JP2000185899A - フォークリフトにおいて用いられる運搬補助具 - Google Patents

フォークリフトにおいて用いられる運搬補助具

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JP2000185899A
JP2000185899A JP10362832A JP36283298A JP2000185899A JP 2000185899 A JP2000185899 A JP 2000185899A JP 10362832 A JP10362832 A JP 10362832A JP 36283298 A JP36283298 A JP 36283298A JP 2000185899 A JP2000185899 A JP 2000185899A
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forks
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fork
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JP10362832A
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Minoru Someya
稔 染谷
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のフォークリフトをさまざまな幅の荷の
運搬に使用可能にすることができる運搬補助具を提供す
る。 【解決手段】 移動自在な車体と、荷を持ち上げる一対
のフォークを備えたリフト装置とからなるフォークリフ
トにおいて用いられる運搬補助具であって、前記フォー
クに対して着脱可能な接続部材11a,11bと、この
接続部材11a,11bに固定された荷崩れ防止部材2
1とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット上に積載
された板形状の荷を運搬するためのフォークリフトにお
いて用いられる運搬補助具に関するものである。さらに
詳しくは、幅狭な荷を運搬する際に、フォークリフトの
フォークに取り付けて使用される運搬補助具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のフォークリフトは、図4および図
5に示すように、移動自在な車体101と、パレットを
持ち上げるリフト装置102とから構成されている。こ
のリフト装置102は、車体101の前方に向けて突設
された一対のフォーク112a,112bと、このフォ
ーク112a,112bを上下方向に移動させるための
シリンダ等の機構部(以下、「移動機構部」という)1
22と、図示していないが、運送時にパレット上の荷が
前方に崩れることを防止する目的で、フォーク全体を傾
斜させてフォークの先端部を上方向に持ち上げる機構部
(以下、「傾斜機構部」という)と、この傾斜機構部で
フォーク112a,112b全体を傾斜させたときに荷
が車体側に崩れてくることを防止するためにフォーク1
12a,112bの基端部上面に垂直に設けられた荷支
持部材132とから構成されている。
【0003】パレット104上に積載された複数の荷1
03を運搬するときは、車体を前進させてパレット10
4の間口にフォークリフトのフォーク112a,112
bを挿入して、パレット104ごと荷103を持ち上
げ、傾斜機構部でフォーク112a,112b全体を傾
斜させた状態で複数の荷103を一度に運搬する(図5
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、運搬する荷1
03が幅狭なものであったときは、保管倉庫内での占有
面積をより狭く(保管効率をより高く)するために、パ
レット104自体も荷103の幅に合わせて幅狭なもの
を使用する。フォーク112a,112bを幅狭なパレ
ット104の間口に挿入すると、フォーク112a,1
12bの先端部が突出することになる。この場合、複数
のパレットが前後に密に並べられていると、手前に置い
てあるパレット104を持ち上げるためにこのパレット
104の間口にフォーク112a,112bを挿入した
とき、このパレット104の先の方に置いてあった別の
パレット104′の間口にもフォーク112a,112
bの先端部を誤って挿入してしまうことがある。このと
き、先の方に置いてあったパレット104′へのフォー
ク112a,112bの挿入が不充分であると、このパ
レット104′が完全に持ち上がらずに傾き、積載され
ていた荷103が崩れる(図6参照)という問題があっ
た。
【0005】また、幅狭なパレット104を用いて幅狭
な荷103を運搬する場合には、フォーク112a,1
12bの挿入が不充分であると、傾斜機構部でフォーク
112a,112b全体を傾斜させたときに荷103と
