JP2019069837A - フォーク用アタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトでかつシンプルな構造を有し、被搬送物、特に縦長の重量物を搬送車両や搬送台車のフォークに強固に固定した状態で、搬送することを可能にするフォーク用アタッチメント及びこれを備えた固定装置を提供する。【解決手段】フォーク用アタッチメント2a〜2dは、フォーク11a、11bに装着されるもので、両端部が開口する直方体又は立方体形状の箱状体からなるアタッチメント主体と、前記アタッチメント主体の上面の左右両端から上方に向けて立設される一対の側面部と、前記一対の側面部の間の前面を覆うよう前記アタッチメント主体の前記開口部211a〜211dの前端から上方に立設される支持部214a〜214dで構成される。【選択図】図2

Description

この発明は、フォーク用のアタッチメントに関するものである。
より具体的には、被搬送物、特に縦長の重量物をフォークリフトなどのフォークに固定するために、フォークに装着されるフォーク用アタッチメント、及びこれを備えた固定装置に関するものである。
フォークリフトなどのフォークを備える搬送車両ないし搬送台車には、荷物の形態や作業内容に応じてさまざまな種類のアタッチメントが取り付けられるようになっている。
フォーク用のアタッチメントの一例が、特許文献1及び2に開示されている。
例えば、特開2014−061990号公報(特許文献1)においては、コンテナ内への搬入作業中に、長尺物が上下左右に振れるのを防止することができ、この長尺物を効率良くかつ安全にコンテナ内に搬入することができるフォークリフト用アタッチメントが提案されている。
このフォークリフト用アタッチメントは、搬送する複数の長尺物(M)を並列して載置する底面板(10)と、
前記長尺物(M)の後端が当接する背面板(20)と、
前記底面板(10)の左右端部から上向きに起立して設けられる側面板(30)と、
前記底面板(10)の先端よりも前記背面板(20)に近い側に、左右の前記側面板(30、30)に跨って設けられる押さえ部材(40)と、
を備えたものである。
さらに、特開2014−061990号公報(特許文献2)においては、フォークリフトで荷崩れし易いモノを重ねて運搬する場合に、該運搬物を直接固定することなく運搬できるフォークリフトの荷崩れ防止装置が提案されている。
この荷崩れ防止装置は、前方に延設させたフォークがマストによって上下するよう構成された荷受部を車体に備えたフォークリフトに装着されるもので、
一対のフォーク爪部の基部に装着する柱状の脱着可能な固定柱、
フォーク爪部の先端部に装着する柱状の脱着可能な押さえ柱、
該固定柱と押さえ柱との間隔を保持するための梁板からなり、
固定柱と押さえ柱の爪部装着部を箱状となし、運搬物を固定せずに運ぶものである。
特開2016−216150号公報(特許請求の範囲,図3,図7) 特開2014−061990号公報(特許請求の範囲,図1,図2)
しかしながら、縦長の大型重量物は、その高さが200cm以上、重量が200kg以上になるもので、非常に重く、その重心位置は、重量物毎に異なるものであるため、フォークリフトによる搬送時にバランスを崩し、転倒するおそれがあり、その搬送作業は、非常に危険を伴うものであった。
前記特許文献1に記載されたフォークリフト用アタッチメントは、長尺物の搬送に適したもので、前記特許文献2に記載されたフォークリフトの荷崩れ防止装置は、比較的小型の運搬物の搬送に適したものであり、いずれも、縦長の大型重量物の搬送には不向きである。
この発明はかかる現状に鑑み、コンパクトでかつシンプルな構造を有し、被搬送物、特に縦長の重量物を搬送車両や搬送台車のフォークに強固に固定した状態で、搬送することを可能にするフォーク用アタッチメント及びこれを備えた固定装置を提供せんとするものである。
この発明の請求項1に記載の発明は、
フォークに装着されるフォーク用アタッチメントであって、
両端部が開口する直方体又は立方体形状の箱状体からなるアタッチメント主体と、
前記アタッチメント主体の上面の左右両端から上方に向けて立設される一対の側面部と、
前記一対の側面部の間の前面を覆うよう前記アタッチメント主体の前記開口の前端から上方に立設される支持部で構成されていること
を特徴とするフォーク用アタッチメントである。
この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のフォーク用アタッチメントにおいて、
前記一対の側面部は、
いずれも、その上端が前記支持部に向かうほど高くなるように傾斜した側面視三角形又は台形状の板状体からなること
を特徴とするものである。
この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載のフォーク用アタッチメントにおいて、
前記一対の側面部は、
いずれも、左右方向に貫通するよう形成された貫通孔を有すること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
