JP2019042888A - 研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カセットが水面に浮き上がるのを防止するとともにカセットのカセットサイズを認識できるようにする。【解決手段】研磨装置は、ウェーハWを第2のカセット8に収納する収納手段50を備え、収納手段50は、水槽51内に第2のカセット8を水没させるカセットユニット60と、ウェーハWをレール53に沿って水中移動させ第2のカセット8に収納する移動手段54とを備え、カセットユニット60は、第2のカセット8を上から押さえるおもり62と、ステージ61に載置された第2のカセット8をおもり62で押さえた状態で第2のカセット8を水没させる昇降手段65とを備えるため、水槽51内に水没した第2のカセット8の上をおもり62で押さえることで、第2のカセット8が水面に浮き上がるのを防止できる。また、本発明によれば、認識部70により不適切なカセットサイズの第2のカセット8を容易に認識できる。【選択図】図3

Description

本発明は、研磨パッドでウェーハを研磨加工する研磨装置に関する。
ウェーハなどの被加工物を例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)と呼ばれる化学的機械的研磨法により研磨する研磨装置は、ウェーハに研磨パッドを当接させ、スラリーをウェーハに供給しながらウェーハの研磨加工を行っている(例えば、下記の特許文献1を参照)。かかるCMP研磨加工おいては、ウェーハにスラリーが付着すると、洗浄しても取れなくなることがある。その原因としては、ウェーハに付着した状態でスラリーが乾燥してしまうと、ウェーハに水滴の跡やスラリーの跡が残るためである。
上記問題の対策として、ウェーハの研磨加工後、ウェーハを濡らした状態を維持しつつカセットに収納して、その後、カセットに収納されたウェーハを薬液で洗浄している。つまり、研磨加工後はウェーハを水没させた状態を維持するとよい。特にウェーハがリチウムタンタレート、リチウムナイオベートなどからなる場合には、ウェーハからスラリーが取れにくくなるため、研磨加工後に、カセットを水没させ水中でカセット内にウェーハを収容する水中搬送を行う研磨装置がある(例えば、下記の特許文献2を参照)。
特開2004−22804号公報 特開平11−277423号公報
上記したようなカセットは、次の洗浄工程で耐薬液性が必要なため、樹脂で形成されている。水に沈む樹脂もあるが、成型が難しかったり、重くなったりするため、通常、ポリエチレン製の樹脂でカセットを製造している。そのため、カセットを水槽内の水中に沈めても浮かび上がってしまうという問題がある。また、不適切なカセットサイズのカセットを研磨装置に誤って供給してしまうことがあり、水槽内に水没させたカセットを認識することができないという問題もある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、カセットが水面に浮き上がるのを防止するとともにカセットのカセットサイズを認識できるようにすることを目的とする。
本発明は、ウェーハを棚状に収容する第1のカセットと、ウェーハを保持する保持テーブルと、該第1のカセットから該保持テーブルにウェーハを搬入する搬入手段と、該保持テーブルが保持したウェーハを研磨する研磨手段と、該保持テーブルからウェーハを搬出する搬出手段と、該搬出手段が搬出したウェーハを棚状に収容する第2のカセットと、該搬出手段が搬出したウェーハを該第2のカセットに収納する収納手段と、を備えた研磨装置であって、該搬出手段は、ウェーハを保持する保持面を有し、該保持面の中央から放射状に水を放水し該保持面とウェーハとの間に水層を形成してウェーハを保持する搬出パッドを備え、該収納手段は、水槽と、該第2のカセットが載置され該水槽内に該第2のカセットを水没させるカセットユニットと、該水槽内に水没した該第2のカセットに向かって延在するレールと、該搬出手段が該レールの上に水没させたウェーハを該レールの延在方向に沿って水中移動させ該第2のカセットに収納する移動手段と、を備え、該カセットユニットは、該第2のカセットが載置されるステージと、該第2のカセットを上から押さえるおもりと、該ステージに載置された該第2のカセットを該おもりで押さえた状態で該ステージを昇降させ該第2のカセットを水没させる昇降手段とを備え、該おもりが該第2のカセットを押さえているときの該おもりの高さ位置で該第2のカセットのカセットサイズを認識する認識部を備える。
