JP2019075767A - デバイスリンクプロファイルの調整方法、調整プログラム、調整装置、調整システム、作成方法、作成プログラム、及び、作成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
尚、上述のような問題は、インクジェットプリンターを対象としたデバイスリンクプロファイルを調整する場合に限らず、種々のカラー機器を対象としたデバイスリンクプロファイルを調整する場合にも存在する。
プロファイル接続空間の座標を基準として調整点における調整目標を受け付ける目標受付工程と、
前記調整目標、及び、前記デバイスリンクテーブルの作成に用いられた元プロファイルにおける前記プロファイル接続空間の機器独立座標値を含む色変換テーブルに基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する調整工程と、を含む、態様を有する。
さらに、本発明は、上述したデバイスリンクプロファイル調整方法の各工程に対応するユニット(「部」)を含むデバイスリンクプロファイル調整装置の態様を有する。
さらに、本発明は、上述したデバイスリンクプロファイル調整方法の各工程に対応するユニット(「部」)を含むデバイスリンクプロファイル調整システムの態様を有する。
前記第一座標値とプロファイル接続空間の機器独立座標値との対応関係を表す入力プロファイルにおける前記第一座標値と、前記機器独立座標値と前記第二座標値との対応関係を表す出力プロファイルにおける前記第二座標値と、を対応付けて前記デバイスリンクテーブルを生成する生成工程と、
前記入力プロファイルと前記出力プロファイルの少なくとも一方における色変換テーブルを前記デバイスリンクプロファイルのプライベートタグに格納する格納工程と、を含む、態様を有する。
さらに、本発明は、上述したデバイスリンクプロファイル作成方法の各工程に対応するユニット(「部」)を含むデバイスリンクプロファイル作成装置の態様を有する。
まず、図1〜22に示される例を参照して本発明に含まれる技術の概要を説明する。尚、本願の図は模式的に例を示す図であり、これらの図に示される各方向の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。むろん、本技術の各要素は、符号で示される具体例に限定されない。
図2,6〜12等に例示するように、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル調整方法は、デバイスリンクプロファイル630のデバイスリンクテーブル631を調整する処理をコンピューター(例えばホスト装置100)により行うデバイスリンクプロファイル調整方法であって、目標受付工程ST3、及び、調整工程ST4を含む。ここで、前記デバイスリンクプロファイル630は、第一機器従属色空間CS1(例えばCMYK色空間)の第一座標値(例えばCMYK値)と第二機器従属色空間CS2(例えばcmyk色空間)の第二座標値(例えばcmyk値)との対応関係を表している。前記目標受付工程ST3では、プロファイル接続空間CS3(例えばLab色空間)の座標を基準として調整点P0における調整目標T0を受け付ける。前記調整工程ST4では、前記調整目標T0、及び、前記デバイスリンクテーブル631の作成に用いられた元プロファイル(例えば出力プロファイル620)における前記プロファイル接続空間CS3の機器独立座標値(例えばLab値)を含む色変換テーブル(例えばA2Bテーブル622)に基づいて前記デバイスリンクテーブル631を調整する。
第一機器従属色空間には、CMYK色空間、CMY色空間、RGB色空間、等が含まれる。尚、Rは赤を意味し、Gは緑を意味し、Bは青を意味する。
第二機器従属色空間には、CMYK色空間、CMY色空間、RGB色空間、等が含まれる。以下述べる実施形態では、第二機器従属色空間がCMYK色空間である場合に第一機器従属色空間のCMYK色空間と区別するため第二機器従属色空間をcmyk色空間と表記している。
調整点における調整目標は、色空間の座標値で表されてもよいし、色空間の現在の座標値からの差分で表されてもよい。
元プロファイルには、第一座標値と機器独立座標値との対応関係を表す入力プロファイル、及び、機器独立座標値と第二座標値との対応関係を表す出力プロファイルが含まれる。
元プロファイルの色変換テーブルには、機器従属色空間の座標値から機器独立座標値への変換に用いられる変換テーブル、及び、機器独立座標値から機器従属色空間の座標値への変換に用いられる変換テーブルが含まれる。
尚、上記態様1の付言は、以下の態様も同様である。
図2,8,10に例示するように、前記元プロファイルは、前記第二座標値(例えばcmyk値)と前記機器独立座標値(例えばLab値)との対応関係を表す出力プロファイル620を含んでもよい。前記色変換テーブルは、前記第二座標値(cmyk値)から前記機器独立座標値(Lab値)への変換に用いられる第一変換テーブル(例えばA2Bテーブル622)を含んでもよい。本態様は、デバイスリンクプロファイルを調整する好適な技術を提供することができる。
図2,8,10に例示するように、前記調整工程ST4は、前記調整点P0における前記第二座標値である調整対象カラー値(例えばcmykp)を前記第一変換テーブル(例えばA2Bテーブル622)に従って前記機器独立座標値である調整対象PCS値(例えばLabS2)に変換する変換工程ST11を含んでもよい。ここで、前記プロファイル接続空間CS3の座標を基準とした前記調整目標T0の相対値(例えばΔLabT-p)を前記調整対象PCS値(LabS2)に加えた値を目標PCS値(例えばLabST)とする。また、前記調整目標T0に合わせるために前記調整対象カラー値(cmykp)に加える値を調整カラー値(例えばΔcmyk)とする。前記調整工程ST4は、前記調整対象カラー値(cmykp)に前記調整カラー値(Δcmyk)を加えた暫定カラー値(例えばcmykpp)を前記第一変換テーブル(622)に従って変換して得られる暫定PCS値(例えばLabS3)を前記目標PCS値(LabST)に近付ける要素を含む最適化処理により前記調整カラー値(Δcmyk)の最適解(例えばΔcmykb)を得る最適化工程ST12を含んでもよい。さらに、前記調整工程ST4は、前記調整カラー値(Δcmyk)の最適解(Δcmykb)に基づいて前記デバイスリンクテーブル631を調整するテーブル調整工程ST13を含んでもよい。
従って、本態様は、デバイスリンクプロファイルの色再現精度を向上させる技術を提供することができる。
最適化処理により最適解を得ることには、複数の最適化処理を行って得られる複数の解の中から最適解を決定すること、及び、1回の最適化処理により最適解を得ることが含まれる。
尚、上記態様3の付言は、以下の態様も同様である。
