JP2019051984A - 梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封時にユーザが緩衝材、または被梱包物の上下を判断することができ、また、簡易的に外装箱から梱包体を取り出すことで、開梱時の製品破損を防ぐことができる梱包体を提供する。【解決手段】下側緩衝ブロック11の開口部に臨む側面において少なくとも上側が下側段差部となる下側凹部13を形成し、上側緩衝ブロック10の開口部に臨む側面において少なくとも下側が上側段差部となる上側凹部12を形成し、前記下側凹部13と前記上側凹部12の一方の横幅を他方の横幅よりも大きくすることで、ユーザが梱包体の凹部の形状を見ただけで意識することなく緩衝材、または被梱包物の上下を判断することができるようになる。【選択図】図2

Description

本発明は、外装箱から緩衝材に収納された被梱包物を取り出す際に緩衝材、または被梱包物の上下を判別することができる梱包体に関するものである。
従来、電子機器やガラス製品、精密機械製品などのような外部衝撃を嫌う被梱包物を梱包する梱包体は、これら被梱包物が発泡ポリスチロールなどから形成された緩衝材に収納された状態、または緩衝材を少なくとも2つ重ねて被梱包物を挟んだ状態で外装箱内に収納されているのが一般的である。
また、例えば特許文献1のように、緩衝材の側面部に手指による挟持用の凹部を設けることで外装箱と緩衝材の間に空間部を形成することができ、外装箱から緩衝材を取り出し易い梱包体の構造が提案されている。
実開昭63-049385
しかしながら、特許文献1に開示された梱包体では、外装箱側面を開いて緩衝材を確認しても、緩衝材を重ねて被梱包物を保護しているような場合、緩衝材のどちらが上で、どちらが下であるのか判別ができない。これにより、本来下側にあるはずの緩衝材が上側になってしまっている状態で外装箱から緩衝材を取り出し、この状態のまま緩衝材を開梱すると、一般的に下側の緩衝材の方が堀は深かく、被梱包物の固定に優れていることから一時的に下側の緩衝材にくっついているような状態になるが、被梱包物にかかる重力により被梱包物が落下してしまうことがあった。また、上側の緩衝材に付属品の収納スペースを確保しているような場合、付属品等が落下してしまうこともある。そして、その落下の衝撃により最悪の場合、破損してしまうという問題があった。
さらに、梱包体のサイズが大きくなると、外装箱から緩衝材を取り出す際にユーザは、外装箱のフタを開けて緩衝材を両手で取り出すか、外装箱の開けた方を地面に接地させ、そのまま上方向へ持ち上げながら外装箱から緩衝材を取り出すことが考えられるが、この場合についても同様に製品の破損を招く恐れがある。
本発明は、上述の問題に対してユーザが緩衝材、または被梱包物の上下を判断でき、また、容易に外装箱から緩衝材を取り出すことで開梱時の製品破損を防ぐことができるようにすることを目的としている。
本発明の梱包体は、側方に開口部を有する外装箱と、被梱包物を間に挟んだ状態で上下に重ねられる上側緩衝ブロックと下側緩衝ブロックからなり、開口部から外装箱の内部に挿入される緩衝ブロック体とを備える。下側緩衝ブロックの開口部に臨む側面において少なくとも上側が下側段差部となる下側凹部を形成し、上側緩衝ブロックの開口部に臨む側面において少なくとも下側が上側段差部となる上側凹部を形成し、前記下側凹部と前記上側凹部の一方の横幅を他方の横幅よりも大きくしたことを特徴とする。
また、前記下側凹部の横幅を前記上側凹部の横幅よりも大きくしたことを特徴とする。
この発明によれば、下側緩衝ブロックにおける凹部の横幅を上側緩衝ブロックの凹部の横幅より大きくなるようにしたので、ユーザが意識することなく上側緩衝材に親指、下側緩衝材にその他の指をかけ、長手方向に向けて引き出すことが出来るようになり、上部添付品、内部製品の落下の危険性を低減することができる。下側緩衝ブロックにおける凹部の横幅と上側緩衝ブロックの凹部の横幅が異なるので、ユーザは上下の区別をすることができる。
実施の形態1に係る梱包体の構成例を示す斜視図である。 図1の外装箱から取り出した状態を示す斜視図である。 実施の形態1の内部を示す図である。 実施の形態2に係る梱包体の構成例を示す斜視図である
(実施の形態1)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図1に示すように本発明の梱包体100は外装箱110と緩衝ブロック体120を備えている。
図2は外装箱110から緩衝ブロック体120を取り出した状態を示す斜視図である。緩衝ブロック体120は上側緩衝ブロック10と下側緩衝ブロック11より構成されている。また、上側緩衝ブロック10の側面には上側凹部12が形成される。なお、上側凹部12は、図2のように凹部の上側が開放されているような場合にその凹部における底面に段差部12aを形成している。同様に、下側緩衝ブロック11の側面においても下側凹部13を形成しており、下側凹部13は、図2のように凹部の下側が開放されているような場合にその凹部における天面に段差部13aを形成している。なお、ここでいう段差部は、梱包体側面に対して直角である必要は無く、傾斜がかっているものや、段差部に人の指を引っ掛けられる形状に形成されているものも含む。
