JP2019077132A - 露光装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子搭載基板上のチップ配置領域に形成される段差を低減する。【解決手段】発光素子搭載基板上に、発光素子チップを配置するチップ配置領域と、スルーホールと、前記チップ配置領域下に形成される第1の配線パターンと、前記第1の配線パターンと前記スルーホールとを電気的に接続する第2の配線パターンとを設け、前記第2の配線パターンを、前記スルーホールの周囲に形成されるランドと、前記ランドから所定方向に延びる第1の延在部と、前記第1の延在部における前記スルーホールとは反対側の端部から前記チップ配置領域側へと前記所定方向とは異なる方向に延びる第2の延在部とで構成するようにした。【選択図】図9

Description

本発明は、露光装置及び画像形成装置に関するものであり、例えば、発光素子を搭載した発光素子搭載基板を有する露光装置、及びこのような露光装置を備えた画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、帯電された感光体ドラムの表面に光を照射して露光することで感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する露光装置を備えている。露光装置は、例えば、発光素子チップとしてのLEDアレイチップが搭載された発光素子搭載基板と、発光素子搭載基板を支持するホルダと、発光素子搭載基板に搭載されたLEDアレイチップと対向してホルダに支持され、LEDアレイチップから放射される光を収束させるロッドレンズアレイと、発光素子搭載基板をホルダに押し付けるベース部材などを備えている。
そしてこの露光装置では、LEDアレイチップから放射された光を、ロッドレンズアレイを通過させて収束させ、ロッドレンズアレイの結像位置に配置されている感光体ドラムの表面を露光するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−73041号公報
ところで、露光装置が備える発光素子搭載基板は、その一面に、LEDアレイチップを配置する領域(これをチップ配置領域と呼ぶ)が設けられていて、このチップ配置領域にLEDアレイチップが接着剤などによりボンディングされるようになっている。このチップ配置領域は、LEDアレイチップに傾きが発生しないよう平坦であることが望ましく、例えば、ベタ状に形成されることで平坦化された金属層でなる配線パターン上に薄膜状のレジスト(例えばフォトソルダーレジスト)が形成された領域となっている。
また一方で、この発光素子搭載基板の一面において、チップ配置領域の近傍に、チップ配置領域下の配線パターンと接続されるスルーホールを設けなくてはならない場合がある。この場合、スルーホールからチップ配置領域下の配線パターンまで延びる配線パターンによってスルーホールとチップ配置領域下の配線パターンとを接続することになる。
しかしながら、このようにスルーホールとチップ配置領域下の配線パターンとを接続すると、スルーホールとチップ配置領域との位置関係が上下方向となるように発光素子搭載基板を傾けた状態で、発光素子搭載基板にフォトソルダーレジストを塗布した場合に、スルーホールとチップ配置領域下の配線パターンとの間の配線パターン上に塗布されたフォトソルダーレジストが、重力によってスルーホール側からチップ配置領域下の配線パターン側へと垂れてくる。そしてそのままフォトソルダーレジストが硬化すると、チップ配置領域内において、スルーホール近傍のフォトソルダーレジストが、他の部分のフォトソルダーレジストより厚くなることにより、段差が形成されてしまう。このようにしてチップ配置領域内に段差が形成されると、チップ配置領域にLEDアレイチップをボンディングする際に、LEDアレイチップの傾きを修正する作業が必要になってくる。
このように、従来の露光装置では、発光素子搭載基板において、チップ配置領域の近傍にチップ配置領域下の配線パターンと接続されるスルーホールを設ける場合に、チップ配置領域に段差が形成されることがあるという問題を有していた。
本発明は以上の点を考慮したものであり、発光素子搭載基板上のチップ配置領域に形成される段差を低減し得る露光装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
本発明は、露光装置に、複数の発光素子が並べて設けられた発光素子チップを搭載する発光素子搭載基板と、前記発光素子チップに設けられた発光素子からの光を収束させる光学系と、前記発光素子搭載基板及び前記光学系を支持する支持部材とを設け、前記発光素子搭載基板は、前記発光素子チップを配置するチップ配置領域と、スルーホールと、前記チップ配置領域下に形成される第1の配線パターンと、前記第1の配線パターンと前記スルーホールとを電気的に接続する第2の配線パターンとを有し、前記第2の配線パターンは、前記スルーホールの周囲に形成されるランドと、前記ランドから所定方向に延びる第1の延在部と、前記第1の延在部における前記スルーホールとは反対側の端部から前記チップ配置領域側へと前記所定方向とは異なる方向に延びる第2の延在部とを有するとした。
このように第2の配線パターンがランドと第1の延在部及び第2の延在部とを有することにより、例えば、スルーホールとチップ配置領域との位置関係が上下方向となるように発光素子搭載基板を傾けた状態で発光素子搭載基板にレジストを塗布した場合に、第2の配線パターンからチップ配置領域下の第1の配線パターン側へと垂れるレジストの量を抑制することができる。
かくして、本発明は、発光素子搭載基板上のチップ配置領域に形成される段差を低減し得る露光装置及び画像形成装置を実現できる。
実施の形態による画像形成装置の構成を示す側面図である。 実施の形態によるLEDヘッドの構成を示す断面図である。 実施の形態によるLED搭載基板の構成を示す外観斜視図である。 実施の形態によるLED搭載基板における配線パターン(レジスト有)の構成を示す平面図である。 図4に示すA−A切断線により切断した場合のLED搭載基板の断面を示す断面図である。 実施の形態によるLED搭載基板における配線パターン(レジスト無)の構成を示す平面図である。 実施の形態によるスルーホール周辺の配線パターン(レジスト無)の構成を示す平面図である。 実施の形態によるスルーホール周辺の寸法の説明に用いる平面図である。 実施の形態によるスルーホール周辺のレジストの垂れを示す平面図である。 1つ目の比較対象であるLED搭載基板における配線パターン(レジスト有)の構成を示す平面図である。 1つ目の比較対象であるLED搭載基板における配線パターン(レジスト無)の構成を示す平面図である。 1つ目の比較対象であるLED搭載基板におけるスルーホール周辺のレジストの垂れを示す平面図である。 1つ目の比較対象であるLED搭載基板に形成される段差と実施の形態によるLED搭載基板に形成される段差の違いを示すグラフである。 2つ目の比較対象であるLED搭載基板におけるスルーホール周辺のレジストの垂れを示す平面図である。 他の実施の形態によるスルーホール周辺の配線パターンの構成を示す平面図である。 他の実施の形態によるスルーホール周辺の配線パターンの構成を示す平面図である。 他の実施の形態によるスルーホール周辺の配線パターンの構成を示す平面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.画像形成装置の全体構成]
