JP2019061470A - 取引処理装置、取引処理システム、取引処理方法およびプログラム - Google Patents

取引処理装置、取引処理システム、取引処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】帳利用者が適切なタイミングでローン借入の返済を行うことの可能な取引処理装置、取引処理システム、取引処理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】利用者が入力した出金金額と取扱手数料の合計額と、ローン取引扱いで借入を行う場合に発生する借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息と出金金額分のローン借入金額の合計額を利用者に提示し、取扱手数料よりも安い支払利息で所望の金額の現金を借入することができることを通知する。ローン借入の取引を行う利用者に対して返済日を提示し、利用者は自身の都合に合う返済日を選択することで返済の予約を可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者が現金の入出金可能な取引処理装置で自身の普通口座から現金を出金しようとする場合において、有利な出金方法と返済方法を提供するものである。即ち、当該取引処理装置は、利用者の出金操作により指定された出金金額について、普通口座からの出金取引を行った場合の取引内容と、出金取引に代えて当該出金金額分のローン借入取引を行った場合のより有利な取引内容とを利用者に提示し、利用者がローン借入取引を利用したとき、利用者にとって都合の良い返済日でローン借入の返済予約ができる。
現在、利用者が金融機関から所望の金額の現金を入手するには、窓口もしくは現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)にて利用者自身の普通口座からの出金取引を行うこと、あるいはローン借入を行うこと、といったやり方がある。利用者がATMを利用して利用者自身の普通口座から現金を出金する場合、ATMは取引の日(曜日)や取引の時間帯で予め決められている取扱手数料の金額分を普通口座から減額し、利用者に対して現金を出金する。一方で、利用者がATMを利用してローン借入を行う場合、ATMは利用者の入力操作に応じて、借入限度額や借入利率といったローン口座開設時の契約内容に基づいて現金を利用者に対して貸付するローン貸付処理を行う。そして、ローン借入についても借入金額や借入期間と、契約内容に応じた利息が発生するが、条件によっては出金取引の取扱手数料よりもローン借入の利息のほうが安い場合がある。そのような場合に、ATMは利用者に対して取扱手数料よりも安い利息で所望の金額の現金を借入することができることを通知する。
例えば文献1に記載の現金自動取引装置は、顧客が現金自動取引装置を利用して銀行口座から現金を引き出す場合、出金取引による取扱手数料と、顧客が入力した出金金額をローン取引扱いで借入して次回約定返済日に返済した場合の借入利息とを比較し、取扱手数料がローンによる借入利息よりも安い場合は通常の出金取引を行い、ローンによる借入利息が取扱手数料よりも安い場合はローン借入の斡旋画面を表示手段に表示する。顧客が表示手段に表示された斡旋画面に対し、ローン扱いに変更する操作を行った場合に、現金自動取引装置は、出金取引からローン扱いの取引に変更して顧客に対してローン取引(キャッシング)を行わせる。
特開2004−199125号公報
しかしながら、上記に記載の現金自動取引装置では、顧客は普通口座の出金取引からローン借入扱いに変更してローン取引(キャッシング)を行うことができるものの、そのローン返済方法としては約定返済といった債権者と債務者の間で取り交わされた約定条件(返済時期等)に従って返済する方法しか利用できず、顧客は自身の都合に合った返済日でローン借入の返済予約を行うことができなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、現金の出金取引に代えて出金金額分のローン借入取引を行う利用者に対して、当該利用者が、自身の都合に合う返済日でのローン借入の返済を予約することの可能な、新規かつ改良された取引処理装置、取引処理システム、取引処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得する情報取得部と、前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示する表示部と、受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、を備える取引処理装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得する情報取得部と、前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示する表示部と、受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、を備える取引処理装置利システム、が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、コンピュータを、出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得する情報取得部と、前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示する表示部と、受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、を備える取引処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明の他の観点によれば、出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得することと、前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示することと、受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うことと、を含む取引処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、現金の出金取引に代えてローン借入取引を行う利用者が、自身の都合に合う返済日でのローン返済を予約することが可能な取引処理装置、取引処理システム、取引処理方法およびプログラムが提供される。
本発明に係るホストコンピュータの構成例を示す図である。 本発明に係る取引装置の各構成例を示す図である。 本発明に係る利用者データベースに格納される情報例を示す図である。 本発明に係る取扱手数料の料金テーブルの例を示す図である。 本発明に係る取引処理システムの各構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る取引処理システムの処理フロー例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部に表示される案内画像の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部に表示されるローン借入・返済内容確認画像の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る取引処理システムの処理フロー例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示部に表示されるローン借入・返済内容確認・返済日選択画像の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る取引処理システムの処理フロー例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部に表示されるローン借入・返済内容確認画像の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部に表示される案内画像(1分割目・利用者入力前)の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部に表示される案内画像(1分割目・利用者入力後)の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部に表示される案内画像(2分割目(最後)・利用者入力前)の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部に表示される案内画像(2分割目(最後)・利用者入力後)の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部に表示されるローン借入・分割返済内容確認画像の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る取引処理システムの処理フロー例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る表示部に表示される案内画像の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る表示部に表示されるローン借入・返済内容確認・返済日選択画像の例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1−1.第1の実施形態>
[1.1.ホストコンピュータ10の装置構成例]