左右一対のフォーク上に載置された被搬送物を、前記フォークに固定するためのフォーク用の被搬送物の固定装置であって、
前記左右一対のフォークのそれぞれの基端側に、前記支持部の前面が先端側に向くよう装着される請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントと、
前記左右一対のフォークのそれぞれの先端側に、前記支持部の前面が基端側に向くよう装着される請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントと、
前記被搬送物の上面に当接した状態で、一端側が前記基端側に装着されるフォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側が前記先端側に装着されるフォーク用アタッチメントに連結される拘束手段で構成され、
前記被搬送物を、前記基端側に装着される一対のフォーク用アタッチメントと、前記先端側に装着される一対のフォーク用アタッチメントとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段によって前記フォークに対して押圧されるように固定すること
を特徴とするフォーク用の被搬送物の固定装置である。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項4に記載のフォーク用の被搬送物の固定装置において、
前記被搬送物は、
縦長の重量物であること
を特徴とするものである。
この発明の請求項6に記載の発明は、
被搬送物をフォークに固定する被搬送物の固定方法であって、
前記フォークの先端側に装着された請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントの支持部と、前記フォークの基端側に装着された請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントの支持部とにより、前記フォーク上に載置した被搬送物を挟持するとともに、
前記被搬送物の上面と当接するよう、一端側が前記フォークの先端側に装着されたフォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側が前記フォークの基端側に装着されたフォーク用アタッチメントに連結される拘束手段によって、前記被搬送物の上面を押圧すること
を特徴とする被搬送物の固定方法である。
この発明の請求項7に記載の発明は、
被搬送物をフォークに固定する被搬送物の固定方法であって、
前記フォークの先端側に装着された請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントの支持部と、前記フォークの基端部とにより、前記フォーク上に載置した被搬送物を挟持するとともに、
前記被搬送物の上面と当接するよう、一端側が前記フォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側がフォークリフトのマストに連結される拘束手段によって、前記被搬送物の上面を押圧すること
を特徴とする被搬送物の固定方法である。
この発明にかかるフォーク用アタッチメントは、フォークに装着されるもので、両端部が開口する直方体又は立方体形状の箱状体からなるアタッチメント主体と、前記アタッチメント主体の上面の左右両端から上方に向けて立設される一対の側面部と、前記一対の側面部の間の前面を覆うよう前記アタッチメント主体の前記開口の前端から上方に立設される支持部で構成されているものである。
したがって、コンパクトでかつシンプルな構造を有し、前記被搬送物をフォークに対して強固に固定するアタッチメントとして利用可能なものである。
なお、前記フォーク用アタッチメントにおいて、前記一対の側面部を、その上端が前記支持部に向かうほど高くなるように傾斜した側面視三角形又は台形状の板状体で構成することができる。
このような構成によって、前記支持部を、前記一対の側面部と前記アタッチメント主体で支持することができるので、被搬送物として大型重量物を選択する場合においても、前記フォーク用アタッチメントを適用することができる。
この発明にかかるフォーク用の被搬送物の固定装置は、左右一対のフォーク上に載置された被搬送物を、前記フォークに固定するためのもので、前記左右一対のフォークのそれぞれの基端側に、前記支持部の前面が先端側に向くよう装着される前記フォーク用アタッチメントと、前記左右一対のフォークのそれぞれの先端側に、前記支持部の前面が基端側に向くよう装着される前記フォーク用アタッチメントと、前記被搬送物の上面に当接した状態で、一端側が前記基端側に装着されるフォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側が前記先端側に装着されるフォーク用アタッチメントに連結される拘束手段で構成され、前記被搬送物を、前記基端側に装着される一対のフォーク用アタッチメントと、前記先端側に装着される一対のフォーク用アタッチメントとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段によって前記フォークに対して押圧されるように固定するよう構成されている。
