JP2019044443A - 天井補強構造およびその形成方法 - Google Patents

天井補強構造およびその形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】天井板の剥落を防止するために、天井全体を破断防止膜で覆う方法はすでに紹介されていた。しかし、破断防止膜で天井板を覆うのでは強度的に不足していた。【解決手段】天井板に設けられた貫通孔と、前記貫通孔を塞ぐ支持材と、前記支持材と上部構造体とを連結させる連結ロッドと、前記支持材および前記天井板の下面を一体化させる天井膜を有する天井補強構造は、天井全体を覆う天井膜を支持材の平面部分と一体化させるので、天井板が剥落しても天井膜破れを抑制することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、天井の落下防止構造に係るものである。
大きな地震に対して建物自体は崩落を回避するためのさまざまな構造が建築分野で提案されている。たとえば、天井の構造に関しては、仮に天井板に割れが生じて独立した破断片になったとしても、小片に分かれて落下しないように、天井面に樹脂材料を被覆することにより一体化させる発明が知られている(特許文献1)。通常天井は複数の天井板によって形成されている。したがって、天井面を樹脂材料からなる破断防止膜で一体化させることによって、割れの結果、独立した破断片ができたとしても、落下してこないようにしたものである。
特開2017−040119号公報
特許文献1のように、天井全体を破断防止膜で保護することで、天井全体の落下を防止するのは地震などの災害時の安全性向上という点で望ましい。しかし、天井自体の支持構造から天井が脱離してしまうと、破断片が飛散することは防止できるものの、天井の一部若しくは全体の落下のおそれは回避できない。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、天井板同士を一体化させるように形成した塗布膜をさらに支持する天井補強構造およびその形成方法を提供するものである。
より具体的に本発明に係る天井補強構造は、
天井板に設けられた貫通孔と、
前記貫通孔を塞ぐ支持材と、
前記支持材と上部構造体とを連結させる連結ロッドと、
前記支持材および前記天井板の下面を一体化させる天井膜を有することを特徴とする。
本発明に係る天井膜は、支持材と天井板の下面を一体化する天井膜を形成し、それを連結ロッドにて上部構造体と連結するので、複数の天井板が天井膜と一体化するとともに、天井膜と一体化された支持材が連結ロッドで上部構造体に連結されることにより複数の天井板の補強構造を形成する。そのため地震等の外部からの衝撃が加わった際に複数の天井板の破損を妨げる。さらに、万一、地震等の外部からの衝撃が加わった際に天井板が割れ、天井板の支持構造から脱離してしまった際にも、天井膜が天井板の破断片が飛散することを妨げる。また、仮に支持構造から脱離してしまっても、天井板若しくは天井板の破断片が落下することを妨げる。
本発明に係る天井補強構造を示す図である。 天井補強構造における支持板(支持材)と天井板と天井膜の関係を示す図である。 支持板の変形例を示す図である。 支持板の変形例を示す図である。 支持材としてフラットバーを示す図である。 フラットバーと天井板と天井膜の関係を示す図である。
以下に本発明に係る天井補強構造および天井補強構造の形成方法について図面を用いながら説明を行う。以下の説明は本発明の一実施形態を説明するものであり、本発明は以下の説明に限定されるものではない。つまり、以下の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない限りにおいて、改変することができる。
図1に本発明に係る天井補強構造1を示す。図1(a)は、建物のフロア80とスラブ82(以後「上部構造体82」ともいう。)および天井板10を示す側面からの断面図である。また図1(b)は、天井板10およびその支持構造84を上方から見た斜視図である。なお、以後の説明において、「上」はスラブ82方向を言い、「下」はフロア80方向を言う。
天井板10が上部構造体82に支持される支持構造84は特に限定されるものではない。例えば、上部構造体82に一端を固定された吊ボルト86の他端にハンガーを介して野縁受け90を懸架し、天井板10と接合した野縁88を野縁受け90にボルト若しくはナットで固定するといった通常の方法が好適に利用できる。なお、図1(b)では支持構造84の一部だけを示している。
図2には、図1(b)のA―A断面(図2(a))と、図1(b)のA1方向からの平面図(図2(b))を示す。ただし、図2(b)では天井膜20は省略している。図1および図2を参照して、天井補強構造1は、天井板10に形成された貫通孔10hと、支持材12、連結ロッド16、天井膜20を有する。