図1は本発明に係るホストコンピュータ10の概略的な構成を示す図である。本実施形態に係るホストコンピュータ10は、銀行等の金融機関の事務センタ等に設置され、ネットワーク接続部18を介して各金融機関の店舗、コンビニエンスストアなどに設置される入出金が可能な取引装置50に接続されている。ホストコンピュータ10は、ネットワーク接続部18を介して取引装置50との間で入金、出金、振込等の取引電文の送受信を行い、利用者の取引を成立させるか否かを判断する。また、ホストコンピュータ10は、口座番号および暗証番号を取引装置50から受信して取引装置50を操作する利用者が本人であることを確認する本人認証を行う。なお取引装置50については後述する。
<装置の構成>
次に、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係るホストコンピュータ10の各構成について説明する。
ホストコンピュータ10は、図1に示すように、主として、CPU11と、メモリ12と、利用者データベース13と、口座情報照会部14と、計算部15と、利用者データ更新部16と、判断部17と、ネットワーク接続部18と、記憶部19で構成される。CPU(Central Processing Unit)11は、プログラムによって演算処理装置及び制御装置として機能し、ホストコンピュータ10内に設けられた各構成要素の処理を制御する。メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、キャッシュメモリなどの記憶装置で構成されている。メモリ12は、CPU11の処理に関するデータ、CPU11の動作プログラムなどを一時的あるいは永続的に記憶する機能を有する。
利用者データベース13は、利用者の氏名や連絡先電話番号等の利用者情報と、利用者毎の普通口座番号や暗証番号、口座残高等の預金情報などの普通口座情報と、利用者毎のローン口座の有無や借入限度額、借入利率などのローン口座情報等を保持している。また、利用者がローン取引(以下、ローン借入れという)を行った場合には返済予約情報として、借入金額、支払利息(以下、借入利息という)の金額、返済予約日(返済予定日)が利用者データベース13に格納される。図3は利用者データベース13に記憶される利用者情報、普通口座情報、ローン口座情報、及び利用者がローン借入れを行った場合に格納される返済予約情報の一例である。
口座情報照会部14は、取引装置50から口座情報の照会の要求(取引電文)を受信すると、受信した普通口座番号、暗証番号が利用者データベース13に保持されているか、受信した普通口座番号、暗証番号が利用者データベース13に保持されている普通口座番号、暗証番号と一致するかを照会する。ここで取引電文は、取引装置50を操作する利用者の操作情報等で構成され、例えばキャッシュカード読取によって取得する普通口座の口座番号情報、利用者操作によって入力される暗証番号や出金金額の情報、キャッシュカード読取時等の取引時刻情報が含まれる。口座情報照会部14は、利用者データベース13を参照することにより、前記受信した普通口座番号に対応する口座残高を照会する。これにより、受信した出金金額が口座残高以内であるかを確認することができる。また、口座情報照会部14は、利用者データベース13を参照することで照会した普通口座番号に対応するローン口座の有無や、借入限度額、借入利率などのローン口座情報(借入情報)を照会する。借入利率は、利用者毎に設定されてもよく、その場合においては利用者データベース13には利用者毎に借入利率の情報が格納される。あるいは、借入利率が利用者によらず一定の場合は各利用者に共通する値が利用者データベース13に格納されてもよい。口座情報照会部14は、照会した各種情報を照会結果として判断部17に送信する。
計算部15は、取引装置50から取引電文を受信すると、口座情報照会部14で照会したローン口座情報に基づき、普通口座からの出金金額でローン借入れをした場合(ローン取引扱いで借入れをした場合)の借入利息の金額を計算する。具体的には、計算部15は出金金額に借入利率を乗じて365で除算し、1日ごとの借入利息を計算する。1日毎の借入利息に日数=1(翌日)を乗算し、ローン借入れをした場合の借入日(取引日)の翌日に発生する借入利息の金額を計算する。ここで、利用者データベース13に保持される借入利率とは年率を想定しており、1年の日数である365で除算することで借入日の翌日から発生する1日毎の借入利息の金額を計算することができる。また、借入利率は、年率を1年の日数である365で除算することで求められる日率であってもよい。計算部15は、計算した借入利息の金額情報を判断部17に送信する。
利用者データ更新部16は、利用者が普通口座から出金した場合に出金金額に応じて口座残高を更新する。また、利用者がローン借入れをした場合には、借入金額、ローン返済予約日、ローン返済予約日までに発生する借入利息の金額を利用者毎に利用者データベース13へ格納し、更新する。つまり、返済予約情報を利用者データベース13に格納する。利用者データ更新部16は、その他、普通口座への入金、振込み等があった場合についても、取引金額に応じて口座残高を更新する。
記憶部19は、金融機関における取扱手数料の料金情報を記憶する。取扱手数料とは、例えば、利用者が取引装置50を介して普通口座から出金取引をする場合に発生する手数料である。図4に自行取引の場合の取扱手数料の例を示す。また、記憶部19は、計算部15で使用する計算式「1日の借入利息:借入残高×借入利率÷365日(1円未満切捨て)」を記憶する。なお、当該計算式は記憶部19に記憶するのではなく計算部15の処理アルゴリズムに組み込まれていてもよい。
判断部17は、口座情報照会部14の照会結果と、記憶部19に記憶される取扱手数料情報と、計算部15で計算した借入利息の金額とに基づき、出金取引を行おうとしている利用者に対してローン口座からの借入れを案内するか否かを判断する。判断部17は、記憶部19に記憶されている取扱手数料情報を照会し、受信した取引電文の時刻情報に対応する取扱手数料の金額を取得する。判断部17は、受信した出金金額と取扱手数料の合計が口座残高以内かを判断するとともに、普通口座番号に対応するローン口座があり、受信した出金金額が借入限度額以内であり、借入利息の金額が取扱手数料未満の場合に、利用者にローン口座からの借入れの利用を案内すると判断する。すなわち、判断部17は、普通口座からの出金取引が可能な状況であっても、出金取引の取扱手数料と借入利息を比較して、ローン借入の方が安く済む場合には借入れの利用を案内すると判断する。ここで、上述の取引電文に含まれる情報と、取扱手数料などを出金取引で扱われる情報とを合わせて出金取引情報という。
ネットワーク接続部18は、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の任意の専用通信回線に接続され、取引装置50との間で、後述の行内ネットワーク1を介してデータや取引電文を送受信する。
[1.2.取引装置50の構成例]
図2は取引装置50の概略的な構成の例を示す図である。本実施形態に係る取引装置50は、現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)や、現金自動支払い機(CD:cash dispenser)等であり、ATMやCD等が有する通常の構成を備えている。取引装置50は、金融機関の店舗、コンビニエンスストアなどに設置される。取引装置50は、利用者の操作により、入金、出金、振込、残高照会およびローン契約等の各種取引が可能になっている。取引装置50は、ネットワーク接続部56を介して外部のホストコンピュータ10に接続されている。
<装置の構成>
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る取引装置50の各構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る取引装置50の概略的な構成の例を示す図である。
取引装置50は、図2に示すように、主として、CPU51と、メモリ52と、入力受付部53と、表示部54と、印刷部55と、ネットワーク接続部56と、記憶部57と、カード情報読取部58、時計部59、現金処理部60、画像生成部61、出金取引処理部62、ローン借入処理部63で構成される。CPU51(Central Processing Unit)は、プログラムによって演算処理装置及び制御装置として機能し、取引装置50に設けられた各構成要素の処理を制御する。CPU51は入力受付部53で入力された暗証番号情報、取引種別情報(入金、出金、振込、ローン借入等)、金額情報、カード情報(口座番号等)から各種取引電文を生成する。メモリ52は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、キャッシュメモリなどの記憶装置で構成されている。メモリ52は、CPUの処理に関するデータ、CPUの動作プログラムなどを一時的あるいは永続的に記憶する機能を有する。
入力受付部53は、例えば、ボタン、テンキー、キーボード(表示部54に表示されるタッチパネル式のボタン等も含む)などであり、利用者の入力操作を受付ける。例えば、口座の暗証番号や出金金額の入力、取引処理の実行指示など、利用者は入力受付部53を操作することで取引内容等を取引装置50内において決定する。また、入力受付部53で入力された情報は、CPU51の制御により生成される取引電文に含まれ、後述のネットワーク接続部55を介してホストコンピュータ10へ送信される。
