JP2019079719A - 端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線に対して電気的に接続される部分に外力が作用してしまうことを抑制し、電線との安定した電気的接続を容易に確保することができる、端子を提供する。【解決手段】端子1は、一対の壁部(11、12)と、基板101に接続される基板接続部16と、一対の接点バネ部(17、18)と、を備える。一対の接点バネ部(17、18)のそれぞれは、一対の壁部(11、12)のそれぞれから一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲するとともに一対の壁部(11、12)の内側で片持ち状に延びる板バネ状の部分として設けられた片持ちバネ部25と、片持ちバネ部25の先端側の部分として設けられた接点部26と、を有する。一対の接点バネ部(17、18)は、一対の壁部(11、12)の間に挿入された電線100の導体100bの端部を両側から挟み込んだ状態で、接点部26にて導体100bに対して接触して電気的に接続される。【選択図】 図8

Description

本発明は、基板と電線とを電気的に接続する端子に関する。
特許文献1においては、基板と電線とを電気的に接続する端子が開示されている。特許文献1に開示された端子は、単一の導電性要素(18)がケージ状の構造(20)の形に形成されることで設けられた単一要素電気コネクタ(10)として設けられている。特許文献1に開示された端子におけるケージ状の構造(20)には、壁構造(30)、一対の接触尖叉(34)、接触表面(38)が設けられている。
特許文献1の端子における壁構造(30)は、電線(12)を囲む筒状に屈曲形成された部分として設けられている。そして、壁構造(30)は、その端部において、電線(12)が挿入されるための入口開口(28)を確定する電線挿入端部(22)を構成している。
特許文献1の端子における一対の接触尖叉(34)のそれぞれは、壁構造(30)の下流で、端子への電線(12)の挿入方向に沿って壁構造(30)から片持ち状に延びるとともに、端子の中心長手方向軸(26)に向かって偏倚される部分として設けられている。一対の接触尖叉(34)のそれぞれには、電線(12)の露出された芯線(14)に対して接触するための接触ピンチ点(36)が設けられている。このため、一対の接触尖叉(34)は、片持ち状に延びる端部において、電線(12)の芯線(14)が接触する電線接触端部(24)を構成している。また、一対の接触尖叉(34)は、ケージ状の構造(20)の一部を構成しており、外部に露出した状態で設けられている。
特許文献1の端子における接触表面(38)は、端子が基板に対して実装される際に基板に対して接触して接続される部分として設けられている。接触表面(38)は、壁構造(30)の一部として設けられている。
特許第5881778号公報
特許文献1の端子は、筒状に屈曲形成された壁構造(30)に電線(12)が挿入され、電線(12)の芯線(14)が、電線接触端部(24)を含む一対の接触尖叉(34)に接触することで、電線(12)に電気的に接続されるように構成されている。そして、一対の接触尖叉(34)は、壁構造(30)の下流で電線(12)の挿入方向に沿って壁構造(30)から片持ち状に延びるように形成され、外部に露出した状態で設けられている。
上記のため、特許文献1の端子は、電線(12)に対して電気的に接続される部分である一対の接触尖叉(34)が外部に露出しており、外力の影響を受けやすいという問題がある。一対の接触尖叉(34)に外力が作用すると、一対の接触尖叉(34)に変形が生じてしまう虞がある。一対の接触尖叉(34)に変形が生じると、電線との安定した電気的接続を確保することが困難となる。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、電線に対して電気的に接続される部分に外力が作用してしまうことを抑制し、電線との安定した電気的接続を容易に確保することができる、端子を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための本発明のある局面に係る端子は、基板と電線とを電気的に接続する端子である。そして、本発明のある局面に係る端子は、対向して配置される一対の壁部と、前記基板に対して接続される基板接続部と、一対の前記壁部のそれぞれから延びる一対の接点バネ部と、を備え、一対の前記接点バネ部のそれぞれは、一対の前記壁部のそれぞれから一対の前記壁部の内側に向かって屈曲するとともに一対の前記壁部の内側で片持ち状に延びる板バネ状の部分として設けられた片持ちバネ部と、前記片持ちバネ部の先端側の部分として設けられた接点部と、を有し、一対の前記接点バネ部は、一対の前記壁部の間に挿入された前記電線の導体の端部を両側から挟み込んだ状態で、前記接点部にて前記導体に対して接触して電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によると、基板と電線とを接続する端子は、対向して配置される一対の壁部と、電線に対して電気的に接続される一対の接点バネ部とを備えて構成されている、また、一対の接点バネ部は、一対の壁部からそれらの内側に屈曲してそれらの間で片持ち状に延びるように設けられている。そして、一対の壁部の間に挿入された電線の導体の端部が一対の接点バネ部で両側から挟み込まれた状態で、端子と電線とが電気的に接続される。
