JP2021020701A - 重量物用パレット - Google Patents

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一行 長谷川
Kazuyuki Hasegawa
一行 長谷川
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【課題】コイル状重量物の重量が重くてもコンテナに積載できるようにする重量物用パレットを提供する。【解決手段】コンテナ4の床面にコンテナの床面積の50%より大きい面積の架台2を載せる。架台2にコイル状重量物5の側面を支持する一対の支持部3a,3bを有するスキッド3を着脱可能に取り付ける。コイル状重量物5の荷重を架台2によって分散してコンテナ4の床面に伝える。【選択図】図2

Description

本発明は、鋼板コイル等のコイル状重量物を支持するためのパレットに関する。
従来から鋼板コイル等のコイル状重量物の輸送、特に船舶を用いた輸送には、コンテナが用いられている。コンテナ内でコイル状重量物が転がるのを防止するために、コイル状重量物はパレットに支持される。
コイル状重量物の荷重はパレットを介してコンテナの床面に伝わる。コイル状重量物の重量が重い場合、コンテナの床面にかかる局所荷重によってコンテナの底が抜けるおそれがある。このため、従来のコイル状重量物の輸送方法においては、重量が重いコイル状重量物を工場内で複数に分割し、複数に分割したコイル状重量物それぞれを1対1対応するパレットで支持することが行われている(例えば特許文献1参照)。すなわち、1つ1つのコイル状重量物の単重を下げ、これによりコイルの床面にかかる局所荷重を低減している。
特開2015−113161号公報
しかし、従来のコイル状重量物の輸送方法においては、輸送元の工場内では、コイル状重量物を分割するのには手間がかかるという問題があり、輸送先の工場内では、コイル状重量物が小さくなるがゆえに、コイル状重量物を利用した製造品の歩留りが悪化したり、ラインスピードが低下したりする等の問題がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、重量が重いコイル状重量物をコンテナに積載可能にする重量物用パレットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、コイル状重量物を支持する重量物用パレットであって、コンテナの床面に載せられ、コンテナの床面積の50%より大きい面積の架台と、前記架台に着脱可能に取り付けられ、前記コイル状重量物の側面を支持する一対の支持部を有するスキッドと、を備える重量物用パレットである。
本発明によれば、コイル状重量物の荷重が架台によって分散されてコンテナの床面に伝わる。このため、重量が重いコイル状重量物をコンテナに積載することができる。また、スキッドは架台に対して着脱可能であるので、重量が重いコイル状重量物の積載の作業性を向上させることできる。
コンテナに積載された本発明の一実施形態のパレットを示す正面図である。 上記パレットの側面図である。 架台の詳細図(図3(a)は正面図、図3(b)は平面図、図3(c)は側面図)である。 スキッドを架台に取り付けた状態を示す図である。 スキッドの詳細図(図5(a)は正面図、図5(b)は平面図、図5(c)は底面図、図5(d)は側面図)である。 コンテナにパレットを多段に積載した状態を示す正面図である。 架台による荷重の分散を示す模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態の重量物用パレット(以下、単にパレットという)を詳細に説明する。ただし、本発明のパレットは種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
図1及び図2は、本発明の一実施形態のパレット1を示す。図1は、コンテナ4に積載されたパレット1の正面図を示す。図2は、コンテナ4に積載されパレット1の側面図を示す。5はコイル状重量物である鋼板コイル(以下、単にコイル5という)、2はパレット1の架台、3はパレット1のスキッドである。
コンテナ4の床面4aには、架台2が載せられる。架台2の面積(W1×L1)は、コンテナ4の床面積(W2×L2)の50%より大きく、望ましくは80%以上、さらに望ましくは90%以上である。ここで、コンテナ4の床面積は、コンテナ4の内法の有効面積である。
架台2の上には、スキッド3が着脱可能に取り付けられる。スキッド3には、コイル5が載せられる。コイル5は、重量が15t以上、例えば20tの原板コイルである。コイル5の荷重は、架台2によって分散されてコンテナ4の床面4aに伝わる。
コイル5の積載作業を説明する。まず、フォークリフトを用いて架台2をコンテナ4の床面4aに載せる。架台2をコンテナ4の床面4aに載せた後、架台2とコンテナ4の側壁4bとの間に架台2が動かないように当て木(図示せず)を差し込む。
架台2をコンテナ4に載せた後、フォークリフトを用いて架台2にスキッド3を載せる。スキッド3には、予めコイル5が載せられていて、ベルト、ロープ等の紐状部材6によってコイル5が固縛されている。スキッド3のフォーク挿入部21a,21bにフォークリフトのフォークを挿入してスキッド3を架台2に載せる。なお、スキッド3を架台2に載せた後、スキッド3にコイル5を載せてもよい。
スキッド3をコイル5ごと架台2の上に載せた後、フォークリフトのフォークによってスキッド3を押し、図2に示すように、スキッド3を架台2の奥行方向の中央部まで移動させる。スキッド3を奥行方向の中央部まで移動させたら、ボルト等の締結部材によってスキッド3を架台2に取り付ける(詳しくは後述する)。コンテナ4の壁4bには、固縛のためのフック(図示せず)が設けられている。コイル5とコンテナ4は、ベルト、ロープ等の紐状部材(図示せず)によって固縛される。以上により、コイル5の積載作業が完了する。
架台2、スキッド3の構成を説明する。図3は、架台2の詳細図を示す。図3(a)は架台2の正面図、図3(b)は架台2の平面図、図3(c)は架台2の側面図を示す。架台2は、四角形の外枠11を備える。架台2の横幅はW1であり、奥行方向の長さはL1である。外枠11の横幅は、スキッド3の横幅と略等しい。外枠11の奥行方向の長さは、スキッド3の奥行方向の長さの2倍以上である。外枠11は、H形鋼等の鋼材を溶接等して製造される