表示部54は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、CRTディスプレイ装置、ランプなどの映像信号を表示する表示装置からなる。例えば、取引装置の利用者は、入力受付部53で行った操作の結果などを、表示部54により確認することができる。表示部54は、例えば、利用者が口座への現金の預け入れや口座からの出金、振り込み等の取引きをしたときの取引内容などを表示し、また利用者にローン口座からの借入れの利用を案内する場合の選択可能な返済日や返済日に対応した借入日の翌日から発生する借入利息の金額を対応付けた画像、ローン借入への切り替えやローン借入の実行を決定する各種ボタンなどを表示する。なお、表示部にタッチパネル式のボタンを表示する場合には、当該取引内容を別の表示装置に表示してもよい。
印刷部55は、取引処理結果に基づいて取引内容を取引明細票に印刷し、利用者に向けて取引明細票を発行する。印刷部55で印刷された取引明細票は、印刷部55に設けられた取引明細票排出口551(図5参照)から利用者に向けて排出される。
ネットワーク接続部56は、例えば、ネットワークインターフェースカードで構成され、CPU51等の他の構成とバスを介して接続される。ネットワーク接続部56は、LANやWAN等の任意の専用通信回線に接続され、ホストコンピュータ10との間で、後述の行内ネットワーク1を介してデータや取引電文を送受信する。
記憶部57は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリなどの記憶媒体や記録再生装置で構成されており、各種データや、取引装置50上で動作するプログラムファイルを格納する。また記憶部57には、例えば、表示部54に表示する画像データが記憶される。なお、記憶部57は、取引装置内部に内蔵されていてもよいし、ネットワークを介して取引装置本体と接続される構成であってもよい。
カード情報読取部58は、ユーザ識別のための情報を取得するための機能部であり、取引装置50の利用者が取引する際に使用するキャッシュカードのカード情報を読み取る。カード情報読取部58は、カード読取口581(図5参照)を含み、カード読取口581を介して取引装置50の内部に利用者のキャッシュカードが取り込まれ、取り引き後に排出される。
時計部59は、時計機能を有し、現在の年月日時分秒を示す時刻情報を生成する。時計部59は、取引装置50上の各部に対し現在の時刻情報を提供する。該時刻情報は、適宜他の情報とともに記憶され、必要に応じてネットワーク接続部56を介してホストコンピュータ10へ通知される。例えば、利用者がカード読取口581からキャッシュカードを挿入すると、カード情報読取部58がキャッシュカードのカード情報を読み取った時点の時刻情報を生成し、或いは、入力受付部53で暗証番号を利用者が入力した時点の時刻情報を生成してホストコンピュータ10へ通知する。なお、時計部59は、利用者が取引を開始したときの時刻である取引開始時刻や、利用者による取引が終了したときの時刻である取引終了時刻、利用者による操作が行われたときの時刻である操作時刻を生成する。生成された操作時刻の情報は記憶部57に記憶される。取引装置50のCPU51は、例えば、時計部59の時刻情報により各取引の処理時刻を認識でき、例えばキャッシュカード読取時刻から所定時間の間に暗証番号が入力されない場合にカード返却の制御を行うといった各種制御を実行する。またCPU51は、時計部59が生成する日付を含む時刻情報に基づき、現在時刻における取引手数料の情報を特定する。その場合、取引装置50の記憶部57には図4同様の取扱手数料の料金情報が格納されており、CPU51は当該料金情報を参照する。
現金処理部60は、入出金処理、即ち利用者による紙幣や硬貨を取引装置50への入金の受け入れ、若しくは利用者に対する取引装置50からの出金を行う。現金の入出金は、現金処理部60に設けられた現金入出金口601(図5参照)を介して行われる。現金処理部60は、例えば、CPU51の制御に従い、入力受付部53より入力された出金金額を現金入出金口601より紙幣、若しくは硬貨にて排出する。
画像生成部61は、表示部54に表示する画像をCPU51の制御情報に従って記憶部57に記憶されている画像データから生成する。ここで画像データとは、表示部54に表示すべき取引画面の表示文字列等を含む背景画像であり、金額等の取引データや操作用のボタン等と組み合わせることにより取引画面に表示する画像を構成する。画像生成部61は、記憶部57から取得した前記画像データに、取引金額等の取引データや操作用のボタン等を重ね合わせることにより、例えば、図7、図8に示すような各種の取引画像を生成する。以後の説明で、表示部への取引画面の表示は上述のようにして生成した画像により行われるものとする。なお背景画像はビットマップ等のラスタデータであってもよいし、ベクタデータであってもよい。あるいは、HTMLやXML等テキストデータにより表現されるものであってもよい。
出金取引処理部62は、利用者が出金取引を行う場合に普通口座からの出金処理を行う。例えば、利用者により入力受付部53から入力された普通口座からの出金金額の情報と、出金実行の指示情報から成る出金取引電文をネットワーク接続部55を介してホストコンピュータ10へ送信する。その後、ホストコンピュータ10から出金取引可を示す電文を受信することで、出金取引が成立すると、現金処理部60により指定された出金金額の出金処理が行われる。
ローン借入処理部63は、利用者が出金取引からローン借入に切り替えた場合に、利用者が選択した借入内容で借入処理や返済予約処理を行う。例えば、表示部54で表示されるローン借入を実行するためのボタンが利用者により押下されると、利用者が選択した返済予約日と、返済予約日に紐付く利息金額の情報と、利用者が入力した出金金額分の借入金額の情報と、借入実行の指示情報から成るローン借入取引電文をネットワーク接続部55を介してホストコンピュータ10へ送信する。その後、ホストコンピュータ10からローン借入取引可を示す電文を受信することで、ローン借入取引が成立すると、現金処理部60により借入金額の出金処理が行われる。
[1.3.ホストコンピュータ10と取引装置50から成るシステムの構成例]
次に、図5を参照して、本発明の実施形態に係る取引処理システムの構成について説明する。
図5に示すように、本発明の実施形態に係る取引処理システムは、上述のホストコンピュータ10と、取引装置50と、行内ネットワーク1から構成される。ホストコンピュータ10については前述したとおりの各部を備える。
取引装置50は、前述したとおりの各部を備え、外観としては、表示部54、入力受付部53、現金入出金口601、カード読取口581、取引明細票排出口551を備える。
行内ネットワーク1は、専用通信回線等からなるLAN、WAN等の専用通信回線網である。ホストコンピュータ10、及び複数の取引装置50は行内ネットワーク1を介して通信可能に接続されている。
[1.4.取引処理システムの動作例]
次に、図6を参照して取引処理システムを構成するホストコンピュータ10と取引装置50の主たる動作例について説明をする。図6は取引処理システムの主たる動作の処理フローの例を示す図である。取引処理システムの動作例として、利用者が取引装置10を介して出金取引からローン借入取引に切り替えを行う場合について説明をする。また、当該利用者に関して利用者データベース13には、図3に示すように以下の情報を保持しているものとする。
・普通口座番号:1111111
・店番号:123
・暗証番号:7777
・普通口座残高:51000円
・ローン口座有無:1(有り)
・借入限度額:10000円以上100000円以下
・借入利息率:年率15%
また、利用者は以下の出金金額、取引時刻にて出金取引をするものと仮定して以降説明を行う。
・出金金額:50000円
・取引時刻:6月6日 日曜日 9:00
図6に示すように、利用者によりカード情報読取部57のカード読取口581へキャッシュカードが挿入されるとカード情報が読取られる(STEP1)。詳細には、取引装置50に備えられる図示しないカードリーダ・ライタ手段がカードの記憶情報を読み取り、記憶部57にカード情報、カード読取時間を記憶する。キャッシュカードには、金融機関コードや利用者の口座番号、氏名等の利用者情報が記憶されている。
次に、表示部54に暗証番号を入力するための操作画像が入力操作用のボタン等とともに表示される。利用者により入力受付部53から暗証番号が入力されると、次に、利用者の希望する出金金額を入力するための操作画像が入力操作用のボタン等とともに表示される。利用者は表示部54に表示された操作画像に対して出金金額を入力する。入力された情報は記憶部57に記憶される。続いて、CPU51の制御によって、金融機関コード、口座番号、出金金額、暗証番号、カード読取時刻の情報で構成される取引電文が生成され、行内ネットワーク1を経由して、ホストコンピュータ10に送信される(STEP2)。
ホストコンピュータ10では、取引装置50から送信された取引電文を受信すると(STEP3)、口座情報照会部14が受信した口座番号をキーとして利用者データベース13を参照し、受信した暗証番号と利用者データベース13が保持している暗証番号とが一致するか否かをチェックする。暗証番号が一致したときは、ホストコンピュータ10は当該取引を有効とし、続いて受信した出金金額と取扱手数料との合計金額が、利用者データベース13に保持されている口座残高以内か否かをチェックする(STEP4)。暗証番号が不一致のとき、或いは、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内でないとき(STEP4:チェック結果NG)は、ホストコンピュータ10は、利用不可判定を示す電文を取引装置50に送信する。それにより、取引装置50が利用不可判定を示す電文を受信すると(STEP5)、表示部54では「利用不可」」である旨を通知する画像が「暗証番号が異なります」、「口座残高が不足しております」などのメッセージとともに表示される。