図19に例示するように、前記元プロファイルは、前記第一座標値(例えばCMYK値)と前記機器独立座標値(例えばLab値)との対応関係を表す入力プロファイル610、及び、前記機器独立座標値(Lab値)と前記第二座標値(例えばcmyk値)との対応関係を表す出力プロファイル620を含んでもよい。前記色変換テーブルは、前記入力プロファイル610において前記第一座標値(CMYK値)から前記機器独立座標値(Lab値)への変換に用いられる第二変換テーブル(例えばA2Bテーブル611)、及び、前記出力プロファイル620において前記機器独立座標値(Lab値)から前記第二座標値(cmyk値)への変換に用いられる第三変換テーブル(例えばB2Aテーブル621)を含んでもよい。本態様も、デバイスリンクプロファイルを調整する好適な技術を提供することができる。
図6に例示するように、本デバイスリンクプロファイル調整方法は、前記色変換テーブルを前記デバイスリンクプロファイル630のプライベートタグ523に格納する格納工程ST1をさらに含んでもよい。図8等に例示するように、前記調整工程ST4では、前記デバイスリンクプロファイル630の前記プライベートタグ523から前記色変換テーブルを読み出してもよい。また、図10,12等に例示するように、前記調整工程ST4では、前記読み出した色変換テーブル、及び、前記調整目標T0に基づいて前記デバイスリンクテーブル631を調整してもよい。
図16に例示するように、本デバイスリンクプロファイル調整方法は、前記元プロファイルが示された元プロファイル情報635を前記デバイスリンクプロファイル630のプライベートタグ523に格納する格納工程ST1をさらに含んでもよい。図18に例示するように、前記調整工程ST4では、前記デバイスリンクプロファイル630の前記プライベートタグ523から前記元プロファイル情報635を読み出してもよい。また、前記調整工程ST4では、前記読み出した元プロファイル情報635で示される元プロファイルの色変換テーブル、及び、前記調整目標T0に基づいて前記デバイスリンクテーブル631を調整してもよい。
ところで、本技術の別の態様に係るデバイスリンクプロファイル調整方法は、デバイスリンクプロファイル630のデバイスリンクテーブル631を調整する処理をコンピューター(例えばホスト装置100)により行うデバイスリンクプロファイル調整方法であって、色空間選択工程ST2、目標受付工程ST3、及び、調整工程ST4を含む。前記色空間選択工程ST2では、前記第一機器従属色空間CS1と前記第二機器従属色空間CS2の少なくとも一方、及び、前記プロファイル接続空間CS3の中からいずれか一つを調整対象色空間CS6として受け付ける。前記目標受付工程ST3では、前記調整対象色空間CS6の座標を基準として前記調整点P0における前記調整目標T0を受け付ける。前記調整工程ST4では、前記調整対象色空間CS6が前記第一機器従属色空間CS1と前記第二機器従属色空間CS2の一方である場合、前記デバイスリンクプロファイル630のデバイスリンクテーブル631を対象として、前記調整目標T0に基づいて前記デバイスリンクテーブル631を調整してもよい。また、前記調整工程ST4では、前記調整対象色空間CS6が前記プロファイル接続空間CS3である場合、前記調整目標T0、及び、前記デバイスリンクテーブル631の作成に用いられた元プロファイル(例えば出力プロファイル620)における前記プロファイル接続空間CS3の機器独立座標値(例えばLab値)を含む色変換テーブル(例えばA2Bテーブル622)に基づいて前記デバイスリンクテーブル631を調整してもよい。
ところで、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル調整プログラムPR0は、目標受付工程ST3に対応する目標受付機能FU3、及び、調整工程ST4に対応する調整機能FU4をコンピューター(例えばホスト装置100)に実現させる。本態様は、デバイスリンクプロファイルの調整を容易にするデバイスリンクプロファイル調整プログラムを提供することができる。前記調整機能FU4は、変換工程ST11に対応する変換機能FU11、最適化工程ST12に対応する最適化機能FU12、及び、テーブル調整工程ST13に対応するテーブル調整機能FU13を含んでもよい。本デバイスリンクプロファイル調整プログラムPR0は、格納工程ST1に対応する格納機能FU1、及び、色空間選択工程ST2に対応する色空間選択機能FU2をコンピューター(例えばホスト装置100)に実現させてもよい。
また、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル調整装置(例えばホスト装置100)は、目標受付工程ST3に対応する目標受付部U3、及び、調整工程ST4に対応する調整部U4を含む。本態様は、デバイスリンクプロファイルの調整を容易にするデバイスリンクプロファイル調整装置(100)を提供することができる。前記調整部U4は、変換工程ST11に対応する変換部U11、最適化工程ST12に対応する最適化部U12、及び、テーブル調整工程ST13に対応するテーブル調整部U13を含んでもよい。本デバイスリンクプロファイル調整装置(100)は、格納工程ST1に対応する格納部U1、及び、色空間選択工程ST2に対応する色空間選択部U2を含んでもよい。
さらに、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル調整システムSY1は、パッチを含むカラーチャートを印刷するための印刷装置(例えばプリンター200)、前記パッチを測色する測色装置120、及び、態様9の各部を含む。本態様は、デバイスリンクプロファイルの調整を容易にするデバイスリンクプロファイル調整システムを提供することができる。前記調整部U4は、変換部U11、最適化部U12、及び、テーブル調整部U13を含んでもよい。本デバイスリンクプロファイル調整システムSY1は、格納部U1、及び、色空間選択部U2を含んでもよい。
さらに、図3,6,7等に例示するように、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル作成方法は、第一機器従属色空間CS1(例えばCMYK色空間)の第一座標値(例えばCMYK値)と第二機器従属色空間CS2(例えばcmyk色空間)の第二座標値(例えばcmyk値)との対応関係を表すデバイスリンクテーブル631を含むデバイスリンクプロファイル630を作成する処理をコンピューター(例えばホスト装置100)により行うデバイスリンクプロファイル作成方法であって、生成工程ST5、及び、格納工程ST1を含む。前記生成工程ST5では、前記第一座標値(CMYK値)とプロファイル接続空間CS3(例えばLab色空間)の機器独立座標値(例えばLab値)との対応関係を表す入力プロファイル610における前記第一座標値(CMYK値)と、前記機器独立座標値(Lab値)と前記第二座標値(cmyk値)との対応関係を表す出力プロファイル620における前記第二座標値(cmyk値)と、を対応付けて前記デバイスリンクテーブル631を生成する。前記格納工程ST1では、前記入力プロファイル610と前記出力プロファイル620の少なくとも一方における色変換テーブル(例えばA2Bテーブル622)を前記デバイスリンクプロファイル630のプライベートタグ523に格納する。
