JP2021163506A - 拡張現実システム - Google Patents

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Abstract

【課題】拡張現実空間に広告を提供することができるようにする。【解決手段】拡張現実システムであって、拡張現実空間に配置されたオブジェクトを視聴するユーザ属性に応じた広告情報を取得する広告取得部と、拡張空間にオブジェクトを配置するとともに、広告情報を配置するオブジェクト管理部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、拡張現実システムに関する。
拡張現実形態のガイド情報を提供することが行われている(特許文献1参照)。
特許第6100496号明細書
拡張現実形態のガイド情報を用いているときには広告を表示することができない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、拡張現実空間に広告を提供することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、拡張現実システムであって、拡張現実空間に配置されたオブジェクトを視聴するユーザ属性に応じた広告情報を取得する広告取得部と、前記拡張空間に前記オブジェクトを配置するとともに、前記広告情報を配置するオブジェクト管理部と、を備えることを特徴とする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、拡張現実空間に広告を提供することができる。
本実施形態に係る拡張現実システム1の全体構成図である。 本実施形態に係る拡張現実システム1のシステム構成図である。 ユーザ端末3が広告を受信するプロセスを示すフローチャートである。 本実施形態に係る拡張現実システムにおける拡張現実コンテンツの表示に関する説明図である。 本実施形態に係る拡張現実システムにおける仮想オブジェクトと広告とのインタラクションに関する説明図である。
<発明の概要>
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、たとえば、以下のような構成を備える。
[項目1]
拡張現実空間に配置されたオブジェクトを視聴するユーザ属性に応じた広告情報を取得する広告取得部と、
前記拡張空間に前記オブジェクトを配置するとともに、前記広告情報を配置するオブジェクト管理部と、
を備えることを特徴とする拡張現実システム。
[項目2]
項目1に記載の拡張現実システムであって、
前記拡張現実空間において商品又はサービスの購入を行う購入処理部をさらに備え、
前記広告取得部は、前記商品又はサービスの購入履歴に応じて前記広告情報を取得すること、
を特徴とする拡張現実システム。
[項目3]
項目1に記載の拡張現実システムであって、
前記拡張現実空間における前記ユーザの行動履歴情報を取得する行動履歴取得部をさらに備え、
前記広告取得部は、前記行動履歴に応じた前記広告情報を取得すること、
を特徴とする拡張現実システム。
[項目4]
項目1に記載の拡張現実システムであって、
前記オブジェクト管理部は、複数の前記オブジェクトを前記拡張現実空間に配置し、
前記ユーザが閲覧した前記オブジェクトを特定する閲覧検出部をさらに備え、
前記広告取得部は、前記オブジェクトの閲覧履歴に応じて前記広告情報を取得すること、
を特徴とする拡張現実システム。
[項目5]
項目1に記載の拡張現実システムであって、
前記ユーザが閲覧した前記拡張現実空間内の場所を特定する閲覧検出部をさらに備え、
前記広告取得部は、前記場所の閲覧履歴に応じて前記広告情報を取得すること、
を特徴とする拡張現実システム。
<システム概要>
本発明の実施形態に係る拡張現実システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る拡張現実システム1の全体構成図である。図2は、本実施形態に係る拡張現実システム1のシステム構成図である。拡張現実システム1は、サーバ2を含んで構成され、サーバ2は、インターネット4を介してユーザ端末3と双方向に通信可能に接続される。
本実施形態の拡張現実コンテンツ提供システム1は、いわゆる拡張現実(AR;Augumented Reality)として表示するためのコンテンツ(以下、拡張現実コンテンツという。)を提供しようとするものである。