受信した口座番号、暗証番号が利用者データベース13に保持されるものと一致し、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内である場合に(STEP4:チェック結果OK)、次に、ホストコンピュータ10では、口座番号に対応するローン口座情報をチェックする(STEP6)。ローン口座情報チェックの結果、ローン口座がない場合、出金金額が借入限度額以内でない場合、翌日に全額返済する場合の借入利息の金額が取扱手数料を超える場合(STEP6:チェック結果NG)は通常の普通口座からの出金処理が行われる(STEP7)。一方で、ローン口座情報チェックの結果、ローン口座があり、出金金額が借入限度額以内であって、翌日に全額返済する場合の借入利息の金額が取扱手数料を超えないとき(STEP6:チェック結果OK)に判断部17より利用者にローン借入を案内すべきと判断され、STEP11に進む。
STEP6においてチェック結果NGとなった場合について説明する。STEP6においてチェック結果NGとなった場合には通常の普通口座からの出金処理が行われ、取引装置50の表示部54には図示しない「出金取引 科目:普通口座番号:1111111、出金金額:50000円、手数料108円」等の文言と、普通口座からの出金取引の実行指示を受付ける実行指示受付ボタン、取引を中止する取消しボタンで構成された取引内容確認画像が表示される(STEP8)。その後、利用者より実行指示受付ボタンが押下されると、出金取引処理部62は、取引実行情報である出金取引電文をホストコンピュータ10に送信し、利用者データ更新部16で利用者の普通口座残高から出金金額と取扱手数料との合計金額である50108円が減算され、利用者データベース13に格納される普通口座情報が更新される(STEP9)。利用者データ更新部16での更新が完了すると行内ネットワーク1を介して処理完了の通知が取引端末50へ送信される。これを受信した取引端末50の現金処理部59は、図示しない入出金庫に収納された現金を繰出して計数等し、現金入出金口601から現金50000円が排出され、取引結果の画像が表示部54に表示される。印刷部55では、取引処理結果に基づいて出金金額と取扱手数料、口座残高を取引明細票に印刷し、取引明細票排出口551から利用者に向けて取引明細票を発行する(STEP10)。
一方で、STEP6においてチェック結果OKとなる場合について説明する。口座情報照会部14の照会により口座番号に対応するローン口座情報からローン口座がある場合には、続いて出金金額が借入限度額以内か否かがチェックされる。出金金額が借入限度額以内のとき、利用者がローン借入をして翌日に全額返済した場合の借入利息を計算部15で計算する。具体的には、計算部15が記憶部19に記憶されている計算式に基づき翌日に全額返済した場合の借入利息を計算する。本実施例の場合は、出金金額が50000円で借入利息が年率15%であるのでこれを乗算すると、年間に7500円の利息が発生することとなる。これを1年の日数である365で除算すると日ごとの利息金額が求められる。翌日であれば借入期間は1日であるためこれを利息金額に乗算すると20円となる。したがって、借入日の翌日に20円の利息金額が発生することとなる。口座情報照会部14の照会結果と、記憶部19に記憶される取扱手数料情報と、計算部15で計算した利息金額から、利用者にローン口座からの借入を案内するか否かが判断部17より判断される。本例でいうと、ローン口座が存在していること、出金金額50000円が借入限度額以内であることの照会結果と、取引時刻から取扱手数料が108円であって翌日の利息である20円が取扱手数料を下回っていることから、利用者にローン借入を案内すべきと判断する(チェック結果:OK)。判断部17がローン借入を利用者に案内すべきと判断すると、取扱手数料情報と借入日の翌日全額返済した場合の利息金額の情報と、ローン借入案内情報(ローン借入を利用者に推奨するための指示情報)が電文により取引装置50へ送信される。
取引装置50は、取扱手数料情報と翌日全額返済した場合の利息金額の情報と、ローン借入案内情報を受信すると(STEP11)、画像生成部61によりローン借入の案内画像が表示部54に表示される(STEP12)。図7はローン借入の案内画像の表示の一例である。ローン借入案内画像は、「普通口座からお引き出しをする時の取扱手数料よりも、お借入れのご利息のほうがお得にご利用いただけます」等のローン借入を案内するメッセージ701や、普通口座から出金の場合の出金金額と取扱手数料との合計金額702、借入日の翌日全額返済したときのローン口座からの借入れの場合の借入金額と借入利息との合計金額703、普通口座からの出金を確定させるボタン704やローン口座の借入れに切り替えるボタン705で構成される。本実施例の場合、普通口座からの引出し(出金)の場合の合計金額50108円と、翌日全額返済したときのローン口座からの借入れの場合の合計金額50020円が表示部54に表示される。
利用者は表示部54に表示された普通口座からの出金を確定させるボタン704を選択すると、通常の普通口座からの出金処理が行われる(STEP7)。利用者がローン口座の借入れに切り替えるボタン705を選択すると、表示部54に図8に示す内容確認画像が表示される(STEP13)。図8はローン借入の内容確認画像の一例である。内容確認画像は、借入金額や翌日に全額返済した場合の借入利息などの借入れ内容と、「普通口座から自動振替する」旨のメッセージと返済予約日(自動振替日)などの返済内容801、借入取引の実行指示を受付ける実行指示受付ボタン802、取引を中止する取消しボタン803で構成される。実行指示受付ボタン802は、表示部54に表示される借入取引の実行指示を受付ける画像領域のことであって指示受付部として機能する。指示受付部は、利用者の指示入力(例えば、取引実行の指示)を受付ける入力受付部54の一形態のものである。利用者が実行指示受付ボタン802を選択すると、ローン借入処理部63は、借入れ内容と、振替返済予約日と、ローン借入実行依頼を含むローン借入取引電文をホストコンピュータ10へ送信する。
ホストコンピュータ10では、受信した借入れ内容と、振替返済予約日と、ローン借入取引の実行依頼に基づき、利用者データ更新部16が利用者のローン口座から出金金額と同額の借入金額50000円を借入れしたこと、借入利息が20円であることを利用者データベース13に記憶し(STEP14)、さらに利用者より指定された返済予約日(本実施例の場合は翌日)に普通口座からローン口座へ出金金額と借入利息を足した金額50020円を振替える返済予約情報が利用者データベース13に登録される(STEP15)。利用者データベース13の更新が完了すると、借入と振替返済予約が完了した旨の情報が取引装置50へと送信される。その後、ホストコンピュータ10では毎日所定の時刻のタイミングで返済予約情報を参照し、当日を示す返済予約日の返済予約情報を検出すると、借入金額と借入利息の合計金額を当該口座からの引き落としを行う。
取引装置50では、取引内容を利用者へ提示するために表示部54に受信した借入金額と振替予約情報が表示される(STEP16)。そして、取引端末50の現金処理部59で図示しない入出金庫に収納された現金を繰出して計数等し、現金入出金口601から現金50000円を排出する。印刷部55では、取引処理結果に基づいて借入金額と振替予約日を取引明細票に印刷し、取引明細票排出口551から利用者に向けて取引明細票を発行する。
<1−2.第1の実施形態のまとめ>
以上述べたように、本実施の形態によれば、普通口座から出金する場合にかかる取扱手数料と、ローン借入れをして翌日全額返済した場合の借入利息の金額を利用者に提示して、ローン借入の案内をするとともに、利用者はローン借入の実行を選択することで、翌日に借入金額の全額を振替返済する予約をすることができる。利用者は取扱手数料よりも安い利息で現金を入手することができることとなる。
<2−1.第2の実施形態>
第2の実施形態では、利用者がローン借入れを選択して翌日全額返済した場合の借入利息に加え、その他翌日を起算日とする複数の日数に応じた利息金額を計算する。例えば、利息金額が取扱手数料未満となる最大日数を計算し、その日数までの各日数における利息金額を計算する。第2の実施形態においては計算部15の動作が第1の実施形態と異なるため、以下には、計算部15の動作を中心に説明をする。
[2.1.取引処理システムの構成例]
<装置の構成>
まず、本発明の第2の実施形態に係る計算部を計算部15Bとし、計算部15Bの動作例について説明する。本発明の第2の実施形態に係る取引処理システムの概略的な構成は第1の実施形態に係る構成と同一である。同一の構成については説明を省略する。また、利用者データベース13には実施例1同様の情報が保持されており、出金金額、取引時刻も同様であるものとして説明をする。
