JP2019075615A - スピーカ、および、スピーカの製造方法 - Google Patents

スピーカ、および、スピーカの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小型スピーカ内における信号線の適切な形状を提供する。【解決手段】磁気回路110と、ボイスコイル体120と、ボイスコイル体120に取り付けられる振動板130と、磁気回路110とボイスコイル体120とを収容し、振動板130の外周部、および磁気回路110が取り付けられる筐体140と、筐体140の内方、および外方に露出した状態で配置される2本の接続端子150と、ボイスコイル体120から延出され接続端子150にそれぞれ接続される信号線160とを備え、それぞれの信号線160は、基端部121と接続部152とを仮想的に結んだ直線よりも相互に外側に膨らみ、先端部は、接続部152からボイスコイル体120に向かって突出した形状であるスピーカ100。【選択図】図3

Description

本開示は、スピーカ、およびスピーカの製造方法に関する。
特許文献1に記載のように、スピーカの種類の1つとして、振動板を保持するフレームが箱形状であり、フレームが磁気回路などを収容するエンクロージャーを兼ねた密閉型のスピーカが存在する。
このようなスピーカの場合、音響信号をボイスコイルに伝送するために、例えば特許文献2のようにエンクロージャーを貫通して配置される接続端子を設ける場合がある。
特開平10−98789号公報 特開平6−327079号公報
ところが、フレームとエンクロージャーとが一体となった筐体が小型化すると、筐体内において、ボイスコイルから延びる信号線の接続端子までの配線が困難となる。また、筐体に取り付けられた接続端子と信号線との接続作業も困難になる。
本開示の目的は、フレームとエンクロージャーとが一体となった小型のスピーカであって、信号線と振動板との接触などを回避することができるスピーカ、および、スピーカの製造方法を提供することである。
本開示に係るスピーカの1つは、磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、前記磁気回路と前記ボイスコイル体とを収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、一端部が前記筐体の内方に露出し、他端部が前記筐体の外方に露出した状態で配置される2本の接続端子と、前記ボイスコイル体から延出され前記接続端子に先端部がそれぞれ接続される2本の信号線とを備え、それぞれの前記信号線は、前記ボイスコイル体側の基端部と前記接続端子との接続部とを仮想的に結んだ直線よりも相互に外側に膨らみ、前記信号線の先端部は、前記接続端子との接続部から前記ボイスコイル体に向かって突出した形状である。
また、本開示にかかるスピーカの製造方法の1つは、磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体とを筐体に収容し、前記信号線の基端部よりも前記筐体の開口部側、かつ、前記ボイスコイル体と前記接続端子との間において、前記筐体の壁部に設けられた貫通孔に配線治具を前記ボイスコイル体の軸線と交差する方向に挿入し、前記配線治具を用いて前記ボイスコイル体から延出される2本の信号線を前記筐体の開口部に向かって凸となるようにそれぞれ湾曲状に成形し、一端部が前記筐体の内方に露出し他端部が前記筐体の外方に露出する2本の接続端子と前記信号線とをそれぞれ接続し、前記配線治具を前記筐体から抜き出し、前記貫通孔を閉塞部材で閉塞する。
本開示に係るスピーカは、フレームとエンクロージャーとが一体となった小型のスピーカでありながら、信号線と振動板との接触を回避して高い音響特性を獲得することができ、また、容易にピーカーを製造することができる。
図1は、実施の形態1に係るスピーカを示す断面図である。 図2は、実施の形態1に係るスピーカの振動板、ダンパーなどを省略して示す平面図である。 図3は、実施の形態1に係る振動板、ダンパーなどを省略して端子台近傍を示す斜視図である。 図4は、実施の形態2に係るスピーカを示す断面図である。 図5は、実施の形態3に係るスピーカを示す断面図である。 図6は、筐体に配線治具を挿通した状態をスピーカの振動板、ダンパーなどを省略して示す平面図である。 図7は、筐体に配線治具を挿通した状態のスピーカを示す断面図である。
(実施の形態1)
本開示の一態様に係るスピーカは、磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、前記磁気回路と前記ボイスコイル体とを収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、一端部が前記筐体の内方に露出し、他端部が前記筐体の外方に露出した状態で配置される2本の接続端子と、前記ボイスコイル体から延出され前記接続端子に先端部がそれぞれ接続される2本の信号線とを備え、それぞれの前記信号線は、前記ボイスコイル体側の基端部と前記接続端子との接続部とを仮想的に結んだ直線よりも相互に外側に膨らみ、前記信号線の先端部は、前記接続部から前記ボイスコイル体に向かって突出した形状である。
