JP2019031012A - 包装袋の製造方法 - Google Patents
包装袋の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019031012A JP2019031012A JP2017153159A JP2017153159A JP2019031012A JP 2019031012 A JP2019031012 A JP 2019031012A JP 2017153159 A JP2017153159 A JP 2017153159A JP 2017153159 A JP2017153159 A JP 2017153159A JP 2019031012 A JP2019031012 A JP 2019031012A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- buffer
- packaging bag
- interior
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 title claims abstract description 91
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 86
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 78
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 185
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 65
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 23
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 19
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 17
- 239000002356 single layer Substances 0.000 claims description 10
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 5
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 5
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 37
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 24
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 5
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 239000011111 cardboard Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 235000012907 honey Nutrition 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 2
- 239000012945 sealing adhesive Substances 0.000 description 2
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 239000010849 combustible waste Substances 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000011086 glassine Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000002648 laminated material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- -1 spunbond or spunlace Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
【解決手段】包装袋の製造方法は、開口をもつ袋状の外装体となる外装材を供給する第一供給工程と、所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部が千鳥状に設けられ、前記外装体に内装される内装体となるシート状の内装材を前記所定方向と交差する方向へ伸張することなく折り重ねられた状態で供給する第二供給工程と、前記第一供給工程で供給された前記外装材のうち前記開口の一側および他側のそれぞれに配置される外装端縁領域と前記第二供給工程で供給された前記内装材のうち前記所定方向に交差する方向の端縁にそれぞれ配置される内装端縁領域とを貼り合わせる貼合工程とを含む。
【選択図】図9
Description
