JP2019064981A - 化合物、及び発光化合物 - Google Patents
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Abstract
Description
有機発光化合物は、その発光機能を利用して、蛍光色素、有機電界発光素子、蛍光プローブなどの種々の用途に用いられている。
これらに使用される有機発光化合物の一例を以下に示す。
例えば、ピリミジンモノボロン錯体、又はピリミジンジボロン錯体の合成及び蛍光特性についての研究が報告されている(例えば、非特許文献1及び2)。
本発明の化合物は、下記一般式(1)で表されることを特徴とする。
本発明の化合物は、下記一般式(1)で表される。
本発明の発光化合物は、下記一般式(1)で表される。
なお、本発明者らは、ピリミジン環の5位の位置に窒素原子を導入することより前記ピリミジン環の電子密度が向上したことが蛍光特性の発現に効果的に影響していると考えている。また、前記ピリミジン環の4位、6位には、電子吸引性基、及び電子供与性基のいずれも導入可能であるが、電子吸引性基(例えば、電子吸引性を有する芳香環基)を導入することにより、蛍光特性は更に優れたものとなると考えられる。
R1は、水素原子、及び置換基のいずれかを表す。
R1における前記置換基としては、例えば、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、ニトロ基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ基、ヒドラジノ基、イミノ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アミノ基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルキルスルホニル基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルシリル基、アルキルシリルオキシ基などが挙げられる。これらの置換基における炭化水素基は、更に、水素原子が、水酸基、ハロゲン原子などで置換されていてもよい。
前記アルキル基としては、炭素数1〜30のアルキル基が好ましく、炭素数1〜20のアルキル基がより好ましく、炭素数1〜10のアルキル基が特に好ましい。前記アルキル基としては、より具体的には、例えば、メチル基、エチル基、iso−プロピル基、tert−ブチル基、n−オクチル基、n−デシル基、n−ヘキサデシル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げられる。
前記アルケニル基としては、炭素数2〜30のアルケニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルケニル基がより好ましく、炭素数2〜10のアルケニル基が特に好ましい。前記アルケニル基としては、より具体的には、例えば、ビニル基、アリル基、2−ブテニル基、3−ペンテニル基などが挙げられる。
前記アルキニル基としては、炭素数2〜30のアルキニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルキニル基がより好ましく、炭素数2〜10のアルキニル基が特に好ましい。前記アルキニル基としては、より具体的には、例えば、プロパルギル基、3−ペンチニル基などが挙げられる。
前記アミノ基〔−NRaRb: Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、及び炭化水素基のいずれかを表す。)としては、炭素数0〜30のアミノ基が好ましく、炭素数0〜20のアミノ基がより好ましく、炭素数0〜10のアミノ基が特に好ましい。前記アミノ基としては、より具体的には、例えば、アミノ基(−NH2)、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基などが挙げられる。
前記アルコキシ基としては、炭素数1〜30のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜20のアルコキシ基がより好ましく、炭素数1〜10のアルコキシ基が特に好ましい。前記アルコキシ基としては、より具体的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、2−エチルヘキシロキシ基などが挙げられる。
前記アリールオキシ基としては、炭素数6〜30のアリールオキシ基が好ましく、炭素数6〜20のアリールオキシ基がより好ましく、炭素数6〜12のアリールオキシ基が特に好ましい。前記アリールオキシ基としては、より具体的には、例えば、フェニルオキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基などが挙げられる。
前記アシル基としては、炭素数1〜30のアシル基が好ましく、炭素数1〜20のアシル基がより好ましく、炭素数1〜12のアシル基が特に好ましい。前記アシル基としては、より具体的には、例えば、アセチル基、ベンゾイル基、ホルミル基、ピバロイル基などが挙げられる。
前記アルコキシカルボニル基としては、炭素数2〜30のアルコキシカルボニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルコキシカルボニル基がより好ましく、炭素数2〜12のアルコキシカルボニル基が特に好ましい。前記アルコキシカルボニル基としては、より具体的には、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基などが挙げられる。
