JP5453642B2 - リードフレームの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リードフレーム及びリードフレームの製造方法に関し、特に、金属板の不要部分が除去され、残留金属部分で所定形状のパターンが形成されたリードフレーム及びリードフレームの製造方法に関する。
従来から、リードフレームは、エッチング加工又はプレス加工のいずれかの方法を用いて、板状の金属材料の不要部分を除去することによって所定の形状に加工し、所定部分にめっきを形成し、必要に応じてインナーリードをテープで貼着して固定する加工等を経て完成されるのが一般的である。
このようなリードフレームを用いる半導体装置は、高密度化・高集積化及び小型化・薄型化の方向に進み、インナーリードは本数が増加している。これにより、当然ながら、インナーリードの幅及び隣接するインナーリードとの間隔は、金属の厚さ(板厚)よりも狭くなり、それぞれの寸法を確保するために、リードフレームの加工精度も極めて高いものが要求されるようになってきた。そして、このような微細な形状のリードフレームは、エッチング加工によって形成されることが主流となっている。ところが、エッチング加工においても、インナーリードのボンディングエリア部分は、ボンディングに必要な平坦幅を確保すると、隣接するリードフレームとの間隔を確保することが困難になる。そのため、使用する金属材料の厚さを0.25〔mm〕から、0.2〔mm〕、0.15〔mm〕、0.125〔mm〕と薄くすることで、平坦幅と間隔の寸法を確保してきた。
しかし、リードフレームを用いて半導体素子を搭載し、ワイヤーボンディング等を行う組立工程では、薄い金属材料では、搬送時にリードフレームの強度が低下する問題があった。
そこで、このような問題を解決すべく、インナーリードのボンディングエリア部分を含む所定のエリアをハーフエッチングすることで、部分的に金属材料の厚さを薄くし、それ以外の部分は、当初の金属材料の厚さを維持することで、リードフレーム全体の強度を確保するとともに、インナーリードのボンディングに必要な平坦幅の確保と、隣接するインナーリードとの間隔を確保する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、同様の技術として、インナーリードの先端部分をハーフエッチングにより薄肉に形成した後、ワイヤーボンディング領域をコイニングし、平坦幅を確保するようにした技術が知られている。
特開平5−114680号公報 特開平8−316392号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の構成では、インナーリードの先端部がエッチングにより加工されるため、ボンディングエリア部分表面に金属材料に起因する凹凸が生じて、ワイヤーボンディング不良となる問題があった。
また、上述の特許文献2に記載の構成では、先端を薄肉化した後、コイニングを行うので、特許文献1の構成よりは凹凸が改善されるが、やはりエッチングにより薄肉化した部分をコイニングするため、凹凸は残ってしまい、ワイヤーボンディング不良が発生するという問題があった。
更に、特許文献1及び特許文献2の双方のリードフレームとも、先端だけ厚さが薄くなる形状であるため、リードフレームに半導体素子を搭載し、半導体装置を製造するその後の加工が行い難く、更にやはり先端部は強度の面で問題が残り、搬送時のリードフレーム強度の低下は、完全には解消されないという問題があった。
そこで、本発明は、インナーリードの間隔が狭く微細な形状であるリードフレームを、金属材料の厚さを変化させずに構成し、微細化に対応しつつ十分な強度を有するリードフレーム及びリードフレームの製造方法を提供することを目的とする。
第4の発明は、第3の発明に係るリードフレームにおいて、
前記ワイヤーボンディングがなされる前記インナーリードのボンディングエリア部分の側面が、前記両加工併用側面を有することを特徴とする。
の発明に係るリードフレームの製造方法は、金属板の不要部分を除去し、残留金属部分で形成された所定形状のパターンが、半導体素子が搭載されるパッドと、該パッドの周囲を放射状に囲んで配置された複数のインナーリードとを含み、該インナーリードの表面側にボンディングエリア部分を含むリードフレームの製造方法であって、
前記金属板の裏面側から、隣接する前記インナーリード同士の間隔部分にハーフエッチング加工を施して窪みを形成するエッチング工程と、
前記窪みと前記金属板の表面との間を、前記裏面側の前記窪みからプレス加工により貫通して前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を除去し、前記インナーリードのパターンを形成するプレス工程と、を含み、
該プレス工程は、前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を1個おきに除去するプレス加工を2段階で行って、個々の前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を除去することを特徴とする。
これにより、裏面からのエッチング加工と高精度の貫通が可能なプレス加工を併用させ、プレス加工のみでは加工が困難なパターンに対して、最終的な仕上げ部分だけプレス加工を行わせることができ、加工の容易さと精度の確保を両立させることができるとともに、安定した状態でプレスによる打ち抜きを行うことができ、確実かつ高精度な貫通加工を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明に係るリードフレームの製造方法において、
2段階目の前記プレス加工では、1段階目のプレス加工で除去されていない前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を除去することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係るリードフレームの製造方法において、
記ハーフエッチング加工及び前記プレス加工は、前記インナーリードの前記ボンディングエリア部分の側面に施されることを特徴とする。
の発明は、第2又は3の発明に係るリードフレームの製造方法において、
前記金属板の前記不要部分であって、前記ハーフエッチング加工及び前記プレス加工が施されない領域に、前記表面側及び前記裏面側から同時にエッチング加工を行う表裏エッチング加工を施すことにより、前記金属板を貫通して前記パターンを形成することを特徴とする。
これにより、微細化が要求されないパターンに対しては、加工容易なエッチング工程を適用することができ、製造工程の負担の低減を図ることができる。
