JP2019080834A - 医用装置およびプログラム - Google Patents

医用装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019080834A
JP2019080834A JP2017211002A JP2017211002A JP2019080834A JP 2019080834 A JP2019080834 A JP 2019080834A JP 2017211002 A JP2017211002 A JP 2017211002A JP 2017211002 A JP2017211002 A JP 2017211002A JP 2019080834 A JP2019080834 A JP 2019080834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
unit
data
sensor unit
cradle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017211002A
Other languages
English (en)
Inventor
茂 近松
Shigeru Chikamatsu
茂 近松
勇 五十嵐
Isamu Igarashi
勇 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Priority to JP2017211002A priority Critical patent/JP2019080834A/ja
Priority to CN201811268792.5A priority patent/CN109717888A/zh
Priority to US16/176,265 priority patent/US20190130598A1/en
Publication of JP2019080834A publication Critical patent/JP2019080834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • A61B6/0407Supports, e.g. tables or beds, for the body or parts of the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • A61B6/0407Supports, e.g. tables or beds, for the body or parts of the body
    • A61B6/0421Supports, e.g. tables or beds, for the body or parts of the body with immobilising means
    • A61B6/0428Patient cradles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • A61B6/0487Motor-assisted positioning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/48Diagnostic techniques
    • A61B6/488Diagnostic techniques involving pre-scan acquisition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/50Depth or shape recovery
    • G06T7/521Depth or shape recovery from laser ranging, e.g. using interferometry; from the projection of structured light
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/055Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves  involving electronic [EMR] or nuclear [NMR] magnetic resonance, e.g. magnetic resonance imaging
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10028Range image; Depth image; 3D point clouds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】撮影部位の検出精度を高めることが可能な技術を提供する。【解決手段】CT装置は、ガントリ2と、被検体が載置されるテーブル4と、センサ部19であって、被検体5の撮影部位とセンサ部19との間の距離を求めるための距離データを取得するセンサ部19と、距離データに基づいて、被検体の撮影部位の高さのデータを含む高さデータを生成する高さデータ生成部と、高さデータに基づいて、前記撮影部位を検出する検出部とを備えている。また、センサ部19は、距離データを取得することが可能な領域を表す視野領域RVを有し、テーブル4のうちのガントリ2側の部分は視野領域RVに含まれるが、テーブル4のうちのガントリ2側とは反対側の部分は視野領域RVから外れるように、視野領域RVが設定されている。【選択図】図12

Description

本発明は、被検体の撮影部位を検出する医用装置、および当該医用装置に適用されるプログラムに関する。
被検体の体内の画像を取得する装置として、CT(Computed Tomography)装置およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの医用装置が知られている。CT装置およびMRI装置は被検体を非侵襲的に撮影することができるので、被検体の健康状態を診断する上で欠かすことのできない装置として使用されている。
