JP2019051915A - 台車連結機構 - Google Patents

台車連結機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2019051915A
JP2019051915A JP2017179253A JP2017179253A JP2019051915A JP 2019051915 A JP2019051915 A JP 2019051915A JP 2017179253 A JP2017179253 A JP 2017179253A JP 2017179253 A JP2017179253 A JP 2017179253A JP 2019051915 A JP2019051915 A JP 2019051915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
cart
arm
rear side
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017179253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6902442B2 (ja
Inventor
直樹 新井
Naoki Arai
直樹 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2017179253A priority Critical patent/JP6902442B2/ja
Publication of JP2019051915A publication Critical patent/JP2019051915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6902442B2 publication Critical patent/JP6902442B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

【課題】主に、無人搬送車に取付けて使用可能な汎用性の高い連結機構を設けて、台車の側に連結機構を設ける必要をなくし得るようにする。【解決手段】無人搬送車2の後部に取付けられた連結器本体5と、連結器本体5に対して前後に往復移動自在に設けられた連結器可動部6と、連結器可動部6を後方へ向けて付勢可能な付勢手段7と、押込みによって連結器可動部6に対する保持および解放を交互に繰り返す保持解放機構8とを備えている。連結器可動部6に開閉自在に設けられた左右一対の開閉アーム11と、左右一対の開閉アーム11の後側端部に設けられた引掛部12と、保持解放機構8による連結器可動部6の保持および解放に合わせて、左右の開閉アーム11の開閉を案内するアームガイド13と、を有するようにしている。【選択図】図3

Description

この発明は、台車連結機構に関するものである。
工場などでは、例えば、部品や工具などの搬送物を搬送するために台車が用いられている(例えば、特許文献1参照)。このような台車は、搬送物に合わせて様々な種類のものが使われている。
特許第5940035号
しかしながら、台車の種類が多くなると、台車の種類(例えば、大きさや形状など)によって台車に対する取扱いが異なってしまうため、例えば、無人搬送車を台車に連結して牽引する場合に、台車の側に台車の種類に応じた専用の連結機構がそれぞれ必要になったり、また、台車を連結したり切離したりするのに、専用の連結機構に応じた(それぞれ異なる)取扱いを行わなければならないなどの問題が生じる。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
無人搬送車の直進方向の後部に取付けられた連結器本体と、
該連結器本体に対して前記直進方向へ往復移動自在に設けられた連結器可動部と、
該連結器可動部と前記連結器本体との間に介装されて、前記連結器可動部を前記直進方向の後方へ向けて付勢可能な付勢手段と、
前記連結器本体と前記連結器可動部との間に設置されて、前記直進方向への押込みによって前記連結器可動部に対する保持および解放を交互に繰り返す保持解放機構と、
前記連結器可動部に前記直進方向の後方へ向けて延設されると共に、前記連結器可動部に対して左右に開閉自在に設けられた左右一対の開閉アームと、
該左右一対の開閉アームの後側端部に設けられて、後側に位置する台車に引掛可能な引掛部と、
前記保持解放機構による前記連結器可動部の保持および解放に合わせて、前記左右の開閉アームの開閉を案内するアームガイドと、を有する台車連結機構を特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、無人搬送車に取付けて使用可能な汎用性の高い連結機構が得られると共に、台車の側に連結機構を設ける必要をなくすことなどができる。
本実施の形態にかかる台車連結機構によって無人搬送車に台車を連結する直前の状態(開閉アームを台車の下側へ挿入した状態)を示す斜視図である。 台車の下側へ挿入した開閉アームを開いた状態を示す図1と同様の斜視図である。 台車連結機構を備えた無人搬送車の平面図(閉状態)である。 台車連結機構を備えた無人搬送車の平面図(開状態)である。 台車連結機構を備えた無人搬送車の側面図である。 図1の台車連結機構の部分の拡大図である。 図2の台車連結機構の部分の拡大図である。 図3の台車連結機構の部分の拡大図である。 図4の台車連結機構の部分の拡大図である。 図5の台車連結機構の部分の拡大図である。 引掛部周辺の部分拡大図(閉状態)である。 引掛部周辺の部分拡大図(開状態)である。 開閉アームを台車の下側へ挿入して、車輪の付根部に引掛部を引掛けた状態で、斜めに向いた台車を牽引する様子を示す平面図である。 引掛部を車輪の付根部に引掛けた状態を示す斜視図である。 連結器本体を上方に傾動させている状態を示す、図5と同様の人搬送車の側面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図15は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
