JP2019044101A - 有機材料除去方法及び再生材料の製造方法 - Google Patents

有機材料除去方法及び再生材料の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複合材料から有機材料を、無機材料から処理液を効率よく除去することが可能な有機材料除去方法及び再生材料の製造方法を提供する。【解決手段】 無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させながら接触させて前記有機材料を除去する除去工程を含み、前記複合材料は、前記複合材料の面と面が完全に接触しないように配置される有機材料除去方法。【選択図】 図1

Description

本発明は、有機材料除去方法及び再生材料の製造方法に関する。
樹脂等の有機材料と炭素繊維等の無機材料とを複合化した複合材料は、様々な分野で利用されている。このような複合材料としては、樹脂と炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastic、CFRP)、樹脂とガラス繊維を含むガラス繊維強化プラスチック(Glass Fiber Reinforced Plastic、GFRP)、樹脂と金属部品を含むモールドコイル、ワニスと導電性コイルを含むモーターコイル、CFRP、GFRP等を作製するためのプリプレグなどが挙げられる。
複合材料であるCFRP、GFRP、プリプレグ、モールドコイル、モーターコイル等の廃棄量は膨大であるため、再生利用することを目的として、様々な技術が研究開発されている。
例えば、特開2013−82850号公報には、連続式の溶解処理装置が開示されている。さらには、特開2013−82850号公報には、従来例としてバッチ式の溶解処理装置が開示されている。
特開2013−82850号公報 特開2013−82850号公報
しかし、特開2013−82850号公報に開示されている連続式の溶解処理装置及びバッチ式の溶解処理装置のいずれにおいても、処理液を複合材料の全体に接触させることが難しいことがある。この場合、有機材料の溶解不足が生じ、複合材料から回収される無機材料に有機材料の一部が付着したまま残存し、回収された無機材料の品質に劣ることがあった。また、無機材料に有機材料が残存する不具合を解消するため、処理時間が増加することがあった。
さらに、溶解後の無機材料から処理液を除去する際、処理液の大部分が無機材料中に残存し、処理液が上手く除去できないことがあった。
本発明は、上記従来からの問題点に鑑みてなされたものであり、複合材料から有機材料を、無機材料から処理液を効率よく除去することが可能な有機材料除去方法及び再生材料の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下のものに関する。
(1)無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させながら接触させて前記有機材料を除去する除去工程を含み、前記複合材料は、前記複合材料の面と面が完全に接触しないように配置される有機材料除去方法。
(2)請求項1において、複合材料が、処理液の流れ方向に沿うように配置される、有機材料除去方法。
(3)無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させ除去工程と、前記有機材料の分解物を含む前記処理液から、前記無機材料を再生材料として分離する分離工程を含み、前記除去工程における前記複合材料は、前記複合材料の面と面が完全に接触しないように配置される再生材料の製造方法。
(4)請求項3において、前記分離工程が、気流を鉛直方向に沿って一方向の流れで流通させながら、処理液を除去する再生材料の製造方法。
本発明によれば、複合材料から有機材料を効率よく除去することが可能な有機材料除去方法を提供することができる。また、本発明によれば、複合材料から無機材料を再生材料として効率よく回収することが可能な再生材料の製造方法を提供することができる。
有機材料除去装置の一例である有機材料除去装置1の要部を示す概略図である。 容器12の一例を示す図であり、図2(a)は容器12の正面図を、図2(b)は容器12の平面図を各々示す。 バケット30の断面図である。 バケット30の他の一例を示す正面図である。 板状の複合材料52を、窓部50を有するバケット30に収納する方法について説明する図であり、図5(a)は、窓部50が側面部33の外側に向けて開かれており、バケット30の側面部33における窓部50の取り付けられた位置と対向する部分が接地した状態でバケット30が配置された状態を示す図であり、図5(b)は、窓部50を閉じてバケット30の底部31が接地した状態でバケット30が配置された状態を示す図である。
