JP6849842B1 - 拡張現実システム - Google Patents

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Abstract

【課題】拡張現実空間に広告を提供することができるようにする。【解決手段】拡張現実システムであって、拡張現実空間にコンテンツオブジェクトを配置するオブジェクト管理部と、拡張現実空間に広告を表示する広告オブジェクトを配置する広告管理部と、コンテンツオブジェクト及び広告オブジェクトを含む画像を生成する画像生成部と、画像をソーシャルネットワークに投稿する投稿部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、拡張現実システムに関する。
拡張現実形態のガイド情報を提供することが行われている(特許文献1参照)。
特許第6100496号明細書
拡張現実形態のガイド情報を用いているときには広告を表示することができない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、拡張現実空間に広告を提供することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、拡張現実システムであって、拡張現実空間にコンテンツオブジェクトを配置するオブジェクト管理部と、前記拡張現実空間に広告を表示する広告オブジェクトを配置する広告管理部と、前記コンテンツオブジェクト及び前記広告オブジェクトを含む画像を生成する画像生成部と、前記画像をソーシャルネットワークに投稿する投稿部と、を備えることを特徴とする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、拡張現実空間に広告を提供することができる。
本実施形態に係る拡張現実システム1の全体構成図である。 本実施形態に係る拡張現実システム1のシステム構成図である。 本実施形態の拡張現実システムにおいて拡張現実コンテンツを提供するう流れを示す図である。 拡張現実コンテンツの表示を説明する図である。 SNSへの投稿処理の流れを説明する図である。 拡張現実コンテンツのSNSへの投稿を説明する図である。 第2の実施形態に係る拡張現実システムの構成例を示す図である。 第2の実施形態に係る拡張現実システムの動作を説明する図である。
<発明の概要>
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、たとえば、以下のような構成を備える。
[項目1]
拡張現実空間にコンテンツオブジェクトを配置するオブジェクト管理部と、
前記拡張現実空間に広告を表示する広告オブジェクトを配置する広告管理部と、
前記コンテンツオブジェクト及び前記広告オブジェクトを含む画像を生成する画像生成部と、
前記画像をソーシャルネットワークに投稿する投稿部と、
を備えることを特徴とする拡張現実システム。
[項目2]
項目1に記載の拡張現実システムであって、
前記コンテンツオブジェクトはキャラクターであり、
前記画像生成部は、ユーザが撮影した現実空間の画像に、前記キャラクター及び前記広告オブジェクトを含む前記画像を合成すること、
を特徴とする拡張現実システム。
[項目3]
項目1に記載の拡張現実システムであって、
ユーザに対して前記コンテンツ及び前記広告オブジェクトを含む前記画像を投稿する権利があることを示す権利情報をブロックチェーンネットワークに管理すること、
を特徴とする拡張現実システム。
本発明の一実施形態に係る拡張現実システム1の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る拡張現実システム1の全体構成図である。図2は、本実施形態に係る拡張現実システム1のシステム構成図である。拡張現実システム1は、サーバ2を含んで構成され、サーバ2は、インターネット4を介してユーザ端末3と双方向に通信可能に接続される。インターネット4にはSNSサーバ5も通信可能に接続されている。
本実施形態の拡張現実システム1は、いわゆる拡張現実(AR;Augumented Reality)として表示するためのコンテンツ(以下、拡張現実コンテンツという。)を提供しようとするものである。
サーバ2は、ユーザ端末3に対して拡張現実コンテンツを提供するコンピュータである。サーバ2は、例えば、ワークステーションまたはパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウドコンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