したがって、この固定装置によれば、被搬送物は、前記基端側に装着されるフォーク用アタッチメントと、前記先端側に装着されるフォーク用アタッチメントとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段によって前記フォークに対して押圧されるので、前後方向と上下方向に動かないよう前記フォークに拘束される。
よって、この固定装置は、被搬送物をフォークに対して強固に固定し、その搬送を安全に行うことを可能とするものである。
前記フォーク用の被搬送物の固定装置は、大型重量物などの各種の被搬送物の、フォークへの固定に適用することができ、特に縦長の大型重量物の固定に適用することができるものである。
この発明の被搬送物の固定方法は、被搬送物をフォークに固定するもので、前記フォークの先端側に装着された前記フォーク用アタッチメントの支持部と、前記フォークの基端側に装着された前記フォーク用アタッチメントの支持部又は前記フォークの基端部とにより、前記フォーク上に載置した被搬送物を挟持するとともに、前記被搬送物の上面と当接するよう、一端側が前記フォークの先端側に装着されたフォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側が前記フォークの基端側に装着されたフォーク用アタッチメント又はフォークリフトのマストに連結される拘束手段によって前記被搬送物の上面を押圧するよう構成されている。
かかる構成の固定装置によれば、被搬送物は、前記先端側に装着されるフォーク用アタッチメントと、前記基端側に装着されるフォーク用アタッチメント又は前記フォークの基端部とにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段によって前記フォークに対して押圧されるので、前後方向と上下方向に動かないよう前記フォークに対して強固に固定される。
この発明にかかるフォーク用アタッチメントをフォークに取り付けた状態のフォークリフトの一例を示す説明図である。 この発明にかかるフォーク用の被搬送物の固定装置による被搬送物の固定方法の一例を示す説明図である。 この発明にかかるフォーク用アタッチメントを示す正面図である。 この発明にかかるフォーク用アタッチメントを示す背面図である。 この発明にかかるフォーク用アタッチメントの要部拡大図である。 この発明にかかるフォーク用アタッチメントをフォークに取り付けた状態のフォークリフトの他の例を示す説明図である。
以下、この発明にかかるフォーク用の被搬送物の固定装置(以下、「固定装置」という。)と、これを構成するフォーク用アタッチメント(以下、「アタッチメント」という。)の実施の一例を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
なお、この発明は開示された実施例にのみ限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内において種々改良することができるものである。
この発明にかかる固定装置1は、図1に示すように、フォークリフト10などの搬送車両や搬送台車が備える左右一対のフォーク11a,11bに被搬送物5を固定するものである。
前記固定装置1は、図1及び2に示すように、前記フォーク11a,11bのそれぞれの基端側に装着される一対のアタッチメント2a,2bと、前記基端側に装着される一対のアタッチメント2a,2bに対向して前記フォーク11a,11bのそれぞれの先端側に装着される一対のアタッチメント2c,2dと、一端側が前記基端側に装着されるアタッチメント2a,2bに連結される一方で他端側が前記先端側に装着されるアタッチメント2c,2dに連結される一対の拘束手段3a,3bと、から構成されている。
前記固定装置1を構成するアタッチメント2a,2b,2c,2dは、いずれも、図3及び4に示されているアタッチメント2と同じ構成を有するものである。
図3及び4において、アタッチメント2は、両端部が開口する直方体又は立方体形状の箱状体からなるアタッチメント主体21と、前記アタッチメント主体の上面の左右両端縁から上方に延設される一対の側面部212,213と、前記一対の側面部212,213の間の前面を覆うよう前記アタッチメント主体21の前端開口211の上縁から上方に立設される支持部214で構成されている。
前記アタッチメント主体21は、両端部が開口する箱状体からなるもので、図5に示すように、開口部211を挿入口として、その両端のいずれからもフォーク11a(又は11b)を挿入することが可能となるように構成されている。
なお、この実施例において、前記アタッチメント主体21の上面には、前記開口部211と連通するよう所要の大きさの挿通孔216が形成されている。
したがって、図5に示すように、前記挿通孔216にボルトなどの固定具4を挿通させることによって、前記フォーク用アタッチメント2を、前記開口部211内に挿入された前記フォーク11a(又は11b)に、前記挿通孔216を介して挿通された前記固定具4を利用して、固定することができる。
