JP2019031235A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーライナーのタイヤ幅方向端における剥れを抑制してタイヤの耐久性を向上させるとともに、空洞共鳴音を低減したタイヤを提供する。
【解決手段】一対のビード部からサイドウォール部を経てトレッド部に至る、カーカスと、タイヤ本体の内周面に配置された、インナーライナーと、を備えるタイヤであって、前記タイヤの内周面の少なくとも一部を覆う、制音層を備え、前記インナーライナーが、前記タイヤ本体の内周面上に、タイヤ周方向に円環状に延在するタイヤ幅方向端を有し、前記制音層が、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端の周上の少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端上に固着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤに関する。
従来、空気不透過性に優れたゴム部材からなる、インナーライナーによってタイヤ本体(インナーライナーを除くタイヤ部分)の内周面を覆い、該タイヤの内周面を形成することが行われている(例えば、特許文献1)。
また、例えば、サイド補強ゴム層等の他の構成によって空気不透過性を確保し、該空気不透過性が担保されている領域には、インナーライナーを配設しないことも行われている。このようなタイヤにおいては、例えば、ビード部よりタイヤ径方向外側のタイヤ本体の内周面上に、インナーライナーのタイヤ幅方向端が露出している(例えば、特許文献2)。
特開2017−56868号公報 特開2014−37214号公報
インナーライナーにおいては、空気不透過性を付与するべく、通常、該インナーライナーの被積層部分とは異なるゴム部材が用いられているため、例えば、タイヤの使用環境等によっては、インナーライナーのタイヤ幅方向端が、タイヤ本体の内周面から剥れ易くなる場合があった。
また、一般に、車両の走行中にトレッド部が路面の凹凸に衝接して振動すると、タイヤ内腔に充填された気体が空洞共鳴し、180〜300kHzの周波数帯域の騒音を生じることが知られているが、このような空洞共鳴音を低減することも望まれている。
そこで、本発明は、インナーライナーのタイヤ幅方向端における剥れを抑制してタイヤの耐久性を向上させるとともに、空洞共鳴音を低減させたタイヤを提供することを目的とする。
(1)本発明のタイヤは、一対のビード部からサイドウォール部を経てトレッド部に至る、カーカスと、タイヤ本体の内周面に配置された、インナーライナーと、を備えるタイヤであって、前記タイヤの内周面の少なくとも一部を覆う、制音層を備え、前記インナーライナーが、前記タイヤ本体の内周面上に、タイヤ周方向に円環状に延在するタイヤ幅方向端を有し、前記制音層が、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端の周上の少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端上に固着されていることを特徴とする。
この構成の本発明のタイヤによれば、インナーライナーのタイヤ幅方向端における剥れを抑制してタイヤの耐久性を向上させるとともに、空洞共鳴音を低減することができる。
なお、本明細書では、インナーライナーを除くタイヤ部分を「タイヤ本体」といい、該インナーライナーを除くタイヤ部分の内周面を、「タイヤ本体の内周面」という。また、インナーライナーを含むタイヤの内周面を、「タイヤの内周面」という。
(2)本発明のタイヤでは、前記制音層が、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端の全周を覆うように、該タイヤ幅方向端上に固着されていることが好ましい。
この構成によれば、インナーライナーのタイヤ幅方向端における剥れをより確実に抑制するとともに、空洞共鳴音をより低減することができる。
(3)本発明のタイヤでは、前記サイドウォール部に、補強ゴム層を備え、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端が、前記補強ゴム層のタイヤ径方向延在領域内に位置していることが好ましい。
この構成によれば、サイドウォール部に補強ゴム層を備える、所謂ランフラットタイヤにおいて、タイヤの転がり抵抗を低減させることができる。
(4)本発明のタイヤでは、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端が、前記タイヤの最大幅位置よりもタイヤ径方向外側に位置していることが好ましい。
この構成によれば、上記ランフラットタイヤにおいて、タイヤの転がり抵抗をさらに低減せることができる。
