JP2019075430A - リードフレームの製造方法及びリードフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】分割されたダイパッド相互間で段差が生じることを抑制すること。【解決手段】本開示のリードフレーム1の製造方法は、複数に分割されたダイパッド12(分割ダイパッド21,22)を有するリードフレーム1の製造方法であって、被加工体80を加工してリードフレーム形状を形成する工程と、リードフレーム形状が形成された被加工体80をディプレス加工する工程と、ディプレス加工された被加工体80において、ダイパッドを分割し、分割ダイパッド21,22を形成する工程と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、リードフレームの製造方法及びリードフレームに関する。
リードフレームは、半導体パッケージにおいて、半導体素子と外部配線との接続に用いられる。リードフレームとして、半導体素子を支持固定する構成であるダイパッドが分割された構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−22036号公報
リードフレームの製造工程においては、ダイパッド上に搭載される半導体素子とインナーリード先端とが同一平面上に位置するように、ダイパッドを所定の高さだけ下方へ変位させるディプレス加工が行われる場合がある。上述した、分割されたダイパッドが形成されたリードフレームにおいてディプレス加工が行われる場合においては、ディプレス加工によって、分割されたダイパッド相互間で段差が生じる場合がある。
そこで、本開示は、分割されたダイパッド相互間で段差が生じることを抑制することが可能なリードフレームの製造方法及びリードフレームを説明する。
本開示の一つの観点に係るリードフレームの製造方法は、複数に分割されたダイパッドを有するリードフレームの製造方法であって、被加工体を加工してリードフレーム形状を形成する工程と、リードフレーム形状が形成された被加工体をディプレス加工する工程と、ディプレス加工された被加工体において、ダイパッドを分割し、分割ダイパッドを形成する工程と、を有する。
本開示の一つの観点に係るリードフレームは、第1及び第2のインナーリードと、第1のインナーリードに接続された第1のダイパッドと、該第1のダイパッドと離間して設けられ第2のインナーリードに接続された第2のダイパッドと、第1のダイパッドに設けられ第2のダイパッドとの対向方向に突出した第1の突出部と、第2のダイパッドに設けられ第1のダイパッドとの対向方向に突出した第2の突出部と、を備える。
本開示に係るリードフレームの製造方法及びリードフレームによれば、分割されたダイパッド相互間で段差が生じることを抑制することができる。
図1はリードフレームの一例を示す平面図である。 図2はリードフレームの製造工程を説明する図であり、(a)はリードフレーム形状形成工程、(b)はディプレス加工工程、(c)は連結部切断工程を示す図である。 図3はリードフレーム形状形成工程の打ち抜き加工のレイアウトの全体を示す平面図である。 図4(a),(b)は図3に示すレイアウトのうち図3(a),(b)を拡大して示す平面図である。 図5(a),(b)は図3に示すレイアウトのうち図3(c),(d)を拡大して示す平面図である。 図6(a),(b)は図3に示すレイアウトのうち図3(e),(f)を拡大して示す平面図である。 図7(a),(b)は図3に示すレイアウトのうち図3(g),(h)を拡大して示す平面図である。 図8は図3に示すレイアウトのうち図3(i)を拡大して示す平面図である。 比較例に係るリードフレームの製造工程を説明する図であり、(a)はリードフレーム形状成型工程、(b)はディプレス加工工程を示す図である。 変形例に係るリードフレームの一例を示す平面図である。 変形例に係るリードフレームの一例を示す平面図である。
以下に説明される本開示に係る実施形態は本発明を説明するための例示であるので、本発明は以下の内容に限定されるべきではない。
<実施形態の概要>
[1]本実施形態の一つの例に係るリードフレームの製造方法は、複数に分割されたダイパッドを有するリードフレームの製造方法であって、被加工体を加工してリードフレーム形状を形成する工程と、リードフレーム形状が形成された被加工体をディプレス加工する工程と、ディプレス加工された被加工体において、ダイパッドを分割し、分割ダイパッドを形成する工程と、を有する。
