JP2019069547A - 画像形成装置、ジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法 - Google Patents

画像形成装置、ジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排出部の積載容量を超えるジョブが入力された場合でも、ユーザの利便性を損なわずに、効率的にジョブの印刷物を排出する。【解決手段】印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する際に、複数の一時保存ジョブを記憶部に保存し、所定の条件を満たす場合に、複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、排出部の積載容量を取得し、複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替え、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部の積載容量を超える場合に、排出部の積載容量と各々の一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、排出部の積載容量を超える分の一時保存ジョブを並び替え、並び替えた複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に一時保存ジョブの印刷物を排出部に排出する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、ジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法に関し、特に、排出部に複数のジョブの印刷物を排出する画像形成装置、当該画像形成装置における複数のジョブの並び替えを制御するジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法に関する。
大量の印刷物を出力する印刷装置では、印刷物の排出先として大量の用紙を積載可能なスタッカ(ラージスタッカ)が使用されることがある。スタッカは、大容量の排紙トレイ(排出部)であり、スタッカ内にセットされた台車(カート)の上に印刷物が排出され、積載されるようになっている。このようなスタッカの使われ方として、複数のジョブによる印刷物が排出される場合、異なるサイズ、坪量、種類の用紙が積載されることが想定される。
その際、例えば、小さいサイズの用紙の上に大きいサイズの用紙が積載されたり、軽い(坪量が小さい)用紙の上に重い(坪量が大きい)用紙が積載されたり、薄い用紙の上に厚い用紙が積載されたりすると、積載のバランスが悪くなり、ラージスタッカ内で積載した用紙が崩れたり、台車で運搬するときに積載した用紙が崩れたりする危険がある。また、用紙が重なり上側から一方的に荷重が加わると用紙が変形してしまう恐れがある。
この問題に関して、例えば、下記特許文献1には、複数の印刷データを印刷手段に出力する際の制御を行うための印刷制御装置であって、前記複数の印刷データの印刷サイズをそれぞれ取得する印刷サイズ取得手段と、前記印刷サイズ取得手段で取得された前記印刷サイズそれぞれを比較する印刷サイズ比較手段と、前記印刷サイズ比較手段で行われた比較に基づいて前記複数の印刷データを順序付ける印刷データ順序付け手段と、前記印刷データ順序付け手段によって順序付けられた前記複数の印刷データを前記印刷手段に出力する出力手段と、を有し、前記印刷データ順序付け手段において前記複数の印刷データを順序付けるとき、該複数の印刷データそれぞれの印刷サイズの大小に基づいて前記複数の印刷データを順序付ける構成が開示されている。
特開2002−211069号公報
上記特許文献1に示す先行技術には、各印刷データの用紙サイズを比較し、用紙サイズが大きい用紙を下側に、用紙サイズが小さい用紙を上側に排出部に出力することが記載されているが、先行技術では、排出部の積載容量が考慮されていない。そのため、排出部の積載容量を超える印刷物を排出するジョブが入力された場合、排出部の積載容量を超えて印刷物が積載されたり、排出部の積載容量に余裕があるにも関わらずに、当該ジョブの印刷物を次発の台車に積載したりすることになり、効率的にジョブの印刷物を排出することができないという問題が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、排出部の積載容量を超えるジョブが入力された場合でも、ユーザの利便性を損なわずに、効率的にジョブの印刷物を排出することができる画像形成装置、ジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する画像形成装置であって、一時保存ジョブを記憶部に保存し、所定の条件を満たす場合に、保存した複数の一時保存ジョブの処理を開始するジョブ管理部と、前記複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、前記排出部の積載容量を取得する情報取得部と、前記複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替え、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量と各々の前記一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、前記排出部の積載容量を超える分の前記一時保存ジョブを並び替えるジョブ並び替え部と、並び替えた前記複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が前記排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に前記一時保存ジョブの印刷物を前記排出部に排出する排紙処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する画像形成装置を含むシステム内の装置で動作するジョブ制御プログラムであって、前記装置に、複数の一時保存ジョブを記憶部に保存する第1処理、所定の条件を満たす場合に、前記複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、前記排出部の積載容量を取得する第2処理、前記複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