一方で、CT装置およびMRI装置で被検体を撮影する場合、撮影技師はスキャンの準備のために様々な作業をする必要があり、撮影技師に掛かる作業負担が大きいという問題がある。そこで、撮影技師の作業負担が軽減されるように、CT装置のテーブルを自動的に動作させる技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2014−161392号公報
特許文献1では、カメラから得られたデータに基づいて斜俯瞰画像を生成し、深度センサから得られたデータに基づいて斜俯瞰画像から真俯瞰画像を生成している。そして、真俯瞰画像に基づいてテーブルを移動させることが試みられている。
被検体を撮影する場合、被検体の撮影部位をガントリの空洞部内に位置決めする必要がある。したがって、カメラおよび深度センサを用いたテーブルの自動制御技術では、真俯瞰画像から被検体の撮影部位を検出し、検出された撮影部位がガントリの空洞部内に位置決めされるように、テーブルを制御することが重要となる。しかし、特許文献1のように、テーブル全体がカメラおよび深度センサの視野領域に含まれるように、カメラおよび深度センサを構成すると、撮影部位がカメラおよび深度センサから離れるほど、撮影部位の画像の解像度が低くなったり、画像歪みが発生しやすくなるので、撮影部位の検出精度が悪くなるという問題がある。
したがって、撮影部位の検出精度を高めることが可能な技術が望まれている。
本発明の第1の観点は、
ガントリと、
被検体が載置されるテーブルと、
センサ部であって、前記被検体の撮影部位とセンサ部との間の距離を求めるための距離データを取得するセンサ部と、
前記距離データに基づいて、前記被検体の撮影部位の高さを表すデータを含む高さデータを生成する高さデータ生成手段と、
前記高さデータに基づいて、前記撮影部位を検出する検出手段と、
を備えた医用装置であって、
前記センサ部は、前記距離データを取得することが可能な領域を表す視野領域を有し、
前記テーブルのうちの前記ガントリ側の部分は前記視野領域に含まれるが、前記テーブルのうちの前記ガントリ側とは反対側の部分は前記視野領域から外れるように、前記視野領域が設定されている、医用装置である。
本発明の第2の観点は、
ガントリと、被検体が載置されるテーブルと、センサ部であって、前記被検体の撮影部位とセンサ部との間の距離を求めるための距離データを取得するセンサ部とを有する医用装置であって、前記センサ部は、前記距離データを取得することが可能な領域を表す視野領域を有し、前記テーブルのうちの前記ガントリ側の部分は前記視野領域に含まれるが、前記テーブルのうちの前記ガントリ側とは反対側の部分は前記視野領域から外れるように、前記視野領域が設定されている医用装置に適用されるプログラムであって、
前記距離データに基づいて、前記被検体の撮影部位の高さを表すデータを含む高さデータを生成する高さデータ生成処理と、
前記高さデータに基づいて、前記撮影部位を検出する検出処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
テーブルのうちのガントリ側の部分はセンサ部の視野領域に含まれるが、テーブルのうちのガントリ側とは反対側の部分は視野領域から外れている。したがって、センサ部を被検体に近づけて設置することができるので、センサ部の距離データの検出精度を高めることができ、その結果、撮影部位の検出精度を高めることができる。
本形態におけるX線CT装置の外観図である。 本形態に係るX線CT装置1のハードウェアの構成を概略的に示す図である。 センサ部19および表示部18の説明図である。 テーブル4のガントリ2とは反対側の部分4bがセンサ部19の視野領域RVから外れている例を示す図である。 テーブル4の全体がセンサ部19の視野領域RV’に含まれている例を示す図である。 X線CT装置の主な機能ブロック図(block diagram)である。 本形態における動作フローの一例を示す図である。 被検体5がテーブル4のクレードル41に載置された様子を示す図である。 クレードル41がy方向にΔy=Δy1だけ移動した様子を示す図である。 クレードル41がy=y2に到達した様子を示す図である。 レードル41がz=z0からz=z1まで移動したときの様子を示す図である。 クレードル41がz=z2に到達した様子を示す図である。 クレードル41がΔycおよびΔzcだけ移動した様子を示す図である。 撮影部位が視野領域RVのz方向における中心位置zjに到達した様子を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
図1は、本形態におけるX線CT装置の外観図である。
図1に示すように、X線CT装置1は、ガントリ(gantry)2、テーブル(table)4、及び操作コンソール(console)6を備えている。
ガントリ2及びテーブル4は、スキャンルームR1に設置されている。操作コンソール6は、スキャンルームR1とは異なる操作ルームR2に設置されている。
ガントリ2の前面には、センサ部19および表示部18が備えられている。センサ部19および表示部18については後述する。
図2は、本形態に係るX線CT装置1のハードウェアの構成を概略的に示す図である。
尚、ここでは、図2に示すように、被検体5の体軸方向に対応する方向をz方向とする。また、鉛直方向(重力方向)に対応する方向をy方向とし、y方向とz方向とに直交する方向をx方向とする。
ガントリ2は、X線管21、アパーチャ(aperture)22、コリメータ装置(collimator device)23、X線検出器24、データ収集部(data acquisition system)25、回転部26、高電圧電源27、アパーチャ駆動装置28、回転駆動装置29、制御部30を有している。尚、図2では、ガントリ2の前面に設けられているセンサ部19および表示部18は図示省略されている。
X線管21、アパーチャ22、コリメータ装置23、X線検出器24、およびデータ収集部25は、回転部26に搭載されている。
X線管21及びX線検出器24は、被検体5が載置される撮影空間、すなわちガントリ2の空洞部Bを挟んで互いに対向して配置されている。
アパーチャ22は、X線管21と空洞部Bとの間に配置されている。アパーチャ22は、X線管21のX線焦点からX線検出器24に向けて放射されるX線をファンビーム(fan beam)やコーンビーム(cone beam)に成形する。
