JP2019043563A - 光学素子用トレイおよび梱包容器 - Google Patents

光学素子用トレイおよび梱包容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 多品種の光学素子を収納することが可能であり、また、表面側トレイと裏面側トレイとを同一の形状とすることによりその製造コストを低減することが可能な光学素子用トレイおよびその光学素子用トレイを使用した梱包容器を提供する。【解決手段】 光学素子用トレイ1は、外形が円形の光学素子を梱包するためのものであり、光学素子の端縁と当接するためのテーパー面から構成され表面11に対して凹設された支持領域12と、この支持領域12に支持される光学素子の外周部に光学素子の外形に対応して形成された4個の凸領域14と、4個の逃げ領域としての凹領域15と、外形が円形の平面からなる底部領域13を備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、外形が円形の光学素子を搬送または保管するために使用される光学素子用トレイ、および、この光学素子用トレイを使用した梱包容器に関する。
光学素子を梱包する梱包容器は、光学素子の表面形状と裏面形状とに対応した形状を有する表面側トレイと裏面側トレイにより光学素子を、その表面との接触を可能な限り防止した状態で挟持し、表面側トレイと裏面側トレイとをケースに収納する構造を有している。このため、光学素子の外形、厚さ、光学面の曲率等の光学素子の形状毎に、表面側トレイと裏面側トレイとを作成する必要がある。
特許文献1には、上面に光学素子を収容するための第1の凹所を有する下側トレイと、この第1の凹所と対応する位置に第2の凹所を下面に設けた上側トレイとの間に光学素子を収納する光学素子用の梱包ケースであって、第2の凹所の内底面と光学素子の上面との隙間に弾性部材と蓋部材を配置した構成が開示されている。
特開2006−160347号公報
上述した特許文献1に記載の梱包ケースは、弾性部材の厚みを変更することにより厚みの異なる光学素子に対応することは可能ではあるが、例えば、光学素子の外形、厚さ、光学面の曲率等の光学素子の形状の変化に対応することはできない。このような梱包容器に使用される光学素子用トレイは、一般的に、真空成型等の成型により製造されることから、光学素子毎にトレイを製造する場合には、真空成形時に使用される金型を多数準備する必要があり、その製造コストが高価となる。さらに、特許文献1に記載の梱包ケースにおいては、表面側トレイと裏面側トレイとを個別に作成する必要があることから、表面側トレイと裏面側トレイとで共通の金型を使用することができず、その製造コストがさらに高価なものとなる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、多品種の光学素子を収納することが可能であり、また、表面側トレイと裏面側トレイとを同一の形状とすることによりその製造コストを低減することが可能な光学素子用トレイおよびその光学素子用トレイを使用した梱包容器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、外形が円形の光学素子を梱包する光学素子用トレイにおいて、前記光学素子の端縁と当接するためのテーパー面から構成され、表面に対して凹設された支持領域と、前記支持領域に支持される前記光学素子の外周部となる位置に形成された複数の凸領域と、前記複数の凸領域の各々が進入可能な形状を有する前記複数の凸領域と同数の逃げ領域と、を備え、前記複数の凸領域と前記複数の逃げ領域とは、前記光学素子の外周部にわたって交互に周期的に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、その外形が平面視において線対称形状を有し、前記複数の凸領域と前記複数の逃げ領域とは、線対称の軸に対して互いに対称となる位置に形成される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記複数の凸領域と前記複数の逃げ領域の数をNとしたときに、前記線対称の軸と隣接する凸領域と逃げ領域とは、前記線対称の軸に対して90/N度変位した位置に配置される。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記逃げ領域は、前記表面に対して凹設された凹領域である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の2個の光学素子用トレイを、前記表面が互いに当接する向きに対向配置することにより形成した収納部と、前記2個の光学素子用トレイの少なくとも片側に配設された弾性部材と、前記2個の光学素子用トレイと前記弾性部材とを収納するケースと、を備えたことを特徴とする。