なお、本明細書において、「タイヤの最大幅位置」とは、タイヤの最大幅を有するタイヤ径方向位置をいい、「タイヤの最大幅」とは、後述する基準状態において、サイドウォール部に設けられた文字やホワイトライン、又は、サイドカットプロテクタやリムガード等を除いて測定された最大幅をいう。
以下、本明細書では、タイヤをリムに組み付け、所定の内圧を充填し、無負荷とした状態を「基準状態」という。
なお、ここでいう「リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)のJATMA YEAR BOOK、欧州ではETRTO (The European Tyre and Rim Technical Organisation)のSTANDARDS MANUAL、米国ではTRA (The Tire and Rim Association, Inc.)のYEAR BOOK等に記載されている又は将来的に記載される、適用サイズにおける標準リム(ETRTOのSTANDARDS MANUALではMeasuring Rim、TRAのYEAR BOOKではDesign Rim)を指す(すなわち、上記の「リム」には、現行サイズに加えて将来的に上記産業規格に含まれ得るサイズも含む。「将来的に記載されるサイズ」の例としては、ETRTOのSTANDARDS MANUAL 2013年度版において「FUTURE DEVELOPMENTS」として記載されているサイズを挙げることができる。)が、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、タイヤのビード幅に対応した幅のリムをいう。
また、「所定の内圧」とは、上記のJATMA YEAR BOOK等に記載されている、適用サイズ・プライレーティングにおける単輪の最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいい、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、「所定の内圧」は、タイヤを装着する車両ごとに規定される最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいうものとする。さらに、本明細書において「最大負荷荷重」とは、上記最大負荷能力に対応する荷重をいうものとする。なお、ここでいう空気は、窒素ガス等の不活性ガスその他に置換することも可能である。
また、本明細書において後述する「トレッド接地端」とは、トレッド踏面(リムに組み付けるとともに所定の内圧を充填したタイヤを、最大負荷荷重を負荷した状態で転動させた際に、路面と接触することになる、タイヤの全周に亘る外周面)のタイヤ幅方向両端をいい、「トレッド接地幅」とは、基準状態における、両トレッド接地端間のタイヤ幅方向距離をいう。
本発明によれば、インナーライナーのタイヤ幅方向端における剥れを抑制してタイヤの耐久性を向上させるとともに、空洞共鳴音を低減させたタイヤを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るタイヤの半部の、タイヤ幅方向断面を示す、部分断面図である。 (a)は、図1に示すタイヤにおける、インナーライナー及び制音層を平面展開した状態を模式的に示す、模式展開図であり、(b)及び(c)は、その変形例である。 本発明の他の実施形態に係るタイヤの要部の、タイヤ幅方向断面を示す、要部断面図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係るタイヤの実施形態を例示説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ10の半部の、タイヤ幅方向断面を示す、部分断面図である。なお、本実施形態では、図示しないタイヤ10の他の半部においても、図示するタイヤ10の半部と同一の構成を有している。
本実施形態に係るタイヤ10は、一対のビード部1と、該ビード部1のタイヤ径方向外側に配置された一対のサイドウォール部2と、該サイドウォール部2間に配置されたトレッド部3と、を有し、該サイドウォール部2のそれぞれに、本実施形態では断面三日月状の補強ゴム層4を備えている。より詳細に、タイヤ10は、一対のビード部1のそれぞれに配置されたビードコア5間にトロイダル状に跨る、カーカス6と、該カーカス6の内周側に配置された、インナーライナー7と、を備え、補強ゴム層4の少なくとも一部が、該カーカス6と該インナーライナー7との間に配置されている。
すなわち、タイヤ10は、一対のビード部1からサイドウォール部2を経てトレッド部3に至る、カーカス6と、タイヤ本体の内周面10BSに配置された、インナーライナー7と、を備え、本実施形態におけるインナーライナー7は、タイヤ赤道面CLを中心として、該タイヤ赤道面CLからタイヤ幅方向両外側にサイドウォール部2の少なくとも一部に亘って延在し、補強ゴム層4のタイヤ径方向延在領域4R内にて終端している。このように、インナーライナー7は、タイヤ本体の内周面10BS上に、タイヤ周方向に円環状に延在するタイヤ幅方向端7Eを有している。