以下、本発明の有機材料除去方法及び再生材料の製造方法の実施形態について詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合を除き、必須ではない。数値及びその範囲についても同様であり、本発明を制限するものではない。
本実施形態の有機材料除去方法は、無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させながら接触させて前記有機材料を除去する除去工程を含み、前記複合材料は、面と面が完全に接触しないように配置される。
本実施形態の有機材料除去方法に適用可能な複合材料は、無機材料と、処理液によって分解する有機材料(以下「第一の有機材料」と称することがある。)と、を含むものである。複合材料には、更に処理液によって分解しない有機材料(以下「第二の有機材料」と称することがある。)が含まれていてもよい。
複合材料として具体的には、CFRP、GFRP、モールドコイル、モーターコイル、プリプレグ等が挙げられる。
なお、本明細書において、有機材料が「分解する」とは、処理液の作用によって有機材料の分子構造が変化し、処理液に取り込まれうる程度の大きさにまで分子量が小さくなることをいう。
第一の有機材料としては、例えば、樹脂が挙げられる。第一の有機材料が樹脂である場合、熱硬化性樹脂であっても熱可塑性樹脂であってもよい。樹脂は完全に硬化又は固化した状態であっても、完全には硬化又は固化していない状態であってもよい。
第一の有機材料が樹脂である場合、その種類は特に制限されず、樹脂の種類によって処理液の成分、処理温度、処理時間等の条件が選択される。処理液による分解の容易性の観点からは、エステル結合を含有する樹脂であることが好ましい。エステル結合を含有する樹脂としては、ポリエステル樹脂(不飽和ポリエステル樹脂又は飽和ポリエステル樹脂)、エステル結合を含有するエポキシ樹脂(酸無水物硬化エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂等)などが挙げられる。複合材料に含まれる第一の有機材料は、1種のみであっても、2種以上であってもよい。
第二の有機材料としては、例えば、熱可塑性樹脂、アラミド等が挙げられる。第二の有機材料は、第一の有機材料中に分散していても、第一の有機材料と混合していても、第一の有機材料とは別の部材を形成していても、その他の状態であってもよい。
第二の有機材料が熱可塑性樹脂である場合、その種類は特に制限されない。例えば、ポリオレフィン樹脂、ポリアクリル樹脂及びポリアミド樹脂が挙げられる。複合材料に含まれる第二の有機材料は、1種のみであっても、2種以上であってもよい。ポリオレフィン樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等が挙げられる。ポリアクリル樹脂としては、ポリメチルメタクリレート等が挙げられる。ポリアミド樹脂としては、ナイロン6,6、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12等が挙げられる。
第二の有機材料が熱可塑性樹脂である場合、その軟化点は、特に制限されない。複合材料から第二の有機材料を効率よく除去する観点からは、例えば、235℃以下であってよく、150℃以下であることが好ましい。第二の有機材料が軟化点の異なる熱可塑性樹脂を2種以上含む場合は、そのうちで最も高い軟化点を第二の有機材料の軟化点とする。
本実施形態において、樹脂の軟化点とは、JIS K 7206:1999に準じて測定された値をいう。
複合材料に含まれる無機材料の材質としては、炭素、ガラス、セラミックス、金属、半導体等が挙げられる。複合材料中における無機材料の状態は特に制限されず、繊維状、クロス状、粒子状、層状、板状、棒状等が挙げられる。複合材料に含まれる無機材料は、1種のみであっても、2種以上であってもよい。
複合材料の形状は、板状とされる。ある実施態様では、板状の複合材料を略正方形に切断してもよい。板状の複合材料の形状を略正方形とすることで、回収される無機材料が炭素繊維等の繊維材料である場合に、繊維の長さが略均一になる傾向にある。そのため、回収された繊維材料を不織布等の作製に再利用する際に有用である。