これによれば、筐体の内部において、ボイスコイル体から接続端子までの信号線の形状が適切となる。従って、スピーカを駆動している際に信号線が振動板などと干渉し音響特性に悪影響を与えることも回避できる。
以下、実施の形態1に係るスピーカについて、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、処理、処理の順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、実施の形態1に係るスピーカを示す断面図である。図2は、実施の形態1に係るスピーカの振動板、ダンパーなどを省略して示す平面図である。なお、図1は、図2に示すI−I線断面を示している。
これらの図に示すように、スピーカ100は、磁気回路110と、ボイスコイル体120と、振動板130と、筐体140と、接続端子150と、信号線160とを備えている。
本実施の形態の場合、スピーカ100は、自動車などの移動体に取り付けられるスピーカであり、移動体内の限られたスペースに埋設することができる小型のスピーカである。なお、本明細書において小型とは、筐体140の内径が10cm以下のスピーカを意味するものとして用いる場合がある。
磁気回路110は、ボイスコイル体120に入力される電気信号に基づいて変化する磁束に作用する定常的な磁束を発生させる部品である。磁気回路110は、振動板130の後方に位置するように筐体140に取り付けられ、振動板130に対向する環状の磁気ギャップ111を備えている。磁気ギャップ111は、ボイスコイル体120に発生する磁束と交差する方向に定常的な磁束を発生させる空隙である。
本実施の形態の場合、磁気回路110は、外磁型であり、着磁された円筒状のマグネット112と、マグネット112の振動板130側の面に配置される円環状のトッププレート113と、マグネット112に対しトッププレート113と反対側に配置される円板状のベースプレート114と、ベースプレート114の中央部からトッププレート113の貫通孔に挿入され、トッププレート113との間で磁気ギャップ111を形成するセンターポール115を備えている。また、ベースプレート114とセンターポール115とは一体に形成されている。
トッププレート113、ベースプレート114、センターポール115とは、磁性体材料によって構成されている。マグネット112は、高い磁気エネルギーを有する例えばネオジム系マグネットなどを使用するのが好ましい。これにより、マグネット112の厚みを薄くでき、スピーカ100全体の厚みを薄くすることができる。さらに、軽量化も実現させることができる。
マグネット112は、円形板状で中央にセンターポール115が挿通される貫通孔が形成されている永久磁石である。マグネット112は、厚み方向(図中Z軸方向)の一端がN極であり、他端がS極である。マグネット112の一方の極側の面には、トッププレート113が固定されており、他方極側の面には、ベースプレート114が固定されている。トッププレート113、マグネット112、ベースプレート114の固定方法は特に限定されるものでは無いが、本実施の形態の場合、接着剤により固定されている。なお、ネジ、リベットなどの締結部材を用いて固定されていてもよい。
なお、スピーカ100が備える磁気回路110の形式は特に限定されるものでは無く、内磁型の磁気回路110を採用してもかまわない。
ボイスコイル体120は、一端部が磁気回路110の磁気ギャップ111内に配置され、他端部が振動板130に取り付けられる部品であり、入力される電気信号に基づき磁束を発生させ、磁気回路110による磁束との相互作用により巻き軸方向(図中Z軸方向)に振動する部品である。
ボイスコイル体120の巻き軸(中心軸)は、振動板130の振動(振幅)の方向(図中Z軸方向)に配置され、磁気ギャップ111内の磁束の方向と直交している。
本実施の形態の場合、ボイスコイル体120は、金属性の一本の線材が複数回環状(円筒形状)に巻回されることにより構成されるコイルとコイルが巻き付けられるボビンとを備えている。ボビンはアルミニウムや樹脂等の材料から構成される筒状の部材であり、前側端部が振動板130に結合され後側端部は磁気ギャップ111内に配置されている。また、ボイスコイル体120からは、コイルを構成する両端部が信号線160としてそれぞれ延在している。信号線160は金糸線などと称されている。なお信号線160については後述する。
なお、スピーカ100が備えるボイスコイル体120は、上記に限定されるものでは無く、例えば、マイクロスピーカに使用されるようなボビンを備えないコイルを用いてもかまわない。
