JP2019053956A - バッテリカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】カバー全体が取り外されてしまうリスクを低減できるバッテリカバーを提供する。【解決手段】バッテリカバー100は、バッテリポスト19に電気的に接続されるヒューズユニット11に固定状態に取り付けられる絶縁樹脂製の固定カバー15と、固定カバー15の樹脂色と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されてヒンジ部39を介して固定カバー15に回転自在に接続されるとともにヒューズユニット11に解除可能に係止されることによりバッテリポスト19を覆う絶縁樹脂製の開閉カバー17と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、バッテリカバーに関する。
バッテリターミナルの保守やヒューズの視認等を容易に行うことができるバッテリカバーが知られている(例えば特許文献1参照)。バッテリには、電源供給用の電線との接続のために、ヒューズユニット(ヒュージブルリンクユニット)を装着するものがある。上記のバッテリカバーは、このヒューズユニットの上部を覆う第一のカバーと、第一のカバーにヒンジ部を介して繋がる第二のカバーとにより構成される。
バッテリカバーは、第一のカバーが両側側壁のロック部によりヒューズユニットの側壁に固定される。第一のカバーがヒューズユニットに固定されたバッテリカバーは、第二のカバーが、バッテリポスト及びヒューズユニットの上部を覆い、水滴等の浸入を阻止する。
この第二のカバーは、ヒンジ部を回動中心として開閉可能とされる。車両の組立時やメンテナンス時には、バッテリターミナルの保守やヒューズの視認を行う必要がある。このような場合、バッテリカバーは、その都度カバー全体の取り付けや取り外しを行うことなく、第二のカバーを開閉するだけでバッテリターミナルの保守やヒューズの視認等を容易にしている。
しかしながら、従来のバッテリカバーは、第一のカバーと第二のカバーが例えば赤色の同色であったため、バッテリ接続状態で、一般ユーザにより誤って第一のカバーごと、カバー全体が取り外される場合があった。バッテリカバーは、全体が取り外されてしまうと、付け忘れが生じる虞がある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、カバー全体が取り外されてしまうリスクを低減できるバッテリカバーを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) バッテリポストに電気的に接続されるヒューズユニットに固定状態に取り付けられる絶縁樹脂製の固定カバーと、前記固定カバーの樹脂色と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されてヒンジ部を介して前記固定カバーに回転自在に接続されるとともに前記ヒューズユニットに解除可能に係止されることにより前記バッテリポストを覆う絶縁樹脂製の開閉カバーと、を備えることを特徴とするバッテリカバー。
(1) バッテリポストに電気的に接続されるヒューズユニットに固定状態に取り付けられる絶縁樹脂製の固定カバーと、前記固定カバーの樹脂色と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されてヒンジ部を介して前記固定カバーに回転自在に接続されるとともに前記ヒューズユニットに解除可能に係止されることにより前記バッテリポストを覆う絶縁樹脂製の開閉カバーと、を備えることを特徴とするバッテリカバー。
上記(1)の構成のバッテリカバーによれば、固定カバーが、バッテリポストに電気的に接続されるヒューズユニットに固定状態に取り付けられる。この固定カバーには、ヒンジ部を介して開閉カバーが回転自在に接続される。一般ユーザは、例えば、バッテリ上がりや交換等の際に、係止を解除することにより、開閉カバーを開いてバッテリポストを露出させることができる。この際、一般ユーザは、開閉カバーが、固定カバーとは異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されていることにより、バッテリポスト近傍を覆っている開閉カバーのみが開放部位であることを直観的にとらえることができる。その結果、一般ユーザにより誤ってカバー全体が取り外されてしまうリスクを低減し、カバー全体が取り外されてしまった場合のバッテリカバーの付け忘れを抑制できる。
(2) 上記(1)に記載のバッテリカバーであって、前記ヒンジ部が、前記固定カバーと前記開閉カバーとに亘って一体的に成形される薄肉部であることを特徴とするバッテリカバー。
