、図4乃至図7は本発明
の第2及び第3実施例を示すものであり、夫々第1実施
例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、
異なる部分についてのみ述べる。
【0035】(第2の実施の形態)まず図4に示す第2
実施例においては、上記第1実施例における円筒状フレ
ーム14とは異なる構成の円筒状フレーム19の製作に
あって、しかも本実施例においては、例えば従来と同様
のダイカスト装置により同一の方法にて鋳造可能とする
もので、従って、その装置説明は省略し以下フレーム1
9の構成につき述べる。
【0036】即ち、図4の断面図に示すように、円筒部
19aと、軸受ブラケット部19bと、このブラケット
部19bの中央に設けた軸受ハウジング部19cと、そ
して軸受ブラケット部19bの内面側に鉄製で円盤状の
心金20が埋め込んで一体化してなる円筒状フレーム1
9にある。そして、この軸受ブラケット部19bに埋設
された心金20の外周縁部は、円弧面20aに形成して
ある。尚、このような構成の円筒状フレーム19をダイ
カスト成形するには、心金20を型内に予めインサート
しておきアルミニウム合金の溶融金属を加圧注入して鋳
造することで、これらを一体化した埋め込み成形が容易
にできる。
【0037】しかして、本実施例においても鋳造直後に
取り出した円筒状フレーム19は、上記第1実施例と同
様に、即ち、図4(a)に示すように円筒部19aの内
面形状は型抜き用に付与されたテーパと同一とするテー
パ面19dを有し、且つまだ全体が相当の高温状態にあ
る。しかるに、これが室温放置により所定時間冷却され
ると、図4(b)に示すように、矢印方向に収縮が始ま
り内周面たるテーパ面19dのテーパ角度は徐々に小さ
くなり直筒状に近い内面形状に収縮整形される。これ
は、軸受ブラケット部19bに埋め込まれた心金20が
鉄製であるのに対し、円筒部19a等のアルミニウム合
金はその熱膨張係数が約2倍の大きさにあるため、冷却
時における収縮差により円筒部19aの開口端側ほど大
きく収縮して、テーパ面19dの抜きテーパは極めて小
さくなり、その内面形状は略直筒状に整形されるのであ
る。
【0038】このように、本実施例においても第1実施
例と同様に、円筒状フレーム19をダイカストにて製作
する場合、円筒部19aの内面形状を型抜き上必要なテ
ーパ形状となることは避けられないが、その型抜き後の
冷却時に心金20を埋設した軸受ブラケット部19b側
との収縮差を巧みに利用した整形過程を経て、テーパ形
状を極力ストレート状に近づけた微小なテーパ角度に是
正でき、後加工たる機械加工を要することなく精度の高
い円筒状フレーム19が得られる。しかも、併せて軸受
ブラケット部19bの機械的強度の補強ができ、延いて
は円筒状フレーム19全体の補強にも有効となると共
に、心金20の外周縁部を円弧面20a形状としたか
ら、アルミニウム合金と鉄製の心金20との境界部分に
生じ易い内部応力を緩和し、湯流れも良好で欠陥を生じ
ることも軽減できる。
【0039】従って、本実施例によれば一般のダイカス
ト装置を利用した鋳造が可能であると共に、小さな寸法
公差が要求されたり、円筒部19aに挿入する図示しな
い回転電機の鉄心との嵌合部分が長くて大きくなり易い
抜きテーパに対処するにも、本来のダイカスト生産の利
点を失うことなくこれらの要求に応えた円筒状フレーム
19を簡易な構成にて安価に提供できるばかりか、心金
20を埋設したことによる補強効果も併せて得られる点
で有利である。
【0040】(変形例)図5は、上記実施例における図
4(b)相当図で、同第2実施例に対する変形例として
異なる形状の心金21を採用した円筒状フレーム19に
あって、その他の構成は略同じとするものである。即
ち、心金21は、軸受ブラケット部19bの内方中央部
位に環状の突部21aを形成していて、軸受ハウジング
部22の構成を兼ねた形状にある。
【0041】従って、斯かる構成においても、上記第2
実施例と同様に軸受ブラケット部19bの補強を図りつ
つ内周面が略直筒状をなす円筒部19aを形成できるほ
か、心金21に環状の突部21aを形成して軸受ハウジ
ング部22を包含する構成としたことにより、該ハウジ
ング部22における強度が向上してスラスト荷重及びラ
ジアル荷重にも十分に耐え得る円筒状フレーム19を提
供でき、回転電機のフレームとして好適する。
【0042】(第3の実施の形態)次いで、図6及び図
7に示す第3実施例につき述べるに、図6はダイカスト
装置23の特には金型構造を開示したもので、マンドレ
ル部24aを有する固定型24と可動型25との間に中