図1に、本実施の形態による画像形成装置1の全体構成を示す。画像形成装置1は、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)などの上位装置から受け取った印刷指示に応じて、記録媒体としての用紙Pに画像を印刷する電子写真方式のカラープリンタである。この画像形成装置1は、略箱型の装置筐体2を有している。尚、装置筐体2の図中右側を前面、図中左側を後面として、装置筐体2の前面から後面への方向を後方向、後面から前面への方向を前方向、装置筐体2の下側から上側への方向を上方向、装置筐体2の上側から下側への方向を下方向、装置筐体2の図中手前側から奥側への方向を右方向、装置筐体2の図中奥側から手前側への方向を左方向とする。
装置筐体2の内部には、図中点線で示す、用紙Pを搬送する搬送路Rに沿って各部が配置されている。すなわち、装置筐体2の内部には、その上部に、画像形成装置1で扱う複数色の現像剤(例えばブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のトナー)の各色に対応する4個の画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)が、搬送路Rに沿って前後方向に並べて設けられている。
各画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)は、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)と、帯電ローラ21(21K、21Y、21M、21C)と、現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)と、供給ローラ23(23K、23Y、23M、23C)と、現像ブレード24(24K、24Y、24M、24C)とを有している。また、各画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)には、各色のトナーを収容したトナーカートリッジ4(4K、4Y、4M、4C)が取り付けられている。さらに、各画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)の感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の上方には、露光装置としてのLEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)が対向配置されている。
LEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)は、上位装置から受け取った各色の画像データに応じて感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に光を照射して露光することで、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に静電潜像を形成する装置である。
帯電ローラ21(21K、21Y、21M、21C)は、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に圧接するように設けられ、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面を一様且つ均一に帯電させる部材である。現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)は、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に圧接するように設けられ、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する部材である。
供給ローラ23(23K、23Y、23M、23C)は、現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)に圧接するように設けられ、トナーカートリッジ4(4K、4Y、4M、4C)から供給されたトナーを現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)に供給する部材である。現像ブレード24(24K、24Y、24M、24C)は、現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)に圧接するように設けられ、供給ローラ23(23K、23Y、23M、23C)から現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)に供給されたトナーを、現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)の表面上で薄層化する部材である。
さらに、装置筐体2の内部には、画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)の下方に、転写ユニット6が設けられている。転写ユニット6は、搬送路Rに沿って後方(図中左方向)に走行自在に配設された環状の搬送ベルト30と、搬送ベルト30を間に挟んで感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の下方に対向配置された転写ローラ31(31K、31Y、31M、31C)とを有している。
転写ローラ31(31K、31Y、31M、31C)は、用紙Pが、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)と搬送ベルト30との間を通過する際に、用紙Pをトナーとは逆極性に帯電させることで、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)上に形成された各色のトナー像を用紙Pに転写する部材である。
さらに、装置筐体2の内部には、転写ユニット6の下方(つまり装置筐体2の下部)に、用紙Pを収容する用紙収容カセット7が設けられている。さらに、この用紙収容カセット7の近傍には、用紙収容カセット7に収容された用紙Pを1枚ずつ搬送路Rへと繰り出すホッピングローラ8が設けられている。さらに、装置筐体2の内部には、用紙収容カセット7と転写ユニット6との間の搬送路R上で、且つ転写ユニット6の近傍に、用紙Pの斜行を修正するレジストローラ9が設けられている。
さらに、装置筐体2の内部には、転写ユニット6の用紙搬送方向下流側(つまり後方)に、定着器10が設けられている。定着器10は、対向配置された加熱ローラ及びバックアップローラを有し、転写ユニット6によって用紙Pに転写されたトナー像を加圧、加熱することによって用紙P上に定着させる装置である。