コリメータ装置23は、空洞部BとX線検出器24との間に配置されている。コリメータ装置23は、X線検出器24に入射する散乱線を除去する。
X線検出器24は、X線管21から放射される扇状のX線ビームの広がり方向および厚み方向に、2次元的に配列された複数のX線検出素子を有している。各X線検出素子は、空洞部Bに配された被検体5の透過X線をそれぞれ検出し、その強度に応じた電気信号を出力する。
データ収集部25は、X線検出器24の各X線検出素子から出力される電気信号を受信し、X線データに変換して収集する。
テーブル4は、クレードル(cradle)41、支持台42、および駆動装置43を有している。被検体5は、クレードル41の上に載置される。支持台42はクレードル41を支持する。駆動装置43は、クレードル41がy方向およびz方向に移動するように、クレードル41および支持台42を駆動する。
高電圧電源27は、X線管21に高電圧及び電流を供給する。
アパーチャ駆動装置28はアパーチャ22を駆動しその開口を変形させる。
回転駆動装置29は回転部26を回転駆動する。
制御部30は、ガントリ2内の各装置・各部、およびテーブル4の駆動装置43等を制御する。
図3は、センサ部19および表示部18の説明図である。図3は、ガントリ2およびテーブル4の側面図が示されている。
表示部18は、タッチパネル(touch-panel)式のGUI(Graphical User Interface)を備えたディスプレイを有している。表示部18は、制御部30を介して、操作コンソール6に接続されている。撮影技師は、表示部18上でタッチパネル操作を行うことにより、X線CT装置1に係る各種の操作や設定を行うことができる。また、表示部18は、各種の設定画面、グラフ表示、画像などをディプレイ上に表示することができる。
センサ部19は、n×mの画素数を有しており、画像データおよび距離データを取得するように構成されている。nおよびmは、例えば、n=640、m=480である。センサ部19の各画素は、画像データを取得するための撮像部を有している。
撮像部は、例えば、RGB(Red Green Blue)の色情報を取得するためのCCD(Charge Coupled Device)や、モノクロのCCDである。撮像部により、被検体5の画像データを取得することができる。
また、センサ部19の各画素は、上記の撮像部の他に、距離データを取得するための受光部が備えられている。受光部は、センサ部19に備えられた光源(図示せず)から被検体5に向けて照射された光の反射光を受光する。センサ部19は、受光した反射光に基づいて、センサ部19から被検体5の表面における各位置までの距離を求めるための距離データを出力する。センサ部19としては、例えば、パナソニック フォト・ライティング(Panasonic Photo & Lighting)社製のTOF方式のカメラなどを用いることができる。尚、光源としては、例えば、赤外線源、レーザ光源などを用いることができる。
制御部30は、必要に応じて、表示部18やセンサ部19からの入力信号に基づいて、駆動装置43を制御する。
図4および図5は、センサ部19の視野領域の説明図である。
図4および図5は、2つの視野領域を示している。
先ず、図4から説明する。
図4では、テーブル4のガントリ2側の部分4aは視野領域RVに含まれるが、テーブル4のガントリ2とは反対側の部分4bは視野領域RVから外れるように、センサ部19の視野領域が設定されている。視野領域RVは、図4において、センサ部が距離データおよび画像データを取得することが可能な領域を表している。
一方、図5は、テーブル4の全体がセンサ部19の視野領域RV’に含まれるように、センサ部19の向きおよび位置を設定した一例である。したがって、図5では、被検体5の全身の画像を取得することができるという利点がある。
しかし、図5の場合、テーブル4の全長が視野領域RV’に含まれるようにセンサ部19を設置する必要があるので、図5におけるセンサ部19は、図4におけるセンサ部19の場合よりも、被検体5から離れた位置に設置される。したがって、図5におけるセンサ部19は、図4におけるセンサ部19よりも、距離データの検出精度が悪いという問題がある。特に、テーブル4のガントリ2から離れた部分4bは、テーブル4のガントリ2側の部分4aよりも、センサ部19から更に離れている。したがって、テーブル4のガントリ2から離れた部分4bにおける距離データの検出精度は、より悪くなりやすいという問題がある。
また、図5におけるセンサ部19は、テーブル4のガントリ2から離れた部分4bにおいて、画像の解像度が悪くなるたり、画像歪みが大きくなるという問題もある。
一方、図4におけるセンサ部19は、テーブル4のガントリ2とは反対側の部分4bを視野領域RVから外しているので、図5におけるセンサ部19よりも、被検体5に近い位置に設置することができる。したがって、図4におけるセンサ部19は、図5におけるセンサ部19よりも、距離データの検出精度を向上させることができる。また、図4におけるセンサ部19は、図5におけるセンサ部19よりも視野領域が狭くなっているので、撮像部の検出対象領域を狭めることができ、画像の解像度を高くしたり、画像歪みを軽減することができる。
そこで、本形態では、図4に示すように、テーブル4のガントリ2側の部分4aは視野領域RVに含まれるが、テーブル4のガントリ2とは反対側の部分4bは視野領域RVから外れるように、センサ部19の視野領域RVが規定されている。
図2に戻って説明を続ける。
操作コンソール6は、撮影技師からの各種操作を受け付ける。操作コンソール6は、入力装置61、表示装置62、記憶装置63、及び演算処理装置64を有している。
図6は、X線CT装置の主な機能ブロック図(block diagram)である。尚、実際には、X線CT装置は、多数の機能ブロックを有しているが、ここでは、本形態の説明に必要な機能ブロックのみが示されている。
本形態において、X線CT装置は、主な機能ブロックとして、画像生成部101、表示制御部102、高さデータ生成部103、検出部104、クレードル位置判定部105、計算部106、および移動量判定部107を有している。
画像生成部101は、センサ部19から得られた画像データに基づいて、被検体の画像を生成する。