実施例1の計算部15は借入利息が最小額となる翌日に発生する利息の金額を計算したが、本第2実施例における計算部15Bは、翌日を起算日とする借入利息金額が取扱手数料未満である最大の日数を計算し、当該日数までの日毎の借入利息の金額を計算する。具体的には、計算部15Bは日毎の利息金額として、1日あたり20円の利息金額が発生することを計算する。次に、計算部15Bは、利息金額が取扱手数料未満である日数、実施例1の例でいうと利息金額が108円を超えない日数を計算する。本例の取扱手数料108円に対して1日あたりの利息金額が20円であるため、翌日を起算日(1日目)として5日(X×20<108、Xは自然数)の期間の間に利息金額と借入金額を全額返済すれば取扱手数料の108円未満の利息金額で借入れすることが可能となる。よって、計算部15Bは借入日の翌日から借入日の5日後までの期間における各日数に発生する利息金額を計算する。具体的には、計算部15Bによって、利用者がローン借入をして翌日に全額返済した場合は20円の利息金額、2日後に全額返済した場合は40円の利息金額、3日後に全額返済した場合は60円の利息金額、4日後に全額返済した場合は80円の利息金額、5日後に全額返済した場合は100円の利息金額が発生することが計算される
なお、計算部15Bは、取扱手数料を超える利息金額とその日数を計算してもよい。例えば、上述の例でいうと、6日後に全額返済した場合は120円、7日後に全額返済した場合は140円、8日後に全額返済した場合は160円といった、取扱手数料未満になることに限定されない条件で計算してもよい。これは利用者により多くの返済方法の選択肢を提示することで、利用者の個人的な経済状況や支払い状況にあった合理的な返済方法の提示に寄与するものである。例えば、口座残高が50110円で3日後に他の取引で10800円の引落しがあり、8日後に普通口座に給与振込を控えた利用者がいた場合に、当該利用者にとっては、取扱手数料108円未満で50000円を借入れするよりも、8日後の取扱手数料を超えた160円の利息金額が発生する日に振替えをするほうが、他の取引の引落しを考慮すると都合が良い。その場合何日後まで計算するかは、例えば借入日から1ヶ月先まで、とすれば多くの場合給料日等の定期収入のある日が含まれるので都合がよい。このように、計算部15Bは日毎の利息金額が取扱手数料を超える日数についても計算し、利用者に提示してもよい。なお、借入利息などの情報を表示する表示部54は、計算部15Bで計算した利息の合計が取扱手数料未満となる返済日と、取扱手数料を超えた返済日を識別可能に表示する。例えば、ボタンの背景色や利息金額を色分けをして表示することで、利用者は、手数料未満となる返済日と、手数料以上となる返済日を視覚的に識別できる。
[2.2.取引処理システムの動作例]
次に、図9を参照して、第2の実施形態に係る取引処理システムの主たる動作例について説明をする。図9は第2の実施形態に係る計算部15Bを含む取引処理システムの処理フローの例を示す図である。第1の実施形態に係る処理フローと同一のものについては説明を省略する。
まず、キャッシュカードのカード情報の読取り(STEP201)、利用者操作に応じた取引電文の生成、ホストコンピュータ10への送信(STEP202)、取引電文受信(STEP203)からの口座番号、暗証番号、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内か否かのチェック(STEP204)が行われる。ここまでは、実施例1のSTEP1〜STEP4までの動作と同じである。受信した口座番号、暗証番号が利用者データベース13に保持されるものと一致し、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内である場合に(STEP204:チェック結果OK)、実施例1同様にローン口座情報のチェックを行う(STEP206)。ローン口座の有無のチェック、出金金額が借入限度額以内か否かのチェックの結果、ローン口座が有り、出金金額が借入限度額以内であって、翌日に全額返済する場合の借入利息の金額が取扱手数料を超えないとき(STEP206:チェック結果OK)に判断部17より利用者にローン借入を案内すべきと判断され、STEP211に進む。具体的には、ローン口座が有り、出金金額が借入限度額以内の場合に、記憶部19に記憶される取扱手数料情報と、計算部15Bで計算した利息金額から利用者にローン口座からの借入を案内するか否かが判断部17より判断される。計算部15Bは、翌日を起算日とする日毎の利息、日毎の利息の合計が取扱手数料未満になる日数、日数(翌日=1日も含む)に応じた利息金額を計算する。判断部17は、本例でいうと、ローン口座が存在していること、出金金額50000円が借入限度額以内であることの照会結果と、取引時刻から取扱手数料が108円であって翌日の利息である20円が取扱手数料を下回っていることから、利用者にローン借入を案内すべきと判断する。判断部17がローン借入を利用者に案内すべきと判断すると、取扱手数料情報と、計算部15Bで計算した翌日を起算日とする日毎の利息金額の情報と、ローン借入案内情報(ローン借入を利用者に推奨するための指示情報)が取引装置50へ送信される。
取引装置50は、手数料情報と、翌日を起算日とする日毎の利息金額の情報と、ローン借入案内情報を受信すると(STEP211)、画像生成部61により生成されたローン借入の案内画像(図7参照)を表示部54に表示する(STEP212)。なおこのとき、より利用者の注意を引くために、翌日以外の返済日も指定可能である旨を併せて表示してもよい。利用者がローン口座の借入れに切り替えるボタン(図7のボタン705相当)を選択すると、図10に示す内容確認・返済日選択画像が表示部54に表示される(STEP213)。
図10はローン借入の内容確認・返済日選択画像の一例である。内容確認・返済日選択画像は、借入金額や翌日に全額返済した場合の借入利息などの借入れ内容と、「普通口座から自動振替する」旨のメッセージと返済予約日(自動振替日)などの返済内容1001、翌々日およびそれ以降に全額返済した場合の借入利息などの日数に対応した選択可能な返済予約日の一覧1002と、借入取引の実行指示を受付ける実行指示受付ボタン1003、取引を中止する取消しボタン1004で構成される。利用者は翌日以外の返済日を希望する場合は、返済予約日の一覧1002の中から所望の返済予約日を選択すると、返済内容1001に借入金額や選択日に全額返済した場合の借入利息などの借入れ内容と、「普通口座から自動振替する」旨のメッセージと返済予約日(自動振替日)が表示される。利用者は実行指示受付ボタン1003を押下すると、ローン借入処理部63が選択された返済日を振替返済日としたローン借入実行依頼のローン借入取引電文をホストコンピュータ10へ送信する。
例えば、利用者が図10に示される返済予約日の一覧1002の中から「ご返済(振替)日:6月9日、お借入利息 :60円、ご返済合計額:50060円」を選択すると、返済内容1001に「ご返済(振替)日:6月9日、お借入利息 :60円、ご返済合計額:50060円」が表示される。なお、利用者が選択する前に返済内容1001に表示されていた翌日に全額返済した場合の借入利息などの借入れ内容が、利用者の選択入力と同時に返済予約日の一覧1002に移動してもよい。つまり、選択前に返済内容1001に表示されていた内容と、返済予約日の一覧1002から選択されたものが入代わって表示されてもよい。利用者による実行指示受付ボタン1003を選択以降のホストコンピュータ10の処理(STEP214、STEP215)、取引装置50(STEP216)の処理は実施例1と同様である。
<2−2.第2の実施形態のまとめ>
以上述べたように、本実施の形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、ローン借入れをした場合の利息を、翌日を起算日とした複数返済日について利用者に提示し選択可能としたことで、利用者が複数返済日の中から自身の都合に合った返済日を選択できる。これにより利用者にとってより適切なタイミングでのローン借入の返済を行うことができる。
<3−1.第3の実施形態>
第3の実施形態は、ローン借入れの分割返済に関するものである。計算部の動作が第1の実施形態、第2の実施形態と異なる。以下には、第1実施例、第2の実施形態と異なる動作を中心に説明をする。
[3.1.取引処理システムの構成例]
<装置の構成>
まず、本発明の第3の実施形態に係る計算部を計算部15Cとし、計算部15Cの動作例について説明する。本発明の第3の実施形態に係る取引処理システムの概略的な構成は第1の実施形態に係る構成と同一である。同一の構成については説明を省略する。また、利用者データベース13には実施例1同様の情報が保持されているが、本第3実施例においては出金金額、取引時刻を以下のように仮定して説明をする。
・出金金額:10000円
・取引時刻:6月6日 日曜日 9:00
計算部15Cは、利用者が分割返済を選択した場合の利息金額の計算を行う。詳細には、利用者が1回目の分割返済で返済する金額を借入金額から減算して借入残金とし、当該借入残金に借入利率を乗じて1回目に返済予約した日の翌日以降の利息金額を計算する。上記例でいえば、利用者がローン借入れを利用し翌日に全額返済した場合の利息金額は4円である。つまり、翌日を起算日とした日毎に4円の利息が発生することになる。利用者が3日後の6月9日に1回目の分割返済を選択した場合、この時点で借入金額10000円に3日分の利息金額が加算され、借入金額と借入利息との合計金額は10012円となる。利用者により1回目の分割返済額が入力され、例えば6月9日の分割返済額が5000円の場合、次の2回目の分割返済の対象は10012円から5000円を減算した5012円となる。ここで、計算部15Cは、6月9日以降の利息金額を計算する。つまり、計算部15Cは、1回目の返済予約した日である6月9日の翌日6月10日以降から生じる借入利息を借入残金と借入利率に基づき計算をする。計算部15Cは、借入残金5012円に借入利息率15%を乗じて1年の日数である365で除算する。6月10日以降の利息金額は2円である。計算部15Cの計算により1回目に返済予約した日の翌日以降の利息金額、つまり1回目に分割返済予約した6月9日の翌日を起算日とした日毎に2円の利息が発生することになる。
