JP6532555B1 - 販売支援装置、販売支援方法及びプログラム - Google Patents

販売支援装置、販売支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告閲覧者に適したサービスを提供する販売支援装置、販売支援方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】販売支援装置は、サイネージ装置が備える、または前記サイネージ装置に付設された撮像部によって撮像された画像の人物を識別し、当該人物に対して第1識別情報を付与する識別情報付与部と、前記識別情報付与部によって付与された前記第1識別情報と、所定のサービスにおいて使用される第2識別情報とを対応付ける対応付部と、前記対応付部によって対応付けがなされた人物に対して、当該人物の前記第1識別情報に付随する第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づいて所定の動作を行う動作部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、販売支援装置、販売支援方法及びプログラムに関する。
近年、通信ネットワークを介して配信される広告コンテンツを表示するデジタルサイネージと呼ばれる電子広告媒体が、店舗、駅、空港、ホテルなどの様々な場所に設置されている。これに関連し、近接して配置される複数のデジタルサイネージを制御し、広告を印象的に表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−220075号公報
ここで、デジタルサイネージには、広告閲覧者に興味関心のある広告コンテンツが表示されていることが好ましい。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、広告閲覧者に応じてデジタルサイネージに広告コンテンツを表示することまではできなかった。
また、広告閲覧者によって閲覧された広告コンテンツを掲載している店舗は、広告閲覧者が広告コンテンツを閲覧したこと、つまり、広告閲覧者が当該店舗に興味関心があることを把握できれば、広告閲覧者が来店した際に適切な接客を行うことができる場合があるが、従来の技術では、そのようなサービスに結び付ける工夫がなされていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、広告閲覧者に適したサービスを提供することができる販売支援装置、販売支援方法及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、サイネージ装置が備える、または前記サイネージ装置に付設された撮像部によって撮像された画像の人物を識別し、当該人物に対して第1識別情報を付与する識別情報付与部と、前記識別情報付与部によって付与された前記第1識別情報と、所定のサービスにおいて使用される第2識別情報とを対応付ける対応付部と、前記対応付部によって対応付けがなされた人物に対して、当該人物の前記第1識別情報に付随する第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づいて所定の動作を行う動作部と、備える販売支援装置である。
本発明の一態様によれば、広告閲覧者に適したサービスを提供することができる。
第1実施形態に係る販売支援装置を含む販売促進システムの一例を示す図である。 第1実施形態に係るサイネージ装置と店舗装置の動作場面を示す図である。 広告閲覧者情報の内容の一例を示す図である。 来店者情報の内容の一例を示す図である。 マッチング情報の内容の一例を示す図である。 第1実施形態に係る販売支援装置が、広告閲覧者と来店者とを同定する動作の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る販売支援装置がサイネージ装置に広告コンテンツを表示させる動作の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係るサービス提案部がサイネージ装置に広告コンテンツを表示させる処理の具体例を示す図である。 第1実施形態に係る販売支援装置がサイネージ装置にクーポンの取得が可能な広告コンテンツを表示させる処理の一例を示す図である。 第1実施形態に係る販売支援装置が店舗装置に顔IDが付された人の来店を通知する動作の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る店舗装置に特定来店者である来店者が来店したことを通知する処理の具体例を示す図である。 第2実施形態に係る販売促進システムの一例を示す図である。 ログ情報の内容の一例を示す図である。 属性情報の内容の一例を示す図である。 サービス利用情報の内容の一例を示す図である。 第2実施形態の属性情報の内容の一例を示す図である。 第2実施形態に係る販売支援装置がユーザIDと、顔IDとを対応付ける動作の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る対応付部がユーザIDに顔IDを対応付ける処理を模式的に示す図である。 第2実施形態に係る販売支援装置がサイネージ装置に広告コンテンツの表示を変更させる処理を模式的に示す図である。 第2実施形態に係る販売支援装置が特定来店者にクーポンを送信する処理を模式的に示す図である。 対応付部がユーザIDと、顔IDとを対応付ける他の具体例を示す図である。 傾向情報の内容の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の販売支援装置の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る販売支援装置300を含む販売支援システム1の一例を示す図である。販売支援システム1は、例えば、サイネージ装置100と、店舗装置200と、販売支援装置300と、サイネージサーバ400とを備える。サイネージ装置100と、店舗装置200と、販売支援装置300と、サイネージサーバ400とは、ネットワークNWを介して互いに通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネットやWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ装置、専用回線などを含む。
[サイネージ装置100]
サイネージ装置100は、例えば、ショッピングモールや、駅、空港、ホテル等の屋内又は屋外に設置される。サイネージ装置100は、例えば、表示部110と、表示制御部120と、撮像部130と、画像処理部140と、通信部150とを備える。撮像部130は、第1撮像部の一例である。
表示部110は、例えば、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネル等の表示装置である。表示部110は、表示制御部120の制御に基づいて画像を表示する。表示制御部120は、表示部110に広告コンテンツを示す画像を表示させる。サイネージ装置100には、サイネージサーバ400から広告コンテンツの情報が供給される。広告コンテンツの情報とは、例えば、広告コンテンツの画像や、当該画像を表示させる時間帯(表示スケジュール)等を示す情報である。表示制御部120は、広告コンテンツの情報に基づいて、表示部110に広告コンテンツを表示させる。
撮像部130は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラである。撮像部130は、例えば、表示部110が表示する広告コンテンツを閲覧する広告閲覧者の顔を繰り返し撮像する。
画像処理部140は、例えば、撮像部130により繰り返し撮像される画像(フレーム)のうち、所定フレーム数以上連続して、人の顔が撮像部130に向いていると判断される画像を、広告閲覧者の顔を撮像した画像として抽出する。すなわち、画像処理部140は、サイネージ装置100の近傍を通行する通行人の顔(目線)が表示部110の表示する広告コンテンツの方向を所定時間以上向いている場合、当該通行人の画像を広告閲覧者の画像として抽出する。画像処理部140は、抽出した画像のうち所望のフレームの画像に対して、例えば、顔の部分の領域を抽出(トリミング)する処理を行う。以下、このトリミングした画像を広告閲覧者画像と称する。広告閲覧者画像は、第1顔画像の一例である。
