JP2019032549A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置を変位させた時に付属機器との当接を回避する画像表示装置を提供する。【解決手段】対象となる本体に対して回動可能な画像表示装置40であって、平板部42bと、上記平板部に対して平行な方向に直進案内される被直進案内部材43と、を少なくとも有する揺動部42と、上記揺動部が回動する回動軸62から離間する方向であって上記平板部に平行に沿う方向に向かって、当該平板部に対して上記被直進案内部材43を付勢する付勢部材44と、上記本体に対して回動した回動位置から上記本体に収納保持される収納位置へ上記揺動部を回動させる際に、上記付勢部材に抗して上記被直進案内部材43を上記平板部に沿って移動させるカム手段45,46と、を具備する。【選択図】図4

Description

この発明は、可動式の画像表示装置に関するものである。
従来、撮像光学系により結像された光学像を、撮像素子を用いて順次光電変換し、これにより取得された画像信号を所定の形態のデジタル画像データとして記憶媒体に記憶すると共に、当該デジタル画像データに基いて静止画像又は動画像を表示する画像表示部材(表示パネル)を具備した画像表示装置等を備えて構成されるデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置が一般に実用化され広く普及している。
この種の撮像装置に適用される画像表示装置としては、例えば装置の背面側に配置され、表示パネルの表示面が外方に向けて露呈するように配設されていると共に、使用者(ユーザ)の操作に応じて表示パネルの表示面の向きを変更させ得る可動機構を備えたもの(以下、可動式の画像表示装置という)が、例えば特開2007−286177号公報等によって種々開示されており一般に普及している。
一方、従来の撮像装置においては、例えば装置の上面側にアクセサリ機器取付部(いわゆるアクセサリシュー又はホットシュー等と呼ばれる部位)を具備し、このアクセサリ機器取付部に、装置本体とは別体に形成された様々な形態のアクセサリ機器(付属機器)を装着することによって、装置本体の機能を拡張し得るように構成されたものが実用化されている。
そして、従来の撮像装置等においては、装置背面側に可動式の画像表示装置を具備すると共に、アクセサリ機器取付部を有し、各種のアクセサリ機器を着脱して利用するように構成された撮像装置が広く普及している。
従来のこの種の撮像装置においては、アクセサリ機器取付部にアクセサリ機器を装着したときに、当該アクセサリ機器の一部分が、装置背面側に回り込んだ位置にまで配置されているものがある。このような形態のものでは、当該アクセサリ機器の一部位が可動式の画像表示装置の可動範囲内に配置されてしまうものもある。すると、この場合、撮像装置にアクセサリ機器を装着した状態で、可動式の画像表示装置を動かしたとき、上記アクセサリ機器の一部位に可動式の画像表示装置の一部が当接(干渉)して、当該可動式の画像表示装置の動きを阻害してしまう場合がある。
このようなことを考慮して、従来のこの種の撮像装置においては、アクセサリ機器取付部に装着されたアクセサリ機器が画像表示装置の可動範囲内で当接(干渉)しないようにする工夫が種々なされている。
例えば、撮像装置のアクセサリ装着部と画像表示装置との配置を工夫し、両者間の間隔を充分に確保してレイアウトしたり、アクセサリ機器の一部若しくは画像表示装置の一部を切り欠いた形態とする等の工夫が考えられている。
特開2007−286177号公報
ところが、上記従来の撮像装置において、例えばアクセサリ装着部と画像表示装置とを離間するように配置する工夫では、装置自体が大型化してしまうという問題点がある。また、アクセサリ機器の一部や画像表示装置の一部を切り欠いた形態とする手段では、アクセサリ機器の形状が規制されたり、より大きな表示面を有する画像表示装置を適用することが規制されてしまうという問題点がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、可動式の画像表示装置を変位させたとき、画像表示装置の一部とアクセサリ機器の一部との当接(干渉)を回避する機構を備えた画像表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の画像表示装置は、対象となる本体に対して回動可能な画像表示装置であって、平板部と、上記平板部に対して平行な方向に直進案内される被直進案内部材と、を少なくとも有する揺動部と、上記揺動部が回動する回動軸から離間する方向であって上記平板部に平行に沿う方向に向かって、当該平板部に対して上記被直進案内部材を付勢する付勢部材と、上記本体に対して回動した回動位置から上記本体に収納保持される収納位置へ上記揺動部を回動させる際に、上記付勢部材に抗して上記被直進案内部材を上記平板部に沿って移動させるカム手段と、を具備する。