表示制御部102は、被検体の画像が表示部18に表示されるように、表示部18を制御する。
高さデータ生成部103は、センサ部19により得られた距離データに基づいて、被検体の撮影部位の高さを表すデータを含む高さデータを生成する。
検出部104は、高さデータに基づいて被検体5の撮影部位を検出する。
クレードル位置判定部105は、クレードル41がy方向における所定の位置y2に到達したか否かを判定する。
計算部106は、被検体5の撮影部位をガントリ2の空洞部B内に搬送するために必要なクレードル41のy方向における移動量Δycおよびz方向における移動量Δzcを計算する。
移動量判定部107は、クレードル41が移動量ΔycおよびΔzcだけ移動したか否かを判定する。
尚、高さデータ生成部103は高さデータ生成手段の一例に相当し、検出部104は検出手段の一例に相当し、計算部106は計算手段の一例に相当する。
各機能ブロックを実行させるためのプログラムは、操作コンソール6の記憶部63、ガントリ2内の記憶部、およびテーブル4内の記憶部のうちの少なくともいずれか一つの記憶部に記憶させておくことができる。ガントリ2、テーブル4、および操作コンソール6のうちの少なくとも一つは、記憶部に記憶されたプログラムを実行するためのコンピュータ(computer)としての役割を有する部分を備えており、当該コンピュータは、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、各機能ブロックとして機能する。尚、プログラムの少なくとも一部を、操作コンソール6に外部接続された記憶部又は記憶媒体90(図2参照)に記憶させることも可能である。図6に示す機能の詳細は、X線CT装置における処理の流れを説明する際に併せて説明する。
図7は、本形態における動作フローの一例を示す図である。
ステップS1では、撮影技師は、被検体5をテーブル4のクレードル41に載置させる(図8参照)。図8は被検体5がテーブル4のクレードル41に載置された様子を示す図である。図8では、クレードル41のy方向における位置は、y=y0で表されており、クレードル41のz方向における位置は、z=z0で表されている。
また、撮影技師は、被検体5のスキャン条件(例えば、撮影部位)を設定する。ここでは、撮影部位は胸部であるとする。図8に示すように、被検体5をクレードル41に載置させた後、ステップS2に進む。
ステップS2では、画像生成部101(図6参照)が、センサ部19から得られた画像データに基づいて、被検体5の画像を生成する。表示制御部102(図6参照)は、画像生成部101により生成された画像が表示部18に表示されるように、表示部18を制御する。図8には、表示部18に表示された画像が概略的に示されている。図8では、視野領域RVには被検体5の脚部が含まれているが、被検体の上半身は視野領域RVに含まれていない。したがって、表示部18には、被検体5の脚部が表示されているが、被検体5の上半身は表示されていない。撮影技師は表示部18を見ることにより、被検体のどの部位がセンサ部19の視野領域RVに入り込んでいるかを確認することができる。
また、高さデータ生成部103(図6参照)は、センサ部19から得られた距離データに基づいて、視野領域RV内に含まれる被写体のy方向における高さを表すデータを含む高さデータを生成する。図8では、視野領域RVには、被検体5の脚部が含まれているので、高さデータ生成部103は、被検体の脚部の高さを表すデータを含む高さデータを生成する。具体的には、高さデータは、被検体の脚部のzx面内における体表面上の各点のy方向における高さを表すデータを含んでいる。したがって、高さデータを得ることにより、被検体の脚部の表面の三次元的な形状を知ることができる。
ステップS3では、検出部104(図6参照)が、高さデータの中から被検体の撮影部位を検出するための処理を実行する。
検出部104は、この検出処理を実行するために、検出処理を実行する前に、被検体5のどの部位が撮影部位であるかを特定する。検出部104は、例えば、撮影技師が操作コンソール6から入力した情報や、撮影技師がガントリ2の表示部18から入力した情報に基づいて被検体5の撮影部位を特定することができる。例えば、撮影技師50が操作コンソール6から胸部を撮影するためのプロトコルを選択している場合は、検出部104は、被検体5の撮影部位は胸部であると判断する。したがって、検出部104は、被検体5の撮影部位を特定することができる。
ここでは、撮影部位として胸部が設定されているので、検出部104は、高さデータの中から、被検体の胸部を検出するための処理を実行する。高さデータの中から撮影部位が検出された場合、ステップS12に進む。一方、高さデータに撮影部位が含まれていない場合、検出部104は、撮影部位が検出できないと判定する。この場合は、ステップS4に進む。撮影部位を検出する方法の一例としては、頭部、肩部、胸部、腹部、脚部などの各撮影部位の体表面の各位置の標準的な高さを反映したテンプレートを予め用意しておき、高さデータ又はテンプレートを、拡大、縮小、および回転させながら高さデータとテンプレートとのマッチングを行うことにより、撮影部位を検出する方法などがある。図8では、視野領域RVには、撮影部位(胸部)が含まれていない。したがって、撮影部位は検出されないので、ステップS4に進む。
ステップS4では、撮影技師が被検体5をガントリ2の空洞部Bに搬入する指示を入力したか否かが判定される。搬入指示が入力された場合は、ステップS5に進む。一方、搬入指示が入力されていない場合は、ステップS2に戻る。したがって、搬入指示が入力されるまで、ステップS2、S3、およびS4のループが繰返し実行される。
撮影技師が、入力装置を介して、被検体5をガントリ2の空洞部Bに搬入する指示を入力すると、ステップS5に進む。
ステップS5では、制御部30が、クレードルがy方向に移動を開始するように、テーブル4を制御する。したがって、クレードル41のy方向への移動が開始する。図9には、クレードル41がy方向にΔy=Δy1だけ移動した様子が示されている。