サーバ2は、ユーザ端末3に対して拡張現実コンテンツを提供するコンピュータである。サーバ2は、例えば、ワークステーションまたはパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウドコンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
ユーザ端末3は、拡張現実コンテンツを閲覧しようとするユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末3は、例えばスマートフォン、タブレットやノートパソコンのような電子端末であり得る。
<サーバ2>
サーバ2は、主に通信部21と、記憶部22と、提供部23と、行動履歴取得部24と、ユーザ属性決定部25と、を備える。通信部21、提供部23、行動履歴取得部24、ユーザ属性決定部25は、例えば、サーバ2が備えるCPUがストレージに記憶されているプログラムを実行することにより実現することができる。また、記憶部22は、サーバ2が備えるストレージが提供する記憶領域の一部として実現される。ストレージは、例えば、ハードディスクやソリッドステートディスク、フラッシュメモリ、RAM、ROMなどとすることができる。
通信部21は、顧客のユーザ端末3等外部機器と通信する。通信部21は、例えば無線通信手段とすることができる。
記憶部22は、様々な情報が記憶されているデータベースやプログラム等が記憶されている。
例えば記憶部22には、拡張現実に用いられる広告情報が記憶されている広告DB22a等が含まれる。拡張現実に用いられいる広告には、商品や役務サービスに関する広告が含まれうる。また、広告の形態として、静止画又は動画を含む視覚情報と、音声情報と、匂い情報と、味覚情報と、触覚情報等が含まれている。視覚情報に関する広告情報は、広告を表示するための静止画像や動画像としてもよいし、テキストデータとしてもよい。音声情報に係る広告情報は、例えば、PCM、MP3などのフォーマットによりエンコードされた音声データとしてもよいし、合成音声により音声情報を生成するためのテキストデータとしてもよい。また、広告情報には、広告に直接関連する広告属性情報と、広告に間接的に関連する広告関連情報等が含まれる。広告属性情報において、商品広告の場合は、例えば、商品の種類、形状、大きさ、特徴、値段、態様、用途、効果等の情報が含まれ、役務サービス広告の場合は、例えば、役務等の種類、特徴、値段、態様、効果等の情報が含まれる。そして、広告関連情報は、例えば、商品広告の場合、当該商品の販売場所等の情報が含まれ、役務サービスの場合は、役務サービスを受けられる場所等の情報が含まれる。
また、例えば記憶部22には、ユーザの個人情報、ユーザの行動履歴情報、商品またはサービスの購買履歴情報を記憶する行動履歴DB22bが含まれる。行動履歴DB22bに記憶されるユーザの個人情報には、例えば、ユーザの性別、年齢、嗜好、趣味等の情報が含まれている。行動履歴DB22bに記憶されるユーザの行動履歴情報には、例えば、ユーザによるインターネットの閲覧記録、訪問回数、所在地履歴、参加しているソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)等の情報が含まれている。行動履歴DB22bに記憶される購買履歴情報には、ユーザがオンラインショッピングなどにより購入した商品やサービスなどが記録されている。
行動履歴取得部24は、ユーザの個人情報と、行動履歴情報と、購買履歴情報と、を収集して行動履歴DB22bに記憶させまたは更新させる。収集する方法として、具体的には、例えば、情報収集部は、後述するユーザ端末3に備えてある端末記憶部やwebブラウザのクッキー(Cookie)、後述する位置特定部にアクセスして各情報を取得する方法等があるが、一般的な方法を採用することが可能であり、ここでは詳細な説明を省略する。
ユーザ属性決定部25は、ユーザの属するセグメントを決定する。ユーザ属性決定部25は、例えば、記憶部22に記憶されているユーザの個人情報及び行動履歴情報(ユーザ属性)のうち少なくとも一方の情報からユーザの関心ある広告の傾向(広告範囲)を決定することができる。例えば、ユーザは、二十代の女性(個人情報)であり、行動履歴情報ではカフェのサイトを複数回アクセスした履歴と、コーヒー豆を複数回購入している履歴等があると、ユーザ属性決定部は、当該ユーザに対してコーヒーやカフェラテ、そしてカフェ施設等に関連する広告(広告範囲)に関心があると決定することができる。また、ユーザ属性決定部は、機械学習等により、ユーザの関心ある広告について学習することができる。
