JPH044961A - ダイカスト鋳造方法 - Google Patents
ダイカスト鋳造方法Info
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- JPH044961A JPH044961A JP2106919A JP10691990A JPH044961A JP H044961 A JPH044961 A JP H044961A JP 2106919 A JP2106919 A JP 2106919A JP 10691990 A JP10691990 A JP 10691990A JP H044961 A JPH044961 A JP H044961A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はダイカスト鋳造方法に関し、さらに詳しくはア
ルミニウム等の複雑形状部品を寸法精度良く、かつ効率
的に鋳造するためのダイカスト鋳造方法に関する。
ルミニウム等の複雑形状部品を寸法精度良く、かつ効率
的に鋳造するためのダイカスト鋳造方法に関する。
一般にアルミニウム合金、マグネシウム合金等の鋳造に
おいては、第12図(A)、(B)に示すように可動型
112、固定型111、スリーブ113及びプランジャ
114、可動中子115、押し出しピン116とを備え
たダイカスト機のスリーブ113内に溶湯117を注入
し、プランジャ114を介してゲー)118を経てキャ
ビティ119内に溶湯を射出している。
おいては、第12図(A)、(B)に示すように可動型
112、固定型111、スリーブ113及びプランジャ
114、可動中子115、押し出しピン116とを備え
たダイカスト機のスリーブ113内に溶湯117を注入
し、プランジャ114を介してゲー)118を経てキャ
ビティ119内に溶湯を射出している。
次に第12図(C)に示すように可動中子115を抜き
出すと同時に可動型112を開き、その後、第12図(
D)に示すように押し出しビン116を固定型111側
に押し出してパイプ状の製品120を取り出す。
出すと同時に可動型112を開き、その後、第12図(
D)に示すように押し出しビン116を固定型111側
に押し出してパイプ状の製品120を取り出す。
このようなダイカスト鋳造方法では、製品を金型から容
易に抜き出すことができるように、一方の金型に抜は勾
配を設けていた。この抜は勾配は、例えば、外径Φ27
、内径Φ24、長さ22のパイプ状の製品の場合に、最
小f=20mmで0. 5以上である。
易に抜き出すことができるように、一方の金型に抜は勾
配を設けていた。この抜は勾配は、例えば、外径Φ27
、内径Φ24、長さ22のパイプ状の製品の場合に、最
小f=20mmで0. 5以上である。
また、従来はキャビティ119への溶湯117の充填不
良の対策として、射出速度を速くし、かつ射出圧力を高
くしていた。
良の対策として、射出速度を速くし、かつ射出圧力を高
くしていた。
聾
〔発明が解決しようとする髪題〕
従来は、金型の一方に抜勾配を設けていたため、型から
取り出された製品の抜勾配に相当する部位を切削加工す
る必要があり、製造工程が煩雑化する。さらに、射出速
度を速くし、かつ射出圧力を高くしていたために、射出
製品に焼付、かじり、変形等が発生しやすく、これらの
弊害を回避するために抜は勾配を大きくし金型寸法通り
製造を確保するため型締約タイマーを長くし、製品を取
出していた。しかし、金型温度分布の不均衡のだ給充填
不良の発生寸法精度のバラツキを発生させる要因を増加
させることになる。
取り出された製品の抜勾配に相当する部位を切削加工す
る必要があり、製造工程が煩雑化する。さらに、射出速