の発明は、第の発明に係るリードフレームの製造方法において、
前記表裏エッチング加工は、前記ハーフエッチング加工と同時に前記エッチング工程において行われることを特徴とする。
これにより、プレス工程以外のエッチング工程は1回で済ませることができ、迅速な製造工程とし、スループットを向上させることができる。
本発明によれば、残留金属部分の間隔が狭く、微細な形状を有するリードフレームを、金属材料の厚さを変えずに構成することができ、ワイヤーボンディング不良を低減することができる。
実施例1のリードフレーム100の概略全体構成の一例を示した平面図である。 実施例1のリードフレーム100を含む半導体装置150の全体構成図である。 実施例1のリードフレーム100の残留金属部分の断面構成図の一例である。 両加工併用側面73以外の加工側面の断面構成図の一例である。 実施例1のリードフレーム100の構成の一例について示した斜視図である。 表裏面レジスト塗布工程を示した側面図である。 レジストパターン形成工程を示した図である。 ハーフエッチング加工を施すエッチング工程を示した図である。 プレス工程の開始時の状態を示した図である。 完成した残留金属部分70を示した図である。 プレス工程の1回目の打ち抜きを行った状態を示した図である。 プレス工程の2回目の打ち抜きを行った状態を示した図である。 実施例2のリードフレーム100の製造方法のプレス工程を示した図である。 プレス工程の実行により完成した残留金属部分70の一例を示した図である。 表裏エッチング加工によるリードフレーム100の製造工程を示した図である。図15(a)は、エッチング工程の初期段階を示した図である。図15(b)は、エッチング工程の完成段階を示した図である。図15(c)は、パターン完成状態を示した図である。図15(d)は、エッチング工程の初期段階の斜視図である。図15(e)は、パターン完成状態の斜視図である。 ハーフエッチング加工及びプレス加工の併用によるリードフレーム100の製造工程を示した図である。図16(a)は、ハーフエッチング加工を施すエッチング工程の初期段階を示した図である。図16(b)は、ハーフエッチング加工の完成段階を示した図である。図16(c)は、残留金属部分70の完成状態を示した図である。図16(d)は、エッチング工程の完成段階の斜視図である。図16(e)は、リード完成状態の斜視図である。 ハーフエッチング加工前の金属板80の表面81を示した平面図である。 ハーフエッチング加工後の金属板80の裏面82を示した平面図である。 プレス工程が行われる前の金属板80の表面81を示した平面図である。 プレス工程が終了した後の金属板80の表面81を示した平面図である。 パッド10とインナーリード30との接続の切断前の表面81の平面図である。 金属板80の不要部分85をプレス加工で除去した状態を示した平面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明を適用した実施例1に係るリードフレーム100の概略全体構成の一例を示した平面図である。図1において、実施例1に係るリードフレーム100は、金属材料で形成された金属板80から、貫通した開口90が形成されることにより、残留金属部分70としてパターンが形成される。
残留金属部分70で形成されるパターンは、パッド10と、吊りリード20と、インナーリード30と、ダムバー40と、アウターリード50とを含む。また、これらの残留金属部分70を支持する枠状のフレーム60を備える。本実施例に係るリードフレーム100は、パターンを構成する残留金属部分70の側面に特徴を有するが、この点については、後述する。
パッド10は、半導体素子(図示せず)を搭載するための領域である。半導体素子は、例えば、集積回路化された半導体チップが適用されてよい。半導体素子は、パッド10上に、端子を上方にし、端子の無い側の面がパッド10に接着されて搭載されてよい。
吊りリード20は、パッド10を支持するためのリードである。吊りリード20は、例えば、図1に示すように、パッド10の四隅及びフレーム60と連続した形状パターンで形成され、パッド10を支持してよい。
インナーリード30は、パッド10に搭載された半導体素子の端子が、ワイヤーにより接続されるいわゆるワイヤーボンディングが行われ、小さく密集した半導体素子の端子を電気的に外側に引き出す役割を果たす。つまり、半導体素子の端子を、外側のアウターリード50と電気的に接続し、アウターリード50から半導体素子に電圧及び電流の入出力を行えるようにする。よって、インナーリード30は、パッド10の周囲を放射状に囲むように配置され、パッド10とアウターリード50との間の接続が容易に行えるパターンを有している。また、ワイヤーボンディングが行われるボンディングエリア部分31は、インナーリード30のパッド10寄りの中央付近の部分であり、例えば、図1に示すように、インナーリード30の先端の1/3程度(破線で囲まれた領域)が選択されてもよい。ボンディングエリア部分31は、リードフレーム100の用途や種類に応じて、適宜適切な領域が設定されてよい。
ダムバー40は、パッド10に半導体素子が搭載され、ワイヤーボンディングが行われた後、樹脂を用いてモールドする際のモールド領域の境界となる部分である。
アウターリード50は、モールドされた半導体素子の端子との接続を、外部から行うためのリードである。モールドされて半導体装置として完成した後は、アウターリード50を用いて、半導体素子への電圧及び電流の入出力を行うことになる。
図2は、実施例1に係るリードフレーム100を含む半導体装置150の概略全体構成の一例を示した側面図である。半導体装置150は、図1において説明したリードフレーム100を含み、更に半導体素子110と、ワイヤー120と、モールド樹脂130とを含む。なお、半導体装置150は、基板140上に載置されて用いられてよい。
半導体素子110は、図2に示すように、例えば、パッケージ化されたIC(Integrated Circuit、集積回路)が適用されてよく、入出力端子が上に来るように、端子の無い面がパッド10上に載置されて搭載されてよい。
吊りリード20は、例えば、図2に示すように、若干水平よりも下向きに延在した形状に形成され、半導体素子110の端子と、インナーリード30の高さが略水平となるように構成されてよい。よって、吊りリード20は、半導体素子110の高さを考慮してその下向き角度が設定されてよい。
インナーリード30のパッド10側の先端には、ボンディングエリア部分31が設けられる。半導体素子110の端子に接続されたワイヤー120を、ボンディングエリア部分31に接続してボンディングすることにより、半導体素子110の端子と、インナーリード30との電気的接続が行われている。なお、ワイヤー120は、通常の金属の配線材料が用いられてよい。また、水平に外側に延びたインナーリード30は、外側のアウターリード50と接続されている。