また、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル作成プログラムは、生成工程ST5に対応する生成機能FU5、及び、格納工程ST1に対応する格納機能FU1をコンピューター(例えばホスト装置100)に実現させる。本態様は、デバイスリンクプロファイルの調整を容易にするデバイスリンクプロファイル作成プログラムを提供することができる。
さらに、本技術の一態様に係るデバイスリンクプロファイル作成装置(例えばホスト装置100)は、生成工程ST5に対応する生成部U5、及び、格納工程ST1に対応する格納部U1を含む。本態様は、デバイスリンクプロファイルの調整を容易にするデバイスリンクプロファイル作成装置(100)を提供することができる。
図1は、デバイスリンクプロファイル作成装置及びデバイスリンクプロファイル調整装置を含むデバイスリンクプロファイル調整システムの構成例を模式的に示している。図1に示すデバイスリンクプロファイル調整システムSY1は、ホスト装置100(デバイスリンクプロファイル作成装置及びデバイスリンクプロファイル調整装置の例)、表示装置130、測色装置120、及び、インクジェットプリンター200を含んでいる。ホスト装置100は、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、記憶装置114、入力装置115、通信I/F(インターフェイス)118、測色装置用I/F 119、等が接続されて互いに情報を入出力可能とされている。尚、ROM112とRAM113と記憶装置114はメモリーであり、少なくともROM112とRAM113は半導体メモリーである。表示装置130には、液晶表示パネル等を用いることができる。
測色装置120は、カラーチャートが形成される媒体の例である被印刷物(print substrate)に形成された各カラーパッチを測色して測色値を出力可能である。パッチは、色票とも呼ばれる。測色値は、例えば、CIE Lab色空間における明度L及び色度座標a,bを表す値とされる。ホスト装置100は、測色装置120から測色データを取得して各種処理を行う。
ホスト装置100のCPU111は、記憶装置114に記憶されている情報を適宜、RAM113に読み出し、読み出したプログラムを実行することにより各種処理を行う。CPU111は、RAM113に読み出されたデバイスリンクプロファイル調整プログラムPR0やデバイスリンクプロファイル作成プログラムを実行することにより、上述した機能FU1〜FU5に対応する処理を行う。デバイスリンクプロファイル調整プログラムPR0は、コンピューターであるホスト装置100を、格納部U1、色空間選択部U2、目標受付部U3、変換部U11、最適化部U12、及び、調整部U4として機能させる。デバイスリンクプロファイル作成プログラムは、コンピューターであるホスト装置100を、格納部U1、及び、生成部U5として機能させる。また、デバイスリンクプロファイル調整プログラムPR0を実行するホスト装置100は、格納工程ST1、色空間選択工程ST2、目標受付工程ST3、変換工程ST11、最適化工程ST12、及び、調整工程ST4を実施する。デバイスリンクプロファイル作成プログラムを実行するホスト装置100は、格納工程ST1、及び、生成工程ST5を実施する。上述した機能FU1〜FU4をコンピューターに実現させるデバイスリンクプロファイル調整プログラムPR0を記憶したコンピューター読み取り可能な媒体は、ホスト装置の内部の記憶装置に限定されず、ホスト装置の外部の記録媒体でもよい。むろん、上述した機能FU1,FU5をコンピューターに実現させるデバイスリンクプロファイル作成プログラムを記憶したコンピューター読み取り可能な媒体は、ホスト装置の内部の記憶装置に限定されず、ホスト装置の外部の記録媒体でもよい。
次に、図2を参照して、本技術を適用可能なカラーマネジメントシステムの例を説明する。
図2に示すカラーマネジメントシステムは、例えば上記ホスト装置100に実現されるRIP(Raster Image Processor)400で印刷原稿データD0から印刷色cmykp(シアン、マゼンタ、イエロー、及び、ブラック)を表す出力データに変換してインクジェットプリンター200に印刷物を形成させる。印刷原稿データD0は、色合わせのターゲット装置の例であるターゲット印刷機300のCMYKのインク(色材)で目標とする色(目標色CT)を再現するためのプロセスカラーCMYKinを表す。
尚、RIP400は、プロセスカラーCMYKin以外にも、減法混色となる三原色CMYのみの色材の使用量を表すプロセスカラー(CMYinとする。)、加法混色となる三原色R(赤)、G(緑)、及び、B(青)の強度を表すプロセスカラー(RGBinとする。)、等とLab色空間の座標値とを変換するための入力プロファイルに由来するデバイスリンクプロファイルも有している。従って、RIP400は、プロセスカラーCMYinやプロセスカラーRGBin等も印刷色cmykpに変換可能である。
図3は、プロファイル610,620,630の関係を模式的に例示している。
図3に示すように、入力プロファイル610は、ターゲット印刷機300の使用インクに合わせたCMYK色空間(第一機器従属色空間CS1の例)のCMYK値(Ci,Mi,Yi,Ki)と、Lab色空間(PCS(プロファイル接続空間)CS3の例)のLab値(Li,ai,bi)と、の対応関係を規定したデータである。この場合のA2Bテーブル611の格子点GD1は、通常、CMYK色空間にC軸方向、M軸方向、Y軸方向、及び、K軸方向へ略等間隔となるように並べられる。尚、ここでの変数iは、CMYK色空間(CS1)に設定された格子点GD1を識別する変数である。CMYK値は、第一座標値の例である。Lab値は、機器独立座標値の例である。入力プロファイル610において、CMYK色空間(CS1)は入力色空間CS4の例であり、Lab色空間(CS3)は出力色空間CS5の例である。
尚、第一機器従属色空間を第一の色空間とも記載する。
尚、第二機器従属色空間を第二の色空間とも記載する。
尚、プロファイル610,620,630に含まれる変換テーブルは、単一の変換テーブルに限定されず、1次元の変換テーブルと3又は4次元の変換テーブルと1次元の変換テーブルとの組合せ等、複数の変換テーブルの組合せでもよい。従って、図3に示す変換テーブルは、プロファイル610,620,630に含まれる3又は4次元の変換テーブルを直接示す場合もあれば、プロファイル610,620,630に含まれる複数の変換テーブルを組み合わせた状態を示す場合もある。