よって、上記の構成の端子においては、電線に電気的に接続される一対の接点バネ部は、一対の壁部の内側に配置され、外部から離隔された状態で保護されている。これにより、上記の構成の端子においては、電線に対して電気的に接続される部分である一対の接点バネ部に外力が作用してしまうことが抑制される。更に、一対の壁部の間に挿入された電線の導体が、一対の壁部の内側で外部から離隔された一対の接点バネ部で両側から挟み込まれた状態で、端子と電線とが電気的に接続されるため、端子と電線との安定した電気的接続が容易に確保されることになる。
以上のように、上記の構成によると、電線に対して電気的に接続される部分に外力が作用してしまうことを抑制し、電線との安定した電気的接続を容易に確保することができる、端子を提供することができる。
(2)一対の前記接点バネ部のそれぞれは、前記片持ちバネ部において前記壁部から一対の前記壁部の内側に向かって屈曲する部分として設けられた第1屈曲部と、片持ち状に延びる前記片持ちバネ部の途中に設けられ、前記壁部に接近した後に前記壁部から離間するように屈曲する部分として設けられた第2屈曲部と、を含んでいてもよい。
この構成によると、壁部から第1屈曲部で一対の壁部の内側に屈曲した接点バネ部の片持ちバネ部は、一対の壁部の内側において、壁部に接近した後に第2屈曲部で屈曲して壁部から離間するように設けられる。このため、一対の壁部の内側において、撓み変形に必要なバネ長を十分に確保しつつ電線の導体に対してより急峻な角度で接触して電線の導体をより強固に挟み込む一対の接点バネ部を構成することができる。これにより、端子と電線とのより安定した電気的接続を容易に確保することができる。
(3)一対の前記壁部は、前記基板に対して垂直な方向に沿って配置される一対の側壁として設けられ、前記基板接続部は、一対の前記壁部のそれぞれと一体に設けられて前記基板に対してはんだ付けによって接続される一対の第1はんだ付け部を有し、一対の前記第1はんだ付け部のそれぞれは、前記壁部の一部の部分であって、前記壁部から一対の前記壁部の内側に向かって屈曲して延びる前記片持ちバネ部の根元部分が一体に設けられた部分において、前記壁部と一体に設けられていてもよい。
この構成によると、第1はんだ付け部が、端子の壁部の一部の部分であって、壁部から一対の壁部の内側に向かって屈曲して延びる片持ちバネ部の根元部分が一体に設けられた部分において、壁部と一体に設けられている。このため、接点バネ部の片持ちバネ部の根本部分が、基板にはんだ付けされる第1はんだ付け部に近接して配置されるため、接点バネ部が、第1はんだ付け部を介して基板に対して安定した状態で支持される。これにより、端子と電線とのより安定した電気的接続を容易に確保することができる。
(4)前記端子は、前記基板に対して垂直な方向に沿って配置される一対の側壁として設けられた一対の前記壁部を一体に架橋して連結する天井壁と、前記天井壁の端部から屈曲して延びるとともに前記端子の一端部を構成する端部壁と、を更に備え、前記端部壁には、一対の前記壁部の間に挿入される前記電線の端部が挿入される挿入孔が設けられ、前記片持ちバネ部において前記壁部から一対の前記壁部の内側に向かって屈曲する部分が、前記端部壁に対して前記端子における内側に配置されていてもよい。
この構成によると、一対の壁部を一体に架橋する天井壁から屈曲して延びる端部壁に設けられた挿入孔から電線の端部が挿入され、電線と端子とが接続される。そして、接点バネ部の片持ちバネ部において壁部から一対の壁部の内側に向かって屈曲する部分が、端部壁に対して端子における内側に配置されている。このため、接点バネ部の片持ちバネ部において壁部から一対の壁部の内側に向かって屈曲する部分が、端部壁によって、外部から保護される。これにより、片持ちバネ部において壁部から一対の壁部の内側に向かって屈曲する部分に外力が作用してしまうことが抑制され、端子と電線との更に安定した電気的接続が容易に確保されることになる。
(5)前記端子は、前記端部壁と一体に設けられ、前記端部壁における前記天井壁側と反対側において前記端部壁から屈曲して片持ち状に延びるとともに前記天井壁と対向して配置される底壁、を更に備え、前記底壁は、前記基板接続部の一部として設けられ、前記基板に対してはんだ付けによって接続される第2はんだ付け部と、前記端部壁と反対側において前記第2はんだ付け部から片持ち状に延びる先端側の部分として設けられて、一対の前記壁部の間に挿入される前記電線の端部の挿入方向を案内する挿入案内部と、を含んでいてもよい。
この構成によると、端部壁における天井壁と反対側の部分を片持ち状に延長した形状に形成して天井壁と対向して配置することで、端部壁の延長部分を効率よく活用して底壁を容易に形成することができる。更に、底壁に第2はんだ付け部と挿入案内部とが設けられる。このため、底壁を更に効率よく活用して、端子をより強固に基板にはんだ付けするための第2はんだ付け部と、電線の挿入方向を案内して電線をより接続し易くするための挿入案内部とを設けることができる。