天井板10に設けられる貫通孔10hは、1枚の天井板10内に設けられるのが好ましい。言い換えると、貫通孔10hは、天井板10同士を跨いで形成されないのが好ましい。天井板10が、ずれる場合は、まず天井板10同士の間に剪断力がかかる。そのような箇所で天井膜20を支持すると天井膜20が開裂しやすいからである。
貫通孔10hは、天井板10を支持構造84で上部構造体82から懸架する前に天井板10に形成してもよい。しかし、本発明に係る天井補強構造1では、天井板10を上部構造体82に懸架した後から形成してもよい。すなわち、本発明に係る天井補強構造1はすでに完成している天井に後から施工することもできる。
支持材12は、貫通孔10hを塞ぐ平状部材である。形状は特に限定されるわけではないが、円形状の支持板12a若しくは平板状のフラットバー12b(図5参照)が好適に利用できる。図1から図4までは、支持材12として支持板12aを用いた場合について示している。貫通孔10hの形状も特に限定されないが、円形状の貫通孔10hは容易に設けられる。
ここでは、円形状の貫通孔10hを円形状の支持板12aで塞ぐ場合について説明を続ける。支持板12aの外縁12azは、貫通孔10hの内縁10haに干渉しない。言い換えると、支持板12aは貫通孔10h内に配置される。
図2(a)を参照して、支持板12aの外縁12azは、上方に折り曲がっており上向側壁12aaを形成している。上向側壁12aaと天井板10の貫通孔10hの内縁10haには上下方向の筒状のスペース11(図2(b)参照)が設けられる。支持板12aは、天井板10の貫通孔10hの内縁10haと干渉しないので、隙間が生じている。筒状のスペース11があることで、この隙間を充填剤22で埋めやすくしている。
また、支持板12aの上面中央には、円筒状のネジ受け部12abが設けられる。後述する連結ロッド16と連結するためである。
図2(b)を参照して支持板12aの下面12ad(図2(a)参照)には後述する天井膜20との接着性を高めるために、アンカー構造14が設けられていてもよい。アンカー構造14は、サブミリ乃至数ミリ程度の大きさの溝構造、孔構造もしくは凹凸構造といったラフ面である。このような構造の面は天井膜20の接着性を高めることができる。図2(b)では、孔構造が設けられていることが示されている。
連結ロッド16は、一端16aが上部構造体82に埋設される。埋設の方法は特に限定されるものではない。また、他端16bは、支持板12aのネジ受け部12abに連結される。連結の際には、支持板12aの下面12adは天井板10の下面10dと面一になるように調整される。これは、連結ロッド16の他端16bに支持板12aを固定する工程といってよい。
天井板10がすでに上部構造体82に固定されている場合は、上部構造体82に連結ロッド16を埋設するためには、ドリル等の工具を天井板10より上部構造体82側に入れる必要がある。この時貫通孔10hが比較的広い孔なので、天井板10が設置された後であっても、本発明に係る天井補強構造1を施工することができる。すなわち、本発明に係る天井補強構造1では、天井板10に貫通孔10hを形成し、その貫通孔10hを通して連結ロッド16を上部構造体82に固定することができる。
もちろん、天井の施工前から天井補強構造1を組み込むことができるのであれば、上部構造体82の所定の位置に連結ロッド16を固定しておき、連結ロッド16の位置に合わせて貫通孔10hを設けた天井板10を配置してもよい。
また、支持板12aと貫通孔10hとの間には、上部構造体82から連結ロッド16による支持板12aの固定が多少ずれて傾いても取付け可能なように、隙間が形成される。この隙間は、後述の天井膜20の材料で埋めるのが好ましいが、パテ等の充填剤22を埋めてもよい。
天井膜20は、貫通孔10hを支持板12aで塞いだ後に、天井板10の下側から天井膜20の材料(「天井膜材」と呼んでもよい。)を吹き付け若しくは塗布することで形成される。天井膜20は、天井板10が割れ、吊ボルト86(図1(b)参照)などによる支持構造84から脱離した際に天井板10を支えることができる材料であるのが望ましい。たとえば、天井膜20には、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂といった各種樹脂材及びこれらの混合材、若しくはゴム材等も利用することができる。吹き付けの場合には、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が好適である。
また、天井板10の下面10dおよび支持板12aの下面12adには接着層20aとして接着力の強いエポキシ樹脂等を用い、接着層20aの下側には保持層20bとして、切断されにくいウレタン樹脂、シリコン樹脂、ゴム材等を用い、複数の層構造としてもよい。
この際に、支持板12aの下面12adにアンカー構造14が施してあると、天井膜20と支持板12aとの接着力は向上する。また、アンカー構造14に支持板12aを貫通する孔構造が形成されていると、孔を通じて支持板12aの下面12adから上面12auにはみ出した天井膜20の一部が支持板12aを咬むことになるので、接着力はより向上する。