また、格子点(grid point)は入力色空間に配置された仮想の点を意味し、入力色空間における格子点の位置に対応する出力座標値が該格子点に格納されていると想定することにしている。複数の格子点が入力色空間内で均等に配置されるのみならず、複数の格子点が入力色空間内で不均等に配置されることも、本技術に含まれる。
図3,5に示すように、出力プロファイル620は、Lab値からcmyk値への色変換に用いられるB2Aテーブル621、及び、cmyk値からLab値への色変換に用いられるA2Bテーブル622を有している。B2Aテーブル621はガマットマッピングが行われた3次元の色変換テーブルであり、A2Bテーブル622は出力可能な色を表すcmyk値がPCS値に対応付けられた4次元の色変換テーブルである。従って、PCS値LabS1をB2Aテーブル621によりcmyk値cmykpに変換し該cmyk値cmykpをA2Bテーブル622によりPCS値LabS2に変換したとき、このPCS値LabS2が元のPCS値LabS1にならないことがある。
図6は、図1に示すホスト装置100で行われるデバイスリンクプロファイル作成処理を例示している。図7は、図6に示すデバイスリンクプロファイル作成処理により作成されるデバイスリンクプロファイル630の構造を模式的に例示している。尚、ホスト装置100は、マルチタスクにより複数の処理を並列して実行している。ここで、図6のステップS802〜S812は、生成工程ST5、生成機能FU5、及び、生成部U5に対応している。図6のステップS814〜S816は、格納工程ST1、格納機能FU1、及び、格納部U1に対応している。以下、「ステップ」の記載を省略する。
また、ホスト装置100は、デバイスリンクプロファイル630の作成に使用する出力プロファイル620の指定を受け付ける(S804)。S804の処理は、例えば、記憶装置114に記憶されている出力プロファイル620の一覧を表示装置130に表示させ、前記一覧から一つの出力プロファイルの指定を入力装置115により受け付ける処理とすることができる。
また、S808において、ホスト装置100は、出力プロファイル620からB2Aテーブル621をRAM113に読み出す。図3で示したように、出力プロファイル620のB2Aテーブル621は、PCS CS3としてのLab色空間に配置された各格子点GD2についてPCS値Lj,aj,bjとcmyk値cj,mj,yj,kjとの対応関係を表すデータである。
図8は、図1に示すホスト装置100で行われる目標設定処理を例示している。この目標設定処理の後、図10に例示する最適化処理が行われる。図9は、図8のステップS102で表示されるUI(ユーザーインターフェイス)画面800の例を示している。ここで、図8のステップS112は、色空間選択工程ST2、色空間選択機能FU2、及び、色空間選択部U2に対応している。図8のステップS113は、目標受付工程ST3、目標受付機能FU3、及び、目標受付部U3に対応している。図8のステップS122〜S126は、調整工程ST4に含まれる変換工程ST11、調整機能FU4に含まれる変換機能FU11、及び、調整部U4に含まれる変換部U11に対応している。
(S111)調整対象のデバイスリンクプロファイル630の指定を受け付ける処理。
(S112)CMYK色空間(CS1)とcmyk色空間(CS2)の少なくとも一方、及び、PCS CS3の中からいずれか一つを調整対象色空間CS6として受け付ける処理。
(S113)調整対象色空間CS6の座標を基準として調整点P0における調整目標T0の入力を受け付ける処理。
(S114)CMYK色空間(CS1)においてデバイスリンクプロファイル630のうち目標T0に基づいて調整する調整範囲A0(図13参照)の指定を受け付ける処理。
ホスト装置100は、入力装置115によるデバイスリンクプロファイル選択欄813への操作を受け付けると、記憶装置114に記憶されているデバイスリンクプロファイル630の一覧を表示装置130に表示させることが可能である。ホスト装置100は、表示されたデバイスリンクプロファイル630の一覧から一つのデバイスリンクプロファイルを調整対象として入力装置115により受け付ける。
図9に示す調整対象色空間選択欄830の複数の選択項目には、「入力データ」と「出力データ」と「PCS値」が含まれる。「入力データ」は、CMYK色空間(CS1)を調整対象色空間CS6として選択する項目である。「出力データ」は、cmyk色空間(CS2)を調整対象色空間CS6として選択する項目である。「PCS値」は、Lab色空間(CS3)を調整対象色空間CS6として選択する項目である。ホスト装置100は、入力装置115により「入力データ」と「出力データ」と「PCS値」の中からいずれか一つを調整対象色空間CS6として受け付ける。
ホスト装置100は、上述した調整対象色空間選択欄830における選択に応じて目標受付領域840の入力項目を変える処理を行っている。また、ホスト装置100は、調整データ選択欄845への選択に応じて目標受付領域840の入力項目を変える処理を行っている。調整データ選択欄845においては、「絶対値」と「相対値」のいずれか一方を選択可能である。「絶対値」は、調整目標T0を色空間の座標値として受け付ける選択肢である。「相対値」は、調整目標T0を色空間の現在の座標値からの差分として受け付ける選択肢である。
ホスト装置100は、調整データ選択欄845において「相対値」を受け付けると、図9に示すように、PCS CS3の現在の座標値からの相対値ΔLabT-pとしての調整目標T0の座標値(ΔL,Δa,Δb)の入力欄を目標受付領域840に表示させる。また、ホスト装置100は、調整データ選択欄845において「絶対値」を受け付けると、PCS CS3の現在の座標値(C_L,C_a,C_bとする。)の表示欄とともに調整目標T0の座標値(T_L,T_a,T_bとする。)の入力欄を目標受付領域840に表示させる。
ホスト装置100は、調整データ選択欄845において「相対値」を受け付けると、CMYK色空間(CS1)の現在の座標値からの相対値(ΔCMYKT-pとする。)としての調整目標T0の座標値(ΔC,ΔM,ΔY,ΔKとする。)の入力欄を目標受付領域840に表示させる。また、ホスト装置100は、調整データ選択欄845において「絶対値」を受け付けると、CMYK色空間(CS1)の現在の座標値(C_C,C_M,C_Y,C_Kとする。)の表示欄とともに調整目標T0の座標値(T_C,T_M,T_Y,T_Kとする。)の入力欄を目標受付領域840に表示させる。