提供部23は、ユーザ属性決定部25が決定したセグメントに基づき、広告DB22aから当該セグメントに属する広告情報を抽出し、ユーザ端末3へ送信する。なお、提供部23は、単一の広告のみならず、ユーザ端末3に複数の広告を送信しても良い。
<ユーザ端末3>
ユーザ端末3は、主に通信部31と、カメラ32と、入力部33と、表示部34と、オブジェクト管理部35と、広告管理部36、広告対応部37と、情報出力部38と、位置特定部39と、を含んで備えている。
端末通信部31は、外部機器と通信可能な部分であり、例えば無線通信手段である。
カメラ32は、撮影動作等を行う部分であり、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子やシャッターを有している。また静止画のみに限らず動画像をも撮影することができる。
入力部33は、例えば、タッチパネルやキーボード等のように、ユーザの操作を介して入力することができる。また、入力部33は、手による操作のみならず、例えば音声による入力でもよい。
表示部34は、例えば液晶モニタであり、各種情報を表示可能である。また、表示部34は、入力部33と一体であってもよい。
オブジェクト記憶部35aは、例えば、仮想のキャラクターや日常用品等をモチーフにした仮想オブジェクトを生成するために必要なモデル情報を記憶する。モデル情報は、例えば、USDZやglTFなどの形式のデータとすることができる。また、モデル情報には、例えば、仮想オブジェクトのに直接関連する属性情報や、属性情報にや対応している関連広告属性情報や広告関連情報に対応する広告対応情報が含まれている。属性情報は、例えば、外観、種類、態様、部品構成等の情報をが含むことができるまれいる。
オブジェクト管理部35bは、拡張現実コンテンツを作成する。具体的には、オブジェクト管理部35bは、現実空間の画像(カメラ32が撮影した画像)に重畳表示させる拡張現実画像を作成する。オブジェクト管理部35bは、オブジェクト記憶部35aに記憶されているモデル情報に基づいて仮想オブジェクトを作成し、拡張現実空間に配置することができる。オブジェクト管理部35bは、また、後述する広告管理部36が作成した広告オブジェクトを拡張現実空間に配置することもできる。
広告受信部36は、サーバ2から広告情報を受信する。
広告管理部37は、受信した広告情報を当該広告情報に適する広告オブジェクトに適用する。広告オブジェクトは、オブジェクト管理部35bが作成した仮想オブジェクトである。広告オブジェクトは、例えば、キャラクター等の、ユーザが指定したオブジェクトとともに配信されるオブジェクト(周辺オブジェクト)である。広告オブジェクトは、例えば、額縁やテレビジョンなど、元来その表面にコンテンツを表示するための仮想オブジェクトであってもよいし、壁や机、ドアなど、キャラクタ等のメインコンテンツとなる仮想オブジェクトの周囲に配される物品を表す仮想オブジェクトであってもよいし、Tシャツやカップなど、キャラクタ等のメインコンテンツとなる仮想オブジェクトが有している他の仮想オブジェクトであってもよい。広告管理部37は、例えば、静止画像や動画像の広告情報を広告オブジェクトの表面にテクスチャとして貼付することにより、広告オブジェクトの外観に広告を表示させることができる。また、例えば、広告情報が音声情報である場合、広告オブジェクトに音声情報を付帯させて、広告オブジェクトの再生時に音声情報も再生させることができる。例えば、広告管理部37は、新しい衣服に関する広告情報を受信した場合、衣服をモチーフにした広告オブジェクトの表面に新しい衣服のデザインを貼付させることができる。広告管理部37は、広告情報の属性情報に対応している属性の広告オブジェクトに広告情報を装着させることができる。例えば、広告管理部37は、新曲の広告情報を受信した場合、広告属性情報は音楽であるので、音楽に対応する広告対応情報を含んでいるラジカセをモチーフにした広告オブジェクトに装着させることができる。
端末記憶部は、ユーザの個人情報、インターネットの閲覧履歴、後述する商品またはサービスの購入履歴等が記憶をする機能を備えている。また、端末記憶部は、webブラウザのクッキーを含んでも良い。
購入処理部は、ユーザがインターネット上において商品またはサービスの購入を実行する機能を備えている。また、購入処理部は、商品またはサービスの購入履歴を端末記憶部に記憶させる機能を備えている。
情報出力部38は、オブジェクト管理部35bが作成した拡張現実画像を現実空間を撮影したカメラ32の画像に重畳させて出力する。また、情報出力部38は、動画像等の視覚情報、音声情報、匂い情報、触覚情報、味覚情報等を出力することもできる。情報出力部は、表示部34を介して映像等の視覚情報を出力することができる。