上記おもりは、アームの一方の端に配設され、該アームは、他方の端を支点に旋回することにより、該おもりを上記ステージに載置された上記第2のカセットの上に接近及び離間させ、上記認識部は、該アームの角度で該おもりの高さを認識し、該第2のカセットのカセットサイズを認識することができる。
本発明に係る研磨装置は、ウェーハを棚状に収容する第1のカセットと、ウェーハを保持する保持テーブルと、第1のカセットから保持テーブルにウェーハを搬入する搬入手段と、保持テーブルが保持したウェーハを研磨する研磨手段と、保持テーブルからウェーハを搬出する搬出手段と、搬出手段が搬出したウェーハを棚状に収容する第2のカセットと、搬出手段が搬出したウェーハを第2のカセットに収納する収納手段とを備え、収納手段は、水槽と、水槽内に第2のカセットを水没させるカセットユニットと、水槽内に水没した第2のカセットに向かって延在するレールと、搬出手段がレールの上に水没させたウェーハをレールの延在方向に沿って水中移動させ第2のカセットに収納する移動手段とを備え、カセットユニットは、第2のカセットが載置されるステージと、第2のカセットを上から押さえるおもりと、ステージに載置された第2のカセットをおもりで押さえた状態でステージを昇降させ第2のカセットを水没させる昇降手段とを備えたため、水槽内に水没した第2のカセットの上をおもりで押さえることにより、第2のカセットが水面に向けて浮き上がるのを防止することができる。これにより、樹脂製で安価に製造した第2のカセットを利用することができる。また、本発明にかかる研磨装置は、おもりが第2のカセットを押さえているときのおもりの高さ位置で第2のカセットのカセットサイズを認識する認識部を備えるため、不適切なカセットサイズの第2のカセットを容易に認識することができる。
上記おもりは、アームの一方の端に配設され、アームは、他方の端を支点に旋回することにより、おもりを上記ステージに載置された上記第2のカセットの上に接近及び離間させ、上記認識部は、アームの角度でおもりの高さを認識し、第2のカセットのカセットサイズを認識することができるため、上記同様に、不適切なカセットサイズの第2のカセットを容易に認識することができる。
研磨装置の構成を示す斜視図である。 搬出パッドの構成を示す斜視図である。 研磨後のウェーハを搬出パッドで搬出する状態を示す断面図である。 ウェーハと第2のカセットとを水槽に水没させる状態を示す断面図である。 移動手段によってウェーハを第2のカセットに向けて移動させる状態を示す断面図である。 第2のカセットにウェーハを収納する状態を示す断面図である。 ウェーハが収納された第2のカセットを下降させる状態を示す断面図である。 認識部がアームの角度でおもりの高さを認識して第2のカセットのカセットサイズ(大きいカセットサイズ)を認識する状態を示す断面図である。 認識部がアームの角度でおもりの高さを認識して第2のカセットのカセットサイズ(小さいカセットサイズ)を認識する状態を示す断面図である。 認識部がアームの位置でおもりの高さを認識して第2のカセットのカセットサイズ(大きいカセットサイズ)を認識する状態を示す断面図である。 認識部がアームの位置でおもりの高さを認識して第2のカセットのカセットサイズ(小さいカセットサイズ)を認識する状態を示す断面図である。
図1に示す研磨装置1は、CMPによりウェーハWを研磨する研磨装置の一例である。研磨装置1は、Y軸方向に延在する装置ベース100を有し、装置ベース100の+Y方向側の端部には、ステージ4が配設されている。ステージ4の上には研磨前のウェーハWを棚状に収容する第1のカセット5が載置される。第1のカセット5に対面する位置には、ウェーハWを所望の位置に搬送する搬送手段6を備え、搬送手段6の可動範囲にはウェーハWを仮置きするための仮置きテーブル7を備える。第1のカセット5は、例えばポリエチレン等の樹脂によって形成されている。第1のカセット5のサイズは、特に限定されず、例えば4インチや6インチや8インチのウェーハWを収容できるウェーハWのサイズに対応したカセットサイズを有している。ステージ4には、載置された第1のカセット5の大きさや形状によって加工前のウェーハWのサイズを認識するセンサを備えている。また、加工前のウェーハWのサイズ認識は、仮置きテーブル7で行ってもよい。すなわち、仮置きテーブル7に載置されるウェーハWをセンサ等で検出することでウェーハWのサイズを認識する。この場合、研磨加工条件に設定した加工データにウェーハWのサイズを設定してもよい。このようにして、研磨装置1においては、加工前のウェーハWのサイズを認識している。