ホスト装置100は、調整データ選択欄845において「相対値」を受け付けると、cmyk色空間(CS2)の現在の座標値からの相対値(ΔcmykT-pとする。)としての調整目標T0の座標値(Δc,Δm,Δy,Δkとする。)の入力欄を目標受付領域840に表示させる。また、ホスト装置100は、調整データ選択欄845において「絶対値」を受け付けると、cmyk色空間(CS2)の現在の座標値(C_c,C_m,C_y,C_kとする。)の表示欄とともに調整目標T0の座標値(T_c,T_m,T_y,T_kとする。)の入力欄を目標受付領域840に表示させる。
ホスト装置100は、調整範囲指定欄850に調整点P0を基点とした半径(Radius)の入力を受け付ける。この半径は、例えば、第一の色空間CS1におけるユークリッド距離の相対値0〜100%で表現される。これにより、第一の色空間CS1においてデバイスリンクプロファイル630のうち調整範囲A0が指定される。尚、本願において、「Min〜Max」は、最小値Min以上、且つ、最大値Max以下を意味する。
図13には、半径(Radius)が指定された場合の調整範囲A0の例が模式的に示されている。図13に示すように、調整範囲A0は各調整点P0に設定される。ホスト装置100は、目標受付領域840において、各調整点P0の調整範囲A0の入力を受け付けることが可能である。
cmykp=ficc(DLProfile,A2B0,CMYKin)
LabS2=ficc(OrOutputProfile,A2B,cmykp)
=ficc(OrOutputProfile,A2B,ficc(DLProfile,A2B0,CMYKin))
上記調整対象PCS値LabS2は、プリンター200の出力色を表現する機器独立座標値である。
図10に示す最適化処理が開始されると、ホスト装置100は、PCS CS3の座標を基準とした調整目標T0の相対値ΔLabT-pを調整対象PCS値LabS2に加えて目標PCS値LabSTを算出する(S202)。
LabST=LabS2+ΔLabT-p
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(+Sc,+Sm,+Sy, 0)
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(+Sc,+Sm, 0, 0)
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(+Sc,+Sm,−Sy, 0)
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(+Sc, 0,+Sy, 0)
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(+Sc, 0, 0, 0)
・・・
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=( 0, 0, 0, 0)
・・・
(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(−Sc,−Sm,−Sy, 0)
むろん、kの初期値Δkも間隔値Skずつ(Sk>0)ずらすことが可能である。また、初期値の数は、8個、81個、等、27個に限定されない。
0.5×Gc≦Sc≦2×Gc
0.5×Gm≦Sm≦2×Gm
0.5×Gy≦Sy≦2×Gy
kの初期値Δkも複数設定する場合、初期値Δkの間隔値(Skとする。)も、例えば、k軸方向における格子点GD3の間隔(Gkとする。)の0.5〜2倍程度とすることができる。
0.5×Gk≦Sk≦2×Gk
間隔値Sc,Sm,Sy,Skを格子点GD3の間隔Gc,Gm,Gy,Gkの0.5〜2倍程度にすると、最適解Δcmykbを効率よく決定することができる。
まず、S212において、ホスト装置100は、調整対象カラー値cmykpに調整カラー値Δcmykを加えた暫定カラー値cmykppを算出する。最初にS212の処理を行う場合の調整カラー値Δcmykは、初期値Δcmykiである。
LabS3=ficc(OrOutputProfile,A2B,cmykpp)
S216の処理において色差の二乗ΔE00 2を用いることにより、色差ΔE00に含まれる平方根の演算が無くなり、解探索処理が高速化される。色差の二乗ΔE00 2は、目的関数y=f(Δcmyk)に含まれる。従って、目的関数y=f(Δcmyk)は、暫定PCS値LabS3を目標PCS値LabST=LabS2+ΔLabT-pに近付ける要素を含むことになる。
V={Δc2+Δm2+Δy2+Δk2}1/2
調整カラー値Δcmykのベクトルの大きさVが目的関数y=f(Δcmyk)に含まれることにより、調整カラー値ΔcmykのΔc、Δm、Δy、及び、Δkのいずれかの絶対値が突出して大きくなることが抑制される。
V2=Δc2+Δm2+Δy2+Δk2
これにより、ベクトルの大きさVに含まれる平方根の演算が無くなり、解探索処理が高速化される。
尚、解探索処理により多くの時間がかかるものの、調整カラー値Δcmykのベクトルの大きさの二乗V2の代わりに調整カラー値Δcmykのベクトルの大きさV自体を目的関数y=f(Δcmyk)に含めてもよい。また、調整カラー値Δcmykのベクトルの大きさVの代わりに、Δc,Δm,Δy,Δkのそれぞれの絶対値の総和等を用いてもよい。
cpp<0である場合、 C=−cpp×Cco
cpp>100である場合、C=(cpp−100)×Cco
mpp<0である場合、 C=−mpp×Cco
mpp>100である場合、C=(mpp−100)×Cco
ypp<0である場合、 C=−ypp×Cco
ypp>100である場合、C=(ypp−100)×Cco
kpp<0である場合、 C=−kpp×Cco
kpp>100である場合、C=(kpp−100)×Cco
上記以外の場合、 C=0
ただし、係数Ccoは正の数であり、cmyk値のとり得る範囲0〜100と比べて十分に大きい数である103≦Cco≦109程度が好ましい。
上記コストCが目的関数y=f(Δcmyk)に含まれると、暫定カラー値cmykppの範囲の制約条件にcmyk値のとり得る範囲0〜100が適用された最適化処理が行われる。
Rpp<0である場合、 C=−Rpp×Cco
Rpp>255である場合、C=(Rpp−255)×Cco
Gpp<0である場合、 C=−Gpp×Cco
Gpp>255である場合、C=(Gpp−255)×Cco
Bpp<0である場合、 C=−Bpp×Cco
Bpp>255である場合、C=(Bpp−255)×Cco
上記以外の場合、 C=0
ここでも、係数Ccoは正の数であり、RGB値のとり得る範囲0〜255と比べて十分に大きい数である103≦Cco≦109程度が好ましい。
y=ΔE00 2+w×V2+C
ただし、係数wは正の数であり、調整カラー値ΔcmykのΔc、Δm、Δy、及び、Δkのいずれかの絶対値が突出して大きくなることを抑制する点で1<w≦10程度が好ましい。