位置特定部39は、例えばGPS等衛星測位や近距離無線技術を用いて測位するビーコン等により、ユーザ端末3の位置情報を取得して記憶する機能を備えている。また、位置特定部39は、取得した位置情報をサーバ2に送信することもできる。
図3は、ユーザ端末3が広告を受信するプロセスを示すフローチャートである。図4は、本実施形態に係る拡張現実システムにおける拡張現実コンテンツの表示に関する説明図である。図5は、本実施形態に係る拡張現実システムにおける仮想オブジェクトと広告とのインタラクションに関する説明図である。
まず、ステップS1として、ユーザは、ユーザ端末3において拡張現実モードを起動させる。拡張現実モードとは、ユーザ端末3のカメラ32が起動されており、カメラ32が撮影している周囲の実空間映像P(現実空間の情報)と、オブジェクト管理部37が生成した仮想キャラクターOとドリンクをモチーフにした仮想ドリンクD(仮想オブジェクト)が、表示部34に表示されている状態である。
次にステップS2では、サーバの情報収集部は、ユーザ端末からユーザの個人情報、行動履歴情報、購買履歴情報等を取得して記憶部に保存または更新する。そして、サーバは、記憶部保存されている個人情報、行動履歴情報、購買履歴情報に基づいてユーザに提供する広告範囲を決定する。
次に、ステップS3では、サーバ2は、決定した広告範囲内に属する広告を広告DBから抽出してユーザ端末3に送信する。
次にステップS4では、広告管理部37は、受信した広告に対して、適する仮想ドリンクDに対応づけさせて広告オブジェクトCを生成させる
次にステップS5では、オブジェクト管理部35bは、仮想キャラクターOに広告オブジェクトCに反応させるように制御する。本実施形態では、仮想キャラクターOは、広告オブジェクCを持上げているが、これに限らない。例えば、仮想キャラクターは、広告オブジェクトを触れたり、叩いたり等広告オブジェクトに外力を加えてもよい。また、仮想キャラクターは、広告オブジェクトに関して言及してもよい。例えば、広告を受信したり、広告オブジェクトが生成されたりすると、仮想キャラクターは、その旨について音声出力する等がある。また、仮想キャラクターは、その用途に応じて使用してもよい。例えば、広告オブジェクトがドリンクの場合、仮想キャラクターは、その広告オブジェクトに対して飲む仕草を行うことができる。
次に、ステップS6では、ユーザは、広告の内容を表示また再生させ、以上で本実施形態におけるプロセスは終了する。
このように、本実施形態における拡張現実システム1は、ユーザに対して拡張現実コンテンツとともに広告を出力することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、ユーザ端末3は広告受信部36及び広告管理部37を省略し、サーバ2の記憶部22が、広告DB22aに加えてオブジェクトDB22bを備えるようにする。
オブジェクトDB22bは、拡張現実空間に配置する仮想オブジェクトのモデル情報(以下、単に仮想オブジェクトともいう。)を記憶する。モデル情報は、例えば、USDZやglTFなどの形式のデータとすることができる。
第2の実施形態において、提供部23は、拡張現実コンテンツを提供する。提供部23は、例えば、ユーザ端末3からのリクエストに応じて拡張現実コンテンツを提供することができる。リクエストには、キャラクターなどのユーザが閲覧を希望する仮想オブジェクト(以下、コンテンツオブジェクトという。)が指定される。提供部23は、リクエストに指定されているコンテンツオブジェクトを記憶部22から読み出し、コンテンツオブジェクトと当該コンテンツオブジェクトを拡張現実空間に配置するためのシーン情報とを含む拡張現実コンテンツをユーザ端末3に応答する。この際に、提供部23は、広告を表示するための仮想オブジェクト(以下、広告オブジェクトという。)を拡張現実コンテンツに含めてユーザ端末3に応答することがえきる。提供部23は、例えば、広告オブジェクトのテクスチャとして、広告画像を貼り付けることができる。
第2の実施形態において、ステップS2に先立ち、ユーザ端末3が拡張現実コンテンツのリクエストをサーバ2に送信する。リクエストには、ユーザが閲覧したいキャラクタなどの仮想オブジェクトの指定が含まれる。