ある実施態様では、複合材料は繊維状の無機材料(例えば、炭素繊維)を含み、第一の有機材料としてエステル結合を含有する樹脂(例えば、エポキシ樹脂)を含み、第二の有機材料としてエステル結合を含有しない熱可塑性樹脂(例えば、ポリオレフィン樹脂)を含む。
本実施形態で用いられる処理液は、複合材料に含まれる有機材料(複合材料が第一の有機材料と第二の有機材料とを含む場合には、第一の有機材料)を分解しうるものであれば特に制限されない。例えば、有機材料がエステル結合を含有する樹脂を含む場合は、エステル結合の分解を生じる処理液を用いることが好ましい。エステル結合の分解を生じる処理液としては、有機溶媒と分解触媒とを含む処理液が挙げられる。
処理液が有機溶媒を含む場合、有機溶媒の種類は特に制限されない。有機溶媒としては、アルコール溶媒、ケトン溶媒、エーテル溶媒、アミド溶媒等が挙げられる。
アルコール溶媒としては、ベンジルアルコール、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、イソペンチルアルコール、tert−ペンチルアルコール、3−メチル−2−ブタノール、ネオペンチルアルコール、1−ヘキサノール、2−メチル−1−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、2−エチル−1−ブタノール、1−ヘプタノール、2−ヘプタノール、3−ヘプタノール、シクロヘキサノール、1−メチルシクロヘキサノール、2−メチルシクロヘキサノール、3−メチルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量200〜400)、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、グリセリン、ジプロピレングリコール等が挙げられる。
ケトン溶媒としては、ジイソブチルケトン、メチルシクロヘキサノン、アセトン、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン、ホロン、イソホロン等が挙げられる。
エーテル溶媒としては、ジプロピルエーテル、ジベンジルエーテル、フェニルベンジルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジヘキシルエーテル、アニソール、フェネトール、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセタール、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル等が挙げられる。
中でも加熱等によって変質しにくい等の観点からはアルコール溶媒が好ましく、ベンジルアルコール、1,4−ブタンジオール等がより好ましく、ベンジルアルコールが更に好ましい。処理液に含まれる有機溶媒は、1種のみであっても、2種以上であってもよい。
処理液の沸点は特に制限されず、複合材料に含まれる有機材料の種類に応じて選択される。すなわち、処理液の沸点は、複合材料に含まれる有機材料が分解する温度以上の温度から選択される。また、複合材料が有機材料として第一の有機材料と第二の有機材料とを含む場合、処理液の沸点は、第一の有機材料が分解する温度以上であり、且つ第二の有機材料の軟化点以上である温度から選択される。
処理液が分解触媒を含む場合、分解触媒としてはリン酸塩、金属水酸化物等が挙げられる。リン酸塩としてはリン酸三カリウム、リン酸三ルビジウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三リチウム等が挙げられる。金属水酸化物としては水酸化ルビジウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム等が挙げられる。
中でも有機溶媒への溶解性が良好で、触媒効果が高い等の観点からは金属水酸化物であることが好ましく、水酸化ナトリウムであることがより好ましい。処理液に含まれる分解触媒は、1種のみであっても、2種以上であってもよい。処理液が分解触媒を含む場合の分解触媒の濃度は特に制限されない。例えば、0.4質量%〜20質量%の範囲であってもよい。
本実施形態の有機材料除去方法では、板状の複合材料に、加熱された処理液を流通させながら接触させる。この場合の処理液の複合材料に対する流れ方向は、特に限定されるものではない。