度を速くし、かつ射出圧力を高くしていたために、射出
製品に焼付、かじり、変形等が発生しやすく、これらの
弊害を回避するために抜は勾配を大きくし金型寸法通り
製造を確保するため型締約タイマーを長くし、製品を取
出していた。しかし、金型温度分布の不均衡のだ給充填
不良の発生寸法精度のバラツキを発生させる要因を増加
させることになる。
本発明の目的は、射出成形後の製品の切削加工等の工程
を要することな(、かつ、充填不良、焼付、かじり、変
形等の発生を防止して、精度よく、複雑形状の成形品を
得ることができるダイカスト鋳造方法を提供することに
ある。
を要することな(、かつ、充填不良、焼付、かじり、変
形等の発生を防止して、精度よく、複雑形状の成形品を
得ることができるダイカスト鋳造方法を提供することに
ある。
上記した目的を達成させるたぬに、本発明は、溶湯を固
定型及び可動型により形成されるキャビティ内に注入し
、型開き後、射出製品を取り出すダイカスト鋳造方法に
おいて、型に抜き勾配を形成することなく、かつ、キャ
ビティ内の製品が半凝固状態の時に型開きを行なって製
品を取り出すことを特徴とするものである。
定型及び可動型により形成されるキャビティ内に注入し
、型開き後、射出製品を取り出すダイカスト鋳造方法に
おいて、型に抜き勾配を形成することなく、かつ、キャ
ビティ内の製品が半凝固状態の時に型開きを行なって製
品を取り出すことを特徴とするものである。
また、溶湯を固定型及び可動型により形成されるキャビ
ティ内に注入する際に、キャビティ内を減圧し、低速射
出速度で、かつ低射出圧力とすると、本発明の目的はよ
り確実に達成される。
ティ内に注入する際に、キャビティ内を減圧し、低速射
出速度で、かつ低射出圧力とすると、本発明の目的はよ
り確実に達成される。
型に抜き勾配を形成することなく、かつ、キャビティ内
の製品が半凝固状態の時に型開きを行なって製品を取り
出す場合、製品の型に対する噛合がなく、型に抜き勾配
を形成する必要がない。このため、製品の抜き勾配に相
当する部位の切削加工が省略される。
の製品が半凝固状態の時に型開きを行なって製品を取り
出す場合、製品の型に対する噛合がなく、型に抜き勾配
を形成する必要がない。このため、製品の抜き勾配に相
当する部位の切削加工が省略される。
溶湯を固定型及び可動型により形成されるキャビティ内
に注入する際に、キャビティ内を減圧すると、低速射出
速度で、かつ低射出圧力の場合にも、湯回りがよく、充
填不良等の支障が生じない。
に注入する際に、キャビティ内を減圧すると、低速射出
速度で、かつ低射出圧力の場合にも、湯回りがよく、充
填不良等の支障が生じない。
したがって、高速射出速度、高射出圧力を回避できるか
ら、焼付、かじり、変形等の発生を防止できる。
ら、焼付、かじり、変形等の発生を防止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説−明する。
第1図は本発明のダイカスト鋳造方法における金型の温
度分布(A)を従来例(B)と対比して示す金型温度分
布である。
度分布(A)を従来例(B)と対比して示す金型温度分
布である。
本発明(A)においては、固定型1と可動型2にそれぞ
れ破線で示すヒータ3を配設し、固定型1には断熱材が
使用されている。一方、従来のダイカスト鋳造方におけ
る金型(B)では、固定型4及び可動型5に対し、固定
型4のみに図中、破線で示すような冷却水流路6が形成
されている。
れ破線で示すヒータ3を配設し、固定型1には断熱材が
使用されている。一方、従来のダイカスト鋳造方におけ
る金型(B)では、固定型4及び可動型5に対し、固定