さらに、装置筐体2の上端部には、外部に露出していて、用紙Pが排出される用紙スタッカ11が設けられている。さらに、装置筐体2の内部には、定着器10と用紙スタッカ11との間の搬送路R上に、用紙Pを用紙スタッカ11へと排出する図示しない排出ローラ、ピンチローラなどが配設されている。画像形成装置1の全体構成は、以上のようになっている。
ここで、画像形成装置1の動作について簡単に説明する。画像形成装置1は、用紙収容カセット7に収容された用紙Pを、ホッピングローラ8により1枚ずつ搬送路Rへと繰り出す。搬送路Rへと繰り出された用紙Pは、レジストローラ9により斜行修正されたうえで、転写ユニット6へと搬送され、転写ユニット6の搬送ベルト30により画像形成ユニット3K、3Y、3M、3Cへと順に搬送される。ここで、各画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)では、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面を、帯電ローラ21(21K、21Y、21M、21C)により帯電させてLEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)により露光することで、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に静電潜像を形成する。
さらに、各画像形成ユニット3(3K、3Y、3M、3C)では、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面に形成された静電潜像に、現像ローラ22(22K、22Y、22M、22C)上に薄層化されたトナーを静電的に付着させることで、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面上に各色のトナー像を形成する。
このようにして感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)の表面上に形成されたトナー像は、転写ローラ31(31K、31Y、31M、31C)により、搬送ベルト30によって搬送されている用紙P上に転写され、これにより用紙P上にカラーのトナー像が形成される。尚、転写後に、感光体ドラム20(20K、20Y、20M、20C)に残留したトナーは、図示しないクリーニング装置によって除去される。
カラーのトナー像が形成された用紙Pは、転写ユニット6から定着器10へと搬送される。定着器10は、カラーのトナー像を用紙Pに定着させる。これにより、用紙P上にカラー画像が形成される。その後、この用紙Pは、用紙スタッカ11へと搬送され、用紙スタッカ11上に排出される。画像形成装置1の動作は以上のようになっている。
[2.LEDヘッドの構成]
次に、LEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)の構成について説明する。尚、LEDヘッド5K、5Y、5M、5Cは、同一構成のため、ここでは、一例として、LEDヘッド5Kの構成について説明する。図2に、LEDヘッド5Kの模式的な断面図を示す。
この図2に示すように、LEDヘッド5Kは、ベース部材40を中心に構成されている。ベース部材40は、有機高分子材料等を用いて射出成形された部材であり、全体として、左右方向(つまり対向する感光体ドラム20Kの軸方向)に長い長方形板状に形成されており、十分な強度を有している。
このベース部材40の下側には、LEDアレイチップ41が搭載されたLED搭載基板42が設けられている。LED搭載基板42は、左右方向及び前後方向の長さがベース部材40と概ね等しく厚さがベース部材40より薄い長方形板状に形成されている。このLED搭載基板42は、例えばガラスエポキシ樹脂でなり、上下それぞれの面に所定の回路パターンが形成されている。
このLED搭載基板42の下面(つまり感光体ドラム20Kと対向する面)には、図3に斜視図を示すように、複数のLEDアレイチップ41が、左右方向(すなわちLED搭載基板42の長手方向であり主走査方向)に沿って一例に並べられた状態でダイボンディング技術により取り付けられている。
各LEDアレイチップ41は、左右方向に長い長方形板状のチップ基板41Aと、チップ基板41Aの下面(つまり感光体ドラム20Kと対向する面)に設けられ、チップ基板41Aの長手方向に沿って直線状に配置された複数のLEDにより構成される発光部41Bとを有している。各LEDアレイチップ41は、LED搭載基板42の下面に設けられた各チップ配置領域42Aに配置されるようになっていて、発光部41BがLED搭載基板42の長手方向(つまり主走査方向であり左右方向)と平行になるようにLED搭載基板42の下面に取り付けられている。
また、各LEDアレイチップ41のチップ基板41Aの下面には、発光部41Bの後方に、図示しない端子パッド(これをチップ側端子パッドと呼ぶ)が設けられている。一方、LED搭載基板42の下面には、各LEDアレイチップ41の後方に、図示しない端子パッド(これを基板側端子パッドと呼ぶ)が設けられている。そして、チップ側端子パッドと基板側端子パッドとがボンディングワイヤ43により接続されることで、LEDアレイチップ41とLED搭載基板42とが電気的に接続されている。
また、図2に示すようにLEDヘッド5Kは、ベース部材40及びLED搭載基板42を支持するホルダ44と、ベース部材40及びLED搭載基板42をホルダ44に固定するクランプ部材45とを有している。ホルダ44は、全体として、左右方向に長い中空の四角柱の上面(感光体ドラム20Kと対向する面とは反対側の面)を切り取ったような形状であり、断面略U字型となっている。さらにホルダ44は、前後両側面の下端部の内側に、LED搭載基板42の下面の前後両端部と当接する支持部44Aが形成されている。ベース部材40及びLED搭載基板42は、LED搭載基板42が下側(つまり支持部44A側)、ベース部材40が上側となるように重ねられた状態で、支持部44Aにより支持されている。
一方、クランプ部材45は、板バネ状の部材であり、ホルダ44の前後両側面の外側に取り付けられている。このクランプ部材45は、上部がホルダ44の前後両側面に設けられた挿通穴44Bを通ってホルダ44の内側に入り込み、ベース部材40の上面の前後両端部と当接して、ベース部材40及びLED搭載基板42を支持部44A側に付勢するようになっている。これにより、ベース部材40及びLED搭載基板42は、支持部44Aとクランプ部材45との間に挟まれるようにしてホルダ44の内側に固定される。
さらにホルダ44の底部の中央付近には、左右方向に長く上下方向に貫通する取付穴44Cが形成されていて、この取付穴44Cにロッドレンズアレイ46が取り付けられている。ロッドレンズアレイ46は、光軸を上下方向に沿わせた微小なレンズが左右方向に沿って複数並べられた構成であり、各レンズの焦点をLEDアレイチップ41の各LEDに合わせるよう、取付位置が調整された状態でホルダ44の取付穴44Cに取り付けられている。LEDヘッド5Kの構成は、以上のようになっている。
