JP2019036886A - 情報処理装置、端末装置、陳列棚、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、端末装置、陳列棚、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗での再生に適した調理動画を提供すること。【解決手段】情報処理装置は、調理手順を示す動画を生成する情報処理装置であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備える。【選択図】図16

Description

本発明は、情報処理装置、端末装置、陳列棚、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
インターネットを介して、調理手順(レシピ)を動画で提供する技術が知られている。例えば、特許文献1には、会員が料理本から選択した料理コード番号を入力すると、料理コード番号に対応する料理実演動画がインターネットを通じて会員の端末の画面に放映されるようにした料理実演動画提供システムが開示されている。
特開2003−219066号公報
上記のように、ユーザがオンデマンドで閲覧する調理手順の説明動画では、一般的に、文字や写真だけでは伝わりにくい調理方法をくまなく丁寧に説明することが求められる。一方、スーパーマーケット等の店舗において、食品の売り場毎に端末装置を設置し、当該端末装置で売り場の商品に関連する料理の調理動画を再生し、販売促進に活用することが検討されている。このような場合、買い物中の顧客は、長時間調理動画を注視しないことが想定されるため、より短時間で顧客の購買意欲を高めるような動画を提供することが求められている。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、店舗での再生に適した調理動画を提供することができる情報処理装置、端末装置、陳列棚、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、調理手順を示す動画を生成する情報処理装置であって、撮影された調理中の映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、店員から動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する、ことを特徴とする端末装置である。
また、本発明の一態様は、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備える情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、店員から前記所定の時間の動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、前記所定の時間の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備えることを特徴とする端末装置である。
また、本発明の一態様は、店舗に設置され、端末装置とレシピカードと食材が一緒に陳列される陳列棚であって、前記端末装置は、店員から、販促レシピの動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生し、前記食材は、前記販促レシピで用いられる食材であり、前記レシピカードは、前記販促レシピに関する情報が記載されている、ことを特徴とする陳列棚である。
また、本発明の一態様は、調理手順を示す動画を生成する情報処理装置と、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置と、を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、撮影された調理中の映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備え、前記端末装置は、前記情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、店員の指示を受け付ける入力部と、前記店員の指示に応じて、取得した前記所定の時間の動画を表示する出力部と、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
また、本発明の一態様は、調理手順を示す動画を生成する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類ステップと、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定ステップと、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集ステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する手順と、前記調理工程に重要度を設定する手順と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する手順と、を実行させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様は、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置が実行する情報処理方法であって、店員から動画の再生指示を受け付けるステップと、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生するステップと、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、店員から動画の再生指示を受け付ける手順と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する手順と、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する手順と、を実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、店舗での再生に適した調理動画を提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示すシステム構成図である。 同実施形態に係る端末装置の設置例を示す図である。 同実施形態に係る献立データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る献立属性データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るレシピデータのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るレシピ属性データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る食材データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る料理データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るレポートデータのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るユーザデータのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るレシピ動画属性データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る調理工程データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る重要度対応データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る重要度設定データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る店舗向けレシピ動画属性データのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るレシピ管理装置の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るレシピ動画の構成イメージを示す図である。 同実施形態に係る店舗向けレシピ動画の構成イメージを示す図である。 同実施形態に係るレシピ管理装置の処理例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る端末装置の画面表示例を示す図である。 同実施形態に係る端末装置の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[情報処理システム1の概要]
まず、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。
図1は、情報処理システム1の構成例を示すシステム構成図である。情報処理システム1は、レシピ管理装置10と、店舗Aに設置された端末装置20−1、20−2、20−3と、店舗Bに設置された端末装置20−4、20−5、20−6とを備えて構成される。以下では、端末装置20−1、20−2、・・・、20−6を端末装置20と総称する。また、店舗A、店舗Bを店舗と総称する。レシピ管理装置10と、端末装置20とは、有線または無線のネットワークNWに接続し、互いに通信を行うことができる。なお、レシピ管理装置10は、図示した店舗A、店舗B以外の店舗と同様に接続してもよい。店舗A、店舗Bは、図示した端末装置20−1、・・・、20−6に限らずその他の端末装置20を設置してもよい。また、レシピ管理装置10の機能を複数の装置に分散してシステムとして構成してもよい。
レシピ管理装置10は、情報処理装置であり、例えばサーバ装置である。レシピ管理装置10は、後述する献立データ、献立属性データ、レシピデータ、レシピ属性データ、食材データ、料理データ、レポートデータ等の料理情報を提供するための各種情報を管理する。レシピ管理装置10は、WEBサーバ機能を有し、ネットワークNWを介して接続する他の装置(ユーザ)からの要求に応じて料理情報を提供してもよい。レシピ管理装置10は、レシピに基づいて調理している様子(調理風景とも称する)を撮影した動画(レシピ動画とも称する)を管理する。レシピ動画は視覚的に調理工程を説明する動画であり、通常1分程度の長さである。調理工程とは、食材を切る、食材を混ぜる、食材を炒める等の調理における一つの作業の単位を表す。
レシピ管理装置10は、レシピ動画に基づいて、スーパーマーケット等の店舗の食品売り場での再生に適した動画(店舗向けレシピ動画とも称する)を生成し、端末装置20に提供する。レシピ管理装置10は、レシピ動画を複数の調理工程に分類し、各調理工程に重要度を設定し、設定した重要度に応じて、各調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する。所定の時間とは、レシピ動画の再生時間よりも短い時間である。具体的には、30秒以内の時間であり、好ましくは15秒程度である。所定の時間は、顧客の各売り場での平均滞留時間等を考慮して算出された時間であり、店舗、売り場、レシピ等の諸条件により変更可能である。
レシピ管理装置10は、例えば、重要度に応じて、各調理工程に対応する映像に対する再生時間を割り当てる。また、例えば、レシピ管理装置10は、重要度に応じて、各調理工程に対応する映像に対する倍速率を設定する。また、例えば、レシピ管理装置10は、重要度に応じて、各調理工程に対応する映像に対するカット数(シーン切り替えの数)を設定する。また、例えば、レシピ管理装置10は、重要度に応じて、各調理工程に対応する映像に対する構図(カメラアングル、カメラポジション、ズーム率等)を設定する。また、例えば、レシピ管理装置10は、調理中の料理または調理工程に応じて、調理工程に対応する映像に対する構図を設定する。また、例えば、レシピ管理装置10は、料理の材料の名称および分量を表すテロップを対応する映像とともに表示させる。また、例えば、レシピ管理装置10は、テロップの表示位置を料理および調理器具と重ならないように設定する。
