JP2005157878A - 自動取引システム - Google Patents
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Abstract
【課題】予備口座を開設することによって、主口座の残高が不足した場合であっても、予備口座から不足額の出金を行うことができるようにして、主口座の残高が不足しても出金不能となる事態が生じることを確実に回避することができ、口座の管理が容易で、手間がかからず、また、利用者が煩わしく感じることのないようにする。
【解決手段】金融機関のホストコンピュータシステム11に設定された利用者の主口座と、該主口座に対応して金融機関のホストコンピュータシステム11に設定された前記利用者の予備口座とを有し、前記主口座からの出金処理を実行することによって生じる不足額の前記予備口座からの出金処理を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】金融機関のホストコンピュータシステム11に設定された利用者の主口座と、該主口座に対応して金融機関のホストコンピュータシステム11に設定された前記利用者の予備口座とを有し、前記主口座からの出金処理を実行することによって生じる不足額の前記予備口座からの出金処理を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動取引システムに関するものである。
従来、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関においては、利用者が前記金融機関に口座を開設し、該口座に関する入金、出金、振り替え、振り込み、残高照会等の各種金融取引を行うようになっている。そして、利用者は、金融機関の支店等に配設されたATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置を操作することによって前記金融取引を行うことができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。また、公共料金、クレジットカードの支払い等の口座振り替えをあらかじめ設定すると、所定の決済日に公共料金、クレジットカードの支払い等の払い込み金額が前記口座から自動的に引き落とされて、公共機関、クレジット会社等の口座に振り替えられるようになっている。
図2は従来の自動取引システムの構成を示す図、図3は従来の自動取引装置の表示装置の表示画面の例を示す図、図4は従来の自動取引システムの動作を示すフローチャートである。
図2において、101は利用者が口座を開設した金融機関の勘定系のホストコンピュータ等に構築されたホストコンピュータシステムであり、前記金融機関に開設された口座に関する入金、出金、振り替え、振り込み等の各種金融取引を処理するようになっている。また、102a、102b・・・102nは金融機関の営業店等に配設されたATM、CD等の自動取引装置である。そして、利用者は、前記口座の正当な利用者であることを認証するための媒体としてキャッシュカード等のカードを使用して前記自動取引装置102a、102b・・・102nを操作することによって、現金の入金、出金、振り替え、振り込み等の各種金融取引を行うことができる。なお、前記自動取引装置102a、102b・・・102nは、ネットワーク103を介して、前記ホストコンピュータシステム101に接続されている。そして、前記利用者が自動取引装置102a、102b・・・102nを使用して要求した金融に関する処理は、ネットワーク103を介して、ホストコンピュータシステム101に送信され、実行され、記録される。ここで、自動取引装置102a、102b・・・102nを統合的に説明する場合には、自動取引装置102として説明する。
そして、利用者は、自動取引装置102の表示装置に表示された取引選択画面において、自分の口座から所定の金額を引き出す出金処理を行うことを選択する。ここで、前記表示装置は、入力装置としても機能するタッチパネルであるものとする。また、前記取引選択画面には、入金、出金、振り替え、振り込み、残高照会等の各種金融取引の項目が配設されているものとする。そして、前記利用者は、出金に対応する項目にタッチすることによって、出金処理を行うことを選択する。
続いて、媒体としてのカードをカードスロットに挿入することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者はカードをカードスロットに挿入する。続いて、暗証番号等のIDを入力することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は表示装置に表示された数字ボタン、文字ボタン等にタッチしてIDを入力する。続いて、口座から出金する金額を入力することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は表示装置に表示された数字ボタン、文字ボタン等にタッチして金額を入力する。
そして、前記利用者が、表示装置に表示された入力事項を確認するボタンにタッチすると、自動取引装置102は、金融取引としての出金取引を行うための照会電文をネットワーク103を介してホストコンピュータシステム101に送信する。続いて、該ホストコンピュータシステム101は、照会電文を受信すると、口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。
ここで、口座残高より出金金額が大きい場合には、出金処理を実行することができないので、前記ホストコンピュータシステム101は、支払い不可画面を表示する指令をネットワーク103を介して前記自動取引装置102に送信する。続いて、該自動取引装置102は、図3に示されるような支払い不可画面を表示装置に表示する。そして、利用者が支払い不可画面において取消ボタンを押下すると、カードが返却され、出金取引が終了する。また、利用者が確認ボタンを押下すると、IDを入力することを促す画面が再び表示装置に表示される。これにより、利用者は、口座残高が不足して出金取引を行うことができないことを把握することができる。