しかしながら、上述したような厚み方向の緩衝代が予め設けられたマット状の緩衝材を用いた包装袋の製法は、緩衝代を形成するための緩衝材の伸張が考慮されていないため、シート状の緩衝材を用いた包装袋の製造にそのまま適用することはできない。
本実施形態では、はじめに製造対象の包装袋を説明し、包装袋へ組み立てられるシート材を説明する。その後に、包装袋の製造方法を説明する。
包装袋の説明では、開口が上向きに配置された状態の包装袋について述べる。なお、重力の作用方向を下方とし、下方の反対方向を上方とする。
包装袋の製造方法では、緩衝部となる内装材として用いられる帯状の連続体が繰り出される形態を例示する。この繰出方向については、連続体の長手方向(帯の延びる方向)と一致し、MD方向と呼ぶ。このMD方向に直交する方向については、連続体の帯幅方向と一致し、CD方向と呼ぶ。
まず、図1および図2を参照して、包装袋の本体袋10を説明する。
本体袋10は、フラップ19で開閉される開口9が上部に形成されたマチ無しの封筒型に設けられる。ここでは、本体袋10として角形封筒を例示するが、長形封筒や洋形封筒あるいは規格外の封筒を本体袋に用いてもよい。
この本体袋10には、互いに対向する第一面部11と第二面部12とが設けられる。
さらに、第一面部11には、上方に突出して設けられたフラップ19が連設される。
緩衝部20は、クッションペーパやハニーペーパなどとも称され、複数の切れ込み部23aが千鳥状に設けられたシート状の緩衝材である。
また、緩衝部20は、本体袋10に内装され、第一面部11の上端縁部110と第二面部12の上端縁部120との間に架け渡されて懸架される。
ここでは、第一面部11の上端縁部110のうち内面111に対して第一貼付端部21が貼り付けられ、同様に、第二面部12の上端縁部120のうち内面121に対して第二貼付端部22が貼り付けられる。一方、本体部23は、何れの部位にも貼り付けられることはない。
このように二つ折りにされた緩衝部20の本体部23は、図2に示すように、折線部230を挟んで第一貼付端部21側の第一本体部231と第二貼付端部22側の第二本体部232との二つの部位に大別される。
つまり、物品1が包装袋に入れられる前(包装袋の未使用時)には緩衝部20が伸張していない状態(以下「未伸張状態」という)であり、物品1が包装袋に入れられた後(包装袋の使用時)には緩衝部20が伸張した状態(以下「伸張状態」という)となる。
このように緩衝部20を伸張可能とする構造は、本体部23に設けられる。
以下、未伸張状態の本体部23を説明し、その後に伸張状態の本体部23を説明する。
本体部23には、多数の切れ込み部23aが切り込まれて形成されている。これらの切れ込み部23aは、緩衝部20のうち少なくとも本体部23に設けられている。
切れ込み部23aは、懸架方向(ここでは上下方向)に対して直交する方向(以下「幅方向」という)に延びている。
切れ込み部23aの幅方向寸法は、非切れ込み部23bの幅方向寸法よりも大きく設定されている。すなわち、切れ込み部23aの寸法を「L1」とし、非切れ込み部23bの寸法を「L2」とすれば、不等式1「L1>L2」が満たされる。
第一片部31は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向一方(図3では左方)と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向他方(図3では右方)とで挟まれる部位である。第二片部32は、第一パターンP1の切れ込み部23aの幅方向中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる部位である。第三片部33は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向一方とで挟まれる部位である。
第四片部34は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向一方と第二パターンP2の切れ込み部23a′の幅方向他方とで挟まれる。第五片部35は、第一パターンP1の切れ込み部23aの幅方向中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる。第六片部36は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向一方とで挟まれる。
図4に示すように、伸張状態の本体部23は、非伸張状態の本体部23と比較して、懸架方向に伸びている。このときの本体部23では、懸架方向から面部11,12の厚み方向(非伸張状態における本体部23の厚み方向)へ片部31〜36(図5および図6参照)が立ち上がり、立ち上がった片部31〜36によって立体状の緩衝セル40が形成される。言い換えれば、一つの切れ込み部23aに対して周囲に配置された片部31〜36が立ち上がることで、一つの緩衝セル40が出現する。
具体的には、最大伸張状態の緩衝部20において最も下方に位置する折線部230と本体袋10の底部13とが接触しないように設けられる。言い換えれば、緩衝部20のうち貼付端部21,22の上端21a,22aと本体袋10の底部13との間の上下寸法を「M1」とし、上端21a,22aと最大伸張状態の緩衝部20における折線部230との間の上下寸法を「M2」とすれば、不等式2「M1>M2」が満たされる。