但し、複合材料に対する処理液の流れ方向は、一方向の流れであり、複合材料の処理を行っている最中に、流れ方向を変えることはない。複合材料に対する処理液の流れ方向を、一方向の流れにすることで、複合材料から分解された有機材料が滞留して、更なる分解反応を阻害するのを防ぎ、効率よく有機材料を除去することができる。
なお、処理液の温度、処理液による処理時間等の、有機材料を分解及び除去する際の処理液の温度プロファイルは特に限定されるものではなく、一定温度で一定時間処理するものであってもよいし、処理液の温度を少なくとも二段階に設定してもよい。
処理液の温度プロファイルが第一段階と第二段階とをこの順に含む場合、それぞれの段階における処理液の温度及び処理時間は有機材料の種類及び硬化度合い並びに複合材料の形状に基づいて選択でき、特に制限されない。例えば、第一の段階における処理液の温度は30℃〜190℃の範囲とすることができ、第一の段階における処理時間は1分〜180分の範囲とすることができ、第二の段階における処理液の温度は100℃〜235℃の範囲とすることができ、第二の段階における処理時間は1分〜720分の範囲とすることができる。
また、無機材料と第一の有機材料と第二の有機材料とを含む複合材料を処理する場合、処理液の温度を第二の有機材料の軟化点以上とする段階を設けてもよい。処理液の温度を第二の有機材料の軟化点以上とすることで、処理液によって分解されない第二の有機材料が軟化して、無機材料から除去されやすくなる。
なお、プリプレグ等の有機材料の硬化又は固化が完全には完了していない複合材料を処理する場合の処理液の温度プロファイルの一例としては、処理液の温度が有機材料の硬化又は固化が促進されにくい温度に維持される第一段階と、第一段階の温度条件よりも高い温度に維持される第二段階と、をこの順に含むことが好ましい。
プリプレグ等の有機材料の硬化又は固化が完全には完了していない複合材料を処理する場合、処理液の温度を一気に昇温させると、処理液によって有機材料が除去されつつも処理液の熱によって樹脂硬化反応が起こりうるため、処理液と複合材料との接触状態によっては有機材料の硬化が進んでしまい、有機材料の除去が進み難くなる可能性がある。
処理液の加熱条件が上述の第一段階と第二段階とをこの順に含むことで、硬化又は固化が完全には完了していない複合材料に含まれる有機材料の硬化等を抑制し、有機材料の除去効率が向上する傾向にある。
複合材料は、面と面が完全に接触しないように配置される。本明細書にて述べる「面と面が完全に接触しない」とは、板状態の複合材料同士が、対向する面同士を接触させ、処理液が入り込めない状態ではないことを意味する。
また、複合材料は、前述したように、面と面が完全に接触しないように配置することで、処理液を十分に接触させられるが、板状態の複合材料を処理液の流れ方向に沿うように配置することが、特に好ましく、このような状態であれば、処理液の流れを妨げることなく、複合材料の大面積を有する面部(辺を形成する面とは異なる部分)に潤沢な処理液を供給することができる。
本実施形態の再生材料の製造方法は、無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させながら接触させて前記有機材料を除去する工程と、前記有機材料の分解物を含む前記処理液から、前記無機材料を再生材料として分離する工程と、を含む。
本実施形態の再生材料の製造方法における「処理液を流通させる工程」の実施態様は、本実施形態の有機材料除去方法の場合と同様とすることができる。
本実施形態の再生材料の製造方法では、有機材料の分解物を含む処理液から、無機材料が再生材料として分離して回収される。無機材料から処理液を分離する方法としては、送風による分離が選択される。
ここでいう送風による分離とは、無機材料に、気流を流通させながら接触させ、気流の流れとともに処理液を除去する方法である。
この場合、気流の無機材料に対する流れ方向は、鉛直方向に沿った一方向の流れ(上から下への一方向)であり、無機材料から処理液の分離を行っている最中に、流れ方向を変えることはない。無機材料に対する気流の流れ方向を、鉛直方向に沿った一方向の流れにすることで、重力による下方向の力により、処理液が重力方向へ移動しやすくなり、効率よく処理液を除去することができる。回収された無機材料は、再生材料として再利用に供される。
なお、前記分離工程で使用する気流の温度は特に限定されるものではない。
前記分離工程で使用する気流は特に限定されるものではないが、不活性ガスが好ましく、窒素、アルゴン等がより好ましく、窒素がさらに好ましい。ブロワから送風される気流は、1種のみであっても、2種以上の元素で構成されていても良い。