本発明によれば、可動式の画像表示装置を変位させたとき、画像表示装置の一部とアクセサリ機器の一部との当接(干渉)を回避する機構を備えた画像表示装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の画像表示装置を備えた撮像装置を示す背面斜視図 図1の撮像装置にアクセサリ機器を取り付けた状態の正面図 図2の状態の撮像装置の右側面図 本発明の第1の実施形態の画像表示装置における表示パネル支持ユニットの分解斜視図 図4の表示パネル支持ユニットの組み立て状態を示し、表示パネル支持ユニットを若干開いた状態で左寄りの後方からみた斜視図 図4の表示パネル支持ユニットの組み立て状態を示し、表示パネル支持ユニットを若干開いた状態を上方寄りの右側方からみた斜視図 図4の表示パネル支持ユニットの組み立て状態を示し、表示パネル支持ユニットの半開状態を上方寄りの右側方からみた斜視図 図4の表示パネル支持ユニットにおいて、第1の揺動部材に対して第2の揺動部材及び被直進案内部材が平行状態にあって、ストッパ部材とストッパ部とが離間している状態を示す縦断面図 図4の表示パネル支持ユニットにおいて、第1の揺動部材に対して第2の揺動部材及び被直進案内部材が平行状態にあって、ストッパ部材とストッパ部とが当接している状態を示す縦断面図 本発明の第1の実施形態の作用を示し、可動式の画像表示装置を備えた撮像装置のアクセサリ機器取付部にアクセサリ機器(付属機器)が装着され、かつ画像表示装置が本体の背面側の平面部に対して平行な通常状態にある状態において一部(カム手段近傍)を断面で表す側面図 図10の状態から画像表示装置が本体の背面側の平面部に対して非平行な状態に移行している途中状態を示し、画像表示装置の一部が閃光発光装置の一部に当接するのを回避しつつある様子を示すアクセサリ機器付き撮像装置の側面図 図11の状態からさらに画像表示装置の非平行状態への移行が進み、画像表示装置の一部の閃光発光装置の一部に対する移動量を最大としときの状態を示すアクセサリ機器付き撮像装置の側面図 図12の状態からさらに画像表示装置の非平行状態への移行が進み、画像表示装置の変位がフリー状態になった際の様子を示すアクセサリ機器付き撮像装置の側面図 本発明の第2の実施形態の画像表示装置における表示パネル支持ユニットの組み立て状態を示し、表示パネル支持ユニットを若干開いた状態で左寄りの後方からみた斜視図 図14の表示パネル支持ユニットにおいて、カム手段の部材配置を明示する斜視図
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。本発明の各実施形態は、例えば撮像光学系により結像された光学像を、例えばCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor;相補性金属酸化膜半導体)型イメージセンサー等の光電変換素子等(以下、撮像素子という)を用いて順次光電変換し、これにより得られた画像信号を所定の形態の画像データ(例えば静止画像又は動画像を表わすデジタル画像データ)として記憶媒体に記憶すると共に、この記憶媒体に記憶されたデジタル画像データに基いて静止画像又は動画像を表示する表示パネル、例えば液晶表示ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)や有機エレクトロルミネッセンス(有機EL;Organic Electro-Luminescence:OEL)ディスプレイ等の表示パネルを有し、この表示パネルを保持すると共に使用者(ユーザ)の操作に応じて上記表示パネルの表示面の向きを変更させ得る可動機構を備えた可動式の画像表示装置を具備してなる撮像装置、例えばデジタルカメラやビデオカメラ等(以下、単にカメラという)を例示するものである。
なお、以下の説明に用いる各図面は模式的に示すものであり、各構成要素を図面上で認識可能な程度に示すために、各部材の寸法関係や縮尺等を各構成要素毎に異ならせて示している場合がある。したがって、本発明は、これら各図面に記載された構成要素の数量,構成要素の形状,構成要素の大きさの比率,各構成要素の相対的な位置関係等に関し、図示の形態のみに限定されるものではない。
また、以下の各実施形態において、カメラの使用時に被写体に対向する面をカメラの前面というものとする。また、カメラの使用時に使用者が対面する面をカメラの背面というものとする。そして、当該カメラに設けられる複数の操作部材のうちシャッターレリーズボタンが配設されている面を上面というものとする。一方、カメラの上面に対向する面を底面というものとする。さらに、カメラの通常の使用状態で両側に配置される面を左側面及び右側面というものとする。この場合における左右の判別は、被写体側からカメラの前面に向かって見たときの左側と右側とをそれぞれ左,右として区別する。
そして、各実施形態においては、カメラの前面に対向する被写体の側をカメラの前方というものとし、カメラの背面側に配置される画像表示装置に対向する使用者(ユーザ)の側をカメラの後方というものとする。