本発明によると、電線に対して電気的に接続される部分に外力が作用してしまうことを抑制し、電線との安定した電気的接続を容易に確保することができる、端子を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る端子の斜視図であって、電線及び基板とともに示す図である。 端子の斜視図である。 端子を示す図であって、図3(A)は、正面図であり、図3(B)は、側面図であり、図3(C)は、背面図である。 端子を示す図であって、図4(A)は、平面図であり、図4(B)は、底面図である。 端子の斜視図である。 端子を示す図であって、図6(A)は、平面図であり、図6(B)は、図6(A)のX1−X1線矢視位置での断面図である。 端子を示す図であって、図7(A)は、側面図であり、図7(B)は、図7(A)のX2−X2線矢視位置での断面図である。 端子の断面図であって、電線が接続された状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。尚、本発明は、基板と電線とを電気的に接続する端子に関して、広く適用することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る端子1の斜視図であって、電線100及び基板101とともに示す図である。図2は、端子1の斜視図である。尚、図1では、電線100及び基板101については、一部のみが切り欠き状態で模式的に図示されている。
図1及び図2に示す端子1は、基板101に対して実装されるとともに、電線100が接続されるように構成されている。これにより、端子1は、基板101と電線100とを電気的に接続する端子として設けられている。端子1は、導電性を有する金属材料で形成されている。そして、端子1は、例えば、適宜打ち抜き加工及び切除加工等が施された1枚の金属板が折り曲げ加工されることで形成される。
端子1は、基板101の表面に対してはんだ付けにより実装されることで、基板101に対して機械的及び電気的に接続される。尚、基板101の表面には、図示が省略された導電回路パターンが形成されており、はんだ付けにより、端子1と基板101の導電回路パターンとが電気的に接続される。
また、基板101に対して実装されて接続された端子1に対して、電線100の先端部が挿入され、端子1と電線100とが機械的及び電気的に接続される。これにより、基板101と電線100とが、端子1を介して、電気的に接続される。尚、端子1が接続される電線100は、導電性を有する金属線材として構成された導体と、絶縁性を有するゴム材料等で構成されて導体の周りを被覆する被覆部100aと、を備えて構成されている。そして、電線100の先端部は、導体が外部に露出するように、被覆部100aの一部が除去されている。電線100の先端部が端子1に挿入されて端子1に接続される際には、電線100の先端部の導体が端子1に接触することで、電線100と端子1とが電気的に接続される。
図3は、端子1を示す図であって、図3(A)は、正面図であり、図3(B)は、側面図であり、図3(C)は、背面図である。図4は、端子1を示す図であって、図4(A)は、平面図であり、図4(B)は、底面図である。図5は、端子1の斜視図であって、図2とは異なる角度から端子1を見た状態を示す図である。
図1乃至図5に示す端子1は、一対の壁部(11、12)、天井壁13、端部壁14、底壁15、基板接続部16、一対の接点バネ部(17、18)、等を備えて構成されている。一対の壁部(11、12)、天井壁13、端部壁14、底壁15、基板接続部16、一対の接点バネ部(17、18)は、一体に形成されている。1枚の金属板に対して、打ち抜き加工及び切除加工等が施されるとともに、折り曲げ加工等が施されることで、一対の壁部(11、12)、天井壁13、端部壁14、底壁15、基板接続部16、一対の接点バネ部(17、18)を備えた端子1が形成される。
一対の壁部(11、12)は、端子1において、対向して配置される。壁部11と壁部12とは、端子1において、互いに平行に延びるように配置される。一対の壁部(11、12)は、基板101に対して垂直な方向に沿って互いに平行に配置される一対の側壁として設けられている。即ち、一対の壁部(11、12)は、端子1が基板101に対して実装により接続されて設置された状態で基板101に対して垂直な方向に沿って面方向が広がるように配置されるとともに互いに平行に配置される一対の側壁として設けられている。尚、端子1に挿入されて端子1に接続される電線100は、端子1において、一対の壁部(11、12)の間に挿入される。
天井壁13は、端子1において、基板101に対して垂直な方向に沿って配置される一対の側壁として設けられた一対の壁部(11、12)を一体に架橋して連結する部分として設けられている。天井壁13は、互いに平行な面に沿って配置された一対の壁部(11、12)の両方に対して垂直な面に沿って広がるように配置されている。そして、天井壁13は、端子1が基板101に対して実装により接続されて設置された状態で基板101の表面と平行に広がる平坦な表面を有している。尚、天井壁13の表面は、端子1が基板101に対して実装される際に端子1の搬送用の吸着装置によって吸着される吸着面となる。
