WO2023152951A1 - 表示システム、表示方法 - Google Patents

Abstract

コンテンツを表示する表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定した結果に基づいてカテゴリを判定するカテゴリ判定部（５２）と、前記コンテンツのリストであり、前記コンテンツの視聴傾向に基づき、前記カテゴリに応じて生成されたリストを前記表示装置に表示させる表示制御部（５１）と、を有する。

Description

表示システム、表示方法

　本発明は、表示システム、表示方法に関する。

　大きいショッピングモールなどでは、目的なく買い物をする人の集客が難しいことが課題として挙げられる。また、買い物をする人にとっては、トレンドがわからないなどが要因で、ショッピングモール内をどう回れば良いかがわからないことがある。そこで、ショッピングモールにおいて、デジタルサイネージのような電子看板で店の広告を表示して、集客することが考えられる。
　特許文献１には、広告のコンテンツを報知する表示装置の前方周辺にいる人物の性別及び年代を推定し、その推定結果に応じて第２のコンテンツを報知する技術が記載されている。

　しかしながら、上述した技術では、表示したコンテンツが必ずしもその人物の興味を引くとは限らず、どのようにショッピングモールなどの商業施設を回るかの手がかりにならないことがある。

特開２０１２－２０５１１２号公報

　解決しようとする問題点は、デジタルサイネージにおいて、どのように商業施設を回ればよいか手がかりとなる表示をすることができない点である。

　本発明の一態様は、コンテンツを表示する表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定した結果に基づいてカテゴリを判定するカテゴリ判定部と、前記コンテンツのリストであり、前記コンテンツの視聴傾向に基づき、前記カテゴリに応じて生成されたリストを前記表示装置に表示させる表示制御部と、を有する表示システムである。

　また、本発明の一態様は、コンピュータにより実行される表示方法であって、コンテンツを表示する表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定した結果に基づいてカテゴリを判定し、前記コンテンツのリストであり、前記コンテンツの視聴傾向に基づき、前記カテゴリに応じて生成されたリストを前記表示装置に表示させる表示方法である。

　本発明によれは、デジタルサイネージにおいて、どのように商業施設を回ればよいか手がかりとなる表示をすることができる。

本発明の実施形態における表示システムの構成を説明する概略ブロック図である。 サーバ装置が記憶するポイントテーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 表示装置が表示する広告の表示例を示すイメージ図である。 表示装置が表示する各リストの表示領域を示す図である。 表示装置が表示するリストの表示例を示すイメージ図である。 表示装置が表示するリストの他の表示例を示すイメージ図である。 表示装置が表示するリストの他の表示例を示すイメージ図である。 表示システムが実行する表示処理の動作について説明するフローチャートである。 表示システムが実行するリスト表示処理の動作について説明するフローチャートである。 本発明による表示システムの基本構成を示す図である。

　以下、本発明の一実施形態を説明する。
　図１は、本発明の実施形態における表示システムの構成を説明する概略ブロック図である。この実施形態において、表示システム１は、デジタルサイネージなどの電子看板に表示するコンテンツの表示制御をするシステムである。コンテンツは、例えば広告であり、静止画像であっても動画像であってもよく、また音声を有するものであっても有さないものであってもよい。

　この図において、表示システム１は、カメラ装置１０と、表示制御装置２０と、表示装置３０と、サーバ装置４０とを有する。
　カメラ装置１０と表示制御装置２０とは有線又は無線のＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）により通信接続する。また、表示制御装置２０と表示装置３０とは映像信号を伝達する映像ケーブルを介して接続する。また、表示制御装置２０とサーバ装置４０とは、インターネットなどの通信網を介して通信接続する。
　なお、本図に示す例では、カメラ装置１０と、表示制御装置２０と、表示装置３０とをそれぞれ１台ずつ示しているが、これに限らず、カメラ装置１０、表示制御装置２０、および表示装置３０の組み合わせは、複数組あってもよい。

　カメラ装置１０は、表示装置３０近傍に設置され、表示装置３０の表示画面を視認可能な範囲（以下、有効範囲とも称する）にいる人物を撮像する。カメラ装置１０は、撮像部１０１を有する。撮像部１０１は、任意のフレームレートで、表示装置３０の表示画面を視認可能な範囲にいる人物を撮像し、その撮像画像を生成する。

　表示制御装置２０は、表示装置３０に表示するコンテンツの表示制御をするコンピュータである。例えば、表示制御装置２０は、コンテンツの映像信号を表示装置３０に出力して、表示装置３０にコンテンツを表示させる。
　表示制御装置２０は、撮像画像取得部２０１と、視線検知部２０２と、カテゴリ判定部２０３と、ポイント付与部２０４と、リスト取得部２０５と、表示制御部２０６と、コンテンツ記憶部２０７とを有する。