前記アリールオキシカルボニル基としては、炭素数7〜30のアリールオキシカルボニル基が好ましく、炭素数7〜20のアリールオキシカルボニル基がより好ましく、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基が特に好ましい。前記アリールオキシカルボニル基としては、より具体的には、例えば、フェニルオキシカルボニル基などが挙げられる。
前記アシルオキシ基としては、炭素数2〜30のアシルオキシ基が好ましく、炭素数2〜20のアシルオキシ基がより好ましく、炭素数2〜10のアシルオキシ基が特に好ましい。前記アシルオキシ基としては、より具体的には、例えば、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ基などが挙げられる。
前記アシルアミノ基としては、炭素数2〜30のアシルアミノ基が好ましく、炭素数2〜20のアシルアミノ基がより好ましく、炭素数2〜10のアシルアミノ基が特に好ましい。前記アシルアミノ基としては、より具体的には、例えば、アセチルアミノ基などが挙げられる。
前記アルコキシカルボニルアミノ基としては、炭素数2〜30のアルコキシカルボニルアミノ基が好ましく、炭素数2〜20のアルコキシカルボニルアミノ基がより好ましく、炭素数2〜12のアルコキシカルボニルアミノ基が特に好ましい。前記アルコキシカルボニルアミノ基としては、より具体的には、例えば、メトキシカルボニルアミノ基などが挙げられる。
前記アリールオキシカルボニルアミノ基としては、炭素数7〜30のアリールオキシカルボニルアミノ基が好ましく、炭素数7〜20のアリールオキシカルボニルアミノ基がより好ましく、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニルアミノ基が特に好ましい。前記アリールオキシカルボニルアミノ基としては、より具体的には、例えば、フェニルオキシカルボニルアミノ基などが挙げられる。
前記アルキルスルホニル基としては、炭素数1〜30のアルキルスルホニル基が好ましく、炭素数1〜20のアルキルスルホニル基がより好ましく、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基が特に好ましい。前記アルキルスルホニル基としては、より具体的には、例えば、メタンスルホニル基(メチルスルホニル基)、エタンスルホニル基(エチルスルホニル基)、n−プロパンスルホニル基(n−プロピルスルホニル基)、イソプロピルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、n−ペンチルスルホニル基、n−へキシルスルホニル基などが挙げられる。
前記スルホニルアミノ基としては、炭素数1〜30のスルホニルアミノ基が好ましく、炭素数1〜20のスルホニルアミノ基がより好ましく、炭素数1〜12のスルホニルアミノ基が特に好ましい。前記スルホニルアミノ基としては、より具体的には、例えば、メタンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基などが挙げられる。
前記スルファモイル基〔−SO2NRaRb: Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、及び炭化水素基のいずれかを表す。〕としては、炭素数0〜30のスルファモイル基が好ましく、炭素数0〜20のスルファモイル基がより好ましく、炭素数0〜12のスルファモイル基が特に好ましい。前記スルファモイル基としては、より具体的には、例えば、スルファモイル基(−SO2NH2)、メチルスルファモイル基、ジメチルスルファモイル基、フェニルスルファモイル基などが挙げられる。
前記カルバモイル基〔−CONRaRb: Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、及び炭化水素基のいずれかを表す。〕としては、炭素数1〜30のカルバモイル基が好ましく、炭素数1〜20のカルバモイル基がより好ましく、炭素数1〜12のカルバモイル基が特に好ましい。前記カルバモイル基としては、より具体的には、例えば、カルバモイル基(−CONH2)、メチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基などが挙げられる。
前記アルキルチオ基としては、炭素数1〜30のアルキルチオ基が好ましく、炭素数1〜20のアルキルチオ基がより好ましく、炭素数1〜12のアルキルチオ基が特に好ましい。前記アルキルチオ基としては、より具体的には、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基などが挙げられる。
前記アリールチオ基としては、炭素数6〜30のアリールチオ基が好ましく、炭素数6〜20のアリールチオ基がより好ましく、炭素数6〜12のアリールチオ基が特に好ましい。前記アリールチオ基としては、より具体的には、例えば、フェニルチオ基などが挙げられる。
前記アルキルシリル基としては、炭素数3〜40のアルキルシリル基が好ましく、炭素数3〜30のアルキルシリル基がより好ましく、炭素数3〜24のアルキルシリル基が特に好ましい。前記アルキルシリル基としては、より具体的には、例えば、トリメチルシリル基、トリフェニルシリル基などが挙げられる。
前記アルキルシリルオキシ基としては、炭素数3〜40のアルキルシリルオキシ基が好ましく、炭素数3〜30のアルキルシリルオキシ基がより好ましく、炭素数3〜24のアルキルシリルオキシ基が特に好ましい。前記アルキルシリルオキシ基としては、より具体的には、例えば、トリメチルシリルオキシ基、トリフェニルシリルオキシ基などが挙げられる。
R11、及びR12における前記置換基としては、例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アシル基などが挙げられる。これらの置換基は、更に、水素原子が、水酸基、ハロゲン原子などで置換されていてもよい。
