JP2019046838A - エッジ研磨方法 - Google Patents

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法久 有福
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Abstract

【課題】エッジ研磨において、研磨液の管理の負担を軽減すること。【解決手段】エッジ研磨方法は、円盤形状のウエーハ(W)の外周エッジ(W1)を研磨するエッジ研磨方法であって、ウエーハの外径よりも小さい外径を有する回転テーブル(21)にウエーハを保持する保持ステップと、保持ステップを実施した後に、シリコンと固相反応を誘発する固相反応微粒子(81)とアルカリ微粒子(85)とを液状結合剤に混入し、液状結合剤を不織布に含浸させ乾燥してなる円筒形状の研磨パッド(47)の外周端面(47a)をウエーハの外周エッジに押圧し研磨パッドを回転させるとともに、回転テーブルを回転させ、純水を供給し溶解したアルカリ微粒子の作用によりウエーハの外周エッジを研磨する研磨ステップと、を含む。純水が供給されるため、アルカリ性水溶液のスラリーを供給する必要がなく、スラリーのpH管理を行う必要がない。【選択図】図2

Description

本発明は、ウエーハの外周エッジを研磨するエッジ研磨方法に関する。
一般的に、シリコンウエーハの製造においては、CZ法による単結晶シリコンインゴットの引き上げが行われ、次いでブロック切断、外筒研削、オリエンテーションフラット加工が実施される。そして、多数枚のシリコンウエーハへのスライス、ウエーハの外周エッジの面取り、ウエーハ表裏面のラッピング、ウエーハ表裏面の加工ダメージを除去するエッチング、面取り面を鏡面仕上げするエッジ研磨、ウエーハ表裏面を鏡面化する鏡面研磨の各工程が行われる。その後、最終洗浄、検査が施されて、製造されたシリコンウエーハが出荷される。
面取りされたウエーハの外周エッジの鏡面研磨を行うエッジ研磨は、円筒状に形成された研磨パッドを回転させ、スラリーを供給しながら、この回転中の研磨パッドの外周端面を、シリコンウエーハの外周エッジに押し当てる。これにより、面取り面が鏡面仕上げされ、以降の工程でのチッピングや、鏡面加工後のパーティクルの発生を抑えることができる。
特開2001−156030号公報
ところで、エッジ研磨において研磨液として供給されるスラリーは、研磨砥粒としての固相反応微粒子を含むアルカリ性水溶液で構成されている。シリコンウエーハのエッジ研磨は、このようにアルカリ性水溶液のスラリーを循環させて供給しながら行うため、スラリーのpH管理を行う必要があり、スラリー管理が煩雑になるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、エッジ研磨において、研磨液の管理の負担を軽減できるエッジ研磨方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様のエッジ研磨方法は、円盤形状のウエーハの外周エッジを研磨するエッジ研磨方法であって、ウエーハの外径よりも小さい外径を有する回転テーブルの回転中心にウエーハの中心を位置付けてウエーハを回転テーブルに保持する保持ステップと、保持ステップを実施した後に、シリコンと固相反応を誘発する固相反応微粒子とアルカリ微粒子とを液状結合剤に混入し、液状結合剤を不織布に含浸させ乾燥してなる円筒形状の研磨パッドの外周端面をウエーハの外周エッジに押圧し研磨パッドを回転させるとともに、回転テーブルを回転させ、純水を供給し溶解したアルカリ微粒子の作用によりウエーハの外周エッジを研磨する研磨ステップと、を含む。
この構成によれば、固相反応微粒子及びアルカリ微粒子が含まれる研磨パッドに、純水を供給することでアルカリ微粒子が溶解してアルカリ溶液が生成する。そして、アルカリ溶液が作用することで固相反応微粒子が働いて、ウエーハの外周エッジを良好に研磨できる。純水が供給されるため、アルカリ性水溶液のスラリーを供給する必要がない。よって、スラリーのpH管理を行う必要がないため、オペレータの研磨液の管理の負担が軽減される。
本発明によれば、エッジ研磨において、研磨液の管理の負担を軽減できる。
本実施の形態に係る研磨装置の斜視図である。 本実施の形態に係る研磨パッドとウエーハとの接触位置の拡大図である。 本実施の形態に係る保持ステップを示す図である。 本実施の形態に係る研磨ステップを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係るウエーハの外周エッジを研磨するエッジ研磨方法について説明する。
まず、本実施の形態に係るエッジ研磨方法に用いる研磨装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る研磨装置の斜視図である。本実施の形態に係るウエーハWは円盤形状を有しており、例えばシリコンウエーハからなる。ウエーハWの外周エッジW1(図2参照)は、面取りされている。