端末装置20は、店舗A、店舗B等の各店舗に設置される。ここで、店舗とは、料理に必要な商品等を販売する小売店全般であり、例えば、スーパーマーケット、ホームセンター、薬局等である。端末装置20は店舗の各食品売り場毎に設置される。図1の例では、野菜等を販売する農産売り場(コーナー)に端末装置20−1が設置され、精肉等を販売する畜産売り場に端末装置20−2が設置され、鮮魚等を販売する水産売り場に端末装置20−3が設置されている。店舗Bにも同様に売り場毎に端末装置20−4、20−5、20−6が設置されている。なお、各店舗における売り場の種類は上記の例に限らない。
ここで、図2を参照して、端末装置20の設置例を説明する。
図2は、端末装置20の設置例を示す図である。この例では、店舗Aの農産物売り場内のA1の領域に端末装置20(20−1)が設置されている。端末装置20は、レシピ管理装置10から取得した店舗向けレシピ動画のうち、当該売り場で販売している食材に関連するレシピの動画を再生する。当該動画は例えば、販促中の食材に関連するレシピの動画である。A2の領域には店舗向けレシピ動画におけるメインの食材が陳列されている。A3の領域には、店舗向けレシピ動画に関連する食材が陳列されている。関連する食材とは、たとえば、当該レシピのサブの食材や使用する調味料等である。また、A4の領域には、店舗向けレシピ動画に対応するレシピカードが陳列されている。レシピカードは、レシピが記載されたカードであり、例えば、各調理工程と対応付けた料理に関する説明が記載されてもよい。レシピカードは、店舗向けレシピ動画を見てレシピに興味をもった顧客が自由に持ち帰ることができる。
端末装置20は、レシピ管理装置10から取得した店舗向けレシピ動画を繰り返し連続して再生する。さらに、端末装置20は、店舗向けレシピ動画を所定の回数再生する毎に、当該レシピ動画や売り場に関連する広告を表示する。所定の回数とは、顧客の売り場での滞留時間、店舗向けレシピ動画の再生時間等を考慮すると、2回から4回が好ましい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、食品の売り場での再生に適したレシピ動画(調理動画)を提供することができる。つまり、各売り場において、短時間で、効果的に顧客の注意を惹きつけ、商品の購入意欲を高めることにより、販売促進につなげることができる。
また、本実施形態の店舗(売り場)は、売り場で販売している食材(販促商品)は、販促商品が主たる食材となる販促レシピを表示する端末装置20と一緒に陳列される。そして、端末装置20は、レシピカードとも一緒に陳列され、また、販促商品又は端末装置20は、関連商品と一緒に陳列される。ここで、一緒に陳列されるとは、例えば、周囲(例えば、半径1m以内)に配置されること、同一の陳列場所(同一の陳列棚(陳列台、陳列ケースを含む)、又はその付近等)に陳列されること、端末装置20のディスプレイの表示を見つつ、目が届く範囲に配置されることをいう。例えば、端末装置20は、例えば、什器を用いて行われ、販促商品と同一の陳列ケースや陳列棚、陳列台に置かれる。ただし、本発明はこれに限らず、端末装置10は、壁に掛けられてもよいし、又は、天井や棚から吊るされてもよい。
つまり、図2の陳列棚は、店舗に設置され、端末装置とレシピカードと販促商品(食材)が一緒に陳列される陳列棚である。
[データ構成]
次に、レシピ管理装置10または端末装置20が処理する各種データの構成について説明する。
図3は、献立データのデータ構成の一例を示す図である。献立データとは、献立の内容に関する情報を記述したデータであり、献立ID(IDentifier)に対して、1以上の構成料理情報を対応付けたデータである。
献立IDとは、献立を一意に識別するための情報である。構成料理情報とは、献立を構成する料理を示す情報である。構成料理情報には、構成料理レシピ情報と構成料理カテゴリ情報とが記述される。構成料理レシピ情報とは、献立を構成する料理のレシピを特定するための情報である。構成料理レシピ情報には、例えばレシピIDが記述される。レシピIDとは、料理のレシピを一意に識別するための情報である。構成料理カテゴリ情報とは、献立における料理の位置付け(種別)を示す情報である。構成料理カテゴリ情報には、例えば主菜、副菜、汁物、デザート等の種別が記述されてよい。
このような献立データを参照することにより、レシピ管理装置10は、献立を構成する料理とその種別を特定することができる。
図4は、献立属性データのデータ構成の一例を示す図である。献立属性データとは、献立IDに対して、献立名情報と、献立投稿者情報と、献立登録日時情報と、献立画像情報と、投稿者コメント情報と、段取りコメント情報と、献立調理時間情報と、献立カテゴリ情報と、会員許諾情報と、献立レポート数情報とを対応付けたデータである。
献立名情報とは、献立の名称を示す情報である。献立の名称には、献立を構成する料理の名称や食材の名称が含まれる。献立投稿者情報とは、献立の投稿者(作成者)を示す情報である。献立投稿者情報には、例えばユーザIDが記述される。献立登録日時情報とは、献立が投稿、登録された日時を示す情報である。献立画像情報とは、献立の撮像画像を示す情報である。投稿者コメント情報とは、投稿者が献立に対して付したコメント(例えば概要、背景)を示す情報である。段取りコメント情報とは、献立に沿って調理する場合の注意事項等を示すコメントを示す情報である。
献立調理時間情報とは、献立の調理に要するおおよその時間を示す情報である。なお、献立調理時間情報は、献立を構成する各料理の調理時間の総和を示してもよいし、別途算出、設定される時間を示してもよい。例えば、複数の料理の調理を同時進行できる場合、献立の調理時間は、各料理の調理時間の総和より短くなる場合がある。献立カテゴリ情報とは、献立の種別(例えば、コンセプト、カロリー、費用、殿堂入りや受賞歴等の表彰、目的、用途)を示す情報である。会員許諾情報とは、会員設定に応じた情報開示の許諾を示す情報である。献立レポート数情報とは、献立に対して閲覧者から投稿されたレポートの数を表す情報である。
このような献立属性データを参照することにより、レシピ管理装置10は、献立の各種属性を特定したり、会員設定に応じて献立の情報の開示を制御したりすることが可能になる。
図5は、レシピデータのデータ構成の一例を示す図である。レシピデータとは、レシピの内容に関する情報を記述したデータであり、レシピIDに対して、1以上のレシピ食材情報と、1以上の調理工程情報とを対応付けたデータである。
レシピ食材情報とは、レシピに用いる食材に関する情報である。レシピ食材情報には、利用食材情報と、分量情報と、食材カテゴリ情報と、が記述される。利用食材情報とは、レシピに用いる食材を特定するための情報である。利用食材情報には、例えば食材IDが記述される。食材IDとは、食材を一意に識別する情報である。分量情報とは、レシピに用いる食材の分量を示す情報である。食材カテゴリ情報とは、レシピにおける食材のグループを示す情報である。例えば食材カテゴリ情報には、ある調理工程で用いられる食材のグループと、別の調理工程で用いられる食材のグループとを区別可能にするために、各グループの識別情報が記述されてよい。
調理工程情報とは、調理における作業を段階的に示す情報である。調理工程情報には、調理画像情報と、工程コメント情報と、工程時間情報と、調理法情報と、が記述される。調理画像情報とは、調理工程の様子を写した撮像画像を示す情報である。工程コメント情報とは、調理工程の説明文を示す情報である。工程時間情報とは、調理工程に要する時間を示す情報である。調理法情報とは、調理工程における調理方法の種別を示す情報である。調理方法には、例えば切る、煮る、焼く、蒸らす、沸かす、揚げる、混ぜる等の種別がある。
このようにレシピデータを参照することにより、レシピ管理装置10は、料理の調理方法を示すレシピの各種情報を特定することができる。
図6は、レシピ属性データのデータ構成の一例を示す図である。レシピ属性データとは、レシピの属性情報を記述したデータである。レシピ属性データでは、レシピIDに対して、料理IDと、レシピ名情報と、対象人数情報と、レシピ投稿者情報と、レシピ登録日時情報と、料理画像情報と、投稿者コメント情報と、調理時間情報と、レシピカテゴリ情報と、会員許諾情報と、レシピレポート数情報と、動画IDとが対応付けられている。
料理IDとは、料理を一意に識別する情報である。レシピ名情報とは、レシピの名称を示す情報である。レシピの名称には、レシピに基づいて作成可能な料理の名称やレシピに用いられる食材の名称が含まれる。対象人数情報とは、レシピが示す料理の分量を示す情報である。対象人数情報には、例えば、1人前、2−3人前等の情報が記述される。レシピ投稿者情報とは、レシピの投稿者(作成者)を示す情報である。レシピ投稿者情報には、例えばユーザIDが記述される。レシピ登録日時情報とは、レシピが投稿、登録された日時を示す情報である。料理画像情報とは、料理の撮像画像を示す情報である。投稿者コメント情報とは、投稿者がレシピに対して付したコメント(例えば概要、背景)を示す情報である。
調理時間情報とは、調理に要するおおまかな時間を示す情報である。なお、調理時間情報は、各調理工程に要する時間の総和を示してもよいし、別途算出、設定される時間を示してもよい。例えば、調理時間は、各調理工程に要する時間に加え、下拵え、盛り付け等に要する時間を含んでもよい。レシピカテゴリ情報とは、レシピの種別(例えば、コンセプト、カロリー、費用、殿堂入りや受賞歴等の表彰、目的、用途)を示す情報である。レシピレポート数情報とは、レシピに対して閲覧者から投稿されたレポートの数を表す情報である。
レシピ動画IDとは、レシピIDに対応するレシピ動画のIDを示す情報である。レシピ動画とは当該レシピによる調理の様子(調理風景とも称する)を撮影したものであり、通常1分程度の長さの動画である。レシピ動画は、パーソナルコンピュータやスマートフォン等を有するユーザからの要求に応じて、インターネット等の通信回線を通じて、レシピ管理装置10からユーザに提供される。
このようなレシピ属性データを参照することにより、レシピ管理装置10は、レシピの各種属性を特定したり、会員設定に応じてレシピの情報の開示を制御したりすることが可能になる。
図7は、食材データのデータ構成の一例を示す図である。食材データとは、食材に関する情報を記述したデータであり、食材IDに対して、食材名情報と、栄養素情報と、カロリー情報と、所属食材情報と、同種食材情報とが対応付けられている。
食材名情報とは、食材の名称を示す情報である。栄養素情報とは、食材に含まれる栄養素とその量とを示す情報である。カロリー情報とは、食材の単位量当たりのカロリーを示す情報である。所属食材情報とは、所属食材を示す情報である。「所属食材」とは、ある食材に概念的に包含される別の食材を示す情報である。例えば、「魚」には、「鯖」や「秋刀魚」が包含される。また、「鯖」には、「生鯖」や「鯖の缶詰」が包含される。つまり、所属食材とは、ある食材の下位概念に属する食材である。所属食材情報には、所属食材の食材IDが記述されてよい。同種食材情報とは、同種食材を示す情報である。「同種食材」とは、ある食材と同種の関係にある別の食材を示す情報である。
このような食材データを参照することで、レシピ管理装置10は、献立や料理に含まれる栄養素やカロリーを特定することができる。また、レシピ管理装置10は、2以上の食材間の関係性を特定することができる。例えばレシピ管理装置10は、入力キーワードの食材の所属食材や同種食材を特定することができる。従って、レシピ管理装置10は、入力キーワードが示す食材から直接的に抽出可能な献立やレシピだけでなく、所属食材や同種食材についても献立やレシピを抽出することができる。
図8は、料理データのデータ構成の一例を示す図である。料理データとは、料理に関する情報を記述したデータであり、料理IDに対して、料理名情報と、所属料理情報と、同種料理情報とが対応付けられている。
料理名情報とは、料理の名称を示す情報である。所属料理情報とは、所属料理を示す情報である。「所属料理」とは、ある料理に概念的に包含される別の料理を示す情報である。例えば、「煮物」には、「煮しめ」や「筑前煮」が包含される。つまり、所属料理とは、ある料理の下位概念に属する料理である。所属料理情報には、所属料理の料理IDが記述されてよい。同種料理情報とは、同種料理を示す情報である。「同種料理」とは、ある料理と同種の関係にある別の料理を示す情報である。
このような料理データを参照することで、レシピ管理装置10は、2以上の料理間の関係性を特定することができる。
図9は、レポートデータのデータ構成の一例を示す図である。レポートデータとは、献立又はレシピに対するレポート情報を記述したデータである。レポートとは、献立やレシピを閲覧して調理を行ったユーザが、献立やレシピに関する意見や感想等を公開するものである。レポートデータは、レポートIDに対して、レポート対象情報と、レポート投稿者情報と、レポート画像情報と、レポートコメント情報と、対応コメント情報とが対応付けられている。
