JP3224536U - フットカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】上方開口部の周縁の広がりが適度に抑制されることにより、着用者の歩行時に脱げることが少なく、長時間に亘って履き心地が良好であるフットカバーを提供する。【解決手段】カバー全体を伸縮性の編地で編成するフットカバー1であり、着用者の足裏部、爪先部、両側辺部および踵部を覆い、足を出し入れするための楕円形平面の上方開口部16の内側において、カバー前方部2には上方開口部の周縁18と平行に所定の間隔をおいて粘着性を備える帯状の樹脂滑り止め部20を周縁内側に形成し、この樹脂滑り止め部と周縁との間に複数個のスポット状の樹脂滑り止め部22を間欠的に配列させ、さらにカバー後方部には粘着性を備える広幅の樹脂滑り止め部24を形成する。【選択図】図2
Description
本考案は、上方開口部の周縁の広がりが適度に抑制されることにより、着用者の歩行時に脱げることが少なく、長時間に亘って履き心地が良好であるフットカバーに関する。
フットカバーは全体が薄い編地からなり、主に爪先部と踵部を覆う靴下の一種である。フットカバーはインナーソックス、カバーソックス、ソックスカバーとも称し、女性や若者において、ファッションとしてパンプスやスニーカーを素足で履くことが好まれ、素足で着用する際に着用者の足と靴裏とが直接接触することによる不快感を軽減するために、あらかじめフットカバーを履くことが一般的である。
フットカバーを履くと、通常、足裏部、爪先部、両側辺部および踵部だけを覆い、ソックスとは異なって足甲部の大半および足首部は露出することにより、着用時にパンプスやスニーカーからフットカバーの一部が外部から見えない。これによって、外観的には素足にパンプスやスニーカーを直接履いているように見え、若い人のファッションに適している。滑り止め部を有しない通常のフットカバーは、靴着用時に外部から見えないように履き口の上方開口部が大きくカットされているため、着用者の歩行時に足から脱離したり、該カバーの履き位置がズレることが多い。
このため、数多くの発明や考案が、フットカバーが歩行時に脱げやすいという問題点を改善するために既に提案されている。例えば、実開平6-51207号、特開平9-59804号、特開平10−292206号では、踵当接部の内面に摩擦付与体を取り付け、該摩擦付与体は、ゴム、発泡ウレタンやシリコーンゴムなどのシートまたは突起状弾性体である。特開2014−133952号では、踵部および上方開口部近辺の側辺部に伸縮性の細幅生地を設け、該細幅生地は側辺部の表側および裏側に設けられている。特開2015−137426号では、踵部および上方開口部近辺の側辺部に伸縮性および粘着性を有する幅5〜15mmの帯状シリコーン部を設け、このシリコーンテープは接着剤で接着してもシルク印刷で形成してもよい。
さらに、特開2016−50373号では、上方開口部の縫着線はゴム糸を挿入してダブルウェルトに編成され、該縫着線は他の編み地部分よりも締め付け力が高く、この縫着線に沿って平ゴムなどの伸縮性生地を上方開口部の生地に熱接合することも可能である。特開2016−56479号では、上方開口部の内周において樹脂製の滑り止め縁部材をほぼリング状に設け、爪先部および両側辺部を内リングと外リングとの2重リング状に形成している。特開2016−69750号では、上方開口部を袋状のダブルウェルトに編成するとともに、フットカバーのボディ部が、短繊維または長繊維からなる表糸とウレタン糸を芯糸とする弾性糸である裏糸とで構成する添糸編で編成され、ダブルウェルトの編み始め部分が、ボディ部の裏糸のウレタン芯糸よりも太い200dtex以上の太さのウレタン糸を芯糸とするシングルカバーの被覆弾性糸で編成されている。
実開平6-51207号、特開平9-59804号、特開平10−292206号では、踵当接部の内面に取り付けた摩擦付与体だけでフットカバーの脱落や履き位置ズレを防ぐため、脱落や履き位置ズレを完全に防止することは困難である。特開2014−133952号および特開2015−137426号は、踵部および上方開口部近辺の側辺部において、伸縮性の細幅生地または帯状のシリコーン部を設けるので、細幅生地やシリコーンテープがある程度の幅と厚みを有することにより、足甲部を必要以上に締め付け、フットカバーの履き心地が低下する。