また貫通孔10hは、天井膜20が乾燥する際に揮発剤の抜け道になるので、天井膜20が乾燥しやすくなるという効果も有する。
本発明において、支持材12と天井板10の下面10dを天井膜20で一体化させるとは、天井膜20が、支持材12および天井板10の下面10dと接着され、さらに天井膜20が複数の天井板10に渡って連続している状態をいう。したがって、天井膜20は支持材12と接着され(「天井膜20が支持材12と一体化された」といってもよい。)、天井膜20は天井板10の下面10dと接着され(「天井膜20が天井板10の下面10dと一体化された」といってもよい。)る。
以上の構造を有する天井補強構造1の働きについて説明する。天井補強構造1では、複数の天井板10が天井膜20と一体化するとともに、天井膜20と一体化された支持材12が連結ロッド16で上部構造体82に連結されることにより複数の天井板10の補強構造を形成し、地震等の外部からの衝撃が加わった際に複数の天井板10の破損を妨げる。さらに、万一、地震等の外部からの衝撃が加わった際に天井板10が割れ、天井板10の支持構造84から脱離してしまった際にも、天井膜20が天井板10の破断片が飛散することを妨げる。また、仮に支持構造84から脱離してしまっても、天井板10若しくは天井板10の破断片が落下することを妨げる。
この際、支持構造84からの支持を失った天井板10は、上部構造体82に連結された連結ロッド16、支持材12(支持板12a)と、支持材12に接着された天井膜20によって支持される。
図3には、支持板12aが天井板10の下面10dより上側にある場合を示す。天井膜20は、貫通孔10hの大きさ分だけ下方から見ると凹む。
図3(b)には、この凹みを隠すカバー板24を配置した状態を示す。カバー板24は、天井膜20を通して支持板12aと連結されることで固定される。このような構造により、天井膜20と支持板12aの一体化を向上できる。さらに、天井膜20の下面20dとカバー板24の下面24dは面一になり、見栄えもよくなる。
図4には支持板12aの外縁12azから下方に延設された下向側壁12ayが設けられた場合を示す。このような構造であると、支持板12aの下面12adおよび下向側壁12ayの内面12ayaが天井膜20と接着していることとなるので、天井膜20による天井板10の下面10dと支持板12aの一体性がより高くなる。さらに、L字曲がりの天井膜20は平面の天井膜20より強度が増加し、開裂しにくい。
図4(b)には、この構造にカバー板24を配置した場合を示す。カバー板24の径24Rは、図3(b)のように貫通孔10hの径10hRより小さくても良いが、大きい方が好ましい。カバー板24が貫通孔10hより大きければ、上部構造体82から連結ロッド16による支持板12aの固定が多少ずれて傾いても、その傾きを目立たなくすることができる。
なお、図3や図4の支持板12aについても下面12adおよび下向側壁12ay(下向側壁12ayの内面12ayaを含む。)にアンカー構造14が施されていてもよい。
図5には、支持材12としてフラットバー12bを用いた場合を天井裏側から見た状態で示している。フラットバー12bの幅12bwは、貫通孔10hの径10hRより幅広で長い平板状部材である。貫通孔10hは天井板10内に設けられている。フラットバー12bは、天井板10を跨ぐように配置される。そして、貫通孔10hが設けられている部分で上部構造体82(図1参照)と連結される。なお、図5では、天井板10を支持する支持構造84は省略している。
図6(a)は、図5のB−B断面を示す。また図6(b)は図5のC−C断面を示す。図6(a)を参照して、フラットバー12bの幅12bwは貫通孔10hの径10hRより大きい。フラットバー12bには、貫通孔10hに合わせた位置に貫通孔12bhが設けられている。言い換えると、天井板10に設けられる貫通孔10hは、フラットバー12bに設けられた貫通孔12bhに合わせて設けられている。
なお、支持材12としてフラットバー12bを用いる場合であっても、すでに形成された天井板10に貫通孔10hを設け、その貫通孔10hを通して連結ロッド16を上部構造体82に連結することもできる。
一端が上部構造体82と連結する連結ロッド16の他端16bには、ネジ受け16baが設けられている。そして、ネジ30によってフラットバー12bは連結ロッド16に締結されている。この時、フラットバー12bの上面12buは、所定厚み分Δtだけ天井膜20に埋設されている。本発明において、支持材12と天井膜20が一体化するという意味には、このように一部が埋まり込んだ状態も含む。