ここでいう不活性ガスとは反応性の低いガスを指し、ヘリウムなどの希ガス族元素、窒素がこれに含まれる。
以下、本実施形態の有機材料除去方法及び再生材料の製造方法を、図面に基づいて説明する。但し、本実施形態は下記内容に限定されるものではない。
以下、本実施形態の有機材料除去方法及び再生材料の製造方法を、図面に基づいて説明する。但し、本実施形態は下記内容に限定されるものではない。
図1は、本実施形態の有機材料除去方法及び再生材料の製造方法を実施可能な有機材料除去装置の一例である有機材料除去装置1の要部を示す概略図である。本実施形態では、無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料の面方向が鉛直方向に沿うように、複合材料が配置され、板状の複合材料の面方向に沿って加熱された処理液が流通する(つまり、加熱された処理液が鉛直方向に沿う方向に流通する)場合について説明する。なお、本実施形態では、加熱された処理液は鉛直方向の下方から上方へ流通する。
図1に示すように、有機材料除去装置1は、処理槽であるカラム10を有する。
カラム10は、円筒状のカラム本体と、カラム本体の鉛直方向下側の一端に形成された円錐状の円錐部と、カラム本体の鉛直方向上側の一端の開口を閉じる開閉可能な不図示の蓋体とを備える。
カラム10におけるカラム本体には、無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む複合材料を収納する容器12が収容される。カラム10における容器12の収容される部分が収容部14とされる。
カラム10の円錐部の頂点部分には、処理液流入部16が設けられている。処理液流入部16は、収容部14の鉛直方向の下側に位置する。
カラム10の収容部14よりも鉛直方向の上側には、処理液流出部18が設けられている。
カラム10における、カラム本体と円錐部との境界には、処理液20を整流する整流手段の一つであるじゃま板22が設けられる。
有機材料除去装置1は、処理液20を処理液流入部16からカラム10内に流入させ、且つカラム10内の処理液20を処理液流出部18から流出させる処理液循環手段を有する。
本実施形態においては、処理液循環手段は、カラム10内に流入させる処理液20を貯留する貯留槽24と、貯留槽24に貯留された処理液20をカラム10内に流入するポンプPと、処理液20の流路を構成する複数の配管と、配管の途中に設けられ処理液20の流れを規制する複数のバルブとを備える。
なお、貯留槽24は、カラム10内から流出した処理液20を貯留する機能も有する。
有機材料除去装置1は、気流を処理液流失部18からカラム10内に流入させ、且つカラム10内の気流を処理液流入部16から流出させる気流循環手段を有する。
本実施形態においては、気流循環手段は、気流を循環させるブロワ23と、気流の流路を構成する複数の配管と、配管の途中に設けられ気流の流れを規制する複数のバルブとを備える。
有機材料除去装置1は、処理液20を加熱又は冷却する温度管理手段を有する。
本実施形態においては、温度管理手段は、加熱用熱交換器26及び冷却用熱交換器28で構成される。
有機材料除去装置1は、必要に応じて、カラム10の収容部14に容器12を収容し、収容部14から容器12を取り出すための移動手段を有していてもよい。
移動手段としては、例えば、チェーンブロックを用いることができる。また、移動手段は、フレーム、ガイドレール、スプロケット、チェーン、駆動シャフト、位置センサー等を更に有していてもよい。
移動手段は、必要に応じて容器12を、図1中、上下方向及び左右方向に移動する。
複合材料を収納する容器12の形状は特に限定されるものではなく、処理槽の形状によって適宜選択することができる。処理槽が直方体である場合には、容器12の形状は直方体とすることが好ましい。
一方、処理槽が円筒状のカラム本体を備える本実施形態に係るカラム10である場合には、容器12の形状は、カラム10のカラム本体の形状に即して円筒状とすることが好ましい。
図2は、容器12の一例を示す図であり、図2(a)は容器12の正面図を、図2(b)は容器12の平面図を各々示す。
図2に示す容器12は、円筒状の3つのバケット30が、バケット30の高さ方向に3つ連ねられて一体化されて構成されている。