また、撮像光学系の光軸に平行な軸をZ軸とし、このZ軸にそれぞれ直交し、かつ互いに直交する二軸のうちカメラの前面に向かって左右方向の軸をX軸、上下方向の軸をY軸というものとする。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態の画像表示装置を備えた撮像装置を示す背面斜視図である。図2は図1の撮像装置にアクセサリ機器を取り付けた状態の正面図である。図3は図2の状態の撮像装置の右側面図である。図4〜図9は本実施形態の画像表示装置における表示パネル支持ユニットを示す図である。このうち図4は表示パネル支持ユニットの分解斜視図である。図5〜図7は表示パネル支持ユニットの組み立て状態を示す斜視図である。このうち図5は表示パネル支持ユニットを若干開いた状態で左寄りの後方からみた斜視図である。図6は表示パネル支持ユニットを若干開いた状態を上方寄りの右側方からみた斜視図である。図7は表示パネル支持ユニットの半開状態を上方寄りの右側方からみた斜視図である。図8,図9は表示パネル支持ユニットの縦断面図である。このうち図8は、表示パネル支持ユニットにおいて、第1の揺動部材に対して第2の揺動部材及び被直進案内部材が平行状態にあって、ストッパ部材とストッパ部とが離間している状態を示す縦断面図である。図9は、表示パネル支持ユニットにおいて、第1の揺動部材に対して第2の揺動部材及び被直進案内部材が平行状態にあって、ストッパ部材とストッパ部とが当接している状態を示す縦断面図である。
まず、本実施形態の画像表示装置を備えた撮像装置の概略構成について、図1,図2を用いて以下に説明する。
本実施形態の撮像装置であるカメラ1は、撮影光学系を備えたレンズ鏡筒(不図示)を着脱自在とするレンズ交換式の撮像装置である。本実施形態においては、図面の煩雑化を避けるために、上記レンズ鏡筒の図示は省略している。
本実施形態のカメラ1は、本体10と、この本体10の前面に装着されるレンズ鏡筒(不図示)と、背面部の平面部に配置され同平面部に対して平行状態と非平行状態とに揺動可能な画像表示装置等によって主に構成される。
上記本体10の前面の略中央部分には、図2に示すようにカメラマウント22が配設されている。このカメラマウント22は、不図示のレンズ鏡筒を連結し、固定保持する構成部材である。
上記本体10の前面の左寄りの部位には、グリップ部24が配設されている。このグリップ部24は、使用者(ユーザ)がカメラ1の本体10を把持する際の右手側の指かかり部位となっている。
上記本体10の背面には、図1に示すように、その大部分の領域を覆うように画像表示装置が配設されている。この画像表示装置は、画像表示部材である表示パネル21と、この表示パネル21を保持する表示パネル支持ユニット40(詳細構成は後述する)とを有して構成されている。
画像表示装置は、上記表示パネル支持ユニット40によって上記本体10の所定の位置に収納保持された収納状態と、表示パネル21の表示面の向き(表示アングル)を所定の範囲内で自在に変更し得る状態との間で変位可能となるように、本体10に対して保持されている可動式の画像表示装置である。なお、表示パネル支持ユニット40の詳細構成は後述する(図4等参照)。また、上記画像表示装置は、表示パネル21の表示面が本体10の背面と略平行となるように配設されている状態を通常状態というものとする。
上記本体10の上面,背面,前面には、例えば押しボタン式,回転ダイヤル式,スライド式等の各種の操作形態からなる複数の操作部材が配設されている。具体的には、例えば本体10の上面には、シャッタリリースボタン11,電源オンオフボタン12等の押しボタン式操作部材や、コマンドダイヤル13,モード切換ダイヤル14等の回転ダイヤル式操作部材が配設されている。また、本体10の背面には、コントロールダイヤル十字ボタン15,複数のプッシュボタン16,17,18等が配設されている。そして、本体10の前面には、レンズリリースボタン23等の操作部材が配設されている。
上記本体10の上面の略中央部分には、アクセサリ機器取付部19が配設されている。このアクセサリ機器取付部19は、いわゆるアクセサリシュー又はホットシュー等と呼ばれる部位である。即ち、アクセサリ機器取付部19には、本体10とは別体に構成される様々な形態のアクセサリ機器(付属機器)を着脱自在とする部位である。このアクセサリ機器取付部19に各種のアクセサリ機器を装着することによって、カメラ1の機能を拡張することができるように構成されている。
なお、アクセサリ機器取付部19に装着されるアクセサリ機器としては、例えば閃光発光装置(フラッシュ装置),照明用光源(LED照明装置),電子ビューファインダー装置(EVF装置),マイクロフォン,無線通信ユニット等がある。なお、上記アクセサリ機器についての図示は、図1では省略しているが、図2,図3においては、アクセサリ機器取付部19に閃光発光装置31を装着した例を示している。
上記アクセサリ機器取付部19の内部には、電気接点19aが設けられている。この電気接点19aは、アクセサリ機器取付部19にアクセサリ機器が取り付けられたとき、両者間の電気的な接続を確保するための接点端子である。また、この電気接点19aとは別に、上記アクセサリ機器取付部19の近傍、例えば背面側の部位には、同様にアクセサリ機器との電気的接続を確保するための別の接続部であり、凹形状に形成され内部に複数の電気接点部を備えたアクセサリポート20が設けられている。したがって、アクセサリ機器をアクセサリ機器取付部19に装着するとき、アクセサリポート20に対する接続をも同時に確保する形態になるものがある。このような形態のアクセサリ機器の一例として、例えば図3に示す閃光発光装置31を示している。