さらに下側凹部13の横幅Bは上側凹部12の横幅Aよりも広くなるように形成している。これは、一般的に人が板のような比較的細い形状の重量物を持ち上げる際、手のひらを上にして親指以外のその他の指を重量物の下側に当てがい、上側に親指を当て、重量物を持とうとする。本発明はこの性質を利用しており、上側凹部12の横幅Aより下側凹部13の横幅Bを広くなるように形成することで、ユーザが緩衝材の凹部の形状を見ただけで意識することなく緩衝材の上下を判断することができるようになる。なお、上側凹部12の横幅Aは親指だけが入るようなサイズの幅であると、より上下を判断しやすくなるため望ましい。しかし、実施する際はそれに捉われることなくことはなく、下側凹部13の横幅Bは上側凹部12の横幅Aよりも広くなるように形成できていればよい。こうすることで、ユーザは緩衝材の上下を判別することができる。
図3は梱包体120に被梱包物20を収容した状態を表した図である。被梱包物20については電子機器やガラス製品、精密機械製品などのような外部衝撃を嫌うような物品が想定されるが、今回は被梱包物をスピーカとして説明する。
図3における被梱包物20のスピーカの高さ寸法をC、上側緩衝ブロック10と下側緩衝ブロック11が重なっておる状態における上側凹部12と下側凹部13との間の長さをDとして表す。上側凹部12と下側凹部13との間の長さDは被梱包物20の高さ寸法Cより狭くなるように形成されている。これにより、安定して、かつ、容易に外装箱110から緩衝ブロック体120を取り出すことができる。また、上側凹部12と下側凹部13との間の長さDはユーザが片手で掴める範囲であると、さらに取り出しが容易になる。
(実施の形態2)
図4では本実施例の上側緩衝ブロック10の天端に天端凹部30を形成させた図である。天端凹部30には説明書や製品本体に用いられるアクセサリなどの付属品31を梱包することができる。これは、従来であると上側緩衝ブロック10がどちらなのか分からないため、外装箱から取り出した際に、天端凹部30が下方向にあった場合に付属品31は落下してしまうが、本発明によればどちらが上側緩衝ブロック10なのか判別できるので、天端を有効活用することができるようになるのである。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
上記実施の形態では、図2のように緩衝ブロック体120に上側凹部12と下側凹部13を設ける際に、上側凹部12を形成する場合は上方向に開放し、下側凹部13を形成する場合は下方向に開放しているが、開放していないような形状に形成してもよい。また、上側凹部12と下側凹部13は溝構造に限らず、内部に貫通しているような構造であってもよい。
また、上記実施の形態において、上側凹部12と下側凹部13に形成される段差部12a、13aの形状を掴み易くなるように人の指の形状に近似した溝構造にしてもよい。
また、上記実施の形態では、片側に本発明のような凹部を有する緩衝ブロックの側面を示したが、これは、外装箱が開口している面に対して形成されていればよいため、緩衝ブロックの片側、または両側の少なくとも一方に形成されていればよい。
上記以外にも、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本発明は、外部衝撃を嫌うような梱包物を梱包する梱包体に利用可能である。本発明の利用により、外装箱を開封した際に緩衝材の上下を把握することができるようになるため、開封時の落下による製品の損傷を防げる梱包体を提供することができる。
10 上側緩衝ブロック
11 下側緩衝ブロック
12 上側凹部
13 下側凹部
12a、13a 段差部
20 被梱包物
30 天端凹部
31 付属品
100 梱包体
110 外装箱
120 緩衝ブロック体

Claims (4)

  1. 側方に開口部を有する外装箱と、
    被梱包物を間に挟んだ状態で上下に重ねられる上側緩衝ブロックと下側緩衝ブロックからなり前記開口部から前記外装箱の内部に挿入される緩衝ブロック体とを備え、
    前記下側緩衝ブロックの前記開口部に臨む側面において少なくとも上側が下側段差部となる下側凹部を形成し、
    前記上側緩衝ブロックの前記開口部に臨む側面において少なくとも下側が上側段差部となる上側凹部を形成し、
    前記下側凹部と前記上側凹部の一方の横幅を他方の横幅よりも大きくしたことを特徴とする梱包体。
  2. 前記下側凹部の横幅を前記上側凹部の横幅よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の梱包体。
  3. 下側段差部から上側段差部までの高さ寸法を被梱包物の高さ寸法よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の梱包体。
  4. 前記上側緩衝ブロックの上側に少なくとも1つ凹部を設けることを特徴とする請求項1記載の梱包体。
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