また、本実施形態に係るタイヤ10は、該タイヤの内周面10Sの少なくとも一部を覆う、本実施形態ではスポンジ材からなる、制音層8を備えている。図示するように、本実施形態における制音層8は、タイヤの内周面10Sに沿ってやや湾曲した、長方形断面を有している。
本実施形態における制音層8は、タイヤ周方向に円環状に延在する、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eの周上の少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端7E上に固着されている。
より具体的に、制音層8は、該制音層8の一部(本実施形態では、基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、該制音層8のタイヤ径方向外側半部)が、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eを含む、該インナーライナー7のタイヤ幅方向端部上に積層及び固着され、該制音層8の残りの部分(本実施形態では、該制音層8のタイヤ径方向内側半部)が、該インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eよりもタイヤ幅方向外側の領域において、本実施形態では、補強ゴム層4上に積層及び固着されている。
すなわち、本実施形態における制音層8は、該制音層8の一方端である、タイヤ径方向外側端8EAがインナーライナー7上に配置され、該制音層8の他方端である、タイヤ径方向内側端8EBが、該インナーライナー7上に配置されず、本実施形態では、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eよりもタイヤ径方向内側にて、補強ゴム層4上に配置されている。このようにして、制音層8が、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eの周上の少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端7E上に固着されている。
このように、本実施形態における制音層8は、タイヤ赤道面を挟んでタイヤ幅方向一方側と他方側とに位置している、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eのそれぞれを個別に覆うように、該タイヤ幅方向端7E上に固着されている。すなわち、制音層8は、タイヤ赤道面CL上には延在しておらず、タイヤ赤道面CLを挟んだタイヤ幅方向両側に分割して配置されている。
ここで、本実施形態に係るタイヤ10においては、タイヤの内周面10Sの少なくとも一部を覆う、制音層8を備え、インナーライナー7が、タイヤ本体の内周面10BS上に、タイヤ周方向に円環状に延在するタイヤ幅方向端7Eを有し、制音層8が、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eの周上の少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端7E上に固着されている。
本実施形態に係るタイヤ10では、このようにして、制音層8によって、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eにおける、タイヤ本体への固着が補助及び強化されているため、インナーライナー7の当該タイヤ幅方向端7Eにおける剥れを抑制することができる。
すなわち、上述の通り、インナーライナーにおいては、空気不透過性を付与するべく、通常、該インナーライナーの被積層部分とは異なるゴム部材が用いられているため、該インナーライナーのタイヤ幅方向端がタイヤ本体の内周面から剥れ易くなる場合があったが、本発明に係るタイヤ10では、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eが、タイヤ本体の内周面10BSと制音層8とにより挟み込まれ、固着されているため、当該タイヤ幅方向端7Eを起点とするインナーライナー7の剥れを抑制することができる。よって、タイヤの耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態に係るタイヤ10では、空洞共鳴の低減に効果を奏する制音層8を用いて、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eにおける固着を補助及び強化しているため、該制音層8によって空洞共鳴音を低減することができる。