　撮像画像取得部２０１は、カメラ装置１０から撮像画像を取得する。
　視線検知部２０２は、撮像画像に基づいて、有効範囲内にいる各人物の視線を推定し、推定した視線に基づいて、有効範囲内にいる人物が表示装置３０の表示画面に視線を向けたことを検知する。
　カテゴリ判定部２０３は、表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定した結果に基づいてカテゴリを判定する。属性は、１人の人物に対して割り当てられるものであり、性別、年齢等のうち少なくとも１つが含まれる。属性は、例えば、「２０代男性」、「３０代女性」等のように、年齢と性別の組み合わせを用いることができる。

　カテゴリは、付与する対象の人物の属性に応じて決まる。カテゴリは、付与する対象の人物が１人である場合には、その人物の属性に応じて決まる。また、カテゴリは、付与する対象の人物が複数である場合、その複数の人物が属するグループが付与の対象であり、そのグループに属する人物の属性に応じて決まる。
　カテゴリは、例えば、「若年男性」、「若年女性」、「家族」、「団体」、「カップル」、「友人同士」等がある。表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人数が１人であって、その人物の属性が「２０代男性」である場合、カテゴリ判定部２０３は、カテゴリを「若年男性」として判定し、人物の属性が「２０代女性」である場合、カテゴリを「若年女性」として反映する。また、表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人数が複数である場合、カテゴリ判定部２０３は、その複数の人物に対してそれぞれ付与される属性に応じてカテゴリを判定する。例えば、グループに属する人物が複数人であって、その人物の属性が「１０代男性」と「１０代女性」と「４０代男性」と「４０代女性」である場合、カテゴリ判定部２０３は、これらの属性に基づいて、カテゴリを、「家族」として判定する。ここでは、属性が「１０代男性」と「１０代女性」と「４０代男性」と「４０代女性」の組み合わせを含むグループは、家族であると推定されるため、「家族」と判定される。
　グループに属する人物が複数人であって、その人物の属性が「３０代男性」と「３０代女性」と「４０代男性」と「４０代女性」である場合、カテゴリは、「団体」として判定される。ここでは、属性が「３０代男性」と「３０代女性」と「４０代男性」と「４０代女性」の組み合わせを含むグループは、友人の集まり、職場の同僚等であると推定されるため、「団体」と判定される。
　グループに属する人物が複数人であって、その人物の属性がそれぞれ「２０代女性」である場合、「友人同士」である。グループに属する人物が２人であって、その人物の属性が「２０代男性」と「２０代女性」である場合、「カップル」である。グループに属する人物が複数人であって、その人物の属性が「２０代女性」と「３０代女性」が含まれる場合、カテゴリは「女性」のように、上位の概念に応じたカテゴリであってもよい。

　カテゴリ判定部２０３は、撮像された画像に含まれる人物の人数が１人である場合には、その人物を１人のグループとし、カテゴリを判定する。カテゴリ判定部２０３は、撮像された画像に含まれる人物の人数が複数人である場合には、その複数人を１つのグループとし、カテゴリを判定する。
　カテゴリ判定部２０３は、有効範囲内にいる人物が表示装置３０の表示画面に視線を向けたときに、撮像画像に基づいてその人物の属性を推定し、推定した属性に基づいてその人物のカテゴリを判定するようにしてもよい。

　ポイント付与部２０４は、人物が表示画面に表示されたコンテンツに対する視聴状況に基づいて、リスト情報記憶部４０２に記憶された、コンテンツを視聴した人物が属するカテゴリに対するポイントを付与する。
　ポイント付与部２０４は、視聴状況については、視聴していることが把握できればよく、例えば、人物が表示装置３０の表示画面に視線を向けたことをできたことに基づいてコンテンツを視聴していると判定してもよい。また、ポイント付与部２０４は、表示装置３０が表示したリストから入力部３０２によりコンテンツが選択されたことが検出されたことに基づいてコンテンツを視聴していると判定してもよい。

　ポイント付与部２０４は、有効範囲内にいる人物が表示装置３０の表示画面に視線を向けたときに表示している広告に対し、当該人物のカテゴリについてポイントを付与する。当該ポイントは、後述する広告のリストを生成するためのデータである。具体的には、ポイント付与部２０４は、表示装置３０が表示している広告の識別情報と、カテゴリと、付与するポイント数（例えば、表示画面に視線を向けている人数に応じたポイント）とを含むポイント付与情報をサーバ装置４０に送信する。
　また、ポイント付与部２０４は、表示装置３０が表示したリストから入力部３０２により広告が選択されると、選択された広告に対し、選択した人物のカテゴリについてポイントを付与する。