図3は、バケット30の断面図である。バケット30は、底部31と、底部31の外周部から底部31の厚み方向に立ち上がるように設けられる側面部33とを備える。側面部33の立ち上がる方向が、バケット30の高さ方向とされる。
図2に示すように、3つのバケット30を貫通する連結棒32と最下段のバケット30の底部31を支持する支持板34とを有する連結部材36で、3つのバケット30が一体化されている。また、連結部材36の上側には取っ手38が取り付け部材40を介して取り付けられており、取っ手38に移動手段の一例であるチェーンブロックのフックを掛けることで、容器12を容易に移動させることができるようにされている。
さらには、最上段のバケット30の上側には、板状の蓋42が配置されている。蓋42の中心部には、処理液20の流れが妨げられないように孔44が設けられている。
バケット30は、フレームにパンチングメタル、エキスパンドメタル、金網等が取り付けられて構成されており、容器12を構成するバケット30の表面には、バケット30の内部と外部とを通じる複数の孔部が設けられている。そのため、処理液20がバケット30を容易に通過可能とされている。なお、バケット30の網目寸法、開口率等は、複合材料及び無機材料の形状、寸法等に応じて、適宜、設定される。
また、蓋42については、孔44が設けられた板状の部材で構成される以外に、フレームにパンチングメタル、エキスパンドメタル、金網等が取り付けられた構成とされてもよい。
図3に示すように、バケット30の内部には、板状の複合材料の面方向を処理液20の流れ方向に沿って配置させる堰部材の一つである複数の仕切り板46が設けられていてもよい。バケット30の内部に仕切り板46を設けることで、板状の複合材料をバケット30内に収納する際に、板状の複合材料の面方向がバケット30の高さ方向、つまりは処理液20の流れ方向に沿うようにして、複合材料を配置することができる。
板状の複合材料の面と面が完全に接触しないように配置することで、処理液20の流れが妨げられにくくなる。そのため、処理液20が複合材料に効率よく接触するようになり、複合材料から有機材料を効率よく除去することが可能となる。
堰部材としては、仕切り板46のような板状の部材であってもよく、底部31の所定の位置からバケット30の高さ方向に伸びる棒状の部材であってもよく、その他の形状の部材であってもよく、複合部材を処理液20の流れ方向に沿って配置させることのできるものであれば特に限定されるものではない。
図4は、バケット30の他の一例を示す正面図である。図4におけるバケット30の側面部33には、蝶番48を介して窓部50が取り付けられている。窓部50は、側面部33の外側に向けて開閉可能とされている。
図5は、板状の複合材料52を、窓部50を有するバケット30に収納する方法について説明する図である。図5(a)では、窓部50が側面部33の外側に向けて開かれており、バケット30の側面部33における窓部50の取り付けられた位置と対向する部分が接地した状態でバケット30が配置されており、図5(b)では、窓部50を閉じてバケット30の底部31が接地した状態でバケット30が配置されている。なお、図5では、板状の複合材料52の状態をわかりやすく説明するために、バケット30の側面部33の一部を切り欠いて示す。
図5(a)に示すように、バケット30における窓部50が側面部33の外側に向けて開かれており、バケット30の側面部33における窓部50の取り付けられた位置と対向する部分が接地した状態で、窓部50を通じてバケット30内に板状の複合材料52を収納する。バケット30の側面部33における窓部50の取り付けられた位置と対向する部分が接地した状態とされているため、窓部50を通じてバケット30内に板状の複合材料52を収納すれば、板状の複合材料52の面方向は容易にバケット30の高さ方向に沿った方向に平積みにされる。
その後、窓部50を閉じてバケット30を矢印方向に倒して、バケット30の底部31が接地するようにバケット30を配置することで(図5(b))、板状の複合材料52の面方向がバケット30の高さ方向に沿うように、バケット30内に板状の複合材料52を配置することができる。
カラム10の材質は特に限定されるものではなく、加熱された処理液20に対する耐腐食性に優れるステンレス鋼(SUS303、SUS316等)、ハステロイ(ハステロイB、ハステロイB−2、ハステロイC276等)などを用いることができる。
本実施形態では処理槽として、円筒状のカラム本体と、カラム本体の鉛直方向下側の一端に形成された円錐状の円錐部とを有するカラム10が用いられている。なお、処理槽の形状は円筒状に限定されるものではなく、直方体等であってもよい。