なお、インナーライナー7のタイヤ本体の内周面10BSへの固着、及び、制音層8のタイヤの内周面10Sへの固着は、それぞれ、接着剤による接着や、熱融着による固着等により行うことができる。
なお、本実施形態における制音層8は、スポンジ材により構成されている。スポンジ材は、海綿状の多孔構造体であり、例えば、ゴムや合成樹脂を発泡させた連続気泡を有する所謂スポンジを含む。また、スポンジ材は、上述のスポンジの他に、動物繊維、植物繊維又は合成繊維等を絡み合わせて一体に連結したウエブ状のものを含む。なお、上述の「多孔構造体」は、連続気泡を有する構造体に限らず、独立気泡を有する構造体も含む意味である。
上述のようなスポンジ材は、表面や内部に形成される空隙が振動する空気の振動エネルギーを熱エネルギーに変換する。これにより、タイヤ内腔での空洞共鳴が抑制され、その結果、ロードノイズを低減することができる。またスポンジ材は、収縮、屈曲等の変形が容易である。そのため、スポンジ材で形成された制音層8がトレッド内周面上に積層されていても、車両走行時のタイヤの変形に実質的な影響を与えない。つまり、トレッド内周面上に制音層8を積層する構成としても、操縦安定性等に悪影響を与え難い。
スポンジ材の材料としては、例えば、エーテル系ポリウレタンスポンジ、エステル系ポリウレタンスポンジ、ポリエチレンスポンジなどの合成樹脂スポンジ、クロロプレンゴムスポンジ(CRスポンジ)、エチレンプロピレンゴムスポンジ(EPDMスポンジ)、ニトリルゴムスポンジ(NBRスポンジ)などのゴムスポンジが挙げられる。制音性、軽量性、発泡の調節可能性、耐久性などの観点を考慮すれば、エーテル系ポリウレタンスポンジを含むポリウレタン系又はポリエチレン系等のスポンジを用いることが好ましい。
なお、制音層8を構成する材料は、空洞共鳴エネルギーの緩和、吸収、別のエネルギー(例えば熱エネルギー)への変換、等によって、空洞共鳴エネルギーを低減するように制御できるものであればよく、上述したスポンジ材に限られるものではない。
また、スポンジ材の比重は、タイヤ重量の増加と空洞共鳴を抑える効果との両方のバランスを考慮し、0.005〜0.06とすることが好ましく、0.01〜0.04とすることがより好ましく、0.01〜0.03とすることが特に好ましい。
さらに、制音層8の体積は、タイヤ内腔の全体積の0.4%〜20%とすることが好ましい。タイヤ内腔の全体積に対して制音層8の体積を0.4%以上確保することにより、所望量(例えば2dB以上)の空洞共鳴エネルギーの低減効果を実現し易い。制音層8は、タイヤ内腔の全体積の1%以上とすることがより好ましく、2%以上とすることが更に好ましく、4%以上とすることが特に好ましい。
その一方、制音層8の体積がタイヤ内腔の全体積の20%を超えるように構成しても空洞共鳴エネルギーの低減効果の向上が期待できない。むしろ、タイヤをリムに組み付けてなるタイヤ組立体の重量バランスを悪化させる可能性がある。このような観点より、制音層8の体積は、タイヤ内腔の全体積の16%以下とすることがより好ましく、10%以下とすることが特に好ましい。なお、上述の体積比は、制音層8の数に関係しない。つまり、制音層8が複数ある場合には、複数の制音層8全ての体積の和が上述の体積比の関係を満足すれば、同様の効果を得ることができる。
また、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eにおける剥れをより確実に抑制し、かつ空洞共鳴音をより低減する観点から、本実施形態における制音層8は、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eの周長の、75%以上のタイヤ周方向長さに亘って、該タイヤ幅方向端7E上に固着されていることが好ましい。
また、同様の観点から、本実施形態における制音層8は、図2(a)に示すように、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eの全周を覆うように、該タイヤ幅方向端7E上に固着されていることが好ましい。
ただし、本発明に係る制音層は、図2(a)に示す配置に限定されず、例えば、図2(b)に示す制音層18のように、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eを、タイヤ周方向に断続的に覆うように配置されていてもよい。この場合、制音層8による、重量増及びタイヤの放熱性の低下のおそれを小さく抑えることができる。
なお、図2(b)の例では、インナーライナー27の一方のタイヤ幅方向端7Eと、他方のタイヤ幅方向端7Eと、における制音層18のタイヤ周方向位置が同一であるが、該タイヤ周方向位置を異にすることもできる。