研磨装置1には、ウエーハWの外径よりも小さい外径を有する回転テーブル21が設けられている。回転テーブル21の下方には、回転テーブル21をZ軸回りに回転させる回転手段(不図示)が設けられている。回転テーブル21の表面には、多孔質のポーラス材によってウエーハWを吸着する保持面23(図2参照)が形成されている。保持面23は、回転テーブル21内の流路を通じて吸引源(不図示)に接続されており、保持面23に生じる負圧によってウエーハWが吸引保持される。
回転テーブル21の隣に配置される研磨手段41は、モータ(不図示)を含むスピンドル43の上端に研磨パッド47を設けて構成されている。研磨パッド47は円筒形状に形成されており、スピンドル43に回転可能に装着され、スピンドル43の駆動によってZ軸回りに回転される。また、研磨装置1には、研磨パッド47を水平方向に移動する移動手段(不図示)が設けられており、回転テーブル21に保持されるウエーハWに向かって研磨パッド47の移動が可能になっている。このように構成された研磨装置1では、回転テーブル21に保持されるウエーハWが回転テーブル21の回転により回転し、回転する研磨パッド47がウエーハWに近付けられる。そして、研磨パッド47の外周端面47aがウエーハWの外周エッジW1(図2参照)に回転接触することで、ウエーハWの外周エッジW1が研磨される。
研磨手段41と回転テーブル21の近くには、研磨パッド47とウエーハWとの接触位置に向けて純水を吹き付けるように、一対の噴射ノズル65、66が設けられている。一対の噴射ノズル65、66は、ウエーハWの外周エッジW1(図2参照)と研磨パッド47の外周端面47aとの接触位置を上下から挟むように配設されている。一対の噴射ノズル65、66には配管を介して純水供給源61が接続されており、噴射ノズル65、66はそれぞれ純水供給源61から供給される純水を噴射する。
研磨装置1には、装置各部を統括制御する制御部70が設けられている。制御部70は、噴射ノズル65、66を制御する。制御部70は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。
ここで、ウエーハの面取り面を鏡面仕上げするエッジ研磨では、スラリーを供給しながら、回転する研磨パッドの外周端面を、ウエーハの外周エッジに押し当てることで、面取りされた外周エッジを鏡面加工する。しかしながら、このエッジ研磨方法はアルカリ性水溶液のスラリーを供給しながら行われるため、スラリーがエッジ研磨に適したpHに維持されるように、スラリーのpH管理を行う必要があった。また、スラリーを供給する配管がスラリーに含まれる遊離の固相反応微粒子で目詰まりを起こす場合があった。そこで、本実施の形態においては、固相反応微粒子及びアルカリ微粒子が含まれる研磨パッドを用いてエッジ研磨を行う。これにより、研磨パッドに純水を供給することでアルカリ微粒子が溶解してアルカリ溶液が生成するため、アルカリ性の溶液を扱う必要がない。また、遊離の固相反応微粒子を供給しながらウエーハを研磨する必要がないため、配管の固相反応微粒子による目詰まりを防止できる。よって、アルカリ性水溶液のスラリーを供給する必要がなく、スラリーのpH管理を行う必要がない。
以下、図2を参照して、研磨パッド47の構成について詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係る研磨パッドとウエーハとの接触位置の拡大図である。
図2に示すように、研磨パッド47は円筒形状に形成され、スピンドル43(図1参照)の上端に回転可能に装着されている。研磨パッド47の外周端面47aは、ウエーハWに対する研磨面となっている。研磨パッド47は、シリコンと固相反応を誘発する固相反応微粒子81、及びアルカリ微粒子85が液状結合材に混入され、この液状結合材を含浸させた不織布が乾燥されて形成されている。固相反応微粒子81としては、SiO、CeO、ZrO等が用いられる。固相反応微粒子81の粒径は、ウエーハWを傷つけることを抑制する観点から、例えば2μm以下であることが好ましい。
アルカリ微粒子85としては、純水供給源61(図1参照)から研磨パッド47に供給される純水により溶解した際に、pH10以上pH12以下となることが好ましい。アルカリ微粒子85としては、炭酸ナトリウム、ピペラジン、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、酸化カルシウム、炭酸カリウム、酸化マグネシウム等であることが好ましい。
また、液状結合剤としては、例えばウレタンを溶媒で溶解した液体が用いられ、溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトン、酢酸エチル、メチルエチルケトン等が用いられる。研磨パッド47には、固相反応微粒子81及びアルカリ微粒子85が、それぞれ2種類以上含まれていてもよい。