一対の壁部(11、12)のそれぞれと、一対の壁部(11,12)を架橋する天井壁13とは、略長方形状の基本外形を有し、長手方向を有している。そして、壁部11の長手方向と壁部12の長手方向と天井壁13の長手方向とは、いずれも平行な方向に設定されている。このため、端子1において、一対の壁部(11,12)及び天井壁13は、直方体の長手方向に沿って延びるように配置された直方体の3つの面に対応する位置に配置されている。壁部(11、12)及び天井壁13の長手方向が、端子1の長手方向となる。端子1の長手方向については、図2及び図3(B)において両端矢印Lにて示している。
端部壁14は、端子1において、天井壁13から屈曲して延びるとともに端子1の長手方向における一端部を構成する部分として設けられている。端部壁14には、一対の壁部(11、12)の間に挿入される電線100の端部が挿入される挿入孔14aが設けられている。挿入孔14aは、端部壁14において、略円形の貫通孔として区画されて設けられている。挿入孔14aから端子1の内部に挿入された電線100は、端子1の長手方向に沿って端子1の内部に差し込まれ、一対の壁部(11、12)の間に挿入される。また、端部壁14は、電線100の挿入孔14aへの挿入方向に対する垂直な方向における電線100の移動を規制するように構成されている。即ち、挿入孔14aに挿入された電線100は、電線100の挿入孔14aへの挿入方向に対して垂直な方向の移動が、挿入孔14aの円周状の縁部分によって規制される。
図6は、端子1を示す図であって、図6(A)は、平面図であり、図6(B)は、図6(A)のX1−X1線矢視位置での断面図である。図2乃至図6に示すように、底壁15は、端子11において、端部壁14と一体に設けられ、端部壁14における天井壁13側と反対側において端部壁14から屈曲して片持ち状に延びる部分として設けられている。また、底壁15は、端子1の長手方向に沿って端部壁14の縁部から片持ち状に延びるとともに天井壁13と対向して配置される部分として設けられている。
底壁15は、後述する基板接続部16の一部として設けられた第2はんだ付け部20と挿入案内部23とを含んで構成されている。第2はんだ付け部20は、基板101に対してはんだ付けによって接続される部分として設けられ、端部壁14から屈曲して片持ち状に延びる平坦な部分として構成されている。また、第2はんだ付け部20は、天井壁13と略平行な面に沿って延びるように設けられている。
挿入案内部23は、端部壁14と反対側において第2はんだ付け部20から片持ち状に延びる先端側の部分として設けられている。そして、挿入案内部23は、端部壁14の挿入孔14aから差し込まれて一対の壁部(11、12)の間に挿入される電線100の端部の挿入方向を案内する部分として設けられている。挿入案内部23は、第2はんだ付け部20が延びる方向に対して傾斜した方向に沿って、端子1の内側の中心側に向かって斜めに片持ち状に延びるように設けられている(図5及び図6を参照)。これにより、一対の壁部(11、12)の間に挿入された電線100の端部は、端子1の長手方向に沿って端子1の内側の中心側に向かって、挿入方向が案内される。
基板接続部16は、端子1において、基板101に対して接続される部分として設けられている。本実施形態においては、基板接続部16は、基板101に対してはんだ付けによって接続される部分として設けられている。また、本実施形態の端子1においては、基板接続部16は、基板101に対してはんだ付けによって接続される部分としてのはんだ付け部を複数有している。具体的には、基板接続部16は、一対の第1はんだ付け部(19、19)、第2はんだ付け部20、一対の第3はんだ付け部(21、21)、一対の第4はんだ付け部(22、22)、等を有している。
一対の第1はんだ付け部(19、19)は、基板接続部16の一部として設けられ、一対の壁部(11、12)のそれぞれと一体に設けられて基板101に対してはんだ付けによって接続される部分として設けられている。一対の第1はんだ付け部(19、19)のうちの一方は、壁部11における底壁15側(即ち、天井壁13側と反対側)の部分と一体に設けられている。そして、一対の第1はんだ付け部(19、19)のうちの他方は、壁部12における底壁15側(即ち、天井壁13側と反対側)の部分と一体に設けられている。また、一対の第1はんだ付け部(19、19)のそれぞれは、壁部(11、12)の一部の部分であって、壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して延びる後述の片持ちバネ部(17、18)の根元部分が一体に設けられた部分において、壁部(11、12)と一体に設けられている。