上記(2)の構成のバッテリカバーによれば、固定カバーと開閉カバーとがヒンジ部を介して一体的に成形される。開閉カバーは、例えば2色成形により固定カバーとは異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形される。その結果、少ない部品点数でバッテリカバーの付け忘れを抑制できる。
(3) 上記(1)に記載のバッテリカバーであって、前記ヒンジ部が、別体に成形された前記固定カバー及び前記開閉カバーの何れか一方に設けられた軸部と、前記固定カバー及び前記開閉カバーの何れか他方に設けられて前記軸部に回転自在に係合する軸受部と、からなることを特徴とするバッテリカバー。
上記(3)の構成のバッテリカバーによれば、固定カバーと開閉カバーとが軸部と軸受部とを介して回転自在に接続される。従って、固定カバーと開閉カバーとは、個別に成形が可能となる。そのため、2色成形等の特殊成形を行わずに安価な製造コストでバッテリカバーの付け忘れを抑制できる。
本発明に係るバッテリカバーによれば、カバー全体が取り外されてしまうリスクを低減できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るバッテリカバー100をヒューズユニット11及びバッテリ13と共に示した側面図である。
本実施形態に係るバッテリカバー100は、固定カバー15と、開閉カバー17と、を主要な構成として有している。
図1は本発明の第1実施形態に係るバッテリカバー100をヒューズユニット11及びバッテリ13と共に示した側面図である。
本実施形態に係るバッテリカバー100は、固定カバー15と、開閉カバー17と、を主要な構成として有している。
固定カバー15は、バッテリポスト19に電気的に接続されるとともに外部給電部及び大電流重要回路部等を有するヒューズユニット11に係止されて固定状態に取り付けられている。バッテリ13は、上面の隅部に取付スペースが設けられ、この取付スペースにおいて、正極及び負極の一対のバッテリポスト19を有している。バッテリポスト19には、バッテリ端子21が接続される。このバッテリ端子21は、ヒューズユニット11に電気的に接続される。
ヒューズユニット11は、バッテリ13と電源供給用の複数の電線23とを接続するものであり、ヒューズを含む導電金属製の板状のヒューズエレメントと、ヒューズエレメントがインサート成型された電気絶縁性の樹脂ボディとで略L字状に構成されている。ヒューズユニット11は、ヒューズエレメントの表裏に電気絶縁性の合成樹脂材である樹脂ボディを一体成形して成る。
複数のヒューズを含む導電金属製のヒューズエレメントは、一枚の導電金属板から打ち抜き形成され、中間部に屈曲部を一体に有し、屈曲部から板厚方向に屈曲自在となっている。ヒューズエレメントの屈曲部は樹脂成形金型(図示せず)の樹脂材を注入しない部分に配置することにより、樹脂ボディの外部に露出した状態になっている。
屈曲部を境に垂直に配置される導電金属板の端部には、図示しない複数のタブ端子が並列に配置されている。各タブ端子は、樹脂ボディから露出するヒューズに続いている。タブ端子は、樹脂ボディと一体のコネクタハウジングの嵌合室内に突出して位置している。タブ端子とコネクタハウジングとで雌型コネクタ部25が構成されている。この雌型コネクタ部25には、補機等に接続された複数の電線23がコネクタ27を介して電気的に接続される(図2参照)。
また、屈曲部を境に水平に配置される導電金属板には、外部給電部であるバッテリ端子用の接続部29、大電流重要回路部であるオルタネータ端子用及びスタータ端子用の接続部31,31がスタッドボルトの形態で形成されている。バッテリ端子用の接続部29とオルタネータ端子用及びスタータ端子用の接続部31,31との間には、ヒューズが設けられている。
樹脂ボディは、中間部を境に前後両側に分割して形成されている。ヒューズは、ヒューズエレメントの両端部側に設けられ、樹脂ボディの空室部内に位置し、錫や鉛等の合金製の金属チップを備えている。樹脂ボディは、中間部で直角に屈曲可能に形成されている。樹脂ボディは、中間部を境にして水平方向に位置する前部分割部33と、垂直方向に位置する後部分割部35とに分けられている。
水平方向の前部分割部33は、バッテリ端子用の接続部29にナットで上下方向に締付接続され、バッテリ端子21の環状部37を利用してバッテリポスト19に締付接続される。ヒューズユニット11の垂直方向の後部分割部35は、略直角に屈曲された状態で、バッテリ13の側壁面に沿って垂設されている。
本第1実施形態に係るバッテリカバー100は、ヒューズユニット11とは別体であるが、一度、ヒューズユニット11に取り付ければ、開閉カバー17を開閉するだけでバッテリターミナルの保守やヒューズの視認等を容易に行うことができるものである。
バッテリカバー100は、耐熱性の塩化ビニールその他のプラスチック等の電気絶縁性の合成樹脂で形成されており、ヒューズユニット11を上方から覆うことのできるように下面を開放し、オルタネータ端子用及びスタータ端子用の接続部31,31に、オルタネータ端子用及びスタータ端子用の端子付き電線23,23等を挿通させることができるように両側側壁に膨出部43,43を有した箱形に形成されている。