逆に言えば、図2に示すように、最大伸張状態の緩衝部20が本体袋10の底部13と接触しないように、未伸張状態の緩衝部20における折線部230が本体袋10の底部13に対して予め所定寸法「M3」だけ上方に設けられている。すなわち、緩衝部20は、伸び代を見越して短く形成されている。
緩衝部20におけるパターンP1,P2の行数を「N」とし、貼付端部21,22の上下寸法を「M4」とすれば、近似式3「M2−M4≒(L1−L2)×(N/4)」が成立する。
この近似式3の左辺は、最大伸張状態における第一本体部231または第二本体部232の上下寸法を表している。
一方、近似式3の右辺のうち(L1−L2)は、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法、即ち、第一壁部41および第四壁部44の懸架方向の寸法を表している。
ここで、幅方向に延びる第二壁部42および第五壁部45の懸架方向寸法を無視すれば、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数(N/4)を、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法(L1−L2)に乗算した値(近似式3の右辺)は、第一本体部231または第二本体部232の最大伸張状態における上下寸法に近似するものと言える。
つぎに、図7を参照して、上述した包装袋に組み立てられるシート材を説明する。
このシート材は、本体袋10に組み立てられる本体シート材10Sと、緩衝部に組み立てられる緩衝シート材20Sとの二部材から構成される。すなわち、包装袋は、第一面部11および第二面部12をもつ本体袋10と緩衝部20とが別部材であり、本体シート材10Sおよび緩衝シート材20Sの二部材どうしを貼り付けて組み立てられる。
以下、本体シート材10Sの構成を述べた後に、緩衝シート材20Sの構成を述べる。
図7(A)に示すように、本体シート材10Sには、X方向に延びる二本の横罫線RX1,RX2(折曲線)がY方向に並んで設けられ、Y方向に延びる二本の縦罫線RY1,RY2(折曲線)がX方向に並んで設けられている。横罫線RX1,RX2は、一方の第一横罫線RX1が他方の第二横罫線RX2よりもY1方向側に配置されている。また、縦罫線RY1,RY2は、一方の第一縦罫線RY1が他方の第二縦罫線RY2よりもX1方向側に配置されている。
これらの罫線RX1,RX2,RY1,RY2で本体シート材10Sが折り曲げられることによって、本体袋10が組み立てられる。
この第一シート片11Sに対してY方向側には、第一横罫線RX1を介してY1方向側にフラップ19に対応するフラップシート片19Sが連設され、第二横罫線RX2を介してY2方向側に第二面部12に対応する第二シート片12Sが連設されている。
さらに、第一シート片11SのうちY1方向側の端縁には、緩衝シート材20Sの貼り付けられる第一本体貼付領域110Sが設定されている。同様に、第二シート片12SのうちY2方向側の端縁には、緩衝シート材20Sの貼り付けられる第二本体貼付領域120Sが設定される。
図7(B)に示すように、緩衝シート材20SのY1方向側およびY2方向側の各端部には、本体貼付領域110S,120S(外装端縁領域)に貼り付けられる緩衝貼付領域21S,22S(内装端縁領域)が設定される。緩衝貼付領域21S,22Sは、上述した貼付端部21,22に対応する領域である。なお、緩衝貼付領域21S,22Sには、切れ込み部23aが設けられていない。
また、緩衝シート材20Sには、X方向に延びる第三横罫線RX3がY方向中央に設けられている。この第三横罫線RX3は、折線部230に対応する折曲線である。
さらに、本体シート片23Sには、第三横罫線RX3に対してY1方向側に第一本体部231に対応する第一本体シート片231Sが設けられる。一方、第三横罫線RX3に対してY2方向側には、第二本体部232に対応する第二本体シート片232Sが設けられる。
つぎに、包装袋の使用方法を説明する。
図1および図2に示すように、はじめにフラップ19を開いて開口9を開放し、本体袋10を開封する。
そして、本体袋10における第二面部12の上端縁部120にフラップ19を貼り付けて、包装袋を封緘する。このとき、物品1が緩衝セル40で囲まれる。
つぎに、包装袋の製造方法を説明する。
本方法の製造対象である包装袋は、上述したように、物品1によって緩衝部20が伸長させられることで、緩衝セル40が立ち上がって出現し、緩衝機能を発揮する状態に変化する。逆に言えば、未伸長状態の緩衝部20がシート状であることから、エアクッションやフォーミングクッションといった緩衝用の変形代の設けられた緩衝材が用いられた包装袋と比較して、未使用時における包装袋の嵩張りを抑えることができる。
このように内装材の未伸長状態が保持された製造方法について、第一製法および第二製法の二つを例に挙げて説明する。
内装原反は、繰り出すことが可能な状態であれば配置の状態は特に限定されるものではない。たとえば、内装原反が配置された状態としては、巻回された状態、Z字状に折り畳んだ状態などが挙げられる。ここでは、巻回された状態の内装原反を例示する。