また、口座残高より出金金額が大きくない場合には、ホストコンピュータシステム101は、出金処理を実行し、その結果をネットワーク103を介して前記自動取引装置102に送信する。続いて、該自動取引装置102は、明細票を印字して発行し、現金を出金する。そして、利用者は、返却されたカード、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。これにより、金融取引としての出金処理が終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 取引選択画面において、出金処理を行うことを選択する。
ステップS2 カードをカードスロットに挿入する。
ステップS3 IDを入力する。
ステップS4 金額を入力する。
ステップS5 照会電文を送受信する。
ステップS6 口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS7に進み、大きくない場合はステップS9に進む。
ステップS7 支払い不可画面を表示し、該支払い不可画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS3に戻り、取消ボタンが押下された場合はステップS8に進む。
ステップS8 カードを返却する。
ステップS9 明細票を発行して現金を出金する。
ステップS10 カードを返却し、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。
ステップS1 取引選択画面において、出金処理を行うことを選択する。
ステップS2 カードをカードスロットに挿入する。
ステップS3 IDを入力する。
ステップS4 金額を入力する。
ステップS5 照会電文を送受信する。
ステップS6 口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS7に進み、大きくない場合はステップS9に進む。
ステップS7 支払い不可画面を表示し、該支払い不可画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS3に戻り、取消ボタンが押下された場合はステップS8に進む。
ステップS8 カードを返却する。
ステップS9 明細票を発行して現金を出金する。
ステップS10 カードを返却し、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。
なお、前記自動取引システムにおいて、利用者は、一つの金融機関内に複数の口座を開設して、それぞれの口座から、現金の引き落としを行ったり、振り替えを行ったりすることができるようになっている。そのため、前記複数の口座を用途に応じて使い分けることができる。例えば、一つの口座を公共料金の払い込み、家賃の支払い等の生活に必須の費目の支払いのために使用し、他の一つの口座を娯楽や遊興のような不要不急の費目の支払いのために使用することによって、不注意によって不要不急の費目の支払いが予定を超えた場合であっても、必須の費目の支払いに必要な金額が不足してしまうことがない。また、預金通帳やキャッシュカードを紛失したり、盗難された場合であって、悪意の他人が一つの口座から現金の引き落としや振り替えを行ったような場合でも、被害が他の口座に及ぶことを防止することができるので、被害の範囲を抑制することができ、安全性を高めることができる。
特開平5−61898号公報
しかしながら、前記従来の自動取引システムにおいては、一つの金融機関内に複数の口座を開設している場合であっても、残高が少ない口座のカードしか所持していないときは、他の口座の残高が十分であっても、必要な金額を出金することができない。例えば、口座振り替えによって、公共料金、クレジットカードの支払い等の払い込み金額が前記口座から自動的に引き落とされていた場合、口座の残高が減少していたことに利用者が気付かないことがある。このような場合、残高が減少した口座のカードしか所持していないと、必要な金額を出金することができず困ってしまう。特に、出張先や外出先において、所持しているカードに対応する口座の残高を使い切ってしまったような場合、他の口座のカードを取りに自宅等に戻ることができないので困ってしまう。
もっとも、急に現金が必要になった場合には、カードローン等を利用して、金融機関等から融資を受けることもできる。しかし、この場合、金利が発生して、利用者の経済的負担が増えてしまう。また、返済が遅れると社会的信用を失う恐れがある。
本発明は、前記従来の自動取引システムの問題点を解決して、予備口座を開設することによって、主口座の残高が不足した場合であっても、予備口座から不足額の出金を行うことができるようにして、主口座の残高が不足しても出金不能となる事態が生じることを確実に回避することができ、口座の管理が容易で、手間がかからず、また、利用者が煩わしく感じることのない自動取引システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の自動取引システムにおいては、金融機関のホストコンピュータシステムに設定された利用者の主口座と、該主口座に対応して金融機関のホストコンピュータシステムに設定された前記利用者の予備口座とを有し、前記主口座からの出金処理を実行することによって生じる不足額の前記予備口座からの出金処理を実行する。
本発明の他の自動取引システムにおいては、さらに、一つの主口座に対応する一つ又は複数の予備口座を有する。
本発明の更に他の自動取引システムにおいては、さらに、前記予備口座の残高が前記不足額より大きくない場合、自動取引装置に表示することによって前記利用者に対して残高不足を通知する。