また、特開2016−50373号および特開2016−69750号は、上方開口部を袋状のダブルウェルトに編成することにより、該ダブルウェルトにゴム糸を挿入していないと、太いウレタン糸を芯糸とする被覆弾性糸を用いて編成しても締め付け力が低下しやすい。特開2016−56479号では、上方開口部の内周においてシリコーン樹脂製の滑り止め縁部材をほぼ2重のリング状に設けるため、滑り止めシリコーン樹脂で足甲部を必要以上に締め付けたり、この締め付けが不十分であるとフットカバーが使用時に脱落したり履き位置ズレが起こりやすい。
本考案は、従来のフットカバーに関する前記の問題点を改善するために提案されたものであり、着用者の歩行時などに脱げることがなく、しかも履き心地が良好であるフットカバーを提供することを目的としている。本考案の他の目的は、上方開口部の周縁前方部および後方部において足甲部を締め付けなくても確実に滑り止めを行うフットカバーを提供することである。
本考案に係るフットカバーは、カバー全体を伸縮性の編地で編成し、着用者の足裏部、爪先部、両側辺部および踵部を覆う。足を出し入れするための楕円形平面の上方開口部の内側において、カバー前方部には上方開口部の周縁と平行に所定の間隔をおいて粘着性を備える帯状の樹脂滑り止め部を周縁内側に形成し、この樹脂滑り止め部と周縁との間に複数個のスポット状の樹脂滑り止め部を間欠的に配列させ、さらにカバー後方部には粘着性を備える広幅の樹脂滑り止め部を形成する。
本考案に係るフットカバーでは、カバー前方部において、帯状の樹脂滑り止め部は周縁前方部が拡がりすぎるのを抑制し、該樹脂滑り止め部と上方開口部の周縁との間のスポット状の樹脂滑り止め部は、その一側辺が上方開口部の周縁と接することにより、カバーを履いた際に周縁前方部を適度に縮ませて着用者の足甲部と密着させる。また、カバー後方部において、広幅の樹脂滑り止め部は、上方開口部の周縁の湾曲縁と反対向きに逆U字形の湾曲平面を有し、該樹脂滑り止め部の中間部側辺は周縁と近接している。この樹脂滑り止め部はカバーを履いた際に着用者の踵部と密着し、この際に、樹脂滑り止め部の湾曲表面の向きが踵部の脱着方向である垂直方向に対して斜めになることにより、着用者の踵部がフットカバーから脱げることを防止する。
本考案に係るフットカバーにおいて、カバー前方部における帯状の樹脂滑り止め部は幅3〜5mmおよび長さ50〜70mmであり、上方開口部の周縁と接するスポット状の樹脂滑り止め部は一辺が2〜5mmの矩形状であり、カバー後方部における広幅の樹脂滑り止め部は幅14〜18mmおよび長さ50〜70mmであると好ましい。また、帯状の樹脂滑り止め部、スポット状の樹脂滑り止め部はいずれもシリコーン樹脂からなると好ましい。
本考案に係るフットカバーでは、上方開口部の周縁内側に設けた帯状の樹脂滑り止め部、複数個のスポット状の樹脂滑り止め部、広幅の樹脂滑り止め部のいずれもが薄くて伸びやすく、カバー編地との違和感が小さく且つ粘着性があって滑り止め効果が高い。これらの樹脂滑り止め部を上方開口部の周縁内側に形成することにより、着用者の歩行時にフットカバーが脱げたり、履き位置ズレが起こりにくくなるので、長時間着用しても履き心地が低下することがない。
本考案に係るフットカバーは、帯状の樹脂滑り止め部、スポット状の樹脂滑り止め部、広幅の樹脂滑り止め部を有することにより、これらの樹脂滑り止め部による滑り止め効果に加えて、上方開口部の前方部において、帯状の樹脂滑り止め部はカバーを履いた際に周縁前方部が拡がりすぎるのを抑制し、且つスポット状の樹脂滑り止め部は周縁前方部を適度に縮ませて着用者の足甲部と密着させる。また、上方開口部の後方部において、広幅の樹脂滑り止め部はカバーを履いた際に着用者の踵部と密着し、該樹脂滑り止め部の湾曲表面の向きが踵部の脱着方向に対して斜めになることにより、着用者の踵部がフットカバーから脱げることをいっそう効果的に防止する。
本考案に係るフットカバー1は、着用者が足に履いた際に図1に示すような立体形状になり、販売時や非着用時には支持台紙(図示しない)を入れて折り畳むと図2に示すようにほぼ平らになる。着用者がフットカバー1を履く際には、足先をカバー前方部2に嵌め、ついでカバー後方部4を立てて踵部を嵌めれば図1に示すような立体形状になる。フットカバー1は、コンピュータ制御の全自動丸編み機などによって編成すると、その生産効率および製品均一性などが優れている。