ステップS6では、画像生成部101が、センサ部19から得られた画像データに基づいて、被検体5の画像を生成する。表示制御部102は、画像生成部101により生成された画像が表示部18に表示されるように、表示部18を制御する。図9には、クレードル41がy方向にΔy=Δy1だけ移動した時点における画像が概略的に示されている。
また、高さデータ生成部103は、センサ部19から得られた距離データに基づいて、クレードル41がy方向にΔy=Δy1だけ移動した時点における高さデータを生成する。
ステップS7では、検出部104が、ステップS6で生成した高さデータの中から被検体の撮影部位を検出するための検出処理を実行する。撮影部位が検出された場合、ステップS12に進む。一方、撮影部位が検出されない場合は、ステップS8に進む。図9では、視野領域RVには、撮影部位(胸部)が含まれていない。したがって、撮影部位は検出されないので、ステップS8に進む。
ステップS8では、クレードル位置判定部105(図6参照)が、クレードル41がy方向における所定の位置y2に到達したか否かを判定する。ここでは、ガントリ2の空洞部Bの下側内壁面B1のy方向における高さy1よりもΔy12だけ高い位置を、所定の位置y2とする。Δy12は、例えば5〜10cm程度にすることができる。ここでは、テーブル4はまだy=y2に到達していない。したがって、ステップS6に戻る。
以下同様に、ステップS7において撮影部位が検出されず、且つステップS8においてクレードル41がy=y2に到達していないと判定される場合、ステップS6、S7、およびS8のループが繰返し実行される。
図10は、クレードル41がy=y2に到達した様子を示す図である。
クレードル41がy=y0からy=y2へと移動している間、ステップS6では、画像生成部101が、クレードル41のy方向における位置が変化するたびに画像を生成する。したがって、クレードル41がy方向に移動している間、表示部18に表示される画像は、最新の画像に更新される。また、ステップS6では、高さデータ生成部103は、クレードル41のy方向における位置が変化するたびに高さデータを生成する。したがって、クレードル41がy方向に移動している間、高さデータは最新の高さデータに更新される。そして、高さデータが更新されるたびに、ステップS7において、検出部104が、最新の高さデータに基づいて、被検体5の撮影部位である胸部を検出するための処理を行う。
クレードル41がy=y0からy=y2へと移動している間、被検体の撮影部位(胸部)は視野領域RVから外れているので、ステップS7では、撮影部位は検出されていないと判定される。しかし、図10に示すように、クレードル41がy=y2に到達すると、クレードル位置判定部105はクレードル41が所定の位置y=y2に到達したと判定するので、ステップS9に進む。
ステップS9では、クレードル41のy方向への移動が停止し、クレードル41のz方向への移動が開始する。図11は、クレードル41がz=z0からz=z1まで移動したときの様子を示す図である。
ステップS10では、画像生成部101が、センサ部19から得られた画像データに基づいて、被検体5の画像を生成する。表示制御部102は、画像生成部101により生成された画像が表示部18に表示されるように、表示部18を制御する。図11には、クレードル41がz=z1に到達した時点における画像が概略的に示されている。
また、高さデータ生成部103は、センサ部19から得られた距離データに基づいて、クレードル41がz=z1に到達した時点における高さデータを生成する。
ステップS11では、検出部104が、ステップS10で生成した高さデータの中から被検体の撮影部位を検出するための検出処理を実行する。撮影部位が検出された場合、ステップS12に進む。一方、撮影部位が検出されない場合は、ステップS10に戻る。図11では、視野領域RVには、撮影部位(胸部)が含まれていない。したがって、撮影部位は検出されないので、ステップS10に戻る。
以下同様に、ステップS11において撮影部位が検出されると判定されるまで、ステップS10およびS11のループが繰返し実行される。
図12は、クレードル41がz=z2に到達した様子を示す図である。
クレードル41がz方向に移動している間、ステップS10では、画像生成部101が、クレードル41のz方向における位置が変化するたびに画像を生成する。したがって、クレードル41がz方向に移動している間、表示部18に表示される画像は、最新の画像に更新される。また、ステップS10では、高さデータ生成部103が、クレードル41のz方向における位置が変化するたびに高さデータを生成する。したがって、クレードル41がz方向に移動している間、高さデータは最新の高さデータに更新される。そして、高さデータが更新されるたびに、ステップS11において、検出部104が、最新の高さデータに基づいて、被検体5の撮影部位である胸部を検出するための処理を行う。
クレードル41がz=z2に到達した場合、撮影視野RVに被検体5の撮影部位である胸部が含まれている。したがって、検出部104は、高さデータの中から、被検体5の撮影部位である胸部を検出する。図12では、胸部の位置は、(yi,zi)で示されている。胸部のy方向における位置yiは、被検体の胸部の体表面のy方向における位置の最大値ymと、クレードル41のy方向における位置y2との間の中間位置、即ち、y=(ym−y2)/2を、胸部のy方向における位置yiとして計算する。また胸部のz方向における位置zは、被検体の胸部のz方向における範囲zi1からzi2の中間位置、即ち、z=(zi1−zi2)/2を、胸部のz方向における位置ziとして計算する。
胸部を検出した後、ステップS12に進む。
ステップS12では、計算部106(図6参照)が、ガントリ2の空洞部B内の所定位置(yr,yr)に被検体5の胸部を位置決めするために必要なクレードル41の移動量ΔycおよびΔzcを計算する。Δycは、ガントリ2の空洞部B内のy方向における所定位置yrに被検体5の胸部を位置決めするために必要なクレードル41のy方向における移動量である。一方、Δzcは、ガントリ2の空洞部B内のz方向における所定位置zrに被検体5の胸部を位置決めするために必要なクレードル41のz方向における移動量である。ここでは、撮影部位のy方向における位置はyiであるので、計算部106は、Δyc=yr−yiと計算する。また、撮影部位のz方向における位置はziであるので、計算部106は、Δzc=zi−zrと計算する。移動量ΔycおよびΔzcを計算した後、ステップS13に進む。