さらに、第一製法で用いられる内装原反は、第三横罫線RX3(図7参照)に対応する箇所で折り重ねられた二層(複層)をなす状態である。これに対し、第二製法で用いられる内装原反は、折り重ねられておらず、単層をなす状態である。
以下、図8を参照して、第一製法について順を追って説明する。
まず、図8(A)に示すように、本体シート材10Sを供給し、供給された本体シート材10Sにおける第二本体貼付領域120S(第二外装端縁領域)に接着剤を付与する。この第二本体貼付領域120Sは、開口9の他側を形成する箇所に配置される。
つづいて、図8(B)に示すように、供給された緩衝シート材20Sにおける第二緩衝貼付領域22S(第二内装端縁領域)と、接着剤の付与された第二本体貼付領域120Sとを貼り合わせる。
この内装原反20Wは、CD方向へ伸張されることなくMD方向に繰り出される。言い換えれば、内装原反20Wは、繰り出しによる送給時に未伸張状態が保持される。
それから、図8(D)に示すように、包装袋の底部13(図1および図2参照,開口9に対向する部位)に対応する底領域13Sの折線で本体シート材10Sを折って重ね合わせる。
そして、緩衝シート材20Sのうち第一緩衝貼付領域21S(第一内装端縁領域)と、接着剤の付与された第一本体貼付領域110Sとを貼り合わせる。
すなわち、緩衝シート材20SのうちCD方向(所定方向に交差する方向)の端縁(図8では左側または右側の緩衝貼付領域21S,22S)と、本体シート材10Sのうち本体貼付領域110S,12Sとを貼合する。
なお、緩衝シート材20Sを本体シート材10Sに貼り合わせる際や本体シート材10Sを袋状にする糊付けには、公知の粘着剤や接着剤(以下「接着剤」と略称する)を用いることができる。接着剤の付与には、噴霧器や刷毛による塗布,印刷により塗布,テープ状の付与といった種々の付与形態が含まれる。
はじめに、本体シート材10Sを供給する第一供給工程が実施される(ステップA10)。つづいて、第一供給工程で供給された本体シート材10Sの第二本体貼付領域120Sに接着剤を付与する第一付与工程(貼合工程)が実施される(ステップA30)。
つづいて、第一付与工程で接着剤が付与された第二本体貼付領域120Sと、第二供給工程で供給された緩衝シート材20Sの第二緩衝貼付領域22Sとを接着(貼合)する第一接着工程(貼合工程)が実施される(ステップA40)。
その後、底領域13Sで本体シート材10Sを折って重ね合わせる折重製袋工程(製袋工程)が実施される(ステップA60)。
そして、緩衝シート材20Sの第一緩衝貼付領域21Sと、第二接着工程で接着剤の付与された第一本体貼付領域110Sとを接着(貼合)する第二接着工程(貼合工程)が実施される(ステップA70)。
その後、通常の製袋工程と同様に、糊代シート片18Sを第二シート片12Sに折り重ねて糊付ける他の製袋工程が実施される(ステップA80)。
上述した第一製法に対して、第二製法は、下記の点が主に相異する。
相違点1:熱可塑性の層がラミネートされた本体シート材を用いる点
相違点2:単層をなす状態(折り重ねられていない状態)の内装原反を繰り出す点
相違点1は、本体シート材のラミネート層を溶融または軟化(以下、単に「溶融」という)させて加熱および加圧することで熱圧着(接着作用)が得られることから、第一製法で実施される接着剤の付与や付与された接着剤による接着の工程が省略される。
相違点2は、内装原反が包装袋において折り重ねられた状態の緩衝部となることから、予め折り重ねられた内装原反20Wを用いる第一製法では実施されない内装原反の折り重ねの工程が実施される。
まず、図10(A)に示すように、単層をなす状態の内装原反20W′が繰り出される。それから、第三横罫線RX3(図7参照)に対応する折重線RX3′で内装原反20W′が折り重ねられる。このように送給される内装原反20W′は、第一製法と同様に、CD方向への未伸張状態が保持される。
得られた緩衝シート材20S′の第一緩衝貼付領域21S′は、供給された本体シート材10S′の第一本体貼付領域110S′に対して載置される。
この本体シート材10S′には、包装袋において内側となる表面にポリエチレン樹脂の層がラミネートされている。一方、緩衝シート材20S′に裁断される内装原反20W′には、熱可塑性の層がラミネートされていない。
そして、これらの貼付領域110S′,120S′,21S′,22S′を熱圧処理し、本体貼付領域110S′,120S′のラミネート層を溶融させる。この溶融によって、第一本体貼付領域110S′と第一緩衝貼付領域21S′とが熱圧着されるとともに、第二本体貼付領域120S′と第二緩衝貼付領域22S′とが熱圧着される。
最後に、図10(C)に示すように、通常の製袋と同様に、糊代シート片18S′を第二シート片12S′に折り重ねて糊付ける。
はじめに、本体シート材10S′を供給する第一供給工程が実施される(ステップB10)。