例えば、工場などで、部品や工具などの搬送物を搬送するのに台車を用いる。そして、図1(図2)に示すように、この台車1を無人搬送車2(図3〜図5)に連結して牽引させるようにする。無人搬送車2によって台車1を牽引させるために、無人搬送車2に対して台車連結機構3(図6〜図10)を取付ける。
以下、台車連結機構3について説明する。
(1)図3(〜図10)に示すように、この実施例にかかる台車連結機構3は、
無人搬送車2の直進方向4の後部に取付けられた連結器本体5と、
連結器本体5に対して直進方向4へ往復移動自在に設けられた連結器可動部6と、
連結器可動部6と連結器本体5との間に介装されて、連結器可動部6を直進方向4の後方へ向けて付勢可能な付勢手段7と、
連結器本体5と連結器可動部6との間に設置されて、直進方向4への押込みによって連結器可動部6に対する保持および解放を交互に繰り返す保持解放機構8と、を備えている。
そして、連結器可動部6に直進方向4の後方へ向けて延設されると共に、連結器可動部6に対して左右に開閉自在に設けられた左右一対の開閉アーム11と、
左右一対の開閉アーム11の後側端部に設けられて、後側に位置する台車1に引掛可能な引掛部12と、
保持解放機構8による連結器可動部6の保持および解放に合わせて、左右の開閉アーム11の開閉を案内するアームガイド13と、を有している。
ここで、台車1は、図1(図2)に示すように、台枠部1aと車輪1bとを有するものであれば、どのようなものでも良い。この実施例では、台車1を、主に、矩形状をした台枠部1aの下面側の4つのコーナー部またはその近傍に、それぞれ車輪1bを取付けたものとしている。台枠部1aには、部品や工具が直接、または、コンテナや棚部などの収納部19を介して間接的に搭載される。収納部19は、台枠部1aに対して固定しても良いし、着脱可能にしても良い。
台車連結機構3は、例えば、無人搬送車2と台車1とを連結したり、台車1どうしを連結したりするのに使われる装置のことである。この実施例では、無人搬送車2と台車1とを連結するものとしている。この実施例の台車連結機構3は、無人搬送車2のみに取付けることで、様々な台車1をそのまま連結して使えるものとしている。
無人搬送車2は、例えば、工場内を自動的に走行して搬送物の搬送などを行うようにした車両(例えば、AGV:Automatic Guided Vehicle)のことである。無人搬送車2は、直線走行や曲線走行、前進後退や方向転換などの動きが自由にできるようになっている。また、無人搬送車2は、それ自体に搬送物を搬送する台車機能を備えた自動走行台車などとしても良い。
無人搬送車2には、例えば、与えられたプログラムに従って自動的に走行したり、床面に設置されたレールに沿って走行したり、工場内に設けられた指標(マーカー)を自分で検知しながら走行したりするものなど様々なものが存在している。
この実施例では、無人搬送車2を、指標(マーカー)を自分で検知しながら走行するものとしている。指標(マーカー)は、例えば、床面に貼置したテープなどとすることができる。このように、床面に貼置したテープを指標(マーカー)にすることによって、予め無人搬送車2の制御部に指標(マーカー)の意味をティーチングしておくだけで、無人搬送車2は自分で指標(マーカー)を判断して走行することができるようになり、例えば、面倒な走行経路設定用のプログラムなどを組む必要をなくすことができる。また、床面に凹凸のあるレールを付設する必要をなくすことができ、床面にテープを貼るだけで容易に走行経路を設定したり、また、容易に走行経路を変更したりすることができるので、コストがかからず自由度の高いものとなる。
直進方向4は、無人搬送車2が走行経路に沿って直線走行を行う場合に進む方向のことである。直進方向4の前後は、走行経路に対して設定した無人搬送車2の走行方向に従う。
連結器本体5は、台車連結機構3のベースとなるものであり、連結器可動部6などを設置できるのであれば、どのようなものとしても良い。この実施例では、図6(図7)に示すように、直進方向4に対して横向きに設置された平面視ほぼH状のベースプレート5aを有している。ベースプレート5aは金属製とされ、金属製の取付部材5bによって、無人搬送車2に取付けられている。この取付部材5bには、ベースプレート5aを下側から支持および補強する支持部5cが取付けられている。支持部5cは、例えば、後方へ延びる棒状のものなどとされている。
連結器可動部6は、連結器本体5の上部に、直進方向4へ延びるスライドガイド16を介して直進方向4へ往復移動自在に設置されている。連結器可動部6は、主に、スライドガイド16にスライド可能に取付けられた可動部本体6aによって構成されている。可動部本体6aの後側端部には、アーム取付部6bが設けられている。更に、可動部本体6aの後端部には、後側に位置する台車1に当接可能な縦向きの当壁6cを有する当壁構成部材が取付けられている。
アーム取付部6bは、左右の開閉アーム11の基端部(直進方向4の前端部)を個別に取付けるために、可動部本体6aに左右一対設けられている。左右一対のアーム取付部6bは、可動部本体6aの両側部から一体に突設されている。当壁6cを有する当壁構成部材は、可動部本体6aの上部における左右のアーム取付部6b間の位置に取付けられている。当壁6cは、アーム取付部6bよりも後側に位置している。