第2はんだ付け部20は、基板接続部16の一部として設けられ、前述のように底壁15の一部を構成しており、基板101に対してはんだ付けによって接続される平坦な部分として設けられている。また、第2はんだ付け部20は、一対の第1はんだ付け部(19、19)の間の領域とその近傍の領域とに亘って配置されている。
一対の第3はんだ付け部(21、21)は、基板接続部16の一部として設けられ、一対の壁部(11、12)のそれぞれと一体に設けられて基板101に対してはんだ付けによって接続される部分として設けられている。一対の第3はんだ付け部(21、21)のうちの一方は、壁部11における天井壁13側と反対側の部分と一体に設けられ、一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して片持ち状に延びる部分として設けられている。そして、一対の第3はんだ付け部(21、21)のうちの他方は、壁部12における天井壁13側と反対側の部分と一体に設けられ、一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して片持ち状に延びる部分として設けられている。
一対の第4はんだ付け部(22、22)は、基板接続部16の一部として設けられ、基板101に対してはんだ付けによって接続される部分として設けられている。そして、一対の第4はんだ付け部(22、22)は、一対の壁部(11、12)とそれぞれ一体に設けられた一対の位置決め部(24、24)に対して一体に設けられている。また、一対の第4はんだ付け部(22、22)のうちの一方は、壁部11と一体に設けられた位置決め部24における天井壁13側と反対側の部分と一体に設けられ、端子1の外側に向かって(即ち、端部壁14側と反対側に向かって)、屈曲して片持ち状に延びる部分として設けられている。そして、一対の第4はんだ付け部(22、22)のうちの他方は、壁部12と一体に設けられた位置決め部24における天井壁13側と反対側の部分と一体に設けられ、端子1の外側に向かって(即ち、端部壁14側と反対側に向かって)、屈曲して片持ち状に延びる部分として設けられている。
尚、一対の位置決め部(24、24)は、一対の壁部(11、12)のそれぞれから端部壁14側と反対側において互いに接近する方向に向かって屈曲して延びる部分として設けられている。端部壁14の挿入孔14aから挿入された電線100の先端部は、端子1の内部において一対の位置決め部(24、24)に当接する位置まで挿入される。端子1に挿入された電線100の先端部が一対の位置決め部(24、24)に当接することで、端子1における電線100の端部の位置が位置決めされる。尚、一対の第4はんだ付け部(22、22)のうちの一方が、壁部11から屈曲して延びる位置決め部24の縁部と一体に設けられている。そして、一対の第4はんだ付け部(22、22)のうちの他方が、壁部12から屈曲して延びる位置決め部24の縁部と一体に設けられている。
図7は、端子1を示す図であって、図7(A)は、側面図であり、図7(B)は、図7(A)のX2−X2線矢視位置での断面図である。図2、図4乃至図7によく示すように、一対の接点バネ部(17、18)は、一対の壁部(11、12)のそれぞれから延びるとともに、一対の壁部(11、12)の内側で片持ち状に延びるように設けられている。接点バネ部17は、壁部11から延びるように設けられ、接点バネ部18は、壁部12から延びるように設けられている。
図8は、端子1の断面図であって、電線100が接続された状態を示す図である。尚、図8は、図7(A)のX2−X2線矢視位置に対応する断面における端子1及び電線100の断面を示している。尚、図8に示すように、電線100は、導電性を有する金属線材として構成された導体100bと、絶縁性を有するゴム材料等で構成されて導体100bの周りを被覆する被覆部100aと、を備えて構成されている。電線100の導体100bは、例えば、1本の金属線材として構成されている。また、電線100の先端部は、導体100bが外部に露出するように、被覆部100aの一部が除去されている(図8を参照)。
図8に示すように、一対の接点バネ部(17、18)は、端子1において、端子1に挿入された電線100の導体100bの端部に接触して電線100の導体100bに対して電気的に接続される部分として設けられている。そして、図4乃至図8によく示すように、一対の接点バネ部(17、18)のそれぞれは、片持ちバネ部25、接点部26、第1屈曲部27、第2屈曲部28を備えて構成されている。
片持ちバネ部25は、一対の接点バネ部(17、18)のそれぞれにて、一対の壁部(11、12)のそれぞれから一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲するとともに一対の壁部(11、12)の内側で片持ち状に延びる板バネ状の部分として設けられている。尚、接点バネ部17の片持ちバネ部25は、壁部11から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して一対の壁部(11、12)の内側で片持ち状に延びている。そして、接点バネ部18の片持ちバネ部25は、壁部12から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して一対の壁部(11、12)の内側で片持ち状に延びている。