サーバ2はまた、ブロックチェーンネットワーク6と接続されている。ブロックチェーンネットワーク6は、複数のノードコンピュータにより構築される分散台帳システムである。ブロックチェーンネットワーク6により、改ざん困難に台帳を管理することができる。
ユーザ端末3は、拡張現実コンテンツを閲覧しようとするユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末3は、例えばスマートフォン、タブレットやノートパソコンのような電子端末であり得る。
SNSサーバ5は、ソーシャルネットワークサービスを提供するコンピュータであり、例えば、ユーザからのテキストや画像の投稿を受け付けて他のユーザに共有することができる。サーバ2及びユーザ端末3はSNSサーバ5と互いに通信可能であり、ユーザは、例えばユーザ端末3を介してテキストや画像などをSOSサーバ5に投稿することができる。
<サーバ2>
サーバ2は、主にサーバ通信部21と、記憶部22と、提供部23と、権利管理部24とを備える。通信部21、提供部23及び権利管理部24は、例えば、サーバ2が備えるCPUがストレージに記憶されているプログラムを実行することにより実現することができる。また、記憶部22は、サーバ2が備えるストレージが提供する記憶領域の一部として実現される。ストレージは、例えば、ハードディスクやソリッドステートディスク、フラッシュメモリ、RAM、ROMなどとすることができる。
通信部21は、顧客のユーザ端末3等外部機器と通信する。通信部21は、例えば無線通信手段とすることができる。
記憶部22は、様々な情報が記憶されているデータベースやプログラム等が記憶されている。例えば記憶部22には、拡張現実に用いられる広告情報が記憶されている広告DB22a等が含まれる。拡張現実に用いられいる広告には、商品や役務サービスに関する広告が含まれうる。また、広告の形態として、静止画又は動画を含む視覚情報と、音声情報と、匂い情報と、味覚情報と、触覚情報等が含まれている。視覚情報に関する広告情報は、広告を表示するための静止画像や動画像としてもよいし、テキストデータとしてもよい。音声情報に係る広告情報は、例えば、PCM、MP3などのフォーマットによりエンコードされた音声データとしてもよいし、合成音声により音声情報を生成するためのテキストデータとしてもよい。また、広告情報には、広告に直接関連する広告属性情報と、広告に間接的に関連する広告関連情報等が含まれる。広告属性情報において、商品広告の場合は、例えば、商品の種類、形状、大きさ、特徴、値段、態様、用途、効果等の情報が含まれ、役務サービス広告の場合は、例えば、役務等の種類、特徴、値段、態様、効果等の情報が含まれる。そして、広告関連情報は、例えば、商品広告の場合、当該商品の販売場所等の情報が含まれ、役務サービスの場合は、役務サービスを受けられる場所等の情報が含まれる。
提供部23は、広告情報を広告DB22aから抽出し、ユーザ端末3へ送信する機能を備えている。また、提供部23は、ユーザ端末3から様々な情報を取得することができ、取得した情報に関連する広告を抽出する機能を備えている。
権利管理部24は、ユーザに対して、拡張現実コンテンツのソーシャルネットワーク(SNS)への投稿が認められる条件を管理する。本実施形態では、オブジェクトごとに、当該オブジェクトを含む拡張現実コンテンツのユーザによるSNSへの投稿が認められる条件がブロックチェーンネットワーク6の分散台帳に管理されているものとする。本実施形態では、広告オブジェクトが1つ以上含まれていることを条件に、キャラクター等のオブジェクトもSNSへの投稿が許可されるものとするが、その他の条件を登録するようにしてもよい。
<ユーザ端末3>
ユーザ端末3は、主に通信部31と、カメラ32と、入力部33と、表示部34と、オブジェクト記憶部35aと、オブジェクト管理部35bと、広告受信部36と、広告管理部37と、情報出力部38と、位置特定部39と、を備えている。広告管理部36と、広告対応部37と、情報出力部38と、位置特定部39は、ユーザ端末3が備えるCPUがストレージに記憶されているプログラムを読み出して実行することにより実現することができる。オブジェクト記憶部35aは、例えば、ストレージが提供する記憶領域の一部として実現することができる。ストレージは、例えば、ハードディスクやソリッドステートディスク、フラッシュメモリ、RAM、ROMなどとすることができる。
通信部31は、外部機器と通信可能な部分であり、例えば無線通信手段である。