[3.LED搭載基板の構成]
次に、LED搭載基板42の下面(つまりLEDアレイチップ41を搭載する面)に形成された配線パターンの構成について図4〜図6を用いて説明する。尚、図4、図6は、LED搭載基板42の下面全体のうち、1つのチップ配置領域42Aとその周辺部を拡大した部分拡大図である。また、図5は、図4に示すA−A切断線によりLED搭載基板42を切断した場合の断面図である。
図4及び図6に示すように、LED搭載基板42の下面には、チップ配置領域42Aの近傍にスルーホール50が形成された箇所が有り、ここでは、このスルーホール50周辺の配線パターンについて説明する。尚、図4、図6は、それぞれチップ配置領域42AにLEDアレイチップ41が取り付けられる前の状態を示している。また図4は、配線パターン上に図中ハッチングで示す薄膜状のフォトソルダーレジスト51が形成された後の状態を示し、図6は、配線パターン上にフォトソルダーレジスト51が形成される前の状態を示している。因みに、フォトソルダーレジスト51は、配線パターン全体のうち、ハンダ付けする部分(スルーホール、端子パッド、ランドなど)以外の部分を覆うように、厚さ30〜40μmの薄膜状に形成されている。
図4及び図6に示すように、LED搭載基板42の下面には、チップ配置領域42Aが設けられている。チップ配置領域42Aは、LEDアレイチップ41の形状に対応する長方形となっている。尚、図4及び図6では、1つのチップ配置領域42Aとその周辺部分のみ示しているが、図3にも示したように、LED搭載基板42の下面には、複数のチップ配置領域42Aが、LED搭載基板42の長手方向に沿って一列に並ぶように設けられている。
チップ配置領域42Aは、LEDアレイチップ41に傾きが発生しないよう平坦であることが望ましい。そこで、図4乃至図6に示すように、チップ配置領域42Aは、ベタ状に形成されることで平坦化された金属層でなる配線パターン52上に薄膜状のフォトソルダーレジスト51が形成された領域53内に設けられている。
この領域53の配線パターン52は、例えばグランドとなる配線パターンであり、以下、グランドパターン52と呼ぶ。グランドパターン52は、LED搭載基板42上にベタ状に形成される配線パターンであり、LED搭載基板42の下面前部に形成されていて、LED搭載基板42の長手方向に沿って延びている。つまり、領域53は、平坦化されたグランドパターン52上に薄膜状のフォトソルダーレジスト51が形成された領域となっている。
そしてこの領域53内に、複数のチップ配置領域42Aが設けられている。各チップ配置領域42Aは、グランドパターン52の後側のエッジ部52Aに近接する位置に設けられている。このエッジ部52Aは、LED搭載基板42の長手方向と平行であり、チップ配置領域42Aは、このエッジ部52Aに沿って一列に並ぶように設けられている。
尚、領域53は、チップ配置領域42Aの長手方向の両端部に、グランドパターン52もフォトソルダーレジスト51も形成されてなくLED搭載基板42の表面が露出する切欠部53Aが形成されていて、この切欠部53Aがチップ配置領域42Aの目印にもなっている。
さらに、LED搭載基板42の下面には、チップ配置領域42Aの近傍にスルーホール50が形成されている。スルーホール50は、LED搭載基板42の下面に形成された配線パターンと、LED搭載基板42の上面(もしくは内部)に形成された配線パターンとを電気的に接続する穴である。
このスルーホール50は、チップ配置領域42Aの長手方向中央部の後方近傍に形成されていて、グランドパターン52の後側のエッジ部52Aと近接する位置(つまりエッジ部52Aから離れた位置)に形成されている。さらに、LED搭載基板42の下面には、このスルーホール50とグランドパターン52との間を繋ぐ配線パターン54が形成されている。この配線パターン54について詳しくは後述する。
さらに、LED搭載基板42の下面には、グランドパターン52の後方に、LEDアレイチップ41のチップ側端子パッドとボンディングワイヤ43(図3)により接続される基板側端子パッド55や、他のスルーホール56などの各種配線パターンが形成されている。
ここで、図7に示すスルーホール50周辺の拡大図を用いて、スルーホール50とグランドパターン52との間を繋ぐ配線パターン54についてさらに詳しく説明する。尚、図7は、フォトソルダーレジスト51が形成される前の状態を示している。
この図7に示すように、配線パターン54は、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド54Aと、ランド54Aの左右方向の一端(例えば右端)からグランドパターン52に向かって右斜め前方に延び、先端部がグランドパターン52の近傍まで達する第1の延在部54Bと、この第1の延在部54Bの先端部からグランドパターン52に向かって前方に延び、先端部がグランドパターン52まで達する第2の延在部54Cとで構成されている。
ランド54Aは、その前端と、グランドパターン52との間に間隔を空けるように形成されている。また、第1の延在部54Bは、グランドパターン52のエッジ部52Aと直交しない方向(右斜め前方)に延びていて、第2の延在部54Cは、エッジ部52Aと直交する方向(前方)に延びている。尚、グランドパターン52のエッジ部52Aと、チップ配置領域42Aのスルーホール50側の長辺60は平行となっている。ゆえに、第1の延在部54Bは、チップ配置領域42Aの長辺60と直交しない方向(右斜め前方)に延びていて、第2の延在部54Cは、長辺60と直交する方向(前方)に延びているとも言える。
また、第1の延在部54Bは、第1の延在部54Bと隣接する配線パターン61と平行に形成されている。つまり、第1の延在部54Bと配線パターン61は、平行に形成されていて、それぞれエッジ部52Aと直交しない方向(右斜め前方)に延びている。さらに、図7では省略しているが、配線パターン54のうち、ランド54Aを除く、第1の延在部54B及び第2の延在部54C上には、フォトソルダーレジスト51が形成されるようになっている。
そして、これらランド54A、第1の延在部54B、第2の延在部54Cを介して、スルーホール50とグランドパターン52とが電気的に接続されている。LED搭載基板42の下面に形成された配線パターンの構成は、以上のようになっている。
つづけて、スルーホール50周辺部の寸法の一例を説明する。尚、配線パターンを形成するときの解像度(つまり最小単位)は0.1mmとする。図8に示すように、スルーホール50の直径L1を例えば0.3mmとし、これに対して、ランド54Aの外径L2を例えば0.5mm以下、ランド54Aの前端とグランドパターン52のエッジ部52Aとの間隔L3を例えば0.1mm以上とする。尚、ランド54Aの外径L2の最小値は、解像度0.1mmの場合、スルーホール50の直径L1+0.1×2となる。ゆえに、スルーホール50の直径L1が0.3mmの場合、ランド54Aの外径L2は、0.5mmとなる。