図2は図1の斜視図、図3は図2に示した開閉カバー17が閉じられた状態の斜視図、図4は図3に示したバッテリカバー100の斜視図である。
本第1実施形態に係るバッテリカバー100は、ヒューズユニット11の上部を覆う開閉カバー17と、開閉カバー17にヒンジ部39を介して繋がる固定カバー15とにより一体的に構成される。
本第1実施形態に係るバッテリカバー100は、ヒューズユニット11の上部を覆う開閉カバー17と、開閉カバー17にヒンジ部39を介して繋がる固定カバー15とにより一体的に構成される。
固定カバー15は、両側側壁が略直角に屈曲する覆部41と、覆部41の両側側壁に設けられる膨出部43とで構成されている。後壁は、電線付き端子を挿通できるように開放して形成されている。後壁に対向する前壁45は、ヒンジ部39を介して開閉カバー17に連続している。ここで、説明の都合上、前後の概念は、バッテリポスト側を前側とし、固定カバー側を後側とする。左右の概念は、前後方向に直交する側をいうものとする。
固定カバー15には、ヒューズユニット11に着脱自在に固定するためのロック部(図示せず)が形成されており、ロック部をヒューズユニット側壁の被ロック部(図示せず)に係合させることにより、固定カバー15がヒューズユニット11に固定状態に取り付けられる。
開閉カバー17は、上壁47と、上壁47の周囲に略直角に屈曲する両側の側壁49と、前壁45とから構成されている。上壁47の前側には、鍔部51が形成されており、鍔部51をつまみながら上方に持ち上げることで、開閉カバー17の開扉操作を容易に行うことができるように構成されている。
開閉カバー17は、ヒンジ部39を回動中心として開扉可能に構成されているので、ワンタッチで開閉カバー17を開扉して、バッテリポスト19、バッテリ端子21、バッテリ端子用の接続部29の接続やヒューズの視認を行うことができる。
開閉カバー17は、バッテリポスト19及びヒューズユニット11の前側上部を覆い、水滴等の浸入を阻止してヒューズユニット11を電気的に絶縁する保護カバーである。固定カバー15と異なる点は、ヒンジ部39を回動中心として開閉可能な点である。車両のメンテナンス時には、バッテリポスト19、バッテリ端子21、バッテリ端子用の接続部29の接続やヒューズの視認を行う必要があり、このような場合に、その都度、バッテリカバー100の取付けや取外しを行ったのでは、作業が煩雑になり作業性が悪いからである。なお、ヒューズユニット11が下向きに屈曲する側のヒューズについては、バッテリカバー100で覆われていないため、常時視認を行うことができ問題はない。
ところで、この開閉カバー17は、固定カバー15と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形される。識別性のよい有彩色としては、例えば赤色を挙げることができる。識別性のよい有彩色としては、JIS規格における基本色名の有彩色である赤(red)・黄(yellow)・緑(green)・青(blue)・紫(purple)に加え、これらの中間的な色を表す基本色名として黄赤(yellow red, orange)・黄緑(yellow green)・青緑(blue green)・青紫(purple blue, violet)・赤紫(red purple)とすることができる。開閉カバー17は、「+」マークMと共に赤色に樹脂着色された樹脂で成形されている。
一方、固定カバー15は、開閉カバー17の有彩色(例えば赤色)以外の色に樹脂着色(図中、ドットハッチで図示)されている。
一方、固定カバー15は、開閉カバー17の有彩色(例えば赤色)以外の色に樹脂着色(図中、ドットハッチで図示)されている。
本第1実施形態において、固定カバー15と開閉カバー17とは、2色成形により一体成形されている。
開閉カバー17は、図1に示したように、側壁49の内面に突設した係止突部50がヒューズユニット11の側面に凹設した係止凹部36を解除可能に係止することにより、バッテリポスト19及びバッテリ端子用の接続部29を表出させた状態又は覆った状態を採りえる。
開閉カバー17は、図1に示したように、側壁49の内面に突設した係止突部50がヒューズユニット11の側面に凹設した係止凹部36を解除可能に係止することにより、バッテリポスト19及びバッテリ端子用の接続部29を表出させた状態又は覆った状態を採りえる。
バッテリカバー100は、ヒンジ部39と固定カバー15との間に第一傾斜壁53が設けられ、ヒンジ部39と開閉カバー17との間に第二傾斜壁55が設けられている。第一傾斜壁53及び第二傾斜壁55は、所定の開き角度で対面している。第一傾斜壁53及び第二傾斜壁55は、開閉カバー17の開方向のストッパーとして機能する。すなわち、開閉カバー17は、第一傾斜壁53及び第二傾斜壁55が当接することで、それ以上開かないように構成されている。