カメラ32は、現実世界の空間を撮影する。カメラ32は、撮影動作等を行う部分であり、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子やシャッターを有している。また静止画のみに限らず動画像をも撮影することができる。
入力部33は、例えば、タッチパネルやキーボード等のように、ユーザの操作を介して入力することができる。また、入力部33は、手による操作のみならず、例えば音声による入力でもよい。
表示部34は、例えば液晶モニタであり、各種情報を表示可能である。また、表示部34は、入力部33と一体であってもよい。
オブジェクト記憶部35aは、例えば、仮想のキャラクターや日常用品等をモチーフにした仮想オブジェクトを生成するために必要なモデル情報を記憶する。モデル情報は、例えば、USDZやglTFなどの形式のデータとすることができる。また、モデル情報には、例えば、仮想オブジェクトに直接関連する属性情報や、広告属性情報や広告関連情報に対応する広告対応情報が含まれている。属性情報は、例えば、外観、種類、態様、部品構成等の情報が含まれいる。
オブジェクト管理部35bは、拡張現実コンテンツを作成する。具体的には、オブジェクト管理部35bは、現実空間の画像(カメラ32が撮影した画像)に重畳表示させる拡張現実画像を作成する。オブジェクト管理部35bは、オブジェクト記憶部35aに記憶されているモデル情報に基づいて仮想オブジェクトを作成し、拡張現実空間に配置することができる。オブジェクト管理部35bは、また、後述する広告管理部36が作成した広告オブジェクトを拡張現実空間に配置することもできる。
広告管理部37は、受信した広告情報を当該広告情報に適する広告オブジェクトに適用する。広告オブジェクトは、オブジェクト管理部35bが作成した仮想オブジェクトである。広告オブジェクトは、例えば、額縁やテレビジョンなど、元来その表面にコンテンツを表示するための仮想オブジェクトであってもよいし、壁や机、ドアなど、キャラクタ等のメインコンテンツとなる仮想オブジェクトの周囲に配される物品を表す仮想オブジェクトであってもよいし、Tシャツやカップなど、キャラクタ等のメインコンテンツとなる仮想オブジェクトが有している他の仮想オブジェクトであってもよい。広告管理部37は、例えば、静止画像や動画像の広告情報を広告オブジェクトの表面にテクスチャとして貼付することにより、広告オブジェクトの外観に広告を表示させることができる。また、例えば、広告情報が音声情報である場合、広告オブジェクトに音声情報を付帯させて、広告オブジェクトの再生時に音声情報も再生させることができる。例えば、広告管理部37は、新しい衣服に関する広告情報を受信した場合、衣服をモチーフにした広告オブジェクトの表面に新しい衣服のデザインを貼付させることができる。広告管理部37は、広告情報の属性情報に対応している属性の広告オブジェクトに広告情報を装着させることができる。例えば、広告管理部37は、新曲の広告情報を受信した場合、広告属性情報は音楽であるので、音楽に対応する広告対応情報を含んでいるラジカセをモチーフにした広告オブジェクトに装着させることができる。
情報出力部38は、オブジェクト管理部35bが作成した拡張現実画像を現実空間を撮影したカメラ32の画像に重畳させて出力する。また、情報出力部38は、動画像等の視覚情報、音声情報、匂い情報、触覚情報、味覚情報等を出力することもできる。情報出力部は、表示部34を介して映像等の視覚情報を出力することができる。
位置特定部39は、例えばGPS等衛星測位や近距離無線技術を用いて測位するビーコン等により、ユーザ端末3の位置情報を取得する機能を備えている。また、位置特定部39は、取得した位置情報をサーバ2に送信することもできる。
<フローチャート>
図3は、本実施形態の拡張現実システムにおいて拡張現実コンテンツを提供するう流れを示す図である。図4は、拡張現実コンテンツの表示を説明する図である。
まず、ステップS1として、ユーザは、ユーザ端末3において拡張現実モードを起動させる。拡張現実モードとは、ユーザ端末3のカメラ32(撮影部)が起動されており、カメラ32が撮影している周囲の実空間映像P(現実空間の情報)と、オブジェクト管理部35bが生成した仮想キャラクターOとドリンクをモチーフにした仮想ドリンクD(仮想オブジェクト)が、表示部34に表示されている状態である。
次にステップS2では、ユーザ端末3は、サーバ2に位置情報を送信する。