通信部150は、画像処理部140によって画像処理が行われた結果である広告閲覧者顔画像を、ネットワークNWを介して販売支援装置300に送信する。これにより、撮像された画像全体を送信する場合に比して、通信量を削減することができる。なお、ネットワークNWの通信容量に十分な余裕がある場合、画像処理部140の処理を行わなくてもよい。この場合、販売支援装置300が広告閲覧者の顔の領域を抽出(トリミング)する画像処理などを行ってよい。
なお、撮像部130は、サイネージ装置100と別体であってもよい。この場合、撮像部130は、サイネージ装置100に付設され、撮像した広告閲覧者の画像をサイネージ装置100に供給する。サイネージ装置100に付設されるとは、サイネージ装置100の付近に設置又は載置されることである。撮像部130が付設される位置とは、広告閲覧者の顔を撮像することが可能な位置である。
[店舗装置200]
店舗装置200は、サイネージ装置100によって広告コンテンツを掲載している店舗、あるいは関連する店舗に設置される。店舗装置200は、例えば、撮像部210と、画像処理部220と、通信部230と、通知部240とを備える。撮像部210は、第2撮像部の一例である。
撮像部210は、例えば、CCDカメラやCMOSカメラである。撮像部210は、例えば、店舗に来店した来店者の顔を繰り返し撮像する。
画像処理部220は、例えば、撮像部210により繰り返し撮像される画像(フレーム)のうち、所定フレーム数以上連続して、人の顔が撮像部210に向いていると判断される画像を、来店者の顔を撮像した画像として抽出する。画像処理部220は、抽出した画像のうち所望のフレームの画像に対して、例えば、顔の部分の領域を抽出(トリミング)する処理を行う。以下、このトリミングした画像を来店者顔画像と称する。来店者顔画像は、第2顔画像の一例である。
通信部230は、画像処理部220によって画像処理が行われた結果である来店者顔画像を、ネットワークNWを介して販売支援装置300に送信する。
通知部240は、販売支援装置300からの各種信号に基づいて、店舗の店員に各種情報を通知する。通知部240は、例えば、通知音を発するスピーカーである。なお、通知部240は、販売支援装置300の制御に基づいて、店員に情報を通知できれば、スピーカー以外の構成であってもよい。通知部240は、販売支援装置300の制御に基づいて点灯(点滅)することで情報を伝えるランプであってもよく、店員に情報を表示するディスプレイ装置であってもよい。
図2は、第1実施形態に係るサイネージ装置100と店舗装置200の動作場面を示す図である。図示する一例において、サイネージ装置100には、時計を宣伝する広告コンテンツの画像IM1が表示されている。広告閲覧者は、広告コンテンツの内容(この場合、時計)に興味関心がある場合、画像IM1の広告コンテンツを視認する。サイネージ装置100の撮像部130は、広告コンテンツを視認する広告閲覧者の顔を撮像し、画像処理部140が広告閲覧者顔画像を生成する。広告閲覧者は、画像IM1の広告コンテンツによって購買によって購買意欲が刺激され、店舗(この場合、時計店)を訪れる場合がある。店舗装置200の撮像部210は、店舗を訪れた広告閲覧者(来店者)の顔を撮像し、画像処理部220が来店者顔画像を生成する。この来店者顔画像が、広告閲覧者顔画像と共に各種サービスに利用される。
[販売支援装置300]
図1に戻り、販売支援装置300は、例えば、通信部310と、顔特徴量導出部320と、人物同定部330と、サービス提案部340と、記憶部350とを備える。記憶部350には、広告閲覧者情報351、来店者情報352、マッチング情報353などの情報が記憶される。各情報の詳細については、後述する。通信部310は、ネットワークNWを介してサイネージ装置100から広告閲覧者顔画像を受信する。また、通信部310は、ネットワークNWを介して店舗装置200から来店者顔画像を受信する。
顔特徴量導出部320は、広告閲覧者顔画像における顔の特徴を示す特徴量(以下、広告閲覧者特徴量)と、来店者顔画像における顔の特徴を示す特徴量(以下、来店者特徴量)とをそれぞれ導出する。顔特徴量導出部320は、例えば、通信部310が広告閲覧者顔画像又は来店者顔画像を受信する度に顔特徴量を導出する。以降の説明において、広告閲覧者特徴量と、来店者特徴量とを互いに区別しない場合には、顔特徴量と総称する。顔特徴量導出部320は、例えば、画像における顔の長さ、顔の横幅、目と目の顔に対する相対的な間隔、唇の顔に対する相対的な長さ、髪の色、肌の色、目の色、表情等に基づいて、顔特徴量を導出する。顔特徴量は、同一の人が余り時間を置かずに撮像された画像間であれば、その値が合致する可能性が高いものである。ここで、広告閲覧者特徴量は、第1特徴量の一例である。また、来店者特徴量は、第2特徴量の一例である。
顔特徴量導出部320は、導出した広告閲覧者特徴量と、撮像時の環境などを示す情報とを互いに対応付けて、広告閲覧者情報351として記憶部350に記憶させる。また、顔特徴量導出部320は、導出した来店者特徴量と、撮像時の環境などを示す情報とを互いに対応付けて、来店者情報352として記憶部350に記憶させる。
図3は、広告閲覧者情報351の内容の一例を示す図である。図3に示される通り、広告閲覧者情報351は、例えば、広告閲覧者特徴量と、サイネージ位置情報と、広告コンテンツと、日時とが互いに対応付けられた情報である。サイネージ位置情報とは、広告閲覧者顔画像が撮像されたサイネージ装置100の位置情報である。広告コンテンツとは、広告閲覧者顔画像が撮像されたタイミングにおいて、サイネージ装置100に表示されていた広告コンテンツを示す情報である。日時とは、例えば、広告閲覧者顔画像が撮像されたタイミングを示す情報である。
図4は、来店者情報352の内容の一例を示す図である。図4に示される通り、来店者情報352は、例えば、来店者特徴量と、日時とが、店舗毎に互いに対応付けられた情報である。日時とは、例えば、来店者顔画像が撮像されたタイミングを示す情報である。
図1に戻り、人物同定部330は、広告閲覧者特徴量と来店者特徴量とを比較し、広告閲覧者と来店者とを同定する。具体的には、人物同定部330は、広告閲覧者情報351に含まれる広告閲覧者特徴量と、来店者情報352に含まれる来店者特徴量とを比較し、類似する場合に、それぞれの顔特徴量に同一のID(identification)(以下、顔ID)を付与する。「類似する」とは、例えば、一致率が所定値以上であること、重要度を加味した一致率が所定値以上であること、完全一致することなど、任意に定義することができる。人物同定部330は、同一の顔IDが対応付けられた広告閲覧者情報351と、来店者情報352とを組み合わせた(マッチングした)情報をマッチング情報353として記憶部350に記憶させる。顔IDは、第1識別情報の一例であって、人物同定部330は、識別情報付与部の一例である。
図5は、マッチング情報353の内容の一例を示す図である。図5に示される通り、マッチング情報353は、顔IDに対応付けられた情報であり、広告閲覧者特徴量、サイネージ位置情報、広告コンテンツ情報及び日時を含むレコードと、来店者特徴量、店舗位置情報、店舗情報及び日時を含むレコードとを含む情報である。店舗位置情報とは、店舗装置200が設置される店舗の位置を示す情報である。店舗情報とは、店舗装置200が設置される店舗であり、来店者画像が撮像された店舗に関する(例えば、店舗名、販売商品のカテゴリ、業態などを示す)情報である。マッチング情報353は、第1付随情報の一例である。