また本実施の形態の場合、ボイスコイル体120には、ダンパー170が取り付けられている。ダンパー170は、内周部がボイスコイル体120に取り付けられ、外周部が磁気回路110のトッププレート113に取り付けられる柔軟性、復元性を備えた部材である。ダンパー170は、同心円状に波打った形状となっている。ダンパー170は、ボイスコイル体120が前後方向(図中Z軸方向)に直動することを補助する。なお、スピーカ100の最低共振周波数を低下させ、音質の向上を図るためにダンパーレスとしてもかまわない。また、ダンパー170は、ボイスコイル体120ではなく振動板130に取り付けられるものでもかまわない。
振動板130は、ボイスコイル体120が結合される部材であり、ボイスコイル体120の振動に基づいて中立位置を基準に前後方向(図中Z軸方向)に変位することにより空気を振動させて音を発生させる部材である。本実施の形態の場合、振動板130の形状は、前側(図中Z軸正側)から後側に向かって徐々に径が小さくなるいわゆるコーン型である。振動板130の外周部は、振動板130の形状よりも柔軟性、および、復元性を有するエッジ131を介して筐体140の壁部の端面に取り付けられている。
なお、振動板130の形状は、特に限定されるものでは無く、円錐形、楕円錐形、角錐形を例示することができ、また、円板、楕円板、平板など平らな形状でもかまわない。振動板130を構成する材料は、特に限定されるものではないが、例えば、紙、樹脂などを挙示することができる。
筐体140は、磁気回路110とボイスコイル体120とダンパー170とを収容する箱状の部材である。本実施の形態の場合、筐体140の形状は、有底円筒形状であり、壁部141の外周面から径方向外向きに突出したコネクタ部142が一体に取り付けられている。また、壁部141に対してコネクタ部142の反対側には内向きに突出した端子台143が取り付けられている。
筐体140の開口端側端面部には、エッジ131を介して振動板130の外周部が接着剤などにより取り付けられている。筐体140の底面部には、磁気回路110がビス144などにより取り付けられている。
筐体140を構成する材料は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、筐体140は樹脂成形品である。筐体140の有底円筒形状の本体部、コネクタ部142、および端子台143が一体に樹脂により成型されている。さらに、筐体140を成型する際に接続端子150もインサート成形により取り付けられている。
コネクタ部142は、スピーカ100をアンプなどと接続する部分である。本実施の形態の場合、コネクタ部142は、アンプの出力ケーブルの先端に設けられたオスコネクタが挿入されることにより、コネクタ部142の内方に突出する接続端子150と電気的に接続することができるものとなっている。これによりアンプから出力された音声信号をボイスコイル体120に入力することが可能となる。
図3は、実施の形態1に係る振動板、ダンパーなどを省略して端子台近傍を示す斜視図である。図3に示すように、端子台143は、筐体140の内方の所定の位置に露出する接続端子150を保持する筐体140の部分である。端子台143は、筐体140の壁部141の内周面からボイスコイル体120に向かって突出するキャンチ状となっている。端子台143の先端部の上面から、接続端子150の端部が、筐体140の開口端に向かって突出した状態で露出している。端子台143は、磁気回路110のトッププレート113と振動板130との間に配置されている。端子台143はさらに、複数の案内部145を備えている。
案内部145は、信号線160を筐体140内の空間に配線する際に、信号線160の配線位置を規定する部分である。本実施の形態の場合、筐体140の開口端面に平行な面(図中XY平面)内の端子台143の突出方向(図中X軸方向)に交差する方向において、2つの案内部145は、並んで配置されており、同方向に並んで配置されている2つの接続端子150の信号線160との接続部152よりも外側にそれぞれ配置されている。また、案内部145は、信号線160を挟持状態で保持することができるスリット146を備えている。案内部145は、案内する信号線160の先端部が信号線160の基端部121よりも振動板130側の所定の位置に配置されるように規制部147を備えている。
接続端子150は、筐体140の外部で接続されたアンプから出力される信号を筐体140の内部に導入する部材であり、一端部が筐体140の内方に露出し、他端部が筐体140の外方に露出した状態で配置される導体で構成された部材である。本実施の形態の場合、接続端子150は、L字形状をしており、筐体140の壁部141の外周面から突出する接続端子150は、コネクタ部142に挿入されるプラグと電気的に接続される。筐体140の内方に露出する接続端子150の端部である取付部151は、信号線160の先端部が接続される部分であり、端子台143の突出方向に延在する信号線160の先端部を挟み込むためのV字状のスリットが設けられている。