また、加熱された処理液20の流れ方向を一定の方向に制御する観点から、処理槽における処理液流入部から処理液流出部までの距離と、処理槽を処理液20の流れ方向から観察したときの断面の最大長さとの比(距離/長さ)は、1〜20であることが好ましく、2〜10であることがより好ましく、3〜5であることがさらに好ましい。ここで、処理槽の断面の最大長さとは、以下のとおりである。
処理槽の断面が円形である場合には、処理槽の断面の最大長さは円の直径である。
処理槽の断面が矩形である場合には、処理槽の断面の最大長さは矩形の対角線の長さである。
処理槽の断面がその他の形状である場合には、処理槽の断面の最大長さは処理槽の断面に外接する円の直径である。
カラム10における、カラム本体と円錐部との境界に設けられるじゃま板22の形状は、特に限定されるものではない。じゃま板22は、例えば、円筒状のカラム本体の鉛直方向下側の一端を覆い、複数の孔が設けられた円盤状で処理液20に対し不溶な材質の板体であってもよい。カラム10にじゃま板22を設けることで、処理液20が収容部14に至る前に処理液20の流れが整えられ、処理液流入部16からカラム10へ流入する処理液20に偏った流れが生ずるのを防ぐことができる。そのため、処理液20が複合材料により効率よく接触するようになり、複合材料から有機材料をより効率よく除去することが可能となる。
じゃま板22以外のその他の整流手段としては、処理液の流れ方向に沿って所定の間隔で平行に配置される複数の整流板等が挙げられる。
なお、カラム10内で処理液20に偏った流れが生ずるのを防ぐため、カラム10内における処理液20の流れ方向から観察したときに、収容部14の面積と容器12の占める面積とができるだけ一致していることが好ましい。収容部14の面積と容器12の占める面積とを一致させることで、容器12を通過せずにカラム10内から流出する処理液20の量を減らすことができる。そのため、複合材料の処理に寄与しない処理液20の量が減少し、複合材料から有機材料をより効率よく除去することが可能になる。
カラム10内における処理液20の流れ方向から観察したときに、収容部14の面積を100としたときの容器12の占める面積は、80以上であることが更に好ましい。
さらに、カラム10内における処理液20の流れ方向から観察したときに、容器12に収納される複合材料は偏らずに配置されることが好ましい。容器12に収納される複合材料の配置の偏りを抑えることで、容器12内で処理液20に偏った流れが生ずるのを防ぐことができる。そのため、処理液20が複合材料に効率よく接触するようになり、複合材料から有機材料を効率よく除去することが可能となる。
有機材料除去装置1が有する温度管理手段は、加熱用熱交換器26及び冷却用熱交換器28で構成される。
加熱用熱交換器26に熱媒油(HM)を循環させることにより、処理液20を加温することができる。また、冷却用熱交換器28に冷却水(CW)を循環させることにより、処理液20を冷却することができる。
そのため、有機材料除去装置1の立上時又は通常運転時は、加熱用熱交換器26で、処理液20を加熱することができ、処理液20の温度を安定させることができる。また、有機材料除去装置1の立ち下げ時又は緊急時は、冷却用熱交換器28で、処理液20の温度を所定の温度まで下げて安全に有機材料除去装置1を停止させることができる。
処理液20の温度プロファイルが上述のように第一段階と第二段階とを含む場合には、例えば、加熱用熱交換器26で加温される処理液20の量と、冷却用熱交換器28で冷却される処理液20の量とを適宜調整することで、処理液20を望ましい温度条件とすることができる。
なお、温度管理手段における処理液20の加熱手段は加熱用熱交換器26に限定されるものではなく、加熱ヒータ、マイクロ波加熱器、誘電加熱器等を用いることができる。また、温度管理手段における処理液20の冷却手段は冷却用熱交換器28に限定されるものではなく、水冷方式及び空冷方式の各種冷却手段を用いることができる。
有機材料除去装置1が有する処理液循環手段は、ポンプPの起動及び停止と、配管の途中に設けられ処理液20の流れを規制する複数のバルブの開閉により、処理液20の循環を制御する。ポンプPの起動及び停止並びにバルブの開閉は、不図示の制御手段により制御される。
貯留槽24の容積は特に限定されるものではなく、カラム10の容積を考慮して適宜選択することができる。