　リスト取得部２０５は、判定したカテゴリに応じた広告のリストを示すリスト情報を、サーバ装置４０に要求し、サーバ装置４０から受信して取得する。

　表示制御部２０６は、表示装置３０に表示するコンテンツの表示制御をする。例えば、表示制御部２０６は、広告のコンテンツをコンテンツ記憶部２０７から読み出し、読み出した広告のコンテンツの映像信号を表示装置３０に出力することにより、広告のコンテンツを表示装置３０に表示させる。また、表示制御部２０６は、コンテンツのリストであり、コンテンツの視聴傾向に基づき、カテゴリに応じて生成されたリストを表示装置３０に表示させる。視聴傾向は、表示装置３０にコンテンツが表示されている際に人物が視線を向けたか否か、視聴する対象のコンテンツを選択する操作入力がなされたか否か等に基づいて推定することができる。
　表示制御部２０６は、表示装置３０の表示画面を視認可能な有効範囲内にいる人物が広告を最後まで視聴した後に、当該人物のカテゴリに応じたコンテンツ（例えば広告）のリストを表示装置３０に表示させる。コンテンツのリストは、カテゴリ毎に付与されたポイントに基づいて生成される。このとき、表示制御部２０６は、表示装置３０の表示画面の第１エリアに、判定したカテゴリに応じた広告のリストを表示させ、表示装置３０の表示画面の第２エリアに、当該カテゴリの上位カテゴリに応じた広告のリストを表示させる。また、表示制御部２０６は、判定したカテゴリに応じた広告のリストとともに、推奨広告のリストを表示装置３０に表示させる。また、表示制御部２０６は、表示装置３０が表示したリストから入力部３０２により広告が選択されると、選択された広告のコンテンツを表示装置３０に表示する。
　コンテンツ記憶部２０７は、表示装置３０に表示する各広告のコンテンツを記憶する。

　表示制御装置２０は、コンピュータであってもよい。その場合、撮像画像取得部２０１、視線検知部２０２、カテゴリ判定部２０３、ポイント付与部２０４、リスト取得部２０５、表示制御部２０６の機能を実現するための専用の電子回路によって実現されてもよい。また、表示制御装置２０に設けられたＣＰＵ（中央処理装置）が、これらの機能を実現するためのソフトウェアを記憶装置から読み出して実行することにより、これら機能を実現するようにしてもよい。

　表示装置３０は、施設内に設置される。施設は、複数の回遊場所を含むものであればよく、例えば、複合商業施設、ショッピングモール、公共施設、百貨店等がある。回遊場所は、店舗、サービスの提供場所、観光スポット等であってもよい。
　表示装置３０は、例えば、ショッピングモールの入り口などに設置され、広告のためのコンテンツをその表示画面に表示する。表示されるコンテンツは、施設内にある複数の回遊場所のうちいずれかの回遊場所に関する内容を含む。回遊場所に関連するコンテンツが、カテゴリに応じてリストとして生成されて表示装置３０に表示されるため、視聴者は、このリストに基づいて、自分のカテゴリに関連性がある、回遊場所に関連するコンテンツを視聴することが可能となる。視聴者は、このコンテンツを参考に、施設内の回遊場所を検討することができる。
　表示装置３０は、例えば、デジタルサイネージである。表示装置３０は、表示部３０１と、入力部３０２とを有する。
　表示部３０１は、表示画面を有する。表示部３０１は、表示制御装置２０から映像信号を入力し、入力された映像信号を表示画面に表示する。表示部３０１は、プロジェクタ、液晶表示装置、有機ＥＬ（electro-luminescence）表示装置のいずれかであってもよい。
　入力部３０２は、例えば、表示部３０１の表示画面に設置されたタッチパネルであり、入力を受け付ける。例えば、入力部３０２は、表示部３０１が表示したリストから広告の選択入力を受け付ける。入力部３０２は、人物からの操作内容を受け付けることができれば、タッチパネル以外の入力装置であってもよい。

　サーバ装置４０は、表示システム１を統括して制御するサーバである。サーバ装置４０は、更新部４０１と、リスト情報記憶部４０２と、リスト生成部４０３とを有する。
　更新部４０１は、表示制御装置２０からポイント付与情報を受信し、受信したポイント付与情報に基づいて、リスト情報記憶部４０２が記憶するポイントテーブルを更新する。例えば、更新部４０１は、ポイント付与情報が示す広告に対し、ポイント付与情報が示すカテゴリについてポイントを加算する。
　リスト情報記憶部４０２は、各コンテンツに対する、カテゴリ毎のポイントを示すポイントテーブルを記憶する。すなわち、リスト情報記憶部４０２は、カテゴリに対して付与されたポイントをコンテンツ毎に記憶する。
　リスト生成部４０３は、リスト情報の要求を表示制御装置２０から受信し、受信した要求が示すカテゴリについて、ポイントテーブルに基づいて広告のリストを生成し、生成したリストを示すリスト情報を表示制御装置２０に送信する。ここで生成されるリストは、カテゴリに応じた回遊場所に関するコンテンツのリストである。

　上述のコンテンツ記憶部２０７、リスト情報記憶部４０２は、記憶媒体、例えば、ＨＤＤ（Ｈａｒｄ　Ｄｉｓｋ　Ｄｒｉｖｅ）、フラッシュメモリ、ＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ　Ｅｒａｓａｂｌｅ　Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ　Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　ｒｅａｄ／ｗｒｉｔｅ　Ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
　このコンテンツ記憶部２０７、リスト情報記憶部４０２は、例えば、不揮発性メモリを用いることができる。