また、スルーホール50の中心とエッジ部52Aとの間隔L4を例えば0.3mm以上、1.0mm以下、第1の延在部54B及び第2の延在部54Cの幅L5を0.1mm以上、グランドパターン52のエッジ部52Aとチップ配置領域42Aの長辺60との距離L6を0.2mm以上、0.3mm以下とする。さらに、第1の延在部54Bとグランドパターン52のエッジ部52Aとの角度αを30度以上〜70度以下(本実施の形態では45度)とする。
さらに、チップ配置領域42Aの短手方向の長さ(つまりLEDアレイチップ41の短手方向の長さ)L7を0.25mm以上、0.35mm以下とする。この長さL7は、LEDアレイチップ41の短手方向の長さであり、配線パターンの解像度による制限は受けない。さらに、図6に示すように、チップ配置領域42Aの長手方向の両端部に形成された切欠部53Aの前後方向の長さL8を0.5mm以上、0.7mm以下とする。
尚、LED搭載基板42に対しては、より一層の小型化(特に短手方向の小型化)が求められている。ゆえに、LED搭載基板42では、スルーホール50とチップ配置領域42Aとの間隔を極力狭くすることが望ましく、例えば、ランド54Aの前端とグランドパターン52のエッジ部52Aとの間隔L3については最小の0.1mmとすることが望ましい。
また、同様の理由で、グランドパターン52のエッジ部52Aとチップ配置領域42Aの長辺60との距離L6についても極力狭くすることが望ましい。一方で、チップ配置領域42Aをエッジ部52Aに近づけすぎると、チップ配置領域42Aに接着剤を塗布し難くなり結果としてLEDアレイチップ41をボンディングし難くなる。ゆえに、グランドパターン52のエッジ部52Aとチップ配置領域42Aの長辺60との距離L6は、LEDアレイチップ41を容易にボンディングできる範囲で極力狭くすることが望ましく、例えば、0.2mmとすることが望ましい。
[4.フォトソルダーレジストの形成]
次に、LED搭載基板42の下面に形成された配線パターン上にフォトソルダーレジスト51を形成する工程(レジスト形成工程と呼ぶ)について簡単に説明する。レジスト形成工程では、まず、下面に各種配線パターンが形成された状態のLED搭載基板42を、スルーホール50が上側、グランドパターン52が下側となるように傾けた状態で、LED搭載基板42の下面全体に、液体状のフォトソルダーレジスト51を塗布する。尚、液体状のフォトソルダーレジスト51の粘度は、例えば、50dPa・sとなっている。
次に、フォトソルダーレジスト51が塗布されたLED搭載基板42をオーブンに入れ、例えば120℃の高温で所定時間加熱することによりフォトソルダーレジスト51を乾燥させる。その後、ハンダ付けする部分(スルーホール50、56、基板側端子パッド55、ランド54Aなど)を覆っているフォトソルダーレジスト51を取り除く処理を行う。具体的には、ハンダ付けする部分を覆っているフォトソルダーレジスト51には紫外線が当たらないようLED搭載基板42上にフィルムを重ね合わせた状態で、LED搭載基板42に紫外線を照射して露光する。すると、露光された部分ではフォトソルダーレジスト51が硬化する一方で、露光されなかった部分(つまりハンダ付けする部分)ではフォトソルダーレジスト51が硬化しない。
そして最後に、露光されなかった部分(つまりハンダ付けする部分)のフォトソルダーレジスト51をアルカリ水溶液で溶解する。これにより、ハンダ付けする部分を覆っているフォトソルダーレジスト51が取り除かれ、フォトソルダーレジスト51の形成が完了する。レジスト形成工程は以上のようになっている。
[5.まとめと効果]
ここまで説明したように、本実施の形態では、LED搭載基板42上のチップ配置領域42Aの近傍に設けられたスルーホール50と、チップ配置領域42A下のグランドパターン52とを、配線パターン54により接続するようにした。そのうえで、配線パターン54を、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド54Aと、ランド54Aの右端からグランドパターン52に向かって右斜め前方に延び(つまりグランドパターン52のエッジ部52A及びチップ配置領域42Aの長辺60に対して傾斜して延び)、先端部がグランドパターン52の近傍まで達する第1の延在部54Bと、この第1の延在部54Bの先端部からグランドパターン52に向かって前方(つまりグランドパターン52のエッジ部52A及びチップ配置領域42Aの長辺60と直交する方向)に延び、先端部がグランドパターン52まで達する第2の延在部54Cとで構成するようにした。
このように配線パターン54を、ランド54Aと、ランド54Aから所定方向(右斜め前方)に延びる第1の延在部54Bと、第1の延在部54Bの先端部から第1の延在部54Bとは異なる方向(前方)に延びる第2の延在部54Cとで構成することにより、配線パターン54における、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分(つまり前方に延びる第2の延在部54C)の面積を極力小さくすることができる。実際、図9に示すようにLED搭載基板42がスルーホール50を上側、グランドパターン52を下側とする向きに傾けられた状態で、フォトソルダーレジスト51が塗布された場合、配線パターン54では、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向(この場合、鉛直方向)に延びる第2の延在部54Cに塗布されたフォトソルダーレジスト51が重力によりグランドパターン52側へと垂れてしまう。
ゆえに、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分の面積が小さいほど、グランドパターン52側(つまりチップ配置領域42A側)へと垂れるフォトソルダーレジスト51の量は少なくなる。
尚、第1の延在部54Bに塗布されたフォトソルダーレジスト51も、第2の延在部54Cを介してグランドパターン52側に垂れると考えられるが、第1の延在部54Bは、グランドパターン52のエッジ部52Aと直交しない方向(つまりLED搭載基板42が傾けられたときの鉛直方向とは異なる方向)に延びているため、第1の延在部54Bから第2の延在部54Cを介してグランドパターン52側へと垂れるフォトソルダーレジスト51の量は十分少ない。
また、第1の延在部54Bは、LED搭載基板42が傾けられたときのランド54A外周の下端部(つまりランド54A外周のグランドパターン52と対向する端部)から離れた上下方向中央部に接続されているため、ランド54Aから第1の延在部54B及び第2の延在部54Cを順に介してグランドパターン52側へと垂れるフォトソルダーレジスト51の量も十分少ない。
ここで、図10及び図11に、本実施の形態のLED搭載基板42の比較対象となるLED搭載基板100を示す。このLED搭載基板100は、スルーホール50とチップ配置領域42A下のグランドパターン52とを、配線パターン54とは異なる構成の配線パターン101により接続したものである。