ワイヤーボンディングにより接続されたと半導体素子110とインナーリード30は、モールド樹脂130によりモールドされて覆われる。これにより、半導体素子110及びワイヤーボンディング部分は、外部から保護される。インナーリード30とアウターリード50の境界には、ダムバー40が設けられ、モールド樹脂130の外枠が定められている。
アウターリード50は、例えば下向き形状に形成され、基板140に形成された配線と接続される。
このように、本実施例に係るリードフレーム100は、半導体素子110を半導体装置150として構成し、基板140への接続等が容易となるように構成される。
次に、図3乃至図5を用いて、実施例1に係るリードフレーム100のパターンを構成する残留金属部分70の立体構成の一例について説明する。
図3は、実施例1に係るリードフレーム100のパターンの延在方向と垂直な面で切った残留金属部分70の断面構成の一例を示した図である。図3に係る断面構成は、本実施例に係るリードフレーム100の総ての残留金属部分70に適用できるが、図3においては、インナーフレーム30又はアウターフレーム50のような、櫛状に形成されたパターン部分の残留金属部分70に適用する例について説明する。
図3において、残留金属部分70は、表面71と、裏面72と、側面73とを有する。表面71側は、半導体素子110が搭載され、ワイヤーボンディングが行われる側の面であり、裏面72側は、半導体素子110が搭載されず、ワイヤーボンディングが行われない側の面である。残留金属部分70の表面71が、リードフレーム100のパターンを構成する。また、残留金属部分70の側面73は、金属板80に貫通開口90が形成されて不要部分が除去されたときの開口断面に相当する。
表面71及び裏面72は、リードフレーム100加工前の状態の金属板80の状態を維持し、金属板80の厚さをそのまま保っている。従来、インナーリード30のボンディングエリア部分31については、加工精度を高めるために、ハーフエッチング等を施し、金属板80の肉厚を薄く構成していたため、強度が弱くなる問題があったが、本実施例に係るリードフレーム100においては、ボンディンング領域31についても、金属板80の厚さをそのまま用いることができる。よって、十分な強度を有する構成とすることができる。また、ハーフエッチング等を行うと、厚さが一定せず、更にエッチング面が平坦にならないという問題があったが、本実施例に係るリードフレーム100においては、金属板80の表面71及び裏面72をそのまま用いることができるため、一定の厚さかつ平坦な面を確保できる。
なお、金属板80の厚さは、例えば、0.25〔mm〕、0.2〔mm〕、0.15〔mm〕、0.125〔mm〕というレベルの厚さで形成されてよい。金属板80の厚さ、つまりリードフレーム100のパターンを構成する残留金属部分70の厚さは、用途に応じて適切に選択又は設定されてよい。
側面73は、プレス加工面74と、エッチング加工面75とを有する。プレス加工面74は、プレス加工による打ち抜きにより形成された側面であり、エッチング加工面75は、化学薬品の腐食作用を利用したエッチング加工により形成された側面である。プレス加工は、プレス型の形成加工や、加工対象の厚さが厚くなるとその加工が困難になるが、プレス型の通りに形状加工ができるため、高精度の形状形成加工を行うことができる。一方、エッチング加工は、食刻による加工であるため、垂直な加工は困難であり、鉛直方向とともに水平方向にも食刻が進行してしまうが、加工対象の厚さの如何に関わらず加工が可能であるという利点を有する。本実施例に係るリードフレーム100においては、プレス加工とエッチング加工の特性を効果的に利用し、金属板80の厚さを維持した状態で残留金属部分70を形成する。
図3において、側面73の表面71側(上方)にプレス加工面74が形成され、裏面72側にエッチング加工面75が形成されている。これは、表面71側がワイヤーボンディング等の配線接続が行われる面であるため、配線側の面の面積が広くなるように加工が行われているからである。つまり、プレス加工では、ほぼ型通りに垂直に加工ができ、表面71の面積及び隣接する残留金属部分70との間隔を保ったまま、不要部分の除去を行うことができる。
一方、側面73の裏面72側(下方)は、エッチング加工面75で構成されている。裏面72の面積は、表面71と比較して小さい。これは、エッチング加工は化学薬品による腐食作用を利用した加工であるため、全体方向に腐食が広がる傾向があり、そのような加工とならざるを得ないからである。残留金属部分70の裏面72は、ワイヤーボンディング等の微細な配線接続は行われないため、広い面積を要する必要性が表面71側よりも低い。よって、裏面72側は、エッチング加工面75により構成されている。
このように、本実施例に係るリードフレーム100においては、残留金属部分70の側面を、プレス加工面74とエッチング加工面75の両方の加工面を有する側面73として構成することにより、リードフレーム100で行われるワイヤーボンディングに適した形状としている。なお、図3に係るプレス加工面74とエッチング加工面75の双方の加工面を残留金属部分70の側面に有する構成は、総てのパターン10〜50に適用することも可能であるが、一部の領域にのみ適用するようにしてもよい。例えば、インナーリード30の部分のみ、更にはインナーリード30のボンディングエリア部分31の部分のみを、このようなプレス加工面74とエッチング加工面75の2つの加工面から構成された加工側面を有するように構成してもよい。表面71の広い平坦幅及び隣接するリードとの正確な間隔を最も要求される領域は、インナーリード30のワイヤーボンディングが行われる領域であるため、ボンディングエリア部分31のみをこのような加工とするだけでも、十分な効果を得ることができるからである。なお、以後、図3に示したプレス加工面74とエッチング加工面75の両方を備えた側面73を、両加工併用側面73とも呼ぶこととする。
なお、エッチング加工面75は、裏面72側からエッチング加工が行われ、プレス加工面74は、エッチング加工後に裏面72側から加工が行われる場合と、表面72側から加工が行われる場合の両方があり得るが、この点については、後述する。
図4は、実施例1に係るリードフレーム100の、両加工併用側面73以外の加工側面を有する残留金属部分70aの断面構成の一例を示した図である。図3において説明した両加工併用側面73は、総てのパターン10〜50の残留金属部分70に対して適用することができるが、ワイヤーボンディングが行われるインナーリード30、又はインナーリード30の中でも特にボンディングが行われるボンディングエリア部分31にのみ形成するように構成してもよい。パターン10〜50の総てではなく、部分的に両加工併用側面73を形成する場合、両加工併用側面73が形成されない領域は、例えば、図4のような加工断面を有する形状に残留金属部分70aが形成されてもよい。