装置ベース100には、ウェーハWを保持する保持テーブル2を備える。保持テーブル2の上面は、ウェーハWを吸引保持する保持面2aとなっており、保持面2aには、図示しない吸引源が接続されている。保持テーブル2の周囲はカバー3によって覆われ、保持テーブル2の下方には、Y軸方向に保持テーブル2を移動させる保持テーブル移動手段が接続されている。仮置きテーブル7の近傍には、第1のカセット5から搬出され仮置きテーブル7に仮置きされたウェーハWを保持テーブル2に搬入する搬入手段30を備える。
搬入手段30は、ウェーハWを保持する搬入パッド31と、搬入パッド31を水平に支持する旋回アーム32と、旋回アーム32を昇降させるとともに水平方向に旋回させる移動機構33とを備える。移動機構33は、旋回アーム32に接続された軸部材330と、軸部材330に接続された図示しないモータとを少なくとも備える。軸部材330がZ軸方向に昇降すると、旋回アーム32とともに搬入パッド31をZ軸方向に昇降させることができる。また、軸部材330が回転すると、旋回アーム32が水平方向に旋回し、搬入パッド31を水平方向に旋回させることができる。
装置ベース100の−Y方向側の後部には、コラム101が立設されている。コラム101の前方において保持テーブル2が保持するウェーハWを研磨する研磨手段10と、保持テーブル2が保持するウェーハWに対して接近及び離間する方向(Z軸方向)に研磨手段10を研磨送りする研磨送り手段20とを備える。
研磨手段10は、Z軸方向の軸心を有するスピンドル11と、スピンドル11を回転可能に囲繞して支持するスピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12を保持するホルダ13と、スピンドル11の一端に接続されたモータ14と、スピンドル11の下端にマウント15を介して着脱可能に装着された研磨パッド16とを備える。研磨パッド16は、円板17と、円板17に固定された研磨部材18とにより構成されている。モータ14によりスピンドル11が回転することにより研磨パッド16を所定の回転速度で回転させることができる。研磨部材18は、例えばウレタンや不織布により形成されている。研磨手段10には、研磨部材18と保持テーブル2が保持するウェーハWとの間にスラリーを供給するスラリー供給源19が接続されている。
研磨送り手段20は、Z軸方向に延在するボールネジ21と、ボールネジ21の一端に接続されたモータ22と、ボールネジ21と平行に延在する一対のガイドレール23と、一方の面が研磨手段10に連結された昇降板24とを備える。昇降板24の他方の面には一対のガイドレール23が摺接し、昇降板24の中央に形成されたナットにはボールネジ21が螺合している。モータ22がボールネジ21を駆動することにより、一対のガイドレール23に沿って昇降板24とともに研磨手段10をZ軸方向に研磨送りすることができる。
保持テーブル2の側方側(図示の例では+X方向側)には、保持テーブル2から研磨後のウェーハWを搬出する搬出手段40を備える。搬出手段40は、ウェーハWを保持する搬出パッド41と、搬出パッド41をZ軸方向に昇降させる昇降機構42と、昇降機構42に一端が接続された旋回アーム43と、旋回アーム43の他端に接続された旋回機構44とを備える。昇降機構42は、シリンダ420と、ピストンロッド421とを少なくとも備え、搬出パッド41をZ軸方向に昇降させることができる。旋回機構44は、旋回アーム43を水平方向に旋回させる回転軸440と、回転軸440に接続されたモータとを少なくとも備え、モータによって回転軸440が回転すると、旋回アーム43が水平方向に旋回し、搬出パッド41を水平方向に旋回させることができる。