前記アルキル基としては、炭素数1〜30のアルキル基が好ましく、炭素数1〜20のアルキル基がより好ましく、炭素数1〜10のアルキル基が特に好ましい。前記アルキル基としては、より具体的には、例えば、メチル基、エチル基、iso−プロピル基、tert−ブチル基、n−オクチル基、n−デシル基、n−ヘキサデシル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げられる。
前記アルケニル基としては、炭素数2〜30のアルケニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルケニル基がより好ましく、炭素数2〜10のアルケニル基が特に好ましい。前記アルケニル基としては、より具体的には、例えば、ビニル基、アリル基、2−ブテニル基、3−ペンテニル基などが挙げられる。
前記アルキニル基としては、炭素数2〜30のアルキニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルキニル基がより好ましく、炭素数2〜10のアルキニル基が特に好ましい。前記アルキニル基としては、より具体的には、例えば、プロパルギル基、3−ペンチニル基などが挙げられる。
前記アリール基としては、炭素数4〜30のアリール基が好ましく、炭素数4〜20のアリール基がより好ましく、炭素数6〜12のアリール基が特に好ましい。前記アリール基は、ヘテロ原子を有していてもよい。前記ヘテロ原子としては、例えば、窒素原子、酸素原子、硫黄原子などが挙げられる。前記アリール基としては、より具体的には、例えば、フェニル基、p−メチルフェニル基、ナフチル基、アントラニル基、イミダゾリル基、ピリジル基、キノリル基、フリル基、チエニル基、ピペリジル基、モルホリノ基、ベンズオキサゾリル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズチアゾリル基、カルバゾリル基、アゼピニル基などが挙げられる。
前記アシル基としては、炭素数1〜30のアシル基が好ましく、炭素数1〜20のアシル基がより好ましく、炭素数1〜12のアシル基が特に好ましい。前記アシル基としては、より具体的には、例えば、アセチル基、ベンゾイル基、ホルミル基、ピバロイル基などが挙げられる。
R2、及びR3は、それぞれ独立して、水素原子、及び置換基のいずれかを表す。
R2、及びR3における前記置換基としては、例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アシル基などが挙げられる。これらの置換基は、更に、水素原子が、水酸基、ハロゲン原子などで置換されていてもよい。
前記アルキル基の好ましい例、及び具体例としては、R11、及びR12の前記置換基の説明における前記アルキル基の好ましい例、及び具体例と同様である。
前記アルケニル基の好ましい例、及び具体例としては、R11、及びR12の前記置換基の説明における前記アルケニル基の好ましい例、及び具体例と同様である。
前記アルキニル基の好ましい例、及び具体例としては、R11、及びR12の前記置換基の説明における前記アルキニル基の好ましい例、及び具体例と同様である。
前記アリール基の好ましい例、及び具体例としては、R11、及びR12の前記置換基の説明における前記アリール基の好ましい例、及び具体例と同様である。
前記アシル基の好ましい例、及び具体例としては、R11、及びR12の前記置換基の説明における前記アシル基の好ましい例、及び具体例と同様である。
R4は、直接結合、ビニレン基、1,3−ブタジエニレン基、エチニレン基、及び1,3−ブタジイニレン基のいずれかを表す。R4が、直接結合、ビニレン基、1,3−ブタジエニレン基、エチニレン基、及び1,3−ブタジイニレン基のいずれかであることで、前記一般式(1)においてピリミジン環とAr1の芳香族環とが1つの共役系を形成することができる。
なお、前記ビニレン基は、以下の構造式で表される。
Ar1は、置換基を有していてもよい芳香族基を表す。
Ar1の分子量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、60〜1,000が好ましく、60〜500がより好ましく、60〜300が特に好ましい。
前記置換基の数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、1〜5などが挙げられる。
前記芳香族基としては、具体的には、例えば、フェニル基、ナフチル基、アントラニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、フリル基、チエニル基、ベンゾフリル基、ベンゾチエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、ピリジル基、フェニル−ピリジル基、ピリジル−フェニル基、ピリミジル基、ピラジル基、1,3,5−トリアジル基、ベンゾイミダゾリル基、インダゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基、2,1,3−ベンゾチアジアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、2,1,3−ベンゾオキサジアゾリル基、キノリル基、イソキノリル基、キノキサリル基、キナゾリル基、ピロリル基などが挙げられる。
前記アルキル基としては、炭素数1〜30のアルキル基が好ましく、炭素数1〜20のアルキル基がより好ましく、炭素数1〜10のアルキル基が特に好ましい。前記アルキル基としては、より具体的には、例えば、メチル基、エチル基、iso−プロピル基、tert−ブチル基、n−オクチル基、n−デシル基、n−ヘキサデシル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げられる。