cmykp=ficc(DLProfile,A2B0,CMYKin)
尚、図8のS124で調整対象カラー値cmykpを計算済みであれば、この調整対象カラー値cmykpを取得すればよい。
TargetOut=cmykp+Δcmykb
調整対象色空間CS6がCMYK色空間(CS1)である場合、調整目標T0の絶対値T_C,T_M,T_Y,T_K(CMYKTとする。)があれば、以下の式により目標出力値TargetOutを求める。
TargetOut=ficc(DLProfile,A2B0,CMYKT)
調整目標T0の相対値ΔCMYKT-pがあれば、入力値CMYKinと併せて、以下の式により目標出力値TargetOutを求める。
TargetOut=ficc(DLProfile,A2B0,CMYKin+ΔCMYKT-p)
調整対象色空間CS6がcmyk色空間(CS2)である場合、調整目標T0の絶対値T_c,T_m,T_y,T_k(cmykTとする。)があれば、これが目標出力値TargetOutとなる。
TargetOut=cmykT
調整目標T0の相対値ΔcmykT-pがあれば、調整対象カラー値cmykpと併せて、以下の式により目標出力値TargetOutを求める。
TargetOut=cmykp+ΔcmykT-p
Input_P=CMYKin
TargetOut_P=TargetOut
CurrentOut_P=cmykp
調整目標T0の相対値をcmyk色空間(CS2)で表すと、TargetOut_P−CurrentOut_Pとなる。
図9で示した調整範囲指定欄850や目標受付領域840への入力により、調整量AdjustDataには調整範囲A0が設定される。基本的には、入力値Input_Pに対する出力値の調整量を最大にして調整範囲A0の境界で調整量を0にするようにしている。ただし、実際の調整はデバイスリンクテーブル631の格子点GD0に対して行われるため、設定された調整範囲A0よりも広い範囲まで調整が影響することがある。
まず、図15Aに示すように、ホスト装置100は、各調整点P0について、調整点P0に最も近い格子点である最近傍格子点GDnearestに対する出力値の調整量AD1を決定する(図12のS310)。図15Aには、CMYK色空間(CS1)である入力色空間CS4の或る座標軸上に調整点P0(入力値Input_P)が2点指定された場合の出力値の調整量AD1を決定する例を示している。図15Aの例では、入力値Input_Pに対する調整量AdjustDataをそのまま最近傍格子点GDnearestに対する出力値の調整量AD1にしている。むろん、本技術は、最近傍格子点GDnearestに対する出力値の調整量AD1を調整量AdjustDataにすることに限定されない。
むろん、本技術は、補間演算にスプライン関数を用いることに限定されない。
以上のようにして、第二の色空間CS2において現在の調整対象カラー値cmykpが目標出力値TargetOutに近付くようにデバイスリンクプロファイル630の対応関係が調整される。指定インテントに応じた情報がデバイスリンクプロファイル630にある場合は、指定インテントに応じた対応関係においてデバイスリンクプロファイル630が調整される。
終了条件が成立した場合、ホスト装置100は、調整されたデバイスリンクテーブル631をデバイスリンクプロファイル630に格納して該デバイスリンクプロファイル630を記憶装置114に記憶させ(S322)、プロファイル調整処理を終了させる。このようにして、A2Bテーブル622と調整目標T0に基づいて、調整点P0に対応する入力座標値から現在のデバイスリンクテーブル631に従って得られる調整対象カラー値cmykpが目標出力値TargetOutに近付くようにデバイスリンクテーブル631が調整される。
また、出力色(cmykp)を表す座標値を基準としてデバイスリンクテーブル631が調整されるので、本具体例は、デバイスリンクプロファイルを良好な色再現精度となるように調整することができる。その際、カラーチャートCH0,CH1のパッチの色を表現するLab色空間(CS3)を基準とした調整目標T0の差(相対値ΔLabT-p)が極力少なくなるように最適化された調整カラー値Δcmykの解Δcmykbが使用される。従って、本具体例は、デバイスリンクプロファイルをさらに良好な色再現精度となるように調整することができる。
本発明は、種々の変形例が考えられる。
例えば、出力デバイスは、インクジェットプリンターに限定されず、色材としてトナーを使用するレーザープリンターといった電子写真方式のプリンター、3次元プリンター、表示装置、等でもよい。
画像を形成する色材の種類は、C,M,Y,Kに限定されず、C,M,Y,Kに加えて、Lc、Lm、Yよりも高濃度のDy(ダークイエロー)、Or(オレンジ)、Gr(グリーン)、Kよりも低濃度のLk(ライトブラック)、画質向上用の無着色の色材、等を含んでもよい。
むろん、第二の色空間は、cmyk色空間に限定されず、CMY色空間、RGB色空間、等でもよい。
ターゲットデバイスは、ターゲット印刷機に限定されず、表示装置等でもよい。
むろん、第一の色空間は、CMYK色空間に限定されず、CMY色空間、RGB色空間、等でもよい。
さらに、S218の調整カラー値Δcmykのベクトルの大きさの二乗V2を算出する処理を行わず、S222の計算処理において目的関数y=ΔE00 2、又は、y=ΔE00 2+Cを計算してもよい。この場合でも、S232の最適解決定処理において複数の初期値Δcmykiのそれぞれから得られる目的関数yの値が最も小さくなった場合の最適解候補Δcmykpbを最適解Δcmykbに決定すれば、デバイスリンクプロファイル630の色再現精度が向上する。
さらに、調整カラー値Δcmykの初期値Δcmykiを(Δci,Δmi,Δyi,Δki)=(0,0,0,0)など一つにしても、PCS CS3を基準とした調整目標T0の差(相対値ΔLabT-p)が極力少なくなるような調整カラー値Δcmykの最適解Δcmykbが得られる。この最適解Δcmykbを使用してプロファイルを調整することにより、プロファイルの色再現精度が向上する。
まず、ホスト装置100は、S132において、デバイスリンクプロファイル630(図17参照)からデバイスリンクテーブル631を読み出し、さらに、デバイスリンクプロファイル630のプライベートタグ523から元プロファイル情報635を読み出す。次に、ホスト装置100は、元プロファイル情報635で示される元プロファイルとしての出力プロファイル620のA2Bテーブル622を記憶装置114から読み出す(S134)。例えば、元プロファイル情報635がファイル名としての「OutputProfile1.icc」である場合、ファイル名が「OutputProfile1.icc」である出力プロファイル620のA2Bテーブル622を読み出せばよい。元プロファイル情報635がデスクリプションタグとしての「OutputProfile1」である場合、「OutputProfile1」というデスクリプションタグを含む出力プロファイル620のA2Bテーブル622を読み出せばよい。元プロファイル情報635は、デバイスリンクテーブル631の作成に用いられた元プロファイルが示された情報であるので、デバイスリンクテーブル631と元プロファイルにおけるA2Bテーブル622との関係が保たれている。