フットカバー1は、綿糸、ポリエステル繊維、アセテート繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリウレタン繊維、綿糸とポリエステル繊維との混紡繊維などの単数または複数の繊維糸からなり、全体が薄い一体編地によって高い伸縮性を備え、細いポリエステル繊維やナイロンでポリウレタン糸の芯糸をカバーリングした被覆弾性糸またはゴム糸を使用してもよい。例えば、フットカバー1は、ナイロンとポリウレタンの混合素材のような伸縮性を備えた薄い編地からなり、足形平面の足底部6と、カバー前方部2、両側辺部8,8およびカバー後方部4を含む足周囲部10とを別個に編成し、足周囲部10の下辺を足底部6の周囲に沿って環状に縫着線12で縫着する。
着用時のフットカバー1は、図1に示すように、主に着用者の足14の足裏部、爪先部、両側辺部および踵部だけを覆い、足甲部の大半および足首部を露出させる。フットカバー1は、着用時にパンプスやスニーカーなどの靴から露出しないように、履き口である上方開口部16が大きく開き、該上方開口部は折り畳んだ状態で楕円形平面を有する(図2参照)。上方開口部16は、一体的に編成された足周囲部10において環状の周縁18によって構成され、該周縁は伸縮性が非常に高いけれども使用継続によって拡がることが生じやすい。
このフットカバーは、靴下編み機によって足底部6および足周囲部10の全体を一体的に編成してもよく、この場合には縫着線12を有しない。また、カバー前方部2、両側辺部8,8およびカバー後方部4をそれぞれ別個に編成し、ついで全体を縫着して一体化してから足底部6と縫着したり、両側辺部8,8およびカバー後方部4だけを一体的に編成することも可能であり、この場合には足周囲部10において高さ方向に別個に縫着線が形成され、編地片の数に応じてこの縫着線が2本以上になる。
上方開口部16の内側において、その周縁18の近傍に樹脂滑り止め部20,22,24を形成する。樹脂滑り止め部20,22,24は、同一または異なるシリコーン樹脂または他の粘着性樹脂からなり、シルクスクリーン機による厚盛り印刷、凸版や凹版印刷機による印刷、テープ状素材の熱融着などによって形成すればよい。樹脂滑り止め部20および22の各隅部は、図示とは異なり面取り状に湾曲させると、その個所から剥がれたり破損することが少なくなるので好ましい。
カバー前方部2には、上方開口部16の内側において、図2と図3に示すように、該上方開口部の周縁18と平行に所定の間隔をおいて粘着性を備える帯状の樹脂滑り止め部20を周縁内側に形成し、樹脂滑り止め部20と周縁18との間に複数個のスポット状の樹脂滑り止め部22を間欠的に配列させる。スポット状の樹脂滑り止め部22は、例えば矩形平面に近い形状であり、その一側辺が上方開口部16の周縁18と接することにより、カバー1を履いた際に周縁前方部を適度に縮ませ、上方開口部16の広がりを効果的に抑止して着用者の足甲部と密着させるので好ましい。
帯状の樹脂滑り止め部20の内周辺は、周縁前方部と曲率半径の中心はほぼ同じであり、その曲率半径は周縁前方部よりも5mm以上大きい。樹脂滑り止め部20は、幅3〜5mmおよび長さ50〜70mmであると好ましく、長さが50mm未満であると上方開口部16の広がり抑止効果が小さく、70mmを越えると上方開口部16を締め付けすぎることになる。また、スポット状の樹脂滑り止め部22は、一辺が2〜5mmの矩形状平面であると好ましく、該滑り止め部を帯状の樹脂滑り止め部20に対して等間隔に4〜7個配列すると好ましい。
一方、カバー後方部4には、上方開口部16の内側において、粘着性を備える広幅の樹脂滑り止め部24を形成し、該樹脂滑り止め部の両端部は半円形状に面取りされている。広幅の樹脂滑り止め部24は、図2と図4に示すように、上方開口部16の周縁18の湾曲縁と反対向きに逆U字形の湾曲平面を有し、該樹脂滑り止め部の中間部側辺は周縁18と近接する。樹脂滑り止め部24はカバー1を履いた際に着用者の踵部と密着する。この際に、樹脂滑り止め部24の湾曲表面の向きが踵部の脱着方向である垂直方向に対して斜めになることにより、着用者の踵部がフットカバーから脱げることを効果的に防止する。
カバー後方部4における広幅の樹脂滑り止め部24は、幅14〜18mmおよび長さ50〜70mmであると好ましく、幅が14mm未満であると滑り止め効果および編地の伸び防止効果が小さくなり、18mmを越えると着用者に違和感を与えてカバー1の履き心地が低下する。広幅の滑り止め部24は、図示のような比較的浅い逆U字形の湾曲平面だけでなく、曲率半径のより大きい湾曲平面であっても逆V字形の湾曲表面でもよい。