また、本発明に係る制音層は、図2(c)に示すように、該制音層28のタイヤ幅方向の長さをタイヤ周方向に変化させて延在させていてもよい。図示例において、制音層28は、比較的狭幅のタイヤ幅方向幅を有する、狭幅部28Nと、比較的広幅のタイヤ幅方向幅を有する広幅部28Wと、がタイヤ周方向に交互に配置されている。この場合、制音層8による、固着強度、空洞共鳴音の低減量、重量の増加量及び放熱性等を、所望の特性に応じて適宜調整することができる。
また、本実施形態における制音層8は、基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、制音層8のペリフェリー幅(延在方向に沿って測定した幅。以下、同様。)L8が、インナーライナー7のペリフェリー幅L7の、15%以上70%以下であることが好ましい。
15%以上であれば、制音層8による、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eに対する保持力(固着性)が高まるため、該タイヤ幅方向端7Eにおける剥れをさらに確実に抑制することができ、また、空洞共鳴音をより確実に低減することができる。
70%以下であれば、タイヤの重量増を抑えることができ、また、タイヤの過剰な温度上昇が抑制される観点から、タイヤの耐久性を向上させることができる。
また、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eにおける剥れをより確実に抑制する観点から、本実施形態における制音層8は、基準状態におけるタイヤ幅方向端面視で、インナーライナー7と制音層8との重複ペリフェリー幅LSが、該制音層8のペリフェリー幅L8の25%以上75%以下であることが好ましい。
重複長さLSが上記範囲であれば、制音層8による、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eに対する保持力(固着性)がより確実に確保されるため、該タイヤ幅方向端7Eにおける剥れをより確実に抑制することができる。
なお、本実施形態に係るタイヤ10は、サイドウォール部2に、補強ゴム層4を備えているが、本発明のタイヤにおいては、補強ゴム層4を備えないものとすることもできる。
ただし、本実施形態に係るタイヤ10がそうであるように、サイドウォール部2に上述の補強ゴム層4を備える場合、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eが、補強ゴム層4のタイヤ径方向延在領域4R内に位置していることが好ましい。
インナーライナーは、空気不透過性を十分確保するため、少なくとも一方のビード部(特には、ビードトウ)から他方のビード部(特には、ビードトウ)に亘って配置されるのが一般的であるが、サイドウォール部2に補強ゴム層4を設ける場合、該補強ゴム層4によって必要な空気不透過性は十分確保され得る。
そこで、一般に、タイヤの他の部分に比し発熱性が高い(tanδが大きい)ゴム部材が使用される、インナーライナーの配設領域を、上記のようにして縮小することにより、空気不透過性を確保しつつも、該インナーライナーにおける発熱量を低減し、もってタイヤの転がり抵抗を低減することができる。
また、サイドウォール部2に上述の補強ゴム層4を備える場合、図1に示す本実施形態のように、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eが、タイヤの最大幅位置TWよりもタイヤ径方向外側に位置していることが好ましい。
この構成によれば、インナーライナー7の配設領域がさらに縮小されるため、タイヤの転がり抵抗をさらに低減することができる。
さらに、サイドウォール部2に補強ゴム層4を備えるタイヤにおいては、一般に、該補強ゴム層4を備えないタイヤに比し、サイドウォール部2のゴムの体積が大きく、車両走行時におけるタイヤの温度が上昇し易い。
従って、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eを、タイヤの最大幅位置TWよりもタイヤ径方向外側に配置し、補強ゴム層4の少なくとも一部を、インナーライナー7を介さずにタイヤの内腔に向けて配置(本実施形態では、タイヤの内周面10Sに露出)させることにすれば、該補強ゴム層4に生じた熱がタイヤの内腔に放熱され易くなるため、タイヤの過剰な温度上昇を抑制してタイヤの耐久性を向上させることもできる。
また、本実施形態に係るタイヤ10は、トレッド部3におけるカーカス6の外周側に、少なくとも1層のベルト層からなるベルト9を備えている。本実施形態において、該ベルト9は、タイヤ周方向に対して傾斜して延びる複数本のコードをゴム被覆してなる、少なくとも1層(本実施形態では、2層)の傾斜ベルト層と、該傾斜ベルト層のタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ周方向に沿って延びる複数本のコードをゴム被覆してなる、少なくとも1層(本実施形態では、1層)の周方向ベルト層と、から構成されている。本実施形態において、該ベルト9は、タイヤ赤道面CLからタイヤ幅方向両側に延び、トレッド接地端TEよりもタイヤ幅方向外側にて終端している。