荷支持部材132との間に隙間ができ(図7参照)、車
体101側に荷103が崩れてしまうという問題があっ
た。
【0006】また、このような幅狭な荷を運搬すること
に適したフォークリフトとして、サイドフォークを備え
たものがある。このサイドフォークは、パレットの左右
両端部の間口に挿入可能な2本のフォークから構成され
ており、パレットのサイズに左右されることなく確実に
パレットを持ち上げることができるものである。しか
し、サイドフォークを備えたフォークリフトは構造が複
雑であるため、高価格であるとともに、メインテナンス
にも手間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、通常のフォークリフトをさまざまな幅
の荷の運搬に使用可能にすることができる運搬補助具を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のフォークリフト
において用いられる運搬補助具は、移動自在な車体と、
荷を持ち上げる一対のフォークを備えたリフト装置とか
らなるフォークリフトにおいて用いられる運搬補助具で
あって、前記フォークに対して着脱可能な接続部材と、
この接続部材に固定された荷崩れ防止部材とからなるも
のである。
【0009】また、前記荷崩れ防止部材が、前記接続部
材を装着したフォークの上面に垂直に配設された荷支持
部材と、この荷支持部材の強度を補うための補強部材と
から構成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明のフォークリフト
において用いられる運搬補助具の実施の形態について図
面を参照しつつ説明する。
【0011】図1は、本発明の運搬補助具の一実施の形
態を示す斜視図であり、図2は、図1に示す運搬補助具
をフォークリフトに取付けた状態を示す側面図であり、
図3は、図2に示すフォークリフトで複数の荷が積載さ
れたパレットを持ち上げた状態を示す側面図である。ま
た、本明細書において、「幅」とは、図2および図3に
おいて紙面に平行な方向の寸法を示す。
【0012】この運搬補助具1は、移動自在な車体2
と、車体2前面に固定されたリフト装置5とから構成さ
れたフォークリフトにおいて使用されるものである。
【0013】リフト装置5は、荷3を積載したパレット
4を持ち上げる際に使用されるものであり、車体2を前
進させることによりパレット4の間口に挿入できる一対
のフォーク15a,15bと、このフォーク15a,1
5bを上下方向に移動させる移動機構部25と、フォー
ク15a,15b全体を傾斜させてフォーク15a,1
5bの先端部を上方向に持ち上げる傾斜機構部(図示せ
ず)と、フォーク15a,15b全体を傾斜させたとき
に荷3が車体2側に崩れてくることを防止するための荷
支持部材35a,35bとから構成されている。
【0014】運搬補助具1は、フォーク15a,15b
に対して着脱可能な接続部材11a,11bと、この接
続部材11a,11bに固定された荷崩れ防止部材21
とから構成されている。接続部材11a,11bは、連
結部材11cによって一定幅に連結されており、接続部
材11a,11bの形状はフォーク15a,15bを挿
入可能な筒形状に形成されている。この荷崩れ防止部材
21は、各接続部材11a,11bの上面に垂直に(す
なわち、接続部材11a,11bを装着したフォーク1
5a,15bの上面に垂直に)配設された荷支持部材2
1a,21bと、この荷支持部材21a,21bの強度
を補うために、両荷支持部材21a,21b間に配設さ
れた第1補強部材21cおよび第2補強部材21dとか
ら構成されている。
【0015】本実施の形態においては、荷支持部材21
a,21bとして角パイプが使用されており、補強部材
21c,21dが互いに平行に配設されており、この補
強部材21c,21dのうち一方の補強部材21cの両
端部が荷支持部材21a,21bの中央部付近にそれぞ
れ固定されており、補強部材21c,21dのうち他方
の補強部材21dの両端部が荷支持部材21a,21b
の上端部付近にそれぞれ固定されている。しかし、本発
明の運搬補助具はこの形態に限定されるものではなく、
例えば、接続部材11a,11bに固定された荷支持部
材21a,21bが第1補強部材21cおよび第2補強
部材21dで連結されているので、連結部材11cを省
略してもよく、荷支持部材21a,21bとして丸パイ
プが使用されてもよく、第1補強部材21cと第2補強
部材21dとを交差させてもよく、補強部材の本数も1
本または3本以上でもよい。さらに、荷支持部材21
a,21bの強度が充分であればこの第1補強部材21
cや第2補強部材21dを省略してもよい。
【0016】また、この運搬補助具1をフォーク15
a,15bに取り付けるには、車体2を前進させてフォ
ーク15a,15bの基端部まで運搬補助具1の接続部
材11a,11bを挿入する。すなわち、リフト装置5