ステップS13では、移動量判定部107(図6参照)が、クレードル41がy方向にΔycだけ移動したか否か、およびz方向にΔzcだけ移動したか否かを判定する。クレードル41がΔycおよびΔzcだけ移動したと判定されるまで、ステップS13における判定が実行される。図13に、クレードル41がΔycおよびΔzcだけ移動した様子が示されている。クレードル41がΔycおよびΔzcだけ移動することにより、撮影部位は、(yi,zi)から(yr,zr)に位置決めされる。図13に示すように、クレードル41がΔycおよびΔzcだけ移動したら、ステップS14に進み、クレードル41が停止する。そして、ステップS15に進み、被検体5のスキャンが実行され、フローが終了する。
本形態では、テーブル4のガントリ2側の部分4aは視野領域RVに含まれるが、テーブル4のガントリ2とは反対側の部分4bは視野領域RVから外れるように、センサ部19の視野領域が規定されている。したがって、センサ部19を被検体5に近い位置に設置することができるので、距離データの検出精度を向上させることができる。このため、高品質な高さデータを得ることができるので、撮影部位の検出精度を高めることができる。
また、テーブル4のガントリ2とは反対側の部分4bを視野領域RVから外すことにより、センサ部19の撮像部の検出対象範囲を狭めることができるので、表示部18に、高解像度で歪みが軽減された画像を表示することができる。したがって、撮影技師に、高品質な画像を提供することができる。
尚、本形態では、撮影部位がz=ziに到達したときに、撮影部位を所定の位置に搬送するのに必要なクレードル41の移動量ΔycおよびΔzcを計算している(図12参照)。しかし、視野領域RV内に撮影部位が含まれているのであれば、撮影部位がz=ziからずれた位置に移動したときに、移動量Δzを計算してもよい。例えば、図14に示すように、撮影部位が視野領域RVのz方向における中心位置zjに到達したときに、移動量Δzc(=zj−zr)を計算してもよい。
尚、本形態では、被検体5の撮影部位が検出されたら、撮影部位が空洞部B内に搬送されるまで、クレードル41を移動させる例について説明されている。しかし、撮影部位が検出された時点で、クレードル41を停止させてもよい。撮影部位が検出された時点で、クレードル41を停止させることにより、撮影技師は、撮影部位が空洞部B内に搬送される前に、被検体5の姿勢を確認することができる。したがって、撮影技師は、撮影部位が空洞部B内に搬送される前に、被検体5の姿勢を微調整することができるので、被検体5の姿勢を撮影に適した姿勢に微調整した後で、被検体5の撮影部位を空洞部B内に搬送することができる。また、撮影技師は、表示部18を見ることにより、撮影部位が空洞部B内に搬送される前に、被検体5のどの部位が撮影部位として検出されているかを視認することができる。したがって、検出された撮影部位が胸部ではない場合、撮影技師は、被検体5の撮影部位を空洞部B内に搬送する前に、スキャン条件を再度確認することもできる。更に、撮影部位が検出された時点で、クレードル41を停止させることにより、撮影技師は、撮影部位が空洞部B内に搬送される前に、クレードル41の位置を微調整することもできる。
尚、本形態では、撮影部位に対応するテンプレートを用意しておき、このテンプレートを用いて、高さデータの中から撮影部位を検出する例について説明されている。しかし、撮影部位の検出方法は、この方法に限定されることはない。例えば、高さデータの中から、形状に特徴があり特定しやすい部位(例えば、肩部)を基準部位として特定し、当該基準部位の位置に基づいて撮影部位の位置を検出してもよい。尚、基準部位の位置に基づいて撮影部位の位置を特定する方法を用いる場合には、撮影部位ごとに、基準部位と撮影部位との間の距離を予め定めておき、各撮影部位と当該距離との対応関係を表すテーブルを記憶部に記憶させておけばよい。視野領域に基準部位が入り込むと、検出部104は、画像から基準部位を検出することができる。したがって、検出部104は、対応表から、基準部位と撮影部位との間の距離を検索することで、撮影部位の位置を検出することができる。
また、本形態では、センサ部19は、各画素に、画像データを取得するための撮像部と、距離データを取得するための受光部とが備えられている。しかし、センサ部19は、各画素に撮像部と受光部とを備えたタイプに限定されることはなく、画像データを取得するためのイメージセンサと、距離データを取得するためのセンサ(例えば、深度センサ)とを別々に備えた構成であってもよい。
また、本形態では、センサ部19は画像データと距離データとを取得するように構成されているが、画像データを取得せずに、距離データのみを取得するように、センサ部19を構成することも可能である。
また、本形態では、CT装置を取り上げて本発明について説明したが、CT装置とは異なる医用装置(例えば、MRI装置)に対しても本発明を適用することができる。
1 X線CT装置
2 ガントリ
4 テーブル
5 被検体
6 操作コンソール
18 表示部
19 センサ部
21 X線管
22 アパーチャ
23 コリメータ装置
24 X線検出器
25 データ収集部
26 回転部
27 高電圧電源
28 アパーチャ駆動装置
29 回転駆動装置
30 制御部
41 クレードル
42 支持台
43 駆動装置
50 撮影技師
61 入力装置
62 表示装置
63 記憶装置
64 演算処理装置
101 画像生成部
102 表示制御部
103 高さデータ生成部
104 検出部
105 クレードル位置判定部
106 計算部
107 移動量判定部

Claims (12)

  1. ガントリと、
    被検体が載置されるテーブルと、
    センサ部であって、前記被検体の撮影部位とセンサ部との間の距離を求めるための距離データを取得するセンサ部と、
    前記距離データに基づいて、前記被検体の撮影部位の高さを表すデータを含む高さデータを生成する高さデータ生成手段と、
    前記高さデータに基づいて、前記撮影部位を検出する検出手段と、
    を備えた医用装置であって、