次にステップS3では、サーバ2の提供部23は、広告DB22aから位置情報に関連する広告を抽出し、ユーザ端末3に送信する。本実施形態では、受信した位置情報に基づいてユーザ端末3の位置から所定の範囲内にあるカフェで販売されているドリンクに関する広告を抽出している。
次にステップS4では、広告管理部37は、受信した広告に対して、適する仮想ドリンクDに対応づけさせて広告オブジェクトCを生成させる。
次にステップS5では、オブジェクト管理部35bは、仮想キャラクターOに広告オブジェクトCに反応させるように制御する。本実施形態では、仮想キャラクターOは、広告オブジェクCを持上げているが、これに限らない。例えば、仮想キャラクターは、広告オブジェクトを触れたり、叩いたり等広告オブジェクトに外力を加えてもよい。また、仮想キャラクターは、広告オブジェクトに関して言及してもよい。例えば、広告を受信したり、広告オブジェクトが生成されたりすると、仮想キャラクターは、その旨について音声出力する等がある。また、仮想キャラクターは、その用途に応じて使用してもよい。例えば、広告オブジェクトがドリンクの場合、仮想キャラクターは、その広告オブジェクトに対して飲む仕草を行うことができる。
次に、ステップS6では、ユーザは、広告の内容を表示また再生させる。
このように、本実施形態における拡張現実システム1は、ユーザに対して拡張現実コンテンツとともに広告を出力することができる。
本実施形態の拡張現実システムでは、ユーザ端末3に拡張現実コンテンツが表示されている様子はソーシャルネットワーク(SNS)に投稿することができるようになっている。図5は、SNSへの投稿処理の流れを説明する図である。
ユーザがユーザ端末3にSNSへの投稿の要求を行うと、ユーザ端末3はSNSへの投稿の要求をサーバ2に送信する(S41)。サーバ2は、要求に応じて、ユーザがSNSに拡張現実コンテンツを投稿する権利を有しているか否かを確認する。本実施形態では、ブロックチェーンネットワーク6においてユーザの拡張現実コンテンツに関する権利につい手管理されており、サーバ2はブロックチェーンネットワーク6が管理する分散台帳を参照して、ユーザに投稿が許されているか否かを判定することができる(S42)。ここでサーバ2は、例えば、拡張現実コンテンツに含まれているキャラクタと広告とに応じてSNSへの投稿可否を判定することができる。サーバ2は、例えば、拡張現実コンテンツに広告コンテンツが含まれていない場合には、SNSへの投稿を不許可とすることができる。なお、ユーザ端末3からの要求に、拡張現実コンテンツに含まれているオブジェクトをサーバ2に送信するようにしてもよいし、ユーザ端末3からサーバ2には拡張現実コンテンツのスナップショット画像を送信し、サーバ2がスナップショット画像を解析して広告が表示されているか否かを判定するようにしてもよい。
サーバ2は、判定結果をユーザ端末3に応答し(S43)、投稿が許可されている場合には、ユーザ端末3は、拡張現実コンテンツをSNSサーバ5に送信して投稿を行うことができる(S44)。ユーザ端末3は、例えば、拡張現実コンテンツのスナップショット画像をSNSに投稿することができる。また、ユーザ端末3は、投稿にあたり、テキスト等の入力を受け付けて付帯させるようにしてもよい。SNSサーバ5は、投稿されたコンテンツを他のユーザと共有する処理を行う(S45)。
以上のようにして、本実施形態の拡張現実システム1によれば、ユーザは、ユーザ端末3で視聴している拡張現実コンテンツを適法にSNSに投稿することができる。本実施形態では、ブロックチェーンネットワーク6に管理されている条件に応じて、拡張現実コンテンツに広告が含まれている場合など、所定の条件が満たされた場合には、拡張現実コンテンツのSNSへの投稿も許可されるようにしている。ここで、広告主からの広告料金を、オブジェクトの提供者に還元することもできる。
図6は、拡張現実コンテンツのSNSへの投稿を説明する図である。ユーザ端末3からは表示部34に表示されていた拡張現実コンテンツの全部又は一部がスナップショットされ、そのスナップショット画像35がSNSに投稿される。ここでユーザは、ユーザ端末3のカメラ32を自分に向けてユーザUがキャラクターOとともにスナップショット画像35に映り込むようにすることもできる。これにより、仮想的にキャラクターOとユーザUとの写真様の画像をSNSに投稿することができる。この際にテキスト36を投稿するようにしてもよい。スナップショット画像35には、広告オブジェクトであるドリンクDも含まれており、これにより広告をSNSに拡散することも可能になる。この広告の対価として、ユーザに対してはSNSへの投稿権利を与えるとともに、キャラクターOの提供者には、金銭を還元することも可能になる。