型4のみに図中、破線で示すような冷却水流路6が形成
されている。
第1図に示すように、本発明(A)においては、キャビ
ティ周辺の金型の温度は、従来例(B)に比較して、大
略、6°0℃〜80℃高く維持されている。
ティ周辺の金型の温度は、従来例(B)に比較して、大
略、6°0℃〜80℃高く維持されている。
第2図は本発明のダイカスト鋳造方法における温調オイ
ル回路(A)を従来例(B)と対比して示す温調回路及
び冷却回路図である。
ル回路(A)を従来例(B)と対比して示す温調回路及
び冷却回路図である。
本発明(A)においては、金型を加熱するための加熱オ
イルを流動させるための温調オイル回路7 (図中、破
線で示す)がキャビティ8に近接して設けられており、
従来の金型においては冷却水を流動させるための冷却水
回路6がキャビティ8に近接して設けられている。
イルを流動させるための温調オイル回路7 (図中、破
線で示す)がキャビティ8に近接して設けられており、
従来の金型においては冷却水を流動させるための冷却水
回路6がキャビティ8に近接して設けられている。
第3図は本発明のダイカスト鋳造方法におけるダイカス
トのランナー、ゲート、オーバーフローの形状(A)を
従来例(B)と対比して示す形状図である。
トのランナー、ゲート、オーバーフローの形状(A)を
従来例(B)と対比して示す形状図である。
本発明においては、スプール9.ランナー10゜ゲート
11が設けられ、このゲー)11に対応する面側にキャ
ビティー12内を減圧するための減圧用流路13が設け
られている。一方従来のダイカストにおいてはスプール
9.ランナー10が設けられ、溶湯が注入した時のキャ
ビティ12内の空気を外部に放出するためのオーバーフ
ロー14が設けられている。
11が設けられ、このゲー)11に対応する面側にキャ
ビティー12内を減圧するための減圧用流路13が設け
られている。一方従来のダイカストにおいてはスプール
9.ランナー10が設けられ、溶湯が注入した時のキャ
ビティ12内の空気を外部に放出するためのオーバーフ
ロー14が設けられている。
第4図(A)、(B)は第3図(A)、(B)の金型を
側面から見たものである。
側面から見たものである。
本発明のダイカスト鋳造方法は、上記した図面で示すよ
うな金型において、製品を金型から容易に抜き出すこと
ができるような抜は勾配を設けることなく、低速、低圧
で成形すると共に、温調オイル回路図で示すような手段
によってキャビティ周辺の金型の領域を所定の温度に加
熱し、型開きの際に製品が半凝固状態の時に型を開くこ
とによって抜は勾配が形成されていない金型の場合にお
いても、製品を容易に抜は出すことができる。
うな金型において、製品を金型から容易に抜き出すこと
ができるような抜は勾配を設けることなく、低速、低圧
で成形すると共に、温調オイル回路図で示すような手段
によってキャビティ周辺の金型の領域を所定の温度に加
熱し、型開きの際に製品が半凝固状態の時に型を開くこ
とによって抜は勾配が形成されていない金型の場合にお
いても、製品を容易に抜は出すことができる。
また、本発明においてはキャビティ内に溶湯に注入する
際、キャビティ12内を減圧用流路13を介して減圧し
、遅い射出速度で、かつ低い射出圧力にて鋳造すること
ができる。この結果、製品の焼きつき、カジリ、変形等
の発生が防止される。
際、キャビティ12内を減圧用流路13を介して減圧し
、遅い射出速度で、かつ低い射出圧力にて鋳造すること
ができる。この結果、製品の焼きつき、カジリ、変形等
の発生が防止される。
したがって、本発明におけるダイカストの鋳造条件は、
(1)抜は勾配を有しないダイカストを用いること、(
2)金型を高温度域に維持し型開きの際に製品が半凝固