図8(〜図10)に示すように、付勢手段7は、無人搬送車2の直進方向4を基準として、連結器本体5の後端側と連結器可動部6の前端側との間に介装された引張バネ(コイルバネ)などとすることができる。
保持解放機構8は、例えば、ワンタッチキャッチなどと呼ばれる市販の部品をそのまま用いることができる。ワンタッチキャッチは、図9に示すように、保持および解放を行うキャッチ本体8aと、キャッチ本体8aによって保持および解放される保持体8bとを有するものであり、キャッチ本体8aを連結器本体5に取付けると共に、保持体8bを連結器可動部6に取付けることで簡単に使用することができる。キャッチ本体8aと保持体8bとは、直進方向4に対して一直線状に並ぶように対向して取付けられる。
左右の開閉アーム11は、ほぼ水平で且つ直進方向4と平行な閉状態(図8、図3)から、ほぼ水平面内で180°以下の角度で横に開いた開状態(図9、図4)となるように、連結器可動部6に回動自在に取付けられる。開閉アーム11の連結器可動部6(のアーム取付部6b)への取付けには、例えば、開閉アーム11を開方向へ付勢可能な付勢用のバネを有するバネヒンジ18などを用いることができる。この実施例では、バネ力を最適に調整するために、バネヒンジ18を2個上下に組み合わせて使っている(図6)。左右の開閉アーム11は、無人搬送車2の幅中心線の両側にそれぞれ配置するのが好ましい、この際、左右の開閉アーム11を、無人搬送車2の幅中心線に対してほぼ等しい距離で、且つ、台車1の幅寸法よりも狭い間隔となるように配置する。
引掛部12は、図11(図12)に示すようなものであり、台車1を引掛けることができれば、どのようなものであって良い。引掛部12は、開閉アーム11の台車1側となる端部(後側端部)に取付けることができる。この実施例では、引掛部12は、開閉アーム11の外側面に取付けるようにしている。引掛部12の詳細については後述する。
アームガイド13は、図8(図9)に示すように、開閉アーム11の開動作を案内すると共に、開閉アーム11の閉動作を案内するためのものである。
(2)図13(図14)に示すように、開閉アーム11は、後側に位置する台車1の下側へ挿入可能なものとしても良い。
そして、引掛部12は、後側に位置する台車1の車輪1bの付根部1cに直進方向4の後側から引掛可能なものとしても良い。
ここで、開閉アーム11および引掛部12は、台車1のどの位置へ挿入して、どの部分を引掛けるようにしても良いが、ここでは、台車1の下側へ挿入して、台車1の車輪1bの付根部1cを引掛けるように構成している。
先ず、台車1は、走行経路を走行する無人搬送車2にとって実質的に後側に位置していれば良い。例えば、台車1を走行経路外の位置に待機させて走行経路内へ引込むように運用する場合においては、無人搬送車2が走行経路を走行して台車1の位置を通り過ぎ、床面に貼付けられた台車1の連結を示す指標(マーカー)を検知して停止することになるが、このような場合でも、走行経路外の位置する台車1は、後側に位置する台車1に該当する。この場合には、無人搬送車2と後側に位置する台車1とは、幅中心線の位置や方向が互いにズレた状態で前後に位置した状態となる。
台車1の下側は、台車1における台枠部1aよりも下方の空間のことである。開閉アーム11は、台車1の下側へ入れられる長さに設定すると共に、台車1の下側へ入れられる高さに設置する。
台車1の車輪1bは、自在輪や固定輪などとすることができる。引掛部12が引掛ける車輪1bは、主に、台車1の左右の前輪を想定している。
車輪1bの付根部1cは、台車1の台枠部1aに対する車輪1bの取付部分(固定部分)などのことであり、台車1の移動(または、車輪1bの回転(例えば、軸転や水平旋回など))の妨げにならない部分のことである。
(3)開閉アーム11は、弾性部材31によって構成しても良い。
ここで、開閉アーム11は、金属製や樹脂製などで構成することができる。この際、開閉アーム11には、弾性部材31として、例えば、バネ鋼やバネ材などを用いるのが好ましい。弾性部材31は、少なくとも、横方向(左右方向)に対する弾性変形および復帰が可能なものであれば良い。この実施例では、弾性を有する金属帯板を、その面がほぼ上下方向へ向くように設置している。
(4)図11(図12)に示すように、引掛部12は、後側に位置する台車1の下側への開閉アーム11の挿入を案内可能な挿入用テーパ部41を有しても良い。
ここで、挿入用テーパ部41は、引掛部12における台車1側の端部(引掛部12の後側端部)などに設けられる。挿入用テーパ部41は、後側へ進むに従い無人搬送車2の幅中心線の側(内側)へ向かう傾斜面などとされる。
(5)引掛部12は、開閉可能な爪部45を有しても良い。
ここで、爪部45は、引掛部12における無人搬送車2側の端部(前側端部)またはその周辺の外側となる位置などに設けられる。爪部45は、固定のものとしても良いが、横方向に開閉可能とするのが好ましい。爪部45は、引掛部12の本体(引掛部本体)に対して外側へ開くように取付けられる。引掛部12の本体に対する爪部45の取付けには、爪部45を閉方向へ付勢可能な付勢用のバネを有するバネヒンジ46などを用いることができる。
(6)引掛部12は、後側に位置する台車1の車輪1bの付根部1cを爪部45の奥部へと案内可能な案内用テーパ部51を有しても良い。
ここで、案内用テーパ部51は、引掛部12における無人搬送車2側の端部(前側端部)に設けられる。案内用テーパ部51は、前側へ進むに従い無人搬送車2の幅中心線の側(内側)へ向かう傾斜面などとされる。これに対し、爪部45は、前側へ進むに従い外側へ向かう傾斜形状に配置される。そして、爪部45と案内用テーパ部51とが合わされることでほぼV字状の凹部が形成される。