替える第3処理、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量と各々の前記一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、前記排出部の積載容量を超える分の前記一時保存ジョブを並び替える第4処理、並び替えた前記複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が前記排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に前記一時保存ジョブの印刷物を前記排出部に排出する第5処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する画像形成装置を含むシステムにおけるジョブ制御方法であって、複数の一時保存ジョブを記憶部に保存する第1処理と、所定の条件を満たす場合に、前記複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、前記排出部の積載容量を取得する第2処理と、前記複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替える第3処理と、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量と各々の前記一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、前記排出部の積載容量を超える分の前記一時保存ジョブを並び替える第4処理と、並び替えた前記複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が前記排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に前記一時保存ジョブの印刷物を前記排出部に排出する第5処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の画像形成装置、ジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法によれば、排出部の積載容量を超えるジョブが入力された場合でも、ユーザの利便性を損なわずに、効率的にジョブの印刷物を排出することができる。
その理由は、印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する際に、複数の一時保存ジョブを記憶部に保存し、所定の条件を満たす場合に、複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、排出部の積載容量を取得し、複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替え、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部の積載容量を超える場合に、排出部の積載容量と各々の一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、排出部の積載容量を超える分の一時保存ジョブを並び替え、並び替えた複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に一時保存ジョブの印刷物を排出部に排出するからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るクライアント端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(一時保存ジョブの処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(用紙サイズに基づくジョブの並び替え処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(排出部の積載容量を考慮したジョブの並び替え処理)を示すフローチャート図である。 スタッカに排紙する場合の問題点を説明する模式図である。
背景技術で示したように、大量の印刷物を出力する印刷装置では、印刷物の排紙先として大量の用紙を積載可能なスタッカが使用される。このスタッカでは、複数のジョブによる印刷物が排出される場合、異なるサイズ、坪量、種類の用紙が積載されるが、小さいサイズの用紙や軽い用紙、薄い用紙の上に、大きいサイズの用紙や重い用紙、厚い用紙が積載されると、積載のバランスが悪くなり、積載時や運搬時に積載した用紙が崩れる危険があり、また、上側から一方的に荷重が加わると用紙が変形してしまう恐れがある。
この問題に対して、特許文献1では、図9の左図に示すように、用紙サイズが大きい用紙を下側に、用紙サイズが小さい用紙を上側に排出するようにしているが、例えば、図9の右図に示すように、排出部の積載容量を超える印刷物を排出するジョブが入力された場合、排出部の積載容量を超えて印刷物が積載されたり、排出部の積載容量に余裕があるにも関わらずに、当該ジョブの印刷物を次発の台車に積載したりすることになり、効率的にジョブの印刷物を排出することができない。
そこで、本発明の一実施の形態では、排出部(スタッカ)に印刷物を積載する機能を持ち、一時保存ジョブを保存しておく記憶部を備え、印刷物を用紙サイズが大きい順に出力するために一時保存ジョブを並び替えるシステムにおいて、一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部の積載容量を超える場合、排出部の積載容量と各々の一時保存ジョブの印刷物の厚さ(枚数と紙厚)とに基づいて、一時保存ジョブを並び替える。
具体的には、印刷物を積載する台車が格納される排出部に印刷物を排出する画像形成装置に、複数の一時保存ジョブを記憶部に保存し、所定の条件を満たす場合に、複数の一時保存ジョブの処理を開始するジョブ管理部と、複数の一時保存ジョブに設定された用紙情報、及び、排出部の積載容量を取得する情報取得部と、複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替え、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部の積載容量を超える場合に、排出部の積載容量と各々の一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、排出部の積載容量を超える分の一時保存ジョブを並び替えるジョブ並び替え部と、各々の一時保存ジョブの印刷物を排出部に積載する排紙処理部と、を設ける。