外枠11は、コイル5の軸方向に延びる縦補強部材12によって補強される。また、架台2は、コイル5の軸方向と直交する方向に延びる一対の横補強部材13a,13bによって補強される。架台2の外枠11、縦補強部材12、横補強部材13a,13bがコンテナ4の床面4aに接する。一対の横補強部材13a,13bの間隔は、スキッド3の奥行方向の長さに略等しい。縦補強部材12と横補強部材13a,13bは、コイル5の荷重によって外枠11が撓むのを防止する。
外枠11の上には、奥行方向に延びる一対のガイド14a,14bが設けられる。一対のガイド14a,14bの間隔は、スキッド3の横幅に略等しい。フォークリフトによってスキッド3をコンテナ4の奥行方向に移動させる際、一対のガイド14a,14bがスキッド3の移動を案内する。
縦補強部材12の上には、スキッド3を架台2の奥行方向の中央部に位置決めするためのストッパ15が固定される。フォークリフトによってスキッド3をコンテナ4の奥行方向に移動させる際、スキッド3がストッパ15に突き当たってコンテナ4の奥行方向の中央部に位置決めされる。
図4の模式図に示すように、スキッド3をストッパ15に突き当てた後、ボルト等の締結部材16及びブラケット17によってスキッド3を架台2に締結することにより、スキッド3を固定する。締結部材16は、ブラケット17の通し穴に通される。
図5は、スキッド3の詳細図を示す。図5(a)はスキッド3の正面図、図5(b)は平面図、図5(c)は底面図、図5(d)は側面図である。
スキッド3は、コイル5の側面を支持する一対の支持部3a,3bと、支持部3a,3bが固定される本体部22と、を備える。一対の支持部3a,3bは、コイル5と本体部22との間に形成される楔状空間に入り、コイル5の転がりを防止する。一対の支持部3a,3bそれぞれには、コイル5を受ける傾斜面が形成される。傾斜面の上には、ゴム製の緩衝材23a,23bが取り付けられる。この緩衝材23a,23bがコイル5の側面の2箇所に接する。
図5(c)の底面図に示すように、本体部22は、コイル5の軸方向に延びる複数本の縦補強部材24a,24b,24cによって補強される。また、本体部22は、コイル5の軸方向と直交する方向に延びる複数本の横補強部材25a,25b,25cによって補強される。図5(a)の正面図に示すように、本体部22には、フォーク挿入部21a,21bが設けられる。図5(c)の底面図に示すように、フォーク挿入部21a,21bは、コイル5の軸方向に延びる、底面側が開口した断面C字状の鋼材によって構成される。本体部22の上面には、固縛のためのフック26が設けられる。コイル5は、ベルト、ロープ等の紐状部材6によってスキッド3に固縛される(図1、図2参照)。
図6は、コンテナ4に多段に積まれたパレット1を示す。コイル5を輸送後、パレット1はコンテナ4に積載された状態で回収される。コンテナ4にパレット1を多段に積み込めれば、パレット1の回収コストを低減することができる。
以上に本実施形態のパレット1の構成を説明した。本実施形態のパレット1によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のパレット1によれば、図7の模式図に示すように、コイル5の荷重が架台2によって分散されてコンテナ4の床面4aに伝わる。このため、重量が重いコイル5をコンテナ4に積載することができる。また、スキッド3が架台2に対して着脱可能であるので、重量が重いコイル5の積載の作業性を向上させることできる。
架台2の面積がコンテナ4の床面積の80%以上であるので、コイル5の荷重をコンテナ4の床面4aの略全体に分散させることができる。
スキッド3にフォーク挿入部21a,21bを設けるので、スキッド3を架台2に載せるのが容易である。
架台2にスキッド3が移動するのを案内する一対のガイド14a,14bを設けるので、フォークリフトによってスキッド3を移動させる際、スキッド3が傾くのを防止することができる。
ストッパ15によってスキッド3をコンテナ4の奥行方向の中央部に位置決めするので、クレーンでコンテナ4を吊り上げたとき、コンテナ4が傾くのを防止することができる。
架台2がコンテナ4の床面4aに接する外枠11を備えるので、架台2が重くなるのを防止できる。
1…重量物用パレット
2…架台
3…スキッド
3a,3b…支持部
4…コンテナ
4a…コンテナの床面
5…コイル状重量物
11…外枠
14a,14b…ガイド
15…ストッパ
21a,21b…フォーク挿入部

Claims (6)

  1. コイル状重量物を支持する重量物用パレットであって、
    コンテナの床面に載せられ、コンテナの床面積の50%より大きい面積の架台と、
    前記架台に着脱可能に取り付けられ、前記コイル状重量物の側面を支持する一対の支持部を有するスキッドと、を備える重量物用パレット。
  2. 前記架台の面積が前記コンテナの床面積の80%以上であることを特徴とする請求項1に記載の重量物用パレット。
  3. 前記スキッドには、フォークリフトのフォークが挿入されるフォーク挿入部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の重量物用パレット。
  4. 前記架台には、前記スキッドがコンテナの奥行方向に移動するのを案内する一対のガイドが設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の重量物用パレット。
  5. 前記架台には、前記スキッドをコンテナの奥行方向の中央部に位置決めするストッパが設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の重量物用パレット。
  6. 前記架台は、コンテナの床面に接する四角形の外枠を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の重量物用パレット。
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