図6は、第1実施形態に係る販売支援装置300が、広告閲覧者と来店者とを同定する動作の一例を示すシーケンス図である。表示制御部120は、表示部110に広告コンテンツの画像を表示させる(S11)。人が画像を視認すると、その顔画像が撮像部130によって撮像される。画像処理部140は、撮像部130によって撮像された画像をトリミングし、広告閲覧者顔画像を取得する(S12)。通信部150は、広告閲覧者顔画像を販売支援装置300に送信する(S13)。通信部150は、例えば、画像処理部140が広告閲覧者を取得する度、広告閲覧者顔画像を送信する。顔特徴量導出部320は、受信した広告閲覧者顔画像に基づいて、広告閲覧者特徴量を導出し、広告閲覧者情報351として記憶部350に記憶させる(S14)。顔特徴量導出部320は、例えば、広告閲覧者顔画像を受信する度、広告閲覧者特徴量を導出する。
画像処理部220は、撮像部210によって撮像された画像をトリミングし、来店者顔画像を取得する(S15)。通信部230は、来店者顔画像を販売支援装置300に送信する(S16)。通信部230は、例えば、画像処理部220が来店者顔画像を取得する度、来店者顔画像を送信する。顔特徴量導出部320は、受信した来店者顔画像に基づいて、来店者特徴量を導出し、来店者情報352として記憶部350に記憶させる(S17)。顔特徴量導出部320は、例えば、来店者顔画像を受信する度、来店者特徴量を導出する。
人物同定部330は、広告閲覧者特徴量と、来店者特徴量とに基づいて、広告閲覧者と、来店者とを同定する(S18)。具体的には、人物同定部330は、同定された広告閲覧者と、来店者とに同一の顔IDを付し、広告閲覧者情報351及び来店者情報352をマッチングした情報と、顔IDとを互いに対応付け、マッチング情報353として記憶部350に記憶させる。
なお、人物同定部330は、広告閲覧者特徴量及び来店者特徴量が1回だけマッチングされた場合、同定結果を確定せず、何度かマッチングが成立した場合に、同定結果を確定してもよい。
図1に戻り、サービス提案部340は、マッチング情報353に基づいて、広告コンテンツの表示に関する所定の動作を行う。サービス提案部340は、動作部の一例である。例えば、サービス提案部340は、マッチング情報353に基づいて、顔IDが対応付けられた人、つまり、広告閲覧者であり、かつ来店者である人として同定された人(以下、特定来店者)が視認した広告コンテンツの傾向を特定する。サービス提案部340は、特定した傾向にマッチする広告コンテンツを、サイネージ装置100に表示させる。具体的には、サービス提案部340は、サイネージ装置100に表示させる広告コンテンツの種別を示す情報などサイネージサーバ400に送信する。これに応じて、サイネージサーバ400は、広告コンテンツを示す画像を選択してサイネージ装置100に供給する。
[サイネージサーバ400]
サイネージサーバ400は、通信部410と、抽出部420と、記憶部430と、を備える。記憶部430には、サイネージ情報431が予め記憶される。サイネージ情報431は、サイネージ装置100において広告コンテンツの画像を表示するための情報である。通信部410は、販売支援装置300からサイネージ装置100に供給する広告コンテンツの指示を受信する。抽出部420は、当該指示に基づいて、サイネージ情報431から広告コンテンツの画像を抽出する。通信部410は、抽出部420が抽出した広告コンテンツの画像を、ネットワークNWを介してサイネージ装置100に送信する。サイネージ装置100は、サイネージサーバ400から受信した広告コンテンツの画像を表示する。
図7は、第1実施形態に係る販売支援装置300がサイネージ装置100に広告コンテンツを表示させる動作の一例を示すシーケンス図である。表示制御部120は、表示部110に広告コンテンツの画像を表示させる(S21)。画像処理部140は、撮像部130によって広告閲覧者が撮像された画像をトリミングし、広告閲覧者顔画像を取得する(S22)。この広告閲覧者は、上述した処理によって既に顔IDが付されている特定来店者である。通信部310は、広告閲覧者顔画像を販売支援装置300に送信する(S23)。顔特徴量導出部320は、受信した広告閲覧者顔画像に基づいて、広告閲覧者特徴量を導出する(S24)。サービス提案部340は、マッチング情報353に基づいて、顔特徴量導出部320によって導出された広告閲覧者特徴量が対応付けられた顔IDを特定する(S25)。サービス提案部340は、マッチング情報353に基づいて、特定来店者が視認した広告コンテンツの傾向を特定し、特定した傾向にマッチする広告コンテンツの供給をサイネージサーバ400に指示する(S26)。抽出部420は、販売支援装置300から受信した指示に基づいて、サイネージ情報431から広告コンテンツの画像を抽出する(S27)。通信部410は、抽出部420によって抽出された広告コンテンツの画像をサイネージ装置100に送信する(S28)。表示制御部120は、受信した広告コンテンツの画像を表示部110に表示させる(S29)。
[広告コンテンツの表示]
図8は、第1実施形態に係るサービス提案部340がサイネージ装置100に広告コンテンツを表示させる処理の具体例を示す図である。図8に示す一例では、既に特定来店者として特定されている広告閲覧者が、サイネージ装置100の近傍に存在する。サイネージ装置100の撮像部130は、当該特定来店者を撮像する。販売支援装置300は、広告閲覧者顔画像から顔IDを特定し、特定来店者が視認した広告コンテンツの傾向を特定する。また、販売支援装置300は、特定した広告コンテンツの傾向にマッチする広告コンテンツを、サイネージサーバ400を介してサイネージ装置100に表示させる。
図8に示される通り、サイネージ装置100には、特定来店者の興味関心のない広告コンテンツ(この場合、スポーツ用品店)の画像(図示する画像IM2)が表示されている。サイネージ装置100は、特定来店者の広告閲覧者顔画像を撮像し、販売支援装置300は、広告閲覧者顔画像に基づいて、広告閲覧者特徴量を導出する。販売支援装置300は、導出した広告閲覧者特徴量に基づいて特定された特定来店者の顔IDと、マッチング情報353とに基づいて、特定来店者の興味関心のある広告コンテンツ(図示する画像IM1)を表示させる。これにより、販売支援装置300は、特定来店者に対して、特定来店者が興味関心のある広告コンテンツを表示させることができる。
[クーポンの進呈]
図9は、第1実施形態に係る販売支援装置300がサイネージ装置100にクーポンの取得が可能な広告コンテンツを表示させる処理の一例を示す図である。図9に示す一例では、既に特定来店者として特定されている広告閲覧者が、サイネージ装置100の近傍に存在する。ここで、特定来店者は、以前に広告コンテンツを閲覧したこと、又は店舗装置200が設置されている店舗に来店したことがあり、広告コンテンツが示すサービスや商品の購買意欲が高いと推認される。このような広告閲覧者に対してクーポンを進呈することにより、特定来店者に広告コンテンツに表示された商品やサービスの購入を促すことができる。クーポンは、特典の一例である。
サイネージ装置100の撮像部130は、当該特定来店者を撮像する。販売支援装置300は、広告閲覧者顔画像から顔IDを特定し、特定来店者が視認した広告コンテンツの傾向を特定する。また、販売支援装置300は、特定した広告コンテンツの傾向にマッチする画像IM3や画像IM4の供給をサイネージサーバ400に指示する。図示する一例において、画像IM3は、例えば、クーポンを取得することが可能なサイトへのリンクをエンコードしたQR(Quick Response)コード(登録商標)を示す画像、あるいはクーポンを直接表示可能な画像を表示させることが可能なQRコードを示す画像である。このクーポンは、特定来店者が過去に閲覧した広告コンテンツの店舗において使用可能なクーポンであってもよく、特定来店者が過去に閲覧した広告コンテンツの傾向にマッチする店舗において使用可能なクーポンであってもよい。画像IM4は、特定来店者に対して広告コンテンツの閲覧や広告コンテンツに表示された商品やサービスの購入を促すメッセージを示す画像である。特定来店者は、サイネージ装置100に表示されたQRコードをスマートフォン等によって読み込むことにより、クーポンを取得する。上述した処理により、販売支援装置300は、特定来店者に対して、広告コンテンツに表示された商品やサービスの購入を促すことができる。