このような制御を行うことにより、排出部の積載容量を超えるジョブが入力された場合であっても、ユーザの利便性を損なわずに、効率的にジョブの印刷物を排出することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置、ジョブ制御プログラム及びジョブ制御方法について、図1乃至図8を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2は、本実施例のクライアント端末の構成を示すブロック図である。また、図3は、本実施例の画像形成装置の構成を示す模式図であり、図4は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図5乃至図8は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、ジョブを作成して送信する1又は複数のクライアント端末10と、ジョブに従って印刷処理を実行する1又は複数の画像形成装置20などで構成される。クライアント端末10と画像形成装置20とは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク40によって接続されている。なお、図1では、印刷システムをクライアント端末10と画像形成装置20とで構成したが、画像形成装置20を制御するコントローラ(制御装置)を備える構成としてもよい。以下、各装置について詳細に説明する。
[クライアント端末]
クライアント端末10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、画像形成装置20にジョブを送信する。このクライアント端末10は、図2(a)に示すように、制御部11、記憶部15、ネットワークI/F部16、表示部17、操作部18などで構成される。
制御部11は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU(Central Processing Unit)12とROM(Read Only Memory)13やRAM(Random Access Memory)14などのメモリとで構成され、CPU12は、ROM13や記憶部15に記憶した制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、クライアント端末10全体の動作を制御する。また、図2(b)に示すように、上記制御部11(CPU12)により、OS(Operating System)11a、文書作成アプリケーション11b、プリンタドライバ11cなどが実行される。
OS11aは、Windows(登録商標)やmacOS(登録商標)、Android(登録商標)などであり、クライアント端末10で文書作成アプリケーション11bやプリンタドライバ11cを動作可能にする。
文書作成アプリケーション11bは、文章作成や表計算、画像加工などを行うソフトウェアであり、印刷指示の際にプリンタドライバ11cを読み出し、文書作成アプリケーション11bで作成したデータをプリンタドライバ11cに転送する。
プリンタドライバ11cは、文書作成アプリケーション11bで作成したデータを、 画像形成装置20が解釈可能な言語のジョブ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ)に変換する。このジョブには、プリンタドライバ11cの印刷設定画面で設定された印刷条件(例えば、部数や使用する用紙の指定など)が記述されたJDF(Job Definition Format)の印刷設定情報(プリントチケット)が付加される。
なお、文書作成アプリケーション11bが、PDF(Portable Document Format)、XPS(XML Paper Specification)、OOXML(Office Open XML)、ODF(OpenDocument Format)などのダイレクトプリントが可能なデータを作成する場合は、プリンタドライバ11cに代えてダイレクトプリントユーティリティを設けてもよい。その場合、ダイレクトプリントユーティリティは、所定のフォルダ(例えば、記憶部15内のフォルダ)を監視し、文書作成アプリケーション11bによって作成されたデータが所定のフォルダに保存されたら、画像形成装置20に当該データを送信してダイレクトプリントを指示する。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU12が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、文書作成アプリケーション11bが作成したデータ、プリンタドライバ11cが作成したジョブなどを記憶する。
ネットワークI/F部16は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、クライアント端末10を通信ネットワーク40に接続し、画像形成装置20にジョブを送信可能にする。
表示部17は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、文書作成アプリケーション11bの原稿作成画面、プリンタドライバ11cの印刷設定画面などを表示する。
操作部18は、マウスやキーボードなどで構成され、文書作成アプリケーション11bを用いた原稿の作成、プリンタドライバ11cを用いた印刷条件の設定などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
画像形成装置20は、MFP(Multi-Functional Peripherals)などの印刷装置であり、クライアント端末10から受信した印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する。この画像形成装置20は、図3(a)及び図4(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示操作部27、画像処理部28、給紙部29、画像形成部30、排出部31などで構成される。