前記アルケニル基としては、炭素数2〜30のアルケニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルケニル基がより好ましく、炭素数2〜10のアルケニル基が特に好ましい。前記アルケニル基としては、より具体的には、例えば、ビニル基、アリル基、2−ブテニル基、3−ペンテニル基などが挙げられる。
前記アルキニル基としては、炭素数2〜30のアルキニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルキニル基がより好ましく、炭素数2〜10のアルキニル基が特に好ましい。前記アルキニル基としては、より具体的には、例えば、プロパルギル基、3−ペンチニル基などが挙げられる。
前記アミノ基〔−NRaRb: Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、及び炭化水素基のいずれかを表す。)としては、炭素数0〜30のアミノ基が好ましく、炭素数0〜20のアミノ基がより好ましく、炭素数0〜10のアミノ基が特に好ましい。前記アミノ基としては、より具体的には、例えば、アミノ基(−NH2)、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基などが挙げられる。
前記アルコキシ基としては、炭素数1〜30のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜20のアルコキシ基がより好ましく、炭素数1〜10のアルコキシ基が特に好ましい。前記アルコキシ基としては、より具体的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、2−エチルヘキシロキシ基などが挙げられる。
前記アリールオキシ基としては、炭素数6〜30のアリールオキシ基が好ましく、炭素数6〜20のアリールオキシ基がより好ましく、炭素数6〜12のアリールオキシ基が特に好ましい。前記アリールオキシ基としては、より具体的には、例えば、フェニルオキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基などが挙げられる。
前記アシル基としては、炭素数1〜30のアシル基が好ましく、炭素数1〜20のアシル基がより好ましく、炭素数1〜12のアシル基が特に好ましい。前記アシル基としては、より具体的には、例えば、アセチル基、ベンゾイル基、ホルミル基、ピバロイル基などが挙げられる。
前記アルコキシカルボニル基としては、炭素数2〜30のアルコキシカルボニル基が好ましく、炭素数2〜20のアルコキシカルボニル基がより好ましく、炭素数2〜12のアルコキシカルボニル基が特に好ましい。前記アルコキシカルボニル基としては、より具体的には、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基などが挙げられる。
前記アリールオキシカルボニル基としては、炭素数7〜30のアリールオキシカルボニル基が好ましく、炭素数7〜20のアリールオキシカルボニル基がより好ましく、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基が特に好ましい。前記アリールオキシカルボニル基としては、より具体的には、例えば、フェニルオキシカルボニル基などが挙げられる。
前記アシルオキシ基としては、炭素数2〜30のアシルオキシ基が好ましく、炭素数2〜20のアシルオキシ基がより好ましく、炭素数2〜10のアシルオキシ基が特に好ましい。前記アシルオキシ基としては、より具体的には、例えば、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ基などが挙げられる。
前記アシルアミノ基としては、炭素数2〜30のアシルアミノ基が好ましく、炭素数2〜20のアシルアミノ基がより好ましく、炭素数2〜10のアシルアミノ基が特に好ましい。前記アシルアミノ基としては、より具体的には、例えば、アセチルアミノ基などが挙げられる。
前記アルコキシカルボニルアミノ基としては、炭素数2〜30のアルコキシカルボニルアミノ基が好ましく、炭素数2〜20のアルコキシカルボニルアミノ基がより好ましく、炭素数2〜12のアルコキシカルボニルアミノ基が特に好ましい。前記アルコキシカルボニルアミノ基としては、より具体的には、例えば、メトキシカルボニルアミノ基などが挙げられる。
前記アリールオキシカルボニルアミノ基としては、炭素数7〜30のアリールオキシカルボニルアミノ基が好ましく、炭素数7〜20のアリールオキシカルボニルアミノ基がより好ましく、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニルアミノ基が特に好ましい。前記アリールオキシカルボニルアミノ基としては、より具体的には、例えば、フェニルオキシカルボニルアミノ基などが挙げられる。
前記スルホニルアミノ基としては、炭素数1〜30のスルホニルアミノ基が好ましく、炭素数1〜20のスルホニルアミノ基がより好ましく、炭素数1〜12のスルホニルアミノ基が特に好ましい。前記スルホニルアミノ基としては、より具体的には、例えば、メタンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基などが挙げられる。
前記スルファモイル基〔−SO2NRaRb: Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、及び炭化水素基のいずれかを表す。〕としては、炭素数0〜30のスルファモイル基が好ましく、炭素数0〜20のスルファモイル基がより好ましく、炭素数0〜12のスルファモイル基が特に好ましい。前記スルファモイル基としては、より具体的には、例えば、スルファモイル基(−SO2NH2)、メチルスルファモイル基、ジメチルスルファモイル基、フェニルスルファモイル基などが挙げられる。