子型26を設けた構成にある。この中子型26は、マン
ドレル部24aの先端面に着脱自在に凹凸嵌合する係合
ピン26aを有し、また外周面はマンドレル部24aの
抜きテーパ(テーパ面24b)とは逆方向の抜きテーパ
(テーパ面26b)を形成していて、このような中子型
26を介在した固定型24と可動型25との間に、筒状
成形品たる円筒状フレーム27を鋳造するキャビティー
Bを形成する。
【0043】そして、28は固定型24側に設けたノッ
クアウトピンで、鋳造後の成形品を中子型26と共に押
し出し固定型24からの型抜きを行うものである。尚、
図7は、型抜きした後のフレーム27と中子型26との
室温による冷却過程に沿って、その中子型26をフレー
ム27から分離するまでの工程を示したものである。
【0044】しかして、本実施例におけるダイカスト装
置23により円筒状フレーム27を製作する場合、中子
型26を予めマンドレル部24aの先端面に係合ピン2
6aを嵌合により取着した後、固定型24と可動型25
を型締めし、そのキャビティーB内に溶融金属たるアル
ミニウム合金を加圧注入することによって、一般のダイ
カストによる成形と同一方法にて円筒状フレーム27が
鋳造される。しかる後、ノックアウトピン28が作動し
て、フレーム27を中子型26と共にマンドレル部24
aから型抜きし取り出す。
【0045】この型抜き直後の状態では、図7(a)に
示すようにフレーム27の内周面には、まだマンドレル
部24aの抜きテーパと同一のテーパ面27aを有して
おり、また中子型26は、そのテーパ面26bが該フレ
ーム27に嵌合した接合状態にある。そして、この状態
のまま常温たる室温にて冷却が始まると、フレーム27
の熱収縮が始まるが、図7(b)に示すように該フレー
ム27の一方の開口端側には中子型26が嵌合している
ため収縮作用による変形は阻止される。従って、他方の
径大な開口端側が図示矢印方向に収縮し始め、結果、所
定時間後には当初の抜きテーパはストレートに近い微小
なテーパ形状に整形され、略直筒状のフレーム27を得
る。
【0046】このようにフレーム27が室温まで十分冷
却されたならば、図7(c)に示すように中子型26を
フレーム27から適宜の手段にて取り外す。そして、該
中子型26テーパ面26bが嵌合していたフレーム27
の開口端部分は必要に応じ切除することにより、内面形
状がストレートに近い略直筒状をなすフレーム27が製
作できる。
【0047】従って、本実施例においては中子型26を
有するものの、一般のダイカスト成形と同一の方法にて
簡単に鋳造可能であると共に、本来的にこの種成形品に
付与される抜きテーパによる不具合を解消できて、面倒
な後加工を不要とするか若しくは軽微な加工で済ますこ
とができ、ダイカストによる高品質で多量生産ができる
等の本来の利点を失うことなく、略直筒状のフレーム2
7を安価に提供できる。尚、本発明は上記した各実施例
に限らず、実用に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲
内にて種々変更して実施できるものである。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、ダイカスト
により筒状成形品を製作する場合、該成形品に付された
抜きテーパを熱収縮作用を巧みに利用して、即ち、斯か
る開口端側のテーパを解消する方向への収縮作用を有効
化し、逆に他端側では収縮作用を抑えることによる収縮
差に基づき、筒状内周面のテーパ形状を平行なストレー
トに近い略直筒状の成形品に整形でき、従って特に内周
面にこのような精度が要求される回転電機の円筒状フレ
ームの製作に好適するなど、コスト的にも有利な筒状成
形品のダイカスト製法及び装置と円筒状フレームを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における概略構成を示す断
面図
【図2】円筒状フレームの異なる状態を示す断面図
【図3】溶融金属の温度特性図
【図4】本発明の第2実施例における円筒状フレームの
異なる状態を示す断面図
【図5】変形例を示す断面図
【図6】本発明の第3実施例における概略構成を示す断
面図
【図7】円筒状フレームと中子型の異なる状態を示す断
面図
【図8】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11,23はダイカスト装置、12,24は固定型、1
2a,24aはマンドレル部、13,25は可動型、1
4,19,27はフレーム(筒状成形品)、14a,1