配線パターン101は、スルーホール50とグランドパターン52とを接続する配線パターンとして考えられる一例であり、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド101Aと、ランド101Aの後端(つまりグランドパターン52とは反対側の端)を頂点としてグランドパターン52側に向かって末広がり状に延びる末広部101Bとで構成され、全体として略三角形状となっている。
尚、例えば、配線パターン54の第1の延在部54Bの面積が0.08mm、第2の延在部54Cの面積が0.01mmであるのに対して、配線パターン101の末広部101Bは、例えば、0.35mmとなっている。
この配線パターン101は、末広部101Bがグランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分であり、そのうえこの末広部101Bの面積が、LED搭載基板42に形成された第2の延在部54Cと比べて大きくなっている。
このような配線パターン101を有するLED搭載基板100がスルーホール50を上側、グランドパターン52を下側とする向きに傾けられた状態で、フォトソルダーレジスト51が塗布された場合、図12に示すように、末広部101B全体に塗布されたフォトソルダーレジスト51が重力によりグランドパターン52側へと垂れてしまう。
さらに、この配線パターン101は、LED搭載基板100が傾けられたときのランド101Aの下端部とグランドパターン52との間を末広部101Bにより繋いでいるため、ランド101Aに塗布されたフォトソルダーレジスト51も末広部101Bを介してグランドパターン52側へと垂れてしまう。
このように、配線パターン101は、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びている部分(つまり末広部101B)の面積が、配線パターン54と比べて大きく、そのうえランド101Aに塗布されたフォトソルダーレジスト51もグランドパターン52側へと垂れてしまうため、グランドパターン52側へと垂れるフォトソルダーレジスト51の量が、配線パターン54と比べて多くなる。
この結果、LED搭載基板100のチップ配置領域42Aには、LED搭載基板42のチップ配置領域42Aと比べてスルーホール50側から垂れてくるフォトソルダーレジスト51の量が多くなる分、LED搭載基板42のチップ配置領域42Aと比べて大きな段差が形成されてしまう。
ここで、図13(A)、(B)に、LED搭載基板100とLED搭載基板42のそれぞれのチップ配置領域42Aに形成される段差を示す。尚、図13(A)は、図10に示す切断線C−Cによりフォトソルダーレジスト51硬化後のLED搭載基板100を切断した場合の断面を表すグラフであり、縦軸にチップ配置領域42Aに形成される段差の高さが示され、横軸にチップ配置領域42Aの長手方向における段差の位置及び幅が示されている。また、図13(B)は、図4に示す切断線B−Bによりフォトソルダーレジスト51硬化後のLED搭載基板42を切断した場合の断面を表すグラフであり、縦軸にチップ配置領域42Aに形成される段差の高さが示され、横軸にチップ配置領域42Aの長手方向における段差の位置及び幅が示されている。
これら図13(A)、(B)に示されているように、LED搭載基板100のチップ配置領域42Aには、長手方向の中央部分における約500μmの範囲に高さ約8μmの段差が形成され、一方、LED搭載基板42のチップ配置領域42Aには、長手方向の中央部分より一端寄りの部分における約200μmの範囲に高さ約2μmの段差が形成されている。
これら図13(A)、(B)からも分かるように、本実施の形態のLED搭載基板42は、LED搭載基板100と比べて、スルーホール50からグランドパターン52側へ垂れるフォトソルダーレジスト51の量を少なくした分、チップ配置領域42Aに形成される段差を5μm以下にまで低減することができた。これにより、LED搭載基板42では、チップ配置領域42AにLEDアレイチップ41をボンディングする際にLEDアレイチップ41の傾きを修正する作業の回数を減らしたり作業を省略したりすることができ、工数を削減することができる。
因みに、LED搭載基板42は、グランドパターン52と繋がる第2の延在部54Cが、スルーホール50よりもチップ配置領域42Aの長手方向の一端寄り(つまり長辺60の右端寄り)に形成されている。このため、図13(A)、(B)からも分かるように、LED搭載基板42のチップ配置領域42Aに形成される段差は、LED搭載基板100のチップ配置領域42Aに形成される段差よりも、チップ配置領域42Aの長手方向の一端に近い位置に形成される。ここで、チップ配置領域42Aに形成される段差は、その位置がチップ配置領域42Aの長手方向の端に近くなるほど、高さが同じでもチップ配置領域42Aに配置されるLEDアレイチップ41の傾きが小さくなる。
つまり、LED搭載基板42は、チップ配置領域42Aに形成される段差を、チップ配置領域42Aの長手方向の端に近づけることで、LED搭載基板100と比べてより傾きを抑制することができるようにもなっている。
また一方で、スルーホール50とグランドパターン52とを接続する配線パターンとして、図14に示すような配線パターン110も考えられる。この配線パターン110は、スルーホール50とグランドパターン52とを最短距離で繋ぐ配線パターンであり、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド110Aと、ランド110Aの前端(つまりグランドパターン52と対向する側の端)から、グランドパターン52に向かってエッジ部52Aと直交して前方に延び、先端部がグランドパターン52まで達する延在部110Bとで構成されている。
この配線パターン110は、延在部110Bがグランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分であり、また、延在部110Bの面積が、LED搭載基板42に形成された第2の延在部54Cと同程度となっている。
しかしながら、この配線パターン110の場合、この配線パターン110を有するLED搭載基板111が傾けられたときのランド110Aの下端部とグランドパターン52との間を延在部110Bにより繋いでいるため、ランド110A全体に塗布されたフォトソルダーレジスト51が延在部110Bを介してグランドパターン52側へと垂れてしまう。ゆえに、この配線パターン110の場合も、グランドパターン52側へと垂れるフォトソルダーレジスト51の量が、配線パターン54と比べて多くなる。
このように、本実施の形態のLED搭載基板42は、スルーホール50とグランドパターン52とを繋ぐ配線パターン54をランド54Aと第1の延在部54B及び第2の延在部54Cとで構成し、第1の延在部54Bと第2の延在部54Cの配置や角度を適切に選定することで、LED搭載基板100やLED搭載基板111と比べて、スルーホール50からグランドパターン52側へ垂れるフォトソルダーレジスト51の量を少なくでき、これにより、チップ配置領域42Aに形成される段差を低減することができる。かくして、本実施の形態によれば、LED搭載基板42上のチップ配置領域42Aに形成される段差を低減し得るLEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)及び画像形成装置1を実現できる。