　図２は、サーバ装置４０が記憶するポイントテーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。
　図示するように、ポイントテーブルは、広告と、カテゴリと、ポイントとの各項目を対応付けて記憶する。広告は、広告の識別情報である。ポイントは、カテゴリ別のリストを集計する際に用いられるデータである。図示する例では、カテゴリには、若年女性と、その他女性と、若年男性と、その他男性と、若年カップルと、その他カップルと、若年団体と、その他団体と、若年家族連れと、その他家族連れと、不明との１１パターンある。このうち、若年女性と、その他女性と、若年男性と、その他男性とは、人物のカテゴリである。一方、若年カップルと、その他カップルと、若年団体と、その他団体と、若年家族連れ、その他家族連れとは、グループのカテゴリである。不明は、上述したいずれのカテゴリにも入らないことを示す。なお、本図に示す例は、若年層をターゲットとしたショッピングモールに表示装置３０を設置する場合を想定し、年齢を「若年」と「その他」とに分類しているが、カテゴリの分類方法はこれに限らず、表示装置３０を設置する施設に応じて適宜設定変更することができる。

　図示する例では、広告「Ａ」に対し、カテゴリ「若年女性」について「３０」ポイント、カテゴリ「その他女性」について「２０」ポイント、カテゴリ「若年男性」について「１０」ポイント、カテゴリ「その他男性」について「１０」ポイント、カテゴリ「若年カップル」について「２０」ポイント、カテゴリ「その他カップル」について「１０」ポイント、カテゴリ「若年団体」について「２０」ポイント、カテゴリ「その他団体」について「１０」ポイント、カテゴリ「若年家族連れ」について「１０」ポイント、カテゴリ「その他家族連れ」について「１０」ポイント、カテゴリ「不明」について「０」ポイント付与されている。

　なお、ポイントテーブルがポイントを保持する期間、すなわち、リストを生成するためのポイントの集計期間は、例えば、１年などの比較的長期間である。また、サーバ装置４０は、複数の表示制御装置２０からポイントを収集してもよい。これにより、ポイントを集計する際の母数を大きくすることができるため、一時的に一部の広告のポイントが大きくなるなどのかたよりをなくし、平準化することができる。

　図３は、表示装置が表示する広告の表示例を示すイメージ図である。
　本図に示す例では、カメラ装置１０は、表示装置３０の上部に設置されており、表示装置３０の表示画面を視認可能な有効範囲を撮像する。
　表示制御装置２０の表示制御部２０６は、通常時には、広告のコンテンツを表示装置３０の表示画面全体に表示している。例えば、表示制御部２０６は、予め設定された複数のデフォルト広告のコンテンツを周期的に表示する。表示制御部２０６は、広告のコンテンツを表示しているときに、表示装置３０の表示画面を視認可能な有効範囲内にいる人物ＵＳが、その表示画面に視線を向けると、その人物ＵＳのカテゴリに応じた広告のリストを広告の終了後に表示する案内「この広告の後、女性に人気の広告をご覧になれます」ＭＳ１と、リストを表示するページへ遷移するための操作ボタンＢＴ１とを表示画面の下部に表示する。なお、広告終了後にリストを表示する案内は、有効範囲内に人物を検知した際に表示してもよい。この場合には、案内に人物のカテゴリは含めず、例えば、「この広告の後、人気の広告をご覧になれます」などにする。表示制御部２０６は、表示している広告のコンテンツ終了後、または操作ボタンＢＴ１が入力を受け付けると、人物ＵＳのカテゴリに応じた広告のリストを表示装置３０に表示する。

　図４は、表示装置が表示する各リストの表示領域を示す図である。
　表示制御装置２０の表示制御部２０６は、表示装置３０の表示画面を３つの表示領域（最も表示領域の大きい第１エリアＡ１、第１エリアＡ１より表示領域の小さい第２エリアＡ２、および、第１エリアＡ１より表示領域の小さい第３エリアＡ３）に分割し、各表示領域それぞれに異なるカテゴリのリストを表示する。

　図５は、表示装置が表示するリストの表示例を示すイメージ図である。
　本図は、表示装置３０の表示画面に視線を向けている人物が若年女性である場合の表示例である。
　表示制御装置２０の表示制御部２０６は、最も表示領域の大きい第１エリアＡ１に、人物のカテゴリ「若年女性」に対する広告のリストを表示する。広告のリストは、カテゴリに対するポイントの高い順位である。
　表示制御部２０６は、カテゴリ「若年女性」に対するポイントの高い順に、１位から３位までの広告の動画サムネイルＴＮ１１～ＴＮ１３と、ロゴＬＧ１１～ＬＧ１３と、タイトルＴＴ１１～ＴＴ１３と、再生ボタンＰＢ１１～ＰＢ１３とを第１エリアＡ１に表示する。動画サムネイルは、広告のコンテンツのサムネイル画像であって、動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。ロゴは、広告対象となる商品や店舗などのロゴである。タイトルは、例えば、商品名や店舗名などの、広告のタイトルである。再生ボタンは、対応する広告のコンテンツを表示するための、タップ可能な操作ボタンである。