図2に示すように、搬出パッド41は、円板状に形成されウェーハWを保持する保持面410を有し、保持面410の中央部411には、放射状に水を放水するための複数(図示の例では3つ)の水噴出口412が形成されている。各水噴出口412には、図1に示す水供給源45が接続されている。保持面410には、水噴出口412から噴出された水が放射状に流れるように傾斜した溝413が形成されている。溝413は、搬出パッド41の外周側から中心側(中央部411側)に向けて低く傾斜した斜面413aを有している。保持面410の外周部には、リング状の横ずれ防止壁414が配設されている。このように構成される搬出パッド41では、各水噴出口412から溝413に沿って水を放射状に放水することで保持面410とウェーハWとの間に水層を形成し、ベルヌーイの原理を利用してウェーハWを非接触の状態で吸引保持することができる。
図1に示す装置ベース100には、搬出手段40が搬出したウェーハWを棚状に収容する第2のカセット8と、搬出手段40が搬出したウェーハWを第2のカセット8に収納する収納手段50とを備える。第2のカセット8は、図3に示すように、上下方向に所定の間隔を設けて形成された複数の収容棚8aを有している。第2のカセット8には、収容棚8aにおいてウェーハWを水平な状態で収容可能となっている。第2のカセット8は、第1のカセット5と同様に、例えばポリエチレン等の樹脂によって形成されている。また、第2のカセット8のサイズについても、特に限定されず、例えば4インチや6インチや8インチのウェーハWを収容できるウェーハWのサイズに対応したカセットサイズを有している。
収納手段50は、水槽51と、第2のカセット8が載置され水槽51内に第2のカセット8を水没させるカセットユニット60と、水槽51内に水没した第2のカセット8に向かって延在するレール53と、搬出手段40がレール53の上に水没させたウェーハWをレール53の延在方向に水中移動させ第2のカセット8に収納する移動手段54とを備える。水槽51は、レール53が敷設された第1の底部52aと、第1の底部52aよりも深い第2の底部52bとを有している。研磨後のウェーハWを第2のカセット8に収納するときは、水槽51内に洗浄水9が溜められた状態で実施される。洗浄水9は、特に限られないが、例えば薬液や純水を使用することができる。第1の底部52aは、レール53の上においてウェーハWが水没する程度の深さを有していればよい。また、第2の底部52bは、第2のカセット8が水没する程度の深さを有していればよい。
装置ベース100の+X方向側の端部には、Y軸方向に延在する平板102が立てかけられて配設されており、平板102に移動手段54が配設されている。移動手段54は、アーム540と、アーム540の一端から昇降機構542を介して接続された押し出し部541と、平板102に沿って延在するボールネジ543と、ボールネジ543の一端に接続されたモータ544と、ボールネジ543と平行に延在する一対のガイドレール545と、アーム540の他端に接続されガイドレール545に沿ってY軸方向に移動する移動部546とを備える。昇降機構542は、シリンダと、ピストンロッドとにより構成され、押し出し部541をZ軸方向に昇降させることができる。移動部546の側部には一対のガイドレール545が摺接し、移動部546の中央に形成されたナットにはボールネジ543が螺合している。モータ544がボールネジ543を駆動することにより、一対のガイドレール545に沿って移動部546とともに押し出し部541をY軸方向に移動させることができる。
水槽51の側方には、カセットユニット60を支持する支持板103が配設されている。カセットユニット60は、第2のカセット8が載置されるステージ61と、第2のカセット8を上から押さえるおもり62と、ステージ61に載置された第2のカセット8をおもり62で押さえた状態でステージ61を昇降させ第2のカセット8を水没させる昇降手段65とを備える。ステージ61には、その一端からZ軸方向に延在する図3に示す連結部66が連結されている。また、ステージ61には、第2のカセット8の外形に応じて、第2のカセット8の角の位置に複数(例えば2つ)の位置決めブロック67が配設されている。位置決めブロック67は、例えば断面略L字形状のブロックである。位置決めブロック67の内側面に第2のカセット8の角を当接させることにより、第2のカセット8をステージ61において適正な位置に位置決めすることができる。