前記カルバモイル基〔−CONRaRb: Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、及び炭化水素基のいずれかを表す。〕としては、炭素数1〜30のカルバモイル基が好ましく、炭素数1〜20のカルバモイル基がより好ましく、炭素数1〜12のカルバモイル基が特に好ましい。前記カルバモイル基としては、より具体的には、例えば、カルバモイル基(−CONH2)、メチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基などが挙げられる。
前記アルキルチオ基としては、炭素数1〜30のアルキルチオ基が好ましく、炭素数1〜20のアルキルチオ基がより好ましく、炭素数1〜12のアルキルチオ基が特に好ましい。前記アルキルチオ基としては、より具体的には、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基などが挙げられる。
前記アリールチオ基としては、炭素数6〜30のアリールチオ基が好ましく、炭素数6〜20のアリールチオ基がより好ましく、炭素数6〜12のアリールチオ基が特に好ましい。前記アリールチオ基としては、より具体的には、例えば、フェニルチオ基などが挙げられる。
前記アルキルシリル基としては、炭素数3〜40のアルキルシリル基が好ましく、炭素数3〜30のアルキルシリル基がより好ましく、炭素数3〜24のアルキルシリル基が特に好ましい。前記アルキルシリル基としては、より具体的には、例えば、トリメチルシリル基、トリフェニルシリル基などが挙げられる。
前記アルキルシリルオキシ基としては、炭素数3〜40のアルキルシリルオキシ基が好ましく、炭素数3〜30のアルキルシリルオキシ基がより好ましく、炭素数3〜24のアルキルシリルオキシ基が特に好ましい。前記アルキルシリルオキシ基としては、より具体的には、例えば、トリメチルシリルオキシ基、トリフェニルシリルオキシ基などが挙げられる。
R5は、水素原子、及び下記一般式(2)で表される基のいずれかを表す。
前記Ar2としては、置換基を有していてもよい芳香族基であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記Ar1の説明で例示した前記置換基を有していてもよい芳香族基などが挙げられる。
前記一般式(1)で表される化合物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、下記一般式(1−1)で表される化合物と、下記一般式(1−2)で表される化合物とを反応させる方法が好ましい。
なお、上記反応は、前記一般式(1)で表される化合物を製造する方法の一例であり、本発明の前記化合物は、前記製造方法により得られる化合物に限定されない。
前記ハロゲン原子としては、例えば、塩素原子、臭素原子が挙げられる。
前記反応における反応温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、30℃〜120℃などが挙げられる。
前記反応は、無触媒で行ってもよいし、触媒存在下で行ってもよいが、触媒存在下で行うことが好ましい。前記触媒としては、例えば、金属含有触媒が好ましく、パラジウム触媒がより好ましく、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムが特に好ましい。
前記化合物、及び前記発光化合物の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、蛍光色素、蛍光塗料、蛍光プラスチック、蛍光プローブ、有機電界発光素子などが挙げられる。
<4,6−ジフェニルピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.81−7.74(m, 4H), 7.55−7.42(m, 6H), 4.87(s, 2H), 3.50(s, 2H)
<4,6−ジ(ナフタレン−1−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, THF−d8) δ 7.98−7.87(m, 6H), 7.64(dd, J= 1.3, 7.1Hz, 2H), 7.56(dd, J= 7.1, 8.2Hz, 2H), 7.53−7.42 (m, 4H), 5.37(s, 2H), 3.20(s, 2H)
<4,6−ジ(ナフタレン−2−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.32(d, J= 1.6Hz, 2H), 7.99(d, J= 8.5Hz, 2H), 7.97−7.84(m, 6H), 7.61−7.51(m, 4H), 4.91(s, 2H), 3.65(s, 2H)
<4,6−ジ([1,1’−ビフェニル]−4−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.93−7.86(m, 4H), 7.79−7.70(m, 4H), 7.69−7.62(m, 4H), 7.52−7.44(m, 4H), 7.43−7.36(m, 2H), 4.87(s, 2H), 3.63(s, 2H)
<4,6−ジ([1,1’:3’,1’’−ターフェニル]−5’−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.01(d, J= 1.8Hz, 4H), 7.91(t, J= 1.8Hz, 2H), 7.75−7.67(m, 8H), 7.53−7.45(m, 8H), 7.44−7.37(m, 4H), 4.99(s, 2H), 3.71(s, 2H)