　また、表示制御部２０６は、カテゴリ「若年女性」の上位カテゴリ「女性」に対する広告のリストを第２エリアＡ２に表示する。具体的には、表示制御部２０６は、上位カテゴリ「女性」に対するポイントの高い順に、１位から３位までの広告のタイトルを第２エリアＡ２に表示する。「女性」に対するポイントは、カテゴリ「若年女性」および「その他女性」のポイントを合算したものである。なお、本例では、属性「性別」と「年齢」とを合わせたカテゴリの上位カテゴリを「性別」としているが、上位カテゴリは、判定したカテゴリの上位となるものであればよく、「年齢」であってもよい。本例の場合には、上位カテゴリを「若年」としてもよい。

　また、表示制御部２０６は、人物のカテゴリに依存しない推奨広告のリストを第３エリアＡ３に表示する。推奨広告は、時間帯や日にちに応じたお勧め広告であり、時間帯や日にちに応じて予め設定されている。例えば、推奨広告は、ショッピングモールが推奨するお勧めのカフェ、フードコード、お土産店などの広告である。表示制御部２０６は、現在の時間帯や日にちに対応する、１位から３位までの推奨広告のタイトルを第３エリアＡ３に表示する。

　また、表示制御部２０６は、タップすることによりリストにある広告を表示できる案内「タップでご覧になれます」ＭＳ１１と、元の広告に戻るための戻るボタンＢＴ１１とを、表示装置３０の表示画面に表示する。

　図６は、表示装置が表示するリストの他の表示例を示すイメージ図である。
合の表示例である。
　本図は、表示装置３０の表示画面に視線を向けている人物が若年の男女２人組である場合の表示例である。
　表示制御装置２０のカテゴリ判定部２０３は、表示装置３０の表示画面に視線を向けている人物が複数いる場合、その人物間の距離に基づいてグループであるか否かを判定する。例えば、カテゴリ判定部２０３は、複数の人物間の距離が所定範囲内である場合に、それら複数の人物を１つのグループと判定する。そして、カテゴリ判定部２０３は、グループに属する人物それぞれの属性に基づいて、グループのカテゴリを判定する。本例の場合、カテゴリ判定部２０３は、グループ内の人物が若年の男女２人組であるため、カテゴリを「若年カップル」と判定する。

　表示制御装置２０の表示制御部２０６は、最も表示領域の大きい第１エリアＡ１に、判定したカテゴリ「若年カップル」に対する広告のリストを表示する。第１エリアＡ１における広告のリストの表示方法は、図５示す例と同様であるため、その説明を省略する。

　また、表示制御部２０６は、カテゴリ「若年カップル」の上位カテゴリであるグループにお勧めの広告のリスト（１位から３位までの広告のタイトル）を第２エリアＡ２に表示する。グループにお勧めの広告のリストは、予め設定されている。なお、本例では、表示制御部２０６は、グループにお勧めの広告を第２エリアＡ２に表示しているが、これに限らず、判定したカテゴリの他の上位カテゴリ（本例では、「カップル」や「若年」）に対する広告のリストを第２エリアＡ２に表示してもよい。
　本図に示す他の表示は、図５に示す表示例と同様であるため、その説明を省略する。

　図７は、表示装置が表示するリストの他の表示例を示すイメージ図である。
　本図は、表示装置３０の表示画面に視線を向けている人物が若年女性である場合の他の表示例である。
　図５に示す表示例では、推奨広告のリストを第３エリアＡ３に表示しているが、本図に示す例では、判定したカテゴリに関連があると推定されるカテゴリに対する広告のリストを表示する点が異なる。各カテゴリに関連があると推定されるカテゴリは、予め設定されている。
　本図に示す例では、表示制御部２０６は、人物のカテゴリ「若年女性」に関連があると推定されるカテゴリ「カップル」に対する広告のリスト（第１位から第３位までの広告のタイトル）を第３エリアＡ３に表示している。
　本図に示す他の表示は、図５に示す表示例と同様であるため、その説明を省略する。

　なお、上述した表示例では、表示制御部２０６は、第２エリアＡ２および第３エリアＡ３には、広告のタイトルのみを表示しているが、表示領域に十分な大きさがある場合には、動画サムネイルやロゴや再生ボタンも表示してもよい。

　次に、本表示システム１の動作について説明する。
　図８は、表示システムが実行する表示処理の動作について説明するフローチャートである。

　表示制御装置２０は、広告のコンテンツを表示しているときに、表示装置３０の表示画面前に人物を検知した（ステップＳ１０１）場合に、本図に示す処理を実行する。例えば、表示制御装置２０は、撮像画像取得部２０１がカメラ装置１０から取得した撮像画像から人物を検出した場合に、表示画面前に人がいることを検知する。

