JP7069462B2 - フットカバーの製造方法 - Google Patents
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そこで、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、着用時にパンプスから露出することのないよう履き口が大きくカットされた薄手のフットカバーが提案されている。このフットカバーを着用してパンプスを履けば、外観上、素足にパンプスを履いているように見え、足裏とパンプスとの間にはフットカバーが介しているため、汗によって靴の中が蒸れてしまうことを防止することができる。
このようなフットカバーはパンプスから露出しないよう履き口が大きくカットされているため、歩行中の摩擦等によって履き位置がずれたり、脱げたりすすることがある。一方、履き口を小さくしてしまうとパンプスから露出してしまう。このような問題点に鑑みて開発されたフットカバーが、以下の先行技術文献に開示されている。
実用新案登録第3165733号公報(特許文献2)は、特許文献1に開示されたフットカバーの開口部の周縁に沿ってゴム紐を設けたのでは、ゴム紐が足に食い込むため、足にゴム紐の型が付いてしまったり、痛みを感じたり、履き心地が良くないという問題があったことに鑑み、開口部の周縁に沿って平ゴムを設けて一面が足に接するようにした帯状伸縮部を形成したフットカバーを開示する。
させることにもなる。
本発明は、従来技術の上述の問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、個人差により足幅の広さや足甲の高さが異なることが当然であるがそれであってもフィット性を高めて、履きやすく履き心地がよく、歩行等の動作によっても脱げたり位置ずれしたりすることを少なくできるフットカバーの製造方法を提供することである。
すなわち、本発明に係るフットカバーの製造方法は、足甲、踵および足底を被覆するフットカバーであって、伸縮性生地で形成された足甲部と踵部と足底部とを含み、前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、前記足底部における足裏当接面に、前記足底部の伸縮性生地よりも伸びにくい伸縮性生地であって、複数の穴部が開けられた伸縮性生地が設けられているフットカバーの製造方法であって、前記足底部の伸縮性生地の全体面積に対する穴部の総開口面積の比率により、緊締力の強弱を調整することを特徴とする。また、本発明に係るフットカバーの製造方法は、前記穴部の形状および/または配置により、緊締力の方向性を調整することを特徴とする。
カバード・ヤーン等)を用いて編んだ平編みの生地)、トリコット(経編み機の一種であるトリコット機で編んだ経編みの生地)、パンティストッキング用の生地(ポリウレタン糸とナイロン糸とを含む編地)等が好ましく用いられる。特に、これらの中でもベア天は、(1)伸縮性にすぐれている点、(2)形状安定性がよく洗濯後の形状変化が少ない点、(3)風合いが柔らかくフィット感にすぐれている点、(4)シワや折り目がつきにくい点、(5)多孔性の構造なので通気性がある点、(6)綿を含む場合には肌触りおよび吸湿性がよい点、でフットカバーに好ましい。
また、限定されるものではないが、以下に示すフットカバー100は左右共用であって、左右共用であるために左右を履き間違いすることがない点で好ましい。なお、フットカバー100が左右共用でない場合には、左足用と右足用とは左右対称の形状を備える。
このフットカバー100を形成する足甲部110は、足甲を覆う足甲被覆部110A、足指を覆う足指被覆部110Bおよび足の側部を覆う足側被覆部110Cで構成される。なお、足甲部110における足甲被覆部110A、足指被覆部110Bおよび足側被覆部110Cが1枚の生地で構成されておらず、足甲部110が2以上の生地で構成されていても構わない。
開口部150を形成する足甲部110の上縁および踵部120の上縁には、その開口部150の周囲に亘って足甲側伸縮性細幅生地112および踵側伸縮性細幅生地122が設けられている。なお、足甲側伸縮性細幅生地112だけを設けるようにしても構わないし、足甲側伸縮性細幅生地112と踵側伸縮性細幅生地122として、別の種類の伸縮性細幅生地を設けるようにしても構わない。
そして、この伸縮性生地140は、図2(C)に示すような伸縮性生地240であっても構わない。図2(C)に示す伸縮性生地240は、図2(B)に示した伸縮性生地140の穴部142の直径よりも大きな直径からなる複数(ここでは9個)の穴部242を備える。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
110 足甲部
120 踵部
130 足底部
140、240 伸縮性生地
142、242 穴部
F 足
Claims (2)
- 足甲、踵および足底を被覆するフットカバーであって、伸縮性生地で形成された足甲部と踵部と足底部とを含み、
前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、
前記足底部における足裏当接面に、前記足底部の伸縮性生地よりも伸びにくい伸縮性生地であって、複数の穴部が開けられた伸縮性生地が設けられているフットカバーの製造方法であって、
前記足底部の伸縮性生地の全体面積に対する穴部の総開口面積の比率により、緊締力の強弱を調整することを特徴とするフットカバーの製造方法。 - 足甲、踵および足底を被覆するフットカバーであって、伸縮性生地で形成された足甲部と踵部と足底部とを含み、
前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、
前記足底部における足裏当接面に、前記足底部の伸縮性生地よりも伸びにくい伸縮性生地であって、複数の穴部が開けられた伸縮性生地が設けられているフットカバーの製造方法であって、
前記穴部の形状および/または配置により、緊締力の方向性を調整することを特徴とするフットカバーの製造方法。
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JP2005036368A (ja) | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Tatsuo Saito | パット及びこのパットを用いた靴下 |
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