JP2014161392A - 撮影、計測または治療を行う装置およびプログラム - Google Patents

撮影、計測または治療を行う装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対象の撮影、計測または治療を行う装置において、テーブルに載置された対象を含む真俯瞰画像を、簡単な構成により、低歪にて得る。
【解決手段】対象40が搬送される空間Bを有し、対象40を撮影/計測/治療する構造体10と、対象40が載置され、対象40を空間Bに搬送するテーブル20と、構造体10に設けられており、テーブル20と対象40を含む被写体60の斜俯瞰画像P0を取得する光学カメラ19cと、カメラ19cの近傍に設置された深度センサ19dであって、深度センサ19dから複数の直線方向βiに沿って被写体60までの距離r(βi)を測定する深度センサ19dと、測定された距離r(βi)に基づいて、斜俯瞰画像P0を構成する各画素P0(βi)が表す被写体部分K(βi)の空間座標を特定する特定手段と、斜俯瞰画像P0と被写体部分K(βi)の空間座標とに基づいて、被写体60の真俯瞰画像P1を生成する生成手段と、を備えた装置を提供する。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮影、計測または治療を行う装置のテーブル(table)に載置された対象の俯瞰画像を得る技術に関する。
従来、放射線断層撮影装置において、光学カメラ(camera)でテーブルに載置された対象を含む俯瞰画像を取得し、当該画像を操作者に参照用あるいは撮影条件設定用として提供する技術が知られている(例えば、特許文献1,要約、特許文献2,要約,図1等参照)。
特開2004−208954号公報 特開2007−007255号公報
参照用あるいは撮影条件設定用として供される俯瞰画像は、対象が歪なく自然に描写され、かつ、対象の主要部全体が見渡せるとよいため、対象を真上から見たときの画像である真俯瞰画像であることが望ましい。真俯瞰画像を取得するには、通常、光学カメラを被写体の真上に設置する必要がある。すなわち、上記の場合、光学カメラを、撮影室の天井に取り付けるか、ガントリ(gantry)または床もしくは壁に設置された器具を使って支持する必要がある。
ところが、光学カメラを天井に取り付ける場合、危険な高所作業や煩雑な接続ケーブル(cable)の引き回しなどが必要であることに加え、光学カメラの撮影領域を設計通りに合わせるための調整も容易でない。また、光学カメラを器具を使って支持する場合、その器具が操作者の移動に障害となったり、撮影領域が変動し易く安定しなかったりする。このように、真俯瞰画像を一般的な方法で自然に得ようとすると、構成が複雑になり、別の問題を生じさせてしまうことになる。
そこで、例えば、図9に示すように、光学カメラをガントリの側面上部に直接取り付けて、テーブルおよび対象を斜めから見たときの画像である斜俯瞰画像を取得し、これを補正して真俯瞰画像を得ることが考えられる。この方法であれば、より簡単な構成で、真俯瞰画像を得ることができる。
一般的に、斜俯瞰画像を真俯瞰画像に変換する手法としては、例えば、自動車の車載カメラで撮影した映像に画素の座標変換処理を施して、自動車の周辺や走行中の道路などの真俯瞰画像を得る手法が知られている。
しかし、当該手法では、光学カメラと被写体(例えば道路の路面)との位置関係が常に略一定であることを前提としていたり、用途を考慮して画像に要求される精度があまり高くなかったりする。
そのため、当該手法では、一般的に、被写体の高さの変動や凹凸を無視することが多い。つまり、基本的に、光学カメラで得られた斜俯瞰画像の個々の画素を、それぞれ決められた座標に一律に変換して、被写体の真俯瞰画像を生成するという単純な手法である場合が多い。
一方、放射線断層撮影装置の場合、被写体は、テーブルとその上に載置された対象とを含んでいる。また、テーブルの高さや対象のテーブル上の位置、対象の形状は、対象を変える度に変化するので、光学カメラと被写体との位置関係は一定ではない。そのため、上記の手法により、単純に斜俯瞰画像の各画素をそれぞれ決められた座標に一律に変換して真俯瞰画像を生成すると、被写体に歪みや矛盾が生じ、参照用または撮影条件設定用には適さない画像になってしまう。
例えば、図10の(a)に示すような、テーブルとテーブルに載置された直方体の対象とを被写体に含む斜俯瞰画像に対して、画像を引き延ばすような画素の座標変換を行って真俯瞰画像を生成する場合を想定する。この場合、対象の高さや凹凸形状、テーブルの厚み等が考慮されない。そのため、図10の(b)に示すように、生成された真俯瞰画像において、対象やテーブルの部分に歪が生じたり、本来見えないはずのテーブル部分が見えていたり、逆に本来見えるはずの部分が見えていなかったりする。つまり、理想的には、図10の(c)に示すように、歪や矛盾を表す破線部分が改善された真俯瞰画像が得られるべきである。