　表示制御装置２０の視線検知部２０２は、撮像画像取得部２０１がカメラ装置１０から取得した撮像画像に基づいて、表示装置３０の表示画面に人物が視線（顔）を向けたか否かを判定する（ステップＳ１０２）。人物が表示画面に視線を向けていない場合（ステップＳ１０２；Ｎｏ）、ステップＳ１０１の処理に戻る。
　一方、人物が表示画面に視線を向けた場合（ステップＳ１０２；Ｙｅｓ）、カテゴリ判定部２０３が、視線を向けた人数に基づいてグループであるか否かを判定する（ステップＳ１０３）。具体的には、カテゴリ判定部２０３は、視線を向けた人数が２人以上であって、それら人物間の距離が所定範囲内である場合に、グループであると判定する。

　カテゴリ判定部２０３は、グループでないと判定した場合（ステップＳ１０３；Ｎｏ）、視線を向けた人物の属性に基づいて、当該人物のカテゴリを判定する（ステップＳ１０４）。

　一方、カテゴリ判定部２０３は、グループであると判定した場合（ステップＳ１０３；Ｙｅｓ）、グループに属する各人物の属性に基づいて、グループのカテゴリを判定する（ステップＳ１０５）。
　なお、カテゴリ判定部２０３は、人物のカテゴリ、またはグループのカテゴリのいずれにも該当しない場合にはすべてカテゴリを「不明」とする。

　続いて、ポイント付与部２０４が、表示装置３０が現在表示している広告に対し、判定したカテゴリについて、ポイントを付与する（ステップＳ１０６）。具体的には、ポイント付与部２０４は、表示装置３０が表示している広告の識別情報と、判定したカテゴリと、付与するポイント数とを含むポイント付与情報をサーバ装置４０に送信する。サーバ装置４０の更新部４０１は、表示制御装置２０からポイント付与情報を受信し、受信したポイント付与情報に基づいて、リスト情報記憶部４０２が記憶するポイントテーブルを更新する。

　続いて、リスト取得部２０５が、表示画面に視線を向けた人物が最後まで広告を視聴したか否かを判定する（ステップＳ１０７）。例えば、リスト取得部２０５は、表示装置３０に表示している広告のコンテンツが終了したときに、その人物の視線が表示装置３０の表示画面に向いている場合に、人物が最後まで広告を視聴したと判定し、そうでない場合に、人物が最後まで広告を視聴していないと判定する。人物が最後まで広告を視聴していない場合（ステップＳ１０７；Ｎｏ）、ステップＳ１０１の処理に戻る。

　一方、人物が最後まで広告を視聴した場合（ステップＳ１０７；Ｙｅｓ）、表示制御部２０６が、判定したカテゴリに対する広告のリストを表示装置３０の表示部３０１に表示する（ステップＳ１０８）。広告のリストを表示するリスト表示処理の詳細は後述する。

　続いて、表示制御部２０６は、広告のリストを表示してから３０秒以内に、人物がリストから広告を選択する選択操作があったか否かを判定する（ステップＳ１０９）。例えば、表示制御部２０６は、表示装置３０の入力部３０２が、リストから広告の選択入力を受け付けた場合に、選択操作があったと判定する。３０秒以内に選択操作がなかった場合（ステップＳ１０９；Ｎｏ）、表示制御部２０６は、デフォルト広告のコンテンツを表示装置３０の表示部３０１に表示し、ステップＳ１０１の処理に戻る。

　一方、３０秒以内に選択操作があった場合（ステップＳ１０９；Ｙｅｓ）、ポイント付与部２０４が、選択された広告に対し、判定したカテゴリについて、ポイントを付与する（ステップＳ１１０）。
　そして、表示制御部２０６が、選択された広告のコンテンツを表示装置３０の表示部３０１に表示する（ステップＳ１１１）。その後、処理を終了する。

　図９は、表示システムが実行するリスト表示処理の動作について説明するフローチャートである。本図に示す処理は、上述したステップＳ１０８の処理に対応する。
　まず、リスト取得部２０５は、判定したカテゴリがグループのカテゴリであるか否かを判定する（ステップＳ１０８１）。

　判定したカテゴリが人物のカテゴリである場合（ステップＳ１０８１；Ｎｏ）、リスト取得部２０５は、判定したカテゴリ、その上位カテゴリ、および推奨広告に対するリスト情報をサーバ装置４０に対し要求する。サーバ装置４０のリスト生成部４０３は、受信した要求に基づいて広告のリストを生成し、生成したリストを示すリスト情報を表示制御装置２０に送信する。このとき、リスト生成部４０３は、要求を受信した時間帯や日にちに対応する推奨広告のリストをリスト情報に含ませる。リスト取得部２０５は、サーバ装置４０からリスト情報を受信する。そして、表示制御部２０６が、受信したリスト情報に基づいて、判定したカテゴリに対する広告のリストを第１エリアＡ１に表示し、判定したカテゴリの上位カテゴリに対する広告のリストを第２エリアＡ２に表示し、推奨広告のリストを第３エリアＡ３に表示する（ステップＳ１０８２）。その後、処理を終了する。