図3に示すように、おもり62は、アーム63の一方の端に配設され、アーム63の他方の端には水平方向の軸心を有する支点部64が配設されている。支点部64は、ステージ61の連結部66の上端に固定されている。アーム63が支点部64を軸にして旋回することにより、おもり62をステージ61に載置された第2のカセット8の上面に対して接近及び離間させることができる。おもり62の重さは、特に限定されない。
昇降手段65は、Z軸方向に延在するボールネジ650と、ボールネジ650の一端に接続されたモータ651と、ステージ61を昇降させる昇降部652とを備えている。昇降部652には連結部66が接続され、昇降部652の中央に形成されたナットにはボールネジ650が螺合している。モータ651がボールネジ650を駆動することにより、昇降部652とともに第2のカセット8を昇降させ、水槽51内に第2のカセット8を水没させることができる。そして、水槽51内に水没した第2のカセット8の上面をおもり62で押さえることにより、第2のカセット8が洗浄水9の水面に向けて浮き上がることを防止できる。
図1に示す研磨装置1は、おもり62が第2のカセット8を押さえているときのアーム63の角度で第2のカセット8のカセットサイズを認識する認識部70を備えている。認識部70には、認識部70が認識した第2のカセット8のカセットサイズが適正であるかどうかを判断する判断手段80が接続されている。認識部70は、図3の部分拡大図に示すように、例えば、反射型の光センサであり、測定光をアーム63に向けて投光する投光部71と、アーム63の側面で反射した反射光を受光する受光部72とに分割された構成となっている。認識部70では、投光部71からアーム63に測定光を投光して側面で反射した反射光を受光部72で受光し、その反射光の受光量を図示しない光電変換部で電圧値に変換して、おもり62の高さ位置を検出して第2のカセット8のカセットサイズを認識することができる。認識部70は、反射型センサで構成したが、例えば支点部64に角度検出センサを設けてアーム63の角度を検出し、おもり62の高さ位置を認識して第2のカセット8のカセットサイズを認識するようにしてもよい。
次に、研磨装置1の動作例について説明する。ウェーハWは、円形板状の基板を有する被加工物の一例であって、例えば、リチウムタンタレート(LT)やリチウムナイオベート(LN)により構成されている。まず、搬送手段6は、第1のカセット5から研磨前のウェーハWを搬出して仮置きテーブル7に仮置きする。搬入手段30は、仮置きテーブル7に仮置きされたウェーハWを搬入パッド31で搬出し、保持テーブル2の保持面2aにウェーハWを搬入する。保持テーブル2の保持面2aにウェーハWが載置されたら、吸引源の吸引力によって保持面2aでウェーハWを吸引保持し、図示しない保持テーブル移動手段で保持テーブル2を例えば−Y方向に移動させ、研磨手段10の下方にウェーハWを移動させる。そして、研磨送り手段20により昇降板24とともに研磨手段10を下降させる。
ウェーハWを保持した保持テーブル2は、所定の回転速度で回転する。研磨手段10は、スピンドル11によって研磨パッド16を所定の回転速度で回転させ、研磨送り手段20は、研磨パッド16を例えば−Z方向に研磨送りしながら、研磨部材18を回転するウェーハWに接触させ、研磨部材18とウェーハWとを相対的に摺動させる。このとき、スラリー供給源19から研磨部材18とウェーハWとの間にスラリーを供給する。研磨手段10によって、所定の時間だけウェーハWを研磨したら、研磨送り手段20により研磨手段10を上昇させ、研磨加工を終了する。
研磨加工が終了したら、搬出手段40によって保持テーブル2から研磨後のウェーハWを搬出する。保持テーブル移動手段によって保持テーブル2を例えば+Y方向に移動させる。続いて、図3に示すように、搬出手段40は、旋回機構44によって旋回アーム43とともに搬出パッド41を保持テーブル2の上方側に位置づけ、昇降機構42によって搬出パッド41を例えば−Z方向に下降させることにより、搬出パッド41の保持面410をウェーハWに接触させる。水供給源45が作動して、図2に示した水噴出口412から水を放射状に放水して保持面410とウェーハWとの間に水層を形成することで、保持面410において非接触の状態でウェーハWを吸引保持する。