<第2の実施形態>
図7は、第2の実施形態に係る拡張現実システムの構成例を示す図である。第2の実施形態では、ユーザ端末3は広告受信部36及び広告管理部37を省略している。また、サーバ2の記憶部22は、広告DB22aに加えてオブジェクトDB22bを備える。
オブジェクトDB22bは、拡張現実空間に配置する仮想オブジェクトのモデル情報(以下、単に仮想オブジェクトともいう。)を記憶する。モデル情報は、例えば、USDZやglTFなどの形式のデータとすることができる。
第2の実施形態において、提供部23は、拡張現実コンテンツを提供する。提供部23は、例えば、ユーザ端末3からのリクエストに応じて拡張現実コンテンツを提供することができる。リクエストには、キャラクターなどのユーザが閲覧を希望する仮想オブジェクト(以下、コンテンツオブジェクトという。)が指定される。提供部23は、リクエストに指定されているコンテンツオブジェクトを記憶部22から読み出し、コンテンツオブジェクトと当該コンテンツオブジェクトを拡張現実空間に配置するためのシーン情報とを含む拡張現実コンテンツをユーザ端末3に応答する。この際に、提供部23は、広告を表示するための仮想オブジェクト(以下、広告オブジェクトという。)を拡張現実コンテンツに含めてユーザ端末3に応答することがえきる。提供部23は、例えば、広告オブジェクトのテクスチャとして、広告画像を貼り付けることができる。
図8は、第2の実施形態に係る拡張現実システムの動作を説明する図である。
ステップS2において、ユーザ端末3が拡張現実コンテンツのリクエストをサーバ2に送信する。リクエストには、ユーザが閲覧したいキャラクタなどの仮想オブジェクトの指定が含まれる。
ステップS3において、サーバ2は、リクエストに応じて拡張現実コンテンツを作成する。サーバ2は、例えば、リクエストに指定されたキャラクタ等の仮想オブジェクト(以下、コンテンツオブジェクトという。)に対応するモデル情報をオブジェクトDB22bから読み出して、拡張現実コンテンツを作成すことができる。サーバ2はまた、ユーザからの指定のない、例えば背景のセットや小物等のオブジェクトを広告オブジェクトとして生成し、広告情報を広告オブジェクトのテクスチャに貼付したうえで拡張現実コンテンツに含めることができる。また、サーバ2は、コンテンツオブジェクト及び広告オブジェクトの配置位置や動きなどを指定したシーン情報を拡張現実コンテンツに含めることができる。
ステップS4において、ユーザ端末3は、拡張現実コンテンツを受信し、受信した拡張現実コンテンツに基づいて、拡張現実のシーンを作成することができる。
以上のようにして、第2の実施形態に係る拡張現実システムによれば、ユーザが閲覧しようとするコンテンツオブジェクトに付随させて広告オブジェクトを提供することができる。したがって、ユーザが興味を持っているコンテンツオブジェクトと同一の拡張現実空間に広告を配置することができる。
なお、第2の実施形態においても、ユーザ端末3において拡張現実コンテンツをSNSに投稿することができる。この場合において、第2の実施形態では、サーバ2においてスナップショット画像を作成するようにしてもよい。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
<変形例>
上記実施形態では、ユーザは、入力部33の操作により広告を再生しているが、これに限らない。例えば、広告管理部36には音声情報や文字情報からキーワードを検知する機能を備えており、広告管理部36は、仮想キャラクターとユーザとの音声または文字による会話中に広告情報に関するキーワードを検知すると当該広告を表示や再生機能を備えても良い。
また、上記実施形態では、広告情報と広告オブジェクトを対応付けしているが、これに限らない。例えば、ユーザ端末3のオブジェクト管理部35は広告情報を広告オブジェクト(仮想オブジェクト)に直接変換する機能を備えてもよい。例えば、オブジェクト管理部は、受信した広告情報の広告属性情報や広告関連情報に基づいてオブジェクト記憶部から当該広告属性情報と同一、類似または対応している属性情報を含む広告オブジェクトを作成してもよい。
また、上記実施形態における、拡張現実モードは、カメラ32が撮影している周囲の実空間映像P(現実空間の情報)と、オブジェクト管理部35bが生成している仮想キャラクターO(仮想オブジェクト)とが、表示部34に表示されている状態としているが、これに限らない。例えば、ユーザ端末の位置情報とユーザ端末が向いている方向に基づいて、カメラによって撮影されている周囲の現実空間(建物、道路、オブジェクト等)を認識する拡張現実による道案サービス(例えばGoogle map サービスであるLive View)であってもよい。
また、上記実施形態では、ユーザ端末3は、現実拡張モードを起動すると広告を受信しているが、これに限らない。例えば、ユーザ端末3は、周囲環境が変化するとその周囲環境に関連する広告を自動的に受信(更新)してもよい。
例えば、ユーザ端末3には、ユーザの所在地の変化に応じて広告を更新させる図示しない広告更新部を備えてもよい。詳細には、広告更新部はユーザが移動等所在地が変わるとそれに検知して、広告管理部36に新しい広告を取得させる機能を備えている。
上記実施形態では、広告情報は、映像で表示してあるが、これに限らず音声情報でもよい。
また、上記実施形態における広告と、現実空間の環境は匂い情報でもよい。例えばは、ユーザ端末3の情報出力部38には、匂いの素が少なくとも一つ含まれており、情報出力部38は、1又は複数の匂いの素を放出させることができる。匂いの素は、例えば、フラネオール(イチゴの香り)や1−ヘキサノール(森林の香り)等の単一の化学物質でもよいし、これらを組合わせたものでもよい。また、例えば、化学物質の組成を問わず、ジャスミンの香りと同等の香りを1単位とする匂いでもよい。即ち、情報出力部38は、例えば、イチゴミルクの匂いを出力方法として、複数の化学物質の組合せによって同等の匂いを出力しても良いし、イチゴの匂いを1単位とする匂いと、ミルクの匂いを1単位とするの匂いとを組合わせて出力してもよい。
また、上記実施形態における広告と、現実空間の環境は味覚情報でもよい。例えば、ユーザ端末3の情報出力部38には、味覚の素が少なくとも一つが含まれており、情報出力部38は、1又は複数の味覚の素を放出させることができる。味覚の素は、例えば、イノシン酸やグルタミン酸等の単一の化学物質でも良いし、これらを組合わせたものでもよい。また、例えば、化学物質の組成を問わず、イチゴ味と同等の味を1単位とする味でもよい。即ち、情報出力部38は、例えば、イチゴチョコレートの味覚情報を出力方法として、複数の化学物質の組合せによって同等の味を出力しても良いし、イチゴ味を1単位とする味と、チョコレート味を1単位とする味とを組合わせて出力してよい。
また、上記実施形態における広告と、現実空間の環境は触覚情報でもよい。
また、本実施形態では、拡張現実(AR;Augumented Reality)による仮想空間を想定していたが、これに限らず、仮想現実(VR;Virtual Reality)空間あるいは複合現実(MR;Mixed Reality)空間であっても本実施形態の広告システムはそのまま適用可能である。
1 広告システム
2 サーバ
3 ユーザ端末
4 通信ネットワーク
5 SOSサーバ
6 ブロックチェーンネットワーク
21 サーバ通信部
22 記憶部
22a 広告DB
23 提供部
31 端末通信部
32 カメラ
33 入力部
34 表示部
35a オブジェクト記憶部
35b オブジェクト管理部
36 広告受信部
37 広告管理部
38 情報出力部
39 位置特定部

Claims (3)

  1. 拡張現実空間にコンテンツオブジェクトを配置するオブジェクト管理部と、
    前記拡張現実空間に広告を表示する広告オブジェクトを配置する広告管理部と、
    前記コンテンツオブジェクトを含む画像を生成する画像生成部と、
    ユーザに対して前記コンテンツオブジェクト及び前記広告オブジェクトを含む前記画像を投稿する権利があることを示す権利情報を管理するブロックチェーンネットワークの分散台帳を参照して、前記広告オブジェクトが前記画像に含まれる場合にソーシャルネットワークへの投稿が許可され、前記画像を前記ソーシャルネットワークに投稿する投稿部と、
    を備えることを特徴とする拡張現実システム。
  2. 請求項1に記載の拡張現実システムであって、
    前記コンテンツオブジェクトはキャラクターであり、
    前記画像生成部は、ユーザが撮影した現実空間の画像に、前記キャラクター及び前記広告オブジェクトを含む前記画像を合成すること、
    を特徴とする拡張現実システム。
  3. 請求項1に記載の拡張現実システムであって、
    ユーザに対して前記コンテンツオブジェクト及び前記広告オブジェクトを含む前記画像を投稿する権利があることを示す権利情報をブロックチェーンネットワークに管理すること、
    を特徴とする拡張現実システム。

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