    前記センサ部は、前記距離データを取得することが可能な領域を表す視野領域を有し、
    前記テーブルのうちの前記ガントリ側の部分は前記視野領域に含まれるが、前記テーブルのうちの前記ガントリ側とは反対側の部分は前記視野領域から外れるように、前記視野領域が設定されている、医用装置。
  2. 前記検出手段は、
    前記被検体の撮影部位を特定するための情報に基づいて、前記高さデータの中から、前記情報により特定された撮影部位を検出する、請求項1に記載の医用装置。
  3. 前記高さデータ生成手段は、前記テーブルが動いている間、前記高さデータを最新の高さデータに更新し、
    前記検出手段は、更新された高さデータの中から、前記撮影部位を検出する、請求項1又は2に記載の医用装置。
  4. 前記撮影部位が検出された場合、前記撮影部位を前記ガントリの空洞部内の所定位置に位置決めするために必要な前記クレードルの移動量を計算する計算手段を有する、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の医用装置。
  5. 前記クレードルは、被検体の体軸方向に対応する第1の方向と、鉛直方向に対応する第2の方向に移動可能であり、
    前記計算手段は、
    前記クレードルの移動量として、前記クレードルの前記第1の方向における第1の移動量と、前記クレードルの前記第2の方向における第2の移動量とを計算する、請求項4に記載の医用装置。
  6. 前記センサ部は、前記被検体に光を照射する光源を用いて、前記距離データを取得する、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の医用装置。
  7. 前記センサ部は、前記光源から照射され前記被検体で反射した光を受光する受光部を有し、
    前記センサ部は、受光部で受光された反射光に基づいて、前記距離データを取得する、請求項6に記載の医用装置。
  8. 前記センサ部は、前記被検体の画像データを取得するための撮像部を有する、請求項7に記載の医用装置。
  9. 前記撮像部は、色情報を取得するためのCCDである、請求項8に記載の医用装置。
  10. 前記センサ部は、n×mの画素数を有し、
    各画素は、前記受光部および前記撮像部を含む、請求項8又は9に記載の医用装置。
  11. 前記センサ部は、
    前記被検体の画像データを取得するためのイメージセンサと、前記距離データを取得するための深度センサとを有する、請求項1に記載の医用装置。
  12. ガントリと、被検体が載置されるテーブルと、センサ部であって、前記被検体の撮影部位とセンサ部との間の距離を求めるための距離データを取得するセンサ部とを有する医用装置であって、前記センサ部は、前記距離データを取得することが可能な領域を表す視野領域を有し、前記テーブルのうちの前記ガントリ側の部分は前記視野領域に含まれるが、前記テーブルのうちの前記ガントリ側とは反対側の部分は前記視野領域から外れるように、前記視野領域が設定されている医用装置に適用されるプログラムであって、
    前記距離データに基づいて、前記被検体の撮影部位の高さを表すデータを含む高さデータを生成する高さデータ生成処理と、
    前記高さデータに基づいて、前記撮影部位を検出する検出処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2017211002A 2017-10-31 2017-10-31 医用装置およびプログラム Pending JP2019080834A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017211002A JP2019080834A (ja) 2017-10-31 2017-10-31 医用装置およびプログラム
CN201811268792.5A CN109717888A (zh) 2017-10-31 2018-10-29 医用装置以及程序
US16/176,265 US20190130598A1 (en) 2017-10-31 2018-10-31 Medical apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017211002A JP2019080834A (ja) 2017-10-31 2017-10-31 医用装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019080834A true JP2019080834A (ja) 2019-05-30

Family

ID=66244123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017211002A Pending JP2019080834A (ja) 2017-10-31 2017-10-31 医用装置およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20190130598A1 (ja)
JP (1) JP2019080834A (ja)
CN (1) CN109717888A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6514756B1 (ja) * 2017-11-30 2019-05-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 接触回避装置、医用装置、およびプログラム
WO2019228359A1 (en) * 2018-05-28 2019-12-05 Shanghai United Imaging Healthcare Co., Ltd. Systems and methods for taking x-ray images
US11684324B2 (en) * 2020-07-27 2023-06-27 Canon Medical Systems Corporation Medical image diagnosis apparatus and controlling method