レポートIDとは、レポートを一意に識別する情報である。レポート対象情報とは、レポートの対象を示す情報である。レポート情報には、例えば献立IDやレシピIDが記述される。レポート投稿者情報とは、レポートの投稿者(作成者)を示す情報である。レポート投稿者情報には、例えばユーザIDが記述される。レポート画像情報とは、レポートの投稿者による調理結果(献立、料理)や調理の様子を写した画像を示す情報である。レポートコメント情報とは、レポートの説明文を示す情報である。対応コメント情報とは、レポートに対する献立やレシピの投稿者(作成者)からの反応コメントを示す情報である。
このようなレポートデータを参照することで、レシピ管理装置10は、献立やレシピを評価することができる。例えば、レポートが多い献立やレシピは、多数のユーザの調理に利用されたことになる。従って、レシピ管理装置10は、人気のある献立やレシピを特定することができる。
図10は、ユーザデータのデータ構成の一例を示す図である。ユーザデータとは、情報処理システム1の提供するレシピ共有サービスに会員登録しているユーザに関する情報を記述したデータである。ユーザデータは、ユーザIDに対して、氏名情報と、パスワード情報と、ニックネーム情報と、生年月日情報と、性別情報と、連絡先情報と、リンク情報と、お気に入り献立情報と、お気に入りレシピ情報と、会員設定情報とを対応付けたデータである。
氏名情報とは、ユーザの氏名を示す情報である。パスワード情報とは、ユーザのアカウントに対して設定されたパスワードを示す情報である。なお、パスワードは、認証用情報の一例である。認証用情報としては、パスワードの他に、指紋、声紋等の任意の情報が用いられてよい。ニックネーム情報とは、ユーザのニックネーム(他者に公開する場合の名前)を示す情報である。生年月日情報とは、ユーザの生年月日を示す情報である。性別情報とは、ユーザの性別を示す情報である。連絡先情報とは、メールアドレス、電話番号、住所等のユーザの連絡先を示す情報である。例えば住所を参照することで、ユーザの居所の地域性に応じた処理を行うことができる。リンク情報とは、ユーザのSNS(Social Networking Service)等のアカウントへのリンクを示す情報である。
お気に入り献立情報とは、ユーザがお気に入り登録した献立を示す情報である。お気に入りレシピ情報とは、ユーザがお気に入り登録したレシピを示す情報である。会員設定情報とは、ユーザの会員設定を示す情報である。会員設定には、例えば「通常会員」、「特別会員」等の複数の種別がある。通常会員は、情報検索サービスの一部が利用できない。これに対して特別会員は、情報検索サービスの全てを利用可能である。特別会員になる条件としては、例えば所定金額の支払い、所定期間の情報検索サービスの利用、所定回数の情報検索サービスの利用等の任意の条件を採用してよい。
このようなユーザデータを参照することで、レシピ管理装置10は、ユーザの性別や年齢等の属性を特定することができる。これにより、ユーザの属性に応じた検索結果を提示することができる。また、レシピ管理装置10は、お気に入り献立情報やお気に入りレシピ情報に基づいて、献立やレシピに対するユーザの評価を取得することができる。また、レシピ管理装置10は、会員設定情報に基づいて、ユーザの会員設定に応じた情報検索サービスを提供することができる。
図11は、レシピ動画属性データのデータ構成の一例を示す図である。レシピ動画属性データとは、レシピ動画の属性情報を記述したデータであり、レシピ動画IDに対して、レシピID、動画作成者情報、動画作成日時情報、動画タイトル情報、動画コメント情報、サムネイル情報、再生時間情報、閲覧数情報、店舗向けレシピIDが対応付けられている。
動画作成者情報とは、動画の作成者を示す情報である。動画作成者は、対応するレシピの作成者と同じであってもよいし、異なる作成者であってもよい。動画作成日時情報とは、動画を作成した日時を示す情報である。動画タイトル情報とは、動画のタイトルを示す情報である。動画コメント情報とは、対応するレシピ動画についての各種の補足情報を示す情報である。サムネイル情報とは、対応するレシピ動画のうちの代表的な画像(サムネイル画像)を示す情報である。レシピ動画の選択画面等において、当該サムネイル画像が表示される。再生時間情報とは、レシピ動画の再生時間を示す情報である。閲覧数情報とは、対応するレシピ動画の閲覧数を示す情報である。店舗向けレシピ動画IDとは、レシピ動画に対応する店舗向けレシピ動画のIDを示す情報である。
このように、レシピ動画属性データを参照することで、レシピ管理装置10は、レシピ動画に関する各種の情報を特定することができる。また、レシピ動画と店舗向けレシピ動画を対応付けて管理することができる。
図12は、調理工程データのデータ構成の一例を示す図である。調理工程データとは、レシピ動画における各調理工程の情報を記述したデータであり、レシピ動画IDに対して、当該レシピIDに含まれる1以上の調理工程に関する情報を対応付けたデータである。
調理工程に関する情報には、当該調理工程の開始時刻情報、終了時刻情報および重要度情報が含まれる。重要度情報とは、当該調理工程の重要度を示す情報であり、後述する重要度対応データに基づいて設定される。
このように、調理工程データを参照することで、レシピ管理装置10は、レシピ動画における各調理工程の再生位置を特定することができる。また、各調理工程の重要度を特定し、重要度に応じた処理を行うことができる。
図13は、重要度対応データのデータ構成の一例を示す図である。重要度対応データとは、重要度と、各調理工程との対応関係を示すデータである。重要度は、例えば、重要度0、重要度1、・・・、重要度4というように複数の重要度があり、重要度の値が小さいほど重要度が高いことを示してもよい。例えば、完成シーンに対応する調理工程は、料理の完成イメージを表すものであるため、重要度0が対応付けられている。また、例えば、食材を炒めるシーンや食材を合わせるシーンに対応する調理工程は、必要不可欠な工程であるとともに、視覚的にもユーザ(顧客)の食欲や調理意欲、食材の購買意欲等を高める効果が見込めるため、重要度1が対応付けられている。また、例えば、食材を写したシーンや調味料を合わせるシーン等、動画の構成上、削除はできないが重要ではないシーンに対応する調理工程には、重要度2が対応付けられている。また、例えば、食材を切るシーン等、動画の構成上、重要でなく、省略(削除)しても構わないシーンに対応する調理工程には、重要度3が設定されている。上記の対応付けはあくまで一例であり、その他の方針・基準に基づいて重要度と各調理工程との対応付けを行ってもよい。また、重要度と各調理工程との対応付けは適宜変更が可能である。
このように、重要度対応データを参照することで、レシピ管理装置10は、レシピ動画中の各工程に対して、重要度を設定することができ、重要度に応じたレシピ動画の編集処理を行うことができる。
図14は、重要度設定データのデータ構成の一例を示す図である。重要度設定データとは、各重要度と、各重要度が設定された調理工程の映像の設定情報を対応付けたデータである。設定情報は、割り当て時間情報、カット数情報、構図情報、倍速率情報等を含む。割り当て時間情報とは、レシピ動画に基づいて店舗向けレシピ動画を生成するにあたり、対応する調理工程の映像に割り当てる時間を示す情報である。例えば、重要度0、重要度1の調理工程に対しては3秒以上、重要度2の調理工程に対しては2秒以下、重要度3の調理工程に対しては0秒が割り当てられる。
カット数情報とは、対応する調理工程の映像に割り当てるカット数を示す情報である。カットとは、同一カメラで連続して撮影した映像の単位を表し、カメラやカメラアングルが変わった場合に、次のカットに移ったと判定する。ズームイン/アウトにより、同一カメラでズーム率が変更された場合を異なるカットとしてカウントしてもよい。例えば、重要度0、重要度1の調理工程に対しては、2から4カット、重要度2の調理工程に対しては1カットが割り当てられる。
構図情報とは、各カットにおける構図の情報を示す情報である。構図は、カメラポジション、カメラアングル、ズーム率等により定まる。例えば、真俯瞰の引き、真俯瞰の寄り、斜俯瞰の引き、斜俯瞰の寄り等の構図が含まれる。
倍速率情報とは、調理工程に対応する映像に設定する倍速率を示す情報である。動画の再生時間を短縮するため、各調理工程に対応する映像には1より大きい倍速率が設定される。ユーザが作業を視認できる速度も考慮して、好ましくは3〜10倍速の倍速率が設定される。ただし、重要な場面や強調すべき場面については1以下の倍速率を設定してもよい。
このように、重要度設定データを参照することで、レシピ管理装置10は、レシピ動画中の各工程に対して、重要度に応じたレシピ動画の編集処理を行うことができる。
図15は、店舗向けレシピ動画属性データのデータ構成の一例を示す図である。店舗向けレシピ動画属性データとは、店舗向けレシピ動画の属性情報を記述したデータであり、店舗向け料理動画IDに対して、再生時間情報、店舗ID、売り場ID、広告IDが対応付けられている。
再生時間情報とは、店舗向けレシピ動画の再生時間を示す情報である。店舗IDは、店舗を識別するためのIDである。店舗IDに加えて、チェーン店や地域単位で店舗を分類した店舗グループIDを用いてもよい。売り場IDは、売り場を識別するためのIDである。当該店舗向けレシピ動画がどの売り場での再生に適した動画であるかを表す。広告IDとは、当該店舗向けレシピ動画とあわせて表示する広告を識別するためのIDである。
このように、店舗向けレシピ動画属性データを参照することで、端末装置20は、店舗や売り場に対応する店舗向けレシピ動画を抽出し、再生候補の動画として、ユーザ(店員)に提示することができる。また、端末装置20は、再生中の店舗向けレシピ動画とあわせて表示する広告を特定することができる。
以上で、レシピ管理装置10または端末装置20が処理する各種データの構成についての説明を終了する。
[レシピ管理装置10の構成]
次に、レシピ管理装置10の構成について説明する。
図16は、レシピ管理装置10の構成例を示すブロック図である。レシピ管理装置10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。
通信部11は、有線または無線の通信回線を介して端末装置20や他の装置と通信を行うためのインターフェイスであり、制御部13の制御に基づいて各種のデータを送受信する。
記憶部12は、少なくとも1つのHDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより構成される。記憶部12は、レシピ管理装置10に関する各種情報やプログラムを記憶する。例えば、レシピ管理装置10は、献立データ、献立属性データ、レシピデータ、レシピ属性データ、食材データ、料理データ、レポートデータ、ユーザデータ、レシピ動画属性データ、調理工程データ、重要度対応データ、重要度設定データ、店舗向けレシピ動画属性データ等を記憶する。また、レシピ管理装置10は、レシピ動画(レシピ動画データとも称する)や店舗向けレシピ動画(店舗向けレシピ動画データとも称する)を記憶する。
制御部13は、レシピ管理装置10の各種機能を制御する。制御部13が有する機能の一部または全ては、例えば、制御部13が備えるCPU(Central Processing Unit)等の1以上のプロセッサが記憶部12に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されてもよい。制御部13は、画像認識部131と、分類部132と、重要度設定部133と、編集部134とを備える。
画像認識部131は、記憶部12に記憶されているレシピ動画データを解析する。例えば、画像認識部131は、画像の変化量等に基づいて、動画中の画像の構図やカットが切り替わる場面を識別する。また、例えば、画像認識部131は、既知の画像解析技術により、画像中の食材、調理器具、食器、調理者の手などを識別する。また、画像認識部131は、調理者の手の動きにより、切る、混ぜる等の調理動作を識別してもよい。また、画像認識部131は、画像中の食材や調味料の分量(人参1本、大さじ2杯等)を識別してもよい。画像認識部131は、料理動画データを解析した結果を分類部132、重要度設定部133、編集部134および記憶部12に出力する。