制御部21は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU22とROM23やRAM24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、画像形成装置20全体の動作を制御する。
記憶部25は、HDDやSSDなどで構成され、制御部21により用いられる各種プログラム、プログラムの実行に必要なデータ、クライアント端末10から受信したジョブ、画像処理部28が生成した画像データ、画像形成装置20の機器情報(排紙部31の積載容量を含む。)などを記憶する。本実施例では、特に、一時保存ジョブ記憶部25aを備え、一時保存ジョブを保存する。
ネットワークI/F部26は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置20を通信ネットワーク40に接続し、クライアント端末10からジョブを受信可能にする。
表示操作部27は、液晶表示装置や有機EL表示装置などの表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネル(表示部と操作部とは別体としてもよい。)などであり、制御部21の指示に従って画像形成処理に関する各種画面を表示し、画像形成処理に関する各種操作を可能にする。
画像処理部28は、RIP(Raster Image Processor)を備え、ジョブから中間データを生成し、各ページをラスタライズしてビットマップ形式の画像データを生成する。また、画像処理部28は、必要に応じて、生成した画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部28は、生成した画像データを画像形成部30に出力する。
給紙部29は、ジョブの処理に使用する様々な種類の用紙を積載する。この給紙部29には、必要に応じて検出部(センサ)が設けられ、給紙部29内に積載されている用紙の残量を検出する。なお、検出部を用いて用紙の残量を検出する代わりに、用紙補給時にユーザが表示操作部27を操作して用紙の補給量を入力し、制御部21が用紙の補給量から使用量を減算することによって用紙残量を推定することもできる。
画像形成部30(印刷エンジン)は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成のために必要な要素、すなわち、帯電装置、感光体ドラム、露光装置、転写ローラ、転写ベルト、定着装置などで構成される。具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置から画像データに応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を一次転写ローラ、二次転写ベルトを介して紙媒体に転写して定着装置で定着させる処理を行う。
排出部31は、通常の排紙トレイに加えて大量の用紙を積載可能なスタッカ(ラージスタッカ)を含み、画像形成部30が画像形成を行った用紙(印刷物)を排出する。排出部31(ラージスタッカ)には、図3(b)に示すように台車31aがセットされ、台車31aの積載面上に印刷物が排出されて積載される。その際、排出部31の積載容量(すなわち、排出部31によって規定された台車31aの積載容量)を超える印刷物が排出される場合は、先発の台車31aに積載容量内の印刷物が積載され、後発の台車31aに残りの印刷物が積載される。このラージスタッカ内の積載機構としては、片側のみを底上げし、斜めに滑らせて積載するような機構としてもよい。これにより、印刷物の辺を揃えて積載することができる。
また、上記制御部21は、図4(b)に示すように、ジョブ管理部21a、情報取得部21b、ジョブ並び替え部21c、排紙処理部21dなどとして機能する。
ジョブ管理部21aは、クライアント端末10などからジョブを受信し、受信したジョブの排紙先に基づいて、当該ジョブが通常ジョブであるか一時保存ジョブであるかを判断する。そして、受信したジョブが一時保存ジョブの場合は、当該ジョブを記憶部25(一時保存ジョブ記憶部25a)に保存し、所定の条件を満たす場合に、保存した複数の一時保存ジョブの処理を開始する。上記所定の条件は、例えば、排出部31が空になってからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、複数の一時保存ジョブの内の最初の一時保存ジョブが投入されてからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、予め指定した用紙サイズ、坪量、又は、紙種の用紙が設定された一時保存ジョブを保存した時、複数の一時保存ジョブが予め指定したジョブ数に達した時、の中から選択される少なくとも1つとすることができる。
情報取得部21bは、記憶部25(一時保存ジョブ記憶部25a)から一時保存ジョブを読み出し、一時保存ジョブに付加された印刷設定情報を参照して、複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報(用紙サイズ、坪量、紙種、枚数、厚み情報)を取得する。また、情報取得部21bは、予め記憶部25に記憶された機器情報を参照して、排出部31の積載容量を取得する。なお、排出部31の積載容量は、空の状態での積載容量としてもよいし、排出部31に検出部(センサ)を備え、排出部31に残存する用紙の容量を取得可能な場合は、排出可能な容量(積載容量から残存する用紙の容量を減算した容量)としてもよい。
ジョブ並び替え部21cは、用紙サイズが大きい順に複数の一時保存ジョブを並び替え、用紙サイズが同じジョブが複数存在する場合は、坪量が大きい順に複数の一時保存ジョブを並び替え、更に坪量が同じジョブが複数存在する場合は、厚みが大きい順に複数の一時保存ジョブを並び替える。そして、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量と排出部31の積載容量とを比較し、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部31の積載容量を超える場合、排出部31の積載容量と各々の一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、排出部31の積載容量を超える分の一時保存ジョブを再度、並び替える。