2本の信号線160は、ボイスコイル体120のコイルを形成する線材のそれぞれの端部であり、ボイスコイル体120から延出され接続端子150に先端部がそれぞれ接続される。それぞれの信号線160は、ボイスコイル体120側の基端部121と、接続端子との接続部152とを仮想的に結ぶ直線(図2中に二点鎖線で示す)よりも相互に外側に膨らんだ状態で筐体140内方の空間中に配線され、信号線160の先端部は、接続端子150との接続部152からボイスコイル体120に向かって突出した状態で配線される。
本実施の形態の場合、信号線160の配線状態は、信号線160の基端部121から、端子台143の案内部145に向かって徐々に筐体140の開口端面に近づくように配線されている。また、案内部145の外側から内側に向かってスリット146に挟まれた状態で配線されている。また、案内部145から取付部151までは、取付部151と筐体140の壁部141の間に配線されている。そして、壁部141側からボイスコイル体120に向かって突出するように取付部151に取り付けられている。なお、信号線160の先端部と接続端子150の取付部151と間は、ハンダにより固定されており電気的な導通が図られている。以上のように、端子台143における接続端子150の取付部151と案内部145との位置関係、配線順、および配線方向により仮想線よりも膨らんだ状態で2本の信号線160が空間中に配線されている。また、接続部152よりも壁部141側に信号線160が迂回状に配線されている。
実施の形態1に係るスピーカ100によれば、筐体140内の空間が狭い場合であっても、ボイスコイル体120から接続端子150までの配線を適切な形状で効果的に配線することができる。従って、スピーカ100の駆動時において、信号線160がボイスコイル体120の往復動を阻害することなく、また、信号線160が振動板130と干渉することを防止でき、高い音響特性を備えたスピーカ100を実現することができる。
また、信号線160の先端部が筐体140の壁部141側からボイスコイル体120に向かって所定の距離離れて突出状に配置されているため、接続端子150との接続に寄与していない信号線160の先端部、いわゆる余線を切り落とす作業が不要となり、スピーカ100の組立効率を向上させることが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るスピーカは、磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、前記振動板よりも前記磁気回路側の位置において前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられるダンパーと、前記ダンパーの外周部が取り付けられ、前記磁気回路に取り付けられるダンパー台と、前記磁気回路、前記ボイスコイル体、前記ダンパー、および前記ダンパー台を収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、前記ダンパー台から前記振動板に向かって突出した端子保持部と、一端部が前記端子保持部に取り付けられ、前記筐体の壁部を貫通した状態で配置される2本の接続端子と、前記ボイスコイル体から延出され、前記接続端子と接続される2本の信号線とを備えるスピーカである。
これによれば、筐体の外部において、予め信号線を適切な形状に成形した状態で、磁気回路、ボイスコイル体、ダンパー、およびダンパー台を組み立てることができる。従って筐体内の空間が比較的小さくても、容易に適切な形状の信号線を実現でき、スピーカを駆動している際に信号線が振動板、ダンパーなどと干渉し音響特性に悪影響を与えることも回避できる。
以下、実施の形態2に係るスピーカについて、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、前記実施の形態1と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
図4は、実施の形態2に係るスピーカを示す断面図である。なお、図4は、図1に対応した断面を示している。
同図に示すように、スピーカ100は、磁気回路110と、ボイスコイル体120と、振動板130と、筐体140と、接続端子150と、信号線160とダンパー170とを備えており、これは実施の形態1と同様である。実施の形態2に係るスピーカ100は、ダンパー台180をさらに備えている。
本実施の形態の場合、接続端子150は、屈曲していない直線状をしており、筐体140の内方には取付部151が露出している。
ダンパー台180は、内周部がボイスコイル体120に取り付けられたダンパー170の外周部が取り付けられ、磁気回路110に取り付けられる部材である。本実施の形態の場合、ダンパー台180は、円板の中心に円形の貫通孔が設けられた円環状の部材である。ダンパー台180の一面は、磁気回路110のトッププレート113に接着剤などで取り付けられ、他面にはダンパー170の外周部が接着剤などで取り付けられている。また、ダンパー台180には、ダンパー台180から振動板130に向かって突出した端子保持部181が取り付けられている。ダンパー台180を構成する材料は、特に限定されるものではないが、ダンパー台180が端子保持部181を一体に備える場合は、絶縁性を備える樹脂などで構成される。