接点部26は、一対の接点バネ部(17、18)のそれぞれにて、片持ちバネ部25の先端側の部分として設けられている。接点部26は、端子1に挿入された電線100の導体100bに接触することで、電線100の導体100bに対して電気的に接続する部分として設けられている。また、本実施形態では、接点部26は、片持ちバネ部25の先端側の端部として設けられている。
第1屈曲部27は、一対の接点バネ部(17、18)のそれぞれにて、片持ちバネ部25において壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲する部分として設けられている。即ち、接点バネ部17の第1屈曲部27は、接点バネ部17の片持ちバネ部25において壁部11から一対の壁部(11、12)の内側に屈曲する部分として設けられている。そして、接点バネ部18の第1屈曲部27は、接点バネ部18の片持ちバネ部25において壁部12から一対の壁部(11、12)の内側に屈曲する部分として設けられている。本実施形態では、第1屈曲部27は、壁部(11、12)から略180°以上に亘って円弧状に屈曲するように設けられている。
また、第1屈曲部27は、壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して延びる片持ちバネ25の根元部分を構成している。そして、基板接続部16の第1はんだ付け部19は、壁部(11、12)の一部の部分であって、第1屈曲部が一体に設けられた部分において、壁部(11、12)と一体に設けられている。また、片持ちバネ部25において一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲する部分である第1屈曲部27は、端部壁14に対して端子1における内側に配置されている(図4、図5、図7、図8を参照)。
第2屈曲部28は、一対の接点バネ部(17、18)のそれぞれにて、片持ち状に延びる片持ちバネ部25の途中に設けられ、壁部(11、12)に接近した後に壁部(11、12)から離間するように屈曲する部分として設けられている。尚、本実施形態では、第1屈曲部27から第2屈曲部28にかけて片持ちバネ部25が壁部(11、12)に対して接近するように延びる方向と、第2屈曲部28から接点部26にかけて片持ちバネ部25が壁部(11、12)から離間するように延びる方向とが成す角は、鈍角に設定されている。
一対の接点バネ部(17、18)は、上述した片持ちバネ部25及び接点部26を有していることで、一対の壁部(11、12)の間に挿入された電線100の導体100bの端部を両側から挟み込んだ状態で、接点部26にて導体100bに対して接触して電気的に接続されるように構成されている。
上述した端子1によって基板101と電線100とが接続される際には、まず、端子1が基板101に対してはんだ付けによって実装されて接続される。このとき、基板接続部16の第1乃至第4はんだ付け部(19、20、21、22)が基板101の表面にはんだ付けされることによって、端子1と基板101とが電気的及び機械的に接続される。
端子1が基板101に接続された状態で、端子1と電線100との接続が行われる。端子1と電線100との接続の際には、電線100の端部が、端子1の端部壁14の挿入孔14aから挿入される。挿入孔14aから挿入された電線100の端部における導体100bが露出した部分は、一対の壁部(11、12)の間において、一対の接点バネ部(17、18)の間に挿入される。このとき、一対の接点バネ部(17、18)の間に挿入された電線100の導体100bの端部の挿入方向は、底壁15の挿入案内部23によって案内される。
電線100の導体100bの端部が、一対の接点バネ部(17、18)の間に挿入されると、電線100の導体100bの端部は、一対の接点バネ部(17、18)の片持ちバネ部25に当接する。そして、電線100の導体100bの端部が端子1の奥側に挿入されるとともに、各接点バネ部(17、18)の片持ちバネ部25が、各壁部(11、12)側に向かって撓むように弾性変形する。更に、電線100の導体100bの端部が端子1の奥まで挿入されると、片持ちバネ部25の先端部の接点部26が、電線100の導体100bに接触する。これにより、端子1と電線100の導体100bとが電気的に接続される。
電線100の端部は、導体100bの端部の端面100cが位置決め部24に当接する位置まで、端子1の内部に挿入される。電線100の導体100bの先端部が位置決め部(24、24)に当接することで、端子1における電線100の端部の位置が位置決めされる。また、この状態では、一対の接点バネ部(17、18)は、そのばね力により、電線100の導体100bの端部を両側から挟み込んだ状態で、接点部26にて導体100bに対して電気的に接続されている。これにより、端子1と電線100とが機械的及び電気的に接続されている。