状態とすること、(3)キャビティ内に溶湯を注入する
際にキャビティ内を減圧すること、(4)射出速度を遅
く、射出圧力を低くして鋳造することが望ましい。
(1)抜は勾配を有しないダイカストを用いること、(
2)金型を高温度域に維持し型開きの際に製品が半凝固
状態とすること、(3)キャビティ内に溶湯を注入する
際にキャビティ内を減圧すること、(4)射出速度を遅
く、射出圧力を低くして鋳造することが望ましい。
抜は勾配は製品の形状に関わらず可動型又は固定型のい
ずれにも形成されるが、特に寸法精度に要求される部位
に相当する部分に抜は勾配を零とする。また、金型は、
鋳造する製品の合金組成等により異なるが、少なくとも
型開きの際に製品が半凝固状態に維持しろる程度になる
ように第1図(A)及び第2図(A)に示されるような
ヒータ3、温調オイル回路7を介して加熱される。この
温度は、例えば、アルミニウム合金の場合、380℃〜
150℃とすることが望ましくマグネシウム合金の場合
、200℃〜75℃とすることが望ましい。
ずれにも形成されるが、特に寸法精度に要求される部位
に相当する部分に抜は勾配を零とする。また、金型は、
鋳造する製品の合金組成等により異なるが、少なくとも
型開きの際に製品が半凝固状態に維持しろる程度になる
ように第1図(A)及び第2図(A)に示されるような
ヒータ3、温調オイル回路7を介して加熱される。この
温度は、例えば、アルミニウム合金の場合、380℃〜
150℃とすることが望ましくマグネシウム合金の場合
、200℃〜75℃とすることが望ましい。
上記のようにして型開きの際に製品が半凝固状態に維持
しろる程度に維持すると、例えば、型開きタイムを約0
.7秒程度とすることができる。
しろる程度に維持すると、例えば、型開きタイムを約0
.7秒程度とすることができる。
因に従来例のように凝固に製品を取り出す場合、型開き
タイムは、約5秒程度と遅くなる。
タイムは、約5秒程度と遅くなる。
次にキャビティ8.12内を減圧する際は、ゲートに対
応する面側に減圧用流路13を形成すれば、キャビティ
内を効率良く減圧することができる。このようにしてキ
ャビティ内を減圧すると射出速度を遅くし、かつ、射出
圧力を低くして−も溶湯の湯廻りを維持することができ
る。また、射出速度を遅くし、かつ、射出圧力を低くす
ると製品の焼きつけ、カジリ、変形等の発生が未然に防
止される。
応する面側に減圧用流路13を形成すれば、キャビティ
内を効率良く減圧することができる。このようにしてキ
ャビティ内を減圧すると射出速度を遅くし、かつ、射出
圧力を低くして−も溶湯の湯廻りを維持することができ
る。また、射出速度を遅くし、かつ、射出圧力を低くす
ると製品の焼きつけ、カジリ、変形等の発生が未然に防
止される。
特に射出速度としては、射出工程の前段において低速射
出速度とし、射出工程の後段においては高速射出速度と
することが望ましい。
出速度とし、射出工程の後段においては高速射出速度と
することが望ましい。
第5図はアキュムレータの圧力と射出圧力との関係を示
す圧力換算表であり、この表から所定射出圧力とするた
めのアキュムレータの圧力を選定することができる。
す圧力換算表であり、この表から所定射出圧力とするた
めのアキュムレータの圧力を選定することができる。
第6図は低速バルブ開度と低速射出速度との関係を示す
。本発明における低速射出速度としては、合金等の組成
によって異なるが、0.01〜0.4m/secが望ま
しい。
。本発明における低速射出速度としては、合金等の組成
によって異なるが、0.01〜0.4m/secが望ま
しい。
したがって第6図のグラフに基づいて0.01〜0.