本実施の形態の場合、端子保持部181は、ダンパー台180の外周縁から筐体140の壁部141に向かって突出し、さらに振動板130に向かって突出するL字形状の部分であり、振動板130に近い端部には接続端子150が取り付けられている。また、接続端子150にはボイスコイル体120から延設される信号線160が接続されている。
実施の形態2に係るスピーカ100によれば、筐体140の外部において、磁気回路110にダンパー台180を取り付ける作業、ボイスコイル体120、およびダンパー台180のそれぞれにダンパー170を取り付ける作業を行う事ができ、さらに、ボイスコイル体120から延出する信号線160の先端部を端子保持部181に取り付けられた接続端子150に接続する作業を行う事ができる。従って、筐体140に邪魔されることなく容易に信号線160を適切な形状で配線することが可能となる。
また、信号線160の配線終了後、筐体140内に磁気回路110等が収容して固定し、振動板130等を取り付けることにより、スピーカ100が組み立てられる。このようにして得られたスピーカ100は、信号線160と振動板130、信号線160とダンパー170とが駆動時においても干渉せず、高い音響特性を得ることが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るスピーカは、磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、前記磁気回路と前記ボイスコイル体とを収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、一端部が前記筐体の内方に露出し他端部が前記筐体の外方に露出し、前記筐体の壁部を迂回した状態で取り付けられる2本の接続端子と、前記2本の接続端子を前記振動板の外周部と共に前記壁部の端面との間で挟み込む挟持部材と、前記ボイスコイル体から延出され、前記接続端子と接続される2本の信号線とを備えるスピーカである。
これによれば、筐体と接続端子とをインサート成形する必要がなく、筐体の外部において、予め信号線と接続端子とを接続した後に、挟持部材を用いて筐体に接続端子を固定することができる。従って筐体内の空間が比較的小さくても、容易に適切な形状の信号線を実現でき、スピーカを駆動している際に信号線が振動板、ダンパーなどと干渉し音響特性に悪影響を与えることも回避できる。
以下、実施の形態3に係るスピーカについて、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、前記実施の形態1、2と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1、2と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
図5は、実施の形態3に係るスピーカを示す断面図である。なお、図5は、図1に対応した断面を示している。
同図に示すように、スピーカ100は、磁気回路110と、ボイスコイル体120と、振動板130と、筐体140と、接続端子150と、信号線160とダンパー170とを備えており、これは実施の形態1と同様である。実施の形態2に係るスピーカ100は、挟持部材190をさらに備えている。
本実施の形態の場合、接続端子150は、一端部が筐体140の内方に露出し他端部が筐体140の外方であってコネクタ部142の内側に露出し、筐体140の壁部141の端部を迂回できるように屈曲したクランク形状となっている。また、2本の接続端子150は、同形状であり筐体140の壁部141に平行に配置されている。
挟持部材190は、筐体140の壁部141を迂回するように取り付けられた2本の接続端子150を振動板130の外周部に位置するエッジ131と共に壁部141の端面との間で挟み込む部材である。本実施の形態場合、挟持部材190の形状は、円筒形状の筐体140の開口端の形状に合致した円環形状である。挟持部材190の材質は、特に限定されるものではないが、樹脂、紙に樹脂を含浸させたもの、金属などを例示できる。挟持部材190は、接着剤などにより筐体140の開口端部に取り付けられており、筐体140、および挟持部材190の剛性により接続端子150はしっかりと筐体140に固定されている。
実施の形態3に係るスピーカ100によれば、インサート成形により筐体140に接続端子を取り付ける必要がなく、筐体140を容易に製造することができる。また、筐体140に挟持部材190を用いて接続端子150を取り付けた後、信号線160と接続端子150を接続することも可能であり、また、筐体140の外部において、信号線160の先端部をクランク形状の接続端子150に接続した後、挟持部材190を用いて筐体140に接続端子150を取り付けることも可能となる。