図4において、残留金属部分70aは、表面71aと、裏面72aと、側面73aとを有する。表面71aと、裏面72aは、加工前の金属板80の表面及び裏面がそのまま維持され、金属板80の本来の厚さと、表面71a及び裏面72aの平坦度が保たれている点は、図3に係る残留金属部分70と同様である。
図4においては、側面73aが、表面71a側もエッチング加工面75a、裏面72a側もエッチング加工面75bで形成されている点で、図3に係る残留金属部分70の両加工併用側面73と異なっている。このように、図4に係る残留金属部分70aにおいては、加工側面73aの総てがエッチング加工面75a、75bで構成される。なお、裏面72a側のエッチング加工面75bは、裏面72a側からエッチング加工を行って形成された加工側面であり、表面71a側のエッチング加工面75aは、表面71a側からエッチング加工を行って形成された加工側面である。よって、図4に示す表面71a側と裏面72a側の双方からエッチング加工を行って貫通開口90を形成することにより、残留金属部分70aの加工が行われた側面73aを、以後、表裏エッチング加工側面73aとも呼ぶこととする。
図4において、より深くエッチング加工が行われて、その深さ(厚さ)が大きくなっているエッチング加工側面75bを有する裏面72aの方が、浅い(薄い)エッチング加工側面75aを有する表面71aよりも、平坦部の表面積が小さくなっている。
また、エッチング加工の場合、その加工面は穴を掘るような曲線形状となるため、表面71a側からのエッチング加工と、裏面72a側からのエッチング加工の繋がった部分が、突起76を形成し、横にはみ出す形状となってしまう。このような突起76は、隣接するパターンの残留金属部分70a間の間隔を狭めてしまう。つまり、表面71a同士又は裏面72a同士で十分に隣接するパターン間の間隔が確保できても、隣接する残留金属部分70aの突起76同士で間隔の狭い部分を作ってしまい、結局、隣接するパターン同士の実質的な間隔を狭めてしまう。従来、このような表裏エッチング加工側面73aでインナーリード30のボンディングエリア部分31も構成していたので、半導体素子110が微細化し、半導体素子110の端子間距離が狭くなると、これに対応した間隔の狭い残留金属部分70aを形成するのが困難であった。また、微細化に対応してボンディングエリア部分31にハーフエッチングを施すと、上述の不均一化と強度の低下の問題を招いてしまっていた。
一方、表裏エッチング加工側面73aは、安価で加工容易なエッチング加工のみを用いてパターン形成を行い、かつエッチング加工は深掘りも可能であるため、高精度な平坦幅やパターン間隔が要求されない領域では、製造工程上有利である。
そこで、本実施例に係るリードフレーム100においては、図4に示す表裏エッチング加工側面73aは、ワイヤーボンィングが行なわれない領域、つまり少なくともインナーリード30のボンディングエリア部分31を含まないそれ以外の領域で適用する。つまり、品質的に問題とならない領域、例えば、アウターリード50等に、図4に係る表裏エッチング加工側面73aを適用する。これにより、残留金属部分70aについては、表裏エッチング加工側面73aで構成し、より高精度な加工精度が要求される領域の残留金属部分70については、図3に係る両加工併用側面73で構成するようにすれば、製造負担を軽減しつつ、微細化に対応した高精度なパターンを有するリードフレーム100とすることができる。
なお、図3に係る残留金属部分70の両加工併用側面73においては、図4における突起76が発生せず、これが垂直面で削り落とされた状態で加工面が形成されるため、隣接する残留金属部分70間の間隔を広くとることができる。
また、パターン10〜50のどの領域を両加工併用領域側面73で構成し、どの領域を表裏エッチング加工側面73aで構成するかは、リードフレーム100の形状に応じて、適宜定めるようにしてよい。
図5は、実施例1に係るリードフレーム100の構成の一例について示した斜視図である。図5において、複数の隣接した形状パターンを有する残留金属部分70で構成されたインナーリード30が示されている。インナーリード30の所定の先端部分には、ボンディングエリア部分31が形成され、それよりも外側は、非ボンデシィング領域32が形成されている。
ボンディングエリア部分31は、ワイヤーボンディングがなされる領域であり、ワイヤー120が接続される領域であるので、その形状は、表面71の平坦幅が大きく、隣接するインナーリード30のボンディングエリア部分31との間隔が広いことが要求される。このような形状を実現することにより、半導体装置110の微細化及び多端子化に対応することができる。よって、図5において、ボンディングエリア部分31は、表面71及び裏面72は平坦であり、かつ側面73の厚さが金属板80の厚さが維持されている。そして、側面73は、プレス加工面74とエッチング加工面75の双方を有する両加工併用側面73として構成されている。これにより、裏面72の表面積は小さくなっているが、表面71の表面積は大きく形成されている。また、隣接するボンディングエリア部分31同士の間隔は、垂直な壁面状のプレス加工面74により、広く保たれている。
このように、インナーリード30のボンディングエリア部分31には、両加工併用側面73を形成することにより、平坦幅が大きく、間隔が広い形状のボンディングエリア部分31を構成することができ、微細化に適切に対応したリードフレーム100とすることができる。
一方、図5において、インナーリード30のボンディングエリア部分31より外側に配置された非ボンディングエリア32は、その側面73aが、エッチング加工面75a、75bのみで構成された表裏エッチング加工側面73aから構成されている。表裏エッチング加工側面73aが適用されたときには、非ボンディングエリア32の表面71aは、ボンディングエリア部分31の表面71よりも平坦幅が狭い形状となっている。しかし、非ボンンディング領域32は、ワイヤーボンディングによる配線接続がなされる訳ではないので、平坦幅が狭くても悪影響は受けない。そして、非ボンディングエリア32の表裏エッチング加工側面73aは、エッチング加工のみで形成することができる。
また、図5に示されるように、インナーリード30は、ボンディングエリア部分31も非ボンディングエリア32も同じ厚さで、金属板80の厚さが活かされて形成されている。これにより、インナーリード30の段差を無くし、均一性に優れた確実なワイヤーボンディングを実現できる。また、十分な厚さを有するインナーリード30を使用することができ、半導体装置150形成時又は形成後の加工にも十分な強度耐性を有するリードフレーム100とすることができる。