CN114081629B (zh) * 2021-11-22 2023-08-29 武汉联影智融医疗科技有限公司 移动位置检测装置、移动位置检测方法及系统配准方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61249449A (ja) * 1985-04-30 1986-11-06 株式会社東芝 X線ct装置
JP2007218626A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Takata Corp 対象物検出システム、作動装置制御システム、車両
JP2014121364A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 放射線断層撮影装置およびプログラム
JP2014161392A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 撮影、計測または治療を行う装置およびプログラム
JP2014212945A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 磁気共鳴装置
US20160302871A1 (en) * 2015-04-15 2016-10-20 Mobius Imaging, Llc Integrated medical imaging and surgical robotic system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61249449A (ja) * 1985-04-30 1986-11-06 株式会社東芝 X線ct装置
JP2007218626A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Takata Corp 対象物検出システム、作動装置制御システム、車両
JP2014121364A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 放射線断層撮影装置およびプログラム
JP2014161392A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 撮影、計測または治療を行う装置およびプログラム
JP2014212945A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 磁気共鳴装置
US20160302871A1 (en) * 2015-04-15 2016-10-20 Mobius Imaging, Llc Integrated medical imaging and surgical robotic system

Also Published As

Publication number Publication date
US20190130598A1 (en) 2019-05-02
CN109717888A (zh) 2019-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6514756B1 (ja) 接触回避装置、医用装置、およびプログラム
JP2019080834A (ja) 医用装置およびプログラム
US10098609B2 (en) X ray apparatus and method of operating the same
JP7239572B2 (ja) カメラを用いた対象者プロファイルの決定
CN105455830A (zh) 用于选择记录区域的方法以及用于选择记录区域的系统
EP3545846B1 (en) Adjusting a collimator of an x-ray source
JP6415231B2 (ja) 撮影管理装置、x線撮影システム、情報処理方法及びプログラム
JP2016519995A (ja) 磁気共鳴プロトコルのための視覚的プレスキャン患者情報
JP2014113444A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP6104618B2 (ja) X線診断装置及び制御プログラム
KR20180072357A (ko) 엑스선 영상 촬영 장치 및 제어방법
CN107049346B (zh) 医疗摄影控制方法、医疗摄影控制装置和医疗摄影设备
EP3072448A1 (en) Device and method for generating dental three-dimensional surface image
JP4697642B2 (ja) Ct装置
JP2014161392A (ja) 撮影、計測または治療を行う装置およびプログラム
CN110873721A (zh) X射线摄像装置
JP7055709B2 (ja) X線ct装置及び撮影計画装置
JP6688328B2 (ja) 医用装置およびプログラム
CN112020329A (zh) 放射线摄影装置
JP7392478B2 (ja) 拡大倍率算出装置、長尺撮影システム、プログラム及び拡大倍率算出方法
KR102501712B1 (ko) 엑스선 장치 및 그 동작 방법
EP4066740A1 (en) Photographing assistance device, method for operating same, and operation program
US11779290B2 (en) X-ray imaging system and x-ray imaging apparatus
JP2014064958A (ja) X線撮影装置、cアーム撮影装置、制御方法及びプログラム
JP2019010397A (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190530

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210202

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210520

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210611