また、緩衝シート材20S′を供給する第二供給工程が実施される(ステップB20)。この第二供給工程では、単層をなす状態の内装原反20W′を繰り出す単層繰出工程(繰出工程)が実施され(ステップB22)、単層繰出工程で繰り出された内装原反20W′を折重線RX3′で折り重ねる折重供給工程が実施される(ステップB24)。その後、折重供給工程で折り重ねた内装原反20W′を裁断線A′で裁断する裁断工程が実施される(ステップB26)。
その後、通常の製袋工程と同様に、糊代シート片18S′を第二シート片12S′に折り重ねて糊付ける他の製袋工程が実施される(ステップB50)。
本実施形態は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
[5−1.包装袋]
まず、包装袋に関する作用および効果を述べる。
(1)包装袋に物品1を入れて緩衝部20の本体部23に載せることで、未伸張状態ではシート状の本体部23が伸び、伸張状態となった本体部23には、切れ込み部23aのそれぞれに対応する立体状の緩衝セル40が出現する。本体袋10の内部に出現した緩衝セル40で物品1が囲まれることにより、物品1の保護性を確保することができ、包装袋に緩衝性を持たせることができる。
そのうえ、未伸張状態の本体部23がシート状であることから、エアクッションやフォーミングクッション,片面段ボールといった緩衝用の変形代が設けられた緩衝材が用いられた包装袋と比較して、未使用時の包装袋の嵩張りを抑えることができる。
また、緩衝部20は、本体袋10の内部で伸びることによって緩衝機能を発揮することから、伸び代を見越して短く形成されている。そのため、平面状の材料シートを波打たせる加工(フルート加工)を施して製造される片面段ボールシートが緩衝材に用いられる包装袋と比較して、緩衝材の量あるいは重さを抑えることができる。
そのほか、内面111,121に貼付端部21,22が貼り付けられることで、本体袋10のフラップ19と緩衝部20との干渉が防止され、開口9を円滑に開閉することができる。
具体的には、未使用時の包装袋において本体部23が設けられる箇所では、第一面部11,第一本体部231,第二本体部232,第二面部12の順に四つのシート片が積層される。これに対して、三つ以上に折られた緩衝部では、三つ以上の本体部が折り畳まれ、五つ以上のシート片が積層される。したがって、折り畳まれた本体部23の厚みが抑えられることで、包装袋の嵩張りを抑えることができる。
つぎに、包装袋の製造方法に関する作用および効果を述べる。
ここで述べる作用および効果では、はじめに第一製法および第二製法に共通する概要を述べ、その後に各製法に特有の詳細を述べる。
(1)第二供給工程において緩衝シート材20S,20S′に裁断される内装原反20W,20W′がCD方向へ伸張されることなく供給される。すなわち、包装袋の緩衝部20がユーザによって伸張させられることを考慮して、製造時には、緩衝部20に対応する内装原反20W,20W′や緩衝シート材20S,20S′を伸張させないようにしている。このように未伸張状態の保持された緩衝シート材20S,20S′と本体シート材10S,10S′とが貼り合わせられることにより、伸張することで緩衝代が出現するシート状の緩衝材を用いた包装袋を製造することができる。
(3)第一供給工程で供給された本体シート材10S,10S′は、折重製袋工程で折り重ねられて製袋されることから、本体袋に相当する袋の製袋ラインに緩衝シート材20S,20S′を付加する設備を追加するだけで、包装袋を製造することができる。すなわち、通常の製袋ラインに大幅な変更を加えることなく、緩衝部20用の製造パートを増設するだけで、包装袋の製造が可能となる。
(1)第一製法では、折り重ねられて二層をなす状態の内装原反20Wを繰り出すことから、第二製法で実施される折重供給工程を省略することができ、設備コストの上昇を抑えることができる。
なお、第二製法で用いられるラミネート加工された内装原反20W′を第一製法で用いてもよい。この製法に熱圧着工程を設けた場合には、接着工程による接着のほか、熱圧着工程による熱圧着によって本体貼付領域110S,120Sと緩衝貼付領域21S,22Sとを強固に結合させることができる。
これに対して第一製法では、第二本体貼付領域120Sと第二緩衝貼付領域22Sとを貼り合わせてから、本体シート材10Sを底領域13Sで折って重ね合わせたうえで、第一本体貼付領域110Sと第一緩衝貼付領域21Sとを貼り合わせている。このように折重製袋工程の前後のそれぞれで接着工程が実施されるため、未伸張状態の保持された緩衝シート材20Sを本体シート材10Sに貼り合わせることができる。
(1)第二製法では、単層をなす状態の内装原反20W′が繰り出され、その後に内装原反20W′が折重線RX3′で折り重ねられる。このことから、第一製法のように予め二層に折り重ねられた内装原反20Wを用意しなくてもよく、資材コストの上昇を抑えることができる。
最後に、本実施形態のその他の変形例について述べる。
[6−1.包装袋]
まず、包装袋に関する変形例を述べる。
切れ込み部および非切れ込み部は、幅方向に延びる配向に限らず、少なくとも懸架方向に対して交差する方向に延びていればよい。このような配向により、緩衝部を懸架方向に伸張させることができる。この場合の内装原反における切れ込み部の配向は、MD方向に対して平行ではないものの、MD方向に沿う(CD方向に交差する)配向となる。