このように、図5に係るリードフレーム100によれば、インナーリード30のボンディングエリア部分31を両加工併用側面73で構成し、非ボンデシィング領域32を表裏エッチング加工側面73aで構成することにより、微細化への対応を行いつつ、十分な強度耐性を実現することができる。
なお、図5においては、インナーリード30のボンディングエリア部分31のみを両加工併用側面73として構成する例を挙げて説明したが、加工に問題が無く、また、更に微細化に対応するためには、インナーリード30の全体を両加工併用側面73として構成し、アウターリード50に表裏エッチング加工側面73aを形成するように構成してもよい。両加工併用側面73のパターン10〜50における適用範囲は、用途に応じて適宜変更することができる。
実施例2においては、図6乃至図12を用いて、実施例1に係るリードフレーム100の両加工併用側面73の部分の製造方法の一例について説明する。
図6は、表裏面レジスト塗布工程を示した側面図である。図6において、金属板80の上面がワイヤーボンディング面となる表面81、下面が、ワイヤーボンディングが行われない裏面82となる。表裏面レジスト塗布工程においては、金属板80の表面81及び裏面82全体にレジスト160を塗布し、表面レジスト膜161及び裏面レジスト膜162を形成する。
図7は、レジストパターン形成工程を示した図である。レジストパターン形成工程では、裏面82側において、金属板80の不要部分84のレジスト160が除去され、裏面レジストパターン162が形成される。
図8は、ハーフエッチング加工を施すエッチング工程を示した図である。図7のレジストパターン形成工程において、除去されたレジスト160の部分にエッチング加工が施され、溝92が形成される。溝92は、エッチング加工の侵食作用により食刻されるため、金属板80の全方向に食刻がなされ、円に近い曲線状の断面形状を有する溝形状となる。ハーフエッチング加工においては、裏面82側から金属板80の貫通を意図して行うのではなく、金属板80の厚さの略半分程度、又は半分よりもやや大きい程度までエッチング加工を行ったら、エッチングを停止する。これにより、ハーフエッチング加工では、金属板80の厚さの途中まで掘られた溝92が形成される。
なお、ハーフエッチング加工におけるエッチング加工は、金属板80の不要部分83の箇所の残留金属の厚さが、プレス加工で打ち抜き可能な薄さに達した所定の段階において停止するようにしてよい。
図9は、プレス工程の開始時の状態を示した図である。図8において、ハーフエッチング加工を行うエッチング工程が終了したら、表面レジスト膜161及び裏面レジストパターン162を除去し、金属板80をプレス加工機のパンチ170の下の加工位置に載置する。
図9においては、金属板80の表面81側を下側とし、溝92が形成された裏面82側を上側とし、図8の状態から上下面を反転させ、金属板80の面が完全に残っている表面81側を支持台(図示せず)と接触させ、支持台との接触面積が大きい安定した状態でプレス加工を行っている。この場合、溝92が上方に来るので、図9に示すように、溝92にパンチ170の位置を一致させ、パンチ170を下方に移動させて打ち抜き、溝92から表面81に向かって貫通口を形成すればよい。
図10は、完成した残留金属部分70を示した図である。図10に係る残留金属部分70は、図3で示した残留金属部分70と上下が反転しているが、表面71側にプレス加工面74を有し、裏面72側にエッチング加工面75を有する両加工併用側面73が図3と同様に形成されている。
このように、実施例2に係るリードフレーム100の製造方法によれば、金属板80の裏面82側からエッチング加工を行い、プレス加工を行う金属板80の厚さを減少させてからプレス加工を行うことができるので、安定してプレス加工を行うことができる。また、その際、溝92の形成されていない金属板80の表面81側を下側とし、溝92を上側とし、溝92からパンチ170を打ち抜くようにプレス加工を行うので、安定した金属板80の載置状態でプレス加工を行うことができる。
次に、図11及び図12を用いて、プレス工程について、更に詳細に説明を行う。図9で説明したプレス加工は、例えば、2段階で加工を行うようにしてもよい。図11及び図12は、プレス加工を2段階で行う場合のプレス工程の例を説明するための図である。
図11は、プレス工程の1回目の打ち抜きを行った状態を示した図である。図11において、エッチング工程が終了し、裏面82に溝92が形成された金属板80が、表面81を下面として、ダイ190上に載置されている。金属板80の裏面82は、上からストリッパー180で押さえられて固定されている。つまり、金属板80は、下方からはダイ190、上方からはストリッパー180に挟み込まれるように固定されている。
ダイ190及びストリッパー180は、間隔を有して配置され、その間隔にはパンチ170が打ち抜き加工を行うようになっている。図11では、パンチ170をダイ190と同じ高さまで下方に降ろし、金属板80の不要部分83が打ち抜かれた状態が示されている。ここで、図9においては、総ての溝92にパンチ170が配置されていたが、図11においては、1個おきに溝92にパンチ170が配置されている点で、図9のプレス工程と異なっている。よって、図11においては、ダイ190及びストリッパー180も、金属板80の裏面82のストリッパー180と接している平坦部分が、2個を1組として固定するように構成されている。
このように、プレス工程は、エッチング工程で形成された総ての溝92について1度に打ち抜きを行うのではなく、1個おきに行うようにしてもよい。例えば、微細化したパターンを形成する必要があり、プレス加工の金型の強度の観点から、図9のように、総ての溝92を1度に打ち抜くことが困難である場合には、図11に示すように、1個おきで打ち抜きを行うようにすれば、十分な金型の強度でプレス加工を行うことができる。
図12は、プレス工程の2回目の打ち抜きを行った状態を示した図である。2回目の打ち抜きにおいては、金属板80に対して、ダイ190及びストリッパー180を1個のパターンの幅分相対的に移動させ、打ち抜きの終了していない溝92の上にパンチ170が配置されるようにする。そして、図12に示すように、パンチ170を溝92の上方から下方に向かって打ち抜き、個々のパターンを完成させる。
このように、例えば、1回目のプレス加工で奇数番目の溝92を打ち抜き、2回目のプレス加工で偶数番目の溝92を打ち抜く、というように、1個おきで2回に分けてプレス加工を行うようにすれば、微細なパターンを金属板80に形成する場合であっても、十分な強度でプレス加工を行うことができる。