分類部132は、記憶部12に記憶されているレシピ動画データを複数の調理工程に分類する。分類部132は、画像認識部131から入力されたレシピ動画データの解析結果に基づいて料理動画データを複数の調理工程に分類する。例えば、分類部132は、画像認識部131から入力された映像中のシーンの区切りの情報や、当該シーンで写っている食材の情報、当該シーンの手の動作の情報等に基づいて、「食材1を切るシーン」、「食材1と食材2を混ぜるシーン」等の調理工程に分類する。また、分類部132は、レシピデータや食材データ等の調理工程を識別する情報に基づいて、調理工程を分類してもよい。あるいは、画像認識部131からの入力情報と、調理工程を識別する情報とに基づいて、調理工程を分類してもよい。分類部132は、料理動画データを複数の調理工程に分類した結果を、重要度設定部133、編集部134および記憶部12に出力する。
重要度設定部133は、重要度対応データに基づいて、分類部132から入力された各調理工程に重要度を設定する。重要度には、例えば、第0重要度、第1重要度、第2重要度、第3重要度等の複数の重要度が設定される。図13の重要度対応データの例では、重要度設定部133は、「完成シーン」に「重要度0」を、「食材を炒めるシーン」、「食材を合わせるシーン」に「重要度1」を、「食材を写したシーン」、「調味料を合わせるシーン」に「重要度2」を、「下ごしらえのシーン」、「食材を切るシーン」に「重要度3」を設定する。重要度設定部133は、各調理工程に重要度を設定した結果を編集部134および記憶部12に出力する。
編集部134は、重要度設定部133から入力された、料理動画データ内の各調理工程と重要度の対応関係に基づき、各調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する。所定の時間とは、編集前の料理動画よりも短い時間であり、好ましくは15秒程度である。編集部134は、例えば、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第1の時間(例えば、3秒)以上を割り当てる。つまり、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像を、第1の時間以上の映像に短縮する。また、編集部134は、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第2の時間(例えば、2秒)以下を割り当てる。第2の時間は第1の時間よりも短い時間である。また、編集部134は、第3重要度が設定された調理工程に対する対して、再生時間を割り当てない。つまり、第3重要度が設定された調理工程に対する映像を削除する。
重要度をより細分化し、それぞれの重要度に応じた編集ルールを用いてもよい。例えば、「重要度0」は、図13の例では、完成シーンである。完成シーンは、料理の完成した様子を表す重要なシーンであるが、店舗向け動画では、動画時間が短いこと、また、繰り返しての再生が想定されることから、動画の冒頭での完成シーンはカットして、動画の末尾のみに完成シーンを割り当てるようにしてもよい。
また、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1の倍速率(例えば3〜10倍)を設定し、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、第1の倍速率よりも小さい第2の倍速率を設定してもよい。第1の倍速率は、早回しをしても作業の様子が視認できると想定される値である。このように倍速率を設定することで、視認性を維持しつつ、動画の再生時間を短縮することができる。また、重要度の高いシーンの視認性を重要度の低いシーンに比べて高め、ユーザへの印象を強くすることができる。また、編集部134は、調理工程に対応するシーンの長さに応じて、所定の範囲内で倍速率を高くしてもよい。例えば、再生時間の長いシーンについては、10倍速を設定し、ユーザの視認性を維持しつつ、再生時間を大幅に短縮することができる。また、編集部134は、完成シーンの映像については、倍速再生を行わず、等速再生あるいは1倍速未満のスロー再生を行うようにしてもよい。これにより、通常の調理工程とリズムを変え、強調することで、完成した料理の美味しさを演出することができる。
また、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、カット数として1より大きく所定の範囲内である第1のカット数(例えば2〜4カット)を設定してもよい。つまり、編集部134は、レシピ動画の各調理工程から、第1のカット数だけのシーンを選択・編集し、店舗向け動画を生成する。その際の各カットの構図(カメラポジション、カメラアングル、ズーム率等)は真俯瞰、真俯瞰を拡大したもの(拡大真俯瞰とも称する)、斜俯瞰、斜俯瞰を拡大したもの(拡大斜俯瞰とも称する)を含む。また、編集部134は、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、第2のカット数(例えば1)を設定してもよい。第2のカット数は第1のカット数よりも小さい値である。その際の各カットの構図は真俯瞰を含む。なお、真俯瞰とは、対象物を上部(ほぼ鉛直方向)から撮影した構図を指し、斜俯瞰とは対象物を斜め上部から撮影した構図を指す。また、編集部134は、切った食材のサイズや形が動画中のいずれかのシーンにおいて確認(視認)できるようにカットまたは構図を設定する。また、編集部134は、完成シーンにおいて、料理を食卓に置くシーンや料理を箸で持ち上げるシーンを選択・設定するようにしてもよい。これにより、完成した料理の美味しさを演出することができる。
また、編集部134は、調理中の料理の種類や、調理の工程に応じて、各調理工程に対して、選択し設定する構図を選択してもよい。例えば、多量の湯気が発生する調理工程では、真俯瞰でなく、斜俯瞰の構図を選択することで、料理が視認しやすい構図からなる映像を生成することができる。編集部134は、画像認識部131の出力結果や、献立データ、献立属性データ、レシピデータ、レシピ属性データ等に基づいて構図の選択を行う。
また、編集部134は、料理の材料の名称および/または分量を表すテロップ(文字情報)を対応する映像とともに表示させる。例えば、食材である「キャベツ」の表示シーンにおいて、「キャベツ」、「キャベツ1/2個」等のテロップを映像に挿入する。または、「しょうゆ」の表示シーンにおいて、「しょうゆ」、「しょうゆ 大さじ1杯」等のテロップを映像に挿入する。編集部134は、画像認識部131の出力に基づいて、食材や分量を識別し、テロップを生成してもよい。また、編集部134は、献立データ、献立属性データ、レシピデータ、レシピ属性データ等に記録された食材や調味料の情報に基づいて、テロップを挿入してもよい。また、編集部134は、テロップを映像に挿入する際に、テロップの表示位置を料理や調理器具と重ならないように設定することが好ましい。その場合、編集部134は、画像認識部131の出力に基づいて料理や調理器具の位置を識別し、それらと重ならないように、テロップの表示位置やサイズを調整する。例えば、編集部134は、画面中央に食材が写っている場合、画面下部にテロップを表示させる。
[動画生成の例]
次に、レシピ管理装置10による動画生成(編集)の例について説明する。
図17は、レシピ動画の構成イメージを示す図である。図17において、横方向に連なる1つの矩形が、分類部132により分類された1つの調理工程に対応する映像(シーン)を示している。矩形の左上部の数字は各シーンの番号を表す。また、矩形内の文字がシーンの概要を示し、その下の数字が重要度設定部133により設定された重要度を示している。図17の横方向は時系列(時間)を示している。図17の例では、料理動画データは、1から14の14のシーンに分類され、それぞれに重要度が設定されている。具体的には、料理動画データは、「完成シーン(シーン1)」からスタートし、「食材1を写すシーン(シーン2)」、「食材1を切るシーン(シーン3)」、「切った後の食材1を写すシーン(シーン4)」と順次進み、「完成シーン(シーン14)」で終了する。
レシピ管理装置10の編集部134は、図17の動画データの各シーンついて、設定された重要度および重要度設定データに基づいて、以下の処理を行う。
(シーン1)重要度0であり、動画末尾以外であるため、削除する。
(シーン2)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン3)重要度3であるため、削除する。
(シーン4)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン5)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン6)重要度3であるため、削除する。
(シーン7)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン8)重要度1であるため、倍速率を3倍とし、3秒間の映像とする。また、カット数を2とし、構図は真俯瞰および拡大斜俯瞰を含めるよう選択する。
(シーン9)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン10)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン11)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン12)重要度2であるため、倍速率を5倍とし、1秒間の映像とする。
(シーン13)重要度1であるため、倍速率を3倍とし、3秒間の映像とする。また、カット数を2とし、構図は真俯瞰および拡大斜俯瞰を含めるよう選択する。
(シーン14)重要度0であり、動画末尾であるため、倍速率を1倍とし、3秒間の映像とする。また、また、カット数を2とし、構図は真俯瞰および拡大斜俯瞰を含めるよう選択する。
図18は、図17のレシピ動画データを編集した後の店舗向けレシピ動画の構成イメージを示す図である。図17同様に、横方向が時系列(時間)を示し、各矩形が調理工程に対応するシーンを示す。図17の例で説明したレシピ管理装置10の処理により、シーン数は全体で11に削減されている。また、重要度に応じて各シーンの割り当て時間が短縮されており、この例では、全体で17秒間の動画として編集されている。このように、レシピ管理装置10により、調理方法の説明を重視した1分程度の料理動画を編集し、スーパーマーケット等の顧客が食材の売り場で閲覧するのに適した短時間の動画を生成することができる。
また、動画全体の時間は短縮したものの、重要度の高いシーン対しては、重要度の低いシーンよりも長い時間を割り当て、倍速率も低くすることで、重要度の高いシーンの印象が顧客に強く残るようになる。また、重要度の高いシーンに対しては、シーン中に複数の構図(真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰、拡大斜俯瞰等)を含めることで、当該シーンをより印象付けることができる。図18の例では、例えば、シーン5やシーン10で、食材を混ぜるシーンの拡大斜俯瞰のズームの構図を含めることで、食材の魅力を強調し、当該食材の購買意欲を高める効果がある。
[レシピ管理装置10の処理例]
次に、レシピ管理装置10の処理の例について説明する。
図19は、レシピ管理装置10の処理例を示すフローチャートである。
(ステップS101)レシピ管理装置10(分類部132)は、調理中の風景を撮影したレシピ動画を、画像認識部131の出力結果および/または献立データ、レシピデータ等のデータに基づいて複数の調理工程に分類する。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)レシピ管理装置10(重要度設定部133)は、重要度対応データに基づいて各調理工程に重要度を設定する。その後、ステップS103の処理に進む。
(ステップS103)レシピ管理装置10(編集部134)は、重要度設定データに基づき、各調理工程に対応する映像に割り当てる再生時間を設定する。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS104)レシピ管理装置10(編集部134)は、重要度設定データに基づき、各調理工程に対応する映像のカット数および構図を設定する。その後、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)レシピ管理装置10(編集部134)は、重要度設定データに基づき、各調理工程に対応する映像の倍速率を設定する。その後、ステップS106の処理に進む。
