JP2019051888A - 電気駆動車両構造 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示されたものは、モータルーム内の左右両サイドを車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレームが設けられ、上記左右のフロントサイドフレームには、車幅方向に延びるクロスメンバが架け渡され、該クロスメンバの下部に車両駆動用モータが懸下されたものである。
仮に、ジャンクションボックス筐体とモータとの間の上下離間距離が短い場合には、三相ケーブルの筐体背面、モータ背面からの後方への張り出し量が大となるが、上記構成によれば、三相ケーブルの筐体背面、モータ背面からの後方への張り出し量の短縮を図ることができる。
上述の電源部は、車両後部のフロアパネル下に配置された主バッテリやレンジエクステンダ(ロータリエンジン等で構成される発電用のエンジン)に設定してもよい。
図面は電気駆動車両構造を示し、図1は当該電気駆動車両構造を示す斜視図、図2はその正面図、図3は図1の平面図、図4は図1の背面図である。
上述のモータルーム1内の左右両サイドを車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム2,2を設けている。
一方、車両左側のマウントブラケット7には、上方に延びるバッテリ支持突部7aが一体形成されており、図2、図3に示すように、該バッテリ支持突部7aと上述のバッテリ支持アーム9との上部には、バッテリトレイ10を介してバッテリ11が配置されており、バッテリトレイ10の車両前後方向中間部において、その車幅方向内外両片の上端部相互間はバッテリクランプ12で車幅方向に連結されている。この実施例では、上述のバッテリ11として鉛電池を使用した12Vバッテリを採用しているが、これに限定されるものではない。
図2に示すように、上述のモータユニット15は、車両右側に位置する車両駆動用の三相交流モータ16(以下、単にモータ16と略記する)と、車両左側に位置して減速機を構成するギヤボックス17と、モータハウジング16aの車両右側に設けられた開口を塞ぐための閉塞部材18と、ギヤボックス17のケーシング17aの車両左側に設けられた開口を塞ぐための閉塞部材19と、を一体ユニット化したものである。
ここで、車両左側においては、閉塞部材19の上部と支持装置13の下部とが、締結ボルトを用いて、車幅方向外側から車幅方向内側に向けて締結固定されており、車両右側においては、閉塞部材18の上部と支持装置14の下部とが、締結ボルトを用いて、車両前方から車両後方に向けて締結固定されている。これにより、クロスメンバ8の下部に上記モータ16を含むモータユニット15が懸下されたものである。
上述のジャンクションボックス40は、電線同士を結合、分岐、中継する際に用いる端子や端末を保護するための所謂接続箱であって、リレーを含む電気分配回路を収容するものである。
上述のDC−DCコンバータ60は高電圧を車載機器駆動用の低電圧(例えば、12V)に変換する変換器である。
すなわち、上述の第1底部21a、第2底部21b、第3底部21cは、電気ユニットE1下部のインバータ30の固定部を提供する底面部である。
この実施例では、左トレイ21および右トレイ22は、剛性部材、例えば、板厚が2.5mmの鉄板を用いて構成されているが、これに限定されるものではない。
すなわち、上述のクロスメンバ8の上面に左トレイ21を介してインバータ筐体31が載置され、当該インバータ筐体31の上面にジャンクションボックス筐体41が載置されたものである。
なお、上述のインバータ筐体31はアルミダイカストにより形成されている。
上述の上部開口45は、ボルト48を用いて蓋部材49で着脱可能に覆われる一方、底板部43は下面部43cを有しており、該下面部43cにはインバータ筐体31側の貫通孔31iと一致するバスバー挿通用の貫通孔43aが形成されている。
すなわち、下側に位置するインバータ筐体31と上側に位置するジャンクションボックス筐体41とが、それぞれ外周壁部31W、42Wが合致する複数箇所においてボルト35(第2ボルト)で上下方向に締結されたものである。
電気ユニットE1,E2を構成するインバータ30、ジャンクションボックス40、充電器50、DC−DCコンバータ60のうちのインバータ30とDC−DCコンバータ60とは、冷却水による冷却が必要な電気部品である。
また、上述のDC−DCコンバータ60のコンバータ筐体61における上壁前部側には、コンバータ筐体61内部のウオータジャケット(図示せず)に対して、冷却水の供給、排出を行なう一対の出入り口62,63(冷却水の出入り口)を設けている。
該モータ16はジャンクションボックス40からハーネスとしての三相ケーブル73,74,75で給電されるものである。
上述のモータハウジング16a背面側の接続部80と、ジャンクションボックス筐体40背面側の三相ケーブル接続部76と、は略上下方向の対応位置に設けられている。
なお、図1〜図4において、90はドライブシャフト、図3において、91はモータユニット15の下部マウントブラケットである。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
仮に、ジャンクションボックス筐体とモータとの間の上下離間距離が短い場合には、三相ケーブル73,74,75の筐体背面、モータ16背面からの後方への張り出し量の短縮を図ることができる。
この発明の車両駆動用モータ16に給電を行なうハーネスは、実施例の三相ケーブル73,74,75に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
2…フロントサイドフレーム
8…クロスメンバ
16…モータ
30…インバータ
31…インバータ筐体
38…出入り口(冷却水の出入り口)
40…ジャンクションボックス
41…ジャンクションボックス筐体
70…電源ケーブル接続部
71,72…電源ケーブル
73,74,75…三相ケーブル(ハーネス)
76…三相ケーブル接続部
Claims (2)
- 車両前部に配置されたモータルーム内の左右両サイドを車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレームを設け、
当該左右のフロントサイドフレーム間に車幅方向に延びるクロスメンバが架け渡され、
当該クロスメンバの上部に、入力された電気を昇圧して出力するインバータと、リレーを含む電気分配回路を収容するジャンクションボックスとが上下に積重なって載置され、
上記クロスメンバの下部に、上記ジャンクションボックスからハーネスで給電される車両駆動用モータが懸下された電気駆動車両構造であって、
上記クロスメンバの上面に上記インバータの筐体が載置され、
当該インバータの筐体の上面に上記ジャンクションボックスの筐体が載置され、
上記インバータ筐体の車両前方側に、冷却水の出入り口が設けられ、
上記ジャンクションボックス筐体の車両後方側に、三相ケーブルの接続部が設けられ、
当該三相ケーブルは、上記接続部から車両側面視で円弧状に屈曲して垂下して上記車両駆動用モータに接続されたことを特徴とする
電気駆動車両構造。 - 上記ジャンクボックス筐体の車両後方側に、車両後部に配置された電源部から車両前方に向けて配索された電源ケーブルを接続する電源ケーブル接続部が設けられたことを特徴とする
請求項1に記載の電気駆動車両構造。
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