更に、上記の状態では、片持ちバネ部25の先端部の接点部26は、電線100の導体100bの端部の表面に対して、食い込むように係合した状態で、接触している。このため、電線100に対して端子1から抜け出る方向の外力が作用した場合、電線100の端部に対しては、電線100の導体100bの端部を両側から挟み込んだ一対の接点バネ部(17、18)の先端部の接点部26が、電線100の導体100bの端部の表面に対して、より強固に食い込むように係合することになる。これにより、端子1においては、電線100に対して端子1から抜け出る方向の外力が作用した場合であっても、端子1から電線100が抜け落ちてしまうことが防止され、端子1と電線100との強固な接続が維持される。
以上説明したように、本実施形態によると、基板101と電線100とを接続する端子1は、対向して配置される一対の壁部(11、12)と、電線100に対して電気的に接続される一対の接点バネ部(17、18)とを備えて構成されている、また、一対の接点バネ部(17、18)は、一対の壁部(11、12)からそれらの内側に屈曲してそれらの間で片持ち状に延びるように設けられている。そして、一対の壁部(11、12)の間に挿入された電線100の導体100bの端部が一対の接点バネ部(17、18)で両側から挟み込まれた状態で、端子1と電線100とが電気的に接続される。
よって、本実施形態の端子1においては、電線100に電気的に接続される一対の接点バネ部(17、18)は、一対の壁部(11、12)の内側に配置され、外部から離隔された状態で保護されている。これにより、端子1においては、電線100に対して電気的に接続される部分である一対の接点バネ部(17、18)に外力が作用してしまうことが抑制される。更に、一対の壁部(11、12)の間に挿入された電線100の導体100bが、一対の壁部(11、12)の内側で外部から離隔された一対の接点バネ部(17、18)で両側から挟み込まれた状態で、端子1と電線100とが電気的に接続されるため、端子1と電線100との安定した電気的接続が容易に確保されることになる。
以上のように、本実施形態によると、電線100に対して電気的に接続される部分に外力が作用してしまうことを抑制し、電線100との安定した電気的接続を容易に確保することができる、端子1を提供することができる。
また、本実施形態によると、壁部(11、12)から第1屈曲部27で一対の壁部(11、12)の内側に屈曲した接点バネ部(17、18)の片持ちバネ部25は、一対の壁部(11、12)の内側において、壁部(11、12)に接近した後に第2屈曲部28で屈曲して壁部(11、12)から離間するように設けられる。このため、一対の壁部(11、12)の内側において、撓み変形に必要なバネ長を十分に確保しつつ電線100の導体100bに対してより急峻な角度で接触して電線100の導体100bをより強固に挟み込む一対の接点バネ部(17、18)を構成することができる。これにより、端子1と電線100とのより安定した電気的接続を容易に確保することができる。
また、本実施形態によると、第1はんだ付け部19が、端子1の壁部(11、12)の一部の部分であって、壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲して延びる片持ちバネ部25の根元部分が一体に設けられた部分において、壁部(11、12)と一体に設けられている。このため、接点バネ部(17、18)の片持ちバネ部25の根本部分が、基板101にはんだ付けされる第1はんだ付け部19に近接して配置されるため、接点バネ部(17、18)が、第1はんだ付け部19を介して基板101に対して安定した状態で支持される。これにより、端子1と電線100とのより安定した電気的接続を容易に確保することができる。
また、本実施形態によると、一対の壁部(11、12)を一体に架橋する天井壁13から屈曲して延びる端部壁14に設けられた挿入孔14aから電線100の端部が挿入され、電線100と端子1とが接続される。そして、接点バネ部(17、18)の片持ちバネ部25において壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲する部分が、端部壁14に対して端子1における内側に配置されている。このため、接点バネ部(17、18)の片持ちバネ部25において壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲する部分が、端部壁14によって、外部から保護される。これにより、片持ちバネ部25において壁部(11、12)から一対の壁部(11、12)の内側に向かって屈曲する部分に外力が作用してしまうことが抑制され、端子1と電線100との更に安定した電気的接続が容易に確保されることになる。
また、本実施形態によると、端部壁14における天井壁13と反対側の部分を片持ち状に延長した形状に形成して天井壁13と対向して配置することで、端部壁14の延長部分を効率よく活用して底壁15を容易に形成することができる。更に、底壁15に第2はんだ付け部20と挿入案内部23とが設けられる。このため、底壁15を更に効率よく活用して、端子1をより強固に基板101にはんだ付けするための第2はんだ付け部20と、電線100の挿入方向を案内して電線100をより接続し易くするための挿入案内部23とを設けることができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