このように構成される研磨パッド47は回転しながら、回転テーブル21に保持されるウエーハWに接近して、研磨パッド47の外周端面47aがウエーハWの外周エッジW1に押圧されてウエーハWの外周エッジW1が研磨される。回転テーブル21の外径は、ウエーハWの外径よりも小さく形成されているため、ウエーハWの外周エッジW1が突出して、外周エッジW1が研磨パッド47に当てられ易くなる。また、研磨パッド47は柔軟性を有しているため、研磨パッド47がウエーハWに押圧された際に、ウエーハWを傷つけることが防止される。また、ウエーハWの外周形状に沿って研磨パッド47が変形するため、ウエーハWの外周エッジW1が効果的に研磨される。
この際、研磨パッド47とウエーハWとの接触位置に、純水供給源61(図1参照)から噴射ノズル65、66(図1参照)を介して、純水が供給される。研磨パッド47とウエーハWとの接触位置に供給された純水は研磨パッド47の研磨面に広がって、研磨パッド47に含まれるアルカリ微粒子85としての例えば炭酸ナトリウムが溶解される。これにより、アルカリ溶液が生成されることで、研磨パッド47に含まれる固相反応微粒子81が働いて、ウエーハWの外周エッジW1を良好に研磨できる。
このように、研磨パッド47に固相反応微粒子81が含まれているため、遊離の固相反応微粒子を含むスラリーを供給しながらウエーハWを研磨する必要がない。また、研磨パッド47にアルカリ微粒子85が含まれており、研磨パッド47に純水を供給することでアルカリ微粒子85が溶解してアルカリ溶液が生成されるため、アルカリ性の溶液を取り扱う必要がなく、アルカリ性水溶液のpH管理を行う必要がない。また、研磨パッド47が回転することによる遠心力で、アルカリ溶液が研磨パッド47の外周側に移動するため、研磨面で固相反応微粒子81を効果的に作用させることができる。
以下、図3及び図4を参照して、本実施の形態に係るウエーハWの外周エッジW1を研磨するエッジ研磨方法について説明する。エッジ研磨方法は、回転テーブル21にウエーハWを保持する保持ステップと、純水を供給しながら研磨パッド47に含まれるアルカリ微粒子85を溶解して研磨パッド47でウエーハWの外周エッジW1を研磨する研磨ステップと、を含んでいる。図3は本実施の形態に係る保持ステップ、図4は本実施の形態に係る研磨ステップを示す図である。
図3に示すように、保持ステップが実施される。外周エッジW1が面取りされたウエーハWは、回転テーブル21に搬入され、ウエーハWは、その中心を回転テーブル21の回転中心に位置付けて回転テーブル21の保持面23に保持される。
図4に示すように、保持ステップの後には、研磨ステップが実施される。移動手段(不図示)により、研磨パッド47が回転テーブル21に保持されるウエーハWに接近される。
回転テーブル21がZ軸回りに回転されるとともに、研磨パッド47もZ軸回りに回転テーブル21と同一方向に回転される。そして、移動手段(不図示)により研磨パッド47がウエーハWに向かって所定量移動されることで、研磨パッド47の外周端面47aがウエーハWの外周エッジW1に押圧される。研磨パッド47の外周端面47aがウエーハWの外周エッジW1全体に回転接触され、ウエーハWの外周エッジW1が研磨される。
このとき、純水供給源61から配管を通って一対の噴射ノズル65、66に純水が供給され、噴射ノズル65、66によって、ウエーハWと研磨パッド47との接触位置に向けて上下から純水が噴射される。ウエーハWと研磨パッド47との接触位置には、例えば1分間に0.05〜0.2リットルの割合で純水が供給される。純水は研磨パッド47の研磨面に広がり、研磨パッド47に含まれるアルカリ微粒子85が溶解されアルカリ溶液が生成される。制御部70(図1参照)は、噴射ノズル65、66を制御して、接触位置に供給される純水の供給量を調整し、アルカリ溶液がpH10以上pH12以下となるように生成される。これにより、ウエーハWにアルカリ溶液が供給されながらウエーハWの外周エッジW1が研磨される。
このようにして研磨ステップを実施することにより、アルカリ微粒子85が溶解して生成したアルカリ溶液で、研磨パッド47に含まれる固相反応微粒子81が強く働いてウエーハWの外周エッジW1が所定量研磨されるとともに、アルカリ溶液によりエッチングされる。これにより、ウエーハWの外周エッジW1が良好に鏡面仕上げされる。