この閃光発光装置31を本体10のアクセサリ機器取付部19に対して取り付ける際には、本体10の背面側後方から前方に向けてスライドさせる操作が行われる。このとき同時に、閃光発光装置31の所定の部位が、背面側のアクセサリポート20に接続される構成となっている。そのために、アクセサリ機器側、即ち閃光発光装置31の側には、上記アクセサリポート20の凹状部に対向する部位に、複数の接点部を備えた凸状部が配設されている(不図示)。
そして、上記凸状部が配設されている部位を含む閃光発光装置31の一部位31a(図3参照)は、アクセサリ機器取付部19に閃光発光装置31が装着され、同時にアクセサリポート20との接続が確保された状態となったとき、上記アクセサリポート20を覆うように形成されている。このとき、アクセサリ機器の形態によっては、当該アクセサリ機器の一部が上記アクセサリポート20を覆うと同時に、上記画像表示装置の表示パネル21の一部(図3の符号21aで示す部位)をも覆う位置に配設されるものがある。
上述したように画像表示装置は、表示パネル支持ユニット40が変位することによって、表示パネル21の表示面の向き(表示アングル)を所定の範囲内で変更し得るように構成されている。具体的には、例えば図3に示すように、画像表示装置は、X軸と平行な回動軸62を中心として矢印R1方向に回転することで、本体10の背面に平行に配設されていた表示面を傾斜させて、下方からも観察しやすいような表示アングルとすることができる。この場合において、上記画像表示装置の表示パネル21が回動軸62を回転中心として矢印R1方向に回転すると、上記表示パネル21の一部位21aが上記閃光発光装置31の一部位31aに当接してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態のカメラ1においては、表示パネル支持ユニット40の構成を工夫することによって、上記画像表示装置の表示パネル21が回動軸62を回転中心として矢印R1方向に回転するとき、上記画像表示装置の表示パネル21の一部位21aが上記閃光発光装置31の一部位31aに当接するのを回避するように構成されている。
ここで、本実施形態のカメラ1における表示パネル支持ユニット40の詳細構成を、図4〜図9を用いて以下に説明する。
本実施形態のカメラ1における表示パネル支持ユニット40は、上述したように、表示パネル21を保持する構成ユニットである。表示パネル支持ユニット40は、本体10の背面側における所定の位置に表示パネル21を収納保持する一方、表示パネル21の表示面の向き(表示アングル)を所定の範囲内で変更し得るように構成されている。
そのために、表示パネル支持ユニット40は、固定軸部材41aと、第1の揺動部材41と、第2の揺動部材42と、被直進案内部材43と、付勢部材44と、カム手段(45,46)等によって主に構成されている。
固定軸部材41aは、本体10に対して当該表示パネル支持ユニット40を固定すると共に、第1の揺動部材41を揺動自在に軸支する構成部材である。この固定軸部材41aは、例えば平板状の金属部材を折り曲げ加工して形成されている。固定軸部材41aは、本体10の背面側の平面部(不図示)、即ち表示パネル21(画像表示部材)が配置収納される部位にビス等を用いて固定されている。また、固定軸部材41aは、本体10の平面部に対して平行となる第1の回動軸61を有している。この第1の回動軸61は、第1の揺動部材41を揺動自在に支持する回動軸である。つまり、固定軸部材41aは、第1の回動軸61において第1の揺動部材41と連結されており、当該第1の揺動部材41は上記第1の回動軸61周りに揺動自在に軸支されている。
第1の揺動部材41は、上記固定軸部材41aと同様に、例えば平板状の金属部材を折り曲げ加工して形成され、本体10の背面側の平面部(不図示)に対し平行な第1の平板部41bと、この第1の平板部41bに対して略直交方向に折り曲げて形成した側壁部41dを有している。ここで、側壁部41dは、上記第1の平板部41bにおいて対向する二辺のうち第1の回動軸61に対して直交する二辺のそれぞれに形成されている。また、第1の平板部41bは、当該表示パネル支持ユニット40が本体10の背面側の平面部(不図示)に対して平行な通常状態にあるとき、本体10の背面側の平面部(不図示)に対して平行状態で配設される。また、第1の揺動部材41が第1の回動軸61を回転中心として揺動したとき、第1の平板部41bは、本体10の背面側の平面部(不図示)に対して非平行状態に配設される。
なお、本画像表示装置において、表示パネル支持ユニット40が通常状態にあるときとは、表示パネル21(画像表示部材)を図3に示す所定の位置に配置収納する収納状態を指す(以下同様)。このとき、表示パネル支持ユニット40は、本体10の背面側の平面部(不図示)に対して平行状態にある。
そして、第1の揺動部材41は、第1の回動軸61と平行で、第1の回動軸61から離間した位置に設けられ、第2の揺動部材42を揺動自在に軸支する回動軸である第2の回動軸62を有している。つまり、第1の揺動部材41と第2の揺動部材42とは、第2の回動軸62において連結されており、両者(第1の揺動部材41,第2の揺動部材42)は、第2の回動軸62周りに相対的に揺動自在に軸支されている。
第2の揺動部材42は、上記固定軸部材41a,第1の揺動部材41と同様に、例えば平板状の金属部材を折り曲げ加工して形成され、上記第1の平板部41bに対し平行な第2の平板部42bを有している。この第2の平板部42bは、当該表示パネル支持ユニット40が通常状態にあるとき、上記第1の平板部41bに対して平行状態で配設される。また、第2の揺動部材42が第2の回動軸62を回転中心として揺動したとき、第2の平板部42bは、上記第1の平板部41bに対して非平行状態に配設される。