本発明の更に他の自動取引システムにおいては、金融機関のホストコンピュータシステムに設定された利用者の主口座と、該主口座に対応して他の金融機関のホストコンピュータシステムに設定された前記利用者の予備口座とを有し、前記主口座からの出金処理を実行することによって生じる不足額の前記予備口座からの主口座への口座振り替え処理を実行する。
本発明の更に他の自動取引システムにおいては、さらに、一つの主口座に対応する一つ又は複数の予備口座を有する。
本発明の更に他の自動取引システムにおいては、さらに、前記予備口座の残高が前記不足額より大きくない場合、自動取引装置に表示することによって前記利用者に対して残高不足を通知する。
本発明によれば、主口座の口座残高が不足した場合であっても、予備口座から不足額の出金を行うことができるようにして、主口座の残高が不足しても出金不能となる事態が生じることを確実に回避することができ、口座の管理が容易で、手間がかからず、また、利用者が煩わしく感じることがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引システムの構成を示す図である。
図において、10は本実施の形態における自動取引システムであり、11は利用者が口座を開設した金融機関におけるコンピュータシステム内に構築されたホストコンピュータシステムであり、前記金融機関に開設された口座に関する入金、出金、振り替え、振り込み等の各種金融取引を処理するようになっている。ここで、前記利用者は、金融機関に自己の口座を開設し、該口座を使用して、入金、出金、振り替え、振り込み、定期性預金設定、引き落とし、残高照会、入出金明細票入手等の各種金融に関するサービスを利用する者であり、個人、法人、営利企業、公益団体等いかなる者であってもよい。また、前記金融機関は、銀行、信用金庫、郵便局等のいかなるものであってもよいが、本実施の形態においては、銀行である場合について説明する。
そして、前記ホストコンピュータシステム11は、前記金融機関に配設されるホストコンピュータ等から成るコンピュータシステム内に構築された勘定系のシステムであり、前記金融機関に開設されている口座のそれぞれに対応する利用者の口座が前記ホストコンピュータシステム11内に設定されている。なお、前記コンピュータシステムは、大型の汎(はん)用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の一つであってもよい。そして、前記ホストコンピュータシステム11は、それぞれの口座について、各種金融に関する処理を実行し、また、該処理の結果を記録する電子的な通帳又は記録簿としても機能する。例えば、ある利用者から金融機関に対して各種金融に関するサービスの要求があった場合、ホストコンピュータシステム11は、前記利用者の口座を使用して前記各種金融に関する処理を実行し、該処理についての金額、入金元、振り替え先等の情報を前記利用者の口座について記録するようになっている。
また、15a、15b・・・15nはATM、CD等の自動取引装置であり、金融機関の営業店等に配設されている。そして、前記利用者は、自動取引装置15a、15b・・・15nを操作して、現金の入金、出金、振り替え、振り込み等の各種金融取引を行うことができる。なお、自動取引装置15a、15b・・・15nに代えて、コンビニエンスストア等に配設されたKIOSK端末等を使用することもできる。ここで、前記自動取引装置15a、15b・・・15nは、利用者が操作して金額等を入力する入力装置、利用者に対して各種情報を表示する表示装置等を備える。なお、該表示装置は、入力装置としても機能するタッチパネルであることが望ましい。また、前記自動取引装置15a、15b・・・15nは、キャッシュカード等のカードを挿入するためのカードスロット、明細票を印字して発行する発行装置等も備えるものである。
そして、前記自動取引装置15a、15b・・・15nは、自動取引装置ネットワーク16を介して、ホストコンピュータシステム11に接続されている。そして、前記自動取引装置15a、15b・・・15nを使用して要求した金融に関する処理は、自動取引装置ネットワーク16を介して、ホストコンピュータシステム11に送信され、実行され、記録される。なお、前記自動取引装置ネットワーク16は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。また、前記自動取引装置15a、15b・・・15nの数はいくつであってもよく、前記自動取引装置15a、15b・・・15nを統合的に説明する場合には、自動取引装置15として説明する。
次に、前記ホストコンピュータシステム11に設定される前記利用者の口座データについて説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態における予備口座を設定するための申し込み書の例を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるホストコンピュータシステムに設定された主口座及び予備口座の構成を示す図である。
本実施の形態において、利用者は、図5に示されるような申し込み書を金融機関に提出することによって、金融機関に開設されている自己の口座を複数に分割して、一つの口座を主口座とし、他の口座を予備口座とすることができる。なお、予備口座の数は一つであってもよいし、複数であってもよい。
これにより、前記ホストコンピュータシステム11には、図1に示されるように、主口座に対応する口座データ12及び、複数、例えば、二つの予備口座に対応する口座データ13a、13bが設定される。なお、前記予備口座に対応する口座データ13a、13bを統合的に説明する場合には、予備口座に対応する口座データ13として説明する。ここで、前記主口座は、利用者が出金取引を行う口座として機能し、予備口座は、それぞれ、主口座の口座残高が不足した場合に、不足額を出金する機能を備え、それぞれの予備口座から主口座の不足額が自動的に出金されるようになっている。