なお、このような状況は、放射線断層撮影装置だけでなく、テーブルに対象を載置してその対象の撮影、計測または治療を行う装置全般において、同様に発生すると考えられる。
このような事情により、対象の撮影、計測または治療を行う装置において、テーブルに載置された対象を含む真俯瞰画像を、簡単な構成により、低歪にて得ることができる技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
対象が搬送される空間を有しており、該対象を撮影、計測または治療する構造体と、
前記対象が載置され、該対象を前記空間に搬送するテーブルと、
前記構造体に設けられており、前記テーブルと該テーブルに載置された対象とを含む被写体の斜俯瞰画像を取得する光学カメラと、
前記光学カメラの近傍に設けられている深度センサ(sensor)であって、該深度センサから前記被写体までの距離を、互いに異なる複数の方向に沿って測定する深度センサと、
前記深度センサにより測定された距離に基づいて、前記光学カメラにより取得された斜俯瞰画像を構成する各画素に対応する前記被写体の部分の空間座標を特定する特定手段と、
前記取得された斜俯瞰画像と、前記特定手段により特定された空間座標とに基づいて、前記被写体の真俯瞰画像を生成する生成手段と、を備えた装置を提供する。
第2の観点の発明は、
前記生成手段により生成された真俯瞰画像を表示する表示部をさらに備えた上記第1の観点の装置を提供する。
第3の観点の発明は、
前記表示部が、前記構造体に設けられている上記第2の観点の装置を提供する。
第4の観点の発明は、
前記表示部に表示された真俯瞰画像上にて指定された位置に基づいて、撮影、計測または治療を行う位置または範囲を設定する設定手段をさらに備えた上記第2の観点または第3の観点の装置を提供する。
第5の観点の発明は、
前記表示部に表示された真俯瞰画像に、前記テーブルの長手方向に延びる中心線を重ねて表示するよう、前記表示部を制御する表示制御手段をさらに備えた上記第2の観点から第4の観点のいずれか一つの観点の装置を提供する。
第6の観点の発明は、
前記生成手段が、前記被写体の真俯瞰画像のうち、前記被写体の前記光学カメラから見て隠れている部分に相当する画像を、前記テーブルおよび/または前記対象の形状情報に基づいて予測して生成する上記第2の観点から第4の観点のいずれか一つの観点の装置を提供する。
第7の観点の発明は、
前記生成手段が、前記被写体の真俯瞰画像を、前記テーブルの高さ情報を考慮して生成する上記第1の観点から第6の観点のいずれか一つの観点の装置を提供する。
第8の観点の発明は、
前記装置が、放射線断層撮影装置または磁気共鳴イメージング(imaging)装置である上記第1の観点から第7の観点のいずれか一つの観点の装置を提供する。
第9の観点の発明は、
前記深度センサが、赤外線または超音波を用いた3次元深度センサである上記第1の観点から第8の観点のいずれか一つの観点の装置を提供する。
第10の観点の発明は、
前記光学カメラおよび深度センサが、一体的に構成されている上記第1の観点から第9の観点のいずれか一つの観点の装置を提供する。
第11の観点の発明は、
コンピュータ(computer)を、上記第1の観点から第10の観点のいずれか一つの観点の装置における特定手段および生成手段として機能させるためのプログラム(program)を提供する。
上記観点の発明によれば、光学カメラで被写体の斜俯瞰画像を取得し、上記光学カメラの近傍に設けられた深度センサで当該深度センサから上記被写体までの距離を、互いに異なる複数の方向に沿って測定する。これにより、上記斜俯瞰画像における各画素について、上記光学カメラからその画素に対応した上記被写体上の位置までの距離を、上記深度センサの測定結果から近似的に求めることができる。そして、上記光学カメラの設置位置と、上記光学カメラから上記斜俯瞰画像における画素に対応した上記被写体上の位置までの方向および距離とに基づいて、上記斜俯瞰画像における各画素に対応した実空間上の座標を特定することができる。その結果、上記斜俯瞰画像と、特定された上記斜俯瞰画像における各画素に対応した実空間上の座標とに基づいて、上記被写体の歪がない真俯瞰画像を生成することができる。ハード(hard)面は、上記光学カメラおよび深度センサを構造体の略同じ位置に設けるという構成である。故に、対象の撮影、計測または治療を行う装置において、テーブルに載置された対象を含む真俯瞰画像を、簡単な構成により、低歪にて得ることができる。