また、第2の揺動部材42の第2の平板部42bは、他の部材である被直進案内部材43を第2の平板部42bと平行な方向、即ち第2の揺動部材42が揺動する際の揺動の径方向に向けて直進案内するための直進案内部42aを有している。この直進案内部42aは、例えば第2の揺動部材42の第2の平板部42bにおいて、第2の回動軸62に対して直交する方向に伸びる両側縁部が相当する。
被直進案内部材43は、上記固定軸部材41a,第1の揺動部材41,第2の揺動部材42と同様に、例えば平板状の金属部材を折り曲げ加工して形成され、画像表示部材である表示パネル21を保持する構成部材である。被直進案内部材43は、上記第2の揺動部材42の直進案内部42aに対応する両側縁部位に、断面が略チャンネル形状(コの字形状)に形成され、直進案内部42aを摺動自在に保持するレール部43aを有して形成されている。これにより被直進案内部材43は直進案内部42aに沿って直進案内されている。
付勢部材44は、第2の揺動部材42と被直進案内部材43との間に設けられ、第2の揺動部材42に対して被直進案内部材43を直進案内部42aに沿う方向であって、第2の回動軸62の中心から離間する方向(図4の矢印Y1方向)に向けて常に付勢力を与えている部材である。この付勢部材44としては、例えばトーションばね(ねじりばね)等が適用される。そのために、付勢部材44の一腕44aの先端は円弧状に曲げられ被直進案内部材43の一面に設けられたピン51に回転可能に軸支されており、同付勢部材44の他腕44b先端は円弧状に曲げられ平板部42bに設けられたピン52に回転可能に軸支され、イーリング53によりピン52からの脱落が防止されている。したがって、この構成により、第2の揺動部材42と被直進案内部材43とは連結された状態とされるので、被直進案内部材43は、第2の揺動部材42から離脱してしまうことなく、付勢部材44の可動範囲内で第2の揺動部材42に対して所定の方向(付勢方向)に直進移動が可能となっている。つまり、付勢部材44は、被直進案内部材43を矢印Y1方向へ付勢していると共に、被直進案内部材43の矢印Y1方向における移動を規制する役目もしている。
カム手段は、第2の揺動部材42が第1の揺動部材41に対して平行状態から非平行状態へと移行するときに、被直進案内部材43を付勢部材44の付勢力に抗して第2の回動軸62の方向(図4の矢印Y2方向)へ変位させることによって、アクセサリ機器(付属機器)の一種である閃光発光装置31の一部との当接(干渉)を回避するために設けられている構成部である。このカム手段は、第1の揺動部材41に固設されるカムフォロアであるカムピン45と、被直進案内部材43に固設されるカム板46とによって構成されている。なお、本実施形態におけるカム手段としては、図4〜図7等に示すように、カムピン45は第1の揺動部材41の両側面部にそれぞれ設け、カム板46は被直進案内部材43の両側面部にそれぞれ設けた構成としている。
上記カム手段の一部を構成するカムピン45は、カム板46のカム曲線に当接して摺接する棒状部材からなるフォロア部材である。このカムピン45は、第1の揺動部材41の両側壁部41dのそれぞれに穿設された孔41cに対して嵌入配置されている。ここで、各カムピン45は、2つの回動軸(61,62)に沿う方向であって、それぞれが対向するように第1の揺動部材41の外側に向けて突出するように、各側壁部41dに固設されている。
一方、上記カム手段の一部を構成するカム板46は、周縁部に所定のカム曲線を有する平板状の部材によって形成されたカム部材である。このカム板46は、被直進案内部材43のレール部43aの下端と第2の回動軸62との間において、被直進案内部材43の両側面部に設けられた取付片43eに穿設されたネジ穴43bに対しビス54によって固設されている。ここで、各カム板46は、カム曲線が形成されているカム面46a(図4参照)が2つの回動軸(61,62)に直交する方向を向くように固設されている。
カム面46aには、ピン係止部46aa,押下斜面46ab,頂点46ac,摺動開放斜面46adが形成されている(図10〜図13参照)。これらカム面46aの各部位の構成については、後述するカム手段の作用を説明する際に詳述する。
なお、被直進案内部材43には、図6,図7に示すように、第2の揺動部材42の第2の平板部42bと対向する被直進案内部材43側の面であって、第2の回動軸62寄りの部位に2個のストッパ部材43cが、上記被直進案内部材43の面から直交方向に突出して配設されている。このストッパ部材43cは、被直進案内部材43が第2の揺動部材42に沿って図6,図7に示す矢印Y1方向に移動するとき、第2の揺動部材42の第2の平板部42bにおける第2の回動軸62寄りの一側縁部に形成されるストッパ部42dに当接することによって、被直進案内部材43の矢印Y1方向の移動が規制されるようになっている。
ここで、図6は、ストッパ部材43cとストッパ部42dとの間に隙間Dが存在している状態を示している。図8も同様。ただし、図6は第1の揺動部材41に対して第2の揺動部材42,被直進案内部材43が非平行状態にある場合を示し、図8は第1の揺動部材41に対して第2の揺動部材42,被直進案内部材43が平行状態にある場合を示している。