請求項1および請求項5に記載の発明によれば、外形、厚さ、光学面の曲率等の異なる多品種の光学素子を収納することが可能となる。このとき、表面側用のトレイと裏面側用のトレイとを同一の形状とすることができることから、その製造コストを低減することが可能となる。
請求項2および請求項3に記載の発明によれば、一対の光学素子用トレイのうちの一方を線対称の軸に対して反転させることにより、一対の光学素子用トレイの外形を一致させた状態で光学素子を梱包することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、光学素子用トレイを成型により一工程で作成することができる。このため、その製造コストをさらに低減することが可能となる。
この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の斜視図である。 この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の平面図である。 この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の図2におけるA−A断面図である。 この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の図2におけるB−B断面図である。 光学素子用トレイ1を使用した梱包容器の構成を示す説明図である。 光学素子用トレイ1を使用した梱包容器により光学素子9を梱包する状態を示す説明図である。 光学素子用トレイ1を使用した梱包容器により光学素子9を梱包する状態を示す説明図である。 光学素子用トレイ1を使用した梱包容器により光学素子9を梱包する状態を示す説明図である。 光学素子用トレイ1を使用した梱包容器により光学素子9を梱包する状態を示す説明図である。 この発明の第2実施形態に係る光学素子用トレイ2の平面図である。 この発明の第2実施形態に係る光学素子用トレイ2の縦断面の部分拡大図である。 この発明の第3実施形態に係る光学素子用トレイ3の平面図である。 この発明の第4実施形態に係る光学素子用トレイ4の平面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の斜視図である。図2は、この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の平面図である。図3は、この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の図2におけるA−A断面図である。図4は、この発明の第1実施形態に係る光学素子用トレイ1の図2におけるB−B断面図である。
この光学素子用トレイ1は、外形が円形の光学素子を梱包するためのものであり、光学素子の端縁と当接するためのテーパー面から構成され表面11に対して凹設された支持領域12と、この支持領域12に支持される光学素子の外周部に光学素子の外形に対応して形成された4個の凸領域14と、4個の逃げ領域としての凹領域15と、外形が円形の平面からなる底部領域13を備える。支持領域12におけるテーパー面の角度は、表面11に対して45度となっている。また、各凹領域15は、各凸領域14が進入可能な形状を有する。すなわち、各凹領域15は、各凸領域14の外形より大きな凹部から構成され、各凸領域14が各凹領域15の内部に収納可能となっている。そして、4個の凸領域14と4個の凹領域15とは、そこに収納されるべき光学素子の外周部にわたって交互に周期的に形成されている。
この光学素子用トレイ1は、外形が平面視において線対称形状である矩形状(略長方形)となっている。そして、図2に示すように、4個の凸領域14と4個の凹領域15とは、線対称の軸100に対して互いに対称となる位置に形成されている。すなわち、凸領域14と凹領域15の数Nは4であり、線対称の軸100と隣接する凸領域14と凹領域15とは、線対称の軸100に対して(90/N=90/4=22.5)度変位した位置に配置されている。このため、後述するように、一対の光学素子用トレイ1のうちの一方を、線対称の軸100を中心として180度回転させることにより、4個の凸領域14と4個の凹領域15とが、互いに対向配置されることになる。