図3及び4において、前記側面部212,213は、その上端が支持部214に向かうほど高くなるように傾斜した所要の厚さを有する側面視三角形又は台形状の板状体からなるもので、その前方側の端部で前記支持部214を支持する。
したがって、前記支持部214と前記アタッチメント主体21との固定強度は、きわめて高いので、前記支持部214は、被搬送物として重量が高いものを支持する場合であっても、その重量に十分に耐えることができる。
前記側面部212,213のそれぞれには、図3及び4に示すように、その所定の位置において、左右方向に貫通する貫通孔215,215が形成されている。
したがって、前記側面部212,213の貫通孔215,215の少なくとも一方に形成されたものを利用して、前記拘束手段3a,3bとの連結が可能となっている。
前記支持部214は、その前面で被搬送物5を支持するためのもので、所要の厚さと大きさを有する矩形の板状体で構成されている。
前記支持部214は、図3及び4に示すように、前記一対の側面部212,213の間の前面を覆うのに十分な幅を有するので、前記一対の側面部212,213の前板を構成し、前記一対の側面部212,213によって支持される。
したがって、前記支持部214によって、被搬送物5としての重量物を支持することが可能となる。
なお、前記支持部214の高さについては、特段の制限はないが、例えば、前記アタッチメント主体21に取り付けた状態で、前記開口部211上縁の下端から前記支持部214の上端までの高さが、被搬送物の高さの4分の1以上になるようにすることができる。
この実施例において、前記支持部214の前面には、被搬送物5と当接したときに、被搬送物5が左右方向にズレたり、被搬送物5が傷ついたりすることが防止されるよう、ゴムなどの緩衝部材(図示せず)が配されている。
なお、図3及び4において、前記支持部214は前記アタッチメント主体21の前端開口211上縁に設けられているが、前記支持部214は、その前面で被搬送物5を支持することができ、かつ前記アタッチメント主体21の両端部が開口する限り、前記アタッチメント主体21の開口211の前端の任意の位置に設けることができる。
したがって、例えば、前記支持部214を、その下部に開口部211と対応する開口を形成し、開口部211の前方側の周縁に対して、前記支持部214の開口が前記アタッチメント主体21の開口部211と重なるように取り付けてもよい。
かかる構成のアタッチメント2は、図2に示すように、前記フォーク11a,11bの基端側に装着させる場合には、前記支持部214の前面(被搬送物5と当接する側)が前記フォーク11a,11bの先端側に向くようにする(アタッチメント2a,2b)一方、前記フォーク11a,11bの先端側に装着させる場合には、前記支持部214の前面が前記フォーク11a,11bの基端側に向くようにして(アタッチメント2c,2d)使用される。
このような構成によって、前記フォーク11a,11bの基端側に装着されたアタッチメント2a,2bと、前記フォーク11a,11bの先端側に装着されたアタッチメント2c,2dは、互いの支持部の前面が対向するようになるので、被搬送物5を挟持・固定して、前後方向に動かないよう拘束することが可能となる。
前記拘束手段3a,3bは、被搬送物5の上面に当接した状態で、一端側が前記基端側のアタッチメント2a,2bに連結される一方で、他端側が前記先端側のアタッチメント2c,2dに連結されるもので、前記被搬送物5の上面を前記フォーク11a,11bに向かって押圧することによって、前記被搬送物5を前記フォーク11a,11bに拘束し、前記被搬送物5が上下方向に動かない状態にすることを可能にするものである。
なお、前記拘束手段としては、被搬送物5の上面に当接した状態で、一端側が前記基端側のアタッチメント2a,2bに、他端側が前記先端側のアタッチメント2c,2dに、それぞれ連結可能なものであれば、使用する数や形態などに特段の制限はない。
前記拘束手段として、例えば、ラッシングベルトなどのベルト状又は紐状のものを1又は2以上組み合わせて使用することができる。
また、前記拘束手段は、その両端部にフックなどの連結具を備えたものであってもよい。
この実施例において、前記拘束手段3a(又は3b)は、いずれもラッシングベルトで構成され、前記被搬送物5の上面に当接した状態で、その一端側が、フックとシャックル(図示せず)で構成される係止具を介してフォーク11a(又は11b)の基端側に装着されたアタッチメント2a(又は2b)の外側の側面部212aの貫通孔215a(又は側面部213bの貫通孔215b)に、他端側が、フックとシャックル(図示せず)で構成される係止具を介してフォーク11a(又は11b)の先端側に装着されたアタッチメント2c(又は2d)の外側の側面部213cの貫通孔215c(又は側面部212dの貫通孔215d)に、それぞれ連結されている。
したがって、前記拘束手段3a,3bを、必要に応じて巻取手段などを利用して、緊張状態にすれば、被搬送物5の上面は、フォーク11a,11bに向かって押圧されることになる。