この状態から被直進案内部材43が第2の揺動部材42に対して同図6の矢印Y1方向に移動するときの移動量は、ストッパ部材43cとストッパ部42dとが当接するまで、即ち上記隙間Dの距離に相当する。
そして、図7は、ストッパ部材43cとストッパ部42dとが当接している状態を示している。図9も同様。ただし、図7は第1の揺動部材41に対して第2の揺動部材42,被直進案内部材43が非平行状態にある場合を示し、図9は第1の揺動部材41に対して第2の揺動部材42,被直進案内部材43が平行状態にある場合を示している。
この状態においては、ストッパ部材43cが被直進案内部材43の図6の矢印Y1方向への移動を規制している。
さらに、図7,図9の状態にあるときには、第2の揺動部材42に対して被直進案内部材43は、直進案内部42aに対してレール部43aが摺動自在に支持されているのみである。したがって、この状態にあるとき、例えば被直進案内部材43に対して第2の回動軸62周り(図7,図9の矢印R1方向)の力量が加わったとすると、被直進案内部材43が同方向に撓んでしまう可能性がある。そこで、そのような被直進案内部材43の撓みを抑止するために、被直進案内部材43には、当該被直進案内部材43に第2の回動軸62周り(図7の矢印R1方向)の力量が加わったときに、第2の揺動部材42の下端面42c(図7,図9参照)に当接する回転ストッパ部材43dが設けられている。その他の構成は、従来の撮像装置等における画像表示装置の表示パネル支持ユニットと同様の構成を有するものとする。
このように構成された本実施形態の画像表示装置を備えたカメラ1の作用を、図10〜図13を用いて以下に説明する。
なお、以下に説明するカメラ1の作用は、可動式の画像表示装置を備えたカメラ1において、アクセサリ機器取付部19に閃光発光装置31を装着した状態であって、かつ画像表示装置が本体10の背面側の平面部に対して平行な通常状態にある収納状態から、同画像表示装置を非平行状態へと移動させる際の作用である。
まず、図10に示すように、本実施形態のカメラ1、即ち可動式の画像表示装置を備えたカメラ1には、アクセサリ機器取付部19にアクセサリ機器(付属機器)としての閃光発光装置31が装着されている。また、カメラ1は、背面側に配設されている画像表示装置が、本体10の背面側の平面部に対して平行な通常状態にある。
この状態においては、カム手段におけるカムピン45は、カム板46のカム曲線上の所定の部位、即ち図10に示すようにピン係止部46aaにおいて係止されている。この状態では、カム板46を固定している被直進案内部材43には、付勢部材44の付勢力が矢印Y1方向に働いている。しかしながら、上述したように、カム板46のピン係止部46aaがカムピン45によって係止されていることによって、被直進案内部材43は付勢部材44の付勢力に抗して静止状態が保持されている。即ち、ピン係止部46aaは、被直進案内部材43の移動方向に略直交するような面形状となっている。
図10に示す状態にある画像表示装置を、使用者(ユーザ)が手指等によって、同図矢印R1方向に向けて第2の回動軸62周りに引き出すように回動させる操作を行う。すると、図11に示すように、画像表示装置(表示パネル21)は第2の回動軸62周りに矢印R1方向への回動を開始する。これと同時に、カム板46はピン係止部46aaから続いて形成されたカム曲線上の押下斜面46abがカムピン45と摺動しながら矢印Y2方向に移動する。即ち、カム板46はピン係止部46aaから、被直進案内部43のY1方向への移動方向へ山型に盛り上がった形状を有し、押下斜面46abはその山型の一方の斜面を形成している。これによって、カム板46を固定している被直進案内部材43は、付勢部材44の付勢力に抗して、図11の矢印Y2方向に移動を開始する。したがって、図11の矢印Aで示す部位においては、画像表示装置(表示パネル21)の一部と閃光発光装置31の一部との当接(干渉)が回避される。そして、画像表示装置(表示パネル21)の第2の回動軸62周りにおける矢印R1方向への回動を支障なく継続させ得る。
画像表示装置(表示パネル21)の第2の回動軸62周りの矢印R1方向への回動が継続すると、やがて、図12に示すように、カム板46の押下斜面46abから続いて形成されたカム曲線上の頂点46acにカムピン45が到達する。
続いて、この頂点46acをカムピン45が通過した後、図13に示すように、頂点46acから続いて形成され、上記山型形状の他方の斜面である摺動開放斜面46adとカムピン45とが摺動する状態に移行すると、カム板46を固定している被直進案内部材43は、付勢部材44の付勢力によって矢印Y1方向への移動を開始する。このとき、カム板46は、カム曲線上の摺動開放斜面46adがカムピン45と摺動しつつ同方向へ移動している。
そうして、被直進案内部材43の図13における矢印Y1方向への移動は、ストッパ部材43cが第2の揺動部材42のストッパ部42dに当接することで規制される(図7,図9の状態)。