この光学素子用トレイ1は、柔軟性を有し、割れにくいポリプロピレン等の樹脂から構成され、例えば、真空成型により成型される。なお、材質としてポリプロピレンを使用する場合においては、帯電防止処理によるブリードアウトにより光学素子の品質に影響を及ぼすことを防止するため、ナチュラルな素材を使用することが好ましい。
次に、上述した光学素子用トレイ1を使用した梱包容器の構成について説明する。図5から図9は、光学素子用トレイ1を使用した梱包容器により光学素子9a、9b(これらを総称するときには「光学素子9」という)を梱包する状態を示す説明図である。なお、図5は光学素子9aを梱包する前の状態を示し、図6および図8は光学素子9aを梱包した状態を示し、図7および図9は光学素子9bを梱包した状態を示している。ここで、一対の光学素子用トレイ1を重ね合わせるときにはA−A断面とB−B断面とが同一位置となることを考慮し、図5から図7においては、理解を容易とするため、上半分は上述したB−B断面を示し、下半分は上述したA−A断面を示している。また、図8および図9においては、図2におけるC−C断面を示している。
この光学素子用トレイ1を使用した梱包容器は、一対の光学素子用トレイ1をその表面11を対向させた向きに配置して収納部を構成するとともに、これら一対の光学素子用トレイ1の間に光学素子9を配置し、さらに、上側の光学素子用トレイ1の上方に弾性部材5a、5b(これらを総称するときには「弾性部材5」という)を配置し、これら一対の光学素子用トレイ1、光学素子9および弾性部材5を、上部ケース6および下部ケース7内に収納する構成を有する。なお、比較的厚い光学素子9aを使用するときには、図6に示すように、比較的薄い弾性部材5aが使用され、比較的薄い光学素子9bを使用するときには、図7に示すように、比較的厚い弾性部材5bが使用される。
ここで、弾性部材5としては、発塵やガスの発生がない気泡緩衝材が使用される。また、上部ケース6および下部ケース7としては、光学素子用トレイ1と同様、柔軟性を有し、割れにくいポリプロピレン等の樹脂が使用される。このとき、上部ケース6および下部ケース7については、強度をもたせるために、光学素子用トレイ1より厚みを大きくしたものが使用される。
この梱包容器により比較的厚い光学素子9aを梱包するときには、図6および図8に示すように、一対の光学素子用トレイ1により光学素子9aを挟持する。そして、一対の光学素子用トレイ1、光学素子9aおよび弾性部材5aを、上部ケース6および下部ケース7内に収納する。この状態においては、光学素子9aの端縁が光学素子用トレイ1におけるテーパー面から構成された支持領域12に当接する。このため、光学素子9aの表面が光学素子用トレイ1のいずれかの領域と接触することによる光学素子9aの品質への影響を防止することが可能となる。このときには、光学素子9aの外周部には4個の凹領域15が配置される。
ここで、上述したように、光学素子用トレイ1は、外形が平面視において線対称形状である矩形状となっていることから、互いに対向配置された一対の光学素子用トレイ1を線対称の軸100に対して互いに対称となる位置することにより、これらの光学素子用トレイ1の外形が同一位置に配置されることになり、その占有領域を小さなものとすることが可能となる。
一方、この梱包容器により比較的薄い光学素子9bを梱包するときには、図7および図9に示すように、弾性部材5aにかえて、比較的厚い弾性部材5bを使用する。このときには、最初に、一対の光学素子用トレイ1により光学素子9bを挟持する。そして、一対の光学素子用トレイ1、光学素子9bおよび弾性部材5bを、上部ケース6および下部ケース7内に収納する。これにより、光学素子9bの端縁が光学素子用トレイ1におけるテーパー面から構成された支持領域12に当接する。また、一方の光学素子用トレイ1の凸領域14が、他方の光学素子用トレイ1における凹領域15内に進入する。
すなわち、上述したように、光学素子用トレイ1における4個の凸領域14と4個の凹領域15とは、線対称の軸100に対して互いに対称となる位置に形成されており、凸領域14と凹領域15の数Nは4であり、線対称の軸100と隣接する凸領域14と凹領域15とは、線対称の軸100に対して(90/4=22.5)度変位した位置に配置されている。このため、一対の光学素子用トレイ1のうちの一方を、線対称の軸100を中心として180度回転させることにより、4個の凸領域14と4個の凹領域15とが、互いに対向配置されることになり、各凸領域14を凹領域15域内に進入させることが可能となる。
この状態においても、光学素子9bの表面が光学素子用トレイ1のいずれかの領域と接触することによる光学素子9bの品質への影響を防止することが可能となる。このときにも、光学素子9bの外周部には4個の凹領域15が配置される。