<4,6−ジ((E)−スチリル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.83(d, J= 15.6Hz, 2H), 7.64−7.57(m, 4H), 7.43−7.36(m, 4H), 7.36−7.30(m, 2H), 7.21(d, J= 15.6Hz, 2H), 4.65(s, 2H), 3.45(s, 2H)
<4,6−ビス(フェニルエチニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.65−7.57(m, 4H), 7.47−7.34(m, 6H), 4.77(s, 2H), 4.25(s, 2H)
<4,6−ビス(ナフタレン−2−イルエチニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.17(d, J= 1.5Hz, 2H), 7.90−7.81(m, 6H), 7.64(dd, J= 1.5, 8.5Hz, 2H), 7.59−7.50(m, 4H), 4.79(s, 2H), 4.34(s, 2H)
<4,6−ジ(フラン−2−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.63(dd, J= 0.8, 1.8Hz, 2H), 7.24(dd, J= 0.8, 3.5Hz, 2H), 6.59(dd, J= 1.8, 3.5Hz, 2H), 4.98(s, 2H), 4.65(s, 2H)
<4,6−ジ(フラン−3−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.06 (dd, J= 0.9, 1.5Hz, 2H), 7.55(dd, J= 1.5, 1.8Hz, 2H), 6.97(dd, J= 0.9, 1.8Hz, 2H), 4.67(s, 2H), 3.60(s, 2H)
<4,6−ジ(チオフェン−2−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.79(dd, J= 1.1, 3.7Hz, 2H), 7.53(dd, J= 1.1, 5.1Hz, 2H), 7.20(dd, J= 3.7, 5.1Hz, 2H), 4.78(s, 2H), 3.99(s, 2H)
<4,6−ジ(チオフェン−3−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(500MHz, CDCl3) δ 7.92(dd, J= 1.2, 3.0Hz, 2H), 7.62(dd, J= 1.2, 5.0Hz, 2H), 7.46(dd, J= 3.0, 5.0Hz, 2H), 4.71(s, 2H), 3.71(s, 2H)
<4,6−ジ(ベンゾフラン−2−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.70(dd, J= 1.4, 8.2Hz, 2H), 7.63(d, J= 1.0Hz, 2H), 7.60(ddd, J= 0.9, 1.0, 8.3Hz, 2H), 7.40(ddd, J= 1.4, 7.3, 8.3Hz, 2H), 7.32(ddd, J= 0.9, 7.3, 8.2Hz, 2H)
<4,6−ジ(ベンゾフラン−3−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.66(s, 2H), 8.41(dd, J= 1.5, 7.9Hz, 2H), 7.68(dd, J= 0.9, 8.2Hz, 2H), 7.42(ddd, J= 1.5, 7.2, 8.2Hz, 2H), 7.36(ddd, J= 0.9, 7.2, 7.9Hz, 2H), 6.11(s, 2H), 4.34(s, 2H)
<4,6−ビス(ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.25(d, J= 0.8Hz, 2H), 8.06−7.92(m, 4H), 7.49−7.39(m, 4H), 6.13(s, 2H), 4.90(s, 2H)
<4,6−ビス(ベンゾ[b]チオフェン−3−イル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.11−8.03(m, 2H), 7.98−7.90(m, 4H), 7.50−7.38(m, 4H), 4.81(s, 2H), 3.53(s, 2H)
<4,6−ビス(3,5−ジメトキシフェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 6.87(d, J= 2.3Hz, 4H), 6.54(t, J= 2.3Hz, 2H), 4.80(s, 2H), 3.84(s, 12H), 3.58(s, 2H)
<4,6−ビス(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.38−8.29(m, 4H), 8.00−7.98(m, 2H), 4.87(s, 2H), 3.44(s, 2H)
<4,4’−(2,5−ジアミノピリミジン−4,6−ジイル)ジベンゾニトリルの合成>
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.03−7.87(m, 8H), 6.11(s, 2H), 4.15(s, 2H)
<4,6−ビス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.57−7.43(m, 4H), 4.74(s, 2H), 3.48(s, 2H)