この非平行状態(図13の状態)から、画像表示装置を平行状態(図10の状態)へと移行させる際には、まず、使用者(ユーザ)は、画像表示装置(表示パネル21)を、図13の矢印R2方向へ第2の回動軸62周りに押し込むように回動させる操作を行う。すると、カム板46は、カム曲線上の摺動開放斜面46adがカムピン45に沿って摺動しながら移動する。これにより、カム板46を固定している被直進案内部材43は、付勢部材44の付勢力に抗して矢印Y2方向へと移動する。画像表示装置(表示パネル21)の矢印R2方向への第2の回動軸62周りの回動操作が継続されると、カムピン45はカム板46のカム曲線上の頂点46acに達した後(図12の状態)、続いて押下斜面46abへと移行する(図11参照)。すると、カム板46を固定している被直進案内部材43は、付勢部材44の付勢力に抗して矢印Y2方向へと移動する。これによって、画像表示装置(表示パネル21)の一部は、閃光発光装置31の一部に当接(干渉)することを回避しつつ、所定の収納位置、即ち本体10の背面側の位置へと移行する。
さらに、画像表示装置(表示パネル21)の矢印R2方向への第2の回動軸62周りの回動操作が継続されると、カムピン45はカム板46のカム曲線上のピン係止部46aaに達する(図10の状態)。これにより、画像表示装置(表示パネル21)は、本体10の背面側の平面部に対して平行な通常状態に復帰する。
以上説明したように上記第1の実施形態によれば、画像表示装置(表示パネル21)を備えた撮像装置であるカメラ1において、付属機器でありアクセサリ機器の一種である閃光発光装置31を装着した状態で、画像表示装置(表示パネル21)を本体10の背面側の平面部に対して平行な通常状態から非平行状態へと移行させる際に、画像表示装置(表示パネル21)が所定の方向、即ち装着された閃光発光装置31から退避する方向へと移動するように構成している。
したがって、この構成によって、画像表示装置(表示パネル21)の一部が閃光発光装置31の一部に対してカメラ1の前後方向(即ちZ軸方向)において重なるように配置することができる。これにより、カメラ1の高さ方向(即ちY軸方向)の小型化に寄与することができる。
[第2の実施形態]
上述の第1の実施形態において、カム手段は、カムフォロアであるカムピン45を第1の揺動部材41に、カム板46を被直進案内部材43に設けた例を示している。しかしながら、本発明の形態としては、この形態に限られることはない。
図14,図15は、本発明の第2の実施形態の画像表示装置における表示パネル支持ユニットを示す図である。このうち図14は、組み立て状態の表示パネル支持ユニットを若干開いた状態で左寄りの後方からみた斜視図である。図15は、図14の表示パネル支持ユニットにおいてカム手段の部材配置を明示するために、カム手段の構成部材のみを分解して示す斜視図である。
本実施形態の画像表示装置及びこの画像表示装置を具備する撮像装置と、この撮像装置に装着されるアクセサリ機器のそれぞれの基本的な構成は、上述の第1の実施形態と同様である。本実施形態においては、画像表示装置の表示パネル支持ユニットにおけるカム手段の構成が若干異なる。したがって、以下の説明においては、上述の第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを詳述する。
本実施形態の画像表示装置の表示パネル支持ユニット40Aにおけるカム手段は、上述の第1の実施形態と同様に、カムフォロアであるカムピン45と、カム板46とによって構成される。ここで、本実施形態においては、カムピン45を被直進案内部材43Aに設け、カム板46を第1の揺動部材41Aに設けて構成している。そのために、被直進案内部材43Aには、カムピン45を嵌入配置するための孔43Abが両側面部の取付片43Aeのそれぞれに穿設されている。なお、取付片43Aeは、被直進案内部材43Aのレール部43aの下端と第2の回動軸62との間に設けられている。そして、カムピン45は、2つの回動軸(61,62)に沿う方向であって、それぞれが対向するように被直進案内部材43Aの外側に向けて固設されている。
一方、カム板46は、第1の揺動部材41Aの両側壁部41Adのそれぞれに穿設されたネジ穴41Abに対して内側よりビス(不図示)によって固設されている。なお、本実施形態においては、カム板46は、カム面の頂点46acが第2の回動軸62寄りに配置されている。その他の構成は、上述の第1の実施形態と同様である。
このように構成された本実施形態においても、画像表示装置(表示パネル21)を備えた撮像装置であるカメラ1に、付属機器でありアクセサリ機器の一種である閃光発光装置31を装着した状態としたとき、画像表示装置(表示パネル21)を本体10の背面側の平面部に対して平行な通常状態から非平行状態へと移行させる際、及び同非平行状態から平行状態へと移行させる際の作用は、上述の第1の実施形態と略同様である。