本実施形態の一つの例に係るリードフレームの製造方法では、リードフレーム形状が形成され、被加工体がディプレス加工された後に、ダイパッドが分割される。ダイパッドが分割された状態でディプレス加工が行われる場合には、分割されたダイパッド相互間で段差(位置ずれ)が生じるおそれがある。この点、本実施形態のように、ディプレス加工が行われた後にダイパッドが分割される製造方法の場合には、ディプレス加工時にはダイパッドが分割されていないこととなるため、ディプレス加工を原因とした、分割されたダイパッド相互間の段差(位置ずれ)の発生を防止することができる。以上より、本実施形態の一つの例に係るリードフレームの製造方法によれば、分割されたダイパッド相互間で段差が生じることを抑制することができる。
[2]上記第1項に記載の製造方法において、リードフレーム形状を形成する工程では、分割ダイパッドを形成する工程後において分割ダイパッドとなる複数の分割予定領域同士を連結する連結部を設け、分割ダイパッドを形成する工程では、連結部を切断することにより、ダイパッドを分割してもよい。このように、分割予定領域と区別して設けられた連結部が切断されてダイパッドが分割されることにより、所望の領域に分割ダイパッドを確実に形成することができる。
[3]上記第2項に記載の製造方法において、リードフレーム形状を形成する工程では、互いに離間する複数の連結部を設けてもよい。連結部の切断時においては、分割予定領域のうち、連結部に対応する(例えば連結部と連続する)領域がストリッパー等で抑えられて、連結部の打ち抜き等が行われる。ここで、分割予定領域に対しては、連結部の切断前に、めっき処理等の表面処理が行われている。そのため、上述したストリッパー等で抑える領域は極力小さくすることが好ましい。この点、複数の連結部が互いに離間して設けられることにより、複数の分割予定領域間に連結部が設けられていない領域が存在することとなり、例えば複数の分割予定領域間の全てに連結部が設けられている場合等と比較して、連結部の切断時にストリッパー等で抑える領域を小さくすることができる。
[4]上記第2項又は第3項の製造方法において、リードフレーム形状を形成する工程では、複数の分割予定領域同士が対向する方向に交差する方向における、分割予定領域の両端部に、連結部を設けてもよい。分割予定領域の両端部(分割予定領域同士が対向する方向に交差する方向の両端部)にはインナーリード等が接続されるところ、ディプレス加工時においては、当該両端部側に対して回転する力が加わりやすく、これにより分割予定領域の変形が生じるおそれがある。この点、分割予定領域の両端部に連結部が設けられることにより、両端部側に加わる力によって分割予定領域が変形することを抑制することができる。
[5]上記第1項の製造方法において、リードフレーム形状を形成する工程では、分割ダイパッドを形成する工程後において分割ダイパッドとなる複数の分割予定領域それぞれが、互いに異なるインナーリードに接続されるように、分割予定領域を形成すると共に、互いに異なるインナーリード間に連結部を設け、分割ダイパッドを形成する工程では、連結部を切断することにより、ダイパッドを分割してもよい。インナーリード間に連結部が設けられることにより、連結部の切断時においてストリッパーで抑える分割予定領域の領域を小さくすることができる。
[6]本実施形態の一つの例に係るリードフレームは、第1及び第2のインナーリードと、第1のインナーリードに接続された第1のダイパッドと、該第1のダイパッドと離間して設けられ第2のインナーリードに接続された第2のダイパッドと、第1のダイパッドに設けられ第2のダイパッドとの対向方向に突出した第1の突出部と、第2のダイパッドに設けられ第1のダイパッドとの対向方向に突出した第2の突出部と、を備える。上述した製造方法によってディプレス加工後にダイパッドを分割したリードフレームでは、分割ダイパッド(第1のダイパッド及び第2のダイパッド)間に、切断された連結部の残りの部分として、対向するダイパッド方向に突出する部分(第1の突出部及び第2の突出部)が形成される。このようなリードフレームは、製造工程(詳細にはディプレス加工時)においてダイパッドの変形が抑制されるため、分割ダイパッド相互間で段差が生じることを抑制することができる。また、第1の突出部及び第2の突出部が設けられていることにより、分割されたダイパッドの側面(他のダイパッドと対向する面)の表面積を増やすことができ、パッケージ工程において樹脂封止される際の樹脂密着性を向上させることができる。
<実施形態の例示>
以下に、本開示に係る実施形態の一例について、図面を参照しつつより詳細に説明する。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
[リードフレーム]