本実施形態に係るX線CT装置の構成を概略的に示すブロック(block)図である。 被検体の上側体表面の高さを特定する処理を説明するための図である。 被検体の厚みを求める処理を説明するための図である。 被検体の鉛直方向の中心位置が撮影空間の中心軸と一致するように撮影テーブルを上昇させる処理を説明するための図である。 クレードル(cradle)をスキャン(scan)開始位置まで水平移動させる処理を説明するための図である。 斜俯瞰画像P0から真俯瞰画像P1を生成する方法を説明するための図である。 真俯瞰画像P1と被検体の上側体表面の高さのグラフ(graph)Gとを対応付けて表示したディスプレイ(display)画面の例を示す図である。 本実施形態に係るX線CT装置によるスキャン準備処理の流れを示すフローチャート(flowchart)である。 光学カメラをガントリの側面に直接取り付けて、テーブルおよび対象を含む斜俯瞰画像を取得する様子を示す図である。 斜俯瞰画像、従来の手法で生成された真俯瞰画像、および理想的な真俯瞰画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、これにより本発明は限定されない。
図1は、本実施形態に係るX線CT装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るX線CT装置1は、走査ガントリ10と、撮影テーブル20と、操作コンソール(console)30とを有する。
走査ガントリ10は、被検体40にX線を照射し、その透過X線を検出して投影データ(data)を収集する。
走査ガントリ10は、不図示の回転部と、ガントリ回転駆動部16とを有する。回転部は、円環状であり、アイソセンタ(iso-center)ISOと呼ばれる撮影空間Bの中心軸を中心に回転する。被検体40は、アイソセンタISOを含む撮影空間B内に配置される。ガントリ回転駆動部16は、回転部を回転駆動する。
回転部には、X線管12と、X線管制御部13と、X線検出器14と、データ収集部15とが搭載されている。
X線管12は、X線焦点からX線を発し、撮影空間B内に配置された被検体40に向けてX線を照射する。
X線管制御部13は、高電圧発生回路を含んでおり、X線管12にその高電圧の電力を供給して、X線管12にX線を発生させる。また、この高電圧発生回路を制御することにより、X線管12に供給される管電圧および管電流を制御し、X線管12から発せされるX線の線質や線量を制御する。
X線検出器14は、撮影空間Bを挟んでX線管12と対向するように配置されている。X線検出器14は、2次元的に配列された複数の検出素子を有する。検出素子は、入射されたX線の強度に応じた電気的な信号を出力する。X線検出器14は、このような構成により、X線管12から放射され被検体40を透過したX線を検出する。
データ収集部15は、X線検出器14を構成する各検出素子の出力をデジタルデータとして収集する。データ収集部15は、スカウトスキャンにおいては、スカウトデータを収集し、本スキャンにおいては、複数ビューの投影データを収集する。収集されたデータは、後述する画像生成部33に送信される。
撮影テーブル20は、被検体40を載置し、走査ガントリ10の撮影空間Bに搬送する。撮影テーブル20は、クレードル(cradle)21と、テーブル駆動部22とを有する。クレードル21は、被検体40が載置される載置面を有する。テーブル駆動部22は、撮影テーブル20の昇降およびクレードル21の水平直線移動を行う。なお、ここでは、被検体40の体軸方向すなわちクレードル21の水平直線移動方向をz軸方向、鉛直方向をy軸方向、z軸方向およびy軸方向に垂直な水平方向をx軸方向とする。
操作コンソール30は、操作者によるX線CT装置1の操作を受け付けたり、走査ガントリ10によって収集された投影データを基に画像を再構成したりする。操作コンソール30は、スキャン条件設定部31と、スキャン制御部32と、画像生成部33と、操作部34と、表示部35とを有する。なお、これらは、制御バス39を介して互いに接続されている。操作コンソール30は、例えば、コンピュータにより構成されており、所定のプログラムを実行することにより、操作コンソール30として機能する。
スキャン条件設定部31は、操作者による操作部34の操作に応じてスキャン条件を設定する。スキャン条件設定部31は、手入力によりスキャン条件を設定することもできるし、プリセット(preset)されている複数のスキャン条件の中から1つのスキャン条件を読み出し、必要に応じてその一部を変更して設定することもできる。スキャン条件には、例えば、撮影部位、スキャン範囲、被検体の頭尾方向(ヘッドファースト/フットファースト(head-first/foot-first)の別)、X線管12の管電圧、回転部の回転速度などが含まれる。
スキャン制御部32は、設定されたスキャン条件に基づき、ガントリ・テーブル制御部17を介して、X線管制御部13、ガントリ回転駆動部16、およびテーブル駆動部22を制御して、スキャンを実行させ、データ収集部15に複数ビュー(view)の投影データを収集させる。スキャン制御部32は、必要に応じて、本スキャンの前に、スカウトスキャンを実行させ、データ収集部15にスカウトデータを収集させる。