以下、サービス提案部340の他の動作について説明する。サービス提案部340は、マッチング情報353に基づいて、店舗におけるサービスに関する処理を行ってもよい。具体的には、サービス提案部340は、マッチング情報353に基づいて、店舗の端末装置に特定来店者の来店を示す情報を送信する。通知部240は、販売支援装置300から当該情報を受信することに応じて通知音を発し、店員に来店を通知する。
図10は、第1実施形態に係る販売支援装置300が店舗装置200に顔IDが付された人の来店を通知する動作の一例を示すシーケンス図である。撮像部210は、人が店舗に来店すると、店舗に訪れた来店者を撮像し、来店者顔画像を取得する(S30)。この来店者は、上述した処理によって顔IDが付されることになる人(将来の特定来店者)、或いは、既に顔IDが付されている人(特定来店者)である。通信部230は、画像処理部220が画像処理を行った来店者顔画像を販売支援装置300に送信する(S31)。顔特徴量導出部320は、来店者の来店者特徴量を導出する(S32)。人物同定部330は、導出された来店者特徴量を用いてマッチング情報353を検索し、当該来店者特徴量がマッチング情報353に既に存在する場合は来店時刻などの情報を追加し、存在しなければ広告閲覧者情報351を検索して人の同定を行う(S33)。
サービス提案部340は、来店者が、上述した処理によって顔IDが付されることになる人(将来の特定来店者)と、既に顔IDが付されている人(特定来店者)とのうち、どちらの人であるかを判定する(S34)。サービス提案部340は、来店者が、将来の特定来店者の場合、処理を終了する。サービス提案部340は、来店者が、既に顔IDが付されている特定来店者の場合、当該店舗の端末装置に特定来店者の来店を示す情報を送信する(S35)。通知部240は、販売支援装置300から当該情報を受信することに応じて通知音を発し、店員に特定来店者の来店を通知する(S36)。
図11は、第1実施形態に係る店舗装置200に特定来店者が来店したことを通知する処理の具体例を示す図である。図11に示す一例では、既に特定来店者として特定されている来店者が、店舗装置200が設置される店舗に来店している。
ここで、特定来店者は、興味関心がある広告コンテンツを閲覧した上で、広告コンテンツを掲載する店舗に来店した人であるため、購買意欲が高いことが推認される。図11に示される通り、販売支援装置300は、店舗装置200を制御し、購買意欲の高い特定来店者が来店したことを店舗の店員に通知させる。これにより、店舗の店員は、広告コンテンツを閲覧した購買意欲が高いと推認される特定来店者が来店したことを把握し、通常よりも積極的な接客を行うことができる。
[第1実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の販売支援装置300は、サイネージ装置100によって撮像された広告コンテンツを閲覧する広告閲覧者の広告閲覧者顔画像から導出された広告閲覧者特徴量と、店舗装置200によって撮像された来店者の来店者顔画像から導出された来店者特徴量とに基づいて、広告閲覧者と、来店者とを同定し、同定した人の情報(この一例では、閲覧した広告コンテンツの傾向や、来店した店舗の広告コンテンツの閲覧実績)に基づいて、広告コンテンツの表示又は店舗におけるサービスに関する所定の動作(この一例では、通知)を行う。これにより、本実施形態の販売支援装置300は、広告閲覧者に適したサービスを提供することができる。
また、本実施形態の販売支援装置300においてサービス提案部340は、人物同定部330によって同定された特定来店者の広告閲覧者顔画像が撮像されたタイミングで表示された広告コンテンツの情報と、特定来店者が来店者として訪れた店舗の情報とのうち、少なくとも1つに基づいて、特定来店者向けの広告コンテンツを決定するための情報をサイネージ装置100に提供し、特定来店者がサイネージ装置100の撮像部130によって撮像された場合、広告コンテンツを表示させる。これにより、本実施形態の販売支援装置300は、特定来店者である広告閲覧者の傾向にマッチする広告コンテンツをサイネージ装置100に表示させることができる。
また、本実施形態の販売支援装置300においてサービス提案部340は、人物同定部330によって同定された特定来店者の来店を示す情報を店舗の端末装置(店舗装置200)に送信する。これにより、店舗の店員は、広告コンテンツを閲覧した特定来店者であり、購買意欲の高い来店者が来店したことを把握し、来店者に対して適した接客を行うことができる。
<第2実施形態>
以下、図面を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、広告コンテンツを閲覧した人の顔IDに基づいて、広告コンテンツやサービスを提供する場合について説明した。第2実施形態では、広告コンテンツを閲覧した人を識別する識別情報と、当該識別情報に付随する情報に更に基づいて、コンテンツやサービスを提供する場合について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12は、第2実施形態に係る販売支援システム1の一例を示す図である。第2実施形態の販売支援システム1は、サービスサーバ500を備える。サービスサーバ500は、携帯端末装置600とネットワークNWを介して通信する。また、販売支援システム1は、販売支援装置300に代えて、販売支援装置300aを備える。
[携帯端末装置600]
携帯端末装置600は、広告閲覧者が使用する端末であり、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、タブレット等の端末である。携帯端末装置600は、例えば、アプリ実行部610と、操作部620と、表示部630と、通信部640と、記憶部650とを備える。操作部620は、例えば、ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウスなどの入力インターフェースである。表示部630は、例えば、液晶ディスプレイパネル、有機ELディスプレイパネル等の表示装置である。記憶部650には、アプリ651が記憶される。アプリ実行部610は、CPUなどのプロセッサが記憶部650に記憶されるアプリ651を実行することで実現される。
本実施形態において、携帯端末装置600においてアプリを動作させる際、ユーザ(広告閲覧者や特定来店者)は、所定のサービスを受けるために用いられるユーザの識別情報(以下、ユーザID)をアプリの起動時に操作部620に入力(ログイン)する。所定のサービスとは、ネットショッピング、オークション、メールサービス、SNS(Social Networking Service)等のサービスである。ユーザIDは、これらのサービスを利用する際に用いられる。アプリは、所定の時間間隔において、ユーザIDと、携帯端末装置600の位置と、位置の測定時刻とを互いに対応付けたログ情報511を、サービスサーバ500に送信する機能を有する。ユーザIDは、第2識別情報の一例である。なお、上記に代えて、ユーザIDは、ブラウザを用いてウェブページを取得するサービスを受ける際に入力されるものであってもよい。
[サービスサーバ500]
サービスサーバ500は、記憶部510を備えており、携帯端末装置600において動作するアプリが用いる情報や、ユーザIDを用いて利用されるサービスに関する情報が記憶される。また、サービスサーバ500の記憶部には、携帯端末装置600から受信したログ情報511が、ユーザID毎に記憶される。なお、サービスサーバ500の記憶部は、サービスサーバ500に備えられるものであってもよいし、サービスサーバ500がネットワークNWを介してアクセス可能なNASなどの外部装置であってもよい。サービスサーバ500の記憶部には、携帯端末装置600において動作するアプリによって用いられる情報が記憶される。
図13は、ログ情報511の内容の一例を示す図である。図13に示される通り、ログ情報511は、ユーザIDに対応付けられた情報であり、携帯端末装置600のユーザの位置を示すユーザ位置情報と、ユーザ位置情報に示される位置にユーザ(携帯端末装置600)が存在した日時とを含む情報である。図示する一例では、ユーザ位置情報が緯度及び経度の座標によって示されるが、これに限られない。ユーザ位置情報は、例えば、ジオコード又はエリアコードなどで表現される住所によって示されてもよい。