計算部15Cは、計算部15Bと同様に、利息金額が取扱手数料未満になる日数、実施例1の例でいうと利息金額の合計が108円未満である最大の日数を計算する。取扱手数料は108円に対して1回目の分割返済の1日あたりの利息金額が4円であるため、翌日を起算日として26日(X×4<108、Xは自然数)の期間の間に利息金額と借入金額を全額返済すれば取扱手数料の108円未満の利息金額で借入れすることができる。2回目の分割返済の1日あたりの利息金額を計算後、1回目の分割返済予約した翌日を起算日としていつまでの期間に利息金額と借入金額を全額返済すれば、1回目の分割返済の利息金額を減算した取扱手数料未満であるかを計算する。上述の6月9日の分割返済額が5000円の場合はそれまでの利息金額が12円発生しており、取扱手数料108円から12円を減算し、2回目の分割返済の利息金額の合計が96円未満であれば、トータルで取扱手数料108円未満となる。よって、計算部15Cは、2回目の分割返済は1回目の分割返済予約した翌日を起算日として47日(X×2<96、Xは自然数)の期間の間に利息金額と残りの借入金額を全額返済すれば取扱手数料の108円未満の利息金額で借入れすることができる。計算部15Cは、利用者が入力する分割返済額に応じて計算を繰り返す。
[3.2.取引処理システムの動作例]
次に、図11を参照して、第3の実施形態に係る取引処理システムの主たる動作例について説明をする。図11は第3の実施形態に係る計算部15Cを含む取引処理システムの処理フローの例を示す図である。第1の実施形態に係る処理フローと同一のものについては説明を省略する。
図11に示すように、キャッシュカードのカード情報の読取り(STEP301)、利用者操作に応じた取引電文の生成、ホストコンピュータ10への送信(STEP302)、取引電文受信(STEP303)からの口座番号、暗証番号、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内か否かのチェック(STEP304)が行われる。ここまでは、実施例1のSTEP1〜STEP4までの動作と同じである。受信した口座番号、暗証番号が利用者データベース13に保持されるものと一致し、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内である場合に(STEP304:チェック結果OK)、実施例1同様にローン口座情報のチェックを行う(STEP306)。ローン口座の有無のチェック、出金金額が借入限度額以内か否かのチェックの結果、ローン口座が有り、出金金額が借入限度額以内であって、翌日に全額返済する場合の借入利息の金額が取扱手数料を超えないとき(STEP306:チェック結果OK)に判断部17より利用者にローン借入を案内すべきと判断され、STEP311に進む。具体的には、ローン口座が有り、出金金額が借入限度額以内の場合に、記憶部19に記憶される手数料情報と、計算部15Cで計算した利息金額から利用者にローン口座からの借入を案内するか否かが判断部17より判断される。具体的には、計算部15Cは、翌日を起算日とする日毎の利息、日毎の利息の合計が取扱手数料未満になる日数、日数(翌日=1日も含む)に応じた利息金額を計算する。判断部17は、本例でいうと、ローン口座が存在していること、出金金額10000円が借入限度額以内であることの照会結果と、取引時刻から取扱手数料が108円であって翌日の利息である4円が取扱手数料を下回っていることから、利用者にローン借入を案内すべきと判断する。判断部17がローン借入を利用者に案内すべきと判断すると、取扱手数料情報と、計算部15Cで計算した翌日を起算日とする日毎の利息金額の情報と、ローン借入案内情報(ローン借入を利用者に推奨するための指示情報)が取引装置50へ送信される。
取引装置50は、手数料情報と、翌日を起算日とする日毎の利息金額の情報と、ローン借入案内情報を受信すると(STEP311)、画像生成部61により実施例1同様にローン借入の案内画像(図7参照)が表示部54に表示される(STEP312)。本実施例の場合、普通口座からの引出し(出金)の場合の引き出し金額10000円、手数料108円、合計金額10108円と、ローン借入れを行い翌日全額返済した場合の借入金額10000円、借入利息4円、合計金額10004円が表示部54に表示される。利用者がローン口座の借入れに切り替えるボタンを選択すると、図12に示す内容確認画像が表示部54に表示される(STEP313)。図12の内容確認画像は翌日に全額返済した場合の借入金額や借入利息をはじめ、「普通口座から自動振替する」旨のメッセージと返済予約日(自動振替日)などの返済内容1201、借入取引の実行指示を受付ける実行指示受付ボタン1202、取引を中止する取消しボタン1203、分割返済に切り替える分割返済切替指示受付ボタン1204で構成される。利用者が分割返済切替指示受付ボタン1204を選択すると、次に図13に示す分割返済の案内画像が表示部54に表示される(STEP314)。図13の分割返済の案内画像は、分割回数入力欄1301、分割返済金額入力欄1302、および計算部15Cで計算される返済日と利息金額の一覧1303、借入残金表示欄1304、分割返済に切り替える前の画像を表示するボタン1305、取引を中止する取消しボタン1306で構成される。利用者は、入力受付部53を操作することで分割回数、分割返済金額を入力する。1回目の分割返済金額が利用者より入力され、1回目の分割返済予定日が選択されると、当該分割返済金額の情報と予約日情報のローン借入取引電文がローン借入処理部63によりホストコンピュータ10に送信され、計算部15Cで借入残金の2回目の分割返済で生じる利息金額と、1回目の分割返済予約日の翌日を起算日とした利息金額の合計額が取扱手数料未満となる期間と、該期間における日毎の利息金額が計算され(STEP315、316)、取引装置50へ送信される。
図13の分割返済の案内画像は、計算部15Cで計算した借入日(6月6日)の翌日(6月7日)を起算日とする日毎の利息金額の一覧で構成され、「6月7日、借入利息4円」、「6月8日、借入利息8円」、「6月9日、借入利息12円」等の情報が記載される。そして、日毎の利息金額は、借入日から利息金額の合計が108円未満である最大の日数の26日先まで一覧で記載される。また図13に示す画像は、利用者が分割回数、分割返済金額を入力する前の画像である。図14は、図13の分割返済の案内画像に対して、利用者の操作によって分割回数、分割返済金額が入力された状態を表す図である。図14の場合、利用者は分割回数「2回」、1回目の分割返済金額「5000円」を入力したことを表す。次に、利用者は1回目の返済予約日を選択する。例えば、利用者が借入日から3日後の6月9日に1回目の分割返済を選択した場合、12円の利息が発生することとなり、借入金額と利息金額の合計金額10012円から1回目の分割返済金額5000円を減じた借入残金の5012円が表示部54に表示される。なお、図14は、利用者の入力操作にともない、次の分割返済(例えば2回目の分割返済)の内容を入力するための画面に進むボタン1401が表示される。
利用者の操作により分割回数と1回目の返済金額、1回目の返済予約日が入力され、次の分割返済の内容を入力するための画面に進むボタン1401が選択されると、取引装置50は、分割回数、1回目の返済金額、借入残金、1回目の返済予約日をホストコンピュータ10へ送信する。ホストコンピュータ10はこれらを受信すると(STEP315)、計算部15Cは借入残金に基づき2回目の分割返済で生じる利息金額と、1回目の分割返済予約日の翌日を起算日とした利息金額の合計額が取扱手数料未満となる期間と、該期間における日毎の利息金額を計算する(STEP316)。本例でいうと、計算部15Cは、借入残金5012円に借入利息率15%を乗じて1年の日数である365で除算した利息金額2円と、1回目の返済予約日である6月9日の翌日からの利息金額の合計が96円未満である最大の日数の47日先までの期間における日毎の借入利息の金額を計算する。そして、取引装置50へ1回目の返済予約日の翌日から生じる利息金額の情報(利息金額2円)と、1回目の返済予約日の翌日を起算日とする47日先までの期間における日毎の利息金額の情報が送信される。
次に、1回目の返済予約日の翌日を起算日とする47日先までの期間における日毎の利息金額が表示部54に表示される(STEP317)。図15は、このときに表示部54に表示される画像の例である。図15は、利用者が1回目に分割返済を選択した6月9日の翌日である6月10日を起算日とする日毎の利息金額の一覧1501で構成され、「6月10日、借入利息2円」、「6月11日、借入利息4円」、「6月12日、借入利息6円」等の情報が記載される。なお、借入残金の5012円と日毎の利息金額を合計した金額の情報も記載される。また、本例においては分割回数が2回であり、2回目の分割返済が最後の返済となるため、最後の分割返済額は利用者が選択する返済予約日によって決定される。例えば、利用者が2回目の分割返済を6月14日と選択した場合に図16に示すように最後の分割返済額となる5022円が自動的に分割返済金額表示欄1502表示される。図16は、利用者の操作によって最後の分割返済日が入力された状態を表す図である。図16は、利用者の入力操作にともない、分割返済の内容を確認するための画面に進むボタン1601が表示される。