本体袋には、フラップが設けられたマチ無しの封筒型に限らず、たとえば角底袋,ガセット袋,ピロー袋、スタンディングパウチといったさまざまな型式の袋を用いることができ、マチ付きの袋やフラップ無しの袋を用いてもよい。この場合には、さまざまな型式の袋に対応して形状の本体シート材が用いられる。
つぎに、包装袋の製造方法に関する変形例を述べる。
上述した第一製法における第一本体貼付領域への接着剤の付与は、実施タイミングを問わず、第二本体貼付領域への接着剤の付与と同時あるいはこの付与以前に実施されてもよい。
また、繰り出される内装原反には、CD方向(所定方向)に沿って複数の切れ込み部が千鳥状に設けられていてもよい。この場合には、内装原反をCD方向に沿って裁断してからCD方向に沿う折曲線で折り曲げる。このようにして得られた緩衝シート材の緩衝貼付領域と、本体シート材の本体貼付領域とを貼り合わせる。たとえば、内装原反から裁断された二つ折りの緩衝シート材と、上述した本体シート材をその延在平面において90°回転させた配向の本体シート材とが貼り合わせられる。
あるいは、予め袋状に形成された本体袋(外装材)を供給し、この本体袋に緩衝シート材(内装材)を内装してもよい。たとえば、緩衝シート材の緩衝貼付領域を既存の封筒に貼り合わせてもよい。この場合には、製袋工程を省略することができ、既存の本体袋に緩衝シート材を増設するだけで上述した包装袋を製造することができる。
9 開口
10 本体袋(外装体)
10S 本体シート材(外装材)
11,12 面部
110,120 上端縁部(第一端縁部,第二端縁部)
110S,120S 本体貼付領域(外装端縁領域)
13S 底領域
13 底部
14,15 側部
18S 糊代シート片
19 フラップ
19S フラップシート片
20 緩衝部(内装体)
20S 緩衝シート材(内装材)
20W 内装原反(内装材)
21,22 貼付端部
21S,22S 緩衝貼付領域(内装端縁領域)
23 本体部
23S 本体シート片
230 折線部
231S,232S 本体シート片
23a,23a′ 切れ込み部
23b,23b′ 非切れ込み部
31,32,33,34,35,36 片部
40 緩衝セル
41,42,43,44,45,46 壁部
A 裁断線
RX1,RX2 横罫線(折曲線)
RY1,RY2 縦罫線(折曲線)
RX3 第三横罫線
RX3′ 折重線
Claims (8)
- 開口をもつ袋状の外装体となる外装材を供給する第一供給工程と、
所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部が千鳥状に設けられ、前記外装体に内装される内装体となるシート状の内装材を前記所定方向と交差する方向へ伸張することなく折り重ねられた状態で供給する第二供給工程と、
前記第一供給工程で供給された前記外装材における前記開口の一側および他側のそれぞれに配置される外装端縁領域と前記第二供給工程で供給された前記内装材のうち前記所定方向に交差する方向の端縁にそれぞれ配置される内装端縁領域とを貼り合わせる貼合工程と
を含むことを特徴とする包装袋の製造方法。 - 前記第二供給工程は、帯状の前記内装材を繰り出す繰出工程と、前記繰出工程で繰り出された前記内装材を繰出方向に対して交差する裁断線で裁断する裁断工程と
を含むことを特徴とする請求項1に記載された包装袋の製造方法。 - 前記繰出工程は、折り重ねられて複層をなす状態で前記内装材を繰り出す複層繰出工程を含む
ことを特徴とする請求項2に記載された包装袋の製造方法。 - 前記繰出工程は、単層をなす状態で前記内装材を繰り出す単層繰出工程を有し、
前記第二供給工程は、前記裁断工程で前記内装材が裁断される前に、前記単層繰出工程で繰り出された前記内装材を折り重ねる折重供給工程を含む
ことを特徴とする請求項2に記載された包装袋の製造方法。 - 前記貼合工程は、前記内装端縁領域および前記外装端縁領域の少なくとも一方に接着剤を付与する付与工程と、前記付与工程で付与された前記接着剤で前記内装端縁領域と前記外装端縁領域とを接着する接着工程と
を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。 - 前記第一供給工程で供給された前記外装材を製袋する製袋工程を含む
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。 - 前記製袋工程は、前記開口に対向する底部に対応する底領域で前記外装材を折って重ね合わせる折重製袋工程を含み、
前記付与工程は、前記折重製袋工程よりも前に前記内装端縁領域の一方と前記外装端縁領域の一方とを前記付与工程で付与された前記接着剤で接着する第一接着工程と、前記折重製袋工程よりも後に前記内装端縁領域の他方と前記外装端縁領域の他方とを前記付与工程で付与された前記接着剤で接着する第二接着工程とを含む
ことを特徴とする請求項5を引用する請求項6に記載された包装袋の製造方法。 - 前記第一供給工程は、前記外装端縁領域を少なくとも含む領域に熱可塑性の層がラミネートされた前記外装材を供給し、
前記貼合工程は、前記外装端縁領域と前記内装端縁領域とを重ね合わせた状態で前記熱可塑性の層を溶融または軟化させる熱圧着工程を含む