具体的には、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部31の積載容量を超える場合に、排出部31の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを特定し、特定した一時保存ジョブより後の順番の一時保存ジョブの中に、用紙サイズが特定した一時保存ジョブ以下で、印刷物の厚さが排出部31の残容量以下の所定の一時保存ジョブがあるかを判断し、所定の一時保存ジョブがある場合は、その一時保存ジョブと特定した一時保存ジョブとを入れ替える。また、所定の一時保存ジョブがない場合は、特定した一時保存ジョブ以降の順番の一時保存ジョブに中の、印刷枚数が特定した一時保存ジョブ以上で、用紙サイズが最も大きい一時保存ジョブを特定した一時保存ジョブと入れ替える。また、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部31の積載容量を超える場合に、排出部31の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを、排出部31の残容量分の印刷物を出力する第1ジョブと、残りの印刷物を出力する第2ジョブと、に分割し、第1ジョブを排出部31に先に排出する先発グループに設定し、第2ジョブを排出部31に次に排出する次発グループに設定する。
排紙処理部21dは、ジョブの印刷物を排出部31に排出する。具体的には、処理対象のジョブが通常ジョブの場合は、画像処理部28にRIP処理を実行させ、画像形成部30に印刷処理を実行させ、ラージスタッカ以外の排出部31に印刷物を排出する。また、処理対象のジョブが一時保存ジョブの場合は、画像処理部28にRIP処理を実行させ、画像形成部30に印刷処理を実行させ、ラージスタッカに印刷物を排出する。その際、並び替えた複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が排出部31の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に一時保存ジョブの印刷物を排出部31に排出する。なお、先に積載された印刷物の半分以下の用紙サイズの印刷物を積載する場合、後に積載する印刷物を複数並べて積載してもよい。例えば、A3サイズの用紙の上にA4サイズの用紙を積載する場合は、A4サイズの用紙を複数枚(この場合は2枚)並べて積載するようにしてもよい。また、一時保存ジョブ毎や部毎に仕切り紙を挿入してもよい。
上記ジョブ管理部21a、情報取得部21b、ジョブ並び替え部21c、排紙処理部21dは、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を、ジョブ管理部21a、情報取得部21b、ジョブ並び替え部21c、排紙処理部21dとして機能させるジョブ制御プログラムとして構成し、当該ジョブ制御プログラムをCPU22に実行させる構成としてもよい。
なお、図1乃至図4は、本実施例の印刷システムの一例であり、各装置の構成は適宜変更可能である。例えば、図3及び図4では、画像形成装置20が排出部31を内包する構成としたが、排出部31を、画像形成装置20とは別の装置とし、画像形成装置20が排出部31への印刷物の排出を制御するようにしてもよい。
次に、本実施例の一時保存ジョブの並び替えについて、図面を参照して概説する。
背景技術で示したように、図9の左図のように、積載容量が5000枚の排出部において、用紙サイズが大きい用紙を下側に、用紙サイズが小さい用紙を上側に積載し、4500枚積載したとする。この状態で図9の右図に示すように、1300枚のジョブ(ジョブ1)を実行しようとすると、排出部の残容量の500枚を超えてしまう。そこで、本実施例では、以下のルールに従ってジョブを並び替える。
例えば、次発の台車に印刷物を排出する次発グループの一時保存ジョブの中に、上記の1300枚のジョブ1と同じ用紙サイズかそれ以下の用紙サイズで、印刷枚数が500枚以内の一時保存ジョブがある場合は、その一時保存ジョブをジョブ1と入れ替え、ジョブ1を次発グループの一時保存ジョブに追加する。すなわち、積載容量内に収まるジョブをジョブ1と入れ替えることにより、積載容量を最大限に活用する。
上記条件を満たす一時保存ジョブがない場合は、次発グループの一時保存ジョブの中の、印刷枚数が1300枚(超過分が800枚)以上で、用紙サイズが最も大きい一時保存ジョブをジョブ1と入れ替える。すなわち、印刷枚数が多いジョブをジョブ1と入れ替えることにより、印刷枚数が多いジョブを早く処理できるようにする。
その際、入れ替えたジョブ(ジョブ1の場合もある。)を、排出部の残容量分の印刷物(500枚)を出力する第1ジョブと、残りの印刷物を出力する第2ジョブと、に分割し、第2ジョブを次発グループの一時保存ジョブに追加する。次発グループの一時保存ジョブに関しても、用紙サイズが大きい順に排紙されるようにジョブを並び替えるが、第2ジョブの残りの印刷物は、優先的に一番上に積載されるようにしてもよい。これにより、ジョブが分けて排出されるときに、同じジョブの印刷物をユーザが容易に取り出すことができる。
また、先に積載された印刷物の半分以下の用紙サイズの印刷物を積載する場合、後に積載する印刷物を複数並べて積載してもよい。これにより、積載容量を有効活用しつつ、崩れにくく変形を防ぐことができる様々な組み合わせパターンに対応することが可能となる。
以下、本実施例の画像形成装置20の動作について説明する。CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶したジョブ制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、図5乃至図8のフローチャート図に示す各ステップの処理を行う。
[全体処理]
図5に示すように、制御部21(ジョブ管理部21a)は、クライアント端末10などからジョブを受信する(S101)。次に、制御部21(ジョブ管理部21a)は、ジョブの印刷設定情報に基づいて、排紙先がラージスタッカであるかを判断し(S102)、排紙先がラージスタッカの場合は(S102のYes)、制御部21(ジョブ管理部21a)は、保存ジョブ処理を実行する(S103)。この保存ジョブ処理の詳細は後述する。一方、排紙先がラージスタッカでない場合は、制御部21(排紙処理部21d)は、通常ジョブ処理を実行する(S104)。具体的には、画像処理部28にRIP処理を実行させ、画像形成部30に印刷処理を実行させ、印刷済み用紙をラージスタッカ以外の排出部31に排紙する。
[保存ジョブ処理]