[販売支援装置300a]
図12に戻り、販売支援装置300aは、販売支援装置300と比べると、対応付部360を更に備える。また、販売支援装置300aにおける記憶部350aには、記憶部350と比べると、属性情報354と、サービス利用情報355とが更に記憶される。
図14は、属性情報354の内容の一例を示す図である。図14に示される通り、属性情報354は、ユーザの属性を示す項目と、ユーザの属性とが、ユーザID毎に互いに対応付けられた情報である。図14に示される一例では、ユーザID「0001」に対して、「性別」、「年齢」、「住所」、「趣味」等の各ラベルが対応付けられ、ラベルごとの属性として、「男性」、「40代」、「関東近郊」、「時計集め」等が対応付けられている。なお、ユーザIDに対応付けられる項目は、一例であって、これに限られない。
図15は、サービス利用情報355の内容の一例を示す図である。図15に示される通り、サービス利用情報355は、ユーザが使用したサービスの利用結果(履歴)と、当該サービスを利用した日時と、ユーザIDとが、ユーザID毎に互いに対応付けられた情報である。図15に示される一例では、ユーザID「0001」に、ユーザが使用したサービスとして、「ネットショッピングサイト」にログインした履歴と、「Watchmaker’s」という店舗において会計が50%引きされるクーポンを取得した履歴と、「××レストラン」という店舗において、料理が1品無料で提供されるクーポンを使用した履歴と、「〇〇ショッピングサイト」というネットショッピングのサービスにおいて掃除機を購入した履歴と、各サービスを利用した日時とがそれぞれ対応付けられる。なお、ユーザが使用したサービスは、一例であって、これに限られない。ログ情報511と、属性情報354と、サービス利用情報355とのうち一方または双方は、第2付随情報の一例である。
[対応付部360]
図12に戻り、対応付部360は、第1付随情報(この一例では、マッチング情報353)と、第2付随情報(この一例では、属性情報354及びサービス利用情報355)とに基づいて、ユーザIDと、顔IDとを対応付ける。具体的には、対応付部360は、ログ情報511とマッチング情報353とを参照し、ユーザIDに対応付けられたユーザの位置及び日時が、マッチング情報353におけるサイネージ装置100の位置及び撮像時刻に略一致するレコードを検索する。略一致するマッチング情報353のレコードが存在する場合、対応付部360は、ユーザIDとマッチング情報353のレコードに含まれる顔IDとを対応付ける。対応付部360は、例えば、特定した顔IDを新たな項目として属性情報354に追加することにより、ユーザIDに、顔IDを対応付ける。
なお、対応付部360は、マッチング情報353と、属性情報354及びサービス利用情報355とをデモグラフィックス分析し、ユーザIDと、顔IDとを対応付けてもよい。対応付部360は、例えば、マッチング情報353と、属性情報354とに基づいて、デモグラフィックス分析し、「時計」に興味があることが示される顔IDと、属性情報354の「趣味」の項目に「時計」が含まれるユーザIDとを対応付ける。
図16は、第2実施形態の属性情報354の内容の一例を示す図である。上述したように、属性情報354には、対応付部360によって特定された顔ID(図示する「0001」)がユーザIDに対応付けられる。また、対応付部360は、ユーザIDの人がサイネージ装置100の広告コンテンツを閲覧した回数(図示する「サイネージ確認回数:10回」)などの付加情報をユーザIDに対応付けてもよい。
なお、対応付部360は、特定したユーザIDを新たな項目としてマッチング情報353に追加することにより、顔IDにユーザIDを対応付ける構成であってもよい。
また、販売支援装置300aの記憶部350に、属性情報354と、サービス利用情報355とが記憶される構成に代えて、サービスサーバ500の記憶部510に属性情報354と、サービス利用情報355とが記憶される構成であってもよい。この場合、販売支援装置300aのサービス提案部340は、記憶部510に記憶される情報を参照する。
[販売支援システム1の動作について:ユーザIDと、顔IDとの対応付け]
図17は、第2実施形態に係る販売支援装置300aがユーザIDと、顔IDとを対応付ける動作の一例を示すシーケンス図である。広告閲覧者顔画像から広告閲覧者特徴量を導出し、顔IDを特定するまでの処理(S21〜S25)は、図7における同じステップ番号の処理と同様であるため、説明を省略する。
携帯端末装置600は、所定の時間間隔において、ユーザIDと、携帯端末装置600の位置と、位置の測定時刻とを互いに対応付けたログ情報511を、サービスサーバ500に送信する(S101)。対応付部360は、サービスサーバ500に記憶されるログ情報511を参照する(S102)。対応付部360は、参照したログ情報511と、マッチング情報353とに基づいて、ユーザIDに顔IDを対応付ける(S103)。具体的には、対応付部360は、ログ情報511のうち、ユーザIDに対応付けられた位置がサイネージ装置100の位置と略一致する情報を特定する。対応付部360は、マッチング情報353のうち、特定した情報に対応付けられた測定時刻と略一致する時刻において広告コンテンツを閲覧した広告閲覧者の顔IDを特定し、特定した顔IDをユーザIDに対応付ける。
図18は、第2実施形態に係る対応付部360がユーザIDに顔IDを対応付ける処理を模式的に示す図である。図18に示される通り、携帯端末装置600を使用する広告閲覧者がサイネージ装置100の広告コンテンツを閲覧することにより、販売支援装置300aは、広告閲覧者のユーザIDと、顔IDとを対応付ける。これにより、サービス提案部340は、属性情報354やサービス利用情報355に更に基づいて、広告閲覧者や来店者に対し、広告コンテンツを表示させたり、サービスを提供したりすることができる。以下、販売支援装置300aのサービス提案部340の処理の具体例について説明する。
[広告コンテンツの表示]
図19は、第2実施形態に係る販売支援装置300aがサイネージ装置100に広告コンテンツの表示を変更させる処理を模式的に示す図である。図19に示す一例では、既に特定来店者として特定されている広告閲覧者が、サイネージ装置100の近傍に存在する。サービス提案部340は、特定されたユーザIDと、属性情報354とに基づいて、広告閲覧者のユーザIDが対応付けられた趣味(図7に示す「時計集め」)を特定する。サービス提案部340は、特定した広告閲覧者の趣味に基づいて、広告閲覧者がより興味関心がある広告コンテンツ(例えば、「時計店」の広告コンテンツ)をサイネージ装置100に表示させる。サービス提案部340は、例えば、第1付随情報と、第2付随情報とに基づいて、広告閲覧者の興味関心がある広告コンテンツをサイネージ装置100に表示させる。具体的には、サービス提案部340は、第1付随情報と、第2付随情報とに基づいて、デモグラフィックス分析し、広告閲覧者の興味関心の高い広告コンテンツを特定し、特定した広告コンテンツをサイネージ装置100に表示させる。サービス提案部340は、例えば、サイネージ装置100の近傍に存在する広告閲覧者(特定来店者)の第2付随情報に基づいて、デモグラフィックス分析し、金融商品に興味関心が高いことを特定する。サービス提案部340は、特定された広告閲覧者の属性(この場合、金融商品に興味関心が高いこと)にマッチする広告コンテンツをサイネージ装置100に提示させる。
なお、サービス提案部340は、広告閲覧者のユーザIDが対応付けられたサービス利用情報355のうち、特定された趣味に関連するサービスや店舗(例えば、「Watchmaker’s」)を宣伝する広告コンテンツの画像(画像IM1)の供給をサイネージサーバ400に指示してもよい。ここで、サイネージ装置100は、広告閲覧者のユーザIDが対応付けられたサービス利用情報355に、既に利用履歴がある店舗を宣伝する広告コンテンツの画像(画像IM1)を表示している場合がある。この場合、サービス提案部340は、当該店舗を宣伝する別バージョンの広告コンテンツの画像(図示する画像IM5)の供給をサイネージサーバ400に指示してもよい。これにより、販売支援装置300aは、広告閲覧者に対して、広告閲覧者の興味関心がある広告コンテンツであり、実際に利用したサービスや店舗の広告コンテンツを表示させることができる。