かかる構成の固定装置1により、前記被搬送物5は、前記基端側に装着される一対のアタッチメント2a,2bと、前記先端側に装着される一対のアタッチメント2c,2dとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段3a,3bによって前記フォーク11a,11bに対して押圧されるので、前記被搬送物5は、前後方向と上下方向に動かないよう拘束され、前記フォーク11a,11bに対して強固に固定される。
かかる構成からなる固定装置1によって、被搬送物5のフォーク11a,11bへの固定を、以下のようにして行うことができる。
図2に示すように、フォークリフト10の左右一対のフォーク11a,11bを、アタッチメント2a,2bの各開口部(挿入口)211a,211bに、その背面側から挿入して、アタッチメント2a,2bを、その支持部214a,214bの前面がフォーク11a,11bの先端側に向くよう、フォーク11a,11bの基端側に装着させ、固定具4で固定する。
ついで、被搬送物5を、アタッチメント2a,2bの支持部214a,214bに当接するように、フォーク11a,11b上に載置する。
さらに、アタッチメント2c,2dの各開口部(挿入口)211c,211dに、その正面(前面)側からフォーク11a,11bを挿入して、アタッチメント2c,2dを、被搬送物5がアタッチメント2a,2bとアタッチメント2c,2dとにより所定圧で挟持した状態になるよう、その支持部214c,214dの前面がフォーク11a,11bの基端側に向くようにして、フォーク11a,11bの先端側に装着させ、固定具4で固定する。
拘束手段3a,3bを、被搬送物5の上面に当接した状態で、その一端側が、フックとシャックルで構成される係止具を介して基端側のアタッチメント2a,2bの外側にある側面部の貫通孔215に、他端側が、フックとシャックルで構成される係止具を介して先端側のアタッチメント2c,2dの外側にある側面部の貫通孔215に、それぞれ連結されるよう取り付ける。
さらに、拘束手段3a,3bの長手方向の長さ調整を行って、拘束手段3a,3bに所定の張力を付与する。
これにより、前記被搬送物5は、前記基端側に装着されるアタッチメント2a,2bと、前記先端側に装着されるアタッチメント2c,2dとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段3a,3bによって前記フォーク11a,11bに対して押圧されるので、前後方向と上下方向に動かないよう前記フォーク11a,11bに拘束される。
なお、長さ調整については、巻取手段によって巻取るなどの公知の方法を利用して行ってもよい。
さらにまた、他の実施例として、被搬送物を、フォークリフトのフォークとマストを利用して、フォークに固定する構成としてもよい。
図6において、固定装置101は、前記固定装置1と基本的に同様の構成を有するものであるが、被搬送物105は、フォークリフト110の左右一対のフォーク111a,111bの基端部111cに当接するように載置される。
アタッチメント2と同様の構成を有するアタッチメント102c,102dを、フォーク111a,111bとともに被搬送物105を挟持するように、その支持部の前面がフォーク111a,111bの基端側に向くようにして、フォーク111a,111bを、アタッチメント102c,102dの各開口部の正面側から挿入し、フォーク111a,111bの先端側に装着させ、固定具104で固定する。
拘束手段103a,103bを、被搬送物105の上面に当接した状態で、その一端側が、フックとシャックルで構成される係止具を介してフォークリフト110のマスト111cに、他端側が、フックとシャックルで構成される係止具を介して先端側のアタッチメント102c,102dに、それぞれ連結されるよう取り付ける。
さらに、拘束手段103a,103bの長手方向の長さ調整を行って、拘束手段103a,103bに所定の張力を付与する。
これにより、前記被搬送物105は、前記フォーク111a,111bの基端部111cと、前記先端側に装着されるアタッチメント102c,102dとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段103a,103bによって前記フォーク111a,111bに対して押圧されるので、前後方向と上下方向に動かないよう前記フォーク111a,111bに拘束される。
なお、この発明の固定装置及び固定方法は、被搬送物(搬送対象物)のフォークリフトなどのフォークを備える搬送車両や搬送台車等による搬送に際して、そのフォークに対して強固に被搬送物の固定を行うことを可能にするもので、前記被搬送物の重量や、形状、大きさ等によらず、前記被搬送物をフォークに強固に固定することができる。
したがって、この発明の固定装置及び固定方法において、前記被搬送物については、特段の制限はなく、大型の重量物を含む各種の被搬送物、とりわけ配電盤のような縦長で低重心の大型重量物に好適である。