画像生成部33は、収集されたスカウトデータを基にスカウト像を生成したり、収集された複数ビューの投影データを基に断層像を再構成したりする。
操作部34は、例えば、キーボード(keyboard)、マウス(mouse)などにより構成される。操作部34は、操作者からの操作を受け付ける。
表示部35は、例えば、液晶モニタ(monitor)により構成される。表示部35は、操作画面や、スカウト像、断層像などを表示する。
走査ガントリ10は、その内部に、ガントリ・テーブル制御部17を有している。また、走査ガントリ10は、撮影テーブル20が設置されている側の面の上部に、ガントリディスプレイ部18と、センサ部19とを有している。なお、ガントリ・テーブル制御部17は、発明における特定手段、検知手段、決定手段、および制御手段の一例である。
ガントリ・テーブル制御部17は、操作コンソール30の制御バス39と接続されている。ガントリ・テーブル制御部17は、スキャン制御部32からの制御を受けて、X線管制御部13、ガントリ回転駆動部16、およびテーブル駆動部22を制御し、スカウトスキャンや本スキャンを実施する。また、ガントリ・テーブル制御部17は、ガントリディスプレイ部18およびセンサ部19と接続されている。ガントリ・テーブル制御部17は、必要に応じて、ガントリディスプレイ部18やセンサ部19からの入力信号に基づいて、ガントリ回転駆動部16やテーブル駆動部16を制御する。また、ガントリ・テーブル制御部17は、必要に応じて、各種の画像や情報を、ガントリディスプレイ部18のディスプレイに表示する。
ガントリディスプレイ部18は、タッチパネル(touch-panel)式のGUI(Graphical User Interface)を備えたディスプレイを有している。ガントリディスプレイ部18は、ガントリ・テーブル制御部17、制御バス(bus)39を介して、スキャン条件設定部31と接続されている。これにより、ガントリディスプレイ部18は、操作者からタッチパネル操作を受けて、X線CT装置1に係る各種の操作や設定を行うことができる。また、ガントリディスプレイ部18は、各種の設定画面、グラフ表示、画像などをディプレイ上に表示することができる。
センサ部19は、光学カメラ19cと、深度センサ19dとを有している。光学カメラ19cは、例えば、RGB(Red Green Blue)またはモノクロ(monochromatic)のCCD(Charge Coupled Device)カメラである。光学カメラ19cは、撮影テーブル20と、撮影テーブル20のクレードル21に載置された被検体40とを含む被写体60の斜俯瞰画像P0を撮像し、その画像信号を出力する。深度センサ19dは、例えば、赤外線方式の3次元深度センサである。深度センサ19dは、赤外線源から被写体60に向けて赤外線を照射し、その反射線を検出して、赤外線源から被写体60の表面における各位置までの深度を表す信号を出力する。センサ部19としては、光学カメラ19cと深度センサ19dとが一体的に構成されているセンサを考えることができ、例えば、マイクロソフト(Microsoft)社製のキネクト(Kinect)(登録商標)センサなどを用いることができる。
ガントリ・テーブル制御部17は、スキャンを開始する際に、その準備として、撮影テーブル20の高さとクレードル21の水平位置とを自動で制御する。以下、この制御について詳しく説明する。
ガントリ・テーブル制御部17は、深度センサ19dの出力信号に基づいて、被検体40の上側体表面の高さを特定する。
図2は、被検体40の上側体表面の高さを特定する処理を説明するための図である。
まず、ガントリ・テーブル制御部17は、被検体40の一部の領域に、上側体表面の高さを検出するターゲットエリア(target area)TAを設定する。ターゲットエリアTAは、例えば、クレードル21におけるz軸方向の範囲で定義される。本例では、設定されたスキャン条件に含まれる被検体40の頭尾方向(ヘッドファースト/フットファースト)などの情報に基づいて、被検体40の胸部に対応するz軸方向の範囲を大まかに見積もり、その範囲をターゲットエリアTAとして設定する。ターゲットエリアTAは、胸部のほか、頭部、腹部などに対応する範囲とすることもできる。
次に、ガントリ・テーブル制御部17は、深度センサ19dの出力信号に基づいて、赤外線の各照射方向αiごとに、深度センサ19dの赤外線源から被検体40の上側体表面までの深度r(αi)を求める。