そして、主口座に対応する口座データ12及び予備口座に対応する口座データ13は、図6に示されるデータテーブルのようなデータ構成を有する。なお、図6においては、三つの予備口座に対応する口座データ13a、13b、13cが示されている。ここで、前記主口座に対応する口座データ12は、口座番号以外に、利用者の氏名を示す氏名データ、主口座の残高を示す残高データ、主口座における金融取引の履歴等を示す取引データ、主口座の口座番号を示す主口座番号、主口座に対応して設定され登録された予備口座の口座番号を示す予備口座番号等を含んでいる。なお、予備口座が複数である場合、それぞれの予備口座に番号が順次振り当てられ、予備口座番号も図6に示されるように、予備口座1番号、予備口座2番号等の名称を有する。
また、予備口座に対応する口座データ13a、13b、13cも、それぞれ、前記主口座に対応する口座データ12と同様に、利用者の氏名を示す氏名データ、予備口座の残高を示す残高データ、予備口座における金融取引の履歴等を示す取引データ、予備口座に対応して設定され登録された主口座の口座番号を示す主口座番号、前記主口座に対応して設定された予備口座の口座番号を示す予備口座番号等を含んでいる。
次に、前記構成の自動取引システム10の動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の表示装置の表示画面の例を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における自動取引システムの動作を示すフローチャートである。
ここでは、利用者が出金取引を行う場合の自動取引システム10の動作について説明する。まず、利用者は、自動取引装置15の表示装置に表示された取引選択画面において、自分の主口座から所定の金額を引き出す出金処理を行うことを選択する。ここで、前記表示装置は、入力装置としても機能するタッチパネルであるものとする。また、前記取引選択画面には、入金、出金、振り替え、振り込み、残高照会等の各種金融取引の項目が配設されているものとする。そして、前記利用者は、出金に対応する項目にタッチすることによって、金融取引として出金取引を行うことを選択する。
続いて、前記主口座の正当な利用者であることを認証するための媒体としてキャッシュカード等のカードをカードスロットに挿入することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は、所持している主口座のカードをカードスロットに挿入する。続いて、暗証番号等のIDを入力することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は表示装置に表示された数字ボタン、文字ボタン等にタッチしてIDを入力する。続いて、口座から出金する金額を入力することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は表示装置に表示された数字ボタン、文字ボタン等にタッチして金額を入力する。
そして、前記利用者が、表示装置に表示された入力事項を確認するボタンにタッチすると、自動取引装置15は、金融取引としての出金取引を行うための照会電文を自動取引装置ネットワーク16を介してホストコンピュータシステム11に送信する。続いて、該ホストコンピュータシステム11は、照会電文を受信すると、口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。
ここで、口座残高より出金金額が大きくない場合、すなわち、主口座における口座残高に不足がない場合、ホストコンピュータシステム11は、出金処理を実行し、その結果を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、明細票を印字して発行し、現金を出金する。そして、利用者は、返却されたカード、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。これにより、金融取引としての出金取引が終了する。
また、口座残高より出金金額が大きい場合、すなわち、主口座における口座残高に不足がある場合、出金処理を実行することができなくなるので、前記ホストコンピュータシステム11は、主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みであるか否かを判断する。そして、予備口座に対応する口座データ13が登録済みである場合、ホストコンピュータシステム11は、支払い口座選択画面を表示する指令を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、図7に示されるような支払い口座選択画面を表示装置に表示する。そして、利用者は、支払い口座として予備口座を選択し、確認ボタンを押下する。
続いて、前記ホストコンピュータシステム11は、選択された予備口座の残高が主口座における不足額より大きいか否か、すなわち、主口座における不足額の出金を選択された予備口座から行うことができるか否かを判断する。そして、主口座における不足額の出金を選択された予備口座から行うことができる場合、ホストコンピュータシステム11は、主口座及び予備口座からの出金処理を実行し、その結果を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、明細票を印字して発行し、現金を出金する。そして、利用者は、返却されたカード、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。これにより、金融取引としての出金取引が終了する。