むろん、元プロファイルの記憶場所は、ホスト装置100の記憶装置114に限定されず、ホスト装置100にデータが読み込まれる記憶媒体、ネットワークを介して接続されている外部装置、等でもよい。
ここで、入力プロファイル610のA2Bテーブル611と出力プロファイル620のB2Aテーブル621の一方を調整対象の色変換テーブルとする。ホスト装置100は、入力装置115により変換テーブル611,622の一方を調整対象の色変換テーブルとして受け付け(S144)、図10で示した最適化処理は行わず、図22に示すプロファイル調整処理を行う。
まず、ホスト装置100は、目標受付領域840に入力された各調整点P0について、現在の出力値である調整対象カラー値cmykpを取得する(S404)。調整対象カラー値cmykpは、入力値CMYKinを用いて以下の式により算出することができる。
cmykp=ficc(DLProfile,A2B0,CMYKin)
TargetOut
=ficc(OutputProfile,B2A,ficc(InputProfile,A2B,CMYKin)+ΔLabT-p)
ここで、第1引き数において、InputProfileは入力プロファイルを表し、OutputProfileは出力プロファイルを表す。上記式は、入力プロファイル610のA2Bテーブル611に従って入力値CMYKinをPCS値LabS1に変換し、このPCS値LabS1に調整量ΔLabT-pを加えた値を出力プロファイル620のB2Aテーブル621に従って変換することを意味する。
Input_P=CMYKin
TargetOut_P=ficc(OutputProfile,A2B,TargetOut)
入力プロファイル610のA2Bテーブル611の調整目標値TargetOut_P(Lab値)を目標出力値TargetOut(cmyk値)から求めるのは、出力画像IM0の色に対応する出力色cmykpを基準として調整を行うためである。
また、A2Bテーブル611における現在の出力値CurrentOut_P(Lab値)は、以下の式で表される。
CurrentOut_P=ficc(InputProfile,A2B,CMYKin)
調整目標T0の相対値をA2Bテーブル611の出力色空間であるPCS CS3で表すと、TargetOut_P−CurrentOut_Pとなる。
Input_P=ficc(InputProfile,A2B,CMYKin)
TargetOut_P=TargetOut
また、B2Aテーブル621における現在の出力値CurrentOut_P(cmyk値)は、デバイスリンクテーブル631の現在の出力値CurrentOutである。
CurrentOut_P=CurrentOut
調整目標T0の相対値をB2Aテーブル621の出力色空間であるcmyk色空間(CS2)で表すと、TargetOut_P−CurrentOut_Pとなる。
cmykp=ficc(OutputProfile,B2A,ficc(InputProfile,A2B,CMYKin))
TargetOut_P=ficc(InputProfile,A2B,CMYKin)+ΔLabT-p
従って、図20のデバイスリンクプロファイル作成処理において、S836の処理時に出力プロファイル620からB2Aテーブル621のみを読み出し、S840の処理を無くすことが可能である。また、図21の目標設定処理において、S142の処理時にデバイスリンクプロファイル630からA2Bテーブル622を読み出す処理を無くすことが可能である。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、デバイスリンクプロファイルの調整を容易にする技術等を提供することができる。むろん、独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術及び上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
Claims (13)
- 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクプロファイルのデバイスリンクテーブルを調整する処理をコンピューターにより行う、デバイスリンクプロファイル調整方法であって、
プロファイル接続空間の座標を基準として調整点における調整目標を受け付ける目標受付工程と、
前記調整目標、及び、前記デバイスリンクテーブルの作成に用いられた元プロファイルにおける前記プロファイル接続空間の機器独立座標値を含む色変換テーブルに基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する調整工程と、を含む、デバイスリンクプロファイル調整方法。 - 前記元プロファイルは、前記第二座標値と前記機器独立座標値との対応関係を表す出力プロファイルを含み、
前記色変換テーブルは、前記第二座標値から前記機器独立座標値への変換に用いられる第一変換テーブルを含む、請求項1に記載のデバイスリンクプロファイル調整方法。 - 前記調整工程は、
前記調整点における前記第二座標値である調整対象カラー値を前記第一変換テーブルに従って前記機器独立座標値である調整対象PCS値に変換する変換工程と、
前記プロファイル接続空間の座標を基準とした前記調整目標の相対値を前記調整対象PCS値に加えた値を目標PCS値とし、前記調整対象カラー値に加える値を調整カラー値として、前記調整対象カラー値に前記調整カラー値を加えた暫定カラー値を前記第一変換テーブルに従って変換して得られる暫定PCS値を前記目標PCS値に近付ける要素を含む最適化処理により前記調整カラー値の最適解を得る最適化工程と、
前記調整カラー値の最適解に基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整するテーブル調整工程と、を含む、請求項2に記載のデバイスリンクプロファイル調整方法。 - 前記元プロファイルは、前記第一座標値と前記機器独立座標値との対応関係を表す入力プロファイル、及び、前記機器独立座標値と前記第二座標値との対応関係を表す出力プロファイルを含み、