そして、照射方向αiごとに、赤外線源の位置Ksの情報と、その照射方向αiと、照射方向αiにおける深度r(αi)とから、照射方向αiで照射される赤外線の先にある被検体40の上側体表面の位置K(αi)を幾何学的に求める。この上側体表面の位置K(αi)の鉛直方向の高さHo(αi)は、位置K(αi)のy軸方向の成分として特定される。そこで、ここでは、被検体40における任意の(x,z)座標での上側体表面の高さHo(x,z)を、先に求めた各位置K(αi)ごとのx,y,z軸方向の成分から特定する。そして、ターゲットエリアTA内の各座標(x,z)における高さHo(x,z)から、被検体40の代表的な高さHorepを特定する。代表的な高さHorepとしては、例えば、最も高い高さHomaxや、平均の高さHoaveなどを考えることができる。本例では、代表的な高さとして、最も高い高さHomaxを採用する。
ガントリ・テーブル制御部17は、撮影テーブル20の昇降駆動系における制御信号や、リンク機構などに付されたスケール(scale)の読取り信号などを基に、クレードル21の載置面の高さHcを検知する。例えば、昇降駆動に用いられるステッピングモータ(stepping motor)の制御信号あるいは出力信号などから検知する。
ガントリ・テーブル制御部17は、図3に示すように、被検体40のターゲットエリアTAにおける代表的な高さHorepと、クレードル21の載置面の高さHcとから、被検体40のターゲットエリアTAにおける鉛直方向の厚みtを、Δ(Horep−Hc)として特定する。そして、クレードル21の載置面から厚さtの半分t/2だけ高い位置を、被検体40の鉛直方向の中心位置Aと決定し、その中心位置の高さをHaとする。つまり、中心位置Aは、被検体40のターゲットエリアTAにおける代表的な高さHorepと、クレードル21の載置面の高さHcとの中間の高さにある位置である。この被検体40の中心位置Aは、撮影テーブル20の高さを変化させたとき、それに追従する。
ガントリ・テーブル制御部17は、スキャン準備開始のコマンド(command)の入力を受けて、図4に示すように、被検体40の鉛直方向の中心位置Aの高さが、アイソセンタのISOの高さHisoに一致するまで、撮影テーブル20を上昇させる制御を行う。撮影テーブル20の上昇が完了したら、設定されたスキャン条件から、スキャン開始位置となるクレードル21の水平位置を特定する。そして、図5に示すように、クレードル21の水平位置がそのスキャン開始位置に一致するまで、クレードル21を水平移動させる制御を行う。
ガントリディスプレイ部18は、スキャン開始準備のコマンドの入力を受けて、次のような処理を行う。ガントリディスプレイ部18は、光学カメラ19cから出力される被写体60の斜俯瞰画像P0の画像信号を基に、画素の座標変換を含む画像処理を行って、被写体60の真俯瞰画像P1を繰り返し作成する。また、ガントリディスプレイ部18は、深度センサ19dの出力信号を基に、被検体40の上側体表面の高さのz軸方向における変化を表すグラフGを繰り返し作成する。グラフGは、例えば、z軸方向における各位置zごとに、x軸方向に並ぶ複数の座標(x,z)での被検体40の上側体表面の高さHo(x,z)のうち最も高い高さまたは平均の高さを1つのビンで表す棒グラフとする。ガントリディプレイ部18は、作成した真俯瞰画像P1およびグラフGをディスプレイ画面にリアルタイム(real time)表示する。
ここで、斜俯瞰画像P0から真俯瞰画像P1を生成する方法について説明する。
図6は、斜俯瞰画像P0から真俯瞰画像P1を生成する方法を説明するための図である。
図6に示すように、光学カメラ19cは、所定の立体角と姿勢で規定される視野領域Rに対応した被写体60の斜俯瞰画像P0を取得する。斜俯瞰画像P0を構成する各画素P0(βi)は、光学カメラ19cから視野領域Rに向けて放射状に延びる、互いに異なる複数の直線方向βiを想定したときに、その直線方向βiの先にある被写体60の表面部分K(βi)をそれぞれ表していると考えることができる。
また、図6に示すように、深度センサ19dは、光学カメラ19cの近傍に位置することから、視野領域Rに含まれる被写体60の表面に対して、深度センサ19dからの深度の分布r(βi)を近似的に取得する。この深度の分布r(βi)は、複数の直線方向βiを想定したときに、各直線方向βiの先にある被写体表面部分K(βi)までの深度、すなわち光学カメラ19cから被写体表面部分K(βi)までの距離をそれぞれ表したものである。
複数の直線方向βiの実空間上の位置(ベクトル)は、センサ部19、光学カメラ19c、あるいは深度センサ19dの設置位置および姿勢により定まるので、予め特定しておくことができる。
また、斜俯瞰画像P0の各画素P0(βi)が表す被写体表面部分K(βi)の実空間上の位置は、予め特定された直線方向βiの位置と、深度センサ19dにより得られた、直線方向βiに沿った光学カメラ19cから被写体表面部分K(βi)までの距離r(βi)とを基に、求めることができる。