また、サービス利用情報355に含まれる情報は、広告閲覧者が既に利用したサービスであるため、広告閲覧者の興味関心が薄れている場合がある。この場合、サービス提案部340は、例えば、広告閲覧者のユーザIDが対応付けられたサービス利用情報355に、利用履歴がある店舗と、同じ傾向の店舗(例えば、他の時計店)を宣伝する広告コンテンツの画像の供給をサイネージサーバ400に指示してもよい。また、サービス提案部340は、店舗を宣伝する広告コンテンツ以外にも、サービスを宣伝する広告コンテンツの画像の供給をサイネージサーバ400に指示してもよい。サービス提案部340は、例えば、第2付随情報に基づいて、広告閲覧者の興味関心があるサービスを宣伝する広告コンテンツの画像の供給をサイネージサーバ400に指示する。これにより、販売支援装置300aは、広告閲覧者に対して、広告閲覧者の興味関心にマッチした広告コンテンツを表示させることができる。
また、サービス提案部340は、複数の広告閲覧者の興味関心に基づいて、サイネージ装置100に広告コンテンツを提示させてもよい。具体的には、サービス提案部340は、あるサイネージ装置100の広告コンテンツを閲覧した複数の広告閲覧者の第1付随情報や第2付随情報に基づいて、サイネージ装置100の視聴者の属性の傾向を分析し、当該傾向にあった広告コンテンツをサイネージ装置100に提示させる。これにより、これにより、販売支援装置300aは、複数の広告閲覧者が、興味関心がある広告コンテンツを表示させることができる。
[クーポンの進呈]
図20は、第2実施形態に係る販売支援装置300aが特定来店者にクーポンを送信する処理を模式的に示す図である。図20に示す一例では、既に特定来店者として特定されている広告閲覧者がサイネージ装置100の近傍に存在する。サービス提案部340は、特定されたユーザIDと、属性情報354とに基づいて、特定来店者のユーザIDが対応付けられたサイネージ確認回数(図7に示す「10回」)を特定する。ここで、サイネージ確認回数が所定の回数以上である特定来店者とは、広告コンテンツが示すサービスや商品の購買意欲が高いと推認される。このような特定来店者に対してクーポンを進呈することにより、特定来店者に広告コンテンツに表示された商品やサービスの購入を促すことができる場合がある。
サービス提案部340は、特定した特定来店者のサイネージ確認回数に基づいて、当該回数が所定の回数以上である場合、当該特定来店者の携帯端末装置600に、プッシュ通知などによってクーポンを送信する。上述した処理により、販売支援装置300aは、特定来店者に対して、広告コンテンツを掲載する店舗の来店を促すことができる。
なお、上述では、サービス提案部340が、サイネージ確認回数が所定の回数以上である特定来店者に対してクーポンを進呈する場合について説明したが、これに限られない。サービス提案部340は、例えば、特定来店者が、サイネージ装置100の近傍に存在する場合、サイネージ確認回数にかかわらずクーポンを進呈する構成であってもよい。この場合、サービス提案部340は、特定来店者がサイネージ装置100の近傍に存在することを特定した場合、当該特定来店者の携帯端末装置600に、プッシュ通知などによってクーポンを送信する。
また、サービス提案部340は、特定来店者がサイネージ装置100の近傍に存在したことを特定した場合、後日クーポンを送信してもよく、広告コンテンツを掲載する店舗に特定来店者が来店したタイミングでクーポンを送信してもよく、広告コンテンツを掲載する店舗において、特定来店者が商品やサービスを購入し、会計する際にクーポンを送信してもよい。広告コンテンツを掲載する店舗において、特定来店者にクーポンを送信する場合、サービス提案部340は、店舗装置200を制御し、店舗装置200に設置されるレジの表示画面にクーポンを進呈することを示す画像を表示させてもよい。
なお、上述では、ユーザIDが対応付けられた特定来店者がサイネージ装置100の近傍に存在したことを動機としてクーポンを進呈する場合について説明したが、これに限られない。販売支援装置300aは、対応付部360によってユーザIDと、顔IDとが対応付けられたことを動機として特定来店者にクーポンを進呈してもよい。また、このクーポンは、特定来店者の顔IDに対応付けられた広告コンテンツ(つまり、閲覧した広告コンテンツ)に基づくクーポンであってもよく、顔IDに対応付けられた店舗(つまり、来店した店舗)に基づくクーポンであってもよく、ユーザIDに対応付けられたサービスに基づくクーポンであってもよい。
また、上述では、サイネージ装置100の近傍に存在する特定来店者(広告閲覧者)の第2付随情報に基づいて、デモグラフィックス分析し、特定来店者の属性を特定し、特定された属性にマッチする広告コンテンツをサイネージ装置100に提示させる場合について説明したが、これに限られない。販売支援装置300aは、サイネージ装置100の他、当該特定来店者が利用するサービス(例えば、ユーザIDによってログイン済みのウェブサイトやアプリ)に提示される広告として、特定来店者の属性にマッチする広告コンテンツを提示してもよい。また、販売支援装置300aは、当該ウェブサイトやアプリを介して、属性にマッチする広告コンテンツを提示する他、広告コンテンツに関連する記事を提示したり、クーポンを進呈したりしてもよい。
また、上述では、特定来店者に対してクーポンを進呈する場合について説明したが、これに限られない。特定来店者に対しては、クーポンの他、サービスへの誘導が可能なコンテンツを提供する構成であってもよい。サービスへの誘導が可能なコンテンツとは、例えば、くじ、キャンペーンページ、或いは商品購入用のQRコードが表示されている広告等である。
また、サービス提案部340は、サイネージ装置100の近傍に存在した特定来店者と同様の属性を有するユーザに対してクーポンを送信してもよい。この場合、サービス提案部340は、サイネージ装置100の近傍に存在した特定来店者の第1付随情報や第2付随情報に基づいて、当該特定来店者以外のユーザの第1付随情報や第2付随情報を検索する。サービス提案部340は、サイネージ装置100の近傍に存在した特定来店者と同様の属性を有するユーザを特定し、当該ユーザの携帯端末装置600に、プッシュ通知などによってクーポンを送信する。
また、上述では、対応付部360が第1付随情報と、第2付随情報とに基づいて、ユーザIDと、顔IDとを対応付ける場合について説明したが、これに限られない。例えば、対応付部360は、ユーザIDによってログイン済みのアプリによって取得されるクーポンであり、サイネージ装置100に表示されるクーポンを、ユーザ(携帯端末装置600)が取得することによりユーザIDと、顔IDとを対応付ける構成であってもよい。図21は、対応付部360がユーザIDと、顔IDとを対応付ける他の具体例を示す図である。図21に示される一例において、サイネージ装置100には、ユーザIDによってログイン済みのアプリによって取得可能なクーポンの画像(画像IM3)が表示される。ユーザは、ユーザIDによってログイン済みのアプリによって当該クーポンを取得する。
これに伴い、サービス利用情報355には、ユーザ(携帯端末装置600)がクーポンを取得した履歴と、クーポンの取得日時とが対応付けられて記憶される。また、マッチング情報353には、このユーザがクーポンを取得することに伴いサイネージ装置100に撮像された撮像日時が記憶される。この場合、取得日時と撮像日時とは、合致する。対応付部360は、サービス利用情報355のうち、サイネージ装置100が表示するクーポンを取得した履歴が対応付けられたユーザIDと、当該日時においてサイネージ装置100に広告閲覧者顔画像が撮像された顔IDとを対応付ける。これにより、販売支援装置300aは、より精度高くユーザIDと、顔IDとを対応付けることができる。この場合、対応付部360は、ユーザIDと、顔IDとの対応付けに、サイネージ位置情報及びユーザ位置情報を用いない。したがって、この場合、広告閲覧者情報351及びマッチング情報353には、サイネージ位置情報が含まれていなくてもよく、アプリは、ログ情報511をサービスサーバ500に送信しなくてもよい。