(7)爪部45は、後側に位置する台車1の車輪1bの付根部1cから引掛部12が外れるのを防止可能な返し部55を有しても良い。
ここで、返し部55は、爪部45における無人搬送車2側の端部(前側端部)またはその周辺の内側の位置に設けられる。返し部55は、内側へ向けて、案内用テーパ部51とほぼ平行に延びるものとされる。そして、返し部55の端部と、案内用テーパ部51との間(上記した凹部の入側)には、車輪1bの付根部1cがほぼ入る程度の間口部が形成される。返し部55の前側の縁部などには、必要に応じて、車輪1bの付根部1cを呼び込むためのテーパ部や角取部などを設けても良い。
(8)アームガイド13は、保持解放機構8による連結器可動部6の保持時(図3、図8)に、左右の開閉アーム11を閉じ、保持解放機構8による連結器可動部6の解放時(図4、図9)に、左右の開閉アーム11を開くものとしても良い。
ここで、保持解放機構8による連結器可動部6の保持により、連結器可動部6は、無人搬送車2に近付く前進位置へと移動される。反対に、保持解放機構8による連結器可動部6の解放により、連結器可動部6は、無人搬送車2から離れた後退位置へと移動される。そして、前進位置で左右の開閉アーム11が閉じ、後退位置で左右の開閉アーム11が開くようにするために、アームガイド13は、直進方向4における前進位置と後退位置との間で、且つ、(バネヒンジ18などの付勢手段によって)開方向へ付勢される開閉アーム11に対して外側となる位置に設置される。
アームガイド13は、例えば、上下方向に延びる円柱状のものなどとしても良い。この実施例では、アームガイド13の内側に、開閉アーム11の開閉をより円滑に案内できるようにするためのガイド面13aを設けるようにしても良い。例えば、アームガイド13を、平面視ほぼ扇形のものなどとして、開閉用のガイド面13aが、円弧状に近い曲面形状になるようにしても良い。
(9)アームガイド13は、左右一対設けられても良い。
そして、図8(図9)に示すように、左右一対のアームガイド13は、直進方向4の位置をズラして設置されるようにしても良い(位置ズレ量61)。
ここで、左右のアームガイド13を、直進方向4の位置をズラして設置するのは、開閉アーム11の閉作動に必要な荷重を低減するためである。開閉アーム11の閉作動に必要な荷重は、閉作動の開始時に一番重くなるので、左右のアームガイド13の位置ズレ量61は、左右の開閉アーム11の閉作動を、1つずつ時間差を有して開始させられる程度の僅かな量で良い。
これにより、アームガイド13を、連結器可動部6が前進位置にある時の開閉アーム11の基部に近い部分が当たる位置(即ち、開閉アーム11の閉作動に必要な荷重が最も大きくなる位置)などに設置することが可能になる。
なお、位置ズレ量61は、図面の都合上、アームガイド13の前端側の位置を基準にして示しているが、アームガイド13の後端側の位置や、連結器本体5に対する取付部の位置で示しても同様である。
(10)図15(図5)に示すように、連結器本体5は、上下傾動可能とされても良い。
ここで、連結器本体5は、それ自体で上下傾動可能な構造を備えるようにしても良いし、または、無人搬送車2に対して上下傾動可能に取付けられるようにしても良い。こ実施例では、連結器本体5のベースプレート5aと、取付部材5bとの間に、上下傾動用ヒンジ部65を設置するようにしている。
連結器本体5は、水平状態を基準として、上側と下側の両方に所要量だけ傾動できるようにしても良いし、または、水平状態を基準として、上側にのみ所要量傾動できるようにしても良いし、或いは、水平状態を基準として、下側にのみ所要量傾動できるようにしても良い。
この実施例では、水平状態から上側へ傾動できるようにしている。なお、連結器本体5には、水平状態に復帰させるための付勢手段を設けるのが好ましい。この実施例では、付勢手段として、上下傾動用ヒンジ部65に、連結器本体5を下方へ付勢可能な付勢用のバネを有するバネヒンジなどを用いるようにしている。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
先ず、台車連結機構3を用いて後続の台車1を連結する場合の動作について説明する。
連結前には、保持解放機構8によって、連結器可動部6を連結器本体5に保持固定させることで、左右一対の開閉アーム11を閉じた状態にしておく。
この状態で、無人搬送車2を後退し、連結器可動部6に取付けられた左右一対の開閉アーム11を閉じた状態のまま後側に位置する台車1へ近付けて行き、後側に位置する台車1(の前部)に連結器可動部6(の当壁6c)を当接させるようにする。これによって、連結器本体5に対し、連結器可動部6が、付勢手段7の付勢力や保持解放機構8の操作力などに抗して(直進方向4の)前方へ押込まれる。すると、この押込みによって、保持解放機構8が、連結器可動部6を連結器本体5から解放する。
すると、この保持解放機構8の解放動作によって、連結器可動部6は、付勢手段7の付勢力により、連結器本体5に対して後退位置へと変位する。このように、連結器可動部6が、連結器本体5に対して後退動すると、アームガイド13による案内や開閉アーム11の開付勢力などによって、連結器可動部6に設けられた左右一対の開閉アーム11が開く。
この開閉アーム11の開動作によって開閉アーム11の後側端部に設けられた引掛部12が、後側に位置する台車1を引掛可能な状態となる。この時、開閉アーム11を台車1の下側へ挿入させるようにすれば、引掛部12によって後側に位置する台車1の車輪1bの付根部1cを引掛けることが可能になる。車輪1bは台車1に必ず設けられているものなので、引掛部12による引掛けの対象物とするのに都合が良い。