また、クランク状に屈曲した接続端子150が筐体140の壁部141を跨ぐようにして固定されるため、コネクタ部142にオスコネクタを抜き差しする場合でも、インサート成形された接続端子150のように筐体140から接続端子150が抜けることを防止できる。
(実施の形態4)
次に、スピーカ100の製造方法を実施の形態4として説明する。図6は、筐体に配線治具を挿通した状態をスピーカの振動板、ダンパーなどを省略して示す平面図である。図7は、筐体に配線治具を挿通した状態のスピーカを示す断面図である。
これらの図に示す筐体140に配線治具200を挿通する前に、サブアッシーを筐体140外で組み立てておき、組み立てられたサブアッシーを筐体140に取り付ける。具体的には、磁気回路110の磁気ギャップ111にボイスコイル体120を挿入し、磁気回路110、および、ボイスコイル体120のそれぞれにダンパー170を取り付ける。このサブアッシー状態で、磁気回路110、ボイスコイル体120、ダンパー170を筐体140に収容する。
次に、信号線160の基端部121よりも筐体140の開口部側、かつ、ボイスコイル体120と接続端子150との間において、筐体140の壁部141に設けられた貫通孔に配線治具200をボイスコイル体120の軸線と交差する方向に挿入する。本実施の形態の場合、配線治具200は丸棒状の部材を示しているが、配線治具200の形状は、これに限定されるわけではなく、信号線160の配線形状によって信号線160を引っ掛ける切り欠き部や突起部など備えていてもかまわない。また、配線治具200は、筐体140の壁部141の2箇所に設けられた貫通孔に架橋状に梁渡されている場合を示しているが、貫通孔は、筐体140の1箇所にのみ設けられるものでもかまわない。
このように筐体140の壁部141に設けられた貫通孔を用いて配線治具200を配置することで、配線治具200の位置がずれることなく決定される。従って、複数のスピーカ100を製造する場合でも、配線治具200の位置が安定し、配線治具200を用いた信号線160の形状も安定するため、複数のスピーカ100間の音響特性のバラツキなどを抑制することができる。
次に、筐体140の壁部141に刺し通された配線治具200を用いて信号線160を筐体140の開口部に向かって凸となるように湾曲状に成形する。つまり、信号線160の基端部121から接続端子150に向かって、徐々に筐体140の開口端に近づきそして徐々に遠ざかるように信号線160を成形する。
次に、一端部が筐体140の内方に露出し他端部が筐体140の外方に露出する2本の接続端子150と信号線160とを筐体140の内方においてそれぞれ接続する。接続方法は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、接続端子150に設けられているスリットに信号線160の先端を挟んだ後、ハンダ付けにより接続する。
次に、配線治具200を筐体140から抜き出し、筐体140の壁部141に設けられている貫通孔を閉塞部材で閉塞する。貫通孔を閉塞する閉塞部材は特に限定されるものではなく、貫通孔を埋めるパテ、貫通孔に挿入されるパッキン、貫通孔の開口端面を閉塞するシートなど、貫通孔における空気の流通を遮断する部材であれば任意の部材を採用できる。
なお、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本開示の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本開示の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本開示に含まれる。
例えば、配線治具200を筐体140の内方に配置した状態で、信号線160と接続端子150との接続作業を行ったが、配線治具200を筐体140から取りだした後、信号線160と接続端子150とを接続してもかまわない。
また、筐体140の内部で信号線160と接続端子150とを接続するばかりでなく、信号線160と接続端子150とを接続した後に接続端子150を筐体140に取り付けても構わない。
また、ダンパー170を備えるスピーカ100を例示したが、ダンパー170を備えないスピーカ100であってもかまわない。
また、筐体140の形状は、有底円筒形状ばかりでなく、矩形箱状など任意の形状を採用しうる。
本開示は、ボイスコイルから延出される信号線の形状や配線経路が制限される比較的小型のスピーカに有用である。
100 スピーカ
110 磁気回路
111 磁気ギャップ
112 マグネット
113 トッププレート
114 ベースプレート
115 センターポール
120 ボイスコイル体
121 基端部
130 振動板
131 エッジ
140 筐体
141 壁部
142 コネクタ部
143 端子台
144 ビス
145 案内部
146 スリット
147 規制部
150 接続端子
151 取付部
152 接続部
160 信号線
170 ダンパー
180 ダンパー台
181 端子保持部
190 挟持部材
200 配線治具

Claims (6)