4m/secの範囲の低速射出速度に対応するバルブ開
度とすることができる。
4m/secの範囲の低速射出速度に対応するバルブ開
度とすることができる。
第7図はバルブ開度と高速射出速度との関係を示す。本
発明における高速射出速度としては、合金等の組成等に
よって異なるが、0.01〜2m/secが望ましい。
発明における高速射出速度としては、合金等の組成等に
よって異なるが、0.01〜2m/secが望ましい。
したがって、第7図のグラ。
に基づいて0.01〜2m/secに対応するバルブ開
度とすることができる。
度とすることができる。
また、本発明において、射出圧力は、110〜190k
g/cm’ とすることが望ましい。
g/cm’ とすることが望ましい。
第8図は増圧時間調整バルブ開度と増圧立ち上がり時間
との関係を示している。
との関係を示している。
射出機構においてイン絞り法、アウト絞り法、立型方法
、FE法等が有るが、射出機構は変化しているが、本発
明はイン絞り法を基礎としている。
、FE法等が有るが、射出機構は変化しているが、本発
明はイン絞り法を基礎としている。
チエツクバルブ等に改造を行ない低速安定の方向付けを
行っている。増圧立上り時間は各部品により異なるが、
その−例は第8図に示す通りである。
行っている。増圧立上り時間は各部品により異なるが、
その−例は第8図に示す通りである。
次に具体的な実施例によって本発明のダイカスト鋳造方
法と従来のダイカスト鋳造方法における鋳造条件及び得
られた製品の精度等につき説明する。
法と従来のダイカスト鋳造方法における鋳造条件及び得
られた製品の精度等につき説明する。
実施例1及び従来例1
第9図に示すアルミニウム合金からなる製品21を第1
表の実施例1及び従来例1に示す条件で鋳造を行った。
表の実施例1及び従来例1に示す条件で鋳造を行った。
第1表に示すように実施例1は射出速度が従来例1より
も遅く、かつ金型温度は従来例1よりも約Loot高く
維持されている。また、実施例1は抜き勾配がなく、従
来例1のような抜き勾配の加工代を要することなく寸法
精度が維持される。また、実施例1は金型温度が高くキ
ャビティ内が減圧されているために薄肉部においても湯
廻りが良く外観が良好な製品が得られた。
も遅く、かつ金型温度は従来例1よりも約Loot高く
維持されている。また、実施例1は抜き勾配がなく、従
来例1のような抜き勾配の加工代を要することなく寸法
精度が維持される。また、実施例1は金型温度が高くキ
ャビティ内が減圧されているために薄肉部においても湯
廻りが良く外観が良好な製品が得られた。
実施例2及び従来例2
第10図に示すアルミニウム合金からなる製品22を第
2表の実施例2及び従来例2に示す条件で鋳造を行った
。第2表に示すように実施例2の条件で鋳造した場合、
抜き勾配の加工代を要することなく寸法精度及び外観の
優れた製品が得られた。
2表の実施例2及び従来例2に示す条件で鋳造を行った
。第2表に示すように実施例2の条件で鋳造した場合、
抜き勾配の加工代を要することなく寸法精度及び外観の
優れた製品が得られた。
実施例3及び従来例3
第11図に示すアルミニウム合金からなる製品23を第
3表の実施例3及び従来例3の条件で鋳造を行った。第
3表に示すように実施例3の条件で鋳造した場合、抜き
勾配の加工代を要することなく寸法精度及び外観の優れ
た製品が得られた。
3表の実施例3及び従来例3の条件で鋳造を行った。第
3表に示すように実施例3の条件で鋳造した場合、抜き
勾配の加工代を要することなく寸法精度及び外観の優れ
た製品が得られた。
第1表
第2表
第
表
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、型開きの際に製品が半凝
固状態に維持され、抜は勾配を要することなく鋳造でき
るために抜は勾配に対応した加工代を省略できるので加
工工程が簡略化され、また、金型が高温域に保持され、
キャビティ内が減圧した状態で溶湯がキャビティ内に注
入されるた於、射出速度を遅く、かつ射出圧力を低くし
て鋳造できるため焼きつき、カジリ、変形等の発生がな
く高精度鋳造製品を得ることができる。
固状態に維持され、抜は勾配を要することなく鋳造でき
るために抜は勾配に対応した加工代を省略できるので加
工工程が簡略化され、また、金型が高温域に保持され、
キャビティ内が減圧した状態で溶湯がキャビティ内に注