実施例3においては、実施例2とは異なる態様のリードフレーム100の製造方法について説明する。なお、実施例2に係るリードフレーム100の製造方法においても、製造されるリードフレーム100自体は、実施例2に係るリードフレーム100の製造方法と同様のものを製造することができる。
図13は、実施例2に係るリードフレーム100の製造方法のプレス工程の一例を示した図である。プレス工程に至るまでの表裏面レジスト塗布工程、レジストパターン形成工程及びエッチング工程までは、図6乃至図8において説明した実施例2に係るリードフレーム100の製造方法と同様であるので、その説明を省略する。
図13において、溝92が形成された金属板80が、表面81を上側に、溝92が形成された裏面82を下側にして載置されている。これは、実施例2の図9で示したプレス工程と、金属板80の載置状態が、上下反転した状態である。このように、金属板80の表面81を上面側とし、裏面82を下面側として配置し、プレス工程を行うようにしてもよい。
この場合、図13に示すように、パンチ170は、溝92の上方に来るように配置され、パンチ170を下方に移動させて打ち抜くことにより、溝92にパンチ170が到達し、溝92と表面81とを貫通させる開口を形成できる配置とする。
図14は、図13に示したプレス工程を実行することにより、完成したパターンの残留金属部分70の一例を示した図である。プレス工程が終了した後は、図14に示すように、表面71が上面、裏面72が下面にきており、表面側にプレス加工面74、裏面側にエッチング加工面75を有する両加工併用側面73を備えた残留金属部分70が完成する。
このように、プレス工程を、金属板80の表面81側から行うようにしてもよい。実施例2及び実施例3において説明したように、プレス加工面74は、金属板80の裏面82側からの打ち抜きでも、表面81側からの打ち抜きでも行うことができ、製造設備や用途等を考慮し、適宜適切な製造方法を選択することができる。
なお、実施例3においても、実施例2の図11及び図12で説明したように、1個おきにプレス加工を行うようにしてもよく、金属板80上下を反転させて、図11及び図12で説明したプレス工程をそのまま適用することができる。
実施例2及び実施例3においては、エッチング工程とプレス工程を併用する両加工併用側面73についてのリードフレーム100の製造方法について説明したが、実施例4においては、プレス加工を施さない領域の加工も含めたリードフレーム100の製造方法について説明する。
図15は、表裏エッチング加工によるリードフレーム100の製造工程を示した図である。実施例4に係るリードフレーム100の製造方法においては、ハーフエッチング加工及びプレス加工を行わない残留金属部分70aについては、金属板80の表面81側及び裏面82側からエッチングを行う表裏エッチング加工を行う。
図15(a)は、エッチング工程の初期段階の一例を示した図である。金属板80の表面81側には、表面レジストパターン161aが形成され、裏面82側には、裏面レジストパターン162aが形成されている。表面レジストパターン161a及び裏面レジストパターン162aは、ともに金属板80の不要部分に開口を有して形成され、表面81側及び裏面82側の双方からエッチング加工を行う。なお、図15(a)においては、金属板80の隣接する不要部分の間隔(ピッチ)が、0.130〔mm〕に設定された例が示されている。
エッチング加工により、断面形状が略円形の溝91a、92aが、表面81側及び裏面82側に各々形成される。表面81側及び裏面82側の双方とも同じエッチング加工による食刻加工であるため、片側の面のみからではなく、両面から同時に加工を行うことができる。よって、容易かつ迅速に加工を行うことができる。溝91a、92aは、中心線が同位置に形成されるため、表面81及び裏面82からの侵食作用により、溝91a、92aが形成された箇所は、金属板80の厚さが薄くなる。また、表面81側の表面積が裏面82側よりも大きくなるように、表面81側の溝91aが、裏面92a側の溝92aよりも小さくなるようにエッチング加工を行う。このようなエッチング加工による形成される溝91a、92aの大小は、例えば、エッチング加工を行う位置のレジストパターン161a、162aの開口の大きさにより調整されてよい。例えば、表面81側に小さい溝91aを形成する場合には、表面レジストパターン161aの開口を、裏面レジストパターン162aの開口よりも小さくすればよい。
図15(d)は、図15(a)に示したエッチング工程の初期段階を、斜視的に示した図である。図15(d)において、金属板80の表面81側及び裏面82側から、溝91a及び溝92aが、各々レール状に形成されている状態が示されている。これにより、溝91a、92aが形成された箇所は、金属板80の厚さが薄くなっている。
図15(b)は、エッチング工程の完成段階の一例を示した図である。エッチング工程の完成段階においては、図15(a)、(d)で示したエッチング工程の初期段階から更にエッチング加工を表面81及び裏面82とも進行させ、溝91aと溝92aを貫通させて開口90aを形成する。金属板80の平坦な残留部分は、表面81側の方が、裏面82側よりも大きく形成されている。
図15(c)は、パターン完成状態を示した図である。図15(c)においては、図15(b)のエッチング工程の完成段階から、表面レジストパターン161a及び裏面レジストパターン162aを除去し、パターンを完成させる。ここで、残留金属部分70aの表面71a側の平坦幅は0.070〔mm〕であり、裏面72a側の平坦幅は0.040〔mm〕である例が示されている。また、このとき、隣接する残留金属部分70aの間隔は、0.030〔mm〕となる例が示されている。この0.030〔mm〕という数字は、実際のリードフレーム100の残留金属部分70a同士の間隔としては、非常に狭い数字であり、このままでは、その後の半導体装置150を製造する際の工程が非常に困難であり、隣接残留金属部分70a同士で短絡等を生じやすい間隔である。従って、実際には、表裏エッチング加工は、ピッチ間隔が0.130〔mm〕というような狭い間隔には用いず、もっと広いピッチ間隔を有するパターンに適用する。そうすることにより、突起76が発生し、微細化への対応が困難な表裏エッチング加工を、例えばアウターリード50等の、適切な箇所に利用することができる。