なお、上述では、ユーザがログイン済みのアプリによってクーポンを取得する場合について説明したが、これに限られない。ユーザは、ウェブブラウザによってログイン済みの状態において、クーポンを取得する構成であってもよい。この場合、対応付部360は、ウェブブラウザによってログインした場合、あるいは、ウェブブラウザ機能によってログイン済みの携帯端末装置600がクーポンを取得した場合に、ユーザIDと、顔IDとを対応付ける。この場合、ユーザは、アプリを介さずに、ウェブブラウザからクーポンを取得するページにアクセスすることによってクーポンを取得してもよい。
[第2実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の販売支援装置300aは、携帯端末装置600から取得されたユーザの識別情報(ユーザID)と、人物同定部330の同定結果とを対応付ける対応付部360と、を更に備え、サービス提案部340は、特定来店者に対応するユーザIDを対応付部360から取得し、第2付随情報(属性情報354やサービス利用情報355)に更に基づいて処理を行う。これにより、本実施形態の販売支援装置300aは、広告閲覧者に適したサービスを提供することができる。
また、本実施形態の販売支援装置300aにおいて、サービス提案部340は、属性情報354やサービス利用情報355に更に基づいて、特定来店者向けの広告コンテンツを、サイネージ装置100に表示させる。これにより、本実施形態の販売支援装置300aは、広告閲覧者に適した広告コンテンツをサイネージ装置100に表示させることができる。
また、本実施形態の販売支援装置300aにおいて、サービス提案部340は、属性情報354やサービス利用情報355に更に基づいて、特定来店者にクーポンを送信する。これにより、本実施形態の販売支援装置300aは、特定来店者に広告コンテンツに表示された商品やサービスの購入を促すことができる。
また、本実施形態の販売支援装置300aにおいて、サービス提案部340がクーポンを送信するタイミングとは、特定来店者が次に広告閲覧者顔画像を撮像される第1タイミングと、第1タイミング以降のタイミングと、特定来店者が来店者顔画像を撮像される第2タイミングと、前記第2タイミング以降のタイミングとのうち、いずれかのタイミングである。これにより、本実施形態の販売支援装置300aは、種々のタイミングによって特定来店者にクーポンを進呈することができる。
[属性に基づく対応付け]
なお、上述では、対応付部360は、顔特徴量が合致する場合や、広告閲覧者情報351に含まれる日時と当該日時における位置、及び、ログ情報511が示す日時と当該日時における位置とが一致する場合に、ユーザIDと、顔IDとを対応付ける場合について説明したが、これに限られない。対応付部360は、広告閲覧者顔画像や来店者顔画像によって特定された広告閲覧者や特定来店者の属性に基づいて、ユーザIDと、顔IDとを対応付ける構成であってもよい。ここで、顔特徴量と、「年齢」や「性別」とは、相関する場合がある。顔特徴量導出部320は、導出した顔特徴量に基づいて、広告閲覧者や特定来店者の「年齢」と、「性別」とを特定する。この場合、マッチング情報353には、顔IDに、「年齢」と、「性別」とを示す情報が更に対応付けられる。この場合、対応付部360は、例えば、マッチング情報353に含まれる「年齢」と、「性別」とを示す情報と、属性情報354に含まれる「年齢」と、「性別」とを示す情報とが合致するユーザのユーザIDと、顔IDとを対応付ける。これにより、販売支援装置300aは、ユーザの「年齢」と、「性別」とに基づいて、ユーザIDと、顔IDとを対応付けることができる。
[サイネージ装置100との通信による対応付け]
また、上述では、対応付部360は、顔特徴量、属性、日時、或いは位置情報に基づいて、ユーザIDと、顔IDとを対応付ける場合について説明したが、これに限られない。対応付部360は、サイネージ装置100と、携帯端末装置600との間の通信によって取得された顔IDと、ユーザIDとを対応付けてもよい。この場合、サイネージ装置100は、無線通信によってサイネージ装置100の近傍に存在するユーザの携帯端末装置600と通信し、当該ユーザのユーザIDを取得する。サイネージ装置100は、当該ユーザの広告閲覧者顔画像と、取得したユーザIDとを併せて販売支援装置300aに送信する。対応付部360は、受信した広告閲覧者顔画像に基づく顔IDと、ユーザIDとを対応付ける。ここで、無線通信とは、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)や、Wi−Fi(登録商標)等である。なお、サイネージ装置100が携帯端末装置600から取得したユーザIDと、広告閲覧者顔画像とを販売支援装置300aに送信する構成に代えて、携帯端末装置600がサイネージ装置100から取得した広告閲覧者顔画像又は顔IDを販売支援装置300aに送信する構成であってもよい。これにより、販売支援装置300aは、より精度高くユーザIDと、顔IDとを対応付けることができる。
[広告コンテンツ以外のコンテンツの提示]
また、上述では、サイネージ装置100が広告コンテンツを示す画像を表示させる場合について説明したが、これに限られない。サイネージ装置100は、例えば、広告コンテンツ以外のコンテンツをサイネージ装置100に提示してもよい。サービス提案部340は、例えば、第1付随情報や第2付随情報に基づいて、広告閲覧者の興味関心がある映像コンテンツ、音楽コンテンツ、あるいは、ニュースコンテンツ等を提示する構成であってもよい。
[サービス提案部340の他の動作について]
また、上述では、サービス提案部340が指定したコンテンツをサイネージ装置100に提示させる場合について説明したが、これに限られない。サービス提案部340は、例えば、コンテンツの指定の以外の処理を行ってもよい。具体的には、サービス提案部340は、コンテンツの掲載を依頼している依頼主(以下、広告主)に対して、広告閲覧者の情報を提供してもよい。この場合、サービス提案部340は、広告主に依頼されて掲載しているコンテンツを閲覧した広告閲覧者の第1付随情報や第2付随情報に基づく情報(以下、傾向情報356)を広告主に送信する。
図22は、傾向情報356の内容の一例を示す図である。サービス提案部340は、例えば、第1付随情報や第2付随情報に基づいて、広告閲覧者の傾向を分析し、分析結果を広告主に送信する。具体的には、サービス提案部340は、広告主が掲載している広告の広告閲覧者の各種属性(図示する一例では、「性別」、「年齢」、「住所」、「趣味」)のうち、多数派の属性を示す情報を、広告主に送信する。これにより、広告主は、広告閲覧者の傾向に基づいたコンテンツの計画やマーケティングを行うことができる。
サイネージ装置100、店舗装置200、販売支援装置300、販売支援装置300aサイネージサーバ400及び携帯端末装置600の各々の機能構成は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
販売支援装置300の記憶部350、サイネージサーバ400の記憶部430及びサービスサーバ500の記憶部510は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、又はこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置等により実現される。また、記憶部350、記憶部430及び記憶部510の一部又は全部は、NAS(Network Attached Storage)や外部のストレージサーバ等、販売支援装置300、サイネージサーバ400及びサービスサーバ500のアクセス可能な外部装置であってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…販売支援システム
100…サイネージ装置
110、630…表示部