図4に示すように、搬出手段40は、昇降機構42によって搬出パッド41を例えば+Z方向に上昇させるとともに、旋回機構44によって搬出パッド41を水平方向に旋回させ、水槽51の上方側に搬出パッド41を位置づける。搬出パッド41でウェーハWを搬出する際には、ウェーハWの外周縁が図2に示した横ずれ防止壁414に接触することでウェーハWの動きが規制される。水槽51には、洗浄水9があらかじめ溜められている。
搬出手段40は、レール53の上にウェーハWを載置して水槽51に溜められた洗浄水9に水没させる。ウェーハWが水槽51内に水没すると、ウェーハWに付着したスラリー等が取り除かれる。また、カセットユニット60は、おもり62がステージ61に載置された第2のカセット8の上から押さえた状態で昇降手段65によって第2のカセット8を例えば−Z方向に下降させ、図5に示すように、水槽51内に溜められた洗浄水9に第2のカセット8を水没させて所定の収容棚8aの位置をレール53の延長線上に位置づける。このとき、第2のカセット8が水槽51の第2の底部52bに向けて沈むが、浮力で第2のカセット8が浮き上がろうとしても、おもり62によって第2のカセット8の浮き上がりが防止される。
次いで、移動手段54は、押し出し部541をウェーハWの外周縁の近傍に位置づける。移動手段54は、図6に示すように、押し出し部541でウェーハWの外周縁を押しながら、レール53に沿ってウェーハWを例えば+Y方向に水中移動させることにより、第2のカセット8内に進入させて収容棚8aにウェーハWを収納する。収納されたウェーハWは、次の工程に移行するまで水槽51内に水没した状態が維持されるため、ウェーハWが乾燥するのを防止することができる。そのため、ウェーハWに付着したスラリーが乾いて取れにくくなるという問題もない。こうして、1枚のウェーハWの収納動作が終了したら、図7に示すように、昇降手段65により、第2のカセット8をさらに−Z方向に下降させ、次の収容棚8aの位置をレール53の延長線上に位置づけ、上記した研磨後のウェーハWの搬出動作とウェーハWの収納動作とを繰り返し行って、第2のカセット8の各収容棚8aにウェーハWを棚状に収納する。
次に、ステージ61に載置された第2のカセット8のカセットサイズが適切であるかどうかを判断する場合について説明する。本実施形態では、カセットサイズに応じた電圧値が認識部70に設定されているものとする。また、ステージ61に載置されるべき第2のカセット8のカセットサイズは、例えば8インチ用であるものとして判断手段80に設定されているものとする。
図8に示すように、複数のウェーハWを棚状に収容した第2のカセット8が水槽51内に水没したら、認識部70がアーム63の角度でおもり62の高さ位置を認識し、第2のカセット8のカセットサイズを認識する。具体的には、投光部71によってアーム63に向けて検出光を投光しアーム63の側面で反射した反射光を受光部72で受光したら、受光量を光電変換部で電圧値に変換し、この電圧値に基づき第2のカセット8のカセットサイズを認識する。ここで、受光部72で受光する受光量は、アーム63の角度によって変化する。つまり、アーム63の角度が大きければ、アーム63により反射光を遮断する範囲が小さくなり受光量が少なくなる。一方、アーム63の角度が小さければ、アーム63で反射光を遮断する範囲が大きくなり受光量が多くなる。
例えば、図8の部分拡大図に示すように、アーム63の角度θ1が大きい場合は、受光部72で受光する受光量が少なくなるため、第2のカセット8の上面に接触するおもり62の高さ位置が高くなり、第2のカセット8の上面高さ位置が高いことが確認できる。すなわち、認識部70は、受光部72が受光した受光量を光電変換部で電圧値に変換して、変換した電圧値から大きいカセットサイズ(例えば8インチ用)の第2のカセット8であると認識することができる。そして、図1に示した判断手段80では、認識部70が認識した情報に基づき、ステージ61に適切なカセットサイズの第2のカセット8が載置されていると判断する。
一方、図9に示すように、水槽51内に水没したのが第2のカセット8’であり、部分拡大図に示すように、アーム63の角度θ2が小さい場合、受光部72で受光する受光量が多くなるため、第2のカセット8’の上面に接触するおもり62の高さ位置が低くなり、第2のカセット8’の上面高さ位置が低いことが確認できる。すなわち、認識部70は、受光部72で受光した受光量を光電変換部で電圧値に変換して、変換した電圧値から小さいカセットサイズ(例えば6インチ用)の第2のカセット8’であると認識する。図1に示した判断手段80では、認識部70が認識した情報に基づき、ステージ61に不適切なカセットサイズの第2のカセット8’が載置されていると判断する。この場合は、昇降手段65によってステージ61を上昇させ、第2のカセット8’をステージ61から取り出し、適切な第2のカセット8をステージ61に載置するとよい。
このように、本発明に係る研磨装置1は、ウェーハWを第2のカセット8に収納する収納手段50を備え、収納手段50は、水槽51と、水槽51内に第2のカセット8を水没させるカセットユニット60と、水槽51内に水没した第2のカセット8に向かって延在するレール53と、搬出手段40がレール53の上に水没させたウェーハWをレール53の延在方向に沿って水中移動させ第2のカセット8に収納する移動手段54とを備え、カセットユニット60は、第2のカセット8が載置されるステージ61と、第2のカセット8を上から押さえるおもり62と、ステージ61に載置された第2のカセット8をおもり62で押さえた状態でステージ61を昇降させ第2のカセット8を水没させる昇降手段65とを備えたため、水槽51内に水没した第2のカセット8の上をおもり62で押さえることにより、第2のカセット8が洗浄水9の水面に向けて浮き上がるのを防止することができる。これにより、樹脂製で安価に製造した第2のカセット8を利用可能となる。また、本発明によれば、認識部70がアーム63の角度でおもり62の高さを認識し、第2のカセット8のカセットサイズを認識することができるため、加工前に認識したウェーハWのサイズに対して不適切なカセットサイズの第2のカセット8を容易に認識することができる。
カセットサイズを認識する手段としては、上記した認識部70の構成に限定されるものではなく、例えば、図10に示すように、おもり62が第2のカセット8を押さえているときのおもり62の高さ位置で第2のカセット8のカセットサイズを認識する認識部90でもよい。認識部90は、例えば、光学式の位置センサであって、投光部と受光部とを備えている。また、図10の例におけるカセットユニット60Aは、第2のカセット8が載置されるステージ61Aを備え、その他の構成は上記カセットユニット60と同様であるため、共通の符号を付している。
ステージ61Aの一端にはZ軸方向に延在する連結部68が連結され、連結部68にはガイド69が配設されている。おもり62は、水平方向に延在するアーム63Aの一方の端に配設され、アーム63Aの他方の端にはアーム支持部630が配設されている。このアーム支持部630は、ガイド69に沿ってアーム63Aを水平な状態で上下方向に移動させることができる。ガイド69には、複数の認識部90が軸方向に配置されている。アーム支持部630によって認識部90が遮られることでアーム63Aの軸方向の位置を特定し、かかる位置に基づいておもり62の高さを検出し第2のカセット8のカセットサイズを認識することができる。認識部90には、認識部90が認識した第2のカセット8のカセットサイズが適切であるかどうかを判断する判断手段(不図示)が接続されている。
例えば、図10の部分拡大図に示すように、アーム支持部630がガイド69において高い位置で停止したときは、第2のカセット8の上面に接触するおもり62の高さ位置が高くなり、第2のカセット8の上面高さ位置が高いことが確認できる。すなわち、認識部90は、このおもり62の高さ位置から大きいカセットサイズ(例えば8インチ用)の第2のカセット8であると認識する。ステージ61Aに載置されるべき第2のカセット8のカセットサイズが例えば8インチ用である場合、判断手段では、認識部90が認識した情報に基づき、ステージ61Aに適切なカセットサイズの第2のカセット8が載置されていると判断する。
一方、図11の部分拡大図に示すように、アーム支持部630がガイド69において低い位置で停止したときは、第2のカセット8’の上面に接触するおもり62の高さ位置が低くなり、第2のカセット8’の上面高さ位置が低いことが確認できる。すなわち、認識部90は、このおもり62の高さ位置から小さいカセットサイズ(例えば6インチ用)の第2のカセット8’であると認識する。判断手段では、認識部90が認識した情報に基づき、ステージ61Aに不適切なカセットサイズの第2のカセット8’が載置されていると判断する。この場合は、昇降手段65によってステージ61Aを上昇させ、第2のカセット8’をステージ61から取り出し、適切な第2のカセット8をステージ61Aに載置するとよい。このように、認識部90によれば、おもり62が第2のカセット8を押さえているときのおもり62の高さ位置で第2のカセット8のカセットサイズを認識することができ、不適切なカセットサイズの第2のカセット8を容易に認識することができる。
1:研磨装置 100:装置ベース 101:コラム 102:平板 103:支持板
2:保持テーブル 2a:保持面 3:カバー 4:ステージ
5:第1のカセット 6:搬送手段 7:仮置きテーブル 8:第2のカセット 9:水
10:研磨手段 11:スピンドル 12:スピンドルハウジング 13:ホルダ
14:モータ 15:マウント 16:研磨パッド 17:円板 18:研磨部材
19:スラリー供給源
20:研磨送り手段 21:ボールネジ 22:モータ 23:ガイドレール
24:昇降板
30:搬入手段 31:搬入パッド 32:旋回アーム 33:軸部材
40:搬出手段 41:搬出パッド 410:保持面 411:中央部
412:水噴出口 413:溝 413a:斜面 414:横ずれ防止壁
42:昇降機構 420:シリンダ 421:ピストンロッド 43:旋回アーム
44:旋回機構 440:軸部材 45:水供給源
50:収納手段 51:水槽 52a:第1の底部 52b:第2の底部
53:レール 54:移動手段 540:アーム 541:押し出し部
542:昇降機構 543:ボールネジ 544:モータ 545:ガイドレール
546:移動部
60,60A:カセットユニット 61,61A:ステージ 62:おもり
63,63A:アーム 630:アーム支持部 64:支点部
65:昇降手段 650:ボールネジ 651:モータ 652:昇降部
66:連結部 67:位置決めブロック 68:連結部 69:ガイド
70:認識部 71:投光部 72:受光部 80:判断手段 90:認識部

Claims (2)

  1. ウェーハを棚状に収容する第1のカセットと、ウェーハを保持する保持テーブルと、該第1のカセットから該保持テーブルにウェーハを搬入する搬入手段と、該保持テーブルが保持したウェーハを研磨する研磨手段と、該保持テーブルからウェーハを搬出する搬出手段と、該搬出手段が搬出したウェーハを棚状に収容する第2のカセットと、該搬出手段が搬出したウェーハを該第2のカセットに収納する収納手段と、を備えた研磨装置であって、
    該搬出手段は、ウェーハを保持する保持面を有し、該保持面の中央から放射状に水を放水し該保持面とウェーハとの間に水層を形成してウェーハを保持する搬出パッドを備え、
    該収納手段は、水槽と、
    該第2のカセットが載置され該水槽内に該第2のカセットを水没させるカセットユニットと、
    該水槽内に水没した該第2のカセットに向かって延在するレールと、
    該搬出手段が該レールの上に水没させたウェーハを該レールの延在方向に沿って水中移動させ該第2のカセットに収納する移動手段と、を備え、
    該カセットユニットは、
    該第2のカセットが載置されるステージと、
    該第2のカセットを上から押さえるおもりと、
    該ステージに載置された該第2のカセットを該おもりで押さえた状態で該ステージを昇降させ該第2のカセットを水没させる昇降手段とを備え、
    該おもりが該第2のカセットを押さえているときの該おもりの高さ位置で該第2のカセットのカセットサイズを認識する認識部を備える研磨装置。
  2. 前記おもりは、アームの一方の端に配設され、
    該アームは、他方の端を支点に旋回することにより、該おもりを前記ステージに載置された前記第2のカセットの上に接近及び離間させ、
    前記認識部は、該アームの角度で該おもりの高さを認識し、該第2のカセットのカセットサイズを認識する請求項1記載の研磨装置。
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