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017153159A JP6926801B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | 包装袋の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017153159A JP6926801B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | 包装袋の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019031012A true JP2019031012A (ja) | 2019-02-28 |
JP6926801B2 JP6926801B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
ID=65522857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017153159A Active JP6926801B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | 包装袋の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6926801B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11401090B2 (en) * | 2017-06-26 | 2022-08-02 | David Paul Goodrich | Expanded slit sheet cushioning products with novel slit pattern and paper properties |
US11440305B2 (en) * | 2017-06-26 | 2022-09-13 | David Paul Goodrich | Embossed paper in combination with paper cushioning for shipping envelopes |
US11702261B2 (en) | 2017-06-26 | 2023-07-18 | David Paul Goodrich | Expanded slit sheet cushioning products with novel reduced dimension slit patterns |
CN117141053A (zh) * | 2023-10-27 | 2023-12-01 | 湖南大道新材料有限公司 | 一种双子袋生产设备 |
US12017820B2 (en) * | 2019-03-29 | 2024-06-25 | Beta (Shenzhen) Package Products Co., Ltd | Cushion pad and packaging bag thereof |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11216784A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-10 | Daiwa Houzai Kk | 逆止弁付き袋体 |
JP2010202280A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Tomoyuki Kon | 緩衝性を有する封筒 |
JP2014177052A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ringstone Co Ltd | 中仕切り付き底ガゼット袋の製造方法 |
-
2017
- 2017-08-08 JP JP2017153159A patent/JP6926801B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11216784A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-10 | Daiwa Houzai Kk | 逆止弁付き袋体 |
JP2010202280A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Tomoyuki Kon | 緩衝性を有する封筒 |
JP2014177052A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ringstone Co Ltd | 中仕切り付き底ガゼット袋の製造方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11401090B2 (en) * | 2017-06-26 | 2022-08-02 | David Paul Goodrich | Expanded slit sheet cushioning products with novel slit pattern and paper properties |