したがって、斜俯瞰画像P0の各画素P0(βi)を、xz平面における対応する座標、すなわち、上記のように求められた当該画素P0(βi)が表す被写体表面部分K(βi)の実空間上の位置(x,y,z)iにおけるxz座標に投影すれば、歪や矛盾のない真俯瞰画像P1を生成することができる。
なお、被写体60に鉛直面が含まれていると、同一のxz座標に投影する画素が複数存在する場合がある。このような場合には、その複数の画素のうち、画素が表す被写体表面部分K(βi)の実空間上の位置が鉛直方向において最も高い位置にある画素を投影する。
また、真俯瞰画像P1が表す被写体60のうち、その凹凸により、光学カメラ19cから見て隠れて見えない部分については、撮影テーブル20の高さや形状、色彩などの他、人体の標準的な形状や色彩などを基に予測した画像を埋め込むようにする。例えば、撮影テーブル20のクレードル21のうち、被検体40の影になって見えない部分については、クレードル21の載置面と同じ模様および色彩の画像を埋め込むようにする。
また、光学カメラ19cの視野領域Rは、被写体60に操作者50が含まれるよう、撮影テーブル20の周辺が入るように設定するとよい。このようにすれば、真俯瞰画像P1の中に、撮影テーブル20と被検体40と操作者50とが同時に含まれる可能性が高くなる。その結果、操作者50は、表示された真俯瞰画像P1から、操作者50自身と撮影テーブル20や被検体40との位置関係を直感的に把握することが可能になり、操作性や作業性の向上が期待できる。
なお、光学カメラ19cから見ると、操作者50は、撮影テーブル20に載置された被検体40よりも、凹凸が激しく複雑な形状で捉えられる可能性が高い。そのため、真俯瞰画像P1において操作者50を歪や矛盾なく忠実に描写することが難しい場合が考えられる。このような場合には、光学カメラ19cおよび深度センサ19dの出力信号を分析して、操作者50のおおよその位置を検出し、その位置に操作者50を真上から見たときのモデル画像を表示するようにしてもよい。
図7に、真俯瞰画像P1およびグラフGが表示されたディスプレイ画面の例を示す。真俯瞰画像P1およびグラフGは、例えば図7に示すように、共通のz軸の座標で位置合せして、対応付けて表示する。グラフGは、上記の棒グラフである。真俯瞰画像P1には、クレードル21、被検体40のほか、操作者50が含まれている。真俯瞰画像P1およびグラフG上には、クレードル21の中心線Cと、ターゲットエリアTAと、ターゲットエリアTAの中で被検体40の最も高い高さHomaxが存在するz軸上の位置zmと、を指し示す印を表示する。これにより、被検体40の左右方向における載置位置のバランスの良し悪しや、ターゲットエリアTAが実際どこに設定され、どの位置で被検体40の厚みtを求めたかが一目で分かる。この位置zmを示す印が不適当な想定外の位置に表示されている場合は、被検体40の厚みtが誤まって求められている可能性がある。この場合には、操作者50は、クレードル21の自動制御を停止し、撮影テーブル20の高さの調整を手動制御に切り替える。
ガントリディスプレイ部18は、そのディスプレイ上でタッチパネル式のGUIにより、撮影条件の設定を受け付ける。例えば、ディスプレイに表示されている真俯瞰画像P1上で、操作者50により、被検体40のz軸方向の基準位置であるランドマーク、スキャン開始位置、スキャン終了位置が指定されると、これらを基に、スキャン範囲等の条件を設定する。
以下、本実施形態に係るX線CT装置におけるスキャン準備処理の流れを説明する。
図8は、本実施形態に係るX線CT装置におけるスキャン準備処理の流れを示すフローチャート(flowchart)である。なお、ステップ(step)S1〜S4は、操作者による処理であり、ステップS5以降が、X線CT装置1による撮影テーブル20の自動制御処理である。
ステップS1では、操作者50が、ガントリディプレイ部18のタッチパネルを操作して、所定のスキャン条件を読出し、必要に応じて内容を変更をしてスキャン条件を設定する。
ステップS2では、撮影テーブル20を被検体40が載りやすい適当な高さまで下降させる。あるいは、そのような適当な高さになっているかを確認する。
ステップS3では、被検体40を撮影テーブル20のクレードル21に載置する。
ステップS4では、操作者50が、ガントリディプレイ部18のタッチパネルを操作して、スキャン準備処理開始のコマンドを送る。
ステップS5では、ガントリ・テーブル制御部17が、深度センサ19dの出力信号を基に、各座標(x,z)ごとに被検体40の上側体表面の高さHo(z)を検出する。
ステップS6では、ガントリ・テーブル制御部17が、被検体40の胸部に対応するz軸方向の範囲を見積もり、この範囲ににターゲットエリアTAを設定する。
ステップS7では、ガントリ・テーブル制御部17が、ターゲットエリアTA内において検出した各座標(x,z)における被検体40の上側体表面の高さHo(x,z)の中で、最も高い高さHomaxを、被検体40のターゲットエリアTAにおける代表的な高さHorepとして特定する。