[6.他の実施の形態]
[6−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、スルーホール50とグランドパターン52とを接続する配線パターン54を、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド54Aと、ランド54Aの右端からグランドパターン52に向かって右斜め前方に延び、先端部がグランドパターン52の近傍まで達する第1の延在部54Bと、この第1の延在部54Bの先端部からグランドパターン52に向かって前方に延び、先端部がグランドパターン52まで達する第2の延在部54Cとで構成するようにした
これに限らず、例えば図15に示すように、スルーホール50とグランドパターン52とを接続する配線パターン200を、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド200Aと、ランド200Aの右端からグランドパターン52に向かって右斜め前方に延び、先端部がグランドパターン52の近傍まで達する第1の延在部200Bと、この第1の延在部200Bの先端部からグランドパターン52に向かって左斜め前方に延び、先端部がグランドパターン52まで達する第2の延在部200Cとで構成するようにしてもよい。つまり、この配線パターン200は、第1の延在部200Bにくわえて第2の延在部200Cもエッジ部52Aとは直交しない方向に延びている(つまりエッジ部52Aに対して傾斜して延びている)。
これにより、配線パターン200は、上述した配線パターン101、110と比べて、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分の面積を極力小さくすることができ、スルーホール50からグランドパターン52側へ垂れるフォトソルダーレジスト51の量を抑制して、チップ配置領域42Aに形成される段差を低減することができる。
またこれに限らず、例えば図16に示すように、スルーホール50とグランドパターン52とを接続する配線パターン300を、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド300Aと、ランド300Aの右端からグランドパターン52に向かって右斜め前方に延び、先端部がグランドパターン52の近傍まで達する第1の延在部300Bと、この第1の延在部300Bの先端部からグランドパターン52に向かって第1の延在部300Bと同一方向(もしくは第1の延在部300Bとはわずかに異なる方向)に延び、先端部がグランドパターン52まで達する第2の延在部300Cとで構成するようにしてもよい。この配線パターン300も、第1の延在部300B及び第2の延在部300Cが両方ともエッジ部52Aとは直交しない方向に延びている(つまりエッジ部52Aに対して傾斜して延びている)。
これにより、配線パターン300も、配線パターン54、200と同様、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分の面積を極力小さくすることができる。
またこれに限らず、例えば図17に示すように、スルーホール50とグランドパターン52とを接続する配線パターン400を、スルーホール50の周囲を覆うドーナツ状のランド400Aと、ランド400Aの右端からグランドパターン52とは反対側に向かって右斜め後方に延びる第1の延在部400Bと、この第1の延在部400Bの先端部からグランドパターン52に向かって前方に延び、先端部がグランドパターン52まで達する第2の延在部400Cとで構成するようにしてもよい。
この配線パターン400は、第2の延在部400Cがグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びているが、上述した配線パターン101と比較すれば、グランドパターン52と繋がっていて且つグランドパターン52のエッジ部52Aと直交する方向に延びる部分の面積を小さくすることができ。
ここまで説明した配線パターン54、200、300、400では、それぞれ第1の延在部54B、200B、300B、400B及び第2の延在部54C、200C、300C、400Cを、スルーホール50の右側に形成するようにしたが、これに限らず、第1の延在部54B、200B、300B、400B及び第2の延在部54C、200C、300C、400Cの代わりに、これらと左右対称となる図示しない第1の延在部及び第2の延在部を、スルーホール50の左側に形成するようにしてもよい。
[6−2.他の実施の形態2]
さらに、上述した各実施の形態では、配線パターンを被覆するレジストとして、フォトソルダーレジスト51を用いたが、これに限らず、液体の状態で塗布された後、硬化させられるものであれば、フォトソルダーレジスト51以外のレジストを用いるようにしてもよい。
[6−3.他の実施の形態3]
さらに、上述した各実施の形態では、露光装置としてのLEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)に本発明を適用したが、これに限らず、発光素子チップを配置するチップ配置領域の近傍にスルーホールが存在する発光素子搭載基板を有するものであれば、LEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)とは異なる構成の露光装置に適用してもよい。例えば、LED以外の発光素子を有する露光装置に本発明を適用してもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、露光装置としてのLEDヘッド5(5K、5Y、5M、5C)を備えたカラープリンタ構成の画像形成装置1に本発明を適用したが、これに限らず、露光装置を備えるものであれば、画像形成装置1とは異なる構成の画像形成装置に適用してもよい。例えば、ファクシミリ、コピー機、複合機などの画像形成装置に適用してもよいし、用紙P以外の媒体に画像を形成する画像形成装置に適用してもよい。
[6−4.他の実施の形態4]
さらに、上述した実施の形態では、発光素子チップの具体例として、LEDアレイチップ41を用いたが、これに限らず、複数の発光素子が並べて設けられたものであれば、LEDアレイチップ41とは異なる発光素子チップを用いてもよい。さらに、上述した実施の形態では、発光素子搭載基板の具体例として、LED搭載基板42を用いたが、これに限らず、発光素子チップを搭載するものであれば、LED搭載基板42とは異なる発光素子搭載基板を用いてもよい。さらに、上述した実施の形態では、光学系の具体例としてロッドレンズアレイ46を用いたが、これに限らず、発光素子からの光を収束させるものであれば、ロッドレンズアレイ46とは異なる光学系を用いてもよい。さらに、上述した実施の形態では、支持部材の具体例としてホルダ44を用いたが、これに限らず、発光素子搭載基板及び光学系を支持するものであれば、ホルダ44とは異なる支持部材を用いてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、チップ配置領域下に形成される第1の配線パターンとしてグランドパターン52を用いたが、これに限らず、チップ配置領域下に形成されるものであれば、グランドパターンとは異なる配線パターンを用いてもよい。例えば、グランドではなく電源に接続される配線パターンを用いてもよい。さらに、上述した実施の形態では、第1の配線パターンとスルーホールとを繋ぐ第2の配線パターンとして、配線パターン54、200、300、400を用いたが、これに限らず、第1の配線パターンとスルーホールとを繋ぐ第1の延在部と第2の延在部とを有するものであれば、配線パターン54、200、300、400とは異なる第2の配線パターンを用いてもよい。