また、主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みであるか否かを判断して、予備口座に対応する口座データ13が登録済みでない場合、ホストコンピュータシステム11は、支払い不可画面を表示する指令を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、「背景技術」において説明した図3に示されるような支払い不可画面を表示装置に表示する。なお、支払い口座選択画面において、利用者が取消ボタンを押下した場合にも、同様に、支払い不可画面が表示される。そして、利用者が支払い不可画面において取消ボタンを押下すると、カードが返却され、出金取引が終了する。また、利用者が確認ボタンを押下すると、IDを入力することを促す画面が再び表示装置に表示される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 取引選択画面において、出金処理を行うことを選択する。
ステップS12 カードをカードスロットに挿入する。
ステップS13 IDを入力する。
ステップS14 金額を入力する。
ステップS15 照会電文を送受信する。
ステップS16 口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS17に進み、大きくない場合はステップS22に進む。
ステップS17 主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みであるか否かを判断する。主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みである場合はステップS18に進み、主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みでない場合はステップS20に進む。
ステップS18 支払い口座選択画面を表示し、該支払い口座選択画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS19に進み、取消ボタンが押下された場合はステップS20に進む。
ステップS19 選択された予備口座の残高が主口座における不足額より大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS22に進み、大きくない場合はステップS20に進む。
ステップS20 支払い不可画面を表示し、該支払い不可画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS13に戻り、取消ボタンが押下された場合はステップS21に進む。
ステップS21 カードを返却する。
ステップS22 明細票を発行して現金を出金する。
ステップS23 カードを返却し、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。
ステップS11 取引選択画面において、出金処理を行うことを選択する。
ステップS12 カードをカードスロットに挿入する。
ステップS13 IDを入力する。
ステップS14 金額を入力する。
ステップS15 照会電文を送受信する。
ステップS16 口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS17に進み、大きくない場合はステップS22に進む。
ステップS17 主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みであるか否かを判断する。主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みである場合はステップS18に進み、主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みでない場合はステップS20に進む。
ステップS18 支払い口座選択画面を表示し、該支払い口座選択画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS19に進み、取消ボタンが押下された場合はステップS20に進む。
ステップS19 選択された予備口座の残高が主口座における不足額より大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS22に進み、大きくない場合はステップS20に進む。
ステップS20 支払い不可画面を表示し、該支払い不可画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS13に戻り、取消ボタンが押下された場合はステップS21に進む。
ステップS21 カードを返却する。
ステップS22 明細票を発行して現金を出金する。
ステップS23 カードを返却し、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。
このように、本実施の形態においては、主口座に対応する予備口座を開設することによって、主口座の口座残高が不足した場合、予備口座から不足額の出金を行うことができるようになっている。そのため、利用者は、主口座の残高を確認する必要がなく、該主口座の残高が不足したときでも入金を行う手間が省け、主口座の残高を気にせずに出金することができる。
また、残高不足によって出金不能となることがないので、利用者は、金融機関等から融資を受ける必要がない。そのため、金利が発生しないので、利用者の経済的負担が増えることがなく、また、返済が遅れて社会的信用を失う恐れもない。
さらに、金融機関はサービスの差別化をすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの構成を示す図である。