ステップS8では、ガントリ・テーブル制御部17が、クレードル21の載置面の高さHcを特定する。
ステップS9では、ガントリ・テーブル制御部17が、被検体40のターゲットエリアTAにおける代表的な高さHorepと、クレードル21の載置面の高さHcとから、被検体40のターゲットエリアTAにおける厚みtを求める。
ステップS10では、ガントリ・テーブル制御部17が、クレードル21の載置面からt/2だけ高い位置を、被検体40の中心位置Aに決定する。
ステップS11では、ガントリディスプレイ部18が、光学カメラ19cおよび深度センサ19dの出力信号に基づいて、上記の手法により、被検体40を真上から見たときの真俯瞰画像P1の繰り返し生成を開始する。また、ガントリディスプレイ部18は、深度センサ19dの出力信号に基づいて、被検体40の上側体表面の高さのz軸方向における変化を表すグラフGの繰り返し生成を開始する。ガントリディスプレイ部18は、真俯瞰画像P1およびグラフGのリアルタイム表示処理を開始する。このとき、真俯瞰画像P1およびグラフG上に、ターゲットエリアTAと、被検体40の代表的な高さHorepとして特定した最も高い位置Homaxが存在するz軸座標zmとを指し示す画像を表示する。
ステップS12では、ガントリ・テーブル制御部17が、被検体40の中心位置Aの高さが、アイソセンタの高さHisoと一致するように、撮影テーブル20を上昇させる。
ステップS13では、操作者50が、ガントリディスプレイ部18のタッチパネルを操作して、表示されている真俯瞰画像P1上で、ランドマーク、スキャン開始位置、およびスキャン終了位置などを調整して、スキャン範囲などを再設定する。
ステップS14では、ガントリ・テーブル制御部17が、クレードル21を、設定されたスキャン範囲のスキャン開始位置まで水平移動させる。
以上、本実施形態によれば、光学カメラ19cで被写体40の斜俯瞰画像P0を取得し、光学カメラ19cの近傍に設けられた深度センサ19dで深度センサ19dから被写体60までの距離を、互いに異なる複数の直線方向βiに沿って測定する。これにより、斜俯瞰画像P0における各画素P0(βi)について、光学カメラ19cからその画素P0(βi)に対応した被写体40上の位置までの距離r(βi)を、深度センサ19dの測定結果から近似的に求めることができる。そして、光学カメラ19cの設置位置と、光学カメラ19cから斜俯瞰画像P0における画素に対応した被写体40上の位置までの直線方向βiの位置および距離r(βi)とに基づいて、斜俯瞰画像P0における各画素P0(βi)に対応した実空間上の座標(x,y,z)iを特定することができる。その結果、斜俯瞰画像P0と、特定された斜俯瞰画像P0における各画素P0(βi)に対応した実空間上の座標(x,y,z)iとに基づいて、被写体60の歪がない真俯瞰画像P1を生成することができる。ハード面は、光学カメラ19cおよび深度センサ19dをガントリ10の略同じ位置に設けるという構成である。故に、X線CT装置1において、撮影テーブル20に載置された被検体40を含む真俯瞰画像P1を、簡単な構成により、低歪にて得ることができる。
また、本実施形態によれば、被検体40より高い位置に設定された深度センサ19dを用いて、被検体40の上側体表面の高さを特定し、この被検体40の上側体表面の高さHoとクレードル21の載置面の高さHcとに基づいて、被検体40の鉛直方向の中心位置Aを決定し、その中心位置Aが撮影空間の中心軸ISOに一致するよう撮影テーブル20の高さを制御することができる。その結果、操作者による作業上の障害となるような機器を設置することなく、スキャン準備のための撮影テーブル20の高さ制御を行うことが可能になる。
また、本実施形態によれば、深度センサ19dで測定した深度を基に被検体40の中心位置を決定しているため、光学カメラで撮像した画像を基に中心位置を決定する場合と比較して、精度よく安定に、被検体40の中心位置を決定することができる。光学カメラで撮像した画像中の被検体40の位置や大きさは、そのカメラと被検体40との距離に応じて変化するため、被検体40の中心位置を正確に特定することが難しく、撮影テーブル20の高さ制御において精度が甘くなる。
なお、発明は、上記実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態・変形が可能である。
例えば、被検体40における上側体表面の最も高い高さHomaxや被検体40における鉛直方向の厚みt、被検体40の中心位置Aの高さなどの特定方法は、本実施形態に限定されず、種々の方法が考えられる。
具体的には、被検体40における上側体表面の代表的な高さHorepは、ターゲットエリアTAを設定せず、被検体40の全体における上側体表面の高さHo(z)から求めてもよい。