フラットバー12bと天井膜20をこのような状態に形成するには、まず、天井板10を上部構造体82(図1参照)に固定し、フラットバー12bの貫通孔12bhに相当する位置に貫通孔10hを形成する。次に天井膜20を形成する材料(天井膜材)を吹き付け形成する。なお、予め貫通孔10hから上部構造体82に連結ロッド16の一端16a(図1(a)参照)を固定し、連結ロッド16の他端16bのネジ受け16baを天井板10の貫通孔10hまで懸架しておくのがよい。
天井膜20を吹き付けたら、天井膜20が完全に乾燥する前に、フラットバー12bを取り付ける。この時、フラットバー12bの上面12buから所定厚み分Δtだけ天井膜20に埋没する程度に押し込み固定する。この状態で天井膜20が乾燥すると、フラットバー12bと天井膜20は一体化される。
なお、フラットバー12bの上面12buにはアンカー構造14が施されていてもよい。フラットバー12bの上面12buは所定厚み分Δtだけ天井膜20に埋設される。この際上面12buにアンカー構造14が施されていれば、天井膜20との接着力はより高くなる。
また、以上の変形例を含めて、天井補強構造1を施した後に、化粧塗料を塗布し、化粧膜34(図6(b)だけに示した)を形成してもよい。化粧膜34は少なくとも天井膜20の下側に設けられる。天井補強構造1にカバー板24を使用した部分では、カバー板24の下面24d(図3(b)参照)に化粧膜34が形成されていてもよい。
本発明に係る天井補強構造は、施工前若しくは施工後の天井の補強に好適に利用することができる。
1 天井補強構造
10 天井板
10d (天井板の)下面
10ha (天井板の)内縁
10h (天井板の)貫通孔
10hR (天井板の)径
12 支持材
12a 支持板
12aa (支持板の)上向側壁
12ab (支持板の)ネジ受け部
12au (支持板の)上面
12ad (支持板の)下面
12az (支持板の)外縁
11 スペース
12ay (支持板の)下向側壁
12aya (下向側壁の)内面
12b フラットバー
12bu (フラットバーの)上面
12bw (フラットバーの)幅
12bh (フラットバーの)貫通孔
Δt 所定厚み分
14 アンカー構造
16 連結ロッド
16a (連結ロッドの)一端
16b (連結ロッドの)他端
16ba (連結ロッドの)ネジ受け
20 天井膜
20d (天井膜の)下面
20a (天井膜の)接着層
20b (天井膜の)保持層
22 充填剤
24 カバー板
24d (カバー板の)下面
24R (カバー板の)径
34 化粧膜
80 フロア
82 スラブ
82 上部構造体
84 支持構造
86 吊ボルト
88 野縁
90 野縁受け

Claims (12)

  1. 天井板に設けられた貫通孔と、
    前記貫通孔を塞ぐ支持材と、
    前記支持材と上部構造体とを連結させる連結ロッドと、
    前記支持材および前記天井板の下面を一体化させる天井膜を有する天井補強構造。
  2. 前記支持材が前記貫通孔内に配置される支持板である請求項1に記載された天井補強構造。
  3. 前記支持板の下面にアンカー構造を有する請求項2に記載された天井補強構造。
  4. 前記支持板の下面は、前記天井板の下面と面一である請求項2または3の何れかの請求項に記載された天井補強構造。
  5. 前記支持板の下面は、前記天井板の下面より上側に配置された請求項2または3の何れかの請求項に記載された天井補強構造。
  6. 前記支持板の外縁から下方向に向けて延設された下向側壁を有する請求項5に記載された天井補強構造。
  7. 前記天井膜の下面に配置され前記支持板と前記天井膜を挟んで連結されたカバー板を有する請求項5または6の何れかの請求項に記載された天井補強構造。
  8. 前記支持材が前記貫通孔より大きく、複数の前記連結ロッドで前記上部構造体と接続されるフラットバーである請求項1に記載された天井補強構造。
  9. 前記フラットバーの上面にアンカー構造を有する請求項8に記載された天井補強構造。
  10. 少なくとも前記天井膜の下面に化粧膜を有する請求項1乃至9の何れか一の請求項に記載された天井補強構造。
  11. 天井板に貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔を通して連結ロッドの一端を上部構造体に固定する工程と、
    前記連結ロッドの他端に支持板を固定する工程と、
    前記天井板及び前記支持板に連続膜となるように天井膜材を吹き付けまたは塗布する工程を含む天井補強構造の形成方法。
  12. 天井板に貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔を通して連結ロッドの一端を上部構造体に固定する工程と、
    前記天井板に天井膜材を吹き付けまたは塗布する工程と、
    前記連結ロッドの他端にフラットバーを前記天井膜材に所定厚みだけ埋設させる工程を含む天井補強構造の形成方法。
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