ここで、サイドウォール部2に上述の補強ゴム層4を備える場合、上記基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、インナーライナー7のペリフェリー幅L7が、ベルトのタイヤ幅方向幅(タイヤ幅方向に沿って測定した幅)W9以上であり、かつ、該ベルト9のタイヤ幅方向幅W9に20mmを足した幅以下である(W9≦L7≦W9+20mm)ことが好ましい。
W9≦L7であれば、タイヤ10の内圧保持性及びベルト9の耐久性を好適に維持することができる。また、L7≦W9+20mmであれば、インナーライナー7の配設領域を小さくすることにより、該インナーライナー7における発熱量を低減し、もってタイヤの転がり抵抗をさらに低減することができる。
また、図3は、本発明の他の実施形態に係るタイヤ30の半部の、タイヤ幅方向断面を示す、部分断面図である。
タイヤ30は、制音層38のタイヤ幅方向の断面形状、及び、インナーライナー37のタイヤ幅方向端37Eの形状以外は、先の実施形態に係るタイヤ10と同一の構成を有している。
すなわち、制音層38は、基準状態におけるタイヤ幅方向断面視で、タイヤの内周面30S上に配置され、該タイヤの内周面30Sに沿うペリフェリー幅が比較的小さい、基部38Aと、該基部38A上に設けられた、当該基部38Aよりも該ペリフェリー幅が比較的大きい、本体部38Bと、から構成されている。制音層38は、基部38Aが、タイヤ周方向に円環状に延在する、インナーライナー37のタイヤ幅方向端37Eの少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端37E上に固着されており、本体部38Bは、タイヤの内周面30Sには固着されずに、少なくとも一部(本例では、図3上、両端部)が、タイヤの内周面30Sとの間に隙間を有して、該タイヤの内周面30Sを覆っている。
この構成によれば、基部38Aによって、インナーライナー37のタイヤ幅方向端37Eにおける、タイヤ本体の内周面30BSへの固着が補助及び強化されているため、インナーライナー37の当該タイヤ幅方向端37Eにおける剥れを抑制することができる。
さらに、基部38Aにて十分な固着性を確保したうえで、該基部38上に本体部38Bを設ければ、制音層38の体積及び表面積が大きくなるため、空洞共鳴音をさらに低減することができる。
また、本実施形態におけるインナーライナー37は、該インナーライナー37のタイヤ幅方向端部において、該インナーライナー37の厚さ(タイヤの内周面における法線方向の長さ)がタイヤ幅方向端37Eに向かって漸減している。この場合、インナーライナーの厚さがタイヤ幅方向に亘って一定である場合に比し、タイヤ幅方向端37Eをより剥れ難くすることができる。
ただし、本発明における制音層の断面形状は以上の例に限定されず、例えば、三角形、台形、円形、楕円形、又はこれらの組合せ等の、任意の形状とすることができる。
また、制音層の内周側の面を、例えば、波状、ジグザグ状、若しくは、階段状等の凹凸形状、又は、複数の突起を有する凹凸形状等とすれば、該制音層の表面積が増すため、空洞共鳴音をさらに効果的に低減することができる。
以上に説明した、本実施形態に係るタイヤ10,30においては、1層のカーカスプライからなるカーカス6が用いられているが、本発明に係るタイヤにおいては、2層、3層、又はそれ以上のカーカスプライからなるカーカスを用いることもできる。
また、本発明において、ベルト9の構成は上記のものに限定されず、周方向ベルト層を2層、3層、又はそれ以上とすることや、傾斜ベルト層を1層、3層、又はそれ以上とすることもできる。
また、図1に示す例の、タイヤ10の半部においては、トレッド部3に、2本の周方向溝11が設けられているが、本発明に係るタイヤは、当該形態に限定されず、タイヤの半部に1本、3本又はそれ以上の周方向溝を備えることができ、又は備えないことができる。さらに、所期する性能に応じて、幅方向溝やサイプ等の任意の溝を設けることができる。
また、以上に説明した、本実施形態に係るタイヤ10,30においては、図示しないタイヤの半部においても、図示するタイヤの半部と同一の構成を有しているが、本発明では、タイヤの一方の半部において、図1〜3に示す構成を有していれば、上述した効果を得ることができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
発明例タイヤおよび比較例タイヤ(ともに、タイヤサイズは205/55R16)を表1に示す仕様のもと試作し、インナーライナーの剥れ難さ及び空洞共鳴音の低減効果を評価した。