また、本実施形態では、被検体40の中心位置Aを、クレードル21の載置面から被検体40の厚みtの半分の距離だけ高い位置としているが、これに限定されず、例えば、クレードル21の載置面から被検体40の厚みtの2/5や3/5の距離だけ高い位置としてもよい。
また、本実施形態では、深度センサ19dは、赤外線を用いるタイプであるが、超音波やレーザ光を用いるタイプであってもよい。
また、本実施形態は、X線CT装置であるが、コンピュータを、このようなX線CT装置の制御手段として機能させるためのプログラム、このプログラムが記憶された記憶媒体などもまた、発明の実施形態の一例である。
また、本実施形態は、X線CT装置であるが、発明は、対象をテーブルに載置して撮影する他の撮影装置、例えば、磁気共鳴イメージング(MRI)装置、PET装置、SPECT装置、Cアーム放射線撮影装置などにも適用可能である。また、発明は、対象をテーブルに載置して計測する計測装置、例えば、3次元計測装置にも適用可能である。さらに、対象をテーブルに載置して治療する治療装置、例えば、放射線治療装置、粒子線治療装置、高圧酸素治療装置などにも適用可能である。
1 X線CT装置(装置)
10 走査ガントリ(構造体)
12 X線管
13 X線管制御部
14 X線検出器
15 データ収集部
16 ガントリ回転駆動部
17 ガントリ・テーブル制御部
18 ガントリディスプレイ部(特定手段、生成手段、表示部、表示制御手段)
19 センサ部
19c 光学カメラ
19d 深度センサ
20 撮影テーブル(テーブル)
21 クレードル
22 テーブル駆動部
30 操作コンソール
31 スキャン条件設定部(設定手段)
32 スキャン制御部
33 画像生成部
34 操作部
35 表示部
39 制御バス
40 被検体(対象)
50 操作者
60 被写体

Claims (11)

  1. 対象が搬送される空間を有しており、該対象を撮影、計測または治療する構造体と、
    前記対象が載置され、該対象を前記空間に搬送するテーブルと、
    前記構造体に設けられており、前記テーブルと該テーブルに載置された対象とを含む被写体の斜俯瞰画像を取得する光学カメラと、
    前記光学カメラの近傍に設けられている深度センサであって、該深度センサから前記被写体までの距離を、互いに異なる複数の方向に沿って測定する深度センサと、
    前記深度センサにより測定された距離に基づいて、前記光学カメラにより取得された斜俯瞰画像を構成する各画素に対応する前記被写体の部分の空間座標を特定する特定手段と、
    前記取得された斜俯瞰画像と、前記特定手段により特定された空間座標とに基づいて、前記被写体の真俯瞰画像を生成する生成手段と、を備えた装置。
  2. 前記生成手段により生成された真俯瞰画像を表示する表示部をさらに備えた請求項1に記載の装置。
  3. 前記表示部は、前記構造体に設けられている請求項2に記載の装置。
  4. 前記表示部に表示された真俯瞰画像上にて指定された位置に基づいて、撮影、計測または治療を行う位置または範囲を設定する設定手段をさらに備えた請求項2または請求項3に記載の装置。
  5. 前記表示部に表示された真俯瞰画像に、前記テーブルの長手方向に延びる中心線を重ねて表示するよう、前記表示部を制御する表示制御手段をさらに備えた請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記生成手段は、前記被写体の真俯瞰画像のうち、前記被写体の前記光学カメラから見て隠れている部分に相当する画像を、前記テーブルおよび/または前記対象の形状情報に基づいて予測して生成する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記生成手段は、前記被写体の真俯瞰画像を、前記テーブルの高さ情報を考慮して生成する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記装置は、放射線断層撮影装置または磁気共鳴イメージング装置である請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記深度センサは、赤外線または超音波を用いた3次元深度センサである請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記光学カメラおよび深度センサは、一体的に構成されている請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の装置。
  11. コンピュータを、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の装置における特定手段および生成手段として機能させるためのプログラム。
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