(ステップS106)レシピ管理装置10(編集部134)は、画像認識部131の出力に基づいて、食材の名称および/または分量を表すテロップを対応する映像に挿入する。その後、ステップS107の処理に進む。
(ステップS107)レシピ管理装置10(編集部134)は、各調理工程に対応する映像を結合し、所定の時間の動画を生成する。本動画が、編集前のレシピ動画を短縮した店舗向けのレシピ動画である。
以上で、レシピ管理装置10の処理の例の説明を終了する。
[端末装置20の構成]
次に、端末装置20の構成について説明する。
図20は、端末装置20の構成例を示すブロック図である。端末装置20は、通信部21と、記憶部22と、入力部23と、出力部24と、制御部25とを備える。
通信部21は、有線または無線の通信回線を介してレシピ管理装置10や他の装置と通信を行うためのインターフェイスであり、制御部25の制御に基づいて各種のデータを送受信する。
記憶部22は、少なくとも1つのHDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAMなどにより構成される。記憶部22は、端末装置20に関する各種情報やプログラムを記憶する。記憶部22は、例えば、店舗向けレシピ動画データや店舗向けレシピ動画属性データを記憶する。
入力部23は、例えば、マウス、タッチパッド等のポインティングデバイス、キーボード、マイクロホン、カメラ、その他の各種センサ(例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPS(Global Positioning System)センサ、近接センサ)を含む入力用モジュールである。入力部23は、タッチパネルとして、ディスプレイと一体に構成されてもよい。入力部23は、ユーザ(店員)の操作等により受け付けた入力情報を制御部25(入力制御部251)に出力する。
出力部24は、ディスプレイパネル、スピーカ、ウーファー等の出力用モジュールである。入力部23は、制御部25(出力制御部253)の制御に基づき、店舗向け料理動画や広告動画像等を表示、再生する。
制御部25は、端末装置20の各種機能を制御する。制御部25が有する機能の一部または全ては、例えば、制御部25が備えるCPU等の1以上のプロセッサが記憶部22に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されてもよい。制御部25は、入力制御部251と、動画取得部252と、出力制御部253とを備える。
入力制御部251は、入力部23を制御する。入力制御部251は、ユーザ(店員)によるタッチ、スワイプ等の入力部23への操作を受け付け、当該操作に対応する各種処理を行う。例えば、入力制御部251は、店舗向けレシピ動画選択画面における、ユーザによる動画の選択指示(再生指示)を受け付け、その結果を動画取得部252に出力する。また、入力制御部251は、店舗向けレシピ動画のアプリケーションの起動、終了指示を受け付け、その結果を制御部25に出力する。
動画取得部252は、入力制御部251からの入力に基づき、指定された店舗向けレシピ動画を取得する。動画取得部252は、通信部21を介して、レシピ管理装置10から店舗向けレシピ動画を取得してもよい。また、動画取得部252は、あらかじめレシピ管理装置10から取得し、記憶部22に格納された店舗向けレシピ動画を取得してもよい。また、動画取得部252は、レシピ管理装置10が生成した店舗向けレシピ動画を、外部記憶媒体等を介して取得してもよい。
出力制御部253は、出力部24を制御する。出力制御部253は、ブラウザ機能を有し、店舗向けレシピ動画の選択画面等の各種画面を生成し出力部24に表示する。また、出力制御部253は、動画取得部252が取得した店舗向けレシピ動画を再生する。すなわち、出力制御部253は、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類し、調理工程に重要度を設定し、設定した重要度に応じて、調理工程に対応する映像を編集した所定の時間の動画を表示・再生する。
また、出力制御部253は、当該動画を繰り返し連続して再生する。さらに、出力制御部253は、当該動画を所定の回数再生するごとに、当該動画やユーザにより選択された部門(売り場)や料理(レシピ、食材)に関連する広告を表示する。所定の回数とは、あらかじめ設定された回数であり、変更が可能な値である。顧客の売り場での滞留時間等、店舗向けレシピ動画の再生時間等を考慮すると、2〜4回店舗向けレシピ動画を再生するごとに、広告を表示することが好ましい。店舗向けレシピ動画や部門(売り場)に関連する広告とは、当該動画や部門に対応付けて設定された動画または静止画であり、再生時間は店舗向けレシピ動画よりも短いことが好ましい。
[端末装置20の画面表示例]
次に、端末装置20の画面表示例について説明する。
図21は、端末装置20における店舗向け動画選択画面の表示例を示す図である。端末装置20の出力部24(ディスプレイ)の左側B1の領域に、店舗向け料理動画の部門名が表示される。部門とは、「農産」、「畜産」、「水産」等の売り場に対応するものである。ユーザ(店員)が、各部門を選択することにより、当該部門に分類された店舗向け料理動画の候補がB2の領域に表示される。
出力部24の中央B2の領域には、各店舗向けレシピ動画の説明が表示される。店舗向けレシピ動画の説明には、レシピのタイトル、サムネイル画像、使用される食材が含まれる。ユーザは、B2の領域を上下にスクロールすることで、表示する店舗向けレシピ動画の説明を順次切り替えて表示することができる。ユーザが、店舗向けレシピ動画の説明が表示されている部分を選択(タップ)することにより、対象のレシピ動画の再生が開始する。B2の右側の領域には、各種の補助情報が表示される。例えば、レシピ動画の選択画面では、選択(操作)方法が表示されてもよいし、レシピ動画の再生中に、レシピの説明が表示されてもよい。
[端末装置20の処理例]
次に、端末装置20の処理の例について説明する。
図22は、端末装置20の処理例を示すフローチャートである。
(ステップS201)ユーザ(店員)の操作により、端末装置20において店舗向けレシピ動画の再生アプリケーションの起動が指示されると、当該アプリケーションが起動する。端末装置20(出力部24、出力制御部253)は、トップ画面を表示する。その後、ステップS202の処理に進む。
(ステップS202)端末装置20(入力部23、入力制御部251)は、ユーザ操作による部門(売り場)の選択の入力を受け付ける。その後、ステップS203の処理に進む。
(ステップS203)端末装置20(出力部24、出力制御部253)は、入力された売り場に対応付けられた店舗向けレシピ動画の説明を表示する。その後、端末装置20(入力部23、入力制御部251)は、ユーザ操作による店舗向けレシピ動画の選択の入力を受け付ける。その後、ステップS203の処理に進む。
(ステップS204)端末装置20(動画取得部252)は、ステップS203において選択された店舗向けレシピ動画を通信部21を介してレシピ管理装置10から取得する。端末装置20(動画取得部252)は、あらかじめ記憶部22に保持している店舗向けレシピ動画を取得してもよい。その後、ステップS205の処理に進む。
(ステップS205)端末装置20(出力部24、出力制御部253)は、ステップS204において取得した店舗向けレシピ動画を連続して繰り返し再生する。その後、ステップS206の処理に進む。
(ステップS206)端末装置20(制御部25、出力制御部253)は、店舗向けレシピ動画を再生した回数を計数する。その後、ステップS207の処理に進む。
(ステップS207)端末装置20(制御部25、出力制御部253)は、店舗向けレシピ動画の連続再生回数が所定の回数以上であるか否かを判定する。連続再生回数が所定回数以上である場合(ステップS207/Yes)、ステップS208の処理に進む。連続再生回数が所定回数より小さい場合(ステップS207/No)、端末装置20は、ステップS205の処理に戻り、店舗向けレシピ動画の再生を行う。
(ステップS208)端末装置20(出力部24、出力制御部253)は、店舗向けレシピ動画の再生後に、選択された部門またはレシピ動画に対応付けられた広告動画を再生する。その後、ステップS209の処理に進む。
(ステップS209)端末装置20(制御部25)は、ユーザ操作による再生終了指示やアプリケーション終了指示を検知したか否かを判定する。終了指示を検知していない場合(ステップS209/No)、端末装置20(出力部24、出力制御部253)は、ステップS205の処理に戻り、店舗向けレシピ動画の再生を継続する。終了指示を検知した場合(ステップS209/Yes)、端末装置20(制御部25)は処理を終了する。なお、ステップS209の処理は、ステップS201からステップ208の処理と並行して行われてもよい。
以上で、端末装置20の処理の例の説明を終了する。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム1は、レシピ管理装置10と端末装置20とを備える。レシピ管理装置10は、調理手順を示す動画(店舗向けレシピ動画)を生成する情報処理装置であって、調理風景を撮影した映像(レシピ動画)を複数の調理工程に分類する分類部132と、調理工程に重要度を設定する重要度設定部133と、重要度に応じて、調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画(店舗向けレシピ動画)を生成する編集部134と、を備える。
端末装置20は、食品の売り場に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、レシピ管理装置10(情報処理装置)から所定の時間の動画(店舗向けレシピ動画)を取得する動画取得部252(取得部)と、ユーザの指示を受け付ける入力部23と、ユーザの指示に応じて、取得した所定の時間の動画を表示する出力制御部253と、を備える。
これにより、調理風景を撮影した映像を調理工程の重要度に応じて編集し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した動画を提供することができる。
また、レシピ管理装置10の重要度設定部133は、調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度、第3重要度を含む重要度を設定し、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第1の時間(3秒以上)を割り当て、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第1の時間よりも短い第2の時間(2秒以下)を割り当て、第3重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して再生時間を割り当てない。
これにより、各調理工程の重要度に応じて割り当てる再生時間を変更し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した時間に動画を編集することができる。
また、重要度設定部133は、調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内(3〜10倍速)である第1の倍速率を設定し、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、第1の倍速率よりも小さい第2の倍速率を設定する。
これにより、各調理工程の重要度に応じて再生時の倍速率を変更し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した時間に動画を編集することができる。
また、重要度設定部133は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む重要度を設定し、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内(2〜4カット)である第1のカット数を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1のカット数よりも小さい第2のカット数(1カット)を設定する。
これにより、各調理工程の重要度に応じて使用するカット数を変更し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した動画に編集することができる。