<4,6−ビス(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.91(d, J= 8.1Hz, 4H), 7.78(d, J= 8.1Hz, 4H), 4.79(s, 2H), 3.45(s, 2H)
<4−クロロ−6−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.74−7.63(m, 2H), 6.82−6.72(m, 2H), 4.67(s, 2H), 3.71(s, 2H), 3.03(s, 6H)
<4−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−6−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.97−7.89(m, 2H), 7.79−7.69(m, 4H), 6.85−6.76(m, 2H), 4.69(s, 2H), 3.50(s, 2H), 3.03(s, 6H)
<4,6−ビス(4−(ジメチルアミノ)フェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.78−7.70(m, 4H), 6.84−6.75(m, 4H), 4.62(s, 2H), 3.55(s, 2H), 3.02(s, 12H)
<4,6−ビス(4−(メチルチオ)フェニル)ピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.77−7.67(m, 4H), 7.41−7.32(m, 4H), 4.67(s, 2H), 3.48(s, 2H), 2.53(s, 6H)
<N2−メチル−4,6−ジフェニルピリミジン−2,5−ジアミンの合成(実施例25)>
<<N2−メチル−4,6−ジフェニルピリミジン−2,5−ジアミン>>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.85−7.76(m, 4H), 7.55−7.47(m, 4H), 7.47−7.39(m, 2H), 4.75(d, J= 4.9Hz, 1H), 3.42(s, 2H), 3.03(d, J= 4.9Hz, 3H)
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.90−7.83(m, 4H), 7.54−7.40(m, 6H), 3.41(s, 2H), 3.20(s, 6H)
<N−(5−アミノ−4,6−ジフェニルピリミジン−2−イル)ブチルアミドの合成>
1H NMR(500MHz, CDCl3) δ 7.92−7.76(m, 4H), 7.59−7.51(m, 3H), 7.51−7.44(m, 2H), 3.92(s, 2H), 2.73(brs, 2H), 1.77(dt, J= 7.4, 7.4Hz, 2H), 0.99(t, J= 7.4Hz, 3H)
<2−(メチルチオ)−4,6−ジフェニルピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.87−7.79(m, 4H), 7.57−7.43(m, 6H), 3.86(s, 2H), 2.60(s, 3H)
<2−(メチルスルホニル)−4,6−ジフェニルピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.88−7.78(m, 4H), 7.61−7.49(m, 6H), 4.58(s, 2H), 3.35(s, 3H)
<2−メトキシ−4,6−ジフェニルピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.91−7.80(m, 4H), 7.57−7.43(m, 6H), 4.02(s, 3H), 3.73(s, 2H)
<2,4,6−トリフェニルピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.53−8.42(m, 2H), 7.98−7.88(m, 4H), 7.61−7.53(m, 4H), 7.53−7.47(m, 2H), 7.41−7.36(3H), 4.11(s, 2H)
<4,6−ジクロロ−N,N−ジメチル−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 2.82(s, 6H), 2.55(s, 3H)
<N,N−ジメチル−2−(メチルチオ)−4,6−ジフェニルピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.71−7.65(m, 4H), 7.50−7.40(m, 6H), 2.60(s, 3H), 2.33(s, 6H)
比較例3として下記化合物を用いた。下記化合物は公知の方法により合成した。
比較例4として下記化合物を用いた。下記化合物は公知の方法により合成した。
<[1,1’:3’,1’’−ターフェニル]−2’,5’−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.56−7.48(m, 4H), 7.48−7.40(m, 4H), 7.39−7.30(m, 2H), 6.59(s, 2H), 3.43(s, 4H)
<4−クロロ−6−フェニルピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.74−7.63(m, 2H), 7.54−7.40(m, 3H), 4.80(s, 2H), 3.68(s, 2H)