この状態から更に、無人搬送車2を僅かに前進させることで、開閉アーム11の後側端部に設けられた引掛部12が後側に位置する台車1に対して前方へ移動し、後側に位置する台車1(の車輪1bの付根部1c)に後側から引掛かる。この際、左右の開閉アーム11が、台車1の車輪1b(左右の前輪)の間隔に応じて閉じると共に、引掛部12の爪部45が所要量開くことで、引掛部12が台車1(の車輪1bの付根部1c)に適合(フィット)する。この開閉アーム11および引掛部12による台車1(の車輪1bの付根部1c)への引掛けによって、後側に位置する台車1を直接連結または係止した状態になるので、以後は、無人搬送車2を前進することで後側に位置する台車1を牽引することができる。
上記連結動作を行う場合の、より具体的な状況について説明する。後続の台車1は、部品や工具などを搭載した状態で、無人搬送車2の走行経路外の位置に予め待機させておくようにする。そして、無人搬送車2が走行経路を走行して台車1の待機位置を通り過ぎると、無人搬送車2は、床面に貼付けられた台車1の連結を示す指標(マーカー)を検知して停止する。この状態では、無人搬送車2と後側で待機している台車1との幅中心線の位置や方向がズレた状態となっている。そのため、無人搬送車2は後側で待機している台車1へ向けて走行経路を外れるように斜めに後退することになる。無人搬送車2の後退はゆっくり行うと共に、連結器可動部6が後側で待機している台車1(の前部)に当接する直前で勢いを付けることで、付勢手段7の付勢力などに打勝って保持解放機構8における解放動作が確実に行われるようにする。
この連結作業は、無人搬送車2と後側に位置する台車1との中心位置がズレた状態から開始されるため、開いた左右の開閉アーム11の引掛部12は、後側に位置する台車1の左右の前輪に対して均等に引掛かるとは限らない状態となる。しかし、左右の開閉アーム11は、それぞれ別々の角度で開くことができると共に、左右の開閉アーム11が弾性部材31によって形成されているため、左右の開閉アーム11がそれぞれの状況に合わせて個別に開いたり撓んだりすることで、不均等な状態を吸収して確実に引掛部12を台車1の左右の前輪に引掛けることができる(図13など参照)。
また、その後に、無人搬送車2が後側に位置する台車1を牽引して走行経路外から走行経路内へと斜めに走行しながら戻る時や、走行経路に沿って曲線走行する時などにも、左右の開閉アーム11がそれぞれの状況に合わせて別々の角度で開いたり、個別に撓んだりすることで、後側に位置する台車1を支障なく牽引することができる。更に、左右の開閉アーム11を弾性部材31で構成することにより、例えば、左右の開閉アーム11を台車1の下側へ挿入する時や、左右の開閉アーム11が開く時などに、引掛部12が、後側に位置する台車1などへ直接当たったとしても、開閉アーム11が衝撃力を吸収することで、引掛部12の損傷などが防止される。
次に、台車連結機構3を用いて後続の台車1を連結解除する場合の動作について説明する。
保持解放機構8に対して、連結器可動部6が連結器本体5から分離解放されて、左右の開閉アーム11が開いた状態で、無人搬送車2を僅かに後退する。すると、左右一対の開閉アーム11の台車1(の車輪1bの付根部1c)に対する引掛状態が解除される。無人搬送車2を更に後退すると、後側に位置する台車1(の前部)に連結器可動部6が当接されて、連結器本体5に対し、連結器可動部6が、付勢手段7の付勢力などに抗して(直進方向4の)前方へ押込まれる。すると、この押込みによって、保持解放機構8が、連結器可動部6を連結器本体5に保持固定する。
すると、この保持解放機構8による保持動作に伴って、連結器可動部6は、連結器本体5に対して前進位置へと変位する。このように、連結器可動部6が、連結器本体5に対して前進動すると、アームガイド13の案内によって、連結器可動部6に設けられた左右一対の開閉アーム11が閉じる。この開閉アーム11の閉動作によって開閉アーム11の後側端部に設けられた引掛部12は、後側に位置する台車1を引掛けることができない状態になる。
その後、無人搬送車2を前進させることで、無人搬送車2は、台車連結機構3が後側に位置する台車1から切離された状態で単独で前進することになる。
上記連結解除の動作は、例えば、台車1を牽引しながら走行経路を走行している無人搬送車2が、床面に貼付けられた台車1の連結解除を示す指標(マーカー)を検知した時に行われる。無人搬送車2は、指標(マーカー)を検知すると一旦停止する。その後、無人搬送車2はゆっくり後退すると共に、台車1(の前部)に当接する直前で勢いを付けることで、付勢手段7の付勢力や保持解放機構8の操作力や開閉アーム11の開付勢力などに打勝って保持解放機構8における保持動作が確実に行われるようにする。連結解除によって台車1は、走行経路上などにそのまま残される。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)連結器本体5に対し、付勢手段7の付勢力などに抗して連結器可動部6を(直進方向4の)前方へ押込むと、保持解放機構8によって、連結器可動部6が連結器本体5に対して保持または解放される。保持解放機構8による保持と解放の動作は、上記した押込みを行うごとに交互に入れ替わる。連結器可動部6の押込みは、例えば、無人搬送車2を後退して後側に位置する台車1に当接させることで行わせることができる。これにより、連結・切離し操作を自動的に行わせて手作業による手間をなくすと共に、操作時間を短縮して台車1の連結や切離しに要する待ち時間などを短くすることができる。なお、無人搬送車2と台車1との当接時に発生する荷重は、保持解放機構8や、台車1の後退動などによって吸収される。