(1)前述の実施形態では、基板接続部が、基板に対してはんだ付けによって接続される形態を例にとって説明したが、この通りでなくてもよい。例えば、基板に設けられたスルーホールに対して圧入されることで基板に対して電気的に接続される基板接続部の形態が実施されてもよい。
(2)前述の実施形態では、一対の壁部が、基板に対して垂直な方向に沿って配置される一対の側壁として構成された形態を例にとって説明したが、この通りでなくてもよい。例えば、基板に対して平行な方向に沿って配置される天井壁及び底壁として構成された一対の壁部の形態が実施されてもよい。
(3)前述の実施形態では、一対の接点バネ部のそれぞれにおいて、片持ちバネ部の途中に第2屈曲部が設けられた形態を例にとって説明したが、この通りでなくてもよい。片持ちバネ部の途中に第2屈曲部が設けられていない接点バネ部の形態が実施されてもよい。
(4)前述の実施形態では、電線の端部が挿入される挿入孔が設けられた端部壁が、天井壁の端部から屈曲して延びる形態を例にとって説明したが、この通りでなくてもよい。例えば、電線の端部が挿入される挿入孔が設けられた端部壁が、一対の側壁として設けられた一対の壁部の一方から屈曲して延びるように形成された形態が、実施されてもよい。
本発明は、基板と電線とを電気的に接続する端子に関して、広く適用することができるものである。
1 端子
11、12 一対の壁部
13 天井壁
14 端部壁
15 底壁
16 基板接続部
17、18 一対の接点バネ部
25 片持ちバネ部
26 接点部
100 電線
100b 導体
101 基板

Claims (5)

  1. 基板と電線とを電気的に接続する端子であって、
    対向して配置される一対の壁部と、前記基板に対して接続される基板接続部と、一対の前記壁部のそれぞれから延びる一対の接点バネ部と、を備え、
    一対の前記接点バネ部のそれぞれは、一対の前記壁部のそれぞれから一対の前記壁部の内側に向かって屈曲するとともに一対の前記壁部の内側で片持ち状に延びる板バネ状の部分として設けられた片持ちバネ部と、前記片持ちバネ部の先端側の部分として設けられた接点部と、を有し、
    一対の前記接点バネ部は、一対の前記壁部の間に挿入された前記電線の導体の端部を両側から挟み込んだ状態で、前記接点部にて前記導体に対して接触して電気的に接続されることを特徴とする、端子。
  2. 請求項1に記載の端子であって、
    一対の前記接点バネ部のそれぞれは、
    前記片持ちバネ部において前記壁部から一対の前記壁部の内側に向かって屈曲する部分として設けられた第1屈曲部と、
    片持ち状に延びる前記片持ちバネ部の途中に設けられ、前記壁部に接近した後に前記壁部から離間するように屈曲する部分として設けられた第2屈曲部と、
    を含んでいることを特徴とする、端子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の端子であって、
    一対の前記壁部は、前記基板に対して垂直な方向に沿って配置される一対の側壁として設けられ、
    前記基板接続部は、一対の前記壁部のそれぞれと一体に設けられて前記基板に対してはんだ付けによって接続される一対の第1はんだ付け部を有し、
    一対の前記第1はんだ付け部のそれぞれは、前記壁部の一部の部分であって、前記壁部から一対の前記壁部の内側に向かって屈曲して延びる前記片持ちバネ部の根元部分が一体に設けられた部分において、前記壁部と一体に設けられていることを特徴とする、端子。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の端子であって、
    前記基板に対して垂直な方向に沿って配置される一対の側壁として設けられた一対の前記壁部を一体に架橋して連結する天井壁と、
    前記天井壁の端部から屈曲して延びるとともに前記端子の一端部を構成する端部壁と、
    を更に備え、
    前記端部壁には、一対の前記壁部の間に挿入される前記電線の端部が挿入される挿入孔が設けられ、
    前記片持ちバネ部において前記壁部から一対の前記壁部の内側に向かって屈曲する部分が、前記端部壁に対して前記端子における内側に配置されていることを特徴とする、端子。
  5. 請求項4に記載の端子であって、
    前記端部壁と一体に設けられ、前記端部壁における前記天井壁側と反対側において前記端部壁から屈曲して片持ち状に延びるとともに前記天井壁と対向して配置される底壁、を更に備え、
    前記底壁は、
    前記基板接続部の一部として設けられ、前記基板に対してはんだ付けによって接続される第2はんだ付け部と、
    前記端部壁と反対側において前記第2はんだ付け部から片持ち状に延びる先端側の部分として設けられて、一対の前記壁部の間に挿入される前記電線の端部の挿入方向を案内する挿入案内部と、
    を含んでいることを特徴とする、端子。
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