以上説明したように上記第2の実施形態によっても、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態においては、画像表示装置を備えた撮像装置として、レンズ交換式の撮像装置(カメラ)を例に挙げて説明したが、本発明は、この形態の撮像装置(カメラ)のみに限られることはなく、撮影光学系を備えたレンズ鏡筒が装置本体に固定されたレンズ固定式の撮像装置(カメラ)に対しても全く同様に適用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の可動式の画像表示装置は、撮像機能と画像表示機能を有する電子機器としての撮像装置(カメラ)に適用されるものに限られることはなく、撮像機能及び画像表示機能を備えたその他の形態の電子機器、例えば携帯電話,スマートフォン,電子手帳,電子辞書,携帯情報端末,パーソナルコンピュータ,タブレット型端末機器,ゲーム機器,テレビ,時計,GPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーション機器等、各種の撮像機能付き電子機器に対して広く適用することができる。
さらに、撮像素子を用いて画像データを取得し、その取得画像データに基く画像を可動式の画像表示装置を用いて表示する機能を有する電子機器、例えば望遠鏡,双眼鏡,顕微鏡等の観察用機器における画像表示装置に対しても同様に適用することができる。
さらに、本発明における画像表示装置は、撮像機能を省略した画像の表示に特化した形態の画像表示装置等に適用することも可能である。
1……カメラ,
10……本体,
11……シャッタリリースボタン,
12……電源オンオフボタン,
13……コマンドダイヤル,
14……モード切換ダイヤル,
15……コントロールダイヤル十字ボタン,
16,17,18……プッシュボタン,
19……アクセサリ機器取付部,
19a……電気接点,
20……アクセサリポート,
21……表示パネル,
22……カメラマウント,
23……レンズリリースボタン,
24……グリップ部,
31……閃光発光装置,
40,40A……表示パネル支持ユニット,
41,41A……第1の揺動部材,
41a……固定軸部材,
41b……第1の平板部,
41c……孔,
41d……側壁部,
41Ab……ネジ穴,
41Ad……両側壁部,
42……第2の揺動部材,
42a……直進案内部,
42b……第2の平板部,
42c……下端面,
42d……ストッパ部,
43,43A……被直進案内部材,
43a……レール部,
43b……ネジ穴,
43c……ストッパ部材,
43d……回転ストッパ部材,
43e……取付片,
43Ab……孔,
43Ae……取付片,
44……付勢部材,
44a……一腕,
44b……他腕,
45……カムピン,
46……カム板,
46a……カム面,
46aa……ピン係止部,
46ab……押下斜面,
46ac……頂点,
46ad……摺動開放斜面,
51,52……ピン,
53……イーリング,
54……ビス,
61……第1の回動軸,
62……第2の回動軸,

Claims (6)

  1. 対象となる本体に対して回動可能な画像表示装置であって、
    平板部と、上記平板部に対して平行な方向に直進案内される被直進案内部材と、を少なくとも有する揺動部と、
    上記揺動部が回動する回動軸から離間する方向であって上記平板部に平行に沿う方向に向かって、当該平板部に対して上記被直進案内部材を付勢する付勢部材と、
    上記本体に対して回動した回動位置から上記本体に収納保持される収納位置へ上記揺動部を回動させる際に、上記付勢部材に抗して上記被直進案内部材を上記平板部に沿って移動させるカム手段と、
    を具備したことを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記揺動部は、
    一端が上記平板部と回動自在に連結されるとともに他端が上記本体に対して回動自在に連結され、上記本体に対して非平行状態から平行状態へと回動する回動部材を、更に有し、
    上記カム手段は、カム曲線を有するカム部が上記回動部材と上記被直進案内部材のうちの一方に設けられ、上記カム部と摺接するカムピンが上記回動部材と上記被直進案内部材の他方に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 上記揺動部が上記回動部材に対して非平行状態から上記平行状態へと回動する際、上記カム部と摺接する上記カムピンを含むカム手段は、上記回動部材の回動位置にかかわらず、上記被直進案内部材を上記平板部に沿って移動させてから上記回動部材と平行となる
    ことを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  4. 上記揺動部が上記回動部と平行となった際、上記カム手段は上記付勢部材に抗して上記被直進案内部材を移動させるまで当該被直進案内部材を当該回動部に対して係止する
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 上記平板部には、上記非直進案内部材を直進案内するための直進案内部が形成され、上記被直進案内部材には、上記平板部をガイドするレールが形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置
  6. 上記対象となる本体は、付属機器が装着可能な撮像装置であって、
    上記揺動部が上記回動部材に対して非平行状態から上記平行状態へと回動する際、上記被直進案内部材が当該揺動部を構成する上記平面部に対してスライドすることにより上記付属機器との当接を回避する
    ことを特徴とした請求項2または3に記載の画像表示装置。
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