そして、保持解放機構8による保持または解放によって、連結器可動部6は、連結器本体5に対して前進位置または後退位置のどちらかへ変位した状態になる。連結器可動部6が、連結器本体5に対して前進または後退すると、アームガイド13に案内されるなどによって、連結器可動部6に設けられた左右一対の開閉アーム11が開または閉の状態になる。この開閉アーム11の開閉によって開閉アーム11の後側端部に設けられた引掛部12が、後側に位置する台車1を引掛または引掛解除できるようになる。この開閉アーム11および引掛部12による引掛または引掛解除によって、後側に位置する台車1を連結したり、切離したりすることが可能になる。
そして、上記した台車連結機構3をユニット化することにより、台車連結機構3を無人搬送車2に取付けるだけで、無人搬送車2は、簡単に台車1に対する連結機能を得ることができる。そして、この台車連結機構3は、汎用性を有するものとなっているため、台車連結機構3を用いることで、様々な種類の台車1に対して連結や切離しなどの操作を統一的に行うことができるようになる。しかも、台車1の側には、特に連結機構などを設ける必要がなくなるため、台車1の種類に応じて専用の連結機構をそれぞれ設けたりする必要をなくすことができ、また、専用の連結機構に応じた(それぞれ異なる)取扱いを行う手間などをなくすことができる。
(効果2)開閉アーム11を、後側に位置する台車1の下側へ挿入し、引掛部12を、後側に位置する台車1の車輪1bの付根部1cに対して直進方向4の後側から引掛けさせるようにしても良い。これにより、後側に位置する台車1の外部から目立たない部分を直接引掛けるようにして連結することができる。そして、(車輪1bを有している)台車1の全般に対して連結が可能な汎用性の高い台車連結機構3を得ることができ、一種類の台車連結機構3によって、大きさや形状などが異なる多くの種類の台車1を同様に連結することが可能になる。そのため、台車連結機構3の違いによって、連結ができなくなるような不具合をなくすことができる。また、台車連結機構3が作業の邪魔にならないように台車1を連結することができる。
そして、引掛部12を車輪1bの付根部1cに引掛けるようにしているため、引掛部12が車輪1bの動きを妨げることがない。また、引掛部12が車輪1bの付根部1cに引掛かることで、後側に位置する台車1に対して、開閉アーム11の引掛部12が引掛かる部分などを特に設置する必要をなくすことができる。但し、(例えば、上記したように、車輪1bの付根部1c以外の部分に引掛部12を引掛けるようにする場合などには、)台車1に対して、開閉アーム11の引掛部12が引掛かる部分を設けるようにしても良い。
(効果3)開閉アーム11は、弾性部材31によって構成しても良い。これにより、左右一対の開閉アーム11が状況に応じてそれぞれ独自に撓むことができるようになるため、例えば、曲線走行時や、無人搬送車2と後側に位置する台車1との幅中心線の位置や方向などが一時的にズレてしまったような時などでも柔軟に対応することができる。よって、例えば、無人搬送車2に対して連結器本体5を水平旋回可能に取付ける必要などをなくすことができ、その分、台車連結機構3の構造簡略化を図ることができる。また、開閉アーム11を弾性部材31で構成することにより、開閉アーム11が衝撃力を吸収する機能を持つようになるので、引掛部12の損傷などを防止することができる。
(効果4)引掛部12には、挿入用テーパ部41を設けても良い。これにより、台車1の下側への引掛部12や開閉アーム11の挿入を案内することができる。そのため、例えば、無人搬送車2と後側に位置する台車1との幅中心線の位置や方向などが一時的にズレているような場合であっても、容易且つ確実に引掛部12や開閉アーム11を挿入することができる。
(効果5)引掛部12には、開閉可能な爪部45を設けても良い。これにより、台車1の幅寸法や台車1の車輪1bの付根部1cの幅寸法などが異なっていても、爪部45が開閉することで柔軟に対応して、引掛部12を様々な台車1の車輪1bの付根部1cに対して最適且つ確実に係止させることができる。
(効果6)引掛部12には、案内用テーパ部51を設けても良い。これにより、台車1の車輪1bの付根部1cを案内用テーパ部51によって爪部45の奥部まで確実に案内することができる。
(効果7)爪部45には、返し部55を設けても良い。これにより、台車1の車輪1bの付根部1cから不本意に引掛部12が外れるのを返し部55によって防止することができる。よって、例えば、曲線走行時や、無人搬送車2と後側に位置する台車1との幅中心線の位置や方向などが一時的にズレてしまったような場合などでも、後側に位置する台車1を安定して牽引し続けることができる。
(効果8)保持解放機構8による連結器可動部6の保持時に、アームガイド13が、左右の開閉アーム11を案内して閉じさせることで、後側に位置する台車1を切離すことができる。反対に、保持解放機構8による連結器可動部6の解放時に、アームガイド13が、左右の開閉アーム11を案内して開かせることで、後側に位置する台車1を連結することができる。そして、アームガイド13を、上記のようなものとすることで、例えば、保持解放機構8による連結器可動部6の保持時に開閉アーム11が開き、解放時に開閉アーム11が閉じるように構成した場合と比べて、アームガイド13の構造を簡略化することができる。