なお、光学素子9として、図7および図9に示すように比較的薄い構成を有するものを使用した場合だけではなく、その外形が比較的小さいものを使用した場合においても、一方の光学素子用トレイ1の凸領域14が、他方の光学素子用トレイ1における凹領域15内に進入する。このため、各種の光学素子9に、この発明に係る光学素子用トレイ1を使用することが可能となる。
例えば、凸領域14の内側領域による円の直径を45mmとし、支持領域12の傾斜角度を45度とした場合においては、外形が45mmの光学素子9を収納するときには、光学素子9が平面形状や凹面形状である場合だけではなく、その曲率半径が35mm以上の凸形状であってもこの発明に係る梱包容器に収納することが可能となる。また、同一の条件において、厚さ10mmの平面状または凹状の光学素子9の場合においては、外形が45mmから35mmまでの光学素子9を収納することが可能となる。さらに、コバ厚が1mm以下となるような薄型の光学素子9の場合であっても、上述したように、一方の光学素子用トレイ1の凸領域14が、他方の光学素子用トレイ1における凹領域15内に進入する構成により、この光学素子9を確実に固定して梱包することが可能となる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図10は、この発明の第2実施形態に係る光学素子用トレイ2の平面図である。また、図11は、この発明の第2実施形態に係る光学素子用トレイ2の縦断面の部分拡大図である。
この光学素子用トレイ2は、光学素子9の端縁と当接するためのテーパー面から構成され表面21に対して凹設された支持領域22と、この支持領域22に支持される光学素子9の外周部に光学素子9の外形に対応して形成された2個の凸領域24と、2個の逃げ領域としての凹領域25と、外形が円形の平面からなる底部領域23を備える。支持領域22におけるテーパー面の角度は、表面21に対して45度となっている。また、各凹領域25は、各凸領域24が進入可能な形状を有する。すなわち、各凹領域25は、各凸領域24の外形より大きな凹部から構成され、各凸領域24が各凹領域25の内部に収納可能となっている。そして、2個の凸領域24と2個の凹領域25とは、そこに収納されるべき光学素子9の外周部にわたって交互に周期的に形成されている。
この光学素子用トレイ2は、外形が平面視において線対称形状である矩形状(略長方形)となっている。そして、図10に示すように、2個の凸領域24と2個の凹領域25とは、線対称の軸100に対して互いに対称となる位置に形成されている。すなわち、凸領域24と凹領域25の数Nは2であり、線対称の軸100と隣接する凸領域24と凹領域25とは、線対称の軸100に対して(90/2=45)度変位した位置に配置されている。このため、一対の光学素子用トレイ2のうちの一方を、線対称の軸100を中心として180度回転させることにより、2個の凸領域14と2個の凹領域15とが、互いに対向配置されることになる。
梱包容器としてこの第2実施形態に係る光学素子用トレイ2を使用した場合においても、第1実施形態に係る光学素子用トレイ1と同様の作用により、各種の光学素子9を品質に悪影響を与えない状態で、この光学素子9を確実に梱包することが可能となる。そして、同一形状を有する一対の光学素子用トレイ2を線対称の軸100に対して互いに対称となる位置することにより、これらの光学素子用トレイ2の外形が同一位置に配置されることになり、その占有領域を小さなものとすることが可能となる。
次に、この発明のさらに他の実施形態について説明する。図12は、この発明の第3実施形態に係る光学素子用トレイ3平面図である。
この第3実施形態に係る光学素子用トレイ3は、第2実施形態に係る光学素子用トレイ2における支持領域22、凸領域24、凹領域25、底部領域23を、光学素子用トレイ3の線対称の軸100に対して互いに対称となる位置に形成した構成を有する。各々の支持領域22、凸領域24、凹領域25、底部領域23の配置は、図10および図11に示す第2実施形態と同様である。
梱包容器としてこの第3実施形態に係る光学素子用トレイ3を上述した弾性部材5、上部ケース6および下部ケース7とともに使用した場合においても、第1、第2実施形態に係る光学素子用トレイ1、2と同様の作用・効果を奏する。そして、単一の梱包容器により同時に2個の光学素子9を収納することが可能となる。
次に、この発明のさらに他の実施形態について説明する。図13は、この発明の第4実施形態に係る光学素子用トレイ4の平面図である。