また、重要度設定部133は、調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む重要度を設定し、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰および拡大斜俯瞰のいずれかを含む構図を設定し、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰の構図を設定する。
これにより、各調理工程の重要度に応じて使用する構図を変更し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した動画に編集することができる。
また、編集部134は、重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、調理中の料理または調理工程に応じて、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰拡大および拡大斜俯瞰の構図を選択して設定する。
これにより、調理中の料理または調理工程の特徴に応じて使用する構図を変更し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した動画に編集することができる。
また、レシピ管理装置10は、画像を認識する画像認識部131を備え、編集部134は、画像認識部131の出力に基づいて、料理の材料の名称または分量を示すテロップを調理工程に対応する映像とともに表示させる。
これにより、映像中の画像に基づいて料理の材料の名称または分量を示すテロップを表示し、レシピの説明をすることができる。
また、編集部134は、画像認識部131の出力に基づいて、テロップの表示位置を調理工程に対応する映像中の料理または調理器具と重ならないように設定する。
これにより、映像中の画像に基づいてテロップの表示位置を適切に変更し、動画の視認性を高めることができる。
また、端末装置20の出力制御部253は、店員から動画の選択指示を受け付ける入力部(入力部23、入力制御部251)と、当該選択指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部253とを備える。出力制御部253は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する。ここで、異なる倍速率で再生することには、端末装置20が倍速率を変えること、及び、倍速率の異なる一連の映像を再生することが含まれる。
これにより、各調理工程に応じて倍速率の異なる映像を再生し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適するように動画を効果的に短縮することができる。
また、端末装置20の出力制御部253は、店舗向けレシピ動画を繰り返し再生するとともに、店舗向けレシピ動画を所定回数再生する毎に調理中の食材に関連する広告を表示する。
これにより、店舗向けレシピ動画を見た顧客に適切な広告を提供し、食材の販売促進につなげることができる。
また、端末装置20(タッチパネルを備える)の出力制御部253は、再生停止ボタンを表示しない。入力部(入力部23、入力制御部251)は、端末装置20の電源が切られた後に電源が入れられた場合に、店員から動画の再生指示を受け付け可能にする。
これにより、店舗に端末装置を配置した場合、顧客が端末装置のタッチパネルに触れてしまうことがある。上記構成により、顧客が端末装置に触れた場合でも、動画の再生が停止されたり、他のアプリが起動させてしまったりすることを防止できる。また、店員は、電源を切ることで動画の再生を止めることができる。
また、図2の陳列棚は、店舗に設置され、端末装置20とレシピカードと食材(販促商品)が一緒に陳列される陳列棚である。端末装置20は、店員から、販促レシピの動画の選択指示を受け付ける入力部(入力部23、入力制御部251)と、選択指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部253と、を備える。出力制御部253は、第1調理工程の少なくとも一部の映像と、第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する。食材(販促商品)は、販促レシピで用いられる食材あり、レシピカードは、販促レシピに関する情報が記載されている。
例えば、端末装置20は、動画と合わせて、食材や料理の静止画を表示してもよいし、表示しなくても良い。陳列棚では、レシピカードが配置されるので、端末装置20が静止画を表示しなくても、顧客に食材や料理を認識させることができる。この場合、端末装置20は、動画等の他の画像の表示スペースを確保できる。
なお、上記実施形態において、端末装置20の出力制御部253は、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する。
調理工程(第1調理工程、第2調理工程)は、完成(配膳や食卓風景を含む)、材料の準備(例えば、食材を写したシーン、調味料を合わせるシーン)、材料の加工(例えば、下ごしらえのシーン、食材を切るシーン)、調理(例えば、加熱、混合、味付け;食材を炒めるシーン、食材を合わせるシーン:狭義の調理)である。なお、調理工程は、投稿者が設定した工程であってもよい。
端末装置20の出力制御部253は、第1調理工程と第2調理工程で、割当率、カット数、構図、倍速率のいずれかが異なる動画を再生する。
また例えば、端末装置20の出力制御部253は、完成や材料の準備の各工程を、材料の加工や調理の各工程よりも、倍速率を高くした動画を再生してもよい。換言すれば、出力制御部253は、材料の加工や調理の各工程を、完成や材料の準備の各工程よりも、倍速率を低くした動画を再生してもよい。これにより、端末装置20は、時間を要する工程については倍速率を高くすることで、より早く表示させ、動画全体の時間を、より短くして再生することができる。
割当率とは、各工程において、再生される動画の時間を撮影した映像の時間を除した比である。例えば、端末装置20の出力制御部253は、完成や材料の準備の各工程を、材料の加工や調理の各工程よりも、割当率を高くした動画を再生してもよい。換言すれば、出力制御部253は、材料の加工や調理の各工程を、完成や材料の準備の各工程よりも、割当率を低くした動画を再生してもよい。これにより、端末装置20は、多くの工程を表示できる。つまり、端末装置20は、各工程に短時間(数秒)を割り当て、時間を要する工程については割当率を低くすることで、より多くの工程を表示する。
また、図13によれば、端末装置20の出力制御部253は、完成や調理の各工程を、材料の準備や材料の加工の各工程よりも、多いカット数とした動画を再生する。換言すれば、出力制御部253は、材料の準備や材料の加工の各工程を、完成や調理の各工程よりも少ないカット数とした動画を再生する。これにより、端末装置20は、調理が完成間近の状態や完成した料理、食材が混じり合った状態、又は、より後の工程を、様々なアングルから表示させることができる。一方、端末装置20は、材料の準備や材料の加工において食材を、一定のアングルから表示させ、顧客に食材(販促商品)を、より認識させることができる。
なお、上記実施形態において、端末装置20は、映像中の各食材に対して、食材を表すテロップを表示し、食材が調理で使われた場合、使われた食材を表すテロップを消去した動画を再生してもよい。つまり、端末装置20は、まだ使われていない食材を表すテロップを表示し続け、一方、使われた食材を表すテロップは消去する。これにより、端末装置20は、短時間の動画において、使われる食材を、より顧客に認識させることができる。例えば、使う時点で食材を表すテロップを表示する場合、高倍速率の表示では、食材を使うシーンは一瞬(1秒以下の場合もある)となる場合がある。この場合、テロップは、一瞬しか表示されない。端末装置20は、まず、映像中の各食材に対して、食材を表すテロップを表示し、食材が使われるまで表示するので、より長い時間、食材を表すテロップを表示でき、食材(販促商品を含む)を、より顧客に認識させることができる。
なお、端末装置20は、販促商品を、他の食材よりも遅い順序で使用する動画を再生してもよい。例えば、食材A、B、C(Cが販促商品)を混ぜ合わせる場合、先に、食材AとBを混ぜ合わせ、その後、食材Cを混ぜ合わせる動画を再生してもよい。この場合、端末装置20は、食材A、B、Cが映されているときに、食材A、B、Cを表すテロップを表示する。食材Aを容器等に入れた時点で、食材Aを表すテロップが消え、食材Bを当該容器等に入れた時点で、食材Bを表すテロップが消える。この時点で、食材C(販促商品)を表すテロップは表示され続けている。その後、食材Cを容器等に入れた時点で、食材Cを表すテロップが消える。
これにより、端末装置20は、販促商品を表すテロップを、より長い時間表示することができ、顧客に販促商品をより意識させることができる。
なお、上記実施形態において、端末装置20は、献立(レシピ)やレポートの投稿者に関する情報(例えば、ニックネーム)、投稿やレポートに関する情報(例えば、コメント、レポート数、レポート数のランキング)を表示してもよい。ここで、レポートは、一般ユーザ(顧客に相当)が、レシピを作ったことを示すレポートであってもよい。これにより、顧客は、投稿者や投稿者のコメント等を知ることができる。また、顧客は、一般ユーザのコメントやレシピで調理をした数を知ることができる。つまり、端末装置20は、調理だけでなく、別の情報で、顧客の興味関心を引くことができる。
なお、上記実施形態において、端末装置20は、店員から動画を連続して再生させる回数(所定回数)を入力させ、入力された回数、動画を連続して再生してもよい。
また、端末装置20は、動画と、一覧情報(食材一覧又は工程一覧の情報)と、を同時に表示してもよい。例えば、端末装置20は、動画毎に、当該動画の再生時刻(動画の再生開始からの経過時間)において、一覧情報の表示開始時刻と表示終了時刻を記憶し、記憶した表示開始時刻と表示終了時刻の間、ディスプレイの一部に一覧情報を表示し、一部に動画を表示してもよい。例えば、端末装置20は、動画毎に、各工程において、一覧情報の表示の有無を記憶し、一覧情報の表示の「有」の工程において、ディスプレイの一部に一覧情報を表示し、一部に動画を表示してもよい。端末装置20は、表示する一覧情報の種類、例えば、食材一覧又は工程一覧を記憶し、一覧情報を表示する場合に、記憶する種類の一覧情報を表示してもよい。
なお、上述のレシピ管理装置10または端末装置20の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりレシピ管理装置10または端末装置20としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した実施形態におけるレシピ管理装置10または端末装置20の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。レシピ管理装置10または端末装置20の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
[付記]
以上の記載から本発明の複数の態様は例えば以下のように把握される。
(1)調理手順を示す動画を生成する情報処理装置であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