また、ステップS3において、サーバ2は、リクエストに応じて拡張現実コンテンツを作成する。サーバ2は、例えば、リクエストに指定されたキャラクタ等の仮想オブジェクト(以下、コンテンツオブジェクトという。)に対応するモデル情報をオブジェクトDB22bから読み出して、拡張現実コンテンツを作成すことができる。サーバ2はまた、ユーザからの指定のない、例えば背景のセットや小物等のオブジェクトを広告オブジェクトとして生成し、広告情報を広告オブジェクトのテクスチャに貼付したうえで拡張現実コンテンツに含めることができる。また、サーバ2は、コンテンツオブジェクト及び広告オブジェクトの配置位置や動きなどを指定したシーン情報を拡張現実コンテンツに含めることができる。
ステップS4において、ユーザ端末3は、拡張現実コンテンツを受信し、受信した拡張現実コンテンツに基づいて、拡張現実のシーンを作成することができる。
第2の実施形態では、ステップS5、S6は省略することができる。
以上のようにして、第2の実施形態に係る拡張現実コンテンツ提供システムによれば、ユーザが閲覧しようとするコンテンツオブジェクトに付随させて広告オブジェクトを提供することができる。したがって、ユーザが興味を持っているコンテンツオブジェクトと同一の拡張現実空間に広告を配置することができる。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、ユーザの属性に応じたセグメントを特定しているが、ターゲティング広告のためのセグメント分けであれば、上述の方法に限られない。セグメント分けは、例えば、購入履歴に基づいて行ってもよいし、行動履歴に基づいて行ってもよい。拡張現実空間の中での行動に限った行動履歴に基づいてセグメント分けを行うようにしてもよい。また、ユーザが拡張現実空間内のどこを見ていたかを、例えば、カメラ32の合焦ポイントがどこであったかにより特定することができ、ユーザが見ていた場所の履歴に応じたセグメント分けを行うようにしてもよい。また、拡張現実空間内に配置されたどのオブジェクトをユーザが見ていたかを特定し、ユーザが見ていたオブジェクトに応じてセグメント分けを行うようにしてもよい。
上記実施形態では、ユーザは、入力部33の操作により広告を再生しているが、これに限らない。例えば、広告管理部36にはキーワードを検知する機能を備えており、広告管理部36は、仮想キャラクターとユーザとの音声または文字による会話中に広告に関するキーワードを検知すると広告を表示や再生機能を備えても良い。そうすることで、ユーザに広告に対する関心・親近感をより持たせる効果がある。(請求項5の効果)
上記実施形態では、サーバ2の広告提供部23は、位置情報に関連する広告を抽出してユーザ端末3に送信するが、これに限らない。例えば、広告提供部23は、オブジェクト管理部35から仮想オブジェクトの属性情報を取得する機能を備えており、取得した属性情報に関連する広告を抽出してもよい。そうすることで、サーバ2は、ユーザにとって関心の高い広告を提供することができる。(請求項6の効果)
また、上記実施形態では、広告オブジェクトは、広告と仮想オブジェクトの対応付けにより生成されたが、これに限らない。例えば、ユーザ端末3のオブジェクト管理部35は広告を広告オブジェクト(仮想オブジェクト)に直接変換する機能を備えてもよい。(請求項3の効果)
また、上記実施形態における、拡張現実モードは、カメラ32が撮影している周囲の実空間映像P(現実空間の情報)と、オブジェクト管理部37が生成している仮想キャラクターO(仮想オブジェクト)とが、表示部34に表示されている状態としているが、これに限らない。例えば、ユーザ端末の位置情報とユーザ端末が向いている方向に基づいて、カメラによって撮影されている周囲の現実空間(建物、道路、オブジェクト等)を認識する拡張現実による道案サービス(例えばGoogle map サービスであるLive View)であってもよい。
また、オブジェクト管理部35は、拡張現実モードにより認識した周囲の現実空間(建物、道路、オブジェクト等)をその全部または一部を仮想オブジェクト(実空間オブジェクト)に変換する機能を備えてもよい。(請求項4の効果)
また、サーバ2の広告提供部23は、位置情報と前記現実空間オブジェクトに関する情報に関連する広告を抽出してユーザ端末3に送信してもよい。(請求項7の効果)
また、上記実施形態では、ユーザ端末3は、現実拡張モードを起動すると広告を受信しているが、これに限らない。例えば、ユーザ端末3は、周囲環境が変化するとその周囲環境に関連する広告を自動的に受信(更新)してもよい。(請求項11の効果)
例えば、ユーザ端末3には、ユーザの所在地の変化に応じて広告を更新させる図示しない広告更新部を備えてもよい。詳細には、広告更新部はユーザが移動等所在地が変わるとそれに検知して、広告管理部36に新しい広告を取得させる機能を備えている。(請求項12の効果)