　一方、判定したカテゴリがグループのカテゴリである場合（ステップＳ１０８１；Ｙｅｓ）、リスト取得部２０５は、判定したカテゴリ、グループ、および推奨広告に対するリスト情報をサーバ装置４０に対し要求する。サーバ装置４０のリスト生成部４０３は、受信した要求に基づいて広告のリストを生成し、生成したリストを示すリスト情報を表示制御装置２０に送信する。このとき、リスト生成部４０３は、要求を受信した時間帯や日にちに対応する推奨広告のリストをリスト情報に含ませる。リスト取得部２０５は、サーバ装置４０からリスト情報を受信する。そして、表示制御部２０６が、受信したリスト情報に基づいて、判定したカテゴリに対する広告のリストを第１エリアＡ１に表示し、グループにお勧めの広告のリストを第２エリアＡ２に表示し、推奨広告のリストを第３エリアＡ３に表示する（ステップＳ１０８３）。その後、処理を終了する。

　このように、本実施形態による表示システム１は、広告のコンテンツを表示装置３０に表示させる表示制御部２０６と、表示装置３０の表示画面を視認可能な有効範囲内にいる人物の属性を推定し、推定した属性に基づいてその人物のカテゴリを判定するカテゴリ判定部２０３と、を備え、表示制御部２０６は、判定したカテゴリに応じた広告のリストを表示装置３０に表示させる。

　このような構成により、表示装置３０の表示画面を視認可能な有効範囲内にいる人物に対し、その人物のカテゴリに応じた広告のリストを表示することができる。これにより、その人物は、自身と同じカテゴリ（例えば、年齢や性別など）の人が興味のあるコンテンツ、すなわちトレンドを知ることができる。よって、ショッピングモールなどで目的なく買い物をしている人物などに対し、その人物の興味範囲を広げ、購買意欲を高める効果が期待できる。また、広告主にとっては、集客の範囲を広げる効果が期待できる。よって、本表示システム１によれば、ショッピングモールなどの商業施設に設置された表示装置３０において、どのように商業施設を回るかの手がかりとなる表示をすることができる。

　また、カテゴリ判定部２０３は、有効範囲内にグループがいる場合、そのグループに属する人物の属性に基づいて、そのグループのカテゴリを判定する。これにより、例えば、カップル、団体、家族連れ、友人同士、子連れなどのグループに応じた広告のリストを表示させることができる。

　また、表示制御部２０６は、表示画面の第１エリアに、判定したカテゴリに応じた広告のリストを表示させ、表示画面の第２エリアに、カテゴリの上位カテゴリに応じた広告のリストを表示させる。これにより、判定したカテゴリがその人物に合致しなかったとしても、その上位カテゴリのリストをともに表示することで、その人物に合った広告のリストを表示することができる。

　また、表示システム１は、人物が表示画面に視線を向けたことを検知する視線検知部２０２を備え、カテゴリ判定部２０３は、人物が表示画面に視線を向けたときに、カテゴリを判定する。これにより、表示装置３０の表示画面を視聴している人物に対し、広告のリストを提示することができる。

　また、表示システム１は、人物が表示画面に視線を向けたときに表示している広告に対し、その人物のカテゴリについてポイントを付与するポイント付与部２０４を備え、広告のリストは、付与されたポイントに基づいて生成される。これにより、カテゴリに属する人物が実際に視聴した広告に対しポイントを付与することができるため、そのカテゴリの人物が実際に興味を示した広告のリストを生成することができる。

　また、表示したリストから広告の選択入力を受け付ける入力部３０２を備え、表示制御部２０６は、入力部３０２により広告が選択されると、選択された広告のコンテンツを表示装置３０に表示する。これにより、リストを見た人物は、そのなかから興味のある広告のコンテンツを視聴することができる。

　また、入力部３０２により広告が選択されると、選択された広告に対し、人物のカテゴリについてポイントを付与するポイント付与部２０４を備え、リストは、付与されたポイントに基づいて生成される。これにより、カテゴリに属する人物が実際に視聴した広告についてポイントを付与することができるため、そのカテゴリの人物が実際に興味を示した広告のリストを生成することができる。

　また、表示制御部２０６は、人物のカテゴリに応じた広告のリストとともに、推奨広告のリストを表示装置３０に表示させる。これにより、ショッピングモールなどの商業施設に設置された表示装置３０において、その商業施設で推奨する商品（例えば、キャンペーン商品）や店舗などの広告のリストを、人物のカテゴリに応じたリストとともに表示することができる。よって、ショッピングモールなどで目的なく買い物をしている人物などに対し、その人物の興味範囲を広げ、購買意欲を高める効果が期待できる。

　図１０は、本発明による表示システムの基本構成を示す図である。
　本発明による表示システム５は、表示制御部５１、及びカテゴリ判定部５２を有する。
　表示制御部５１は、広告のコンテンツを表示装置に表示させる。また、表示制御部５１は、コンテンツの視聴傾向に基づくコンテンツのリストであって、カテゴリ判定部５２によって判定されたカテゴリに応じて生成されるコンテンツのリストを表示装置に表示させる。
　カテゴリ判定部５２は、コンテンツを表示する表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定し、推定された属性に基づいて前記人物が属するグループに対するカテゴリを判定する。