(2)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度、第3重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第1の時間を割り当て、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、再生時間として前記第1の時間よりも短い第2の時間を割り当て、前記第3重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して再生時間を割り当てない、ことを特徴とする(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1の倍速率を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1の倍速率よりも小さい第2の倍速率を設定する、ことを特徴とする(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1のカット数を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1のカット数よりも小さい第2のカット数を設定する、ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰および拡大斜俯瞰のいずれかを含む構図を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰の構図を設定する、ことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)前記編集部は、前記重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、調理中の料理または前記調理工程に応じて、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰拡大および拡大斜俯瞰の構図を選択して設定する、ことを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)画像を認識する画像認識部を備え、前記編集部は、前記画像認識部の出力に基づいて、料理の材料の名称または分量を示すテロップを前記調理工程に対応する映像とともに表示させる、ことを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)前記編集部は、前記画像認識部の出力に基づいて、前記テロップの表示位置を前記調理工程に対応する映像中の料理または調理器具と重ならないように設定する、ことを特徴とする(7)に記載の情報処理装置。
(9)店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、店員から動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する、ことを特徴とする端末装置。
(10)店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備える情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、店員から前記所定の時間の動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、前記所定の時間の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備えることを特徴とする端末装置。
(11)前記出力制御部は、前記調理手順を示す動画を繰り返し再生するとともに、前記調理手順を示す動画を所定回数再生する毎に調理中の食材に関連する広告を表示する、ことを特徴とする(9)または(10)に記載の端末装置。
(12)前記出力制御部は、再生停止ボタンを表示せず、前記入力部は、前記端末装置の電源が切られた後に電源が入れられた場合に、前記店員から動画の再生指示を受け付け可能にする、ことを特徴とする(9)から(11)のいずれかに記載の端末装置。
(13)店舗に設置され、端末装置とレシピカードと食材が一緒に陳列される陳列棚であって、前記端末装置は、店員から、販促レシピの動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生し、前記食材は、前記販促レシピで用いられる食材であり、前記レシピカードは、前記販促レシピに関する情報が記載されている、ことを特徴とする陳列棚。
(14)調理手順を示す動画を生成する情報処理装置と、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置と、を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、撮影された調理中の映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備え、前記端末装置は、前記情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、店員の指示を受け付ける入力部と、前記店員の指示に応じて、取得した前記所定の時間の動画を表示する出力部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
(15)調理手順を示す動画を生成する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類ステップと、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定ステップと、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集ステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。
(16)コンピュータに、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する手順と、前記調理工程に重要度を設定する手順と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する手順と、を実行させるためのプログラム。
(17)店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置が実行する情報処理方法であって、店員から動画の再生指示を受け付けるステップと、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生するステップと、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。
(18)コンピュータに、店員から動画の再生指示を受け付ける手順と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する手順と、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する手順と、を実行させるためのプログラム。
1…情報処理システム、10…レシピ管理装置、11…通信部、12…記憶部、13…制御部、131…画像認識部、132…分類部、133…重要度設定部、134…編集部、20、20−1、20−2、20−3、20−4、20−5、20−6…端末装置、21…通信部、22…記憶部、23…入力部、24…出力部、25…制御部、251…入力制御部、252…動画取得部、253…出力制御部
また、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1の倍速率(例えば3〜10倍)を設定し、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、第1の倍速率よりも大きい第2の倍速率を設定してもよい。第1の倍速率は、早回しをしても作業の様子が視認できると想定される値である。このように倍速率を設定することで、視認性を維持しつつ、動画の再生時間を短縮することができる。また、重要度の高いシーンの視認性を重要度の低いシーンに比べて高め、ユーザへの印象を強くすることができる。また、編集部134は、調理工程に対応するシーンの長さに応じて、所定の範囲内で倍速率を高くしてもよい。例えば、再生時間の長いシーンについては、10倍速を設定し、ユーザの視認性を維持しつつ、再生時間を大幅に短縮することができる。また、編集部134は、完成シーンの映像については、倍速再生を行わず、等速再生あるいは1倍速未満のスロー再生を行うようにしてもよい。これにより、通常の調理工程とリズムを変え、強調することで、完成した料理の美味しさを演出することができる。
また、重要度設定部133は、調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、編集部134は、第1重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内(3〜10倍速)である第1の倍速率を設定し、第2重要度が設定された調理工程に対応する映像に対して、第1の倍速率よりも大きい第2の倍速率を設定する。
これにより、各調理工程の重要度に応じて再生時の倍速率を変更し、店舗での再生、特に食品の売り場での再生に適した時間に動画を編集することができる。
(1)調理手順を示す動画を生成する情報処理装置であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
(2)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度、第3重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第1の時間を割り当て、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、再生時間として前記第1の時間よりも短い第2の時間を割り当て、前記第3重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して再生時間を割り当てない、ことを特徴とする(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1の倍速率を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1の倍速率よりも大きい第2の倍速率を設定する、ことを特徴とする(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1のカット数を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1のカット数よりも小さい第2のカット数を設定する、ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰および拡大斜俯瞰のいずれかを含む構図を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰の構図を設定する、ことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)前記編集部は、前記重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、調理中の料理または前記調理工程に応じて、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰拡大および拡大斜俯瞰の構図を選択して設定する、ことを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)画像を認識する画像認識部を備え、前記編集部は、前記画像認識部の出力に基づいて、料理の材料の名称または分量を示すテロップを前記調理工程に対応する映像とともに表示させる、ことを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)前記編集部は、前記画像認識部の出力に基づいて、前記テロップの表示位置を前記調理工程に対応する映像中の料理または調理器具と重ならないように設定する、ことを特徴とする(7)に記載の情報処理装置。
(9)店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、店員から動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する、ことを特徴とする端末装置。
(10)店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備える情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、店員から前記所定の時間の動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、前記所定の時間の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備えることを特徴とする端末装置。
(11)前記出力制御部は、前記調理手順を示す動画を繰り返し再生するとともに、前記調理手順を示す動画を所定回数再生する毎に調理中の食材に関連する広告を表示する、ことを特徴とする(9)または(10)に記載の端末装置。