ヒンジ部39は、固定カバー15と開閉カバー17とに亘って一体的に成形される薄肉部である。従って、開閉カバー17は、ヒンジ部39を介して開閉をスムーズに行うことできる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本第1実施形態に係るバッテリカバー100では、固定カバー15が、バッテリポスト19に電気的に接続されるヒューズユニット11に固定状態に取り付けられる。この固定カバー15には、ヒンジ部39を介して開閉カバー17が回転自在に接続される。
本第1実施形態に係るバッテリカバー100では、固定カバー15が、バッテリポスト19に電気的に接続されるヒューズユニット11に固定状態に取り付けられる。この固定カバー15には、ヒンジ部39を介して開閉カバー17が回転自在に接続される。
開閉カバー17は、閉方向に回転されることで、ヒューズユニット11に係止されてバッテリポスト19及びバッテリ端子用の接続部29を覆って保持される。開閉カバー17は、バッテリポスト19及びバッテリ端子用の接続部29を覆うことにより、水滴等の浸入を阻止して防水・防塵効果を高める。
開閉カバー17は、ヒューズユニット11に解除可能に係止されているので、例えば、バッテリ上がりや交換等の際に、一般ユーザは、係止を解除することにより、開閉カバー17を開いてバッテリポスト19やバッテリ端子用の接続部29を露出させることができる。
この際、一般ユーザは、開閉カバー17が、固定カバー15とは異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されていることにより、バッテリポスト19近傍を覆っている開閉カバー17のみが開放部位であることを直観的にとらえることができる。このように、バッテリカバー100は、少なくとも、従来構造のように、第一のカバー(固定カバー15)と第二のカバー(開閉カバー17)が赤色の同色である構造に比べ、固定カバー15が同時に取り外される確率を低減させることができる。
その結果、一般ユーザにより誤ってカバー全体が取り外されてしまうリスクを低減し、カバー全体が取り外されてしまった場合のバッテリカバー100の付け忘れを抑制できる。
その結果、一般ユーザにより誤ってカバー全体が取り外されてしまうリスクを低減し、カバー全体が取り外されてしまった場合のバッテリカバー100の付け忘れを抑制できる。
なお、オルタネータ回路に接続されるオルタネータ端子用の接続部31や、スタータ回路に接続されるスタータ端子用の接続部31を覆っている固定カバー15は、専門の作業者が重整備の際にのみ係止を解除して取り外すことが可能となる。
また、本第1実施形態に係るバッテリカバー100は、固定カバー15と開閉カバー17とがヒンジ部39を介して一体的に成形される。開閉カバー17は、例えば2色成形により固定カバー15とは異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形される。その結果、少ない部品点数でカバーの付け忘れを抑制できる。
図5は本発明の第2実施形態に係るバッテリカバー200の分解斜視図、図6は図5に示したバッテリカバー200の組み立て状態の斜視図である。
本第2実施形態に係るバッテリカバー200は、固定カバー63に開閉カバー65を回転自在に接続するヒンジ部57が、軸部59と、軸受部61と、からなる。軸部59は、別体に成形された固定カバー63及び開閉カバー65の何れか一方(本実施形態では固定カバー63)に設けられる。軸受部61は、固定カバー63及び開閉カバー65の何れか他方(本実施形態では開閉カバー65)に設けられる。軸受部61は、軸部59に回転自在に係合することができる。バッテリカバー200の他の構成は、上記第1実施形態のバッテリカバー100と同じである。
本第2実施形態に係るバッテリカバー200は、固定カバー63に開閉カバー65を回転自在に接続するヒンジ部57が、軸部59と、軸受部61と、からなる。軸部59は、別体に成形された固定カバー63及び開閉カバー65の何れか一方(本実施形態では固定カバー63)に設けられる。軸受部61は、固定カバー63及び開閉カバー65の何れか他方(本実施形態では開閉カバー65)に設けられる。軸受部61は、軸部59に回転自在に係合することができる。バッテリカバー200の他の構成は、上記第1実施形態のバッテリカバー100と同じである。
本第2実施形態に係るバッテリカバー200では、固定カバー63と開閉カバー65とが、軸部59と軸受部61とからなるヒンジ部57を介して回転自在に接続される。従って、固定カバー63と、固定カバー63の樹脂色(図中、ドットハッチで図示)と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形される開閉カバー65とは、個別に成形が可能となる。そのため、2色成形等の特殊成形を行わずに安価な製造コストでバッテリカバー200の付け忘れを抑制できる。