この光学素子用トレイ4は、光学素子9の端縁と当接するためのテーパー面から構成され表面41に対して凹設された支持領域42と、この支持領域42に支持される光学素子9の外周部に光学素子9の外形に対応して形成された3個の凸領域44と、3個の逃げ領域としての凹領域45と、外形が円形の平面からなる底部領域43を備える。支持領域42におけるテーパー面の角度は、表面41に対して45度となっている。また、各凹領域45は、各凸領域44が進入可能な形状を有する。すなわち、各凹領域45は、各凸領域44の外形より大きな凹部から構成され、各凸領域44が各凹領域45の内部に収納可能となっている。そして、3個の凸領域44と3個の凹領域45とは、そこに収納されるべき光学素子9の外周部にわたって交互に周期的に形成されている。
この光学素子用トレイ4は、外形が平面視において線対称形状である矩形状(略長方形)となっている。そして、図13に示すように、3個の凸領域44と3個の凹領域45とは、線対称の軸100に対して互いに対称となる位置に形成されている。すなわち、凸領域44と凹領域45の数Nは3であり、線対称の軸100と隣接する凸領域44と凹領域45とは、線対称の軸100に対して(90/3=30)度変位した位置に配置されている。このため、一対の光学素子用トレイ4のうちの一方を、線対称の軸100を中心として180度回転させることにより、3個の凸領域44と3個の凹領域45とが、互いに対向配置されることになる。
梱包容器としてこの第4実施形態に係る光学素子用トレイ4を使用した場合においても、第1、第2、第3実施形態に係る光学素子用トレイ1、2、3と同様の作用により、各種の光学素子9を品質に悪影響を与えない状態で、この光学素子9を確実に梱包することが可能となる。そして、同一形状を有する一対の光学素子用トレイ4を線対称の軸100に対して互いに対称となる位置することにより、これらの光学素子用トレイ4の外形が同一位置に配置されることになり、その占有領域を小さなものとすることが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、いずれも、凸領域14、24、44が進入するための逃げ領域として、底部を有する凹領域15、25、45を採用しているが、凹形状ではなく、底部が存在しない孔部であってもよい。
1 光学素子用トレイ
2 光学素子用トレイ
3 光学素子用トレイ
4 光学素子用トレイ
5a 弾性部材
5b 弾性部材
6 上部ケース
7 下部ケース
9a 光学素子
9b 光学素子
11 表面
12 支持領域
13 底部領域
14 凸領域
15 凹領域
21 表面
22 支持領域
23 底部領域
24 凸領域
25 凹領域
41 表面
42 支持領域
43 底部領域
44 凸領域
45 凹領域
100 線対称の軸

Claims (5)

  1. 外形が円形の光学素子を梱包する光学素子用トレイにおいて、
    前記光学素子の端縁と当接するためのテーパー面から構成され、表面に対して凹設された支持領域と、
    前記支持領域に支持される前記光学素子の外周部となる位置に形成された複数の凸領域と、
    前記複数の凸領域の各々が進入可能な形状を有する前記複数の凸領域と同数の逃げ領域と、
    を備え、
    前記複数の凸領域と前記複数の逃げ領域とは、前記光学素子の外周部にわたって交互に周期的に形成されていることを特徴とする光学素子用トレイ。
  2. 請求項1に記載の光学素子用トレイにおいて、
    その外形が平面視において線対称形状を有し、
    前記複数の凸領域と前記複数の逃げ領域とは、線対称の軸に対して互いに対称となる位置に形成される光学素子用トレイ。
  3. 請求項2に記載の光学素子用トレイにおいて、
    前記複数の凸領域と前記複数の逃げ領域の数をNとしたときに、
    前記線対称の軸と隣接する凸領域と逃げ領域とは、前記線対称の軸に対して90/N度変位した位置に配置される光学素子用トレイ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光学素子用トレイにおいて、
    前記逃げ領域は、前記表面に対して凹設された凹領域である光学素子用トレイ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の2個の光学素子用トレイを、前記表面が互いに当接する向きに対向配置することにより形成した収納部と、
    前記2個の光学素子用トレイの少なくとも片側に配設された弾性部材と、
    前記2個の光学素子用トレイと前記弾性部材とを収納するケースと、
    を備えたことを特徴とする梱包容器。
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