の荷支持部材35a,35bに接続部材11a,11b
の一端部が当たった状態となる。なお、接続部材11
a,11bの長さは、フォーク15a,15bの先端部
P1,P2から接続部材11a,11bの先端部P3,
P4までの距離Lがパレット4の幅にほぼ等しくなるよ
うに、予め設定されている。
【0017】このような構造の運搬補助具1をフォーク
リフトのフォーク15a,15bに装着することによ
り、フォーク15a,15bの実質的な長さ(すなわち
距離L)をパレットの幅に合わせて調整することができ
る。その結果、フォーク15a,15bをパレット4の
間口に挿入したときに、このパレット4の先の方に置い
てあった別のパレットの間口にフォーク15a,15b
の先端部を誤って挿入することを防止できるとともに、
傾斜機構部でフォーク15a,15b全体を傾斜させた
ときに荷3を荷支持部材21a,21bで支えることが
でき、車体側に荷3が崩れることを防止できる。さら
に、サイドフォークを備えたフォークリフトを用意する
ことなく確実に幅狭な荷3を運搬することができ、か
つ、本発明の運搬補助具は構造が単純であるため、製造
コストが低くメインテナンスにも手間がかからないの
で、物品の運搬に関わる設備費用を削減することができ
る。
【0018】なお、本実施の形態においては、接続部材
11a,11bの長さがパレット4の幅に合わせて予め
設定されている。しかし、さまざまな幅の荷の運搬に使
用できるように、接続部材11a,11bを、例えばビ
ス止めのような、一般的な固定方法によってフォーク1
5a,15bの所望の位置に固定してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォークリフトのフォークの実質的な長さをパレットの
幅に合わせて調整することができるので、その結果、通
常のフォークリフトをさまざまな幅の荷の運搬に使用可
能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運搬補助具の一実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】図1に示す運搬補助具をフォークリフトに取付
けた状態を示す側面図である。
【図3】図2に示すフォークリフトで複数の荷が積載さ
れたパレットを持ち上げた状態を示す側面図である。
【図4】従来のフォークリフトの一例を示す側面図であ
る。
【図5】図4に示すフォークリフトを用いて複数の荷が
積載されたパレットを持ち上げた状態を示す側面図であ
る。
【図6】図4に示すフォークリフトを用いて複数の幅狭
な荷が積載された幅狭なパレットを持ち上げた状態の一
例を示す側面図である。
【図7】図4に示すフォークリフトを用いて複数の幅狭
な荷が積載された幅狭なパレットを持ち上げた状態の他
の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 運搬補助具 2 車体 3 荷 4 パレット 5 リフト装置 11a,11b 接続部材 11c 連結部材 21 荷崩れ防止部材 21a,21b 荷支持部材 21c,21d 補強部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在な車体と、荷を持ち上げる一対
    のフォークを備えたリフト装置とからなるフォークリフ
    トにおいて用いられる運搬補助具であって、 前記フォークに対して着脱可能な接続部材と、この接続
    部材に固定された荷崩れ防止部材とからなることを特徴
    とする運搬補助具。
  2. 【請求項2】 前記荷崩れ防止部材が、前記接続部材を
    装着したフォークの上面に垂直に配設された荷支持部材
    と、この荷支持部材の強度を補うための補強部材とから
    構成される請求項1記載の運搬補助具。
JP10362832A 1998-12-21 1998-12-21 フォークリフトにおいて用いられる運搬補助具 Pending JP2000185899A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061990A (ja) * 2012-09-19 2014-04-10 Hanya Seisakusho Co Ltd フォークリフトの荷崩れ防止装置
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JP7491499B2 (ja) 2019-12-24 2024-05-28 トーヨーカネツ株式会社 移送装置及び移送方法
EP4389685A1 (de) * 2022-12-20 2024-06-26 Deutsche Post AG Vorrichtung zum begrenzen eines hebezeuges

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