120…表示制御部
130、210…撮像部
140、220…画像処理部
150、230、310、410、640…通信部
200…店舗装置
240…通知部
300、300a…販売支援装置
320…顔特徴量導出部
330…人物同定部
340…サービス提案部
350、350a、430、510、650…記憶部
351…広告閲覧者情報
352…来店者情報
353…マッチング情報
354…属性情報
355…サービス利用情報
360…対応付部
400…サイネージサーバ
420…抽出部
431…サイネージ情報
500…サービスサーバ
600…携帯端末装置
610…アプリ実行部
620…操作部

Claims (11)

  1. サイネージ装置が備える、または前記サイネージ装置に付設された第1撮像部によって撮像された画像の人物を識別し、当該人物に対して第1識別情報を付与する識別情報付与部と、
    前記第1撮像部によって撮像された画像に基づく顔画像に基づいて前記人物の年齢、及び性別を推定する推定部と、
    前記識別情報付与部によって付与された前記第1識別情報と、所定のサービスにおいて使用される第2識別情報とを対応付ける対応付部と、
    前記対応付部によって対応付けがなされた人物の前記第1識別情報に付随する第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づいて所定の動作を行う動作部と、
    を備え
    前記第1付随情報には、前記第1撮像部によって人物を撮像した前記サイネージ装置の位置情報と、前記第1撮像部によって人物が撮像された日時を示す情報とが含まれ、
    前記第2付随情報には、人物の位置を示すユーザ位置情報と、ユーザ位置情報が取得された日時を示す情報と、人物の年齢と、人物の性別を示す属性情報とが含まれ、
    前記対応付部は、
    前記第2付随情報における前記人物の位置、日時、年齢、及び性別と、
    前記第1付随情報における前記サイネージ装置の位置、及び日時と、前記推定部によって推定された前記人物の年齢、及び性別とが合致する場合に、前記第1識別情報と前記第2識別情報とを対応付ける、
    販売支援装置。
  2. 前記第1撮像部によって撮像された画像に基づく顔画像から特徴量を導出する特徴量導出部を更に備え、
    前記推定部は、前記特徴量導出部によって導出された特徴量に基づいて、前記人物の年齢、及び性別を推定する、
    請求項1に記載の販売支援装置。
  3. 前記第2付随情報は、更に、前記第2識別情報によって識別される人物の前記所定のサービスの利用状況を示すサービス利用情報を含む、
    請求項1又は請求項2に記載の販売支援装置。
  4. 前記第1付随情報は、前記第1識別情報によって識別される人物の画像が撮像されたタイミングで前記サイネージ装置に表示されたコンテンツの情報と、前記第1識別情報によって識別される人物が来店した店舗の情報と、前記サイネージ装置が設置されている位置を示すサイネージ位置情報と、前記店舗の位置を示す店舗位置情報とのうち、少なくとも1つを含む、
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の販売支援装置。
  5. 前記動作部は、前記対応付部によって対応付けがなされた人物が前記第1撮像部によって撮像されたタイミングにおいて、前記人物の前記第1識別情報に付随する第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づくコンテンツであって、前記人物向けのコンテンツを、前記サイネージ装置に表示させる、
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の販売支援装置。
  6. 前記動作部は、前記サイネージ装置によってコンテンツを掲載している店舗に設置された第2撮像部によって撮像された人物に前記第1識別情報が付与され、または既に付与されていた場合、前記人物の来店を示す情報を前記店舗の端末装置に送信する、
    請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の販売支援装置。
  7. 前記動作部は、前記第1識別情報が付与された人物又は前記第1識別情報に前記第2識別情報が対応付けられた人物が、前記第1撮像部によって撮像された場合、或いは、前記人物が前記第2撮像部によって撮像された場合に、特典を付与する、
    請求項に記載の販売支援装置。
  8. 前記動作部は、前記第1識別情報が付与された人物が利用する所定のサービスを介して当該人物に特典を付与する、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の販売支援装置。
  9. 前記動作部は、前記対応付部によって対応付けがなされた人物に係る第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づいて、前記第1識別情報が付与された人物又は前記第1識別情報に前記第2識別情報が対応付けられた人物の傾向を示す情報を、前記サイネージ装置に表示されたコンテンツの掲載を依頼する依頼者に提示する、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の販売支援装置。
  10. コンピュータが、
    サイネージ装置が備える、または前記サイネージ装置に付設された第1撮像部によって撮像された画像の人物を識別し、当該人物に対して第1識別情報を付与し、
    前記第1撮像部によって撮像された画像に基づく顔画像に基づいて前記人物の年齢および性別を推定し、
    付与された前記第1識別情報と、所定のサービスにおいて使用される第2識別情報とを対応付け、
    対応付けがなされた人物に対して、当該人物の前記第1識別情報に付随する第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づいて所定の動作を行
    前記第1付随情報には、前記第1撮像部によって人物を撮像した前記サイネージ装置の位置情報と、前記第1撮像部によって人物が撮像された日時を示す情報とが含まれ、
    前記第2付随情報には、人物の位置を示すユーザ位置情報と、ユーザ位置情報が取得された日時を示す情報と、人物の年齢と、人物の性別を示す属性情報とが含まれ、
    前記第2付随情報における前記人物の位置、日時、年齢、及び性別と、前記第1付随情報における前記サイネージ装置の位置、及び日時と、推定された前記人物の年齢、及び性別とが合致する場合に、前記第1識別情報と前記第2識別情報とを対応付ける、
    販売支援方法。
  11. コンピュータに、
    サイネージ装置が備える、または前記サイネージ装置に付設された第1撮像部によって撮像された画像の人物を識別し、当該人物に対して第1識別情報を付与させ、
    前記第1撮像部によって撮像された画像に基づく顔画像に基づいて前記人物の年齢および性別を推定させ、
    付与された前記第1識別情報と、所定のサービスにおいて使用される第2識別情報とを対応付けさせ、
    対応付けがなされた人物に対して、当該人物の前記第1識別情報に付随する第1付随情報と、当該第1識別情報に対応付けられた前記第2識別情報に付随する第2付随情報とのうち、少なくとも一方に基づいて所定の動作を行わせ
    前記第1付随情報には、前記第1撮像部によって人物を撮像した前記サイネージ装置の位置情報と、前記第1撮像部によって人物が撮像された日時を示す情報とが含まれ、
    前記第2付随情報には、人物の位置を示すユーザ位置情報と、ユーザ位置情報が取得された日時を示す情報と、人物の年齢と、人物の性別を示す属性情報とが含まれ、
    前記第2付随情報における前記人物の位置、日時、年齢、及び性別と、前記第1付随情報における前記サイネージ装置の位置、及び日時と、推定された前記人物の年齢、及び性別とが合致する場合に、前記第1識別情報と前記第2識別情報とを対応付けさせる、
    プログラム。
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