入されるた於、射出速度を遅く、かつ射出圧力を低くし
て鋳造できるため焼きつき、カジリ、変形等の発生がな
く高精度鋳造製品を得ることができる。
第1図は本発明の金型温度分布を従来例と対比して示す
温度分布図、第2図は本発明における金型加温手段を従
来例と対比して示す説明図、第3図及び第4図は本発明
における金型のランナーゲート、オーバーフローの形状
を従来例と対比して示す形状図、第5図はアキニムレー
ク圧力と射出圧力との関係図、第6図は低速バルブ開度
と低速射出速度との関係図、第7図は高速バルブ開度と
高速射出速度との関係図、第8図は増圧時間調整バルブ
開度と増圧立ち上がり時間と関係図、第9図、第10図
及び第11図は各々実施例1〜実施例3及び従来例1〜
従来例3で得られた製品の形状を示す断面図、第12図
はダイカスト鋳造方法の概要を示す工程図である。 l、4・・・可動型、 2.5・・・固定型、 3・・・ヒータ、 6・・・冷却水流路、 7・・・温調オイル流路、 8・・・キャビティ、 9・・・スプール、 10・・・ランナー 11 ・ ・ ・ゲート、 12・・・キャビテ仏 13・・・真空抜き用流路、 14・・・オーバーフロー 第 第 層 図 図 (A) (B) 第 図 (A) 第 図 (B) 第 図 (A) 第 図 (B) 第 図 (A) 第 図 (B) 4オーバーフロー 第 図 フ坪ユムし一タ71カ PAcc (kg/cm2) Ac5J訃出t’l(m/5ec) 第 図 5増、7fWテ間瞑去賢八゛ルヲ開友 (回鯵叙) jFJtJt 主’stA (m/sec )第 図 (A) (C) 第 CB) (D)
温度分布図、第2図は本発明における金型加温手段を従
来例と対比して示す説明図、第3図及び第4図は本発明
における金型のランナーゲート、オーバーフローの形状
を従来例と対比して示す形状図、第5図はアキニムレー
ク圧力と射出圧力との関係図、第6図は低速バルブ開度
と低速射出速度との関係図、第7図は高速バルブ開度と
高速射出速度との関係図、第8図は増圧時間調整バルブ
開度と増圧立ち上がり時間と関係図、第9図、第10図
及び第11図は各々実施例1〜実施例3及び従来例1〜
従来例3で得られた製品の形状を示す断面図、第12図
はダイカスト鋳造方法の概要を示す工程図である。 l、4・・・可動型、 2.5・・・固定型、 3・・・ヒータ、 6・・・冷却水流路、 7・・・温調オイル流路、 8・・・キャビティ、 9・・・スプール、 10・・・ランナー 11 ・ ・ ・ゲート、 12・・・キャビテ仏 13・・・真空抜き用流路、 14・・・オーバーフロー 第 第 層 図 図 (A) (B) 第 図 (A) 第 図 (B) 第 図 (A) 第 図 (B) 第 図 (A) 第 図 (B) 4オーバーフロー 第 図 フ坪ユムし一タ71カ PAcc (kg/cm2) Ac5J訃出t’l(m/5ec) 第 図 5増、7fWテ間瞑去賢八゛ルヲ開友 (回鯵叙) jFJtJt 主’stA (m/sec )第 図 (A) (C) 第 CB) (D)
Claims (4)
- (1)溶湯を固定型及び可動型により形成されるキャビ
ティ内に注入し、型開き後、射出製品を取り出すダイカ
スト鋳造方法において、前記型に抜き勾配を形成するこ
となく、かつ、前記キャビティ内の製品が半凝固状態の
時に型開きを行なって製品を取り出すことを特徴とする
ダイカスト鋳造方法。 - (2)前記溶湯を固定型及び可動型により形成されるキ
ャビティ内に注入する際に、このキャビティ内を減圧す
ることを特徴とする請求項(1)記載のダイカスト鋳造
方法。 - (3)前記溶湯を固定型及び可動型により形成されるキ
ャビティ内に注入する射出速度を0.01〜2m/se
cとすることを特徴とする請求項(1)記載のダイカス
ト鋳造方法。 - (4)前記溶湯を固定型及び可動型により形成されるキ
ャビティ内に注入する射出圧力を110〜190kg/
cm^2とすることを特徴とする請求項(1)記載のダ
イカスト鋳造方法。
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1991
- 1991-04-22 US US07/689,349 patent/US5117894A/en not_active Expired - Fee Related
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