また、広告更新部による広告の更新条件は、ユーザの所在地の変化に限らず、時間帯の変化でもよい。例えば、広告更新部は、特定の時間帯に広告を取得してもよいし、所定の時間間隔で取得してもよい。また、広告更新部は、検索結果に関する広告が更新する度に更新された広告を取得してもよい。また、広告更新部は、広告管理部36と一体となってもよい。(請求項13の効果)
上記実施形態では、広告は、映像で表示してあるが、これに限らず音声情報でもよい。
また、上記実施形態における広告と、現実空間の環境は匂い情報でもよい。例えばは、ユーザ端末3の情報出力部38には、匂いの素が少なくとも一つ含まれており、情報出力部38は、1又は複数の匂いの素を放出させることができる。匂いの素は、例えば、フラネオール(イチゴの香り)や1−ヘキサノール(森林の香り)等の単一の化学物質でもよいし、これらを組合わせたものでもよい。また、例えば、化学物質の組成を問わず、ジャスミンの香りと同等の香りを1単位とする匂いでもよい。即ち、情報出力部38は、例えば、イチゴミルクの匂いを出力方法として、複数の化学物質の組合せによって同等の匂いを出力しても良いし、イチゴの匂いを1単位とする匂いと、ミルクの匂いを1単位とするの匂いとを組合わせて出力してもよい。
また、上記実施形態における広告と、現実空間の環境は味覚情報でもよい。例えば、ユーザ端末3の情報出力部38には、味覚の素が少なくとも一つが含まれており、情報出力部38は、1又は複数の味覚の素を放出させることができる。味覚の素は、例えば、イノシン酸やグルタミン酸等の単一の化学物質でも良いし、これらを組合わせたものでもよい。また、例えば、化学物質の組成を問わず、イチゴ味と同等の味を1単位とする味でもよい。即ち、情報出力部38は、例えば、イチゴチョコレートの味覚情報を出力方法として、複数の化学物質の組合せによって同等の味を出力しても良いし、イチゴ味を1単位とする味と、チョコレート味を1単位とする味とを組合わせて出力してよい。
また、上記実施形態における広告と、現実空間の環境は触覚情報でもよい。(請求項14の効果)
また、本実施形態では、拡張現実(AR;Augumented Reality)による仮想空間を想定していたが、これに限らず、仮想現実(VR;Virtual Reality)空間あるいは複合現実(MR;Mixed Reality)空間であっても本実施形態の広告システムはそのまま適用可能である。
1 広告システム
2 サーバ
3 ユーザ端末
21 サーバ通信部
22 記憶部
22a 広告DB
23 広告提供部
31 端末通信部
32 カメラ
33 入力部
34 表示部
35 オブジェクト管理部
36 広告管理部
37 広告対応部
38 情報出力部
39 位置特定部

Claims (5)

  1. 拡張現実空間に配置されたオブジェクトを視聴するユーザ属性に応じた広告情報を取得する広告取得部と、
    前記拡張空間に前記オブジェクトを配置するとともに、前記広告情報を配置するオブジェクト管理部と、
    を備えることを特徴とする拡張現実システム。
  2. 請求項1に記載の拡張現実システムであって、
    前記拡張現実空間において商品又はサービスの購入を行う購入処理部をさらに備え、
    前記広告取得部は、前記商品又はサービスの購入履歴に応じて前記広告情報を取得すること、
    を特徴とする拡張現実システム。
  3. 請求項1に記載の拡張現実システムであって、
    前記拡張現実空間における前記ユーザの行動履歴情報を取得する行動履歴取得部をさらに備え、
    前記広告取得部は、前記行動履歴に応じた前記広告情報を取得すること、
    を特徴とする拡張現実システム。
  4. 請求項1に記載の拡張現実システムであって、
    前記オブジェクト管理部は、複数の前記オブジェクトを前記拡張現実空間に配置し、
    前記ユーザが閲覧した前記オブジェクトを特定する閲覧検出部をさらに備え、
    前記広告取得部は、前記オブジェクトの閲覧履歴に応じて前記広告情報を取得すること、
    を特徴とする拡張現実システム。
  5. 請求項1に記載の拡張現実システムであって、
    前記ユーザが閲覧した前記拡張現実空間内の場所を特定する閲覧検出部をさらに備え、
    前記広告取得部は、前記場所の閲覧履歴に応じて前記広告情報を取得すること、
    を特徴とする拡張現実システム。
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