まず、図1を参照して、リードフレーム1の構成について説明する。リードフレーム1は、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large-Scale Integratedcircuit)等の集積回路、若しくは、ディスクリート半導体、フォトカプラー、又はLED(LightEmitting Diode)等の半導体素子を含む半導体パッケージにおいて、半導体素子を固定すると共に半導体素子と外部配線との接続を行う部品である。リードフレーム1は、銅合金系素材又は鉄合金素材等の金属素材の薄板(被加工体)を打ち抜き(プレス)又はエッチング加工することにより生成される。以下の説明では、リードフレーム1が打ち抜き加工により形成されるとして説明する。
図1に示すように、リードフレーム1は、平面視略長方形状とされており、ダイパッド12と、インナーリード13と、アウターリード14と、スリット15と、突出部16と、を備えている。以下の説明では、平面視したリードフレーム1の短手方向をX方向、長手方向をY方向と記載する場合がある。
ダイパッド12は、リードフレーム1の中央部に配置されており、半導体素子(ICチップ)を支持固定する領域である。ダイパッド12上に接着材(ダイボンド材)が塗布され、該接着材上に半導体素子が載置されることにより、ダイパッド12に半導体素子が支持固定される。ダイボンド材としては、例えばエポキシ系の樹脂にAg粉を混ぜたAgペースト等が用いられる。ダイパッド12は、X方向の中央位置において2つに分割されており、分割ダイパッド21,22を有する。すなわち、分割ダイパッド21,22は、X方向において所定の長さだけ離間して隣り合って形成されている。分割ダイパッド21(第1のダイパッド)は、Y方向の両端部において後述するインナーリード31,33(第1のインナーリード)に接続されている。分割ダイパッド22(第2のダイパッド)は、Y方向の両端部において後述するインナーリード32,34(第2のインナーリード)に接続されている。
インナーリード13は、ダイパッド12の周辺に配置されており、ダイパッド12上の半導体素子と配線がつながるリードである。インナーリード13は、分割ダイパッド21のY方向の一端部側と対向するインナーリード31(第1のインナーリード)と、分割ダイパッド22の一端部側と対向するインナーリード32(第2のインナーリード)と、分割ダイパッド21の他端部側と対向するインナーリード33(第1のインナーリード)と、分割ダイパッド22の他端部側と対向するインナーリード34(第2のインナーリード)とを有する。
インナーリード31,32,33,34は、それぞれ、Y方向に延びる3本のリード(X方向において隣接すると共にY方向に延びる3本のリード)で構成されている。インナーリード31は、3本のリードのうちX方向真ん中のリードのみ、分割ダイパッド21(詳細には分割ダイパッド21のY方向一端部側におけるX方向中央部)に接続されている。インナーリード32は、3本のリードのうちX方向真ん中のリードのみ、分割ダイパッド22(詳細には分割ダイパッド22のY方向一端部側におけるX方向中央部)に接続されている。インナーリード33は、3本のリードのうちX方向外側のリードのみ、分割ダイパッド21(詳細には分割ダイパッド21のY方向他端部側におけるX方向外側部分)に接続されている。インナーリード34は、3本のリードのうちX方向外側のリードのみ分割ダイパッド22(詳細には分割ダイパッド22のY方向他端部側におけるX方向外側部分)に接続されている。リードフレーム1では、インナーリード31,32,33,34のうちダイパッド12に接続されたリードがディプレス加工(詳細は後述)によって、X方向及びY方向に交差する方向である高さ方向(詳細には下方向)に折り曲げられ、ダイパッド12が所定の高さだけ下方に変位している。当該ディプレス加工が行われることによって、ダイパッド12上に載置される半導体素子とインナーリード13先端とを同一平面上に配置することができる。インナーリード13の先端は、金線等を用いたワイヤボンディングにより半導体素子に接続される。
アウターリード14は、Y方向においてインナーリード13の外側に配置されており、インナーリード13と外部配線とを接続するリードである。アウターリード14は、インナーリード31の各リードに接続されるリードから構成されるアウターリード41と、インナーリード32の各リードに接続されるリードから構成されるアウターリード42と、インナーリード33の各リードに接続されるリードから構成されるアウターリード43と、インナーリード34の各リードに接続されるリードから構成されるアウターリード44とを有する。