US11440305B2 (en) * | 2017-06-26 | 2022-09-13 | David Paul Goodrich | Embossed paper in combination with paper cushioning for shipping envelopes |
US11697536B2 (en) | 2017-06-26 | 2023-07-11 | David Paul Goodrich | Expanded slit sheet cushioning products with novel slit pattern and paper properties |
US11702261B2 (en) | 2017-06-26 | 2023-07-18 | David Paul Goodrich | Expanded slit sheet cushioning products with novel reduced dimension slit patterns |
US12023901B2 (en) | 2017-06-26 | 2024-07-02 | HexcelPack, LLC | Embossed paper in combination with paper cushioning for shipping envelopes |
US12110159B2 (en) | 2017-06-26 | 2024-10-08 | HexcelPack, LLC | Expanded slit sheet cushioning products with novel slit pattern and paper properties |
US12017820B2 (en) * | 2019-03-29 | 2024-06-25 | Beta (Shenzhen) Package Products Co., Ltd | Cushion pad and packaging bag thereof |
CN117141053A (zh) * | 2023-10-27 | 2023-12-01 | 湖南大道新材料有限公司 | 一种双子袋生产设备 |
CN117141053B (zh) * | 2023-10-27 | 2024-01-05 | 湖南大道新材料有限公司 | 一种双子袋生产设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6926801B2 (ja) | 2021-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6690630B2 (ja) | 包装袋の製造方法 | |
JP6834736B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2019031012A (ja) | 包装袋の製造方法 | |
US11390445B1 (en) | Packaging products and associated material | |
JP6792693B2 (ja) | 完全リサイクル型の環境に優しい包装構造とその製造方法 | |
US8960439B2 (en) | Wet tissue package and production method for same | |
JP6834840B2 (ja) | 包装袋の製造方法 | |
JP6881265B2 (ja) | 包装袋 | |
JP7439967B2 (ja) | 包装袋 | |
JP7392891B2 (ja) | 包装袋を用いた物品の収納方法 | |
US20220009690A1 (en) | Crush resistant packaging materials and constructions | |
JP2020070036A (ja) | 内装ユニットおよび包装袋 | |
JP2019031303A (ja) | 包装袋 | |
JP6973548B2 (ja) | 包装袋 | |
JP6973547B2 (ja) | 包装袋の製造方法 | |
JP7424224B2 (ja) | 包装袋 | |
JP7087943B2 (ja) | 包装袋 | |
JP3844828B2 (ja) | ガセット袋及びその製造方法 | |
JP7424225B2 (ja) | 包装袋 | |
JP7424223B2 (ja) | 包装袋 | |
JP3563380B2 (ja) | 合成樹脂製チャック付の袋体 | |
JP2020100160A5 (ja) | ||
JP2001206449A (ja) | 緩衝シートおよび緩衝封筒 | |
JP2023073049A (ja) | 包装体 | |
JP2022131914A (ja) | チャック付き紙容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6926801 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |