JP2019038400A - シート支持装置 - Google Patents

シート支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019038400A
JP2019038400A JP2017162317A JP2017162317A JP2019038400A JP 2019038400 A JP2019038400 A JP 2019038400A JP 2017162317 A JP2017162317 A JP 2017162317A JP 2017162317 A JP2017162317 A JP 2017162317A JP 2019038400 A JP2019038400 A JP 2019038400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifter link
seat
flange
flange portion
support device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017162317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6844473B2 (ja
Inventor
恭介 奥田
Kyosuke Okuda
恭介 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2017162317A priority Critical patent/JP6844473B2/ja
Publication of JP2019038400A publication Critical patent/JP2019038400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6844473B2 publication Critical patent/JP6844473B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 リフタリンクの揺動可動範囲が小さくなることを抑制し、かつ、前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能なシート支持装置の一例を開示する。【解決手段】 第1リフタリンク52の揺動を規制する規制部55は、フランジ部51Bの上端において、「オフセットの向き」に突出した湾曲形状となっている。これにより、第1リフタリンク52の揺動可動範囲が小さくなることを抑制し、かつ、前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能なシート支持装置を得ることが可能となる。【選択図】 図8

Description

本願は、シートクッションを昇降可能に支持するシート支持装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の乗物用シートは、リフタリンクを揺動させてシートクッションを昇降させる。シートクッションは着席者の臀部を支持する部位である。リフタリンクは、上端側がクッションフレームに揺動可能に連結され、かつ、下端側が固定ブラケットに揺動可能に連結された部材である。
クッションフレームはシートクッションの骨格を構成する。固定ブラケットは、直接的又は間接的にフロアパネル等の車体に固定されている。なお、上記乗物用シートに係る固定ブラケットは、スライド装置を介して車体に固定されている。
上記固定ブラケットには、乗物用シートに作用する衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部が設けられている。衝撃吸収部は、リフタリンクが下方側に大きく揺動して当該リフタリンクが接触したときに変形する。
上記固定ブラケットは、ベースプレート部及びフランジ部を有し、略L字状の断面形状に構成されたブラケットである。ベースプレート部は、スライド装置に固定される板状の部位である。
フランジ部は、ベースプレート部から上方(クッションフレーム側)に突出した板状の部位である。そして、リフタリンクの下端側は、フランジ部に揺動可能に連結され、衝撃吸収部は、フランジ部の上端に設けられている。
つまり、特許文献1に記載の乗物用シートでは、リフタリンクがフランジ部の上端に接触することにより、リフタリンクの揺動を規制している。以下、フランジ部のうちリフタリンクと接触して揺動を規制する部位を規制部ともいう。
特開2015−3596号公報
乗物用シートに作用する幅方向の外力は、リフタリンクを介して固定ブラケットに作用する。上記幅方向は、フランジ部の板面と直交する方向、つまりリフタリンクの揺動中心軸線と平行な方向である。
幅方向の外力に対する固定ブラケットの曲げ剛性は、幅方向と直交する水平方向(以下、前後方向という。)に関する断面二次モーメントにより決定される。当該断面二次モーメントは、フランジ基端部の断面積が大きくなるほど大きくなる。
フランジ基端部とは、フランジ部のうちリフタリンクとの連結部(特許文献1では、連結ピン)よりベースプレート部側の部分をいう。したがって、前後方向全域においてフランジ基端部の上端が当該連結部より上方に存在するフランジ部であれば、フランジ基端部の断面積が大きくなる。
しかし、前後方向全域においてフランジ基端部の上端が当該連結部より上方に存在すると、リフタリンクの揺動可動範囲、つまりシートクッションの昇降可能範囲が小さくなってしまう。
すなわち、規制部はフランジ基端部の上端に位置する。上記揺動可動範囲の下限位置(以下、揺動下限位置という。)は、リフタリンクとフランジ基端部の上端とが接触する位置である。したがって、フランジ基端部の上端位置が高くなるほど揺動下限位置が上昇するので、リフタリンクの揺動可動範囲が小さくなる。
フランジ基端部の上端位置が低くなるほど揺動下限位置が下がるので、リフタリンクの揺動可動範囲が大きくなる。しかし、フランジ基端部の上端が当該連結部より低くなると、前後方向に関する断面二次モーメントが小さくなる。
本願は、上記点に鑑み、リフタリンクの揺動可動範囲が小さくなることを抑制し、かつ、前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能なシート支持装置の一例を開示する。
シート支持装置は、下端(52A)側がフランジ部(51B)に揺動可能に連結され、上端(52B)側がクッションフレーム(3)に揺動可能に連結されたリフタリンク(52)であって、上端(52B)がフランジ部(51B)を挟んで下端(52A)と反対側に位置するように、当該上端(52B)と当該下端(52A)との間の部位(52C)がフランジ部(51B)の板面に対して傾斜したリフタリンク(52)と、フランジ部(51B)に設けられた規制部(55)であって、リフタリンク(52)の上端(52B)が下方側に揺動したときに、上端(52B)と下端(52A)との間の部位(52C)に接触することにより当該リフタリンク(52)の揺動を規制する規制部(55)とを備え、投影面に投影された規制部(55)は、「オフセットの向き」に突出した湾曲形状であることが望ましい。
「オフセットの向き」とは、幅方向において、投影面に投影された下端(52A)から上端(52B)に向かう向きをいう。投影面とは、フランジ部(51B)の板面と直交するとともに、ベースプレート部(51A)の板面と平行な仮想の面をいう。
これにより、フランジ部(51B)のうち規制部(55)が形成された部位、つまりフランジ基端部(55B)は湾曲形状となる。したがって、フランジ基端部が平板状の板面に構成された場合(以下、従来構造という。)に比べてフランジ基端部(55B)の前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能となる。
リフタリンク(52)は、上端(52B)と当該下端(52A)との間の部位(以下、傾斜部(52C)という。)がフランジ部(51B)の板面に対して傾斜している。そして、規制部(55)は、傾斜部(52C)に接触するので、規制部(55)の位置を従来構造に比べて高くでき得る。
すなわち、上記シート支持装置(以下、本願構造という。)では、フランジ部(51B)のうち規制部(55)が設けられた部位が「オフセットの向き」に突出した湾曲形状であるので、仮に、本願構造における規制部(55)の位置と従来構造における規制部の位置とが同一高さであると、本願構造の揺動下限位置は、従来構造の揺動下限位置より低くなる。
したがって、本願構造の揺動可能範囲が従来構造と同一の揺動可能範囲である場合には、規制部(55)の位置は、従来構造に比べて高くなり得る。延いては、本願は、リフタリンク(52)の揺動可動範囲が小さくなることを抑制し、かつ、前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能なシート支持装置を得ることが可能となる。
なお、シート支持装置は、以下の構成であってもよい。
フランジ部(51B)の上端外縁のうちリフタリンク(52)が連結された連結部(51D)から規制部(55)が設けられた部位の間には、規制部(55)側が連結部(51D)側より低くなる傾斜外縁部(51E)が設けられており、さらに、傾斜外縁部(51E)の下端(51F)は、規制部(55)の上端外縁(55A)の中に位置していることが望ましい。
これにより、フランジ基端部(55B)の上端が連結部(51D)より上方に存在する部分、つまり前後方向に関する断面二次モーメントの増大に寄与する部分を大きくすることができ得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るクッションフレームの斜視図である。 本発明の実施形態に係るシート支持装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定ブラケットの斜視図である。 本発明の実施形態に係るシート支持装置を示す図である。 A及びBは、本発明の実施形態に係るシート支持装置における第1リフタリンクの揺動を示す図である。 本発明の実施形態に係るシート支持装置の第1リフタリンクを示す図である。 本発明の実施形態に係るシート支持装置の第1リフタリンクを示す図である。 本発明の実施形態に係るシート支持装置の規制部55を示す図である。 本発明の実施形態に係るシート支持装置の特徴の説明図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
1.乗物用シートの概要
本実施形態は、車両等の乗物に本発明に係る乗物用シートを適用したものである。図1に示すクッションフレーム3は、当該乗物用シート1のクッションフレームである。クッションフレーム3は、シートクッションの骨格を構成する部材である。シートクッションは、着席者の臀部を支持する部位である。
クッションフレーム3は、一対のサイドフレーム3A、3B及び一対の連結ロッド3C、3D等を少なくとも有している。サイドフレーム3Aは、シート幅方向一端側に配設されてシート前後方向に延びる部材である。
サイドフレーム3Bは、シート幅方向他端側に配設されてシート前後方向に延びる部材である。各連結ロッド3C、3Dは、シート幅方向に延びて一対のサイドフレーム3A、3Bを連結する。
クッションフレーム3は、一対のシート支持装置5、7を介して昇降可能に支持されている。つまり、一対のシート支持装置5、7は、シートクッション等のシート本体を昇降可能に支持する。
シート支持装置5は、シート幅方向一端側(本実施形態では、左端側)に配置されている。シート支持装置7は、シート幅方向他端側(本実施形態では、右端側)に配置されている。
一対のシート支持装置5、7それぞれは、スライド装置9を介して間接的に車両のフロアパネルに固定される。各スライド装置9は、固定レール9A及び可動レール9B等を少なくとも有している。
各固定レール9Aは、フロアパネルに直接的又は間接的に固定される。各可動レール9Bは、固定レール9Aにスライド可能に装着されている。各シート支持装置5、7は、各可動レール9Bに固定されている。
2.シート支持装置の構成
シート支持装置5は、本発明に係るシート支持装置を適用した一例である。シート支持装置5は、図2に示すように、固定ブラケット51、第1リフタリンク52及び第2リフタリンク53等を少なくとも備える。
<固定ブラケット>
固定ブラケット51は、図3に示すように、ベースプレート部51A及びフランジ部51B等を有して構成されている。ベースプレート部51Aは、固定部51Cが設けられた板状の部材である。
本実施形態に係るベースプレート部51Aは、可動レール9Aの長手方向と平行な方向に延びる略帯板状の部位である。固定部51Cは、固定ブラケット51を可動レール9B又はフロアパネルに固定するための部位である。
なお、本実施形態に係るベースプレート部51Aには、少なくとも2つの固定部51Cが設けられている。第1の固定部51Cは、ベースプレート部51Aの延び方向一端側(シート前方端側)に設けられている。
第2の固定部(図示せず。)は、ベースプレート部51Aの延び方向他端側(シート後方端側)に設けられている。2つの固定部51Cは、ボルト等の機械的締結具B1(図2参照)により可動レール9Bに固定されている。
フランジ部51Bは、ベースプレート部51Aから上方側に向けて突出した板状の部位である。当該フランジ部51Bは、ベースプレート部51Aの幅方向端部から突出している。幅方向とは、フランジ部51Bの板面と直交する方向(本実施形態では、シート幅方向)をいう。
このため、固定ブラケット51は、当該固定ブラケット51の長手方向と直交する断面形状が略L字状となっている。なお、本実施形態に係る固定ブラケット51は、SPCC等の鋼板にプレス加工が施された部材である。つまり、ベースプレート部51A及びフランジ部51Bは、金属板にて一体成形された一体成形品である。
<第1リフタリンク>
第1リフタリンク52の下端52A側は、図4に示すように、連結ピン54Aを介してフランジ部51Bに揺動可能に連結されている。第1リフタリンク52の上端52B側は、連結ロッド3Cを介してクッションフレーム3(本実施形態では、サイドフレーム3A)に揺動可能に連結されている。
これにより、第1リフタリンク52が揺動すると、図5A及び図5Bに示すように、第1リフタリンク52の上端52Bが固定ブラケット51に対して上下方向に揺動変位するので、クッションフレーム3が昇降変位する。
図6に示すように、第1リフタリンク52は、フランジ部51Bの板面に対して傾斜した傾斜部52Cが設けられている。傾斜部52Cは、上端52Bがフランジ部51Bを挟んで下端52Aと反対側に位置するように傾斜した部位である。
本実施形態に係る第1リフタリンク52では、上端52Bがフランジ部51Bに対して幅方向一端側(左側)に位置し、かつ、下端52Aがフランジ部51Bに対して幅方向他端側(右側)に位置している。
<第2リフタリンク>
第2リフタリンク53の下端は、図1に示すように、連結ピン54Bを介してフランジ部51Bに揺動可能に連結されている。第2リフタリンク53の上端は、連結ロッド3Dを介してサイドフレーム3Aに連結されている。
第2リフタリンク53には、連結ロッド3Dを介して揺動力(回転力)が入力される。これにより、第2リフタリンク53が駆動リンクとして揺動変位すると、当該揺動変位に連動して第1リフタリンク52が従動変位する。
なお、第2リフタリンク53の下端及び上端は、フランジ部51Bに対して第1リフタリンク52の上端52Bと同一側に位置している。つまり、第2リフタリンク53の下端及び上端は、フランジ部51Bに対して左側に位置している。
<規制部>
規制部55は、図5Bに示すように、第1リフタリンク52の上端52Bが下方側に揺動したときに、傾斜部52Cに接触することにより当該第1リフタリンク52の揺動を規制する部位である。
規制部55は、図7に示すように、フランジ部51Bの上端に設けられている。当該規制部55は、図8に示すように、幅方向に突出した湾曲形状に成形されている。すなわち、フランジ部51Bの板面と直交するとともに、ベースプレート部51Aの板面と平行な仮想の面を投影面としたとき、当該投影面に投影された規制部55は、「オフセットの向き」に突出した湾曲形状となっている。
なお、前記投影面は、図8の紙面と一致する。「オフセットの向き」は、幅方向において、当該投影面に投影された下端52Aから上端52Bに向かう向きをいう。本実施形態に係る「オフセットの向き」は、シート右側からシート左側に向かう向きと一致する。
規制部55は、フランジ部51Bとともに一体成形されたフランジ部51Bとの一体成形品である。規制部55の湾曲形状は、図7に示すように、フランジ部51Bの上端から当該フランジ部51Bの下端まで連続している。つまり、フランジ部51Bのうち規制部55が設けられた部位は、「オフセットの向き」に突出した尾根状に成形されている。
図5Aに示すように、フランジ部51Bの上端外縁のうち第1リフタリンク52が連結された連結部51Dから規制部55が設けられた部位の間には、傾斜外縁部51Eが設けられている。
傾斜外縁部51Eは、規制部55側が連結部51D側より低くなるように傾斜した上端外縁である。当該傾斜外縁部51Eの下端51Fは、規制部55の上端外縁55Aの中に位置している。
3.本実施形態に係る乗物用シート(特に、シート支持装置)の特徴
フランジ部51Bのうち規制部55が形成された部位、つまり上記のフランジ基端部に相当する部位(図5Aの斜線部55B)は湾曲形状となる。したがって、フランジ基端部が平板状の板面に構成された場合(従来構造)に比べてフランジ基端部55Bの前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能となる。
第1リフタリンク52は、傾斜部52Cがフランジ部51Bの板面に対して傾斜している。そして、規制部55は、傾斜部52Cに接触するので、規制部55の位置を従来構造に比べて高くでき得る。
すなわち、本実施形態に係るシート支持装置5(以下、本構造という。)では、フランジ部51Bのうち規制部55が設けられた部位が「オフセットの向き」に突出した湾曲形状であるので、仮に、本構造における規制部55の位置と従来構造における規制部の位置とが同一高さであると、本構造の揺動下限位置は、従来構造の揺動下限位置より低くなる。
したがって、本構造の揺動可能範囲が従来構造と同一の揺動可能範囲である場合には、規制部55の位置は、図9に示すように、従来構造に比べて高くなり得る。延いては、本実施形態に係る乗物用シート1は、第1リフタリンク52の揺動可動範囲が小さくなることを抑制し、かつ、前後方向に関する断面二次モーメントを大きくすることが可能なシート支持装置を得ることが可能となる。
フランジ部51Bの上端外縁のうち第1リフタリンク52が連結された連結部51Dから規制部55が設けられた部位の間には傾斜外縁部51Eが設けられている。当該傾斜外縁部51Eの下端51Fは、規制部55の上端外縁55Aの中に位置している。
これにより、フランジ基端部55Bの上端が連結部51Dより上方に存在する部分、つまり前後方向に関する断面二次モーメントの増大に寄与する部分を大きくすることができ得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る固定ブラケット51は、略L字状の断面形状であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、略T字状の断面形状であってもよい。
上述の実施形態に係る固定ブラケット51は、シートベルトのバックル用ベルト(図示せず。)が連結される固定ブラケットであった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、当該固定ブラケット51とシート幅方向において反対側に設けられた固定ブラケットであってもよい。
上述の実施形態では、傾斜外縁部51Eの下端51Fが規制部55の上端外縁55Aの中に位置していた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、傾斜外縁部51Eの下端51Fが規制部55の上端外縁55Aの外に位置していてもよい。
上述の実施形態では、車両に本発明に係る乗物用シートを適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 3… クッションフレーム 3A、3B… サイドフレーム
3C、3D… 連結ロッド 5、7… シート支持装置 9… スライド装置
51… 固定ブラケット 51A… ベースプレート部 51C… 固定部
51B… フランジ部 51D… 連結部 51E… 傾斜外縁部
52… 第1リフタリンク 55… 規制部 55A… 上端外縁
55B… フランジ基端部