スリット15は、リードフレーム1のY方向両端部において、リードフレーム1のX方向略全域に形成された打ち抜き部分である。スリット15は、リードフレーム1の四隅に形成されたガイド孔17よりもX方向内側に形成されている。スリット15は、応力吸収のために形成されるものである。ガイド孔17は打ち抜き加工時にパイロットピンが挿入される孔であるところ、ダイパッド12及びインナーリード13等からY方向両端部側に生じる応力によってリードフレーム1が歪んだ場合には、ダイパッド12等に対するガイド孔17の位置ずれが生じる場合がある。この場合には、打ち抜き加工に影響を及ぼすおそれがある。この点、スリット15が形成されていることにより、ダイパッド12及びインナーリード13等からY方向両端部側に生じる応力がスリット15から逃げることとなるため、上述した応力によってリードフレーム1が歪むこと、すなわちダイパッド12等に対するガイド孔17の位置ずれが生じることを抑制することができる。
突出部16は、分割ダイパッド21,22に配置されており、対向する分割ダイパッド22,21方向に突出した部分である。突出部16は、分割ダイパッド21における分割ダイパッド22と対向する部分のY方向両端部に設けられた突出部61と、分割ダイパッド22における分割ダイパッド21と対向する部分のY方向両端部に設けられた突出部62とを有する。すなわち、突出部61(第1の突出部)は、分割ダイパッド21に設けられ分割ダイパッド22との対向方向に突出した部分である。また、突出部62(第2の突出部)は、分割ダイパッド22に設けられ分割ダイパッド21との対向方向に突出した部分である。突出部61,62は、リードフレーム1の製造工程において切断された連結部90(図2(a)参照。詳細は後述)の一部が残った部分である。突出部61,62の突出長さは、リードフレーム1のX方向の長さ及び分割ダイパッド21(又は分割ダイパッド22)のX方向の長さと比べて極めて短い。例えば、突出部61,62の突出長さは50μm〜100μmとされる。なお、突出部61,62の突出長さは一例であり、これに限定されない。
[リードフレームの製造方法]
次に、複数に分割されたダイパッド12(分割ダイパッド21,22)を有するリードフレーム1の製造方法について、図2〜図8を参照して説明する。リードフレーム1は、リードフレーム形状形成工程(下記(A)工程。図2(a)参照)と、ディプレス加工工程(下記(B)工程。図2(b)参照)と、連結部切断工程(下記(C)工程。図2(c)参照)と、を経て製造される。より具体的には、リードフレーム1の製造方法は以下の工程を備える。
(A)金属素材の薄板である帯状の被加工体80を加工してリードフレーム形状を形成する工程
(B)リードフレーム形状が形成された被加工体80をディプレス加工する工程
(C)ディプレス加工された被加工体80において連結部90を切断することによりダイパッドを分割し、分割ダイパッド21,22を形成する工程
なお、リードフレーム1の製造工程を示した図2(a)〜図2(c)においては、説明の都合上、1つのリードフレーム1のみを示しているが、実際には、上記(A)〜(C)工程は帯状の被加工体80に複数のリードフレーム1(切り離される前の状態のリードフレーム1)が形成された状態で行われる。そして、上記(C)工程の後にパッケージング工程が行われた後に、各リードフレーム1が切り離される。パッケージング工程では、リードフレーム1の分割ダイパッド21,22上に半導体素子がダイボンディングされ、当該半導体素子とインナーリード31,32,33,34の先端とがワイヤボンディングにより接続され、分割ダイパッド21,22及びインナーリード31,32,33,34が半導体素子と共に例えば熱硬化型の樹脂によりモールドされる。
最初に、上記(A)工程が実施される。(A)工程では、金型(打ち抜き装置)のパンチによって被加工体80を打ち抜き、リードフレーム形状を形成する。金型は、例えば一対のローラによって一方向に間欠的に送り出される帯状の被加工体80を順次打ち抜く(図3(参照))。(A)工程には、以下の工程がこの順序で含まれている。
(a−0)帯状の被加工体80にガイド孔17を形成する工程
(a−1)被加工体80にスリット15を形成する工程
(a−2)被加工体80にアウターリード14を形成する工程
(a−3)被加工体80にインナーリード13を形成する工程
(a−4)分割予定領域210,220及び連結部90を形成する工程
図3〜図8を参照しながら(A)工程について説明する。(a−0)工程は、帯状の被加工体80の幅方向(Y方向)両端部にガイド孔17を形成する工程である(図3(a)及び図4(a)参照)。ガイド孔17は、打ち抜き加工時の被加工体80の位置決めを行うパイロットピンが挿入される孔である。(a−0)工程では、金型のパンチが被加工体80のY方向両端部を同時に打ち抜くことにより、同時に2つのガイド孔17が形成される。ローラによって間欠的に送り出される帯状の被加工体80に対して、Y方向両端部にガイド孔17が形成されることにより、1つのリードフレーム形状の周囲(四隅)にガイド孔17が形成される。
(a−1)工程は、被加工体80のY方向両端部にX方向に延びるスリット15を形成する工程である(図3(b)及び図4(b)参照)。より詳細には、スリット15は、リードフレーム1の四隅に形成されたガイド孔17よりもX方向内側に形成される。(a−1)工程では、金型のパンチが被加工体80のY方向両端部をX方向に沿って同時に打ち抜くことにより、X方向に延びる2つのスリット15が同時に形成される。
(a−2)工程は、スリット15のY方向内側にアウターリード14を形成する工程である(図3(c),(d)及び図5(a),(b)参照)。(a−2)工程では、まず、金型のパンチが、Y方向両端部に形成されたスリット15それぞれのY方向内側において、同じ長さだけY方向に延びる打ち抜き領域45をX方向に等間隔に4か所形成する(図5(a)参照)。続いて、金型のパンチが、互いに隣り合う打ち抜き領域45間に1つずつ、打ち抜き領域45と同じ長さだけY方向に延びる打ち抜き領域46を形成する(図5(b)参照)。すなわち、金型のパンチが、Y方向両端部側それぞれにおいて、打ち抜き領域46を3か所形成する。
これにより、図5(b)に示すように、互いに隣り合う打ち抜き領域45,46間に、Y方向に延びるアウターリード14が形成される。より詳細には、Y方向一端部側においてインナーリード31(図6(b)参照)に接続される3本のリードから構成されるアウターリード41と、Y方向一端部側においてインナーリード32(図6(b)参照)に接続される3本のリードから構成されるアウターリード42と、Y方向他端部側においてインナーリード33(図6(b)参照)に接続される3本のリードから構成されるアウターリード43と、Y方向他端部側においてインナーリード34(図6(b)参照)に接続される3本のリードから構成されるアウターリード44と、が形成される。
(a−3)工程は、アウターリード14のY方向内側にインナーリード13を形成する工程である(図3(e),(f)及び図6(a)(b)参照)。(a−3)工程では、まず、金型のパンチが、X方向両端部においてY方向に延びる打ち抜き領域35を形成すると共に、X方向中央部においてY方向に延びる打ち抜き領域36を形成する(図6(a)参照)。打ち抜き領域35は、Y方向両端部のアウターリード14間の略全域を打ち抜いて形成される。打ち抜き領域36は、Y方向両端部に形成されたアウターリード14それぞれのY方向内側に2か所ずつ(計4か所)形成されており、互いに同じ長さ(打ち抜き領域35よりも短い長さ)だけY方向に延びている。Y方向一端部側(及び他端部側)に形成された2箇所の打ち抜き領域36は、X方向において互いに対向するように形成されている。そして、X方向において、X方向一端部側の打ち抜き領域35と、X方向一端部側の打ち抜き領域35寄りの打ち抜き領域36と、X方向他端部側の打ち抜き領域36寄りの打ち抜き領域36と、X方向他端部側の打ち抜き領域35とは、等間隔に形成されている。続いて、金型のパンチが、互いに隣り合う打ち抜き領域35,36間、打ち抜き領域36,36間、及び、打ち抜き領域36,35間に1つずつ、打ち抜き領域36と同じ長さだけY方向に延びる打ち抜き領域37を形成すると共に、リードフレーム1の中央部にY方向に延びる打ち抜き領域95を形成する(図6(b)参照)。
これにより、図6(b)に示すように、互いに隣り合う打ち抜き領域35,37間、打ち抜き領域37,36間、打ち抜き領域36,37間、打ち抜き領域37,36間、打ち抜き領域36,37間、及び、打ち抜き領域37,35間に、Y方向に延びるインナーリード13が形成される。より詳細には、Y方向一端部側においてアウターリード41に接続される3本のリードから構成されるインナーリード31と、Y方向一端部側においてアウターリード42に接続される3本のリードから構成されるインナーリード32と、Y方向他端部側においてアウターリード43に接続される3本のリードから構成されるインナーリード33と、Y方向他端部側においてアウターリード44に接続される3本のリードから構成されるインナーリード34と、が形成される。
(a−4)工程は、上述したインナーリード13の先端(アウターリード14と接続された側と反対側)を更に打ち抜くことにより、分割予定領域210,220及び連結部90の領域を画定し、分割予定領域210,220及び連結部90を形成する工程である(図3(g)〜(i)、図7(a),(b)及び図8参照)。分割予定領域210,220とは、後述する(C)工程において連結部90が切断されることにより、それぞれ分割ダイパッド21,22となる領域である。連結部90とは、複数の分割予定領域210,220同士を連結する部分である。
(a−4)工程では、まず、金型のパンチが、インナーリード31,32の先端に打ち抜き領域51を形成すると共に、インナーリード33,34の先端に打ち抜き領域52を形成する(図7(a)参照)。打ち抜き領域51は、例えば四角形状に打ち抜かれた領域であり、X方向において2つの打ち抜き領域36間に延び、Y方向において打ち抜き領域36の略中央部分から打ち抜き領域36の先端よりも先まで延びている。打ち抜き領域52は、例えば四角形状に打ち抜かれた領域であり、X方向においてX方向両端部側の打ち抜き領域37間に延び、Y方向において打ち抜き領域37の略中央部分から打ち抜き領域37の先端よりも先まで延びている。続いて、金型のパンチが、インナーリード31,32のX方向外側の先端に、それぞれ打ち抜き領域53を形成する(図7(b)参照)。打ち抜き領域53は、例えば四角形状に打ち抜かれた領域であり、X方向において打ち抜き領域35から打ち抜き領域35に隣接する打ち抜き領域37間に延び、Y方向において打ち抜き領域37の略中央部分から打ち抜き領域37の先端よりも先まで延びている。
このようにして打ち抜き領域51,52,53が形成されることによって、図8に示すように、分割予定領域210,220及び連結部90の領域が画定される。分割予定領域210は、インナーリード31のX方向真ん中のリード、及び、インナーリード33のX方向外側のリードとのみ接続されている。分割予定領域220は、インナーリード32のX方向真ん中のリード、及び、インナーリード34のX方向外側のリードとのみ接続されている。
また、図8に示すように、分割予定領域210,220同士を連結する部分として連結部90が形成されている。連結部90は、互いに離間する複数の連結部91,92を有する。連結部91,92は、分割予定領域210,220のY方向両端部を連結するように設けられている。すなわち、連結部91は、分割予定領域210,220のY方向一端部を連結しており、連結部92は、分割予定領域210,220のY方向他端部を連結している。このように、(a−4)工程では、互いに離間する複数の連結部91,92を設けると共に、当該連結部91,92を、分割予定領域210,220のY方向両端部に設けている。
上記(a−0)〜(a−4)工程が実施され(A)工程が完了すると、帯状の被加工体80にリードフレーム形状が形成される。リードフレーム形状が形成された後、(B)工程のディプレス加工がされる前に、分割予定領域210,220の表面等に対して、めっき処理が行われる。めっき処理は、例えば、従来から用いられているめっき装置のめっきノズルから、銀、ニッケル、パラジウム等の貴金属めっきを含むめっき液を分割予定領域210,220の表面に吹き付けることにより行われる。
続いて、上記(B)工程(図2(b)参照)が実施される。(B)工程では、(A)工程後にめっき処理が行われた被加工体80(リードフレーム形状が形成された被加工体80)を、ローラによって一方向に間欠的に送り出しながら、金型によってディプレス加工を行う。ディプレス加工は、例えば、折り曲げ用パンチを配備した上型と、折り曲げ量に対応した開口部を有する下型とを備える金型によって行われる。すなわち、(B)工程では、折り曲げ用パンチを配備した上型を下降させることにより、リードフレーム形状の分割予定領域210,220を下方に押し下げる。これにより、分割ダイパッド21,22上に配置される半導体素子とインナーリード13先端とを同一平面上に配置することができる。
続いて、上記(C)工程(図2(c)参照)が実施される。(C)工程では、(B)工程においてディプレス加工された被加工体80の連結部90を切断することにより、ダイパッドを分割し、分割ダイパッド21,22を形成する。具体的には、金型のパンチが分割予定領域210,220のY方向両端部を連結する連結部91,92(図2(b)参照)を同時に打ち抜くことにより、連結部91,92を切断し、図2(c)に示す分割ダイパッド21,22を形成する。(C)工程後において、分割ダイパッド21,22には、切断された連結部91,92の一部である突出部16(図1参照)が残る。突出部16は、分割ダイパッド21における分割ダイパッド22と対向する部分のY方向両端部に設けられた突出部61と、分割ダイパッド22における分割ダイパッド21と対向する部分のY方向両端部に設けられた突出部62とを有する。以上の工程により、複数に分割されたダイパッド12(分割ダイパッド21,22)を有するリードフレーム1が製造される。
次に、上述したリードフレーム1の製造方法及びリードフレーム1の作用効果について説明する。
例えば、図9に示す比較例に係るリードフレーム600の製造方法では、図9(a)に示すように、被加工体580を加工してダイパッド512が分割された分割ダイパッド521,522を有するリードフレーム形状を形成した後に、図9(b)に示すように、ディプレス加工を行って分割ダイパッド521,522を所定の高さだけ下方へ変位させている。このように、分割されたダイパッドが形成されたリードフレーム形状においてディプレス加工が行われる場合においては、ディプレス加工によって、分割されたダイパッド(分割ダイパッド521,522)相互間で段差が生じる場合がある。例えば、分割ダイパッド521,522の両端部がそれぞれインナーリード(吊りリード)に接続されている構成では、インナーリードに釣られた状態となっている分割ダイパッド521,522に対して、ディプレス加工によって回転する力が働きやすい。このような回転する力は、例えば両端部に接続されているインナーリードの太さが相互に異なる場合や、両端部に接続されているインナーリードのX方向の位置(吊り位置)が相互に異なる場合に、顕著に大きくなる。そして、当該回転する力が分割ダイパッド521,522相互間で異なること等によって、分割ダイパッド521,522相互間で段差(位置ずれ)が生じるおそれがある。
このような課題を解決すべく、本実施形態に係るリードフレーム1の製造方法は、複数に分割されたダイパッド12(分割ダイパッド21,22)を有するリードフレーム1の製造方法であって、被加工体80を加工してリードフレーム形状を形成する工程と、リードフレーム形状が形成された被加工体80をディプレス加工する工程と、ディプレス加工された被加工体80において、ダイパッドを分割し、分割ダイパッド21,22を形成する工程と、を有する。
リードフレーム1の製造方法では、リードフレーム形状が形成され、被加工体80がディプレス加工された後に、ダイパッド12が分割される。このように、ディプレス加工後にダイパッド12が分割されるため、ディプレス加工時には、分割されていないダイパッド12に対してディプレス加工に係る力(例えば、上述した回転する力)が加わることとなる。このような製造方法においては、上述した比較例に係るリードフレーム600の製造方法において問題となっていた、分割ダイパッド相互間で段差(位置ずれ)が生じることを防止できる。以上より、本実施形態のリードフレーム1の製造方法によれば、分割されたダイパッド521,522相互間で段差が生じることを抑制することができる。
リードフレーム形状を形成する工程では、分割ダイパッド21,22となる複数の分割予定領域210,220同士を連結する連結部90を設け、分割ダイパッド21,22を形成する工程では、連結部90を切断することにより、ダイパッド12を分割している。このように、分割予定領域210,220と区別して設けられた連結部90が切断されてダイパッド12が分割されることにより、所望の領域に分割ダイパッド21,22を確実に形成することができる。
リードフレーム形状を形成する工程では、互いに離間する複数の連結部91,92を設けている。連結部91,92の切断時においては、分割予定領域210,220のうち、連結部91,に対応する(例えば連結部91,92と連続する)領域がストリッパー等で抑えられて、連結部91,92の打ち抜き等が行われる。ここで、分割予定領域210,220に対しては、連結部91,92の切断前に、めっき処理等の表面処理が行われている。そのため、上述したストリッパー等で抑える領域は極力小さくすることが好ましい。この点、複数の連結部91,92が互いに離間して設けられることにより、複数の分割予定領域210,220間に連結部91,92が設けられていない領域が存在することとなり、例えば複数の分割予定領域210,220間の全てに連結部91,92が設けられている場合等と比較して、連結部91,92の切断時にストリッパー等で抑える領域を小さくすることができる。
リードフレーム形状を形成する工程では、複数の分割予定領域210,220同士が対向する方向に交差する方向(Y方向)における、分割予定領域210,220の両端部に、連結部91,92を設けている。分割予定領域210,220のY方向両端部にはインナーリード31,32,33,34が接続されるところ、ディプレス加工時においては、当該両端部側に対して回転する力が加わりやすく、これにより分割予定領域の変形が生じるおそれがある。この点、分割予定領域210,220の両端部に連結部91,92が設けられることにより、両端部側に加わる力によって分割予定領域210,220が変形することを抑制することができる。