9aは円筒部、14b,19bは軸受ブラケット部、1
4c,19c,22は軸受ハウジング部、15,28は
ノックアウトピン、16,17,18は冷却液制御装
置、16a,17a,18aは冷却部、20,21は心
金、20aは円弧面、21aは突部、26は中子型、及
び26aは係合ピンを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相倉 伸建 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 天野 幸治 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抜きテーパを付与したマンドレル部を有
    する固定型と、このマンドレル部との間に筒状のキャビ
    ティーを形成する可動型と、前記固定型の内部に設けら
    れ少なくとも前記マンドレル部の基端部側及び先端部側
    の二箇所に配置した冷却部とを備え、このうち前記マン
    ドレル部基端部側の冷却部の設定温度を先端部側の冷却
    部の設定温度より高く設定して鋳造することを特徴とす
    る筒状成形品のダイカスト製法。
  2. 【請求項2】 可動型内部には冷却部を設け、該冷却部
    の設定温度を少なくともマンドレル部基端部側の冷却部
    の設定温度より低く設定したことを特徴とする請求項1
    記載の筒状成形品のダイカスト製法。
  3. 【請求項3】 固定型内部のマンドレル部基端部側の冷
    却部の設定温度は、常温より高く且つ溶融金属の凝固温
    度より低く設定したことを特徴とする請求項1または2
    記載の筒状成形品のダイカスト製法。
  4. 【請求項4】 抜きテーパを付与したマンドレル部を有
    する固定型と、このマンドレル部との間に筒状のキャビ
    ティーを形成する可動型と、前記固定型の内部に設けら
    れ少なくとも前記マンドレル部の基端部側及び先端部側
    の二箇所に配置した冷却部と、これら冷却部に所定温度
    に調整した冷却液を循環供給する冷却液制御装置とを備
    え、この冷却液制御装置は、前記マンドレル部基端部側
    の冷却部の設定温度を、常温より高く且つ溶融金属の凝
    固温度より低くなるように冷却液を温度制御することを
    特徴とする筒状成形品のダイカスト装置。
  5. 【請求項5】 抜きテーパを付与したマンドレル部を有
    する固定型と、このマンドレル部との間で一端を閉塞し
    た円筒状フレームを鋳造により成形する可動型と、前記
    固定型の内部に設けられ少なくとも前記マンドレル部の
    基端部側及び先端部側の二箇所に配置した冷却部と、こ
    れら冷却部に所定温度に調整した冷却液を循環供給する
    冷却液制御装置とを備え、前記マンドレル部基端部側の
    冷却部の設定温度を先端部側の冷却部の設定温度より高
    くして鋳造され、閉塞端側の肉厚を円筒部分の肉厚より
    薄肉とした構成を特徴とする円筒状フレーム。
  6. 【請求項6】 アルミニウム合金製の円筒部と、該円筒
    部の一端を閉塞するように一体に鋳造された軸受ブラケ
    ット部とを有するものにおいて、鋳造時に前記軸受ブラ
    ケット部に鉄製の円盤状心金を埋め込み一体化したこと
    を特徴とする円筒状フレーム。
  7. 【請求項7】 軸受ブラケット部は、中央部位に軸受ハ
    ウジング部を備え、心金は該軸受ハウジング部を包含す
    る構成としたことを特徴とする請求項6記載の円筒状フ
    レーム。
  8. 【請求項8】 抜きテーパを付与したマンドレル部を有
    する固定型と、このマンドレル部の先端面に分離可能に
    設けられた中子型と、この中子型を有する前記固定型と
    の間に筒状のキャビティーを形成する可動型とを備え、
    鋳造後に筒状成形品を中子型と共に取り出し、冷却した
    後に該中子型を成形品から分離することを特徴とする筒
    状成形品のダイカスト製法。
  9. 【請求項9】 抜きテーパを付与したマンドレル部を有
    する固定型と、このマンドレル部の先端面に分離可能に
    設けられた中子型と、この中子型を有する前記固定型と
    の間に筒状のキャビティーを形成する可動型と、鋳造後
    の筒状成形品を中子型と共に固定型から型抜きするため
    のノックアウトピンとを備えたことを特徴とする筒状成
    形品のダイカスト装置。
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