発明例タイヤ1は、図1に示す、サイドウォール部2に補強ゴム層4を備えるタイヤであって、タイヤの内周面10Sの少なくとも一部を覆う、制音層8を備え、インナーライナー7が、タイヤ本体の内周面10BS上に、タイヤ周方向に円環状に延在する、タイヤ幅方向端7Eを有し、制音層8が、インナーライナー7のタイヤ幅方向端7Eの全周を覆うように、該タイヤ幅方向端7E上に固着されている。なお、発明例タイヤ1における、インナーライナー7の一方端及び他方端を覆う制音層8のペリフェリー幅はそれぞれ50mmである。
比較例タイヤ1は、タイヤの内周面に制音層を備えないこと以外は、発明例タイヤ1と同一のタイヤである。
比較例タイヤ2は、制音層が、トレッドのクラウン部(タイヤ赤道面CLを中心として、トレッド接地幅の約50%の領域)に配置されており、インナーライナーのタイヤ幅方向端を覆うように該タイヤ幅方向端上に固着されていないこと以外は、発明例タイヤ1と同一のタイヤである。
発明例タイヤ2は、制音層8が、インナーライナー7のタイヤ幅方向一方端7E側から他方端7E側に亘って、タイヤ幅方向に連続して配置されていること以外は、発明例タイヤ1と同一のタイヤである。
[インナーライナー端の剥れ難さ]
ドラム試験機にてLI(Load Index)に応じた最大負荷荷重を加え、速度60km/hで走行させ、10000kmを走行した時点で、インナーライナーの状態を目視で確認するとともに、幅方向断面において剥離の有無を確認した。
その結果を、表1に、インナーライナーが剥離している場合は「有」、剥離が認められない場合は「無」として示している。
[空洞共鳴音の低減効果]
各供試タイヤをリム(16×6.5J)に装着し、内圧250kPa(相当圧)を充填し、鉄板表面を有する直径1.7mの鉄製ドラムを備えるドラム試験機に取り付け、タイヤ負荷質量5.0kN、速度60km/hの条件のもと定速で転動させた。その際に、ホイール分力計を用いて上下方向タイヤ軸力(Fz)を測定することにより得られる周波数スペクトルから、空洞共鳴音に対応する周波数のピーク値を測定することにより、各供試タイヤの空洞共鳴音を測定した。
その結果を、表1に、比較例タイヤ1で発生した空洞共鳴音のピーク値からの低減量を、空洞共鳴音の低減量(dB)として示す。数値が大きいほど、空洞共鳴音の低減量が大きいことを意味している。
Figure 2019031235
発明例タイヤにおいては、比較例タイヤに比し、インナーライナーのタイヤ幅方向端における剥れを抑制してタイヤの耐久性を向上させるとともに、空洞共鳴音を低減していることが分かった。
1:ビード部、 2:サイドウォール部、 3:トレッド部、 4:補強ゴム層、 4R:補強ゴム層のタイヤ径方向延在領域、 5:ビードコア、 6:カーカス、 7,37:インナーライナー、 7E,37E:インナーライナーのタイヤ幅方向端、 L7:インナーライナーのペリフェリー幅、 8,18,28,38:制音層、 8EA:制音層のタイヤ径方向端、 8EB:制音層のタイヤ径方向内側端、 L8:制音層のペリフェリー幅、 28N:狭幅部、 28W:広幅部、 38A:基部、 38B:本体部、 9:ベルト、 W9:ベルトのタイヤ幅方向幅、 10,30:タイヤ、 10S,30S:タイヤの内周面、 10BS,30BS:タイヤ本体の内周面、 11:周方向溝、 CL:タイヤ赤道面、 LS:重複ペリフェリー幅、 TE:トレッド接地端、 TW:タイヤ最大幅位置

Claims (4)

  1. 一対のビード部からサイドウォール部を経てトレッド部に至る、カーカスと、タイヤ本体の内周面に配置された、インナーライナーと、を備えるタイヤであって、
    前記タイヤの内周面の少なくとも一部を覆う、制音層を備え、
    前記インナーライナーが、前記タイヤ本体の内周面上に、タイヤ周方向に円環状に延在するタイヤ幅方向端を有し、
    前記制音層が、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端の周上の少なくとも一部を覆うように、該タイヤ幅方向端上に固着されていることを特徴とするタイヤ。
  2. 前記制音層が、前記インナーライナーのタイヤ幅方向端の全周を覆うように、該タイヤ幅方向端上に固着されている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記サイドウォール部に、補強ゴム層を備え、
    前記インナーライナーのタイヤ幅方向端が、前記補強ゴム層のタイヤ径方向延在領域内に位置している、請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記インナーライナーのタイヤ幅方向端が、前記タイヤの最大幅位置よりもタイヤ径方向外側に位置している、請求項3に記載のタイヤ。
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