図15(e)は、パターン完成状態を斜視的に示した図である。図15(e)において、複数の延在する残留金属部分70aが、所定間隔を空けて隣接して配置されている。隣接する残留金属部分70aのピッチ間隔は、突起76で制約を受ける。しかしながら、表面71a及び裏面72aを同時にエッチング加工で形成してゆくため、簡素な製造工程で容易に残留金属部分70aを形成できる。また、プレス工程のような金型の精度や正確な位置合わせも要せず、リードフレーム100の広い範囲の残留金属部分70aについて、エッチング加工で一括して加工を行うことができる。
このように、表裏エッチング加工によれば、製造される残留金属部分70aのピッチ間隔は広く取る必要があるが、簡素な工程で容易に残留金属部分70aの加工を行うことができる。
なお、図15においては、残留金属部分70aの表面71aが裏面72aよりも広い面積を有する形状としてが、例えば、表面71aと裏面72aが同じ面積となるような形状に形成してもよい。この場合、例えば、図15(a)において説明した表面レジストパターン161aと裏面レジストパターン162aの開口を同じ大きさの開口に形成し、今までの説明と同様の表裏エッチング加工を行えば、同一の溝91a、92aが形成され、表面71aと裏面72aが同一面積を有する形状のリードを形成することができる。表裏エッチング加工による残留金属部分70aの形状は、用途に応じて、適宜変更してもよい。
図16は、ハーフエッチング加工及びプレス加工の併用によるリードフレーム100の製造工程を示した図である。図16においては、ハーフエッチング加工及びプレス加工を、図15において説明した表裏エッチング加工との関係において説明する。なお、図16においても、ピッチ間隔は、0.130〔mm〕に設定された例を挙げて説明する。
図16(a)は、ハーフエッチング加工を施すエッチング工程の初期段階を示した図である。ハーフエッチング加工においては、金属板80の表面81には表面レジスト膜161、裏面82には裏面レジストパターン162が形成されている。表面エッチング膜161は、金属板80の必要部分の全面を覆い、裏面エッチングパターン162は、開口を有するパターンを有している。よって、ハーフエッチング加工においては、金属板80の裏面82のみがエッチング加工され、溝92が形成されている。
通常、図16(a)に示すハーフエッチング加工は、図15(a)に示した表裏エッチング加工と同時に実行される。この場合には、表裏エッチング加工側面73aを形成する領域の金属板80には、図15(a)で示したレジストパターン161a、162aを形成し、両加工併用側面73を形成する領域の金属板80には、図16(a)で示したレジストパターン161、162を形成してエッチング加工を行う。
このように、図15(a)及び図16(a)は、同じエッチング工程で実行できるので、工程数を減らす観点から、同一のエッチング工程で同時に加工が行われることが好ましい。しかしながら、例えば、エッチング加工の内容に差を持たせたる等の理由のため、ハーフエッチング加工と表裏エッチング加工を分けて行いたい場合には、別工程で実行してもよい。
図16(b)は、ハーフエッチング加工の完成段階を示した図である。ハーフエッチング加工の完成段階においては、金属板80の裏面82に形成された溝92が、金属板80の厚さの略半分、又は半分を超えた深さにまで達する。図16(b)においても、ハーフエッチング加工の完成段階は、図15(b)の表裏エッチング加工の完成段階と同時進行で、同一のエッチング工程で行われる。
図16(d)は、図15(b)及び図16(b)に対応するエッチング工程の完成段階を、斜視的に示した図である。図16(d)において、ハーフエッチング加工が施された金属板80の先端部分には、溝92が形成されている。一方、金属板80の奥側は、図15(b)の表裏エッチング加工が施されている領域であり、金属板80の表面81側にも、溝91aが形成されている。図16(d)からは見えないが、表面81側の溝91aに対応して、裏面82側にも、溝92aが形成されている。つまり、先端側の溝92と、奥側の溝92aは、連続した溝92、92aとして形成されていることになる。また、表面81の溝91aと裏面82の溝92aは、この段階で貫通し、開口90aが形成される。つまり、表裏エッチング加工による残留金属部分70aの形状は、この段階で完成する。この段階で、エッチング工程は、表裏エッチング加工及びハーフエッチング加工の双方で終了するので、レジスト161、161a、162、162aは、この後総て除去される。
図16(c)は、プレス工程終了後の残留金属部分70の完成状態を示した図である。プレス工程は、図15(a)〜(e)で示した表裏エッチング加工及び図16(a)、(b)、(d)で示したハーフエッチング加工がエッチング工程で終了した後に行われる。プレス工程は、実施例2及び実施例3で説明したように、裏面82側又は表面81側から、用途に応じて実行されてよい。その際、実施例2の図11及び図12で説明したように、2回に分けてプレス加工を実行してもよい。図16(c)に示すように、プレス加工により、開口91が形成され、金属板80の裏面82に形成された溝92と、表面81に形成された開口91が貫通する。また、金属板80の不要部分の貫通除去により、プレス加工面74及びエッチング加工面75を有する両加工併用側面73が形成され、残留金属部分70が形成される。
リードを構成する残留金属部分70の表面71は、0.070〔mm〕の平坦幅を有し、裏面72は、0.040〔mm〕の平坦幅を有する点は、図15(c)で示した残留金属部分70aと同様である。しかしながら、残留金属部分70は、ピッチ間隔については、0.060〔mm〕であり、0.030〔mm〕であった残留金属部分70aよりも広く、2倍のピッチ間隔を確保できている。このレベルのピッチ間隔であれば、後に行われる半導体装置150の製造工程において若干の変形等があっても、短絡を起こさず、十分に加工に耐えることができる。
図16(e)は、図15(c)及び図16(c)に対応するプレス工程終了後のリード完成状態の斜視図である。図16(e)においては、インナーリード30の先端部のボンディングエリア部分31に、図16(a)〜(c)に示されたハーフエッチング加工及びプレス加工が施され、インナーリード30の非ボンディングエリア32には、図15で示された表裏エッチング加工が施された例が示されている。ワイヤーボンィングが行われるボンディングエリア部分31は、広い平坦幅を有し、隣接するインナーリード30とは、プレス加工面74の垂直な壁面でピッチ間隔が空けられ、広い平坦幅と、確実なピッチ間隔を実現しており、微細化に対応できる構成となっている。一方、ワイヤーボンディングが行われない非ボンディングエリア32については、表裏エッチング加工により、エッチング工程のみで残留金属部分70aを形成し、製造負担を低減している。
なお、図15及び図16で説明したピッチ間隔等の数値は、例として挙げた数値であり、種々のピッチ間隔や平坦幅を有するワイヤーフレーム100に適用されてよいことは、言うまでもない。