本実施の形態において、利用者は、他の金融機関にも口座を開設して、図9に示されるような他の金融機関のホストコンピュータシステムとしての他金融機関ホストコンピュータシステム31内に口座を設定する。そして、該他金融機関ホストコンピュータシステム31内に設定された口座を前記ホストコンピュータシステム11内に設定されている主口座に対応する予備口座として設定して登録するようになっている。なお、32は主口座に対応する口座データ、33は予備口座に対応する口座データである。
この場合、前記他金融機関ホストコンピュータシステム31は、公衆通信回線網を介して、ホストコンピュータシステム11に接続されている。また、前記他金融機関ホストコンピュータシステム31は、単数であってもよいし、複数であってもよい。
なお、他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、前記ホストコンピュータシステム11及び他金融機関ホストコンピュータシステム31に設定される前記利用者の口座データについて説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態における予備口座を設定するための申し込み書の例を示す図、図11は本発明の第2の実施の形態におけるホストコンピュータシステム及び他金融機関ホストコンピュータシステムに設定された主口座及び予備口座の構成を示す図である。
本実施の形態において、利用者は、図10に示されるような申し込み書を金融機関としての銀行に提出することによって、該銀行に開設されている口座を主口座とし、他の金融機関に開設されている自己の口座を予備口座とすることができる。なお、他の金融機関の数及び予備口座の数は一つであってもよいし、複数であってもよい。
これにより、図9に示されるように、前記ホストコンピュータシステム11には主口座に対応する口座データ32が設定され、他金融機関ホストコンピュータシステム31には予備口座に対応する口座データ33が設定される。そして、予備口座を設ける他金融機関ホストコンピュータシステム31には公衆通信回線網を介して、主口座に対応する口座データ32を通知することによって登録される。
そして、主口座に対応する口座データ32及び予備口座に対応する口座データ33は、図11に示されるデータテーブルのようなデータ構成を有する。ここで、前記主口座に対応する口座データ32は、口座番号以外に、利用者の氏名を示す氏名データ、主口座の残高を示す残高データ、主口座における金融取引の履歴等を示す取引データ、主口座が開設されている金融機関を示す主口座銀行データ、主口座が開設されている営業店を示す主口座支店データ、主口座としての口座番号を示す主口座番号、予備口座が開設されている金融機関を示す予備口座銀行データ、予備口座が開設されている営業店を示す予備口座支店データ、主口座に対応して設定され登録された予備口座の口座番号を示す予備口座番号等を含んでいる。なお、予備口座が複数である場合、それぞれの予備口座に番号が順次振り当てられ、例えば、予備口座1番号、予備口座2番号等の名称を有する。
また、予備口座に対応する口座データ33も、前記主口座に対応する口座データ32と同様に、利用者の氏名を示す氏名データ、予備口座の残高を示す残高データ、予備口座における金融取引の履歴等を示す取引データ、主口座が開設されている金融機関を示す主口座銀行データ、主口座が開設されている営業店を示す主口座支店データ、主口座としての口座番号を示す主口座番号、予備口座が開設されている金融機関を示す予備口座銀行データ、予備口座が開設されている営業店を示す予備口座支店データ、主口座に対応して設定され登録された予備口座の口座番号を示す予備口座番号等を含んでいる。
次に、本実施の形態における自動取引システム10の動作について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置の表示装置の表示画面の例を示す第1の図、図13は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置の表示装置の表示画面の例を示す第2の図、図14は本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの動作を示すフローチャートである。
ここでは、利用者が出金取引を行う場合の自動取引システム10の動作について説明する。まず、利用者は、自動取引装置15の表示装置に表示された取引選択画面において、自分の主口座から所定の金額を引き出す出金処理を行うことを選択する。ここで、前記表示装置は、入力装置としても機能するタッチパネルであるものとする。また、前記取引選択画面には、入金、出金、振り替え、振り込み、残高照会等の各種金融取引の項目が配設されているものとする。そして、前記利用者は、出金に対応する項目にタッチすることによって、金融取引として出金取引を行うことを選択する。
続いて、前記主口座の正当な利用者であることを認証するための媒体としてキャッシュカード等のカードをカードスロットに挿入することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は、所持している主口座のカードをカードスロットに挿入する。続いて、暗証番号等のIDを入力することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は表示装置に表示された数字ボタン、文字ボタン等にタッチしてIDを入力する。続いて、口座から出金する金額を入力することを促す画面が表示装置に表示されるので、前記利用者は表示装置に表示された数字ボタン、文字ボタン等にタッチして金額を入力する。
そして、前記利用者が、表示装置に表示された入力事項を確認するボタンにタッチすると、自動取引装置15は、金融取引としての出金取引を行うための照会電文を自動取引装置ネットワーク16を介してホストコンピュータシステム11に送信する。続いて、該ホストコンピュータシステム11は、照会電文を受信すると、口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。