<4−フェニルピリミジン−2,5−ジアミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 7.99(s, 1H), 7.75−7.68(m, 2H), 7.54−7.39(m, 3H), 4.66(s, 2H), 3.37(s, 2H)
<4,6−ジフェニルピリミジン−5−アミンの合成>
1H NMR(400MHz, CDCl3) δ 8.79(s, 1H), 7.87−7.76(m, 4H), 7.59−7.42(m, 7H), 4.08(s, 2H)
〔測定条件〕
測定モード 波長スキャン
励起波長 375nm
蛍光開始波長 390nm
蛍光終了波長 800nm
スキャンスピード 1000nm/分
励起側スリット 5.0nm
蛍光側スリット 5.0nm
<1> 下記一般式(1)で表されることを特徴とする化合物である。
<2> R1が、水素原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルキルチオ基、置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、及び下記一般式(3)で表される基のいずれかである前記<1>に記載の化合物である。
<3> R2、及びR3が、水素原子、及びアルキル基のいずれかである前記<1>から<2>のいずれかに記載の化合物である。
<4> Ar1の前記芳香族基における芳香族環、及びAr2の前記芳香族基における芳香族環が、それぞれ独立して、下記構造式のいずれかである前記<1>から<3>のいずれかに記載の化合物である。
Ar2が有していてもよい前記置換基が、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アミノ基、及びアルコキシ基のいずれかである、前記<1>から<4>のいずれかに記載の化合物である。
<6> 下記一般式(1)で表されることを特徴とする発光化合物である。
<7> R1が、水素原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルキルチオ基、置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、及び下記一般式(3)で表される基のいずれかである前記<6>に記載の発光化合物である。
<8> R2、及びR3が、水素原子、及びアルキル基のいずれかである前記<6>から<7>のいずれかに記載の発光化合物である。
<9> Ar1の前記芳香族基における芳香族環、及びAr2の前記芳香族基における芳香族環が、それぞれ独立して、下記構造式のいずれかである前記<6>から<8>のいずれかに記載の発光化合物である。
Ar2が有していてもよい前記置換基が、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アミノ基、及びアルコキシ基のいずれかである、前記<6>から<9>のいずれかに記載の発光化合物である。
<11> 400nm〜600nmに蛍光極大波長を有する前記<6>から<10>のいずれかに記載の発光化合物である。
Claims (11)
- 下記一般式(1)で表されることを特徴とする化合物。
- R1が、水素原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルキルチオ基、置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、及び下記一般式(3)で表される基のいずれかである請求項1に記載の化合物。
- R2、及びR3が、水素原子、及びアルキル基のいずれかである請求項1から2のいずれかに記載の化合物。
- Ar1の前記芳香族基における芳香族環、及びAr2の前記芳香族基における芳香族環が、それぞれ独立して、下記構造式のいずれかである請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
- Ar1が有していてもよい前記置換基が、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アミノ基、及びアルコキシ基のいずれかであり、
Ar2が有していてもよい前記置換基が、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アミノ基、及びアルコキシ基のいずれかである、請求項1から4のいずれかに記載の化合物。 - 下記一般式(1)で表されることを特徴とする発光化合物。
- R1が、水素原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルキルチオ基、置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、及び下記一般式(3)で表される基のいずれかである請求項6に記載の発光化合物。
- R2、及びR3が、水素原子、及びアルキル基のいずれかである請求項6から7のいずれかに記載の発光化合物。
- Ar1の前記芳香族基における芳香族環、及びAr2の前記芳香族基における芳香族環が、それぞれ独立して、下記構造式のいずれかである請求項6から8のいずれかに記載の発光化合物。
- Ar1が有していてもよい前記置換基が、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アミノ基、及びアルコキシ基のいずれかであり、
Ar2が有していてもよい前記置換基が、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アミノ基、及びアルコキシ基のいずれかである、請求項6から9のいずれかに記載の発光化合物。 - 400nm〜600nmに蛍光極大波長を有する請求項6から10のいずれかに記載の発光化合物。
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