また、図15及び図16においては、表裏エッチング加工と、ハーフエッチング加工を同一のエッチング工程で同時に行う例を挙げて説明したが、上述のように、表裏エッチング加工とハーフエッチング加工を別のエッチング内容としたい場合には、表裏エッチング加工を行うエッチング工程と、ハーフエッチング加工を行うエッチング工程を別工程としてもよい。
次に、図17乃至図22を用いて、インナーリード30のボンディングエリア部分31にハーフエッチング加工のエッチング工程及びプレス工程を実行する際の、前後の工程も含めた製造工程について説明する。
図17は、ハーフエッチング加工のエッチング工程を行う前の金属板80の表面81を示した平面図である。図17において、金属板80には、既にエッチング加工で貫通した開口90、93、94が形成されている。金属板80には、中央にパッド10となる部分、その周辺にインナーリード30、ダムバー40及びアウターリード50となる部分が形成されている。パッド10となる部分の周辺には、小さな四角の開口94が形成されている。また、インナーリード30の部分には、開口93が形成されている。
図18は、ハーフエッチング加工後の金属板80を裏面82から見た平面図である。金属板80の裏面82の不要部分84には、ハーフエッチング加工により、溝92が形成される。
図19は、プレス工程が行われる前の金属板80の表面81を示した平面図である。図19において、金属板80の不要部分83が、プレス加工による打ち抜きが行われる位置として特定される。
図20は、プレス工程が終了した後の金属板80の表面81を示した平面図である。図20において、プレス工程により開口93と開口94が、開口91により接続される。これにより、パッド10付近の先端部にある、インナーリード30のボンディングエリア部分31が形成される。
図21は、パッド10とインナーリード30の先端部との接続を切断する前の表面81を示した平面図である。図21に示すように、パッド10とインナーリード30の間の金属板80の不要部分85を、プレス加工による打ち抜き部分として特定する。
図22は、金属板80の不要部分85をプレス加工により打ち抜いて除去した状態を示した表面81の平面図である。図22において、金属板80のパッド10とインナーリード30との間の不要部分85が除去され、貫通した開口95が形成されている。これにより、インナーリード30とパッド10の電気的接続が遮断され、ワイヤーボンディングによりパッド10上の半導体素子110とインナーリード30のボンディングエリア部分31が初めて接続される形状となる。
このように、例えば、本実施例に係るプレス加工併用工程は、既にパッド10付近に形成された貫通開口94と、インナーリード30の領域に形成された開口93とを貫通開口91で接続し、更に貫通開口94を含めてパッド10の周辺全体をプレス加工して開口95を形成することにより、リードフレーム100を形成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明は、半導体素子を搭載し、半導体装置を製造するためのリードフレームに利用することができる。
10 パッド
20 吊りリード
30 インナーリード
31 ボンディングエリア部分
32 非ボンディングエリア
40 ダムバー
50 アウターリード
60 フレーム
70、70a 残留金属部分
71、71a、81 表面
72、72a、82 裏面
73 両加工併用側面
73a 表裏エッチング加工側面
74 プレス加工面
75、75a、75b エッチング加工面
76 突起
80 金属板
83、84 不要部分
90、90a、91、93、94、95 開口
91a、92、92a 溝
100 リードフレーム
110 半導体素子
120 ワイヤー
130 モールド樹脂
140 基板
150 半導体装置

Claims (8)

  1. 金属板の不要部分を除去し、残留金属部分で形成された所定形状のパターンが、半導体素子が搭載されるパッドと、該パッドの周囲を放射状に囲んで配置された複数のインナーリードとを含み、該インナーリードの表面側にボンディングエリア部分を含むリードフレームの製造方法であって、
    前記金属板の裏面側から、隣接する前記インナーリード同士の間隔部分にハーフエッチング加工を施して窪みを形成するエッチング工程と、
    前記窪みと前記金属板の表面との間を、前記裏面側の前記窪みからプレス加工により貫通して前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を除去し、前記インナーリードのパターンを形成するプレス工程と、を含み、
    該プレス工程は、前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を1個おきに除去するプレス加工を2段階で行って、個々の前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を除去することを特徴とするリードフレームの製造方法。
  2. 2段階目の前記プレス加工では、1段階目のプレス加工で除去されていない前記隣接する前記インナーリード同士の間隔部分を除去することを特徴とする請求項1に記載のリードフレームの製造方法。
  3. 記ハーフエッチング加工及び前記プレス加工は、前記インナーリードの前記ボンディングエリア部分の側面に施されることを特徴とする請求項2に記載のリードフレームの製造方法。
  4. 前記金属板の前記不要部分であって、前記ハーフエッチング加工及び前記プレス加工が施されない領域に、前記表面側及び前記裏面側から同時にエッチング加工を行う表裏エッチング加工を施すことにより、前記金属板を貫通して前記パターンを形成することを特徴とする請求項2又は3に記載のリードフレームの製造方法。
  5. 前記表裏エッチング加工は、前記ハーフエッチング加工と同時に前記エッチング工程において行われることを特徴とする請求項4に記載のリードフレームの製造方法。
  6. 前記表裏エッチング加工は、前記インナーリードよりも外側に形成されたアウターリードについても行われる請求項5に記載のリードフレームの製造方法。
  7. 前記表裏エッチング加工は、前記金属板の前記表面側及び前記裏面側に開口を有するレジストパターンを形成して行われる請求項6に記載のリードフレームの製造方法。
  8. 前記レジストパターンは、前記表面側と前記裏面側とで前記開口の大きさが異なっており、前記表面側と前記裏面側とで前記表裏エッチング加工により形成される溝の大きさが異なっている請求項7に記載のリードフレームの製造方法。
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