フットカバー1では、上方開口部の周縁内側に設けた帯状の樹脂滑り止め部20、複数個のスポット状の樹脂滑り止め部22、広幅の樹脂滑り止め部24のいずれもが薄くて伸びやすく、カバー編地との違和感が小さく且つ粘着性があって滑り止め効果が高い。樹脂滑り止め部20,22,24を上方開口部16の周縁内側に形成し、カバー周縁18の広がりを適度に抑制することにより、着用者の歩行時にフットカバー1が脱げず、履き位置ズレが起こりにくくて長時間着用しても履き心地が低下しない。
フットカバー1では、図1から図3に示すように、カバー前方部2において、帯状の樹脂滑り止め部20を上方開口部16の周縁18と平行に周縁内側に形成し、さらに複数個のスポット状の樹脂滑り止め部22を帯状の樹脂滑り止め部20と周縁18との間に間欠的に配列する。この結果、フットカバー1を着用した際に、着用者の足首部がカバー編地表面から滑らずに密着するとともに、カバー周縁18の広がりを適度に抑制する。また、カバー後方部4には、上方開口部16の内側において広幅の樹脂滑り止め部24を形成し、該樹脂滑り止め部は、図2と図4に示すように、上方開口部16の周縁18の湾曲縁と反対向きに逆U字形の湾曲平面を有することにより、着用者の踵部がフットカバーから脱げることをいっそう効果的に防止する。
次に、本考案を実施例に基づいて説明するが、本考案は実施例によって限定されるものではない。フットカバー1は、ナイロンとポリウレタンの混合素材である薄い編地からなり、さらに綿を加えて感触性を良くすることも可能である。フットカバー1を製造するために、足形平面の足底部6と、カバー前方部2、両側辺部8,8およびカバー後方部4を含む細長い足周囲部10とを別個に編成する。一般に、足底部6は、公知のたて編機によって適宜に幅を変えながら連続的に編成し、足周囲部10は公知の丸編み機を用いて一体的に編成する。
環状の足周囲部10は、ロータリーまたは扇型スクリーン印刷機に送り込み、シリコーン樹脂によって樹脂滑り止め部20,22,24を約200μmの厚盛りで印刷する。カバー前方部2において、帯状の樹脂滑り止め部20を上方開口部16の周縁18と平行に周縁内側に形成し、5個のスポット状の樹脂滑り止め部22を樹脂滑り止め部20と周縁18との間に間欠的に配列する。また、カバー後方部4において、広幅の樹脂滑り止め部24を形成し、該樹脂滑り止め部は上方開口部16の周縁18の湾曲縁と反対向きに逆U字形の湾曲平面を有する。
足周囲部10において、帯状の樹脂滑り止め部20の内周辺は周縁前方部と曲率半径の中心はほぼ同じであり、その曲率半径は周縁前方部よりも約7mm大きい。樹脂滑り止め部20は、幅4mmおよび長さ60mmである。また、スポット状の樹脂滑り止め部22は、3×4mmの矩形状平面であると好ましく、該滑り止め部を帯状の樹脂滑り止め部20に対して10mmの等間隔で5個配列する。一方、カバー後方部4における広幅の樹脂滑り止め部24は、幅16mmおよび長さ56mmであると好ましい。
フットカバー1を製造する際には、足底部6の周囲に足周囲部10の下辺を環状に縫着線12で縫着する。足周囲部10を足底部6に縫着すると、カバー前方部2、両側辺部8,8およびカバー後方部4がそれぞれ形成され、樹脂滑り止め部20,22,24を上方開口部16の周縁18の内側に配置する。つまり各周縁に沿って内側に形成される。また、樹脂滑り止め部24は、フットカバー1の製造後に上方開口部16の後方周縁の内側に位置する。
縫製完了後のフットカバー1は、図1に示すように、着用者の足14の足裏部、爪先部、両側辺部および踵部を被覆するとともに、足甲部の大半および足首部は露出する。フットカバー1は、全体が薄手の編地で編成され、着用時にパンプスやスニーカーなどの靴から露出しないように、履き口である上方開口部が大きく開かれている。フットカバー1は、足底部6の全周囲に縫着線12が形成されるだけであるので、縦縫着線が複数本である従来品と比べて着用者の足14に与える違和感は小さい。
1 フットカバー
2 カバー前方部
4 カバー後方部
8,8 両側辺部
10 足周囲部
12 縫着線
16 上方開口部
18 周縁
20 帯状の樹脂滑り止め部
22 スポット状の樹脂滑り止め部
24 広幅の樹脂滑り止め部