従って、本実施形態に係るバッテリカバー100及びバッテリカバー200によれば、カバー全体が取り外されてしまうリスクを低減できる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
ここで、上述した本発明に係るバッテリカバーの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] バッテリポスト(19)に電気的に接続されるヒューズユニット(11)に固定状態に取り付けられる絶縁樹脂製の固定カバー(15,63)と、
前記固定カバー(15,63)の樹脂色と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されてヒンジ部(39,57)を介して前記固定カバー(15,63)に回転自在に接続されるとともに前記ヒューズユニット(11)に解除可能に係止されることにより前記バッテリポスト(19)を覆う絶縁樹脂製の開閉カバー(17,65)と、
を備えることを特徴とするバッテリカバー(100,200)。
[2] 上記[1]に記載のバッテリカバーであって、
前記ヒンジ部(39)が、前記固定カバー(15)と前記開閉カバー(17)とに亘って一体的に成形される薄肉部であることを特徴とするバッテリカバー(100)。
[3] 上記[1]に記載のバッテリカバーであって、
前記ヒンジ部(57)が、別体に成形された前記固定カバー(63)及び前記開閉カバー(65)の何れか一方に設けられた軸部(59)と、前記固定カバー(63)及び前記開閉カバー(65)の何れか他方に設けられて前記軸部(59)に回転自在に係合する軸受部(61)と、からなることを特徴とするバッテリカバー(200)。
[1] バッテリポスト(19)に電気的に接続されるヒューズユニット(11)に固定状態に取り付けられる絶縁樹脂製の固定カバー(15,63)と、
前記固定カバー(15,63)の樹脂色と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されてヒンジ部(39,57)を介して前記固定カバー(15,63)に回転自在に接続されるとともに前記ヒューズユニット(11)に解除可能に係止されることにより前記バッテリポスト(19)を覆う絶縁樹脂製の開閉カバー(17,65)と、
を備えることを特徴とするバッテリカバー(100,200)。
[2] 上記[1]に記載のバッテリカバーであって、
前記ヒンジ部(39)が、前記固定カバー(15)と前記開閉カバー(17)とに亘って一体的に成形される薄肉部であることを特徴とするバッテリカバー(100)。
[3] 上記[1]に記載のバッテリカバーであって、
前記ヒンジ部(57)が、別体に成形された前記固定カバー(63)及び前記開閉カバー(65)の何れか一方に設けられた軸部(59)と、前記固定カバー(63)及び前記開閉カバー(65)の何れか他方に設けられて前記軸部(59)に回転自在に係合する軸受部(61)と、からなることを特徴とするバッテリカバー(200)。
11…ヒューズユニット
15…固定カバー
17…開閉カバー
19…バッテリポスト
39…ヒンジ部
100…バッテリカバー
15…固定カバー
17…開閉カバー
19…バッテリポスト
39…ヒンジ部
100…バッテリカバー
Claims (3)
- バッテリポストに電気的に接続されるヒューズユニットに固定状態に取り付けられる絶縁樹脂製の固定カバーと、
前記固定カバーの樹脂色と異なる識別性のよい有彩色の樹脂で成形されてヒンジ部を介して前記固定カバーに回転自在に接続されるとともに前記ヒューズユニットに解除可能に係止されることにより前記バッテリポストを覆う絶縁樹脂製の開閉カバーと、
を備えることを特徴とするバッテリカバー。 - 請求項1に記載のバッテリカバーであって、
前記ヒンジ部が、前記固定カバーと前記開閉カバーとに亘って一体的に成形される薄肉部であることを特徴とするバッテリカバー。 - 請求項1記載のバッテリカバーであって、
前記ヒンジ部が、別体に成形された前記固定カバー及び前記開閉カバーの何れか一方に設けられた軸部と、前記固定カバー及び前記開閉カバーの何れか他方に設けられて前記軸部に回転自在に係合する軸受部と、からなることを特徴とするバッテリカバー。
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Legal Events
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A762 | Written abandonment of application |
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