次に、有機材料除去装置1において、カラム10に容器12が収容されておらず、且つカラム10内に処理液20が満たされていない状態からの、有機材料除去装置1の動作の一例について説明する。
始めに、カラム10における不図示の蓋体が開かれ、板状の複合材料を収納した容器12が不図示の移動手段によってカラム10における収容部14に収容され、その後カラム10における不図示の蓋体が閉じられる。板状の複合材料複合材料は面と面が完全に接触しないように容器12内に配置されている。
貯留槽24には矢印Rに沿って処理液20が投入され、貯留槽24に処理液20が貯留される。処理液20は、未使用のものを用いても、後述の再生処理を施されたものを用いても、未使用のものと再生処理を施されたものとを併用してもよい。
処理液20の温度が取り出しに安全な温度まで低下した後、冷却用熱交換器28への冷却水(CW)の循環が停止され、ポンプPの動作が停止される。その後、バルブC及びバルブEが開けられ、ブロワ23から気流が送られ、バルブE及び処理液流失部18からカラム10内に流入される。カラム10内が気流で満たされると、余剰の気流は処理液流入部16からカラム10外に流出され、再度ブロワ23を通過し、系内を循環する。
気流が処理液流出部18からカラム10内に流入され、余剰の気流が処理液流入部16からカラム10外に流出されることで、カラム10内に、処理液流出部18から処理液流入部16に向かう気流の流れが形成される。
気流の流れとともにカラム10内の処理液20が矢印Sに沿って排出されることで、容器12内に留まっている無機材料の液切りが行われる。このようにして有機材料の分解物を含む処理液20から、無機材料を再生材料として分離する分離工程が実施される。
有機材料除去装置1内の処理液20の排出後、カラム10における不図示の蓋体が開かれ、不図示の移動手段によってカラム10における収容部14から容器12が取り出される。容器12に留まっている無機材料は回収され、再利用に供される。
有機材料除去装置1内から排出された処理液20には有機材料の分解物等が分散又は溶解している。さらには、水分等の低沸点成分なども処理液20に含まれている場合がある。処理液20を再利用するため、必要に応じて処理液20から有機材料の分解物等、水分等の低沸点成分などを除去する再生処理を処理液20に施してもよい。
処理液20を再生処理する方法は特に限定されるものではなく、例えば、有機材料の分解物等を処理液20から除去する蒸発工程、蒸発工程を経て得られた処理液20から低沸点成分を除去する蒸留工程及び必要に応じて蒸留工程を経て得られた処理液20に触媒を追加する触媒調合工程を経て処理液を再生することができる。
なお、蒸発工程において得られる有機材料の分解物等は、補助燃料(例えば、固形燃料と混合して使用される。)としての再利用が可能である。
また、上記の例では、処理液20の温度を取り出しに安全な温度まで低下させた後に処理液20を有機材料除去装置1内から排出しているが、複合材料に第二の有機材料が含まれる場合、処理液20の温度が第二の有機材料の軟化点以上の状態で排出してもよい。処理液20の温度を第二の有機材料の軟化点以上とした状態で有機材料除去装置1内から排出することにより、第二の有機材料が無機材料に再付着するのを防止することができる。
さらには、処理液20が有機材料除去装置1内から排出された後、再び新たな処理液20を用いて無機材料に付着する有機材料を除去するために上述の一連の動作を繰り返してもよい。

Claims (4)

  1. 無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させながら接触させて前記有機材料を除去する除去工程を含み、前記複合材料は、前記複合材料の面と面が完全に接触しないように配置される有機材料除去方法。
  2. 請求項1において、複合材料が、処理液の流れ方向に沿うように配置される、有機材料除去方法。
  3. 無機材料と処理液によって分解する有機材料とを含む板状の複合材料に、加熱された前記処理液を一方向の流れで流通させ除去工程と、前記有機材料の分解物を含む前記処理液から、前記無機材料を再生材料として分離する分離工程を含み、前記除去工程における前記複合材料は、前記複合材料の面と面が完全に接触しないように配置される再生材料の製造方法。
  4. 請求項3において、前記分離工程が、気流を鉛直方向に沿って一方向の流れで流通させながら、処理液を除去する再生材料の製造方法。
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