図6に示すように、制御部21(ジョブ管理部21a)は、受信したジョブを記憶部25(一時保存ジョブ記憶部25a)に保存し(S201)、一時保存ジョブが所定の条件を満たしているかを判断する(S202)。所定の条件は、例えば、排出部31が空になってからの経過時間が予め定めた時間を超えたか、一時保存ジョブにおける最初のジョブ投入からの経過時間が予め定めた時間を超えたか、予め指定したサイズ、坪量、紙種の用紙が設定されたジョブが保存されたか、一時保存ジョブが予め指定したジョブ数に達したかなどである。
一時保存ジョブが所定の条件を満たしている場合は(S202のYes)、制御部21(情報取得部21b)は、一時保存ジョブの印刷設定情報に基づいて、用紙サイズ、坪量、紙種の情報に加えて、ジョブの枚数と用紙の厚みの情報を取得し(S203)、現在の排出部31(ラージスタッカ)の積載容量を取得する(S204)。そして、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、これらの情報に基づいて、用紙サイズに基づくジョブの並び替えを実施する(S205)。
図7は、このステップの詳細を示しており、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替える(S301)。次に、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、同じ用紙サイズのジョブがあるかを判断し(S302)、同じ用紙サイズのジョブがない場合は(S302のNo)、S304に遷移し、同じ用紙サイズのジョブがある場合は(S302のYes)、用紙サイズが同じジョブを坪量が大きい順に並び替える(S303)。次に、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、同じ坪量のジョブがあるかを判断し(S304)、同じ坪量のジョブがない場合は(S304のNo)、ジョブの並び替え処理を終了し、同じ坪量のジョブがある場合は(S304のYes)、坪量が同じジョブを紙種に基づいて厚さが厚い順に並び替える(S305)。
図6に戻って、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部31(ラージスタッカ)の積載容量を超えるかを判断し(S206)、印刷物の総量が積載容量を超える場合は(S206のYes)、積載容量を考慮したジョブの並び替えを実施する(S207)。
図8は、このステップの詳細を示しており、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、排出部31(ラージスタッカ)の積載容量を超える最上部のジョブを特定し(S401)、特定したジョブよりの後の順番のジョブの中に、用紙サイズが特定したジョブ以下で、ラージスタッカの積載容量を超えないジョブがあるかを判断する(S402)。そして、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、当該ジョブがある場合は(S402のYes)、そのジョブを特定したジョブと入れ替え(S403)、当該ジョブがない場合は(S402のNo)、印刷枚数が特定したジョブ以上で、用紙サイズが最も大きいジョブを特定したジョブと入れ替える(S404)。その後、図7と同様に、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、残ったジョブを用紙サイズが大きい順に並び替え(S405)、同じ用紙サイズのジョブがあるかを判断し(S406)、同じ用紙サイズのジョブがある場合は(S406のYes)、用紙サイズが同じジョブを坪量が大きい順に並び替える(S407)。次に、制御部21(ジョブ並び替え部21c)は、同じ坪量のジョブがあるかを判断し(S408)、同じ坪量のジョブがある場合は(S408のYes)、坪量が同じジョブを紙種に基づいて厚さが厚い順に並び替える(S409)。なお、上記では、用紙サイズが最上部のジョブ以下で、ラージスタッカの積載容量を超えないジョブがない場合に、印刷枚数が最上部のジョブ以上で、用紙サイズが最も大きいジョブを、特定したジョブと入れ替えたが、最上部のジョブを、ラージスタッカの残容量分の印刷物を出力する第1ジョブと、残りの印刷物を出力する第2ジョブと、に分割し、第2ジョブを次発グループの一時保存ジョブに追加してもよい。
図6に戻って、制御部21(排紙処理部21d)は、一時保存ジョブを順番に処理する(S208)。具体的には、画像処理部28にRIP処理を実行させ、画像形成部30に印刷処理を実行させ、印刷済み用紙をラージスタッカに排紙する。
このように、複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が排出部31の積載容量を超える場合、排出部31の積載容量と各々の一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、排出部31の積載容量を超える分の一時保存ジョブを再度、並び替えることにより、排出部31の積載容量を超えるジョブが入力された場合であっても、ユーザの利便性を損なわずに、効率的にジョブの印刷物を排出することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や印刷制御の方法は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、画像形成装置20が排出部31を内包する構成としたが、排出部31を、画像形成装置20とは別の装置とし、画像形成装置20や画像形成装置20を制御するコントローラ(制御装置)が排出部31への印刷物の排出を制御する場合に対して、本発明のジョブ制御方法を同様に適用することができる。
また、上記実施例では、ラージスタッカ内に1台の台車31aが格納可能な構造としたが、複数台の台車31aが格納可能な構造としてもよい。
本発明は、排出部に複数のジョブの印刷物を排出する画像形成装置、当該画像形成装置における複数のジョブの並び替えを制御するジョブ制御プログラム、当該ジョブ制御プログラムを記録した記録媒体及びジョブ制御方法に利用可能である。
10 クライアント端末
11 制御部
11a OS
11b 文書作成アプリケーション
11c プリンタドライバ
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 記憶部
16 ネットワークI/F部
17 表示部
18 操作部
20 画像形成装置
21 制御部
21a ジョブ管理部
21b 情報取得部
21c ジョブ並び替え部
21d 排紙処理部