ここで、口座残高より出金金額が大きくない場合、すなわち、主口座における口座残高に不足がない場合、ホストコンピュータシステム11は、出金処理を実行し、その結果を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、明細票を印字して発行し、現金を出金する。そして、利用者は、返却されたカード、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。これにより、金融取引としての出金取引が終了する。
また、口座残高より出金金額が大きい場合、すなわち、主口座における口座残高に不足がある場合、出金処理を実行することができなくなるので、前記ホストコンピュータシステム11は、主口座に対応する口座データ32に予備口座に対応する口座データ33が登録済みであるか否かを判断する。そして、予備口座に対応する口座データ33が登録済みである場合、ホストコンピュータシステム11は、支払い口座選択画面を表示する指令を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、図12に示されるような支払い口座選択画面を表示装置に表示する。そして、利用者は、支払い口座として予備口座を選択し、確認ボタンを押下する。そして、予備口座が選択されると、前記ホストコンピュータシステム11は、選択された予備口座が設定されている他金融機関ホストコンピュータシステム31に対して、主口座における不足額を該主口座に対応する予備口座から引き落として前記主口座に入金する口座振り替え処理を実行するように依頼する。この場合、不足額の口座振り替え処理の依頼は、ホストコンピュータシステム11から公衆通信回線網を介して他金融機関ホストコンピュータシステム31に送信される。
続いて、該他金融機関ホストコンピュータシステム31は、前記依頼を受信すると、予備口座から主口座への口座振り替え処理を実行する。そして、前記ホストコンピュータシステム11は、予備口座から主口座への口座振り替え処理の結果が正常であるか否かを判断する。ここで、正常である場合、前記ホストコンピュータシステム11は、振り替え確認画面を表示する指令を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、図13に示されるような振り替え確認画面を表示装置に表示する。これにより、利用者は、予備口座から主口座への不足額の口座振り替え処理が実行されたことを把握することができる。そして、ホストコンピュータシステム11は、主口座からの出金処理を実行し、その結果を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、明細票を印字して発行し、現金を出金する。そして、利用者は、返却されたカード、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。これにより、金融取引としての出金取引が終了する。
また、主口座に対応する口座データ12に予備口座に対応する口座データ13が登録済みであるか否かを判断して、予備口座に対応する口座データ13が登録済みでない場合、ホストコンピュータシステム11は、支払い不可画面を表示する指令を自動取引装置ネットワーク16を介して前記自動取引装置15に送信する。続いて、該自動取引装置15は、「背景技術」において説明した図3に示されるような支払い不可画面を表示装置に表示する。なお、支払い口座選択画面において利用者が取消ボタンを押下した場合、及び、予備口座から主口座への口座振り替え処理の結果が正常でない場合にも、同様に、支払い不可画面が表示される。そして、利用者が支払い不可画面において取消ボタンを押下すると、カードが返却され、出金取引が終了する。また、利用者が確認ボタンを押下すると、IDを入力することを促す画面が再び表示装置に表示される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 取引選択画面において、出金処理を行うことを選択する。
ステップS32 カードをカードスロットに挿入する。
ステップS33 IDを入力する。
ステップS34 金額を入力する。
ステップS35 照会電文を送受信する。
ステップS36 口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS37に進み、大きくない場合はステップS44に進む。
ステップS37 主口座データに予備口座データが登録済みであるか否かを判断する。主口座データに予備口座データが登録済みである場合はステップS38に進み、主口座データに予備口座データが登録済みでない場合はステップS42に進む。
ステップS38 支払い口座選択画面を表示し、該支払い口座選択画面において確認ボタンが押下された場合はステップS39に進み、取消ボタンが押下された場合はステップS42に進む。
ステップS39 口座振り替え処理を依頼する。
ステップS40 振り替え結果が正常であるか否かを判断する。振り替え結果が正常である場合はステップS41に進み、振り替え結果が正常でない場合はステップS42に進む。
ステップS41 振り替え確認画面を表示する。
ステップS42 支払い不可画面を表示し、該支払い不可画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS33に戻り、取消ボタンが押下された場合はステップS43に進む。
ステップS43 カードを返却する。
ステップS44 明細票を発行して現金を出金する。
ステップS45 カードを返却し、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。