研磨パッド47には固相反応微粒子81とともにアルカリ微粒子85が含まれるため、研磨ステップにおいて純水を供給することによりアルカリ微粒子85が溶解されてアルカリ溶液が生成される。これにより、純水が供給されることで、アルカリ溶液が作用して研磨パッド47に含まれる固相反応微粒子81が働くため、遊離の固相反応微粒子を含むスラリーを供給する必要がなく、純水を供給する配管が遊離の固相反応微粒子で目詰まりすることが防止されて、配管の管理の負担が軽減される。また、アルカリ性水溶液のスラリーを供給する必要がないため、スラリーのpH管理を行う必要がなく、研磨液の管理の負担が軽減される。また、アルカリ溶液を供給するためのアルカリ溶液供給源を研磨装置1に設ける必要がなく、簡易な装置構成でウエーハWを研磨することができる。
以上のように、本実施の形態に係るエッジ研磨方法は、固相反応微粒子81及びアルカリ微粒子85が含まれる研磨パッド47に、純水を供給することでアルカリ微粒子85が溶解してアルカリ溶液が生成する。そして、アルカリ溶液が作用することで固相反応微粒子81が働いて、ウエーハWの外周エッジW1を良好に研磨できる。純水が供給されるため、アルカリ性水溶液のスラリーを供給する必要がない。よって、スラリーのpH管理を行う必要がないため、オペレータの研磨液の管理の負担が軽減される。
上記実施の形態においては、ウエーハWと研磨パッド47との接触位置に向けて上下から純水を吹き付けるように一対の噴射ノズル65、66が設けられる構成としたが、接触位置に純水が供給されれば、どの位置に設けられていてもよい。例えば、噴射ノズルは接触位置の上側又は下側のいずれかに設けられる構成としてもよい。また、研磨パッド47の内周側に存在するアルカリ微粒子85を効率的に利用するために、噴射ノズルは移動される構成としてもよい。これにより、研磨パッド47の内周側に純水が効果的に供給されるため、研磨パッド47の内周側に存在するアルカリ微粒子85を効果的に溶解させることができる。研磨パッド47の内周側で生成したアルカリ溶液は、研磨パッド47の回転による遠心力で研磨パッド47の外周側の研磨面に移動される。このため、研磨パッド47のアルカリ微粒子85を効率的に利用することができ、研磨パッド47を長持ちさせることができる。
また、上記実施の形態においては、研磨パッド47は円筒形状としたが、この構成に限定されない。研磨パッド47の形状は、ウエーハWの外周エッジW1を研磨できれば、特に限定されない。例えば、円錐形状、球形状、円錐台形状、内周面が研磨面となる円環形状、研磨面の上下の中間位置がくびれた形状でもよい。
また、上記実施の形態においては、研磨ステップにおいて、純水供給源61に収容される純水が供給される構成としたが、純水は研磨装置1が設置される工場内の配管から供給されてもよい。
また、上記実施の形態においては、ウエーハWとして、シリコンで構成される半導体ウエーハが用いられる構成としたが、ガリウム砒素等で構成されていてもよい。また、半導体デバイスウエーハ、光デバイスウエーハ、無機材料基板等が用いられてもよい。半導体デバイスウエーハとしては、デバイス形成後のシリコンウエーハや化合物半導体ウエーハ等が用いられてもよい。光デバイスウエーハとしては、デバイス形成後のサファイアウエーハやシリコンカーバイドウエーハ等が用いられてもよい。無機材料基板としてはサファイア、セラミックス、ガラス等が用いられてもよい。
また、本発明の各実施の形態を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記各実施の形態を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
本実施の形態では、本発明をウエーハの外周エッジを研磨加工する研磨装置に適用した構成について説明したが、粒子を含むことが可能な加工具でウエーハWを加工する加工装置に適用することも可能である。
以上説明したように、本発明は、エッジ研磨において、研磨液の管理の負担を軽減できるという効果を有し、特にウエーハの外周エッジを研磨するエッジ研磨方法に有用である。
1 研磨装置
21 回転テーブル
23 保持面
47 研磨パッド
47a (研磨パッドの)外周端面
61 純水供給源
65、66 噴射ノズル
81 固相反応微粒子
85 アルカリ微粒子
W ウエーハ
W1 (ウエーハの)外周エッジ

Claims (1)

  1. 円盤形状のウエーハの外周エッジを研磨するエッジ研磨方法であって、
    ウエーハの外径よりも小さい外径を有する回転テーブルの回転中心にウエーハの中心を位置付けてウエーハを該回転テーブルに保持する保持ステップと、
    該保持ステップを実施した後に、シリコンと固相反応を誘発する固相反応微粒子とアルカリ微粒子とを液状結合剤に混入し、該液状結合剤を不織布に含浸させ乾燥してなる円筒形状の研磨パッドの外周端面をウエーハの外周エッジに押圧し該研磨パッドを回転させるとともに、該回転テーブルを回転させ、純水を供給し溶解したアルカリ微粒子の作用によりウエーハの外周エッジを研磨する研磨ステップと、を含むことを特徴とするエッジ研磨方法。
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