(効果9)左右一対のアームガイド13は、直進方向4の位置を(前後に)ズラして設置するようにしても良い。これにより、左右の開閉アーム11を閉じる際に、左右の開閉アーム11を、時間差を有して1つずつ個別に閉じさせることなどができるようになるので、例えば、左右一対のアームガイド13を直進方向4の位置が同じとなるように設置して、左右の開閉アーム11を同時に閉じさせるようにした場合と比べて、開閉アーム11の閉作動に必要な荷重を低減することができる。
また、開閉アーム11の閉作動に必要な荷重が低減されることから、アームガイド13を、開閉アーム11の基部に近い部分を案内する位置(即ち、開閉アーム11の閉作動に必要な荷重が大きくなる位置)に設置できるようになるため、連結器本体5の全長を短くすることができる。
(効果10)連結器本体5は、上下傾動可能とされても良い。これにより、連結器本体5が上下に傾動することで、車輪1bの径寸法が異なる複数種類の台車1に対して柔軟に対応させることが可能になる。即ち、高さや車輪1bの径が異なる各種の台車1を1つの台車連結機構3にて連結し牽引することができるようになる。また、連結器本体5を上下傾動可能とするだけなので、構造的にも簡単である。
1 台車
1b 車輪
1c 付根部
2 無人搬送車
3 台車連結機構
4 直進方向
5 連結器本体
6 連結器可動部
7 付勢手段
8 保持解放機構
11 開閉アーム
12 引掛部
13 アームガイド
31 弾性部材
41 挿入用テーパ部
45 爪部
51 案内用テーパ部
55 返し部
61 位置ズレ量
65 上下傾動用ヒンジ部

Claims (10)

  1. 無人搬送車の直進方向の後部に取付けられた連結器本体と、
    該連結器本体に対して前記直進方向へ往復移動自在に設けられた連結器可動部と、
    該連結器可動部と前記連結器本体との間に介装されて、前記連結器可動部を前記直進方向の後方へ向けて付勢可能な付勢手段と、
    前記連結器本体と前記連結器可動部との間に設置されて、前記直進方向への押込みによって前記連結器可動部に対する保持および解放を交互に繰り返す保持解放機構と、
    前記連結器可動部に前記直進方向の後方へ向けて延設されると共に、前記連結器可動部に対して左右に開閉自在に設けられた左右一対の開閉アームと、
    該左右一対の開閉アームの後側端部に設けられて、後側に位置する台車に引掛可能な引掛部と、
    前記保持解放機構による前記連結器可動部の保持および解放に合わせて、前記左右の開閉アームの開閉を案内するアームガイドと、を有することを特徴とする台車連結機構。
  2. 請求項1に記載の台車連結機構において、
    前記開閉アームが、前記後側に位置する台車の下側へ挿入可能であると共に、
    前記引掛部が、前記後側に位置する台車の車輪の付根部に前記直進方向の後側から引掛可能であることを特徴とする台車連結機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載の台車連結機構において、
    前記開閉アームは、弾性部材によって構成されていることを特徴とする台車連結機構。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の台車連結機構において、
    前記引掛部は、前記後側に位置する台車の下側への前記開閉アームの挿入を案内可能な挿入用テーパ部を有していることを特徴とする台車連結機構。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の台車連結機構において、
    前記引掛部は、開閉可能な爪部を有していることを特徴とする台車連結機構。
  6. 請求項5に記載の台車連結機構において、
    前記引掛部は、前記後側に位置する台車の車輪の付根部を前記爪部の奥部へと案内可能な案内用テーパ部を有していることを特徴とする台車連結機構。
  7. 請求項5または請求項6に記載の台車連結機構において、
    前記爪部は、前記後側に位置する台車の車輪の付根部から前記引掛部が外れるのを防止可能な返し部を有していることを特徴とする台車連結機構。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の台車連結機構において、
    前記アームガイドは、前記保持解放機構による前記連結器可動部の保持時に、前記左右の開閉アームを閉じ、前記保持解放機構による前記連結器可動部の解放時に、前記左右の開閉アームを開くものであることを特徴とする台車連結機構。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の台車連結機構において、
    前記アームガイドは、左右一対設けられ、
    左右一対の前記アームガイドは、前記直進方向の位置をズラして設置されていることを特徴とする台車連結機構。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の台車連結機構において、
    前記連結器本体は、上下傾動可能とされていることを特徴とする台車連結機構。
JP2017179253A 2017-09-19 2017-09-19 台車連結機構 Active JP6902442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017179253A JP6902442B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 台車連結機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017179253A JP6902442B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 台車連結機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019051915A true JP2019051915A (ja) 2019-04-04