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
25a 一時保存ジョブ記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示操作部
28 画像処理部
29 給紙部
30 画像形成部
31 排出部
31a 台車
40 通信ネットワーク

Claims (21)

  1. 印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する画像形成装置であって、
    一時保存ジョブを記憶部に保存し、所定の条件を満たす場合に、保存した複数の一時保存ジョブの処理を開始するジョブ管理部と、
    前記複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、前記排出部の積載容量を取得する情報取得部と、
    前記複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替え、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量と各々の前記一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、前記排出部の積載容量を超える分の前記一時保存ジョブを並び替えるジョブ並び替え部と、
    並び替えた前記複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が前記排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に前記一時保存ジョブの印刷物を前記排出部に排出する排紙処理部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ管理部は、前記所定の条件を、前記排出部が空になってからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、前記複数の一時保存ジョブの内の最初の一時保存ジョブが投入されてからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、予め指定した用紙サイズ、坪量、又は、紙種の用紙が設定された一時保存ジョブを保存した時、前記複数の一時保存ジョブが予め指定したジョブ数に達した時、の中から選択される少なくとも1つとする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブ並び替え部は、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを特定し、前記特定した一時保存ジョブより後の順番の一時保存ジョブの中に、用紙サイズが前記特定した一時保存ジョブ以下で、印刷物の厚さが前記排出部の残容量以下の所定の一時保存ジョブがある場合は、前記所定の一時保存ジョブを前記特定した一時保存ジョブと入れ替える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブ並び替え部は、前記所定の一時保存ジョブがない場合は、前記特定した一時保存ジョブ以降の順番の一時保存ジョブの内の、印刷枚数が前記特定した一時保存ジョブ以上で、用紙サイズが最も大きい一時保存ジョブを、前記特定した一時保存ジョブと入れ替える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ並び替え部は、前記排出部の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを、前記排出部の残容量分の印刷物を出力する第1ジョブと、残りの印刷物を出力する第2ジョブと、に分割し、前記第1ジョブを前記排出部に先に排出する先発グループに設定し、前記第2ジョブを前記排出部に次に排出する次発グループに設定する、
    ことを特徴とする請求項1、2、4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 前記排紙処理部は、直前に積載された印刷物の半分以下の用紙サイズの印刷物を積載する場合、後に積載する印刷物を複数並べて積載する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 前記排出部は、片側が底上げされ、前記印刷物の積載面が傾斜しており、
    前記排紙処理部は、各々の前記一時保存ジョブの印刷物を、前記積載面に沿って斜めに滑らせて積載する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の画像形成装置。
  8. 印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する画像形成装置を含むシステム内の装置で動作するジョブ制御プログラムであって、
    前記装置に、
    複数の一時保存ジョブを記憶部に保存する第1処理、
    所定の条件を満たす場合に、前記複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、前記排出部の積載容量を取得する第2処理、
    前記複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替える第3処理、
    前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量と各々の前記一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、前記排出部の積載容量を超える分の前記一時保存ジョブを並び替える第4処理、
    並び替えた前記複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が前記排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に前記一時保存ジョブの印刷物を前記排出部に排出する第5処理、を実行させる、
    ことを特徴とするジョブ制御プログラム。