(12)前記出力制御部は、再生停止ボタンを表示せず、前記入力部は、前記端末装置の電源が切られた後に電源が入れられた場合に、前記店員から動画の再生指示を受け付け可能にする、ことを特徴とする(9)から(11)のいずれかに記載の端末装置。
(13)店舗に設置され、端末装置とレシピカードと食材が一緒に陳列される陳列棚であって、前記端末装置は、店員から、販促レシピの動画の再生指示を受け付ける入力部と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生し、前記食材は、前記販促レシピで用いられる食材であり、前記レシピカードは、前記販促レシピに関する情報が記載されている、ことを特徴とする陳列棚。
(14)調理手順を示す動画を生成する情報処理装置と、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置と、を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、撮影された調理中の映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備え、前記端末装置は、前記情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、店員の指示を受け付ける入力部と、前記店員の指示に応じて、取得した前記所定の時間の動画を表示する出力部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
(15)調理手順を示す動画を生成する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類ステップと、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定ステップと、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集ステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。
(16)コンピュータに、調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する手順と、前記調理工程に重要度を設定する手順と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する手順と、を実行させるためのプログラム。
(17)店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置が実行する情報処理方法であって、店員から動画の再生指示を受け付けるステップと、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生するステップと、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。
(18)コンピュータに、店員から動画の再生指示を受け付ける手順と、前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する手順と、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する手順と、を実行させるためのプログラム。

Claims (18)

  1. 調理手順を示す動画を生成する情報処理装置であって、
    調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、
    前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、
    前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度、第3重要度を含む前記重要度を設定し、
    前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、再生時間として第1の時間を割り当て、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、再生時間として前記第1の時間よりも短い第2の時間を割り当て、前記第3重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して再生時間を割り当てない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、
    前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1の倍速率を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1の倍速率よりも小さい第2の倍速率を設定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、
    前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、1より大きく所定の範囲内である第1のカット数を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、前記第1のカット数よりも小さい第2のカット数を設定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記重要度設定部は、前記調理工程のそれぞれに、第1重要度、第2重要度を含む前記重要度を設定し、
    前記編集部は、前記第1重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰および拡大斜俯瞰のいずれかを含む構図を設定し、前記第2重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、真俯瞰の構図を設定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記編集部は、前記重要度が設定された前記調理工程に対応する映像に対して、調理中の料理または前記調理工程に応じて、真俯瞰、斜俯瞰、拡大真俯瞰拡大および拡大斜俯瞰の構図を選択して設定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 画像を認識する画像認識部を備え、
    前記編集部は、前記画像認識部の出力に基づいて、料理の材料の名称または分量を示すテロップを前記調理工程に対応する映像とともに表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記編集部は、前記画像認識部の出力に基づいて、前記テロップの表示位置を前記調理工程に対応する映像中の料理または調理器具と重ならないように設定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、
    店員から動画の再生指示を受け付ける入力部と、
    前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、
    を備え、
    前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する、
    ことを特徴とする端末装置。
  10. 店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置であって、
    調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類部と、前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備える情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、
    店員から前記所定の時間の動画の再生指示を受け付ける入力部と、
    前記再生指示に基づいて、前記所定の時間の動画を繰り返して再生する出力制御部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  11. 前記出力制御部は、前記調理手順を示す動画を繰り返し再生するとともに、前記調理手順を示す動画を所定回数再生する毎に調理中の食材に関連する広告を表示する、
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の端末装置。
  12. 前記出力制御部は、再生停止ボタンを表示せず、
    前記入力部は、前記端末装置の電源が切られた後に電源が入れられた場合に、前記店員から動画の再生指示を受け付け可能にする、
    ことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の端末装置。
  13. 店舗に設置され、端末装置とレシピカードと食材が一緒に陳列される陳列棚であって、
    前記端末装置は、
    店員から、販促レシピの動画の再生指示を受け付ける入力部と、
    前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する出力制御部と、を備え、
    前記出力制御部は、前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生し、
    前記食材は、前記販促レシピで用いられる食材であり、
    前記レシピカードは、前記販促レシピに関する情報が記載されている、
    ことを特徴とする陳列棚。
  14. 調理手順を示す動画を生成する情報処理装置と、店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    撮影された調理中の映像を複数の調理工程に分類する分類部と、
    前記調理工程に重要度を設定する重要度設定部と、
    前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集部と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記情報処理装置から前記所定の時間の動画を取得する取得部と、
    店員の指示を受け付ける入力部と、
    前記店員の指示に応じて、取得した前記所定の時間の動画を表示する出力部と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  15. 調理手順を示す動画を生成する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する分類ステップと、
    前記調理工程に重要度を設定する重要度設定ステップと、
    前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する編集ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    調理風景を撮影した映像を複数の調理工程に分類する手順と、
    前記調理工程に重要度を設定する手順と、
    前記重要度に応じて、前記調理工程に対応する映像を編集し、所定の時間の動画を生成する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  17. 店舗に設置され、調理手順を示す動画を表示する端末装置が実行する情報処理方法であって、
    店員から動画の再生指示を受け付けるステップと、
    前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生するステップと、
    前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生するステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  18. コンピュータに、
    店員から動画の再生指示を受け付ける手順と、
    前記再生指示に基づいて、第1調理工程と第2調理工程を含む一連の調理風景を撮影した映像の動画を繰り返して再生する手順と、
    前記第1調理工程の少なくとも一部の映像と、前記第2調理工程の少なくとも一部の映像と、を異なる倍速率で再生する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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