　また、図１におけるカメラ装置、表示制御装置、表示装置、およびサーバ装置の各機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより位置検出を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ＯＳや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。

　また、「コンピュータシステム」は、ＷＷＷシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境（あるいは表示環境）も含むものとする。
　また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、ＣＤ－ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。また、上記のプログラムを所定のサーバに記憶させておき、他の装置からの要求に応じて、当該プログラムを通信回線を介して配信（ダウンロード等）させるようにしてもよい。

　以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。

　例えば、上述した実施形態では、表示制御部２０６は、広告のコンテンツ終了後にリストを表示しているが、リストを表示するタイミングはこれに限らず、例えば、人物のカテゴリを推定したときなど、他のタイミングで表示してもよい。表示制御部２０６は、人物のカテゴリを推定したときに広告のリストを表示する場合には、広告に重ねてリストを（例えば、右下の領域などに）表示してもよい。

　１，５　表示システム
　１０　カメラ装置
　１０１　撮像部
　２０　表示制御装置
　２０１　撮像画像取得部
　２０２　視線検知部
　２０３，５２　カテゴリ判定部
　２０４　ポイント付与部
　２０５　リスト取得部
　２０６，５１　表示制御部
　２０７　コンテンツ記憶部
　３０　表示装置
　３０１　表示部
　３０２　入力部
　４０　サーバ装置
　４０１　更新部
　４０２　リスト情報記憶部
　４０３　リスト生成部

Claims (12)

1. 　コンテンツを表示する表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定した結果に基づいてカテゴリを判定するカテゴリ判定部と、
   　前記コンテンツのリストであり、前記コンテンツの視聴傾向に基づき、前記カテゴリに応じて生成されたリストを前記表示装置に表示させる表示制御部と、
   　を有する表示システム。
2. 　前記カテゴリ判定部は、前記画像に含まれる１人または複数の人物をグループとしカテゴリを判定する
   　請求項１に記載の表示システム。
3. 　前記表示制御部は、前記表示画面の第１エリアに、前記カテゴリに応じたコンテンツのリストを表示させ、前記表示画面の第２エリアに、前記カテゴリの上位カテゴリに応じたコンテンツのリストを表示させる
   　請求項１または請求項２に記載の表示システム。
4. 　前記人物が前記表示画面に視線を向けたことを検知する視線検知部を備え、
   　前記カテゴリ判定部は、前記人物が前記表示画面に視線を向けたときに、前記カテゴリを判定する
   　請求項１から請求項３のうちいずれか１項に記載の表示システム。
5. 　表示した前記リストからコンテンツの選択入力を受け付ける入力部を備え、
   　前記表示制御部は、前記入力部によりコンテンツが選択されると、選択されたコンテンツを前記表示装置に表示する
   　請求項１から請求項３のうちいずれか１項に記載の表示システム。
6. 　カテゴリに対して付与されたポイントをコンテンツ毎に記憶するリスト情報記憶部と、
   　前記人物が前記表示画面に表示されたコンテンツに対する視聴状況に基づいて、前記リスト情報記憶部に記憶された、前記コンテンツを視聴した人物が属するカテゴリに対するポイントを付与するポイント付与部と
   　を有する請求項１から請求項５のうちいずれか１項に記載の表示システム。
7. 　前記ポイント付与部は、人物が前記表示画面に視線を向けたことに基づいて、当該視線が向けられたときに表示しているコンテンツを対象とし、前記カテゴリについてポイントを付与する
   　を有する請求項６に記載の表示システム。
8. 　前記ポイント付与部は、入力部によりコンテンツが選択されると、選択されたコンテンツを対象とし、前記カテゴリについてポイントを付与する
   　請求項６に記載の表示システム。
9. 　前記表示制御部は、前記カテゴリに応じたコンテンツのリストとともに、推奨コンテンツのリストを前記表示装置に表示させる
   　請求項１から請求項８のうちいずれか１項に記載の表示システム。
10. 　前記付与されたポイントに基づいて、前記コンテンツのリストを生成するリスト生成部
    　を有する請求項６から請求項９のうちいずれか１項に記載に表示システム。
11. 　前記表示装置は、施設内に設置されており、
    　前記コンテンツは、前記施設内にある複数の回遊場所のうちいずれかの回遊場所に関する内容を含み、
    　前記リストは、前記カテゴリに応じた回遊場所に関するコンテンツのリストである
    　請求項１から請求項１０のうちいずれか１項に記載に表示システム。
12. 　コンピュータにより実行される表示方法であって、
    　コンテンツを表示する表示装置の表示画面を視認可能な範囲内を撮像した画像に含まれる人物の属性を推定した結果に基づいてカテゴリを判定し、
    　前記コンテンツのリストであり、前記コンテンツの視聴傾向に基づき、前記カテゴリに応じて生成されたリストを前記表示装置に表示させる
    　表示方法。
    　

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