  1. 磁気ギャップを備えた磁気回路と、
    前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、
    前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、
    前記磁気回路と前記ボイスコイル体とを収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、
    一端部が前記筐体の内方に露出し、他端部が前記筐体の外方に露出した状態で配置される2本の接続端子と、
    前記ボイスコイル体から延出され前記接続端子に先端部がそれぞれ接続される2本の信号線とを備え、
    それぞれの前記信号線は、前記ボイスコイル体側の基端部と前記接続端子との接続部とを仮想的に結んだ直線よりも相互に外側に膨らみ、前記信号線の先端部は、前記接続部から前記ボイスコイル体に向かって突出した形状である
    スピーカ。
  2. 磁気ギャップを備えた磁気回路と、
    前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、
    前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、
    前記振動板よりも前記磁気回路側の位置において前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられるダンパーと、
    前記ダンパーの外周部が取り付けられ、前記磁気回路に取り付けられるダンパー台と、
    前記磁気回路、前記ボイスコイル体、前記ダンパー、および前記ダンパー台を収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、
    前記ダンパー台から前記振動板に向かって突出した端子保持部と、
    一端部が前記端子保持部に取り付けられ、前記筐体の壁部を貫通した状態で配置される2本の接続端子と、
    前記ボイスコイル体から延出され、前記接続端子と接続される2本の信号線と
    を備えるスピーカ。
  3. 磁気ギャップを備えた磁気回路と、
    前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体と、
    前記ボイスコイル体に内周部が取り付けられる振動板と、
    前記磁気回路と前記ボイスコイル体とを収容し、前記振動板の外周部、および前記磁気回路が取り付けられる筐体と、
    一端部が前記筐体の内方に露出し他端部が前記筐体の外方に露出し、前記筐体の壁部を迂回した状態で取り付けられる2本の接続端子と、
    前記2本の接続端子を前記振動板の外周部と共に前記壁部の端面との間で挟み込む挟持部材と、
    前記ボイスコイル体から延出され、前記接続端子と接続される2本の信号線と
    を備えるスピーカ。
  4. 磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体とを筐体に収容し、
    前記信号線の基端部よりも前記筐体の開口部側、かつ、前記ボイスコイル体と前記接続端子との間において、前記筐体の壁部に設けられた貫通孔に配線治具を前記ボイスコイル体の軸線と交差する方向に挿入し、
    前記配線治具を用いて前記ボイスコイル体から延出される2本の信号線を前記筐体の開口部に向かって凸となるようにそれぞれ湾曲状に成形し、
    一端部が前記筐体の内方に露出し他端部が前記筐体の外方に露出する2本の接続端子と前記信号線とをそれぞれ接続し、
    前記配線治具を前記筐体から抜き出し、
    前記貫通孔を閉塞部材で閉塞する
    スピーカの製造方法。
  5. ボイスコイル体から延出された2本の信号線の先端部を2本の接続端子の基端部にそれぞれ接続し、
    磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置される前記ボイスコイル体とを筐体に収容し、
    前記信号線と前記接続端子との接続後に、前記接続端子の先端部が前記筐体の外部に突出するように前記接続端子を前記筐体に取り付け、
    前記ボイスコイル体に振動板の内周部を取り付け、
    前記筐体に前記振動板の外周部を取り付ける
    スピーカの製造方法。
  6. 磁気ギャップを備えた磁気回路と、前記磁気ギャップに挿入状態で配置されるボイスコイル体とを筐体に収容し、
    先端部が前記筐体の外部に突出し基端部が前記筐体の内部に突出するように前記筐体に取り付けられた2本の接続端子に対し、前記ボイスコイル体から延出された2本の信号線を前記筐体内でそれぞれ接続し、
    前記ボイスコイル体に振動板の内周部を取り付け、
    前記筐体に前記振動板の外周部を取り付ける
    スピーカの製造方法。
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