JP6902442B2 JP6902442B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=66014146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017179253A Active JP6902442B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 台車連結機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6902442B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021178561A (ja) * 2020-05-13 2021-11-18 株式会社リコー 連結装置、連結移動装置、自律移動装置及び誘導システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58104765U (ja) * 1982-01-12 1983-07-16 旭化成株式会社 自動連結、自動解除装置付台車
JP2006213144A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kanto Auto Works Ltd 搬送機及びそれを用いた搬送方法
JP2014091369A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Toyota Motor Corp 組立搬送装置
JP2014097784A (ja) * 2012-10-16 2014-05-29 Calsonic Kansei Corp 無人搬送車の連結装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58104765U (ja) * 1982-01-12 1983-07-16 旭化成株式会社 自動連結、自動解除装置付台車
JP2006213144A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kanto Auto Works Ltd 搬送機及びそれを用いた搬送方法
JP2014097784A (ja) * 2012-10-16 2014-05-29 Calsonic Kansei Corp 無人搬送車の連結装置
JP2014091369A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Toyota Motor Corp 組立搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021178561A (ja) * 2020-05-13 2021-11-18 株式会社リコー 連結装置、連結移動装置、自律移動装置及び誘導システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6902442B2 (ja) 2021-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5842276B2 (ja) 物品移載装置
US20080219825A1 (en) Article Transport Facility
JP6877300B2 (ja) 連結装置、自動牽引車及び自動牽引システム
JP5793407B2 (ja) 無人搬送車による台車の自動搬送システム
JP5370775B2 (ja) 物品保管設備
JP2019214322A (ja) 連結装置、搬送装置、および搬送システム
JP2019051915A (ja) 台車連結機構
JP5940035B2 (ja) 無人搬送車の連結装置
JP6419621B2 (ja) 台車連結構造
JP6552432B2 (ja) 被牽引台車
JP4437318B2 (ja) 搬送機及びそれを用いた搬送方法
CN113895503B (zh) 一种适用于对接上料的小车
JP2017057063A (ja) 設備機器
JP5347277B2 (ja) 無人搬送システム
CN109094679B (zh) 工装车底盘和工装车
JP6474341B2 (ja) 連結装置
KR101743465B1 (ko) 이송대차 시스템 및 이송대차 시스템의 고장차량 견인방법
JP6988751B2 (ja) 無人搬送システムおよび輪止め装置
JP6044387B2 (ja) 搬送装置
JP2020083004A (ja) 無人搬送車の台車連結装置
JP2021070424A (ja) 台車用ブレーキ、台車、自動搬送システム
JPH04328008A (ja) 運搬台車の従車連結方法および運搬台車の牽引装置
CN216886123U (zh) 机器人牵引料车用自动对接牵引装置
JP2543782Y2 (ja) コイル搬送装置におけるレール接続部の乗り移り装置
JPH0123881Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6902442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z03

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350