前記色変換テーブルは、前記入力プロファイルにおいて前記第一座標値から前記機器独立座標値への変換に用いられる第二変換テーブル、及び、前記出力プロファイルにおいて前記機器独立座標値から前記第二座標値への変換に用いられる第三変換テーブルを含む、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のデバイスリンクプロファイル調整方法。 - 前記色変換テーブルを前記デバイスリンクプロファイルのプライベートタグに格納する格納工程をさらに含み、
前記調整工程では、前記デバイスリンクプロファイルの前記プライベートタグから前記色変換テーブルを読み出し、該読み出した色変換テーブル、及び、前記調整目標に基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のデバイスリンクプロファイル調整方法。 - 前記元プロファイルが示された元プロファイル情報を前記デバイスリンクプロファイルのプライベートタグに格納する格納工程をさらに含み、
前記調整工程では、前記デバイスリンクプロファイルの前記プライベートタグから前記元プロファイル情報を読み出し、該読み出した元プロファイル情報で示される元プロファイルの色変換テーブル、及び、前記調整目標に基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のデバイスリンクプロファイル調整方法。 - 前記第一機器従属色空間と前記第二機器従属色空間の少なくとも一方、及び、前記プロファイル接続空間の中からいずれか一つを調整対象色空間として受け付ける色空間選択工程をさらに含み、
前記目標受付工程では、前記調整対象色空間の座標を基準として前記調整点における前記調整目標を受け付け、
前記調整工程では、
前記調整対象色空間が前記第一機器従属色空間と前記第二機器従属色空間の一方である場合、前記デバイスリンクプロファイルのデバイスリンクテーブルを対象として、前記調整目標に基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整し、
前記調整対象色空間が前記プロファイル接続空間である場合、前記調整目標、及び、前記色変換テーブルに基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のデバイスリンクプロファイル調整方法。 - 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクプロファイルのデバイスリンクテーブルを調整するためのデバイスリンクプロファイル調整プログラムであって、
プロファイル接続空間の座標を基準として調整点における調整目標を受け付ける目標受付機能と、
前記調整目標、及び、前記デバイスリンクテーブルの作成に用いられた元プロファイルにおける前記プロファイル接続空間の機器独立座標値を含む色変換テーブルに基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する調整機能と、をコンピューターに実現させる、デバイスリンクプロファイル調整プログラム。 - 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクプロファイルのデバイスリンクテーブルを調整するデバイスリンクプロファイル調整装置であって、
プロファイル接続空間の座標を基準として調整点における調整目標を受け付ける目標受付部と、
前記調整目標、及び、前記デバイスリンクテーブルの作成に用いられた元プロファイルにおける前記プロファイル接続空間の機器独立座標値を含む色変換テーブルに基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する調整部と、を含む、デバイスリンクプロファイル調整装置。 - 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクプロファイルのデバイスリンクテーブルを調整するデバイスリンクプロファイル調整システムであって、
パッチを含むカラーチャートを印刷するための印刷装置と、
前記パッチを測色する測色装置と、
プロファイル接続空間の座標を基準として調整点における調整目標を受け付ける目標受付部と、
前記調整目標、及び、前記デバイスリンクテーブルの作成に用いられた元プロファイルにおける前記プロファイル接続空間の機器独立座標値を含む色変換テーブルに基づいて前記デバイスリンクテーブルを調整する調整部と、を含む、デバイスリンクプロファイル調整システム。 - 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクテーブルを含むデバイスリンクプロファイルを作成する処理をコンピューターにより行う、デバイスリンクプロファイル作成方法であって、
前記第一座標値とプロファイル接続空間の機器独立座標値との対応関係を表す入力プロファイルにおける前記第一座標値と、前記機器独立座標値と前記第二座標値との対応関係を表す出力プロファイルにおける前記第二座標値と、を対応付けて前記デバイスリンクテーブルを生成する生成工程と、
前記入力プロファイルと前記出力プロファイルの少なくとも一方における色変換テーブルを前記デバイスリンクプロファイルのプライベートタグに格納する格納工程と、を含む、デバイスリンクプロファイル作成方法。 - 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクテーブルを含むデバイスリンクプロファイルを作成するためのデバイスリンクプロファイル作成プログラムであって、
前記第一座標値とプロファイル接続空間の機器独立座標値との対応関係を表す入力プロファイルにおける前記第一座標値と、前記機器独立座標値と前記第二座標値との対応関係を表す出力プロファイルにおける前記第二座標値と、を対応付けて前記デバイスリンクテーブルを生成する生成機能と、
前記入力プロファイルと前記出力プロファイルの少なくとも一方における色変換テーブルを前記デバイスリンクプロファイルのプライベートタグに格納する格納機能と、をコンピューターに実現させる、デバイスリンクプロファイル作成プログラム。 - 第一機器従属色空間の第一座標値と第二機器従属色空間の第二座標値との対応関係を表すデバイスリンクテーブルを含むデバイスリンクプロファイルを作成するデバイスリンクプロファイル作成装置であって、
前記第一座標値とプロファイル接続空間の機器独立座標値との対応関係を表す入力プロファイルにおける前記第一座標値と、前記機器独立座標値と前記第二座標値との対応関係を表す出力プロファイルにおける前記第二座標値と、を対応付けて前記デバイスリンクテーブルを生成する生成部と、
前記入力プロファイルと前記出力プロファイルの少なくとも一方における色変換テーブルを前記デバイスリンクプロファイルのプライベートタグに格納する格納部と、を含む、デバイスリンクプロファイル作成装置。
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