一方で、2回目の分割返済が最後の返済ではない場合(分割回数が3回以上の場合)は、利用者が次の分割返済の内容を入力するための画面に進むボタンを選択すると図14と同様の画像が表示され、利用者は2回目の分割返済金額と返済予約日を選択する。それにより、ローン借入処理部63は2回目の返済金額、借入残金、2回目の返済予約日をホストコンピュータ10へ送信する。ホストコンピュータ10はこれらを受信すると(STEP315)、計算部15Cは借入残金に基づき2回目の分割返済で生じる利息金額と、1回目の分割返済予約日の翌日を起算日とした利息金額の合計額が取扱手数料未満となる期間と、該期間における日毎の利息金額を計算する(STEP316)。以降、STEP314で入力した分割回数の最後回数になるまでSTEP317、315、316が繰り返される。
利用者が、図16の分割返済の内容を確認するための画面に進むボタン1601を選択すると、図17に示すような借入金額と、選択した各分割返済日と、借入利息の合計額を記載した画像が表示部54に表示される(STEP318)。図17は、分割返済の内容を確認するための画像の一例である。図17は、借入金額や利用者が選択した返済日、利息金額、借入金額と利息金額の合計金額などの借入れ内容と、「普通口座から自動振替する」旨のメッセージと返済予約日(自動振替日)などの返済内容1701、借入取引の実行指示を受付ける実行指示受付ボタン1702、取引を中止する取消しボタン1703で構成される。利用者により実行指示受付ボタン1702が押下されると、選択された各分割返済日を返済予約日とした借入取引の実行依頼をホストコンピュータ10へ送信する。以降のホストコンピュータ10での処理であるSTEP319、STEP320、取引装置50での処理であるSTEP321は実施例1のSTEP14〜STEP16の動作と同様である。
<3−2.第3の実施形態のまとめ>
以上述べたように、本実施の形態によれば、第1、第2の実施形態の効果に加え、利用者がローン分割返済の予約日を選択できることにより利用者にとって適切なタイミングでローン借入の返済を行うことができる。これにより、本実施の形態において上述した例でいえば、6月8日に残金が5000円程度になる引き落としが予定されていた場合、その引き落としの後に口座に残っている金額で最低限の返済を行うことによってその後の利息金額を減額し、残りの返済を給与振込み日の翌日に予約する、といった対応が可能となる。
<4−1.第4の実施形態>
第4の実施形態では、利用者は入力した出金金額と取扱手数料との合計額が口座残高以内でない場合に、利用者に対して利用不可を通知するのではなく、口座残高以内で借入可能なローン口座の利用を案内する。以下には、第1〜第3の実施形態と異なる動作を中心に説明をする。
[4.1.取引処理システムの構成例]
<装置の構成>
まず、本発明の第4の実施形態に係る計算部を計算部15Dとし、計算部15Dの動作例について説明する。本発明の第4の実施形態に係る取引処理システムの概略的な構成は第1の実施形態に係る構成と同一である。同一の構成については説明を省略する。また、利用者データベース13には実施例1と異なる以下の情報が保持されており、出金金額、取引時刻は同様であるものとして説明をする。
・普通口座番号:1111111
・店番号:123
・暗証番号:7777
・普通口座残高:50060円
・ローン口座有無:1(有り)
・借入限度額:10000円以上100000円以下
・借入利息率:年率15%
また、利用者は以下の出金金額、取引時刻にて出金処理をするものと仮定して以降説明を行う。
・出金金額:50000円
・取引時刻:6月6日 日曜日 9:00
取引電文を受信したホストコンピュータ10の口座情報照会部14が、受信した出金金額と取扱手数料との合計金額が、利用者データベース13に保持されている口座残高以内か否かをチェックした結果、出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以内ではない(残高不足)場合に、計算部15Dは、出金金額と利息金額の合計が口座残高以内の額となる利息金額を計算する。詳細には、口座情報照会部14の照会結果により、利用者が入力した出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高以上の額であると判定されると、計算部15Dは、出金金額と借入利率に基づき翌日に全額返済した場合の借入利息を計算する。本実施例における利息金額は、実施例1と同様に1日あたり20円の計算となる。次に、計算部15Dは口座残高と取扱手数料を参照し、借入日の翌日を起算日とした利息金額と借入金額の合計金額が口座残高以内で、借入日の翌日を起算日とした利息金額の合計が取扱手数料未満となる日数を計算する。本例でいうと、口座残高が50060円であって出金金額が50000円であるので、利息金額の合計が60円以下だと口座残高以内ということになる。そして、本例では1日あたり20円の利息金額が生じることから、利息金額の合計が60円以下になるのは借入日の翌日を起算日とする翌日の利息金額20円と、2日後の利息金額40円と、3日後の利息金額60円という計算になる。
次に、判断部17は、利用者がローン借入をした場合の1日あたりの利息金額と借入金額の合計金額が口座残高以内で、翌日の利息金額が取扱手数料未満であると判断すると、利用者にローン借入を案内すべきと判断し、取扱手数料情報と、計算部15Dで計算した翌日を起算日とする日数分の日毎の利息金額の情報と、ローン借入案内情報(ローン借入のほうが利用者にとって有益であるという情報)を取引装置50へ送信する。
[4.2.取引処理システムの動作例]
次に、図18を参照して、第4の実施形態に係る取引処理システムの主たる動作例について説明をする。図18は第4の実施形態に係る計算部15Dを含む取引処理システムの処理フローの例を示す図である。第1の実施形態に係る処理フローと同一のものについては説明を省略する。
図18に示すように、キャッシュカードのカード情報の読取り(STEP401)、利用者操作に応じた取引電文の生成、ホストコンピュータ10への送信(STEP402)、取引電文受信(STEP403)が行われる。ここまでは、実施例1のSTEP1〜STEP3までの動作と同じである。次に、口座情報照会部14が受信した口座番号をキーとして利用者データベース13を参照し、受信した暗証番号と利用者データベース13が保持している暗証番号とが一致するか否かをチェックする。暗証番号が一致したときは、ホストコンピュータ10は当該取引を有効とし、続いて受信した出金金額と取扱手数料との合計金額が利用者データベース13に保持されている口座残高以内か否かをチェックする(STEP404)。ここで、実施例1の場合、出金金額が口座残高以内でないときは取引装置50に利用不可の情報を送信したが、本実施例4の場合では、ホストコンピュータ10で利用不可の理由を確認する。利用不可の理由が、口座残高不足(出金金額と取扱手数料との合計金額が口座残高未満)であって、口座残高自体は出金金額以上である場合、ローン口座情報のチェックを行う(STEP406)。ホストコンピュータ10では、口座番号に対応するローン口座の有無と、出金金額が借入限度額以内かがチェックされ、チェックの結果、ローン口座が有り、出金金額が借入限度額以内であって、翌日に全額返済する場合の借入利息の金額が取扱手数料を超えず、且つ出金金額と利息金額の合計が口座残高以内である場合に(STEP406:チェック結果OK)に判断部17より利用者にローン借入を案内すべきと判断され、STEP407に進む。本例でいうと、判断部17は、ローン口座が存在していること、出金金額の50000円が借入限度額以内であることの照会結果と、取引時刻から取扱手数料が108円であって翌日の借入利息が取扱手数料を下回っており、利息金額と出金金額の合計金額が口座残高以内であるので、利用者にローン借入を案内すべきと判断する。翌日の借入利息は、計算部15Dによって利用者の口座残高以内の額となる利息金額の計算が行われる。判断部17がローン借入を利用者に案内すべきと判断すると、ホストコンピュータ10より、取扱手数料の情報と、計算部15Dで計算した翌日を起算日とする日毎の利息金額と、借入利息と借入金額の合計が口座残高未満となる日数の情報と、ローン借入案内情報(ローン借入のほうが利用者にとって有益であるという情報)が取引装置50へ送信される。
一方で、利用不可の理由が口座残高不足以外の場合(STEP406:チェック結果NG)、ホストコンピュータ10は、その旨を取引装置50に送信し、表示部54に「利用不可(暗証番号が異なります、などのメッセージを含む)」の画像が表示される(STEP405)。例えばローン口座が存在していない場合や、利息金額と借入金額の合計金額が口座残高を超える場合などはSTEP405へ進み、利用不可となる。
取引装置50は手数料情報と、翌日を起算日とする日毎の利息金額の情報と、借入利息と借入金額の合計が口座残高未満となる日数の情報と、ローン借入案内情報を受信すると(STEP407)、画像生成部61により生成されたローン借入れの案内画像を表示部54に表示する(STEP408)。図19は、ローン借入の案内画像の一例である。ローン借入案内画像は、「口座残高が不足しております。ローンお借入れの場合ですと、現口座残高でお引き出しをすることができます。」等のローン借入を案内するメッセージ1901や、普通口座から出金の場合の合計金額1902と、ローン口座からの借入れを翌日全額返済した場合の合計金額1903、取引をキャンセルする取消しボタン1904やローン口座の借入れに切り替えるボタン1905で構成される。利用者がローン口座の借入れに切り替えるボタン1905を選択すると、図20に示す内容確認・返済日選択画像が表示部54に表示される(STEP409)。図20はローン借入の内容確認・返済日選択画像の一例である。内容確認・返済日選択画像は、借入金額や翌日に全額返済した場合の借入利息などの借入れ内容と、「普通口座から自動振替する」旨のメッセージと返済予約日(自動振替日)などの返済内容2001、翌々日に全額返済した場合の借入金額や借入利息などの口座残高以内での日数に対応した選択可能な借入金額と借入利息の一覧2002と、借入取引の実行指示を受付ける実行指示受付ボタン2003、取引を中止する取消しボタン2004で構成される。利用者が実行指示受付ボタン2003を選択すると、ローン借入処理部63は、振替返済日とローン借入実行依頼のローン借入取引電文をホストコンピュータ10へ送信する。