[6−5.他の実施の形態5]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態と他の実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
本発明は、チップ配置領域の近傍にスルーホールが形成された発光素子搭載基板を有する露光装置、及びこのような露光装置を備える種々の画像形成装置で広く利用することができる。
1……画像形成装置、3……画像形成ユニット、5……LEDヘッド、41……LEDアレイチップ、41A……チップ基板、41B……発光部、42、100、111……LED搭載基板、42A……チップ配置領域、44……ホルダ、45……クランプ部材、46……ロッドレンズアレイ、50、56……スルーホール、51……フォトソルダーレジスト、52……グランドパターン、52A……エッジ部、54、61、101、110、200、300、400……配線パターン、54A、101A、110A、200A、300A、400A……ランド、54B、200B、300B、400B……第1の延在部、54C、200C、300C、400C……第2の延在部、60……長辺、101B……末広部、110B……延在部。

Claims (14)

  1. 複数の発光素子が並べて設けられた発光素子チップを搭載する発光素子搭載基板と、
    前記発光素子チップに設けられた発光素子からの光を収束させる光学系と、
    前記発光素子搭載基板及び前記光学系を支持する支持部材と
    を備え、
    前記発光素子搭載基板は、
    前記発光素子チップを配置するチップ配置領域と、
    スルーホールと、
    前記チップ配置領域下に形成される第1の配線パターンと、
    前記第1の配線パターンと前記スルーホールとを電気的に接続する第2の配線パターンと
    を有し、
    前記第2の配線パターンは、
    前記スルーホールの周囲に形成されるランドと、前記ランドから所定方向に延びる第1の延在部と、前記第1の延在部における前記スルーホールとは反対側の端部から前記チップ配置領域側へと前記所定方向とは異なる方向に延びる第2の延在部と
    を有している
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 前記第1の延在部は、
    前記ランドから前記チップ配置領域における前記スルーホールと対向する一辺に対して傾斜して延びる
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記第1の配線パターンは、
    前記発光素子搭載基板上にベタ状に形成された配線パターンであり、
    前記チップ配置領域は、
    前記第1の配線パターン上にレジストが形成された領域であり、前記レジスト上に前記発光素子チップが配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記第1の配線パターンは、
    前記チップ配置領域の前記一辺と平行で前記スルーホールと対向するエッジ部を有し、
    前記第2の延在部は、
    前記第1の延在部における前記スルーホールとは反対側の端部から前記第1の配線パターンの前記エッジ部まで延びている
    ことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  5. 前記第1の延在部は、
    前記ランドの外周における前記エッジ部と対向する端部から離れた箇所と、前記第2の延在部との間を繋いでいる
    ことを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記第2の延在部は、
    前記スルーホールよりも前記チップ配置領域の前記一辺の一端寄りに形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
  7. 前記第2の延在部は、
    前記第1の延在部における前記スルーホールとは反対側の端部から前記第1の配線パターンの前記エッジ部まで、前記エッジ部と直交する方向に延びている
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の露光装置。
  8. 前記第2の延在部は、
    前記第1の延在部における前記スルーホールとは反対側の端部から前記第1の配線パターンの前記エッジ部まで、前記エッジ部と直交しない方向に延びている
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の露光装置。
  9. 前記スルーホールの中心と前記第1の配線パターンの前記エッジ部との間隔が、0.3mm以上、1.0mm以下である
    ことを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の露光装置。
  10. 前記チップ配置領域の前記一辺と、前記第1の配線パターンの前記エッジ部との間隔が0.2mm以上、0.3mm以下である
    ことを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の露光装置。
  11. 前記ランドの外径が、0.5mm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の露光装置。
  12. 前記チップ配置領域の前記一辺は、
    前記チップ配置領域に配置された前記発光素子チップにおける前記複数の発光素子が並ぶ方向と平行である
    ことを特徴とする請求項2〜11のいずれかに記載の露光装置。
  13. 前記レジストは、
    前記第1の配線パターン、前記第1の延在部及び前記第2の延在部上に形成されていて、液体の状態で塗布された後に硬化させられたものである
    ことを特徴とする請求項3〜10のいずれかに記載の露光装置。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の露光装置を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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