  9. 前記第2処理では、前記所定の条件を、前記排出部が空になってからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、前記複数の一時保存ジョブの内の最初の一時保存ジョブが投入されてからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、予め指定した用紙サイズ、坪量、又は、紙種の用紙が設定された一時保存ジョブを保存した時、前記複数の一時保存ジョブが予め指定したジョブ数に達した時、の中から選択される少なくとも1つとする、
    ことを特徴とする請求項8に記載のジョブ制御プログラム。
  10. 前記第4処理では、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを特定し、前記特定した一時保存ジョブより後の順番の一時保存ジョブの中に、用紙サイズが前記特定した一時保存ジョブ以下で、印刷物の厚さが前記排出部の残容量以下の所定の一時保存ジョブがある場合は、前記所定の一時保存ジョブを前記特定した一時保存ジョブと入れ替える、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のジョブ制御プログラム。
  11. 前記第4処理では、前記所定の一時保存ジョブがない場合は、前記特定した一時保存ジョブ以降の順番の一時保存ジョブの内の、印刷枚数が前記特定した一時保存ジョブ以上で、用紙サイズが最も大きい一時保存ジョブを、前記特定した一時保存ジョブと入れ替える、
    ことを特徴とする請求項10に記載のジョブ制御プログラム。
  12. 前記第4処理では、前記排出部の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを、前記排出部の残容量分の印刷物を出力する第1ジョブと、残りの印刷物を出力する第2ジョブと、に分割し、前記第1ジョブを前記排出部に先に排出する先発グループに設定し、前記第2ジョブを前記排出部に次に排出する次発グループに設定する、
    ことを特徴とする請求項8、9、11のいずれか一に記載のジョブ制御プログラム。
  13. 前記第5処理では、直前に積載された印刷物の半分以下の用紙サイズの印刷物を積載する場合、後に積載する印刷物を複数並べて積載する、
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一に記載のジョブ制御プログラム。
  14. 前記排出部は、片側が底上げされ、前記印刷物の積載面が傾斜しており、
    前記第5処理では、各々の前記一時保存ジョブの印刷物を、前記積載面に沿って斜めに滑らせて積載する、
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一に記載のジョブ制御プログラム。
  15. 印刷物を積載する排出部に、ジョブの印刷物を排出する画像形成装置を含むシステムにおけるジョブ制御方法であって、
    複数の一時保存ジョブを記憶部に保存する第1処理と、
    所定の条件を満たす場合に、前記複数の一時保存ジョブの各々に設定された用紙情報、及び、前記排出部の積載容量を取得する第2処理と、
    前記複数の一時保存ジョブを用紙サイズが大きい順に並び替える第3処理と、
    前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量と各々の前記一時保存ジョブの印刷物の厚さとに基づいて、前記排出部の積載容量を超える分の前記一時保存ジョブを並び替える第4処理と、
    並び替えた前記複数の一時保存ジョブを、印刷物の総量が前記排出部の積載容量内に収まるグループに分類し、グループ毎に前記一時保存ジョブの印刷物を前記排出部に排出する第5処理と、を実行する、
    ことを特徴とするジョブ制御方法。
  16. 前記第2処理では、前記所定の条件を、前記排出部が空になってからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、前記複数の一時保存ジョブの内の最初の一時保存ジョブが投入されてからの経過時間が予め定めた時間を超えた時、予め指定した用紙サイズ、坪量、又は、紙種の用紙が設定された一時保存ジョブを保存した時、前記複数の一時保存ジョブが予め指定したジョブ数に達した時、の中から選択される少なくとも1つとする、
    ことを特徴とする請求項15に記載のジョブ制御方法。
  17. 前記第4処理では、前記複数の一時保存ジョブの印刷物の総量が前記排出部の積載容量を超える場合、前記排出部の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを特定し、前記特定した一時保存ジョブより後の順番の一時保存ジョブの中に、用紙サイズが前記特定した一時保存ジョブ以下で、印刷物の厚さが前記排出部の残容量以下の所定の一時保存ジョブがある場合は、前記所定の一時保存ジョブを前記特定した一時保存ジョブと入れ替える、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載のジョブ制御方法。
  18. 前記第4処理では、前記所定の一時保存ジョブがない場合は、前記特定した一時保存ジョブ以降の順番の一時保存ジョブの内の、印刷枚数が前記特定した一時保存ジョブ以上で、用紙サイズが最も大きい一時保存ジョブを、前記特定した一時保存ジョブと入れ替える、
    ことを特徴とする請求項17に記載のジョブ制御方法。
  19. 前記第4処理では、前記排出部の積載容量を超える部分の一時保存ジョブを、前記排出部の残容量分の印刷物を出力する第1ジョブと、残りの印刷物を出力する第2ジョブと、に分割し、前記第1ジョブを前記排出部に先に排出する先発グループに設定し、前記第2ジョブを前記排出部に次に排出する次発グループに設定する、
    ことを特徴とする請求項15、16、18のいずれか一に記載のジョブ制御方法。
  20. 前記第5処理では、直前に積載された印刷物の半分以下の用紙サイズの印刷物を積載する場合、後に積載する印刷物を複数並べて積載する、
    ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか一に記載のジョブ制御方法。
  21. 前記排出部は、片側が底上げされ、前記印刷物の積載面が傾斜しており、
    前記第5処理では、各々の前記一時保存ジョブの印刷物を、前記積載面に沿って斜めに滑らせて積載する、
    ことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか一に記載のジョブ制御方法。
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