例えば、利用者が図20に示される返済予約日の一覧2002の中から「ご返済(振替)日:6月9日、お借入利息 :60円、ご返済合計額:50060円」を選択すると、返済内容1001に「ご返済(振替)日:6月9日、お借入利息 :60円、ご返済合計額:50060円」が表示される。利用者による実行指示受付ボタン2003押下以降のホストコンピュータ10の処理(STEP410、STEP411)、取引装置50の処理(STEP412)は実施例1のSTEP14〜STEP16と同様である。
<4−2.第4の実施形態のまとめ>
以上述べたように、本実施の形態によれば、出金金額と取扱手数料の合計金額が預金残高を超えるため普通口座から出金できない場合であっても、出金金額と借入利息の合計金額が口座残高以内の返済日とその借入利息の金額を利用者に提示することで、利用者が現口座残高以内の範囲での返済内容で予約日を選択できる。これにより利用者の都合にあった適切なタイミングでローン借入の返済を行うことができる。
<5.むすび>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記の実施形態のフローチャートに示されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的にまたは個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
50 取引装置
10 情報処理装置
1 行内ネットワーク
15 計算部
54 表示部
13 利用者データベース
11、51 CPU

Claims (15)

  1. 出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得する情報取得部と、
    前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示する表示部と、
    受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、
    を備える取引処理装置。
  2. 現金の入出金を伴う取引を行う取引処理装置において、
    利用者が取引処理装置に入力した出金金額情報と、入力された前記出金金額情報に基づく出金取引で発生する取扱手数料情報を含む出金取引情報を取得する出金取引情報取得部と、
    前記利用者がローン取引扱いで借入を行う場合の借入利率情報を取得する借入情報取得部と、
    前記利用者がローン取引扱いで前記出金金額の借入を行う場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日の支払利息を、前記出金金額情報と前記借入利率情報とから計算する計算部と、
    前記取扱手数料と前記支払利息を比較し、取扱手数料よりも低い支払利息となる返済日があるときに、利用者にローンの借入を案内可能と判断する判断部と、
    前記取扱手数料よりも低い支払利息の返済日と、当該支払利息と、当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を含む借入案内画像とを表示する表示部と、
    前記選択指示された返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、
    を備える取引処理装置。
  3. 前記表示部は、前記利用者がローンで借入を行う場合の借入日の翌日の日付と、当該翌日に生じる前記支払利息とを対応付けた画像を表示する、請求項1〜2のいずれか1項に記載の取引処理装置。
  4. 前記表示部は、前記利用者がローンで借入を行う場合の借入日の翌日を起算日とする複数の選択可能な返済日の日付と、当該複数の返済日の前記支払利息とを対応付けた画像を表示する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の取引処理装置。
  5. 前記表示部は、前記利用者がローンで借入を行う場合に分割してのローン返済を受付ける分割ローン返済受付部と、借入日の翌日を起算日とする複数の返済日と、当該複数の返済日の前記支払利息を対応付けた画像と、前記返済日より利用者が選択した返済日の翌日を起算日とする複数のローン返済日と、当該複数の返済日の前記支払利息を対応付けた画像を表示する、請求項4に記載の取引処理装置。
  6. 前記計算部は、利用者がローンで借入を行う場合の取引日の翌日を起算日とする日単位の支払利息を前記出金金額情報と借入利率情報とから計算する、請求項2に記載の取引処理装置。
  7. 前記計算部は、出金金額と前記返済日までに生じる支払利息の合計金額から前記返済日に返済する金額を減じた額と前記借入利率情報とから、前記返済日の翌日を起算日とする日単位の支払利息を計算する、請求項6に記載の取引処理装置。
  8. 前記計算部は、利用者がローンで借入を行う場合の借入日の翌日を起算日とし、所定日数経過後の支払利息の合計が前記取扱手数料未満となる日数を計算し、
    前記表示部は、利用者がローンで借入を行う場合の借入日から前記日数までの期間の返済日の日付と、当該返済日に生じる前記支払利息を対応付けた画像を表示する、請求項6〜7のいずれか1項に記載の取引処理装置。
  9. 前記表示部は、前記期間を超える返済日の日付と、当該返済日に生じる前記支払利息を対応付けた画像を表示する、請求項8に記載の取引処理装置。
  10. 前記出金取引情報取得部は前記利用者の口座残高情報を取得し、
    前記判断部は前記出金金額、前記取扱手数料の合計と口座残高を比較し、前記出金金額と前記取扱手数料の合計金額が口座残高を越え、且つ、前記出金金額と前記支払利息の合計金額が口座残高以下のときに利用者にローンでの借入を案内可能と判断する、請求項2に記載の取引処理装置。
  11. 前記計算部は、利用者がローンで借入を行う場合の借入日の翌日を起算日とする日単位の支払利息と前記出金金額の合計が前記口座残高以下となる日数を計算し、
    前記表示部は、利用者がローンで借入を行う場合の借入日に前記日数を足した間の期間の返済日の日付と、当該返済日までに生じる前記支払利息を対応付けた画像を表示する、請求項2に記載の取引処理装置。
  12. 現金の入出金を伴う取引を行う取引処理装置において、
    利用者が取引処理装置に入力した出金金額情報と、入力された前記出金金額情報に基づく出金取引で発生する取扱手数料情報を含む出金取引情報を取得する出金取引情報取得部と、
    前記利用者がローン取引扱いで借入を行う場合の借入利率情報を取得する借入情報取得部と、
    前記利用者がローン取引扱いで前記出金金額の借入を行う場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日の支払利息を、前記出金金額情報と前記借入利率情報とから計算する計算部と、
    前記取扱手数料と前記支払利息を比較し、取扱手数料よりも低い支払利息となる返済日があるときに、利用者にローンの借入を案内可能と判断する判断部と、
    前記利用者にローンでの借入を案内してローン借入が選択されると、利用者が選択した返済日情報を取得する返済日情報取得部と、
    前記利用者が選択した返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、
    を備える取引処理装置。
  13. 出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得する情報取得部と、
    前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示する表示部と、
    受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、
    を備える取引処理装置利システム。
  14. コンピュータを、
    出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得する情報取得部と、
    前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示する表示部と、
    受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うローン借入処理部と、
    を備える取引処理装置として機能させるためのプログラム。
  15. 出金取引の申込を出金金額とともに受付けると、前記出金取引で発生する手数料情報と、前記出金金額をローン取引扱いで借入した場合に発生する、借入日の翌日を含む1または複数の返済日を基準に返済日毎に算定される支払利息の情報を取得することと、
    前記支払利息が前記手数料の金額よりも低くなる返済日と、当該支払利息を表示し、さらに当該返済日の選択指示を受け付ける指示受付部を表示することと、
    受け付けた前記借入の返済日を返済予定日として返済予約を行うことと、
    を含む取引処理方法。
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