JP2019035159A - フットカバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このフットカバー100は、足底部104、側辺部106、踵部108および足甲側の爪先を覆う爪先部102で形成され、足底部104に対して上下反対側に足Fを出し入れするための開口部118が設けられている。開口部118の周縁に沿って単一素材で構成された伸縮性細幅生地116が、その少なくとも一部に伸縮性が低く伸びにくい重合領域110を備えるように、設けられている。
【選択図】図1
Description
そこで、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、着用時にパンプスから露出することのないよう履き口が大きくカットされた薄手のフットカバーが提案されている。このフットカバーを着用してパンプスを履けば、外観上、素足にパンプスを履いているように見え、足裏とパンプスとの間にはフットカバーが介しているため、汗によって靴の中が蒸れてしまうことを防止することができる。
このようなフットカバーはパンプスから露出しないよう履き口が大きくカットされているため、歩行中の摩擦等によって履き位置がずれたり、脱げたりすすることがある。一方、履き口を小さくしてしまうとパンプスから露出してしまう。このような問題点に鑑みて開発されたフットカバーが、以下の先行技術文献に開示されている。
すなわち、本発明に係るフットカバーは、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足首を露出するフットカバーであって、足底部、側辺部、踵部および足甲側の爪先を覆う爪先部で形成され、前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、前記開口部の周縁に沿って単一素材で構成された伸縮性細幅生地が設けられ、前記伸縮性細幅生地は、その少なくとも一部に伸縮性が低く伸びにくい領域を備える。
さらに好ましくは、前記フットカバーは、第1の伸縮性編地と第2の伸縮性編地と第3の伸縮性編地とが接合されて形成され、前記第1の伸縮性編地は、前側の側辺部と前記爪先部と爪先側の開口部とを構成し、前記第2の伸縮性編地は、前記足底部を構成し、前記第3の伸縮性編地は、後側の側辺部と前記踵部と踵側の開口部とを構成し、前記爪先側の開口部の周縁に設けられた伸縮性細幅生地と前記踵側の開口部の周縁に設けられた伸縮性細幅生地とが前記第1の伸縮性編地と前記第3の伸縮性編地との境界近傍で重なるように接合されることにより形成された前記領域を備えた前記第1の伸縮性編地および前記第3の伸縮性編地が、前記第2の伸縮性編地に、接合されているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記爪先部は、少なくとも1つの足爪を覆い少なくとも1つの足指の付け根を覆わないように構成することができる。
くい領域(重合領域110)を実現している。
界近傍で重なるように接合されることにより形成されている。このように形成された重合領域110を備えた第1の伸縮性編地120および第3の伸縮性編地130が、足底形状を備えた第2の伸縮性編地120に、接合されている。なお、重合領域110においては、限定されるものではなく逆でも構わないが、このフットカバー100においては、外側(足Fが接する側とは逆側:靴側)が第1の伸縮性編地120、内側(足Fが接する側:肌側)が第3の伸縮性編地130になるように重ね合わせられている。
上述したように、足底部104に対して上下反対側に足を出し入れするために設けられた開口部118の上縁の全周に亘って伸縮性細幅生地116がその少なくとも一部に伸縮性が低く伸びにくい重合領域110を備えるように設けられている。このフットカバー100においては、前側伸縮性細幅生地116Aを第1の伸縮性編地120の爪先側開口部118Aの部分に、後側伸縮性細幅生地116Bを第3の伸縮性編地130の踵側開口部118Bの部分に、それぞれ(重なり合うことなく)貼り付けている。そして、第1の伸縮性編地120と第3の伸縮性編地130とを側部縫合線112で縫合する際に前側伸縮性細幅生地116Aと後側伸縮性細幅生地116Bとを重ね合わせた重合領域110を形成している。
、従来のフットカバーと同じく開口部118の上縁の全周に亘って伸縮性細幅生地116設けられたもののその全体が均一的に伸び縮みするのではなく、図2(C)にの(白塗り矢示より短い)黒塗り矢示で示すように重合領域110は他の領域よりも伸び縮みしにくく、(黒塗り矢示より長い)白塗り矢示で示すように他の領域は重合領域110よりも伸び縮みしやすいという、フットカバー110の側方に部分的に伸び縮みしにくい重合領域110を備える。このフットカバー100を履くときには重合領域110以外の(伸縮性細幅生地116の大部分を占める)伸縮性細幅生地116が大きくかつ容易に伸張させることができるので開口部118が大きく開くために履きやすく、かつ、このフットカバー100を履いた後は(領域としては小さいものの)重合領域110の伸縮性細幅生地116が容易には伸張させることができないので開口部118の側方(足の側方)において足をしっかりと締め付けるために歩行時にフットカバー100がずれたり脱げたりすることがない。
22として、第1の伸縮性編地120および/または第3の伸縮性編地130よりも吸湿性が大きく汗を吸いやすい生地を採用する。これにより、足底部104の領域全体が吸湿性を備えることができる。なお、このような吸湿性を備える領域を足底全体ではなく足底の一部に設けるようにしても構わない。
102 (足甲側の爪先を覆う)爪先部
104 足底部
106 側辺部
106A 前側の側辺部
106B 後側の側辺部
108 踵部
110 重合領域
112 側部縫合線
114 足底縫合線
116 伸縮性細幅生地
116A 前側の伸縮性細幅生地
116B 後側の伸縮性細幅生地
118 開口部
118A (第1の伸縮性編地120により構成される)爪先側の開口部
118B (第3の伸縮性編地130により構成される)踵側の開口部
120 第1の伸縮性編地(前側の側辺部106A、爪先部102、爪先側の開口部118A)
122 第2の伸縮性編地(足底部104)
130 第3の伸縮性編地(後側の側辺部106B、踵部108、踵側の開口部118B)
150 踵部滑り止め
F 足
Claims (1)
- 爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足首を露出するフットカバーであって、足底部、側辺部、踵部および足甲側の爪先を覆う爪先部で形成され、前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、
前記開口部の周縁に沿って単一素材で構成された伸縮性細幅生地が設けられ、
前記伸縮性細幅生地は、その少なくとも一部に伸縮性が低く伸びにくい領域を備えることを特徴とする、フットカバー。
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Family
ID=65636830
Family Applications (1)
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JP2017155444A Active JP6972451B2 (ja) | 2017-08-10 | 2017-08-10 | フットカバー |
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2017
- 2017-08-10 JP JP2017155444A patent/JP6972451B2/ja active Active
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JP2020193427A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 岡本株式会社 | フットカバーおよびフットカバーの製造方法 |
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