ステップS31 取引選択画面において、出金処理を行うことを選択する。
ステップS32 カードをカードスロットに挿入する。
ステップS33 IDを入力する。
ステップS34 金額を入力する。
ステップS35 照会電文を送受信する。
ステップS36 口座残高より出金金額が大きいか否かを判断する。大きい場合はステップS37に進み、大きくない場合はステップS44に進む。
ステップS37 主口座データに予備口座データが登録済みであるか否かを判断する。主口座データに予備口座データが登録済みである場合はステップS38に進み、主口座データに予備口座データが登録済みでない場合はステップS42に進む。
ステップS38 支払い口座選択画面を表示し、該支払い口座選択画面において確認ボタンが押下された場合はステップS39に進み、取消ボタンが押下された場合はステップS42に進む。
ステップS39 口座振り替え処理を依頼する。
ステップS40 振り替え結果が正常であるか否かを判断する。振り替え結果が正常である場合はステップS41に進み、振り替え結果が正常でない場合はステップS42に進む。
ステップS41 振り替え確認画面を表示する。
ステップS42 支払い不可画面を表示し、該支払い不可画面において、確認ボタンが押下された場合はステップS33に戻り、取消ボタンが押下された場合はステップS43に進む。
ステップS43 カードを返却する。
ステップS44 明細票を発行して現金を出金する。
ステップS45 カードを返却し、発行された明細票、及び、出金された現金を受け取る。
このように、本実施の形態においては、主口座に対応する予備口座を他の金融機関に開設することによって、主口座の残高が不足した場合、不足額の予備口座から主口座への口座振り替え処理を実行するようになっている。
そのため、利用者は、自宅や職場の近傍に営業店が存在するような自分にとって都合の良い他の金融機関に予備口座を開設することができるので、主口座を開設した金融機関を利用することが困難な場合でも、容易に予備口座に入金することができる。そして、主口座を開設した金融機関の残高が不足していても、他の金融機関に開設した口座に残高があれば、出金を行うことができる。また、金融機関は、金融機関間での口座振り替え処理を実行することによって手数料収入を得ることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 自動取引システム
11 ホストコンピュータシステム
15、15a、15b、15n 自動取引装置
31 他金融機関ホストコンピュータシステム
11 ホストコンピュータシステム
15、15a、15b、15n 自動取引装置
31 他金融機関ホストコンピュータシステム
Claims (6)
- (a)金融機関のホストコンピュータシステムに設定された利用者の主口座と、
(b)該主口座に対応して金融機関のホストコンピュータシステムに設定された前記利用者の予備口座とを有し、
(c)前記主口座からの出金処理を実行することによって生じる不足額の前記予備口座からの出金処理を実行することを特徴とする自動取引システム。 - 一つの主口座に対応する一つ又は複数の予備口座を有する請求項1に記載の自動取引システム。
- 前記予備口座の残高が前記不足額より大きくない場合、自動取引装置に表示することによって前記利用者に対して残高不足を通知する請求項1又は2に記載の自動取引システム。
- (a)金融機関のホストコンピュータシステムに設定された利用者の主口座と、
(b)該主口座に対応して他の金融機関のホストコンピュータシステムに設定された前記利用者の予備口座とを有し、
(c)前記主口座からの出金処理を実行することによって生じる不足額の前記予備口座からの主口座への口座振り替え処理を実行することを特徴とする自動取引システム。 - 一つの主口座に対応する一つ又は複数の予備口座を有する請求項4に記載の自動取引システム。
- 前記予備口座の残高が前記不足額より大きくない場合、自動取引装置に表示することによって前記利用者に対して残高不足を通知する請求項4又は5に記載の自動取引システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003397693A JP2005157878A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 自動取引システム |
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JP2003397693A JP2005157878A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 自動取引システム |
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JP (1) | JP2005157878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5465310B1 (ja) * | 2012-12-05 | 2014-04-09 | 株式会社三井住友銀行 | 電子記録債権用決済口座解約時の自動変更システムおよび方法 |
JP7381686B1 (ja) | 2022-09-30 | 2023-11-15 | PayPay株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
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-
2003
- 2003-11-27 JP JP2003397693A patent/JP2005157878A/ja active Pending
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