本実施形態のリードフレーム1は、図1に示すように、インナーリード31,32,33,34と、インナーリード31,33に接続された分割ダイパッド21と、該分割ダイパッド21と離間して設けられインナーリード32,34に接続された分割ダイパッド22と、分割ダイパッド21に設けられ分割ダイパッド22との対向方向に突出した突出部61と、分割ダイパッド22に設けられ分割ダイパッド21との対向方向に突出した突出部62と、を備える。突出部61及び突出部62が設けられていることにより、分割ダイパッド21,22の側面(互いに対向する面)の表面積を増やすことができ、パッケージ工程において樹脂封止される際の樹脂密着性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、連結部91,92が分割予定領域210,220同士を連結するとして説明したがこれに限定されず、連結部はインナーリード間に設けられるものであってもよい。この場合、図10(a)に示すように、リードフレーム形状を形成する工程において、複数の分割予定領域それぞれが異なるインナーリード31,32に接続され、且つ、互いに異なるインナーリード31,32間に連結部190が形成されるように、打ち抜き加工を行ってもよい。この状態で、図10(b)に示すように、ディプレス加工を行い、分割予定領域を下方に押し下げる。最後に、図10(c)に示すように、連結部190を切断して分割ダイパッド121,122を形成し、リードフレーム100を製造する。リードフレーム100においても、リードフレーム1と同様に、連結部を切断することによって突出部116が生じている。すなわち、図10(c)に示すように、分割ダイパッド121に接続されたインナーリード31において、対向するインナーリード32方向に突出した突出部161が設けられており、分割ダイパッド122に接続されたインナーリード32において、対向するインナーリード31方向に突出した突出部162が設けられている。
また、リードフレーム1の製造工程において連結部90が切断されることにより、連結部90の一部が残った部分として、分割ダイパッド21,22に突出部61,62が形成されているとして説明したが、例えばリードフレームの製造工程において連結部365(図11中のハッチング箇所)が切断された際に、図11に示すように、分割ダイパッド321,322それぞれに凹部361,362が形成されてもよい。すなわち、連結部の切断によって生じる部分は、図1に示すような凸形状であってもよいし、図11の凹部361,362のように凹形状であってもよい。なお、図11に示すように、凹部361,362を形成するパンチ369は、連結部365の周囲を含む領域を打ち抜くように形成されている。凹部361,362の深さは50μm〜100μmとされるがこれに限定されない。この場合においても、分割ダイパッド321,322の側面(互いに対向する面)の表面積を増やすことができ、パッケージ工程において樹脂封止される際の樹脂密着性を向上させることができる。
1…リードフレーム、12…ダイパッド、13…インナーリード、16…突出部、21,22…分割ダイパッド、80…被加工体、90…連結部、210,220…分割予定領域。

Claims (6)

  1. 複数に分割されたダイパッドを有するリードフレームの製造方法であって、
    被加工体を加工してリードフレーム形状を形成する工程と、
    前記リードフレーム形状が形成された前記被加工体をディプレス加工する工程と、
    前記ディプレス加工された前記被加工体において、前記ダイパッドを分割し、分割ダイパッドを形成する工程と、を有する、リードフレームの製造方法。
  2. 前記リードフレーム形状を形成する工程では、前記分割ダイパッドを形成する工程後において前記分割ダイパッドとなる複数の分割予定領域同士を連結する連結部を設け、
    前記分割ダイパッドを形成する工程では、前記連結部を切断することにより、前記ダイパッドを分割する、請求項1記載のリードフレームの製造方法。
  3. 前記リードフレーム形状を形成する工程では、互いに離間する複数の前記連結部を設ける、請求項2記載のリードフレームの製造方法。
  4. 前記リードフレーム形状を形成する工程では、複数の前記分割予定領域同士が対向する方向に交差する方向における、前記分割予定領域の両端部に、前記連結部を設ける、請求項2又は3記載のリードフレームの製造方法。
  5. 前記リードフレーム形状を形成する工程では、
    前記分割ダイパッドを形成する工程後において前記分割ダイパッドとなる複数の分割予定領域それぞれが、互いに異なるインナーリードに接続されるように、前記分割予定領域を形成すると共に、前記互いに異なるインナーリード間に連結部を設け、
    前記分割ダイパッドを形成する工程では、前記連結部を切断することにより、前記ダイパッドを分割する、請求項1記載のリードフレームの製造方法。
  6. 第1及び第2のインナーリードと、
    前記第1のインナーリードに接続された第1のダイパッドと、該第1のダイパッドと離間して設けられ前記第2のインナーリードに接続された第2のダイパッドと、
    前記第1のダイパッドに設けられ前記第2のダイパッドとの対向方向に突出した第1の突出部と、前記第2のダイパッドに設けられ前記第1のダイパッドとの対向方向に突出した第2の突出部と、を備えるリードフレーム。
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