2 カバー前方部
4 カバー後方部
8,8 両側辺部
10 足周囲部
12 縫着線
16 上方開口部
18 周縁
20 帯状の樹脂滑り止め部
22 スポット状の樹脂滑り止め部
24 広幅の樹脂滑り止め部
Claims (5)
- カバー全体を伸縮性の編地で編成するフットカバーであり、着用者の足裏部、爪先部、両側辺部および踵部を覆い、足を出し入れするための楕円形平面の上方開口部の内側において、カバー前方部には上方開口部の周縁と平行に所定の間隔をおいて粘着性を備える帯状の樹脂滑り止め部を周縁内側に形成し、この樹脂滑り止め部と周縁との間に複数個のスポット状の樹脂滑り止め部を間欠的に配列させ、さらにカバー後方部には粘着性を備える広幅の樹脂滑り止め部を形成するフットカバー。
- カバー前方部において、帯状の樹脂滑り止め部は周縁前方部が拡がりすぎるのを抑制し、該樹脂滑り止め部と上方開口部の周縁との間のスポット状の樹脂滑り止め部は、その一側辺が上方開口部の周縁と接することにより、カバーを履いた際に周縁前方部を適度に縮ませて着用者の足甲部と密着させる請求項1記載のフットカバー。
- カバー後方部において、広幅の樹脂滑り止め部は、上方開口部の周縁の湾曲縁と反対向きに逆U字形の湾曲平面を有し、該樹脂滑り止め部の中間部側辺は周縁と近接しており、該樹脂滑り止め部はカバーを履いた際に着用者の踵部と密着し、この際に、樹脂滑り止め部の湾曲表面の向きが踵部の脱着方向である垂直方向に対して斜めになることにより、着用者の踵部がフットカバーから脱げることを防止する請求項1記載のフットカバー。
- カバー前方部における帯状の樹脂滑り止め部は幅3〜5mmおよび長さ50〜70mmであり、上方開口部の周縁と接するスポット状の樹脂滑り止め部は一辺が2〜5mmの矩形状であり、カバー後方部における広幅の樹脂滑り止め部は幅14〜18mmおよび長さ50〜70mmである請求項1記載のフットカバー。
- 帯状の樹脂滑り止め部、スポット状の樹脂滑り止め部、広幅の樹脂滑り止め部はいずれもシリコーン樹脂からなる請求項1記載のフットカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003906U JP3224536U (ja) | 2019-10-15 | 2019-10-15 | フットカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019003906U JP3224536U (ja) | 2019-10-15 | 2019-10-15 | フットカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3224536U true JP3224536U (ja) | 2019-12-26 |
Family
ID=69061958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003906U Active JP3224536U (ja) | 2019-10-15 | 2019-10-15 | フットカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3224536U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021193888A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 岡本株式会社 | フットカバー |
JP7475653B2 (ja) | 2020-06-10 | 2024-04-30 | 岡本株式会社 | フットカバー |
-
2019
- 2019-10-15 JP JP2019003906U patent/JP3224536U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021193888A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 岡本株式会社 | フットカバー |
JP7475653B2 (ja) | 2020-06-10 | 2024-04-30 | 岡本株式会社 | フットカバー |
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