この発明の固定装置及び固定方法は、被搬送物として縦長で低重心の大型重量物を搬送する場合であっても、被搬送物を、搬送車両などが備えるフォークに強固に固定するよう構成されたものであるので、各種の被搬送物、特に縦長で低重心の大型重量物の、フォークを備える搬送車両などによる搬送に利用することができる。
1,101 固定装置
2,2a,2b,2c,2d,102c,102d アタッチメント
21,21a,21b,21c,21d アタッチメント主体
211,211a,211b,211c,211d 開口部
212,212a,212b,212c,212d 側面部
213,213a,213b,213c,213d 側面部
214,214a,214b,214c,214d 支持部
215,215a,215b,215c,215d 貫通孔
216,216a,216b,216c,216d 挿通孔
3a,3b,103a,103b 拘束手段
4,104 固定具
5,105 被搬送物
10,110 フォークリフト
11a,11b,111a,111b フォーク
111c フォーク基端部
111d マスト

Claims (7)

  1. フォークに装着されるフォーク用アタッチメントであって、
    両端部が開口する直方体又は立方体形状の箱状体からなるアタッチメント主体と、
    前記アタッチメント主体の上面の左右両端から上方に向けて立設される一対の側面部と、
    前記一対の側面部の間の前面を覆うよう前記アタッチメント主体の前記開口の前端から上方に立設される支持部で構成されていること
    を特徴とするフォーク用アタッチメント。
  2. 前記一対の側面部は、
    いずれも、その上端が前記支持部に向かうほど高くなるように傾斜した側面視三角形又は台形状の板状体からなること
    を特徴とする請求項1に記載のフォーク用アタッチメント。
  3. 前記一対の側面部は、
    いずれも、左右方向に貫通するよう形成された貫通孔を有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のフォーク用アタッチメント。
  4. 左右一対のフォーク上に載置された被搬送物を、前記フォークに固定するためのフォーク用の被搬送物の固定装置であって、
    前記左右一対のフォークのそれぞれの基端側に、前記支持部の前面が先端側に向くよう装着される請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントと、
    前記左右一対のフォークのそれぞれの先端側に、前記支持部の前面が基端側に向くよう装着される請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントと、
    前記被搬送物の上面に当接した状態で、一端側が前記基端側に装着されるフォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側が前記先端側に装着されるフォーク用アタッチメントに連結される拘束手段で構成され、
    前記被搬送物を、前記基端側に装着される一対のフォーク用アタッチメントと、前記先端側に装着される一対のフォーク用アタッチメントとにより挟持された状態で、その上面が、前記拘束手段によって前記フォークに対して押圧されるように固定すること
    を特徴とするフォーク用の被搬送物の固定装置。
  5. 前記被搬送物は、
    縦長の重量物であること
    を特徴とする請求項4に記載のフォーク用の被搬送物の固定装置。
  6. 被搬送物をフォークに固定する被搬送物の固定方法であって、
    前記フォークの先端側に装着された請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントの支持部と、前記フォークの基端側に装着された請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントの支持部とにより、前記フォーク上に載置した被搬送物を挟持するとともに、
    前記被搬送物の上面と当接するよう、一端側が前記フォークの先端側に装着されたフォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側が前記フォークの基端側に装着されたフォーク用アタッチメントに連結される拘束手段によって、前記被搬送物の上面を押圧すること
    を特徴とする被搬送物の固定方法。
  7. 被搬送物をフォークに固定する被搬送物の固定方法であって、
    前記フォークの先端側に装着された請求項1〜3のいずれかに記載のフォーク用アタッチメントの支持部と、前記フォークの基端部とにより、前記フォーク上に載置した被搬送物を挟持するとともに、
    前記被搬送物の上面と当接するよう、一端側が前記フォーク用アタッチメントに連結される一方で、他端側がフォークリフトのマストに連結される拘束手段によって、前記被搬送物の上面を押圧すること
    を特徴とする被搬送物の固定方法。
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