Claims (4)

  1. クッションフレームを昇降可能に支持するシート支持装置において、
    フロアに直接的又は間接的に固定される固定部を有する固定ブラケットであって、前記固定部が設けられた板状のベースプレート部、及び当該ベースプレート部から突出した板状のフランジ部を有する固定ブラケットと、
    下端側が前記フランジ部に揺動可能に連結され、上端側が前記クッションフレームに揺動可能に連結されたリフタリンクであって、前記上端が前記フランジ部を挟んで前記下端と反対側に位置するように、当該上端と当該下端との間の部位が前記フランジ部の板面に対して傾斜したリフタリンクと、
    前記フランジ部に設けられた規制部であって、前記リフタリンクの上端が下方側に揺動したときに、前記上端と前記下端との間の部位に接触することにより当該リフタリンクの揺動を規制する規制部とを備え、
    前記フランジ部の板面と直交するとともに、前記ベースプレート部の板面と平行な仮想の面を投影面とし、シート幅方向において、当該投影面に投影された前記下端から前記上端に向かう向きを「オフセットの向き」としたとき、
    前記投影面に投影された前記規制部は、前記「オフセットの向き」に突出した湾曲形状であるシート支持装置。
  2. 前記フランジ部の上端外縁のうち前記リフタリンクが連結された連結部から前記規制部が設けられた部位の間には、前記規制部側が前記連結部側より低くなる傾斜外縁部が設けられており、
    さらに、前記傾斜外縁部の下端は、前記規制部の上端外縁の中に位置している請求項1に記載のシート支持装置。
  3. 乗物に搭載される乗物用シートにおいて、
    請求項1又は2に記載のシート支持装置と、
    シートクッションの骨格を構成するクッションフレームであって、前記シート支持装置のリフタリンクが揺動可能に連結されたクッションフレームと
    を備える乗物用シート。
  4. 前記シート支持装置の前記「オフセットの向き」は、シート幅方向内側からシート幅方向外側に向かう向きと略平行である請求項3に記載の乗物用シート。
JP2017162317A 2017-08-25 2017-08-25 シート支持装置 Active JP6844473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017162317A JP6844473B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 シート支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017162317A JP6844473B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 シート支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019038400A true JP2019038400A (ja) 2019-03-14
JP6844473B2 JP6844473B2 (ja) 2021-03-17

Family

ID=65725332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017162317A Active JP6844473B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 シート支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6844473B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168664A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置
JP2010000960A (ja) * 2008-06-21 2010-01-07 Tachi S Co Ltd 自動車シートに用いるシート・リフター
DE102010044055A1 (de) * 2010-11-17 2012-05-24 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fahrzeugsitzgestell
US20140332656A1 (en) * 2013-05-08 2014-11-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Adjustment arrangement for a motor vehicle seat
JP2015003592A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP2015067136A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートフレーム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168664A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置
JP2010000960A (ja) * 2008-06-21 2010-01-07 Tachi S Co Ltd 自動車シートに用いるシート・リフター
DE102010044055A1 (de) * 2010-11-17 2012-05-24 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fahrzeugsitzgestell
US20140332656A1 (en) * 2013-05-08 2014-11-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Adjustment arrangement for a motor vehicle seat
JP2015003592A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP2015067136A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートフレーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6844473B2 (ja) 2021-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103003100B (zh) 乘坐物用座椅
JP6215634B2 (ja) 乗物用シートのシートフレーム
WO2014027628A1 (ja) シートスライド装置
JP2001149176A (ja) シートバックフレーム構造
JP5799838B2 (ja) 車両用シートクッションフレーム
WO2014033963A1 (ja) 車両用シート
JP6844473B2 (ja) シート支持装置
US20060152048A1 (en) Forward slippage preventive structure of seat cushion with lifter device
JP6396522B2 (ja) 車両用シートのシートフレーム
JP6668947B2 (ja) 乗物用シート
CN111605447B (zh) 车辆用座椅
JP6096963B2 (ja) 車両用シートのシートフレーム
JP7107902B2 (ja) 車両用シート
WO2022270395A1 (ja) 車両用シート
JP5151467B2 (ja) 車両用シート
JP6703290B2 (ja) 乗物用シート
JP6353589B2 (ja) 車両用シート及びそのシートフレーム
JP2017087847A (ja) 車両用シート構造
JP6870437B2 (ja) 乗物用シート
JP3440055B2 (ja) 車両用座席
KR101241948B1 (ko) 차량용 시트
JP6646889B2 (ja) 車両の下部構造
JP2015091712A (ja) 乗物用シート
JP5766510B2 (ja) 車両用シート装置
JP2018202880A (ja) 乗物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210208

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6844473

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250